JP2010129872A - 太陽電池素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の面1aと第2の面1bとを含み、第1の導電型を有する半導体基板1と、第1の導電型に寄与するドーパントを半導体基板1よりも高い濃度で含有し、半導体基板1の第1の面1aの第1領域に設けられたドープ層3と、半導体基板1のドープ層3上に設けられた第1の部分5aと、半導体基板1の第1の面1aの第2領域に設けられた第2の部分5bと、を含む真性半導体層5と、第2の導電型を有し、真性半導体層5の第2の部分5b上に設けられた第2の導電型の層と、を有し、真性半導体層5の第1の部分5aは、第2の部分5bより薄いことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
請求項10の発明は、請求項9に記載の太陽電池素子において、前記第1ドープ層は、前記第1の導電型に寄与するドーパントを前記半導体基板よりも高い濃度で含有する、ことを特徴とする。
<太陽電池素子の構造>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽電池素子100Aの断面構造を示す図である。図2は、太陽電池素子100Aの裏面図である。
次に、太陽電池素子100Aに上述のような形態にてドープ層3を設けることで得られる効果について説明する。
次に、i型半導体層5の厚み(i型半導体層5の第1の部分5aの厚みt1および第2の部分5bの厚みt2)と、素子の発電効率との関係について説明する。
次に、第1の実施の形態に係る太陽電池素子100Aの製造方法について説明する。以降の説明においては、n型のドーパントとしてPが用いられ、半導体基板が表面凹凸構造を有する太陽電池素子100Aを製造する場合を例として説明する。図3は、太陽電池素子100Aの製造工程の流れを示す図である。図4ないし図6は、製造工程の途中段階における素子の構造を模式的に示す図である。
次に、第2の実施の形態に係る太陽電池素子100Bについて説明する。図7は、第2の実施の形態に係る太陽電池素子100Bの断面構造を示す図である。なお、第1の実施の形態に係る太陽電池素子100Aと同様の作用効果を奏する構成要素については、同一の符号を付し、以下ではその説明を省略する。
また、上述の説明においては、n型の導電型を呈するn型半導体領域2を有する半導体基板1を使用した場合について説明したが、半導体基板はn型に限定されることなくp型に対しても適用できる。例えば、p型の導電型を呈するp型半導体領域2を有する半導体基板1を準備した場合(この場合、ドープ層3はp+)、i型半導体層5の第1の部分5a(p側)の方を、第2の部分5b(n側)よりも、薄くする方がよい。
実施例として、第1の実施の形態に係る太陽電池素子100Aについて、厚みt1および厚みt2を(t1>t2の場合を含めて)種々の値とした12種類の太陽電池素子を作成した。12種類の太陽電池素子は互いに、厚みt1および厚みt2の少なくとも一方の大きさが異なるものである。
2 n型半導体領域
3 ドープ層
5 i型半導体層
5a i型半導体5の第1の部分
5b i型半導体5の第2の部分
6 p型半導体層
7 n型電極
8 第1シード層
100A〜B 太陽電池素子
Claims (10)
- 第1の面と第2の面とを含み、第1の導電型を有する半導体基板と、
前記第1の導電型に寄与するドーパントを前記半導体基板よりも高い濃度で含有し、前記半導体基板の前記第1の面の第1領域に設けられた第1ドープ層と、
前記半導体基板の前記第1ドープ層上に設けられた第1の部分と、前記半導体基板の前記第1の面の第2領域に設けられた第2の部分と、を含む真性半導体層と、
第2の導電型を有し、前記真性半導体層の前記第2の部分上に設けられた第2の導電型の層と、
を有し、
前記真性半導体層の前記第1の部分は、前記第2の部分より薄いことを特徴とする太陽電池素子。 - 請求項1に記載の太陽電池素子において、
前記第1ドープ層は、前記半導体基板内に設けられていることを特徴とする太陽電池素子。 - 請求項1または請求項2に記載の太陽電池素子において、
前記真性半導体層の前記第1の部分の厚みが3nm以上5nm以下であり、前記第2の部分の厚みが6nm以上10nm以下である、ことを特徴とする太陽電池素子。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の太陽電池素子において、
前記第2領域の面積が前記第1領域の面積よりも大きいことを特徴とする太陽電池素子。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の太陽電池素子において、
前記真性半導体層の前記第1の部分に設けられた第1電極と、
前記第2の導電型層上に設けられた第2電極と、
をさらに備え、
前記第1電極と前記第2電極との電気抵抗値が等しいことを特徴とする太陽電池素子。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の太陽電池素子において、
前記半導体基板の前記第2の面側に、前記第1の導電型に寄与するドーパントを前記半導体基板よりも高い濃度で含有する第2ドープ層をさらに有する、ことを特徴とする太陽電池素子。 - 請求項6に記載の太陽電池素子において、
前記第1および第2ドープ層が、前記半導体基板の外縁部に熱拡散層として設けられてなる、ことを特徴とする太陽電池素子。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の太陽電池素子において、
前記半導体基板の前記第2の面上に反射防止層をさらに備える、ことを特徴とする太陽電池素子。 - 第1の面と第2の面とを含み、第1の導電型を有する半導体基板と、
前記半導体基板の第1の面に接して設けられており、第1の部分と第2の部分とを含む真性半導体層と、
前記第1の導電型に寄与するドーパントを含有し、前記真性半導体層の前記第1の部分に設けられた第1ドープ層と、
第2の導電型を有し、前記真性半導体層の前記第2の部分上に設けられた第2の導電型の層と、
を有し、
前記真性半導体層の前記第1の部分は、前記第2の部分より薄いことを特徴とする太陽電池素子。 - 請求項9に記載の太陽電池素子において、
前記第1ドープ層は、前記第1の導電型に寄与するドーパントを前記半導体基板よりも高い濃度で含有する、ことを特徴とする太陽電池素子。
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