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JP2010279207A - モールドモータ、電動車両及びモールドモータの製造方法 - Google Patents

モールドモータ、電動車両及びモールドモータの製造方法 Download PDF

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JP2010279207A
JP2010279207A JP2009131574A JP2009131574A JP2010279207A JP 2010279207 A JP2010279207 A JP 2010279207A JP 2009131574 A JP2009131574 A JP 2009131574A JP 2009131574 A JP2009131574 A JP 2009131574A JP 2010279207 A JP2010279207 A JP 2010279207A
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stator
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cylindrical end
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JP2009131574A
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Takeshi Nagao
健史 長尾
Kenji Taguchi
賢治 田口
Hiroaki Sagara
弘明 相良
Tetsuji Ueda
哲司 植田
Takashi Uchino
喬誌 内野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】ステータのうち駆動軸が突出するモータケース側における放熱性を向上可能とするモールドモータ、電動車両及びモールドモータの製造方法を提供する。
【解決手段】モールドモータ10において、モールド部23は、第1円柱端面12Sに設けられた第1溝12Mを有しており、モータシャフト11が突出する第1モータケース13は、第1円柱端面12Sに向かって突出する突出部13Nを有する。突出部13Nは、モールド部23よりも大きな熱伝導率を有する材料によって構成され、第1溝12Mに嵌合されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、樹脂によってモールドされたステータを備えるモールドモータ、電動車両及びモールドモータの製造方法に関する。
従来、電動車両や洗濯機などの駆動源として、モールドモータが広く用いられている。モールドモータは、樹脂によってモールドされた円柱状のステータと、ステータの一方の円柱端面上に設けられる第1モータケースと、ステータの他方の円柱端面上に設けられる第2モータケースと、第1モータケースに回動自在に支持され、第1モータケースから突出する駆動軸とを備える。ステータは、環状に配列される複数のティースと、複数のティースそれぞれに巻回されるコイルとを封止するモールド部を有する。
ここで、モールド部の内部に向かって突出するリブを第2モータケースに形成する手法が提案されている(特許文献1参照)。この手法によれば、コイルから発生する熱を、リブによって第2モータケースに効率的に伝達できるので、ステータの第2モータケース側からの放熱性を向上することができる。
特開2007−60834号公報
ところで、駆動軸が突出するように組み付けられた第1モータケースは、回動する駆動軸のトルクを直接的に受けるのに対して、第2モータケースは、回動する駆動軸のトルクを直接的には受けない。そのため、第1モータケースは、駆動軸のトルクを受けとめるために、第2モータケースよりも大きな強度を有する必要がある。
しかしながら、第1モータケースの強度を大きくするには、例えば、第1モータケースのサイズや厚みを第2モータケースのサイズや厚みよりも大きくする必要がある。その結果、ステータのうち駆動軸が突出するモータケース側における放熱性が低下するという問題があった。
本発明は、上述した状況に鑑みてなされたものであり、ステータのうち駆動軸が突出するモータケース側における放熱性を向上可能とするモールドモータ、電動車両及びモールドモータの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の特徴に係るモールドモータは、円柱状のステータと、ステータの円柱端面上に設けられるモータケースと、モータケースに回動自在に支持され、負荷に駆動力を与える駆動軸とを備えるモールドモータであって、駆動軸は、モータケースから突出しており、ステータは、円柱端面を形成するモールド部を含み、モールド部は、円柱端面に設けられる溝部を有し、モータケースは、円柱端面に向かって突出する突出部を有しており、突出部は、モールド部よりも大きな熱伝導率を有する材料によって構成され、溝部に嵌合されていることを要旨とする。
