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JP2007171254A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2007171254A
JP2007171254A JP2005364729A JP2005364729A JP2007171254A JP 2007171254 A JP2007171254 A JP 2007171254A JP 2005364729 A JP2005364729 A JP 2005364729A JP 2005364729 A JP2005364729 A JP 2005364729A JP 2007171254 A JP2007171254 A JP 2007171254A
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forming apparatus
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JP2005364729A
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Tomoya Motoyoshi
知也 本吉
Hiromichi Toda
拓道 戸田
Tomohiro Kiriyama
知宏 桐山
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Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
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Abstract

【課題】画像形成装置において出力された記録紙の取り忘れを減らす。
【解決手段】ユーザ登録判断手段9は、記録紙が排紙されてから一定時間の間に取り除かれなかった場合に、出力指示を行ったユーザと取り忘れ回数とを対応付けて取り忘れユーザリスト領域72に記憶させ、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されているユーザの取り忘れ回数が所定回数に達した場合には、当該ユーザを常習者リスト領域73に記憶させる。そして、常習者リスト領域73に記憶されているユーザが出力指示を行った場合には、警告手段16により、取り忘れ防止を警告する警告メッセージをユーザ端末30の表示部に表示させる。警告したにもかかわらず、再度取り忘れをしたユーザについては、出力拒否ユーザリスト領域74に記憶させ、画像形成手段3による画像形成を拒否する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のユーザが使用する画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ、複写機等の画像形成装置が広く使用されている。会社や学校等では、1台の画像形成装置を複数のユーザが使用する場合が多く、画像形成装置により出力された記録紙が取り忘れられている場合がある。特に、機密文書を出力した場合には、長時間放置されることは好ましくない。
出力後の記録紙が放置されることを防止するために、例えば、受信した印刷データに基づいて印刷を行った後、基準時間以上、排紙受けに記録紙が放置されている場合に、記録紙が放置されている排紙受け、出力装置の設置場所等を示す情報を電子メールで利用者宛に送信する出力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、出力用紙を取り忘れたユーザを特定するために、IDカードからユーザIDを読み取ったり、パスワードを入力したりすることにより、ユーザを特定し、出力用紙にユーザ情報を付加する複写機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−44255号公報 特開2000−10441号公報
しかし、上記従来技術は、記録紙が放置されていることをユーザに通知したり、出力したユーザを特定可能としたりするのみで、記録紙の取り忘れを減らすことは困難であった。
