JP2010116080A - 車両用電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄な電力消費を抑制しつつ視認性を向上させることができる車両用電源装置を提供する。
【解決手段】車速判定部173は、車速が速度閾値よりも速いか否かを判定し、判定結果を制御部171へ出力する。スイッチ判定部174は、ヘッドランプスイッチSW1、フォグランプスイッチSW2、ワイパースイッチSW3それぞれがオンであるかオフであるかを判定し、判定結果を制御部171へ出力する。制御部171は、ヘッドランプ24が点灯している場合において、車速が速度閾値より速い場合、あるいは、ワイパーが動作している場合には、ヘッドランプ24に印加する平均電圧を所定電圧値Vdよりも高い電圧Vh(>Vd)になるように制御する。
【選択図】図1
【解決手段】車速判定部173は、車速が速度閾値よりも速いか否かを判定し、判定結果を制御部171へ出力する。スイッチ判定部174は、ヘッドランプスイッチSW1、フォグランプスイッチSW2、ワイパースイッチSW3それぞれがオンであるかオフであるかを判定し、判定結果を制御部171へ出力する。制御部171は、ヘッドランプ24が点灯している場合において、車速が速度閾値より速い場合、あるいは、ワイパーが動作している場合には、ヘッドランプ24に印加する平均電圧を所定電圧値Vdよりも高い電圧Vh(>Vd)になるように制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、バッテリを備える車両用電源装置に関する。
自動車などの車両用の電源装置は、オルタネータ(車載発電機、交流発電機)及びバッテリなどを備えている。エンジンに連動してオルタネータで発電された電力は、バッテリの充電に利用されるとともに、車両に搭載された電気負荷に供給される。一般的には、オルタネータの発電電圧は約14V、バッテリ電圧は約12.8Vであるが、電気負荷の使用状況に応じてバッテリの電圧が変動した場合、電気負荷へ印加される負荷電圧も変動することになる。このため、車両用電源装置は、バッテリの電圧が変動しても負荷電圧を所定値に維持するように制御している。
一方で、燃費向上を図るため、車両には充電制御システムが搭載されるようになった。充電制御システムは、負荷電圧を所定値に維持しつつ、車両の走行状態(例えば、加速走行、減速走行、定速走行、アイドリングなど)に応じて、オルタネータの発電電圧を調整することにより、エンジン負荷を低減しつつ、低燃費化を実現するものである(非特許文献1参照)。
ハリアー 新型車解説書、トヨタ自動車株式会社、2003年2月7日発行
ハリアー 新型車解説書、トヨタ自動車株式会社、2003年2月7日発行
しかしながら、従来の車両用電源装置にあっては、バッテリの電圧変動に関わらず、電気負荷へ印加する負荷電圧の平均値を常に所定値に維持するので、例えば、電気負荷がヘッドランプやフォグランプなどの前照灯である場合に、夜間の雨天走行時や高速走行時などの車両前方の視認性が必要とされるときでも、電気負荷へ印加される電圧は一定であるため、前照灯の明るさは変わらず車両前方の視認性を高めることができないという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、無駄な電力消費を抑制しつつ視認性を向上させることができる車両用電源装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る車両用電源装置は、バッテリを備える車両用電源装置において、前記バッテリの出力側の電圧を制御する電圧制御部と、該電圧制御部で制御された電圧が印加される車灯と、車両の走行時の視認性に関連する情報を取得する取得部とを備え、前記電圧制御部は、前記取得部で取得した情報に応じて、前記車灯に印加する電圧を所定値よりも高くするように構成してあることを特徴とする。
第2発明に係る車両用電源装置は、第1発明において、前記取得部は、車速を取得するように構成してあり、前記電圧制御部は、取得した車速が速度閾値よりも速い場合、前記車灯に印加する電圧を所定値よりも高くするように構成してあることを特徴とする。
第3発明に係る車両用電源装置は、第1発明において、前記取得部は、ワイパーの作動状態を取得するように構成してあり、前記電圧制御部は、前記ワイパーが作動している場合、前記車灯に印加する電圧を所定値よりも高くするように構成してあることを特徴とする。
第4発明に係る車両用電源装置は、第1発明乃至第3発明のいずれか1項において、前記車灯は、ヘッドランプ又はフォグランプの少なくとも一方であることを特徴とする。