本発明の特徴に係るモールドモータによれば、ステータのコイルによって生じた熱は、モールド部よりも大きな熱伝導率を有する突出部によってモータケースに効率的に伝達することができる。従って、ステータのうち駆動軸を支持するモータケース側における放熱性を向上することができる。
本発明の特徴に係るモールドモータにおいて、溝部は、ステータの周方向に沿って設けられていてもよい。
本発明の特徴に係るモールドモータにおいて、ステータは、複数のティースと、複数のティースそれぞれに巻回されるコイルとを含んでおり、溝部は、ステータの径方向において、コイルと同じ位置に形成されていてもよい。
本発明の特徴に係るモールドモータにおいて、溝部は、ステータの径方向に沿って設けられていてもよい。
本発明の特徴に係るモールドモータにおいて、溝部は、ステータの周方向において、複数のティースに含まれる第1ティースと第2ティースとの間隙と同じ位置に形成されていてもよい。
本発明の特徴に係る電動車両は、駆動輪と、駆動輪を駆動させるモールドモータとを備える電動車両であって、モールドモータは、円柱状のステータと、ステータの円柱端面上に設けられるモータケースと、モータケースに回動自在に支持され、負荷に駆動力を与える駆動軸とを備え、駆動軸は、モータケースから突出しており、ステータは、円柱端面を形成するモールド部を含み、モールド部は、円柱端面に設けられる溝部を有し、モータケースは、円柱端面に向かって突出する突出部を有しており、突出部は、モールド部よりも大きな熱伝導率を有する材料によって構成され、溝部に嵌合されていることを要旨とする。
本発明の特徴に係るモールドモータの製造方法は、円柱状のステータと、ステータの円柱端面上に設けられるモータケースと、モータケースに回動自在に支持され、負荷に駆動力を与える駆動軸とを備えるモールドモータの製造方法であって、円環状に配列された複数のティースを樹脂材料によって封止することによって、円柱端面を形成するモールド部を含むステータを形成する工程Aと、駆動軸がモータケースから突出するように、モータケースをステータの円柱端面上に配置する工程Bとを備え、工程Aにおいて、円柱端面に溝部を形成し、工程Bにおいて、モータケースに円柱端面に向かって突出するように形成され、モールド部よりも大きな熱伝導率を有する材料によって構成された突出部を溝部に嵌合することを要旨とする。
本発明によれば、ステータのうち駆動軸を支持するモータケース側における放熱性を向上可能とするモールドモータ、電動車両及びモールドモータの製造方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電動二輪車100の右側面図である。 図1のA−A線における断面図である。 本発明の第1実施形態に係るモールドモータ10の取り付け状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るモールドモータ10を出力側から見た平面図である。 本発明の第1実施形態に係るモールドモータ10の側面図である。 本発明の第1実施形態に係るモールドモータ10を反出力側から見た平面図である。 本発明の第1実施形態に係るステータ12の構成を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る第1モータケース13の構成を説明するための図である。 図4のB−B線における断面図である。 本発明の第1実施形態に係るステータ12の構成を説明するための図である。 図10のC−C線における断面図である。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(電動車両の概略構成)
以下において、本発明の第1実施形態に係るモールドモータ10を適用した電動車両である電動二輪車100について、図面を参照しながら説明する。図1は、電動二輪車100の右側面図である。図2は、図1のA−A線における断面図である。図3は、モールドモータ10の取り付け状態を示す斜視図である。なお、図2及び図3では、モールドモータ10周辺の構成についてのみ図示している。
図1に示すように、電動二輪車100は、車体フレームが下方に配設された、いわゆるアンダーボーン型の電動二輪車である。電動二輪車100は、前輪2、後輪3、スイングアーム4、サスペンションケース5、リヤサスペンション6及びモールドモータ10を備える。
図1に示すように、前輪2は、フロントフォークによって回転自在に支持される。後輪3は、モールドモータ10に回転自在に支持される。後輪3は、本発明に係る「負荷」の一例である。スイングアーム4は、車体フレームに揺動可能に取り付けられる。
図1に示すように、サスペンションケース5は、スイングアーム4の後端部とモールドモータ10とに連結されている。リヤサスペンション6は、サスペンションケース5と車体フレーム(不図示)とに連結されている。