本発明は、画像形成装置において出力された記録紙の取り忘れを減らすことを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザからの出力指示に基づいて、記録紙に対して画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成が行われた記録紙を排紙するための排紙トレイと、前記記録紙が前記排紙トレイに排紙されてから予め定められた一定時間の間に取り除かれたか否かを検知する取り忘れ検知手段と、前記記録紙が前記一定時間の間に取り除かれなかった場合に、前記出力指示を行ったユーザと前記記録紙が前記一定時間の間に取り除かれなかった回数を示す取り忘れ回数とを対応付けて取り忘れユーザリスト領域に記憶させ、前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されているユーザの取り忘れ回数が予め定められた所定回数に達した場合には、当該ユーザを常習者リスト領域に記憶させる登録手段と、前記常習者リスト領域に記憶されているユーザが出力指示を行った場合に、取り忘れ防止を警告する警告メッセージを表示させる警告手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記警告メッセージを表示させた際の出力指示については、前記画像形成手段による画像形成を許可する出力許可手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記警告メッセージを表示させた際の出力指示において、さらに、前記記録紙が前記一定時間の間に取り除かれなかった場合に、前記登録手段は、前記出力指示を行ったユーザを出力拒否ユーザリスト領域に記憶させ、前記出力拒否ユーザリスト領域に記憶されているユーザが出力指示を行った場合に、前記画像形成手段による画像形成を拒否する出力拒否手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記出力拒否ユーザリスト領域に新たなユーザが記憶された場合に、当該ユーザを、当該画像形成装置の管理者の端末に通知する通知手段を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、当該画像形成装置の管理者に対して、前記出力拒否ユーザリスト領域を閲覧可能とする情報閲覧手段を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記出力拒否ユーザリスト領域に記憶されているユーザを削除する出力拒否ユーザ削除手段を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されているユーザ及び取り忘れ回数を削除する取り忘れユーザ削除手段を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されているユーザが出力指示を行い、前記記録紙が前記一定時間の間に取り除かれた場合に、前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されている当該ユーザの取り忘れ回数を1減算して取り忘れ回数とするカウンタ減算手段を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されている取り忘れ回数が0になった場合に、当該取り忘れユーザリスト領域に記憶されている取り忘れ回数と当該取り忘れ回数に対応付けられているユーザとを削除する自動削除手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、記録紙を取り忘れやすいユーザに記録紙を取り除くことを促すことができ、記録紙の取り忘れを減らすことができる。
請求項2に記載の発明によれば、記録紙を取り忘れやすいユーザに記録紙を取り除くことを促すことができる。
請求項3に記載の発明によれば、警告を無視し、改善の余地がないユーザに対しては、出力を拒否することができる。また、無駄な出力を行わなくてすむという効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、出力拒否ユーザリスト領域に記憶されたユーザを管理者が認識することができる。
請求項5に記載の発明によれば、出力拒否ユーザリスト領域に記憶されたユーザを管理者が認識することができる。
請求項6に記載の発明によれば、出力拒否ユーザリスト領域に記憶されたユーザに対して、再び画像形成装置を使用可能とすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、ユーザが記録紙を取り忘れたという履歴を削除することができる。
請求項8、9に記載の発明によれば、記録紙を一定時間の間に取り除いたというユーザの努力を反映させることができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置1の機能的構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、ネットワークを介してユーザ端末30及び管理者端末40と接続されている。画像形成装置1は、ユーザ端末30から受信した画像データに基づいて画像形成を行うプリンタ機能と、原稿を読み取って画像形成を行う複写機能と、を有する複合機である。
図1に示すように、画像形成装置1は、プリント制御手段2、画像形成手段3、排紙トレイ4、時間計測手段5、取り忘れ検知手段6、記憶手段7、排紙トレイ判断手段8、ユーザ登録判断手段9、カウンタ加算/減算手段10、画像読取手段11、入力手段12、表示手段13、ユーザ認識手段14、出力判断手段15、警告手段16、管理者アクセス手段17、情報アクセス手段18、情報閲覧手段19、通知手段20等を備える。