本発明にあっては、バッテリの出力側の電圧を制御する電圧制御部と、電圧制御部で制御された電圧が印加される車灯と、車両の走行時の視認性に関連する情報を取得する取得部とを備えている。そして、電圧制御部は、取得部で取得した情報に応じて、車灯に印加する電圧を所定値よりも高くする。例えば、取得した情報により視認性を高める必要がある場合には、所定値よりも高い電圧を車灯に印加し、視認性を高める必要がない場合には、所定値の電圧を車灯に印加する。これにより、視認性を高める必要がない場合には、車灯に印加する電圧を所定値にして無駄な消費電力を抑制しつつ、視認性を高める必要がある場合には、電圧を高くして車灯の明るさを増加させ、視認性を向上させる。
本発明にあっては、視認性に関連する情報として、車速を取得する。例えば、車速が速い場合には、視認性を高める必要がある。そして、取得した車速が速度閾値よりも速い場合、車灯に印加する電圧を所定値よりも高くする。これにより、車両が速度閾値より速く、視認性を高める必要がある場合、車灯を明るくすることができ、視認性を向上させることができる。
本発明にあっては、視認性に関連する情報として、ワイパーの動作状態(例えば、動作開始、動作停止など)を取得する。例えば、ワイパーが動作している場合(動作開始、動作中を含む)には、雨天時の走行であるため、視認性を高める必要がある。そして、ワイパーが動作している場合、車灯に印加する電圧を所定値よりも高くする。これにより、雨天時などの視認性を高める必要がある場合、車灯を明るくすることができ、視認性を向上させることができる。
本発明にあっては、車灯は、ヘッドランプ又はフォグランプの少なくとも一方である。これにより、高速走行時や雨天走行時などの車両前方の視認性を高める必要がある場合に、ヘッドランプ又はフォグランプを明るくすることができ、視認性を向上させることができる。
本発明によれば、無駄な電力消費を抑制しつつ視認性を向上させることができる。
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づき説明する。図1は本発明に係る車両用電源装置の構成の一例を示すブロック図である。車両用電源装置は、バッテリ14、電源制御部17などを備えている。なお、電源制御部17のみを車両用電源装置として構成することもできる。
バッテリ14には、ヒューズF0を介してオルタネータ11を接続してある。オルタネータ11には、オルタネータ11で発電する発電電圧を制御するレギュレータ12を付設している。バッテリ14は、オルタネータ11で発電した電力により充電される。電流センサ15は、バッテリ14の充電電流及び放電電流を検出する。充電制御ECU(Electronic Control Unit)13は、バッテリ14への充電を制御する。
充電制御ECU13には、車速センサ16が接続されている。オルタネータ11とバッテリ14との間の電路にはヒューズF0を設けている。オルタネータ11とバッテリ14からの電力を供給するための電路は、電気負荷に応じて分岐されている。電路21には、ヒューズF1を介装してあり、電気負荷(不図示)を接続している。
電路22には、ヒューズF2を介装してあり、FET18を介して車灯としてのヘッドランプ24を接続している。また、電路23には、ヒューズF3を介装してあり、FET19を介して車灯としてのフォグランプ25を接続している。なお、電路は、図示した3つに限定されるものではない。なお、ヘッドランプ24のみ、あるいはフォグランプ25のみを備える構成であってもよい。
電源制御部17には、ヘッドランプスイッチSW1、フォグランプスイッチSW2、ワイパースイッチSW3を接続している。
電源制御部17は、全体を制御するとともに電圧制御部としての制御部171、バッテリ14の電圧Vbを検出する電圧検出部172、車速センサ16で検出した車速を取得する取得部としての車速判定部173、ワイパーの動作状態を取得する取得部としてのスイッチ判定部174、FET18、19をPWM制御するPWM制御部175などを備えている。
電圧検出部172は、バッテリ14の電圧Vbを検出して制御部171へ出力する。
車速判定部173は、車速センサ16で検出した車速と速度閾値(例えば、60km/hなど)とを比較し、車速が速度閾値よりも速いか否かを判定し、判定結果を制御部171へ出力する。
スイッチ判定部174は、ヘッドランプスイッチSW1、フォグランプスイッチSW2、ワイパースイッチSW3それぞれがオンであるかオフであるかを判定し、判定結果を制御部171へ出力する。
