JP2010279178A - モールドモータ及び電動車両 - Google Patents
モールドモータ及び電動車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010279178A JP2010279178A JP2009129398A JP2009129398A JP2010279178A JP 2010279178 A JP2010279178 A JP 2010279178A JP 2009129398 A JP2009129398 A JP 2009129398A JP 2009129398 A JP2009129398 A JP 2009129398A JP 2010279178 A JP2010279178 A JP 2010279178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- yoke
- motor
- wall
- segments
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/08—Insulating casings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/22—Arrangements for cooling or ventilating by solid heat conducting material embedded in, or arranged in contact with, the stator or rotor, e.g. heat bridges
- H02K9/227—Heat sinks
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/14—Stator cores with salient poles
- H02K1/146—Stator cores with salient poles consisting of a generally annular yoke with salient poles
- H02K1/148—Sectional cores
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
【課題】ステータの放熱性を向上可能とするモールドモータ及び電動車両を提供する。
【解決手段】モールドモータ10において、外壁13Gの高さαは、モールド部24の高さβよりも小さい。
【選択図】図4
【解決手段】モールドモータ10において、外壁13Gの高さαは、モールド部24の高さβよりも小さい。
【選択図】図4
Description
本発明は、樹脂によってモールドされたステータを備えるモールドモータ及び当該モールドモータを備える電動車両に関する。
従来、電動車両などの駆動源として、モールドモータが広く用いられている。モールドモータは、円柱状のステータと、ステータの内側に配置されるロータとを備える。
ステータは、環状のヨークと、ヨークの内側に配列される複数のティースと、ヨークと複数のティースとを封止するモールド部とを含む。
ここで、ヨークは、ステータの周方向に沿って配列された複数のヨークセグメントに分割されている場合がある。この場合、複数のヨークセグメントと複数のティーストを樹脂によって封止する際に、筒状のモータケースの内部に複数のヨークセグメントの外周を圧入する手法が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の手法によると、ステータの側面全体がモータケースによって覆われているので、ステータの放熱性が低下してしまう。
本発明は、上述した状況に鑑みてなされたものであり、ステータの放熱性を向上可能とするモールドモータ及び電動車両を提供することを目的とする。
本発明の特徴に係るモールドモータは、円柱状のステータと、ステータの円柱端面上に設けられるモータケースとを備えるモールドモータであって、ステータは、ステータの周方向に沿って配列された複数のヨークセグメントと、複数のヨークセグメントを封止するモールド部とを含み、モータケースは、複数のヨークセグメントの外周に沿って設けられる外壁を有しており、ステータの軸方向において、外壁の高さは、モールド部の高さよりも小さいことを要旨とする。
本発明の特徴に係るモールドモータによれば、外壁は、モールド部よりも低いので、ステータの外周面にモールド部を露出することができる。そのため、ステータ内部で発生する熱を、モールド部から直接外気に放出することができる。その結果、モールド部がモータケースによって覆われている場合に比べて、ステータの放熱性を向上することができる。
本発明の特徴に係るモールドモータにおいて、外壁は、周方向に沿って環状に設けられていてもよい。
本発明の特徴に係るモールドモータにおいて、外壁は、複数のヨークセグメントのうち2つのヨークセグメントの外周に跨って設けられる外周ガイド部と外周ガイド部に連なる切り欠き部とを有しており、モールド部は、切り欠き部に充填されていてもよい。
本発明の特徴に係るモールドモータにおいて、モータケースは、一のヨークセグメントの軸方向における端面と、一のヨークセグメントに当接される一のティースの軸方向における端面とに跨って設けられる端面ガイド部を有していてもよい。
本発明の特徴に係るモールドモータにおいて、電力ケーブルを格納する端子ボックスをさらに備え、端子ボックスは、一のヨークセグメントの軸方向における端面に当接される端面ガイド部を有していてもよい。