プリント制御手段2は、ユーザ端末30から受信した画像データ、又は画像読取手段11により読み取られた画像データに基づいて、画像形成手段3を制御する。また、プリント制御手段2は、画像形成手段3において画像形成が終了し、記録紙が排紙トレイ4に排紙された場合に、時間計測手段5に計測開始信号を出力する。また、プリント制御手段2は、ユーザにより排紙先のトレイが指定されている場合には、指定されたトレイを示す指定トレイ情報を排紙トレイ判断手段8に出力する。
画像形成手段3は、プリント制御手段2の制御に従って、記録紙に対して画像形成を行い、排紙トレイ4に記録紙を排紙する。具体的には、画像形成手段3は、画像データに基づいて露光部から発せられるレーザビームにより感光ドラムを露光走査し、静電潜像を形成する。次いで、現像部によりトナーを感光ドラムに吸着させ、転写部においてトナーを記録紙に転写する。そして、定着部において記録紙にトナーを熱定着させることにより画像を形成する。
排紙トレイ4は、トレイ毎にそれぞれ取り除きセンサ41を備える。取り除きセンサ41は、出力された記録紙が取り除かれた場合に、記録紙が取り除かれたことを示す取り除き情報と、記録紙が取り除かれたトレイを示す取り除きトレイ情報と、を取り忘れ検知手段6に出力する。
時間計測手段5は、プリント制御手段2からの計測開始信号に基づいて、記録紙が排紙された排紙トレイ4のトレイ毎に、記録紙が排紙されてからの時間を計測する。
取り忘れ検知手段6は、取り除きセンサ41から出力される取り除き情報及び取り除きトレイ情報と、時間計測手段5により計測された時間に基づいて、記録紙が排紙トレイ4に排紙されてから予め定められた一定時間(例えば、10分等)の間に取り除かれたか否かを検知する。具体的には、取り忘れ検知手段6は、時間計測手段5により計測される時間が一定時間になる前に、取り除きセンサ41から取り除き情報及び取り除きトレイ情報が出力された場合には、一定時間の間に記録紙が取り除かれたことを示す情報と、取り除きトレイ情報と、をユーザ登録判断手段9に出力する。一方、取り除きセンサ41から取り除き情報及び取り除きトレイ情報が出力される前に、時間計測手段5により計測される時間が一定時間に達した場合には、一定時間の間に記録紙が取り除かれなかったこと、すなわち、取り忘れられたことを示す情報と、時間計測対象のトレイを示すトレイ情報と、をユーザ登録判断手段9に出力する。
記憶手段7は、磁気的記憶媒体、光学的記憶媒体又は半導体メモリ等で構成されており、各種データが記憶されている。記憶手段7は、出力ユーザリスト領域71、取り忘れユーザリスト領域72、常習者リスト領域73、出力拒否ユーザリスト領域74を有する。
出力ユーザリスト領域71には、出力指示を行ったユーザを示す出力ユーザ情報と、記録紙が排紙されるトレイを示す排紙トレイ情報と、が対応付けられて記憶される。
取り忘れユーザリスト領域72には、記録紙が排紙トレイ4に排紙されてから一定時間の間に取り除かなかったユーザ、すなわち、記録紙を取り忘れたユーザを示すユーザ情報と取り忘れ回数を示す取り忘れカウンタとが対応付けられて記憶される。
常習者リスト領域73には、予め定められた所定回数(例えば、5回等)、記録紙が排紙トレイ4に排紙されてから一定時間の間に取り除かなかったユーザを示すユーザ情報が記憶される。
出力拒否ユーザリスト領域74には、常習者リスト領域73に記憶されているユーザが出力指示を行い、記録紙が排紙トレイ4に排紙されてから一定時間の間に記録紙を取り除かなかった場合に、このユーザを示すユーザ情報が記憶される。
排紙トレイ判断手段8は、ユーザにより排紙先のトレイが指定されている場合には、指定トレイ情報に基づいて排紙トレイ4を判断し、ユーザにより排紙先のトレイが指定されていない場合には、予め定められた判断基準により自動的に排紙トレイ4を判断する。そして、排紙トレイ判断手段8は、出力ユーザリスト領域71に、出力ユーザ情報と排紙トレイ情報とを登録する。
ユーザ登録判断手段9は、記録紙が排紙されてから一定時間の間に取り除かれなかった場合、すなわち、取り忘れ検知手段6により、取り忘れられたことを示す情報と、時間計測対象のトレイを示すトレイ情報と、が出力された場合には、出力ユーザリスト領域71から当該トレイ情報と一致する排紙トレイ情報に対応する出力ユーザ情報を読み出し、取り忘れユーザとして取り忘れユーザリスト領域72に記憶させ(取り忘れユーザの登録)、カウンタ加算/減算手段10により、そのユーザ情報に対応付けられている取り忘れカウンタを1加算して記憶させる。
また、ユーザ登録判断手段9は、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されているユーザの取り忘れカウンタが予め定められた所定回数に達した場合には、当該ユーザを常習者として常習者リスト領域73に記憶させる(常習者の登録)。