制御部171は、電圧検出部172で検出したバッテリ14の電圧Vb、車速判定部173及びスイッチ判定部174から出力された判定結果に基づいて、ヘッドランプ24、フォグランプ25に印加される電圧(平均電圧値)を制御すべく制御信号をPWM制御部175へ出力する。例えば、バッテリ14の電圧が変動して高くなった場合には、FET18、19のオン期間を短くしてヘッドランプ24、フォグランプ25に印加される電圧を一定値に維持する。
例えば、制御部171は、ヘッドランプ24が点灯している場合において、車速が速度閾値より遅い場合、あるいは、ワイパーが動作していない場合には、車両の走行のための前方の視認性を高める必要はないとして、ヘッドランプ24に印加する平均電圧を所定電圧値Vdに維持する。この場合、PWM制御部175は、ヘッドランプ24に印加する平均電圧が所定電圧値VdになるようにFET18をPWM制御(デューティ比を変化させる)する。
また、同様に、制御部171は、フォグランプ25が点灯している場合において、車速が速度閾値より遅い場合、あるいは、ワイパーが動作していない場合には、車両の走行のための前方の視認性を高める必要はないとして、フォグランプ25に印加する平均電圧を所定電圧値Vdに維持する。この場合、PWM制御部175は、フォグランプ25に印加する平均電圧が所定電圧値VdになるようにFET19をPWM制御(デューティ比を変化させる)する。なお、フォグランプ25に対しては、所定電圧値はVdと異なる値でもよい。
一方、制御部171は、ヘッドランプ24が点灯している場合において、車速が速度閾値より速い場合、あるいは、ワイパーが動作している場合には、車両の走行のための前方の視認性を高める必要があるとして、ヘッドランプ24に印加する平均電圧を所定電圧値Vdよりも高い電圧Vh(>Vd)になるように制御する。この場合、PWM制御部175は、ヘッドランプ24に印加する平均電圧が所定電圧値Vdより高い電圧VhになるようにFET18をPWM制御(デューティ比を変化させる)する。なお、この場合、FET18がオンしている期間を長くするようにデューティ比を変化させてもよく、あるいは、デューティ比を100%としてもよい。
また、制御部171は、フォグランプ25が点灯している場合において、車速が速度閾値より速い場合、あるいは、ワイパーが動作している場合には、車両の走行のための前方の視認性を高める必要があるとして、フォグランプ25に印加する平均電圧を所定電圧値Vdよりも高い電圧Vh(>Vd)になるように制御する。この場合、PWM制御部175は、フォグランプ25に印加する平均電圧が所定電圧値Vdより高い電圧VhになるようにFET19をPWM制御(デューティ比を変化させる)する。なお、フォグランプ25に対しては、印加する電圧をVhと異なる値としてもよい。また、この場合も、FET19がオンしている期間を長くするようにデューティ比を変化させてもよく、あるいは、デューティ比を100%としてもよい。
次に本実施の形態の車両用電源装置の動作について説明する。オルタネータ11は、不図示のエンジンに連動して発電する。レギュレータ12は、オルタネータ11の界磁電流を調節することにより、オルタネータ11で発電される発電電圧を定電圧制御、あるいは昇降圧制御する。
オルタネータ11は、発電した電力を、オルタネータ11内部の整流器(不図示)で整流した後、ヒューズF0を通じて、バッテリ14に充電する。バッテリ14に充電される充電電流は、電流センサ15で検出され、充電制御ECU13へ出力される。また、充電制御ECU13は、バッテリ14の電圧Vbを検出する。
充電制御ECU13は、車速センサ16検出した車速を取得し、取得した車速に基づいて、車両の走行状態(例えば、アイドリング、加速走行、定常走行及び減速走行など)を判定し、判定した走行状態に応じてバッテリ14の充電制御を行う。
図2は充電制御ECU13による充電制御動作例を示す説明図である。図2に示すように、車両の走行状態としては、例えば、アイドリング、加速走行、定常走行及び減速走行などがあり、各走行状態に応じて、オルタネータ11の発電モード、バッテリ14のバッテリ容量、オルタネータ11の発電電圧、車速パターンが異なる。
例えば、オルタネータ11の発電電圧を通常(定常)の値VNからVLに下げる。これにより、オルタネータ11の発電によるエンジンの負荷を低減してエンジンの低燃費化を図ることができる。
一方、減速走行の場合には、オルタネータ11の発電電圧を通常(定常)の値VNからVHに上げる。これにより、バッテリ14への充電電流を増やすとともに、ヒューズF2を介して他の電気負荷(不図示)への供給電力を増加させる。