図2及び図3に示すように、モールドモータ10は、スイングアーム4の後端部とサスペンションケース5とに挟まれるように固定される。モールドモータ10の駆動力は、モータシャフト11を介して後輪3に伝達される。後輪3とモールドモータ10との間には、ブレーキバックプレート7及びブレーキ8が設けられる。ブレーキバックプレート7は、モールドモータ10(具体的には、後述する第1モータケース13)に固定される。モールドモータ10の構成については後述する。
なお、モールドモータ10の前端部には、モールドモータ10に電力を供給するためのモータ動力線9が設けられている。
(モールドモータの概略構成)
次に、第1実施形態に係るモールドモータ10の概略構成について、図面を参照しながら説明する。なお、以下において、「出力側」とは、モールドモータ10の後輪3側であり、「反出力側」とは、モールドモータ10の出力側と反対側である。
図4は、モールドモータ10を出力側から見た平面図である。図5は、モールドモータ10の側面図である。図6は、モールドモータ10を反出力側から見た平面図である。
図4〜図6に示すように、モールドモータ10は、モータシャフト11、ステータ12、第1モータケース13、第2モータケース14及び端子ボックス15を備える。
モータシャフト11は、ステータ12の軸心Sを中心に回動することによって、後輪3を駆動する。モータシャフト11は、本発明に係る負荷に駆動力を与える「駆動軸」の一例である。モータシャフト11は、平面視において、モールドモータ10の略中央に設けられる。モータシャフト11は、第1モータケース13から突出している。モータシャフト11は、第1モータケース13に挿通されるとともに、第1モータケース13によって回動自在に支持されている。
ステータ12は、軸心Sを中心とする円柱状に形成される。ステータ12は、第1円柱端面12S、第2円柱端面12S及び外周面12Sを有する。
第1円柱端面12Sは、ステータ12の後輪3側に設けられており、モータシャフト11が突出している。第2円柱端面12Sは、第1円柱端面12Sの反対側に設けられている。第1円柱端面12S及び第2円柱端面12Sそれぞれは、軸心Sに対して略垂直に設けられる。外周面12Sは、第1円柱端面12Sと第2円柱端面12Sとに連なる。
ここで、図7(a)は、ステータ12を第1円柱端面12S側から見た平面図である。図7(b)は、ステータ12を第1円柱端面12S側から見た斜視図である。
図7(a)及び図7(b)に示すように、ステータ12は、第1溝12M及び第2溝12Mを有する。第1溝12Mは、第1円柱端面12Sに設けられる。本実施形態において、第1溝12Mは、軸心Sを中心とする周方向に沿って環状に形成されている。第2溝12Mは、第1円柱端面12Sに設けられる。本実施形態において、第2溝12Mは、周方向に沿って環状に形成されている。
また、本実施形態において、第1溝12Mは、図7(a)に示すように、径方向において、第2溝12Mより外側に設けられている。従って、ステータ12の平面視において、第1溝12Mは、第2溝12Mを取り囲んでいる。
第1モータケース13は、ステータ12の第1円柱端面12S上に設けられる。第1モータケース13は、モータシャフト11が挿通されるとともに、モータシャフト11を回動自在に支持している。
また、第1モータケース13は、スイングアーム4に直接固定されている。また、第1モータケース13は、後輪3と隣接して配置されており、取り付け部7Fにおいてブレーキバックプレート7が固定されている。
従って、第1モータケース13は、回動するモータシャフト11のトルクを受けとめ可能、スイングアーム4を支持可能、かつ、ブレーキング時の制動力を吸収可能な機械的強度を有する必要がある。
なお、本実施形態において、第1モータケース13は、ネジなどの固定具によって、ステータ12と一体的に形成された第2モータケース14に連結される。
ここで、図8(a)は、第1モータケース13の側面図である。図8(b)は、第1モータケース13を第1円柱端面12Sに当接される底面側から見た平面図である。図8(c)は、第1モータケース13を第1円柱端面12Sに当接される底面側から見た斜視図である。
図8(a)及び図8(b)に示すように、第1モータケース13は、第1円柱端面12Sに当接される底面に形成された突出部13Nを有する。突出部13Nは、第1モータケース13がステータ12に取り付けられた場合、第1円柱端面12Sに向かって突出する。この場合、突出部13Nは、第1円柱端面12Sに設けられた第1溝12Mに嵌合される。本実施形態において、突出部13Nは、軸心Sを中心とする周方向に沿って環状に形成されている。
また、突出部13Nは、後述するモールド部23の熱伝導率よりも大きい材料によって構成される。第1モータケース13のうち突出部13Nと突出部13N以外の部分とは、異なる材料によって構成されていてもよい。ただし、第1モータケース13全体がモールド部23よりも熱伝導率の大きい材料によって構成されていることが好ましい。