また、ユーザ登録判断手段9は、常習者リスト領域73に記憶されているユーザが出力指示を行い、排紙された記録紙が一定時間の間に取り除かれなかった場合に、当該ユーザを出力拒否ユーザとして出力拒否ユーザリスト領域74に記憶させる(出力拒否ユーザの登録)。
カウンタ加算/減算手段10は、取り忘れユーザリスト領域72の取り忘れカウンタの加算/減算を行う。カウンタ加算/減算手段10は、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されているユーザが出力指示を行い、記録紙が一定時間の間に取り除かれた場合には、当該ユーザの取り忘れカウンタを1減算する。
ユーザ登録判断手段9は、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されている取り忘れカウンタが0になった場合に、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されている取り忘れカウンタと当該取り忘れカウンタに対応付けられているユーザ情報とを自動的に削除する。
また、ユーザ登録判断手段9は、常習者リスト領域73に記憶されているユーザについて、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されている取り忘れカウンタが予め定められている所定回数未満になった場合に、常習者リスト領域73に記憶されているユーザ情報を自動的に削除する。
画像読取手段11は、原稿載置台に載置された原稿を画像データとして読み取る機能部である。具体的には、原稿載置台に載置された原稿をコンタクトガラスに搬送した後、光源から照射され原稿で反射した反射光を、ミラーユニットと、結像レンズとを介してCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサに入射して画像データとして読み取る。
入力手段12は、数字キーやスタートキー、リセットキー等の各種キーを備える。また、入力手段12は、表示手段13と一体的に形成され、ユーザの指先やタッチペン等により当接された位置を検出するタッチパネルを備えていてもよい。
表示手段13は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、各種画面を表示する。
ユーザ認識手段14は、ユーザ端末30から受信した出力指示に基づいて、出力指示を行ったユーザを認識し、ユーザ情報を出力判断手段15に出力する。また、画像形成装置1を複写機として使用する際には、ユーザ認識手段14は、入力手段12から入力されたユーザID又はパスワード等により、ユーザを認識する。
出力判断手段15は、常習者リスト領域73に記憶されているユーザが出力指示を行った場合には、警告手段16に、取り忘れ防止を警告する警告メッセージを表示させるための指示を出力する。また、出力判断手段15は、警告メッセージを表示させた際の出力指示については、画像形成手段3による画像形成を許可する出力許可指示をプリント制御手段2に出力する。
また、出力判断手段15は、出力拒否ユーザリスト領域74に記憶されているユーザが出力指示を行った場合には、警告手段16に、出力拒否を通知する出力拒否メッセージを表示させるための指示を出力し、画像形成手段3による画像形成を拒否する出力拒否指示をプリント制御手段2に出力する。
また、出力判断手段15は、ユーザ認識手段14から取得したユーザ情報を排紙トレイ判断手段8に出力する。
警告手段16は、常習者リスト領域73に記憶されているユーザがユーザ端末30から出力指示を行った場合には、取り忘れ防止を警告する警告メッセージをユーザ端末30に送信し、表示させる。また、警告手段16は、常習者リスト領域73に記憶されているユーザが入力手段12から出力指示を行った場合には、取り忘れ防止を警告する警告メッセージを表示手段13に表示させる。
また、警告手段16は、出力拒否ユーザリスト領域74に記憶されているユーザがユーザ端末30から出力指示を行った場合には、出力拒否を通知する出力拒否メッセージをユーザ端末30に送信し、表示させる。また、警告手段16は、出力拒否ユーザリスト領域74に記憶されているユーザが入力手段12から出力指示を行った場合には、出力拒否を通知する出力拒否メッセージを表示手段13に表示させる。
管理者アクセス手段17は、管理者端末40との通信を制御する機能部である。
情報アクセス手段18は、管理者端末40から、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されているユーザ情報及び/又は取り忘れカウンタ、常習者リスト領域73又は出力拒否ユーザリスト領域74に記憶されているユーザ情報の削除要求が行われた場合に、該当する情報を削除する。
情報閲覧手段19は、管理者により管理者端末40から、取り忘れユーザリスト領域72、常習者リスト領域73又は出力拒否ユーザリスト領域74の閲覧要求が行われた場合に、該当する情報(ユーザ名一覧等)を管理者端末40に送信し、閲覧可能とする。
