JP2011160218A - 最適な警告方法を選択して警告を行う複合機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の複合機は、読取原稿検出装置と、排紙原稿検出装置と、人感センサと、操作パネルと、音声出力部を備える。読取原稿検出装置または排紙原稿検出装置が、原稿の取り忘れを検出する。最適な警告方法を選択するために人感センサを利用し、人感センサの反応に応じて、操作パネルまたは音声出力部等によって方法を変えて警告を行う。
【選択図】図3
Description
はじめに、本実施形態における複合機の構成の説明を行う。図1は、本実施形態における複合機の構成図である。複合機10は、スキャナ部101と、読取原稿検出装置102と、操作パネル103と、音声出力部104と、人感センサ105と、排紙部106と、排紙原稿検出装置107を備える。
次に、本発明の実施形態による複合機の内部構成について説明する。図2は、本願発明の実施形態による複合機の内部構成のブロック図である。100は制御部、102は読取原稿検出装置、103は操作パネル、104は音声出力部、105は人感センサ、107は排紙原稿検出装置、108は内部メモリ、109はネットワークインターフェース部である。制御部100は、人感センサ105によって検出した操作パネル103を操作できる範囲に利用者がいるかどうかの情報、読取原稿検出装置102によって検出した読取原稿の有無の情報、排紙原稿検出装置107によって検出した排紙原稿の有無の情報を内部メモリに記憶する。また、制御部100は、内部メモリ108を参照して、操作パネル103を操作できる範囲に利用者がいるかどうかの情報、読取原稿の有無の情報、排紙原稿の有無の情報を参照して、取り忘れ原稿の有無と警告方法を判断し、操作パネル103、音声出力部104、ネットワークインターフェース部109のいずれかにより、利用者へ取り忘れ原稿の回収を促すための警告を行うように指示する。本実施形態による複合機の警告方法を実施させるためのプログラムは、記憶媒体110に格納されており、実行時に内部メモリ108にロードされる。
次に、本実施形態における複合機10の動作方法の説明を行う。図3は、複合機10のコピー機能を利用した場合における動作方法の説明である。
複合機10の利用者が、操作パネル103を操作できる範囲に入ると、人感センサ105が利用者の存在を検出する。人感センサ105の検出結果として、利用者を検出した状態が複合機10の内部メモリ108に書き込まれる。
利用者がスキャナ部101に設置した原稿が、読取原稿検出装置102により検出される。読取原稿検出装置102の検出結果として、原稿を検出した状態が複合機10の内部メモリ108に書き込まれる。
利用者は操作パネル103を操作することにより、複合機のコピー機能を利用する。
ステップS102によって、排紙部106に原稿が排紙され、排紙原稿検出装置107が原稿の存在を検出する。排紙原稿検出装置107の検出結果として、原稿を検出した状態が複合機10の内部メモリ108に書き込まれる。
複合機10は、読取原稿検出装置102または排紙原稿検出装置107が原稿の存在を検出しているかどうかを確認する。原稿が除かれる時点で、読取原稿検出装置102または排紙原稿検出装置107によって内部メモリ108に原稿なしの情報が書き込まれている。内部メモリ108を参照して、原稿を検出していれば、ステップS105に進み、原稿を検出していなければ、コピー機能を終了する。
複合機10は、人感センサ105が利用者を検出しているかどうかを確認する。利用者が操作パネル103を操作できる範囲を離れる時点で、人感センサ105によって内部メモリ108に利用者なしの情報が書き込まれている。内部メモリ108を参照して、利用者を検出していれば、ステップS106に進み、利用者を検出していなければ、ステップS107に進む。
複合機10は、読取原稿有または排紙原稿有の警告を、操作パネル103の警告表示機能を利用して表示し、利用者に取り忘れ原稿の回収を促す。この際、音声出力部104からの音声による警告は、発生させない。利用者が操作パネル103を操作できる範囲にいる場合には、音声による警告を行わないようにすることで、複合機10が騒音源になることを防ぐことができる。
複合機10は、利用者なしの情報が書き込まれてから、一定時間経過後、音声出力部104から、警告音または警告音声を出力する。この警告によって、利用者に対して、取り忘れ原稿の回収を促す。利用者が操作パネル103を操作できる範囲にいない場合には、操作パネル103に警告を表示させずに、音声出力部から音声によって警告を行うことによって、利用者へ効果的に取り忘れ原稿の回収を促すことができる。音声出力開始時間は、複合機10の機能により設定することができる。例えば、利用者なしの情報が書き込まれてから、1秒後に、警告音または警告音声を出力する等の設定が可能である。
複合機10は、内部メモリ108を参照し、読取原稿検出装置102または排紙原稿検出装置107によって、内部メモリ108が更新されているかどうかを確認する。まだ原稿を検出していれば、ステップS109に進み、原稿を検出していなければ、ステップS110に進む。
音声出力部104からの警告については、取り忘れ原稿が回収されない場合には、操作パネル103によって、警告を解除することができる。また、複合機10の機能により、音声出力時間を設定することができる。例えば、音声により5秒間の警告を出力した後、自動的に警告を終了する等の設定が可能である。
操作パネル103による警告または音声出力部104による警告を終了する。
複合機10の利用者が、操作パネル103を操作できる範囲に入ると、人感センサ105が利用者の存在を検出する。人感センサ10の検出結果として、利用者を検出した状態が複合機10の内部メモリ108に書き込まれる。