第2モータケース14は、ステータ12の第2円柱端面12S上に設けられる。なお、第2モータケース14は、ステータ12と一体的に形成されており、また、スイングアーム4やブレーキバックプレート7が直接固定されていない。従って、第2モータケース14は、第1モータケース13よりも小さくかつ薄く形成することができる。
端子ボックス15は、モータ動力線9を格納する。本実施形態では、端子ボックス15は、第2モータケース14及び第1モータケース13に取り付けられている。
(モールドモータの詳細構成)
以下において、モールドモータ10の詳細構成について、図面を参照しながら説明する。図9は、図4のB−B線における断面図である。
図9に示すように、モールドモータ10は、ロータ16、ギヤシャフト17、ギヤ18及びベアリング装置19を備える。ロータ16、ギヤシャフト17及びギヤ18それぞれは、ステータ12の内側に配置される。ベアリング装置19は、第1モータケース13に内蔵されており、モータシャフト11を回動自在に支持する。
ロータ16は、軸心Sを中心として、ステータ12の内側で回転する。ロータ16の回転は、軸心Sに沿って配置されるギヤシャフト17に伝達される。ギヤ18は、ギヤシャフト17を介して伝達されるロータ16の回転を、所定の減速比で減速してモータシャフト11に伝達する。
また、ステータ12は、複数のティース20、絶縁部材21、コイル22及びモールド部23を有する。
複数のティース20は、軸心S中心とする周方向に沿って配列されている。絶縁部材21は、各ティース20の外周を覆っている。コイル22は、絶縁部材21に巻回されている。
モールド部23は、複数のティース20、絶縁部材21及びコイル22を封止する。モールド部23は、第1円柱端面12S及び第2円柱端面12Sを形成している。モールド部23は、第1円柱端面12Sに形成された第1溝12Mを有する。
ここで、ステータ12の第1円柱端面12Sに形成された第1溝12Mには、第1モータケース13の突出部13Nが嵌合されている。また、ステータ12の第1円柱端面12Sに形成された第2溝12Mには、Oリング30が封入されている。Oリング30は、ステータ12の内部に水分や塵芥が浸入することを抑制する防水・防塵機能を有する。
また、第1溝12Mは、ステータ12の径方向において、コイル22と同じ位置に形成されている。なお、第1溝12Mは、コイル22から離間していることに留意すべきである。これによって、第1溝12Mに嵌合される突出部13Nとコイル22とが電気的に分離される。
(モールドモータの製造方法)
まず、突出部13Nを有する第1モータケースを作製しておく。
次に、第2モータケース14に複数のティース20、絶縁部材21及びコイル22などのステータ12の構成部材を組付ける。
次に、ステータ12の構成部材が組付けられた第2モータケース14を下金型に嵌合する。
次に、複数のティース20、絶縁部材21及びコイル22上に上金型を嵌合する。上金型には、第1溝12Mに対応する環状の突出部が形成されている。
次に、上金型と下金型の間に樹脂材料を注入する。
次に、樹脂材料を硬化させる。これによって、第1溝12Mが形成されたモールド部23を有し、第2モータケース14が一体的に取り付けられたステータ12が形成される。
次に、ステータ12の内側にロータ16とモータシャフト11が組み付けられたギヤ18などを格納する。
次に、モータシャフト11が第1モータケース13から突出するように、第1モータケース13をステータ12に被せて、第1モータケース13を第2モータケース14にネジ留めする。この際、突出部13Nが第1溝12Mに嵌合されていることを確認する。
(作用及び効果)
第1実施形態に係るモールドモータ10において、モールド部23は、第1円柱端面12Sに設けられた第1溝12Mを有しており、モータシャフト11が突出する第1モータケース13は、第1円柱端面12Sに向かって突出する突出部13Nを有する。突出部13Nは、モールド部23よりも大きな熱伝導率を有する材料によって構成され、第1溝12Mに嵌合されている。
第1実施形態に係るモールドモータ10によれば、コイル22によって生じた熱は、モールド部23よりも大きな熱伝導率を有する突出部13Nによって第1モータケース13に効率的に伝達することができる。従って、ステータ12のうちモータシャフト11が突出する第1モータケース13側における放熱性を向上することができる。
ここで、モータシャフト11が突出する第1モータケース13は、モータシャフト11のトルクを受け止め、スイングアーム4を支持し、また、ブレーキング時の制動力を吸収するために、第2モータケース14よりもサイズや厚みが大きく形成されている。そのため、ステータ12のうち第1モータケース13側における放熱性は、ステータ12のうち第2モータケース14側における放熱性よりも小さくなる傾向がある。従って、本実施形態のように、モータシャフト11が突出する第1モータケース13側における放熱性を向上することは有効である。