本発明の特徴に係る電動車両は、駆動輪と、駆動輪を駆動させるモールドモータとを備える電動車両であって、モールドモータは、円柱状のステータと、ステータの駆動輪側の円柱端面上に設けられるモータケースとを備えるモールドモータであって、ステータは、ステータの周方向に沿って配列された複数のヨークセグメントと、複数のヨークセグメントを封止するモールド部とを含み、モータケースは、複数のヨークセグメントの外周に沿って設けられる外壁を有しており、ステータの軸方向において、外壁の高さは、モールド部の高さよりも小さいことを要旨とする。
本発明によれば、ステータの放熱性を向上可能とするモールドモータ及び電動車両を提供することができる。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(電動車両の概略構成)
以下において、本発明の第1実施形態に係るモールドモータ10を適用した電動車両である電動二輪車100について、図面を参照しながら説明する。図1は、電動二輪車100の右側面図である。
(電動車両の概略構成)
以下において、本発明の第1実施形態に係るモールドモータ10を適用した電動車両である電動二輪車100について、図面を参照しながら説明する。図1は、電動二輪車100の右側面図である。
図1に示すように、電動二輪車100は、車体フレームが下方に配設された、いわゆるアンダーボーン型の電動二輪車である。電動二輪車100は、前輪2、後輪3、スイングアーム4、サスペンションケース5、リヤサスペンション6及びモールドモータ10を備える。
前輪2は、フロントフォークによって回転自在に支持される。後輪3は、モールドモータ10に回転自在に支持される。スイングアーム4は、車体フレームに揺動可能に取り付けられる。
サスペンションケース5は、スイングアーム4の後端部とモールドモータ10とに連結されている。リヤサスペンション6は、サスペンションケース5と車体フレーム(不図示)とに連結されている。
モールドモータ10は、スイングアーム4の後端部とサスペンションケース5とに挟まれるように固定される。モールドモータ10の駆動力は、モータシャフト(図4参照)を介して後輪3に伝達される。モールドモータ10の構成については後述する。
また、モールドモータ10の前端部には、モールドモータ10に電力を供給するためのモータ動力線9が設けられている。
(モールドモータの構成)
次に、第1実施形態に係るモールドモータ10の概略構成について、図面を参照しながら説明する。なお、以下において、「出力側」とは、モールドモータ10の後輪3側であり、「反出力側」とは、モールドモータ10の出力側と反対側である。
次に、第1実施形態に係るモールドモータ10の概略構成について、図面を参照しながら説明する。なお、以下において、「出力側」とは、モールドモータ10の後輪3側であり、「反出力側」とは、モールドモータ10の出力側と反対側である。
図2は、モールドモータ10を反出力側から見た斜視図である。図3は、モールドモータ10を反出力側から見た平面図である。図4は、図3のA−A線における断面図である。
図2〜図4に示すように、モールドモータ10は、モータシャフト11、ステータ12、第1モータケース13、第2モータケース14、端子ボックス15、ロータ16、ギヤシャフト17及びギヤ18を備える。
モータシャフト11は、平面視において、ステータ12の略中央に設けられる。モータシャフト11は、第2モータケース14に挿通され、ステータ12から突出している。モータシャフト11は、ステータ12の軸心Sを中心とする回転によって後輪3を駆動する。ステータ12は、軸心Sを中心とする円柱状に形成される。
ステータ12は、図4に示すように、ヨーク20、複数のティース21、絶縁部材22、コイル23及びモールド部24を有する。ヨーク20は、ステータ12の周方向に沿って円筒状に形成される。複数のティース21は、ヨーク20の内周に沿って配列され、ヨーク20に当接される。絶縁部材22は、ティース21の外周を覆っている。コイル23は、絶縁部材22に巻回されている。モールド部24は、ヨーク20、複数のティース21、絶縁部材22及びコイル23を封止する。
また、ステータ12は、図4に示すように、第1円柱端面12S1、第2円柱端面12S2及び外周面12S3を有する。第1円柱端面12S1はステータ12の反出力側に設けられており、第2円柱端面12S2はステータ12の出力側に設けられている。第1円柱端面12S1及び第2円柱端面12S2は、モールド部24によって形成されており、軸方向に対して略垂直に設けられる。
ここで、図5は、ステータ12の詳細な構成を示す斜視図である。ただし、図5では、ヨーク20と複数のティース21以外の構成は省略されている。図5に示すように、ステータ12は、複数のヨークセグメント20sと、複数のティースセグメント21sとに分割されている。一対のヨークセグメント20sとティースセグメント21sとは、ステータセグメント12sを構成する。
複数のヨークセグメント20sは、ヨーク20を構成する。複数のヨークセグメント20sそれぞれは、ステータ12の周方向に沿った円弧状に形成される。複数のヨークセグメント20sは、ステータ12の周方向に沿って配列される。複数のヨークセグメント20sそれぞれの両端は、互いに隣接する。