通知手段20は、出力拒否ユーザリスト領域74に新たなユーザが登録された場合に、当該ユーザ情報を管理者端末40に通知する。取り忘れユーザリスト領域72又は常習者リスト領域73に新たなユーザが登録された場合においても、ユーザ情報を管理者端末40に通知することとしてもよい。
なお、画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えており、CPUは、ROMに格納されたプログラムを読み出し、RAM内のワークエリアに展開し、上記プログラムとの協働によって各種処理を実行する。図1に示すプリント制御手段2、取り忘れ検知手段6、排紙トレイ判断手段8、ユーザ登録判断手段9、カウンタ加算/減算手段10、ユーザ認識手段14、出力判断手段15、警告手段16、管理者アクセス手段17、情報アクセス手段18、情報閲覧手段19、通知手段20は、それぞれ、CPUとプログラムとの協働によってソフトウェア処理で実現される。
ユーザ端末30は、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistants)等であり、ネットワークを介して画像形成装置1と接続されている。ユーザ端末30は、各ユーザが画像形成装置1に出力指示を送信する際に使用される。
管理者端末40は、ネットワークを介して画像形成装置1と接続されているPC等である。管理者端末40は、画像形成装置1の管理者が画像形成装置1を管理する際に使用される。
次に、画像形成装置1の動作を説明する。
図2は、画像形成装置1により実行される取り忘れ処理を示すフローチャートである。取り忘れ処理は、取り忘れ検知手段6により、記録紙が排紙トレイ4に排紙されてから一定時間の間に取り除かれなかったことが検知された場合に、実行される処理である。
まず、ユーザ登録判断手段9により、出力ユーザリスト領域71から出力ユーザ情報が取得され(ステップS1)、この出力指示を行ったユーザが常習者リスト領域73に登録されているか否かが判断される(ステップS2)。
出力指示を行ったユーザが常習者リスト領域73に登録されていない場合には(ステップS2;No)、ユーザ登録判断手段9により、出力指示を行ったユーザが取り忘れユーザリスト領域72に登録されているか否かが判断される(ステップS3)。
出力指示を行ったユーザが取り忘れユーザリスト領域72に登録されていない場合には(ステップS3;No)、ユーザ登録判断手段9により、出力指示を行ったユーザが取り忘れユーザリスト領域72へ登録され(ステップS4)、カウンタ加算/減算手段10により、このユーザ情報に対応する取り忘れカウンタが1加算される(ステップS5)。
ステップS3において出力指示を行ったユーザが取り忘れユーザリスト領域72に登録されている場合には(ステップS3;Yes)、カウンタ加算/減算手段10により、このユーザ情報に対応する取り忘れカウンタが1加算される(ステップS5)。
ここで、ユーザ登録判断手段9により、取り忘れカウンタが所定回数に到達したか否かが判断され(ステップS6)、取り忘れカウンタが所定回数に到達した場合には(ステップS6;Yes)、このユーザは常習者リスト領域73へ登録される(ステップS7)。
ステップS6において、取り忘れカウンタが所定回数に到達していない場合には(ステップS6;No)、そのまま取り忘れ処理が終了する。
ステップS2において、出力指示を行ったユーザが常習者リスト領域73に登録されている場合には(ステップS2;Yes)、ユーザ登録判断手段9により、出力指示を行ったユーザが出力拒否ユーザリスト領域74へ登録される(ステップS8)。
そして、通知手段20により、出力拒否ユーザリスト領域74に新たに登録されたユーザが管理者端末40に通知される(ステップS9)。また、管理者端末40から閲覧要求が行われた場合には、情報閲覧手段19により、管理者に対して、出力拒否ユーザリスト領域74が閲覧可能に開示される。
以上で、取り忘れ処理が終了する。
次に、図3を参照して、出力判断処理を説明する。出力判断処理は、ユーザ端末30から出力指示が受信された場合に実行される処理である。
まず、出力判断手段15により、ユーザ認識手段14から、出力指示を行ったユーザを示すユーザ情報が取得され(ステップS11)、このユーザが出力拒否ユーザリスト領域74に登録されているか否かが判断される(ステップS12)。
出力指示を行ったユーザが出力拒否ユーザリスト領域74に登録されていない場合には(ステップS12;No)、出力判断手段15により、このユーザが常習者リスト領域73に登録されているか否かが判断される(ステップS13)。
出力指示を行ったユーザが常習者リスト領域73に登録されている場合には(ステップS13;Yes)、警告手段16により、取り忘れ防止を警告する警告メッセージがユーザ端末30に送信され、ユーザ端末30の表示部に警告メッセージが表示される(ステップS14)。ステップS14の後、又は、出力指示を行ったユーザが常習者リスト領域73に登録されていない場合には(ステップS13;No)、出力判断手段15により、プリント制御手段2に出力許可指示が出力され、画像形成手段3により画像形成が行われる(ステップS15)。