なお、この場合、図2の発電電圧で示す電圧VL、VN、VHはそれぞれ、12.5V、13.5V、14.5V程度である。
図3はヘッドランプ24に印加される電圧を示すタイムチャートである。なお、フォグランプ25の場合も同様である。図3(a)に示すように、時刻t1でワイパーの動作が開始し、時刻t2において、ワイパーの動作が停止したとする。この場合、図3(b)に示すように、ヘッドランプ24に印加される平均出力電圧は、時刻t1までは所定電圧値Vdが印加され、時刻t1において、所定電圧値Vdよりも高い電圧Vhが印加される。なお、一例として、Vdは12V程度、Vhは13.5V程度に設定することができる。これにより、ヘッドランプ24が明るくなり、視認性が向上する。そして、時刻t2において、ヘッドランプ24に印加される電圧は所定電圧値Vdに戻る。
図3の例では、ワイパーの動作状態に応じてヘッドランプ24に印加される電圧の変化について説明したが、ワイパーの動作に代えて、車速を用いることもできる。この場合、時刻t1において、車速が速度閾値より速くなり、時刻t2において、車速が速度閾値より遅くなったとすれば、ヘッドランプ24に印加される電圧は、図2(b)と同様に変化する。
上述のとおり、取得した情報(例えば、ワイパーの動作状態、車速など)により視認性を高める必要がある場合には、所定値よりも高い電圧をヘッドランプ24及び/又はフォグランプ25に印加し、視認性を高める必要がない場合には、所定値の電圧をヘッドランプ24及び/又はフォグランプ25に印加する。これにより、視認性を高める必要がない場合には、無駄な消費電力を抑制しつつ、視認性を高める必要がある場合には、電圧を高くしてヘッドランプ24及び/又はフォグランプ25の明るさを増加させ、視認性を向上させる。
また、視認性に関連する情報として、車速を取得する。例えば、車速が速い場合には、視認性を高める必要がある。そして、取得した車速が速度閾値よりも速い場合、ヘッドランプ24及び/又はフォグランプ25に印加する電圧を所定値よりも高くする。これにより、車両が速度閾値より速く、視認性を高める必要がある場合、ヘッドランプ24及び/又はフォグランプ25を明るくすることができ、視認性を向上させることができる。
また、視認性に関連する情報として、ワイパーの動作状態(例えば、動作開始、動作停止など)を取得する。例えば、ワイパーが動作している場合(動作開始、動作中を含む)には、雨天時の走行であるため、視認性を高める必要がある。そして、ワイパーが動作している場合、ヘッドランプ24及び/又はフォグランプ25に印加する電圧を所定値よりも高くする。これにより、雨天時などの視認性を高める必要がある場合、ヘッドランプ24及び/又はフォグランプ25を明るくすることができ、視認性を向上させることができる。
図4は本発明に係る車両用電源装置の処理手順を示すフローチャートである。制御部171は、ヘッドランプ24又はフォグランプ25が点灯しているか否かを判定し(S11)、いずれも点灯していない場合(S11でNO)、ステップS11の処理を続ける。ヘッドランプ24又はフォグランプ25が点灯している場合(S11でYES)、制御部171は、点灯しているヘッドランプ24又はフォグランプ25に印加される電圧を所定電圧値Vdに維持する(S12)。なお、維持する電圧Vdは、ヘッドランプ24とフォグランプ25とで異なる場合もある。
制御部171は、ワイパーが動作開始したか否かを判定し(S13)、動作を開始していない場合(S13でNO)、車速が閾値(速度閾値)より速いか否かを判定する(S14)。車速が閾値より速くない場合(S14でNO)、制御部171は、ステップS12以降の処理を続け、車速が閾値より速い場合(S14でYES)、点灯しているヘッドランプ24又はフォグランプ25に印加される電圧を所定電圧値Vdより高い電圧に維持する(S15)。ワイパーが動作開始した場合(S13でYES)、制御部171は、ステップS14の処理を行わずにステップS15の処理を行う。
制御部171は、ワイパーの動作が停止したか否かを判定し(S16)、動作が停止していない場合(S16でNO)、車速が閾値(速度閾値)より遅いか否かを判定する(S17)。車速が閾値より遅い場合(S17でYES)、点灯しているヘッドランプ24又はフォグランプ25に印加される電圧を所定電圧値Vdに維持する(S18)。ワイパーの動作が停止した場合(S16でYES)、制御部171は、ステップS17の処理を行わずにステップS18の処理を行う。