複数のティースセグメント21sそれぞれは、ステータ12の周方向に沿った円弧状に連結された2つ又は4つのティース21によって構成される。複数のティースセグメント21sそれぞれは、ヨーク20の内周に沿って配列され、複数のヨークセグメント20sに当接される。具体的には、一のティースセグメント21sは、一のヨークセグメント20sと対に設けられており、一のヨークセグメント20sの内側に配置される。
第1モータケース13は、図4に示すように、第1円柱端面12S1上に設けられる。本実施形態において、第1モータケース13は、ヨーク20の外周に沿って設けられる外壁13Gを有する。ステータ12の軸方向において、外壁13Gの高さαは、モールド部24の高さβよりも小さい。従って、ステータ12の外周面12S3には、モールド部24が外壁13Gから露出している。外壁13Gの構成については後述する。
第2モータケース14は、第2円柱端面12S2上に設けられる。第2モータケース14には、モータシャフト11が挿通されている。第1モータケース13と第2モータケース14とは、ネジなどによって互いに連結されている。
端子ボックス15は、モータ動力線9を格納する。本実施形態では、端子ボックス15は、第1モータケース13及び第2モータケース14に取り付けられている。
ロータ16、ギヤシャフト17及びギヤ18それぞれは、ステータ12の内側に配置される。ロータ16は、軸心Sを中心として、ステータ12の内側で回転する。ロータ16の回転は、軸心Sに沿って配置されるギヤシャフト17に伝達される。ギヤ18は、ギヤシャフト17を介して伝達されるロータ16の回転を、所定の減速比で減速してモータシャフト11に伝達する。
(外壁の構成)
次に、外壁の構成について、図面を参照しながら説明する。図6は、外壁13Gの構成を示す斜視図である。図7及び図8は、ヨーク20に第1モータケース13を嵌合した状態を示す斜視図である。
次に、外壁の構成について、図面を参照しながら説明する。図6は、外壁13Gの構成を示す斜視図である。図7及び図8は、ヨーク20に第1モータケース13を嵌合した状態を示す斜視図である。
図6に示すように、外壁13Gは、複数の外周ガイド部13Goと複数の切り欠き部13mとを有する。切り欠き部13mは、外周ガイド部13Goに連なっている。
図7及び図8に示すように、本実施形態において、複数の外周ガイド部13Goそれぞれは、隣接する2つのヨークセグメント20sの外周に跨って設けられている。すなわち、各外周ガイド部13Goは、2つのヨークセグメント20sの境界の外側に設けられている。
なお、切り欠き部13mは、2つのヨークセグメント20sの境界の外側には形成されない。なお、図示しないが、モールド部24は、切り欠き部13mに充填される。
また、外壁13Gの内径寸法は、ヨーク20の外形寸法よりも大きい。ただし、外壁13Gとヨーク20との間に形成される間隙は小さいことが好ましい。
なお、本実施形態では、ステータ12の軸方向において、外周ガイド部13Gの高さαは、ヨーク20の高さγよりも小さい(図4参照)。また、上述の通り、外周ガイド部13Gの高さαは、モールド部24の高さβよりも小さい。
(ステータの製造方法)
次に、ステータ12の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
次に、ステータ12の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
まず、複数のヨークセグメント20sと複数のティースセグメント21sとを準備する。複数のティースセグメント21sそれぞれに含まれる複数のティース21には、絶縁部材22とコイル23とが取り付けられている。
次に、各ヨークセグメント20sに各ティースセグメント21sを当接させることによって、複数のステータセグメント12sを形成する。この際、各ティースセグメント21sを各ヨークセグメント20sに嵌合することが好ましいが、これに限られるものではない。
次に、複数のステータセグメント12sを環状に組み合わせて、第1モータケース13に嵌合する。この際、第1モータケース13の外周ガイド部13Goを、2つのヨークセグメント20sの境界の外側に配置する(図7参照)。
次に、複数のステータセグメント12s及び第1モータケース13を、上金型と下金型の間に挟み込む。この際、図8に示すように、上金型又は下金型の一部に円柱部分Tを形成し、複数のステータセグメント12sの内側に嵌合する。
次に、上金型と下金型の間に樹脂材料を注入することによって、複数のステータセグメント12sを封止する。これによって、モールド部24が形成される。
(作用及び効果)
第1実施形態に係るモールドモータ10において、外壁13Gの高さαは、モールド部24の高さβよりも小さい。従って、ステータ12の外周面12S3にモールド部24を露出することができる。そのため、ステータ12内部で発生する熱を、モールド部24から直接外気に放出することができる。その結果、モールド部24が第1モータケース13又は第2モータケース14によって覆われている場合に比べて、ステータ12の放熱性を向上することができる。
第1実施形態に係るモールドモータ10において、外壁13Gの高さαは、モールド部24の高さβよりも小さい。従って、ステータ12の外周面12S3にモールド部24を露出することができる。そのため、ステータ12内部で発生する熱を、モールド部24から直接外気に放出することができる。その結果、モールド部24が第1モータケース13又は第2モータケース14によって覆われている場合に比べて、ステータ12の放熱性を向上することができる。