一方、ステップS12において、出力指示を行ったユーザが出力拒否ユーザリスト領域74に登録されている場合には(ステップS12;Yes)、警告手段16により、出力拒否を示す出力拒否メッセージがユーザ端末30に送信され、ユーザ端末30の表示部に出力拒否メッセージが表示される(ステップS16)。そして、出力判断手段15により、プリント制御手段2に出力拒否指示が出力され、画像形成手段3による画像形成がキャンセルされる(ステップS17)。
以上で、出力判断処理が終了する。
ここでは、ユーザ端末30から出力指示が受信された場合について説明したが、入力手段12から出力指示が入力された場合についても同様である。その場合には、警告メッセージ又は出力拒否メッセージがユーザ端末30ではなく、画像形成装置1の表示手段13に表示される。
次に、図4を参照して、通常取り除き処理を説明する。通常取り除き処理は、取り忘れ検知手段6により、記録紙が排紙トレイ4に排紙されてから一定時間の間に取り除かれたことが検知された場合に、実行される処理である。
まず、取り忘れ検知手段6により、記録紙が排紙トレイ4に排紙されてから一定時間の間に取り除かれたことが検知されたことをきっかけとして、ユーザ登録判断手段9により、時間計測手段5のタイマーのクリアが行われる(ステップS21)。次に、ユーザ登録判断手段9により、取り忘れ検知手段6から取り除きトレイ情報が取得され(ステップS22)、出力ユーザリスト領域71から出力ユーザ情報が取得される(ステップS23)。
次に、出力指示を行ったユーザが取り忘れユーザリスト領域72に登録されている場合には(ステップS24;Yes)、カウンタ加算/減算手段10により、このユーザに対応する取り忘れカウンタが1減算される(ステップS25)。ここで、取り忘れカウンタが0となった場合には(ステップS26;Yes)、取り忘れユーザリスト領域72に登録されているこのユーザ情報が削除され、取り忘れカウンタのクリアが行われる(ステップS27)。
ステップS26において、取り忘れカウンタが0でない場合には(ステップS26;No)、取り忘れカウンタがその状態で保存される(ステップS28)。
以上で、通常取り除き処理が終了する。
ステップS24において、出力指示を行ったユーザが取り忘れユーザリスト領域72に登録されていない場合には(ステップS24;No)、そのまま通常取り除き処理が終了する。
以上説明したように、画像形成装置1によれば、所定回数以上取り忘れをしたユーザ(常習者リスト領域73の登録ユーザ)が出力指示を行った場合に、ユーザ端末30又は表示手段13に警告メッセージを表示させるので、記録紙を取り忘れやすいユーザに記録紙を取り除くことを促すことができ、記録紙の取り忘れを減らすことができる。
また、警告を無視し、改善の余地がないユーザ(出力拒否ユーザリスト領域74の登録ユーザ)に対しては、出力を拒否することができる。出力拒否ユーザリスト領域74に登録されているユーザは、再び記録紙を放置する可能性が高いため、出力を拒否することにより、無駄な出力を行わなくてすむ。
また、出力拒否ユーザリスト領域74に新たなユーザが記憶された場合に、当該ユーザを管理者端末40に通知したり、管理者から出力拒否ユーザリスト領域74を閲覧可能としたりするので、出力拒否ユーザリスト領域74に記憶されたユーザを管理者が認識することができる。
また、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されているユーザが出力指示を行い、記録紙が一定時間の間に取り除かれた場合に、当該ユーザの取り忘れカウンタを1減算するので、記録紙を一定時間の間に取り除いたというユーザの努力を反映させることができる。
また、管理者端末40からの指示により、出力拒否ユーザリスト領域74に記憶されているユーザを削除することができるので、出力拒否ユーザリスト領域74に記憶されたユーザに対して、再び画像形成装置1を使用可能とすることができる。また、管理者端末40からの指示により、取り忘れユーザリスト領域72に記憶されているユーザ及び取り忘れカウンタを削除することができるので、ユーザが記録紙を取り忘れたという履歴を削除することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置の例であり、これに限定されるものではない。画像形成装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、丸秘スタンプ、極秘スタンプ等を付した記録紙を出力する場合のみを対象として、記録紙の取り忘れを検知することとしてもよい。機密文書は、一般の文書よりも放置されたときの危険性が高いため、取り忘れを防ぐ必要がある。