制御部171は、ヘッドランプ24及びフォグランプ25すべてが消灯しているか否かを判定し(S19)、すべてが消灯していない場合(S19でNO)、ステップS13以降の処理を続け、すべてが消灯している場合(S19でYES)、処理を終了する。
車速が閾値より遅くない場合(S17でNO)、制御部171は、ヘッドランプ24及びフォグランプ25すべてが消灯しているか否かを判定し(S20)、すべてが消灯していない場合(S20でNO)、ステップS15以降の処理を続け、すべてが消灯している場合(S20でYES)、処理を終了する。
以上説明したように、本発明によれば、無駄な電力消費を抑制しつつ視認性を向上させることができる。
上述の実施の形態では、運転者にとっての視認性を高めるべく車灯の明るさを増加させる構成であったが、これに限定されるものではなく、自車両の後方を走行する後続車両の運転者から見て自車両に対する視認性を高めるようにしてもよい。この場合には、例えば、車両の後部に設けられた車灯の明るさを増加させればよい。また、車両の後部に超音波センサなどを設置して、自車両と後続車両との速度差や車間距離などに応じて、車灯の明るさを増加させることができる。
14 バッテリ
17 電源制御部
171 制御部
172 電圧検出部
173 車速判定部
174 スイッチ判定部
175 PWM制御部
18、19 FET
24 ヘッドランプ
25 フォグランプ
SW3 ワイパースイッチ
17 電源制御部
171 制御部
172 電圧検出部
173 車速判定部
174 スイッチ判定部
175 PWM制御部
18、19 FET
24 ヘッドランプ
25 フォグランプ
SW3 ワイパースイッチ
Claims (4)
- バッテリを備える車両用電源装置において、
前記バッテリの出力側の電圧を制御する電圧制御部と、
該電圧制御部で制御された電圧が印加される車灯と、
車両の走行時の視認性に関連する情報を取得する取得部と
を備え、
前記電圧制御部は、
前記取得部で取得した情報に応じて、前記車灯に印加する電圧を所定値よりも高くするように構成してあることを特徴とする車両用電源装置。 - 前記取得部は、
車速を取得するように構成してあり、
前記電圧制御部は、
取得した車速が速度閾値よりも速い場合、前記車灯に印加する電圧を所定値よりも高くするように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。 - 前記取得部は、
ワイパーの作動状態を取得するように構成してあり、
前記電圧制御部は、
前記ワイパーが作動している場合、前記車灯に印加する電圧を所定値よりも高くするように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。 - 前記車灯は、
ヘッドランプ又はフォグランプの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車両用電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008291416A JP2010116080A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 車両用電源装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010142054A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Autonetworks Technologies Ltd | 電源制御装置 |
CN104163117A (zh) * | 2013-08-28 | 2014-11-26 | 郑州宇通客车股份有限公司 | 电动汽车及其电控器件集成装置 |
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JPH07117557A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-09 | Suzuki Motor Corp | 電動式車両の灯火類制御装置 |
JP2002120644A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ランプ制御装置 |
-
2008
- 2008-11-13 JP JP2008291416A patent/JP2010116080A/ja active Pending
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