また、外壁13Gは、2つのヨークセグメント20sの外周に跨ってそれぞれ設けられる複数の外周ガイド部13Goを有している。このように、各外周ガイド部13Goが2つのヨークセグメント20sの境界の外側に設けられているので、モールド部24を形成する際の樹脂材料の注入圧力によって、2つのヨークセグメント20sが互いにずれることを抑制できる。
また、外壁13Gは、外周ガイド部13Goに連なる切り欠き部13mを有する。切り欠き部13mには、モールド部24が充填される。従って、モールド部24は、切り欠き部13mにおいて、外周ガイド部13Goに対するアンカー効果を発揮する。従って、ステータ12が周方向に回転してしまうことを抑制することができる。
また、第1モータケース13は、ステータ12の後輪3の反対側に配置されているので、モールド部24は、ステータ12の後輪3側において、外壁13Gから露出する。従って、空気の流れが比較的弱い後輪側であっても、ステータ12の放熱性を向上することができる。
また、第1実施形態に係るステータ12の製造方法において、上金型と下金型の間に樹脂材料を注入する際、複数のステータセグメント12sの内側に金型の円柱部分Tを嵌合する。従って、モールド部24を形成する際の樹脂材料の注入圧力によって、複数のステータセグメント12sが互いにずれることを抑制できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るモールドモータ10について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
次に、本発明の第2実施形態に係るモールドモータ10について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
図9は、ヨーク20に第1モータケース13を嵌合した状態を示す斜視図である。
図9に示すように、第2実施形態に係る外壁13Gは、ステータ12の周方向に沿って環状に設けられている。すなわち、外壁13Gは、円筒状に形成されており、複数のヨークセグメント20sの外周略全域に跨っている。
(作用及び効果)
第2実施形態に係るモールドモータ10において、外壁13Gは、ステータ12の周方向に沿って環状に設けられている。
第2実施形態に係るモールドモータ10において、外壁13Gは、ステータ12の周方向に沿って環状に設けられている。
このように、外壁13Gは、複数のヨークセグメント20sの外周を一様に取り囲んでいる。従って、ステータ12内部で発生する熱を、複数のヨークセグメント20sそれぞれからモールド部24を介して、略均一に放出することができる。その結果、複数のティース21それぞれに巻回された各コイル23の温度バラツキを小さくすることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るモールドモータ10について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
次に、本発明の第3実施形態に係るモールドモータ10について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
図10は、図7のB−B線における断面図である。図10に示すように、第1モータケース13は、端面ガイド部13Geを有する。端面ガイド部13Geは、ヨークセグメント20sの軸方向における端面と、ヨークセグメント20sに当接されるティース21の軸方向における端面とに跨って設けられる。これによって、ヨークセグメント20sの端面とティース21の端面とは、面一に設けられる。
(作用及び効果)
第3実施形態に係る第1モータケース13は、ヨークセグメント20sの軸方向における端面と、ヨークセグメント20sに当接されるティース21の軸方向における端面とに跨って設けられる端面ガイド部13Geを有する。従って、モールド部24を形成する際の樹脂材料の注入圧力によって、ティース21がヨークセグメント20sからずれてしまうことを抑制できる。
第3実施形態に係る第1モータケース13は、ヨークセグメント20sの軸方向における端面と、ヨークセグメント20sに当接されるティース21の軸方向における端面とに跨って設けられる端面ガイド部13Geを有する。従って、モールド部24を形成する際の樹脂材料の注入圧力によって、ティース21がヨークセグメント20sからずれてしまうことを抑制できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係るモールドモータ10について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
次に、本発明の第4実施形態に係るモールドモータ10について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
図11は、ヨーク20に端子ボックス15を嵌合した状態を示す斜視図である。図12は、図11のC−C線における断面図である。
図11及び図12に示すように、端子ボックス15は、端面ガイド部15Geを有する。端面ガイド部15Geは、ヨークセグメント20sの軸方向における端面に当接される。
図示しないが、端子ボックス15は、モールド部24が形成される際、ヨーク20に嵌合された状態で上金型と下金型との間に配置される。
(作用及び効果)
第4実施形態に係る端子ボックス15は、ヨークセグメント20sの軸方向における端面に当接される端面ガイド部15Geを有する。従って、モールド部24を形成する際の樹脂材料の注入圧力によって、ヨークセグメント20sがティース21からずれてしまうことを抑制できる。