さらに、本実施形態では、第1モータケース13は、後輪3と隣接して配置されている。そのため、電動二輪車100の走行中において、後輪3と第1モータケース13との間にスムースに空気が流れないので、後輪3と第1モータケース13との間には熱がこもりやすい。従って、本実施形態のように、モータシャフト11が突出する第1モータケース13側における放熱性を向上することは特に有効である。
また、第1実施形態において、突出部13Nは、ステータ12の周方向に沿って設けられている。従って、第1モータケース13の機械的強度を向上することができる。ここで、第1モータケース13は、回動するモータシャフト11のトルクを受けとめ可能、スイングアーム4を支持可能、かつ、ブレーキング時の制動力を吸収可能な機械的強度を有する必要がある。そのため、第1モータケース13の機械的強度を向上することは極めて有用である。
また、第1実施形態において、第1溝12Mは、径方向において、コイル22と同じ位置に形成されている。従って、コイル22によって生じた熱をモールド部23から突出部13Nに効率的に伝達することができる。
また、第1実施形態において、第1溝12Mは、径方向において、Oリング30が封入される第2溝12Mの外側に設けられている。そのため、第1溝12Mが第2溝12Mの内側に設けられる場合に比べて、突出部13Nの径を大きくすることができる。その結果、第1モータケース13の機械的強度をより向上することができる。また、第2溝12Mに嵌合される突出部13Nによって、第1溝12Mへの水分などの浸入を抑制できる。その結果、ステータ12の内部への水分などの浸入をより確実に抑制できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るモールドモータ10について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
図10(a)は、ステータ12を第1円柱端面12S側から見た平面図である。図10(b)は、ステータ12を第1円柱端面12S側から見た斜視図である。
図10(a)及び(b)に示すように、第2実施形態において、ステータ12は、第1溝12M及び第2溝12Mに加えて、複数の第3溝12Mを有する。
複数の第3溝12Mは、第1円柱端面12Sに設けられる。複数の第3溝12Mは、軸心Sを中心として放射状に設けられている。従って、複数の第3溝12Mそれぞれは、軸心Sを中心とするステータ12の径方向に沿って設けられている。
なお、図示しないが、複数の第3溝12Mには、第1モータケース13の底面に放射状に形成された複数の突出部13Nが嵌合される。第1モータケース13は、複数の突出部13Nが複数の第3溝12Mに嵌合された状態で、ネジなどの固定具によって第2モータケース14に取り付けられる。
ここで、図11は、図10のC−C線における断面図である。図11に示すように、第3溝12Mは、ステータ12の軸心方向において、2つのティース20の間隙上に形成されている。すなわち、第3溝12Mは、ステータ12の周方向において、2つのティース20の間隙と同じ位置に形成されている。
(作用及び効果)
第2実施形態に係るモールドモータ10において、第3溝12Mは、径方向に沿って設けられる。第3溝12Mは、周方向において、2つのティース20の間隙と同じ位置に形成されている。
従って、第3溝12Mを深く形成することができるので、突出部13Nとモールド部23との接触面積を大きくすることができる。その結果、ステータ12の駆動輪側における放熱性をより向上することができる。
また、第1モータケース13は、複数の突出部13Nが複数の第3溝12Mに嵌合された状態で第2モータケース14に取り付けられる。従って、第1モータケース13の取り付け位置を決めるために複数の第3溝12Mを利用することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施形態では、第1円柱端面12Sに第2溝12Mを設けることとしたが、第2溝12Mは設けられていなくてもよい。この場合であっても、第1溝12Mに嵌合される突出部13Nによって、ステータ12内部の防水・防塵機能を確保することができる。なお、第1溝12Mの内壁と突出部13Nとの間に液状ガスケットなどを介挿させることによって、ステータ12内部の防水・防塵機能をより十分に確保することができる。
また、上記実施形態では、モールドモータ10を電動二輪車100に適用するケースについて、後輪3を「負荷」の一例として説明したが、これに限られるものではない。例えば、モールドモータ10は洗濯機などにも適用することができる。この場合には、洗濯機に設けられる洗濯槽が本発明に係る「負荷」に該当する。
また、上記実施形態では、モールドモータ10を電動二輪車100に適用するケースについて、モータシャフト11を「駆動軸」の一例として説明したが、これに限られるものではない。例えば、電動二輪車100がギヤ18を備えない場合には、ギヤシャフト17が第1モータケース13から突出するとともに、第1モータケース13に回動自在に支持されていてもよい。この場合、には、ギヤシャフト17が槽が本発明に係る「駆動軸」に該当する。