利用者がスキャナ部101に設置した原稿が、読取原稿検出装置102により検出される。読取原稿検出装置102の検出結果として、原稿を検出した状態が複合機10の内部メモリ108に書き込まれる。
利用者は操作パネル103を操作することにより、複合機のスキャナ機能またはファクシミリ機能を利用する。
複合機10は、読取原稿検出装置102が原稿の存在を検出しているかどうかを確認する。原稿が除かれる時点で、読取原稿検出装置102によって内部メモリ108に原稿なしの情報が書き込まれている。内部メモリ108を参照して、原稿を検出していれば、ステップS204に進み、原稿を検出していなければ、スキャナ機能またはファクシミリ機能を終了する。
複合機10は、人感センサ105が利用者を検出しているかどうかを確認する。利用者が操作パネル103を操作できる範囲を離れる時点で、人感センサ105によって内部メモリ108に利用者なしの情報が書き込まれている。内部メモリ108を参照して、利用者を検出していれば、ステップS205に進み、利用者を検出していなければ、ステップS206に進む。
複合機10は、読取原稿有の警告を、操作パネル103の警告表示機能を利用して表示し、利用者に取り忘れ原稿の回収を促す。この際、音声出力部104からの音声による警告は、発生させない。利用者が操作パネル103の近くにいる場合には、音声による警告を行わないようにすることで、複合機10が騒音源になることを防ぐことができる。
複合機10は、利用者なしの情報が書き込まれてから、一定時間経過後、音声出力部104から、警告音または警告音声を出力する。この警告によって、利用者に対して、取り忘れ原稿の回収を促す。利用者が操作パネル103を操作できる範囲にいない場合には、操作パネル103に警告を表示させずに、音声出力部から音声によって警告を行うことによって、利用者へ効果的に取り忘れ原稿の回収を促すことができる。音声出力開始時間は、複合機10の機能により設定することができる。例えば、利用者なしの情報が書き込まれてから、1秒後に、警告音または警告音声を出力する等の設定が可能である。
複合機10は、内部メモリ108を参照し、読取原稿検出装置102によって、内部メモリ108が更新されているかどうかを確認する。まだ原稿を検出していれば、ステップS208に進み、原稿を検出していなければ、ステップS209に進む。
音声出力部104からの警告については、取り忘れ原稿が回収されない場合には、操作パネル103によって、警告を解除することができる。また、複合機10の機能により、音声出力時間を設定することができる。例えば、音声により5秒間の警告を出力した後、自動的に警告を終了する等の設定が可能である。
操作パネル103による警告または音声出力部104による警告を終了する。
100 制御部
101 スキャナ部
102 読取原稿検出装置
103 操作パネル
104 音声出力部
105 人感センサ
106 排紙部
107 排紙原稿検出装置
108 内部メモリ
109 ネットワークインターフェース部
110 記憶媒体
Claims (7)
- 取り忘れ原稿の有無を確認する原稿検出装置と、
利用者を検出するための人感センサと、
人感センサによって利用者を検出しなかった場合には、取り忘れ原稿有りの警告を音声で行うための音声出力部と、
人感センサによって利用者を検出した場合には、音声による警告を行わずに、取り忘れ原稿有りの警告を表示する操作パネル
を具備する複合機。 - 取り忘れ原稿の有無を確認する原稿検出装置と、
利用者を検出するための人感センサと、
人感センサによって利用者を検出しなかった場合には、取り忘れ原稿有りの警告をネットワーク経由で行うためのネットワークインターフェースと、
人感センサによって利用者を検出した場合には、ネットワーク経由で警告を行わずに、取り忘れ原稿有りの警告を表示する操作パネル
を具備する複合機。 - 請求項1または請求項2の複合機であって、
前記人感センサの利用者検出範囲を変更することができる機能
を具備する複合機。 - 複合機において、
人感センサによって、利用者を検出しているかどうかを確認するステップと、
利用者を検出している場合は、操作パネルに警告を表示するステップと、
利用者を検出していない場合は、音声出力部から警告を出力するステップ
を具備する警告方法。 - 複合機において、
人感センサによって、利用者を検出しているかどうかを確認するステップと、
利用者を検出している場合は、操作パネルに警告を表示するステップと、
利用者を検出していない場合は、ネットワークを経由して利用者に警告するステップ
を具備する警告方法。 - 取り忘れ原稿があるかどうかを判定するステップと、
複合機の操作パネルを操作できる範囲に利用者がいるかどうかを判定するステップと、
複合機の操作パネルを操作できる範囲に利用者がいなかった場合には、取り忘れ原稿有りの警告を音声で行うように指示するステップと、
複合機の操作パネルを操作できる範囲に利用者がいた場合には、音声による警告を行わずに、取り忘れ原稿有りの警告を操作パネルに表示させる指示を行うステップ
を具備するプログラム。 - 取り忘れ原稿があるかどうかを判定するステップと、
複合機の操作パネルを操作できる範囲に利用者がいるかどうかを判定するステップと、
複合機の操作パネルを操作できる範囲に利用者がいなかった場合には、取り忘れ原稿有りの警告を音声で行うように指示するステップと、
複合機の操作パネルを操作できる範囲に利用者がいた場合には、音声による警告を行わずに、取り忘れ原稿有りの警告を、ネットワークを経由して利用者に警告する指示を行うステップ
を具備するプログラム。
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