第4実施形態に係る端子ボックス15は、ヨークセグメント20sの軸方向における端面に当接される端面ガイド部15Geを有する。従って、モールド部24を形成する際の樹脂材料の注入圧力によって、ヨークセグメント20sがティース21からずれてしまうことを抑制できる。
(その他の実施形態)
本発明は上記実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明は上記実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施形態では、外壁13Gは、第1モータケース13に設けられることとしたが、第2モータケース14に設けられていてもよい。
また、上記第2実施形態では、端面ガイド部13Geは、第1モータケース13に設けられることとしたが、第2モータケース14に設けられていてもよい。
また、上記第4実施形態では、端面ガイド部15Geは、一のヨークセグメント20sの軸方向における端面に当接することとしたが、これに限られるものではない。端面ガイド部15Geは、周方向に沿って環状に形成されており、全てのヨークセグメント20sそれぞれの端面に当接していてもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
2…前輪、3…後輪、4…スイングアーム、5…サスペンションケース、6…リヤサスペンション、9…モータ動力線、10…モールドモータ、11…モータシャフト、12…ステータ、12S1…第1円柱端面、12S2…第2円柱端面、12S3…外周面、12s…ステータセグメント、13…第1モータケース、13G…外壁、13Ge…端面ガイド部、13Go…外周ガイド部、13m…切り欠き部、14…第2モータケース、15…端子ボックス、15Ge…端面ガイド部、16…ロータ、17…ギヤシャフト、18…ギヤ、20…ヨーク、20s…ヨークセグメント、21…ティース、21s…ティースセグメント、22…絶縁部材、23…コイル、24…モールド部、100…電動二輪車、T…円柱部分、S…軸心
Claims (6)
- 円柱状のステータと、
前記ステータの円柱端面上に設けられるモータケースと
を備えるモールドモータであって、
前記ステータは、
前記ステータの周方向に沿って配列された複数のヨークセグメントと、
前記複数のヨークセグメントを封止するモールド部と
を含み、
前記モータケースは、前記複数のヨークセグメントの外周に沿って設けられる外壁を有しており、
前記ステータの軸方向において、前記外壁の高さは、前記モールド部の高さよりも小さい
ことを特徴とするモールドモータ。 - 前記外壁は、前記周方向に沿って環状に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のモールドモータ。 - 前記外壁は、
前記複数のヨークセグメントのうち2つのヨークセグメントの外周に跨って設けられる外周ガイド部と前記外周ガイド部に連なる切り欠き部とを有しており、
前記モールド部は、前記切り欠き部に充填される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のモールドモータ。 - 前記モータケースは、
一のヨークセグメントの前記軸方向における端面と、前記一のヨークセグメントに当接される一のティースの前記軸方向における端面とに跨って設けられる端面ガイド部を有する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のモールドモータ。 - 電力ケーブルを格納する端子ボックスをさらに備え、
前記端子ボックスは、一のヨークセグメントの前記軸方向における端面に当接される端面ガイド部を有する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のモールドモータ。 - 駆動輪と、
前記駆動輪を駆動させるモールドモータと
を備える電動車両であって、
前記モールドモータは、
円柱状のステータと、
前記ステータの前記駆動輪側の円柱端面上に設けられるモータケースと
を備えるモールドモータであって、
前記ステータは、
前記ステータの周方向に沿って配列された複数のヨークセグメントと、
前記複数のヨークセグメントを封止するモールド部と
を含み、
前記モータケースは、前記複数のヨークセグメントの外周に沿って設けられる外壁を有しており、
前記ステータの軸方向において、前記外壁の高さは、前記モールド部の高さよりも小さい
ことを特徴とする電動車両。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009129398A JP2010279178A (ja) | 2009-05-28 | 2009-05-28 | モールドモータ及び電動車両 |
CN2010102240317A CN101924403A (zh) | 2009-05-28 | 2010-05-18 | 模制电机及电动车 |
TW099116601A TW201105009A (en) | 2009-05-28 | 2010-05-25 | Molded motor and electric vehicle |
EP10250989A EP2256901A2 (en) | 2009-05-28 | 2010-05-27 | Molded motor, and electric motor vehicle |