また、上記第1実施形態では、第1溝12M及び突出部13Nそれぞれは、環状に形成されることとしたが、これに限られるものではない。第1溝12M及び突出部13Nそれぞれは、途中で途切れていてもよい。また、直線的ではなく、ジグザグ状などに形成されていてもよい。なお、第1溝12Mが途中で途切れている場合には、第1モータケース13の取り付け位置を決めるために第1溝12Mを利用することができる。
また、上記第2実施形態では、第3溝12Mは、径方向において、2つのティース20の間隙と同じ位置に形成されることとしたが、これに限られるものではない。第3溝12Mは、径方向において、コイル22と同じ位置に形成されていてもよい。この場合、第3溝12Mに嵌合される突出部13Nによって、効率的にコイル22の熱を吸収できる。
また、上記第2実施形態では、第1溝12Mに加えて複数の第3溝12Mが形成されることとしたが、第1溝12Mは形成されていなくてもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
2…前輪、3…後輪、4…スイングアーム、5…サスペンションケース、6…リヤサスペンション、7…ブレーキバックプレート、7F…取り付け部、8…ブレーキ、9…モータ動力線、10…モールドモータ、11…モータシャフト、12…ステータ、12S…第1円柱端面、12S…第2円柱端面、12M…第1溝、12M…第2溝、12M…第3溝、12S…外周面、13…第1モータケース、13N…突出部、14…第2モータケース、15…端子ボックス、16…ロータ、17…ギヤシャフト、18…ギヤ、19…ベアリング装置、20…ティース、21…絶縁部材、22…コイル、23…モールド部、30…Oリング、100…電動二輪車

Claims (6)

  1. 円柱状のステータと、
    前記ステータの円柱端面上に設けられるモータケースと、
    前記モータケースに回動自在に支持され、負荷に駆動力を与える駆動軸と
    を備えるモールドモータであって、
    前記駆動軸は、前記モータケースから突出しており、
    前記ステータは、前記円柱端面を形成するモールド部を含み、
    前記モールド部は、前記円柱端面に設けられる溝部を有し、
    前記モータケースは、前記円柱端面に向かって突出する突出部を有しており、
    前記突出部は、前記モールド部よりも大きな熱伝導率を有する材料によって構成され、前記溝部に嵌合されている
    ことを特徴とするモールドモータ。
  2. 前記溝部は、前記ステータの周方向に沿って設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のモールドモータ。
  3. 前記ステータは、複数のティースと、前記複数のティースそれぞれに巻回されるコイルとを含んでおり、
    前記溝部は、前記ステータの径方向において、前記コイルと同じ位置に形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のモールドモータ。
  4. 前記溝部は、前記ステータの径方向に沿って設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のモールドモータ。
  5. 駆動輪と、
    前記駆動輪を駆動させるモールドモータと
    を備える電動車両であって、
    前記モールドモータは、
    円柱状のステータと、
    前記ステータの円柱端面上に設けられるモータケースと、
    前記モータケースに回動自在に支持され、負荷に駆動力を与える駆動軸と
    を備え、
    前記駆動軸は、前記モータケースから突出しており、
    前記ステータは、前記円柱端面を形成するモールド部を含み、
    前記モールド部は、前記円柱端面に設けられる溝部を有し、
    前記モータケースは、前記円柱端面に向かって突出する突出部を有しており、
    前記突出部は、前記モールド部よりも大きな熱伝導率を有する材料によって構成され、前記溝部に嵌合されている
    ことを特徴とする電動車両。
  6. 円柱状のステータと、前記ステータの円柱端面上に設けられるモータケースと、前記モータケースに回動自在に支持され、負荷に駆動力を与える駆動軸とを備えるモールドモータの製造方法であって、
    円環状に配列された複数のティースを樹脂材料によって封止することによって、前記円柱端面を形成するモールド部を含む前記ステータを形成する工程Aと、
    前記駆動軸が前記モータケースから突出するように、前記モータケースを前記ステータの前記円柱端面上に配置する工程Bとを備え、
    前記工程Aにおいて、前記円柱端面に溝部を形成し、
    前記工程Bにおいて、前記モータケースに前記円柱端面に向かって突出するように形成され、前記モールド部よりも大きな熱伝導率を有する材料によって構成された突出部を前記溝部に嵌合する
    ことを特徴とするモールドモータの製造方法。
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