また、出力枚数が多い方が、出力後の記録紙が放置された場合に、より迷惑となるため、予め定められた枚数以上(例えば、5ページ以上)出力する場合のみを対象として、記録紙の取り忘れを検知することとしてもよい。
本発明の実施の形態における画像形成装置1の機能的構成を示すブロック図である。 取り忘れ処理を示すフローチャートである。 出力判断処理を示すフローチャートである。 通常取り除き処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 プリント制御手段
3 画像形成手段
4 排紙トレイ
41 取り除きセンサ
5 時間計測手段
6 取り忘れ検知手段
7 記憶手段
71 出力ユーザリスト領域
72 取り忘れユーザリスト領域
73 常習者リスト領域
74 出力拒否ユーザリスト領域
8 排紙トレイ判断手段
9 ユーザ登録判断手段(登録手段、自動削除手段)
10 カウンタ加算/減算手段
11 画像読取手段
12 入力手段
13 表示手段
14 ユーザ認識手段
15 出力判断手段(出力許可手段、出力拒否手段)
16 警告手段
17 管理者アクセス手段
18 情報アクセス手段(出力拒否ユーザ削除手段、取り忘れユーザ削除手段)
19 情報閲覧手段
20 通知手段
30 ユーザ端末
40 管理者端末

Claims (9)

  1. ユーザからの出力指示に基づいて、記録紙に対して画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成が行われた記録紙を排紙するための排紙トレイと、
    前記記録紙が前記排紙トレイに排紙されてから予め定められた一定時間の間に取り除かれたか否かを検知する取り忘れ検知手段と、
    前記記録紙が前記一定時間の間に取り除かれなかった場合に、前記出力指示を行ったユーザと前記記録紙が前記一定時間の間に取り除かれなかった回数を示す取り忘れ回数とを対応付けて取り忘れユーザリスト領域に記憶させ、前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されているユーザの取り忘れ回数が予め定められた所定回数に達した場合には、当該ユーザを常習者リスト領域に記憶させる登録手段と、
    前記常習者リスト領域に記憶されているユーザが出力指示を行った場合に、取り忘れ防止を警告する警告メッセージを表示させる警告手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記警告メッセージを表示させた際の出力指示については、前記画像形成手段による画像形成を許可する出力許可手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記警告メッセージを表示させた際の出力指示において、さらに、前記記録紙が前記一定時間の間に取り除かれなかった場合に、前記登録手段は、前記出力指示を行ったユーザを出力拒否ユーザリスト領域に記憶させ、
    前記出力拒否ユーザリスト領域に記憶されているユーザが出力指示を行った場合に、前記画像形成手段による画像形成を拒否する出力拒否手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記出力拒否ユーザリスト領域に新たなユーザが記憶された場合に、当該ユーザを、当該画像形成装置の管理者の端末に通知する通知手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    当該画像形成装置の管理者に対して、前記出力拒否ユーザリスト領域を閲覧可能とする情報閲覧手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記出力拒否ユーザリスト領域に記憶されているユーザを削除する出力拒否ユーザ削除手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されているユーザ及び取り忘れ回数を削除する取り忘れユーザ削除手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されているユーザが出力指示を行い、前記記録紙が前記一定時間の間に取り除かれた場合に、前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されている当該ユーザの取り忘れ回数を1減算して取り忘れ回数とするカウンタ減算手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、
    前記取り忘れユーザリスト領域に記憶されている取り忘れ回数が0になった場合に、当該取り忘れユーザリスト領域に記憶されている取り忘れ回数と当該取り忘れ回数に対応付けられているユーザとを削除する自動削除手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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