US12/789,097 US20100300779A1 (en) | 2009-05-28 | 2010-05-27 | Molded motor, and electric motor vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009129398A JP2010279178A (ja) | 2009-05-28 | 2009-05-28 | モールドモータ及び電動車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010279178A true JP2010279178A (ja) | 2010-12-09 |
Family
ID=42629567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009129398A Pending JP2010279178A (ja) | 2009-05-28 | 2009-05-28 | モールドモータ及び電動車両 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20100300779A1 (ja) |
EP (1) | EP2256901A2 (ja) |
JP (1) | JP2010279178A (ja) |
CN (1) | CN101924403A (ja) |
TW (1) | TW201105009A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011108042A1 (de) | 2011-07-19 | 2012-01-26 | Daimler Ag | Stator für eine elektrische Maschine und Verfahren zu dessen Herstellung |
JP6042012B1 (ja) * | 2016-04-28 | 2016-12-14 | 山洋電気株式会社 | モータ |
JP2018164335A (ja) | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 日本電産株式会社 | ステータユニット、モータ、及びファンモータ |
CN107465278A (zh) * | 2017-08-21 | 2017-12-12 | 伊泽瑞尔(大连)科技有限公司 | 一种拼接式定子结构 |
DE102021133905A1 (de) | 2021-12-20 | 2023-06-22 | Borgwarner Inc. | Stator für eine elektrische Maschine und Verfahren zur Herstellung eines Stators für eine elektrische Maschine |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02142954U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-12-04 | ||
JP2007020386A (ja) * | 2005-06-08 | 2007-01-25 | Denso Corp | 回転電機 |
JP2007060834A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 電動モータ |
JP2007104890A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-04-19 | Denso Corp | 燃料ポンプ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0538118A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 無刷子電動機 |
US6892439B1 (en) * | 2001-02-01 | 2005-05-17 | Encap Motor Corporation | Motor with stator made from linear core preform |
US7036207B2 (en) * | 2001-03-02 | 2006-05-02 | Encap Motor Corporation | Stator assembly made from a plurality of toroidal core segments and motor using same |
US6836036B2 (en) * | 2002-06-14 | 2004-12-28 | Dube Jean-Yves | Electric motor with modular stator ring and improved heat dissipation |
JP4238091B2 (ja) * | 2003-08-11 | 2009-03-11 | セイコープレシジョン株式会社 | 電磁アクチュエータ |
CN2655494Y (zh) * | 2003-10-31 | 2004-11-10 | 日本电产芝浦株式会社 | 模制电动机 |
US7100728B2 (en) * | 2003-12-19 | 2006-09-05 | Shih-Feng Huang | Driving mechanism of an electrically-operated vehicle |
JP2005348522A (ja) | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Hitachi Ltd | 電動パワーステアリング用モータおよびその製造方法 |
WO2008066216A2 (en) * | 2006-12-01 | 2008-06-05 | Lg Electronics Inc. | Motor |
KR100845850B1 (ko) * | 2006-12-01 | 2008-07-14 | 엘지전자 주식회사 | 모터 |
-
2009
- 2009-05-28 JP JP2009129398A patent/JP2010279178A/ja active Pending
-
2010
- 2010-05-18 CN CN2010102240317A patent/CN101924403A/zh active Pending
- 2010-05-25 TW TW099116601A patent/TW201105009A/zh unknown
- 2010-05-27 EP EP10250989A patent/EP2256901A2/en not_active Withdrawn
- 2010-05-27 US US12/789,097 patent/US20100300779A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02142954U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-12-04 | ||
JP2007020386A (ja) * | 2005-06-08 | 2007-01-25 | Denso Corp | 回転電機 |
JP2007060834A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 電動モータ |
JP2007104890A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-04-19 | Denso Corp | 燃料ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101924403A (zh) | 2010-12-22 |
EP2256901A2 (en) | 2010-12-01 |
TW201105009A (en) | 2011-02-01 |
US20100300779A1 (en) | 2010-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010279178A (ja) | モールドモータ及び電動車両 | |
JP2011177006A (ja) | 電動モータ及び移動体 | |
CN111033950B (zh) | 转子、辐条型马达、车辆用马达、无人飞行体、电动助力装置以及机器人装置 | |
JP7063637B2 (ja) | 回転電機のロータ | |
JP7163926B2 (ja) | ロータ、スポーク型モータ、車両用モータ、無人飛行体、電動アシスト装置およびロボット装置 | |
JP2021041860A (ja) | ドライブユニット | |
KR20210083032A (ko) | 인휠모터 | |
CN107251375B (zh) | 无刷电机和具有该无刷电机的电动自行车 | |
JP2010279207A (ja) | モールドモータ、電動車両及びモールドモータの製造方法 | |
JP2011160550A (ja) | 電動モータ、電動車輌及び電動モータの製造方法 | |
WO2012014969A1 (ja) | モールドモータ及びこれを搭載した移動体 | |
WO2019004249A1 (ja) | 回転電機 | |
JP2011177007A (ja) | 電動モータ及び移動体 | |
JP4458988B2 (ja) | マグネットロータおよびそのマグネットロータを備えた可動磁石式計器、そのマグネットロータを備えたステッピングモータ | |
JP2008193847A (ja) | モータおよび電気式動力舵取装置 | |
JP2017229178A (ja) | ボビン構造 | |
JP2010158099A (ja) | モールドモータ及び電動車両 | |
JP2011025730A (ja) | 電動車両 | |
JP2009303445A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP4858751B2 (ja) | マグネットロータおよびそのマグネットロータを備えた可動磁石式計器、そのマグネットロータを備えたステッピングモータ | |
JP2010074905A (ja) | モールドモータ及び電動車両 | |
JP5261210B2 (ja) | モールドモータ及び電動車両 | |
JP2014057456A (ja) | 電動モータのロータ | |
JP2010259269A (ja) | 電動モータ及び電動車輌 | |
WO2013046786A1 (ja) | モールドモータ及びこれを搭載した移動体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130723 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131119 |