JP2010151952A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
4つの感光ドラム15を収容し、本体ケーシング2に対してスライド自在に着脱されるプロセスユニット10に、ギヤ部49を一体的に備えるシャッタ32、ギヤ部49に噛合するラック杆37を備え、プロセスユニット10を本体ケーシング2に装着する動作により、本体ケーシング2内の当接板55に、ラック杆37を当接させ、ラック杆37をスライドさせることにより、シャッタ32を、感光ドラム15を被覆する閉位置と、感光ドラム15を露出する開位置とに移動させる。
【選択図】図4
Description
このようなタンデム型カラーレーザプリンタとして、たとえば、複数の感光ドラムと、各感光ドラムに対して着脱自在に設けられる複数の現像カートリッジとを備えるドラムユニットが、本体ケーシングに対して着脱自在に装着されているカラーレーザプリンタが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
そのため、ドラムユニットが離脱されているときには、露出している感光ドラムが周辺の物品と接触して、破損してしまうというおそれがある。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記装置本体の内部において、前記感光体と接触するエンドレスベルトを備え、前記引き出し部材は、前記当接部材と前記作用部材とが当接する当接位置と、前記装置本体への装着が完了する装着位置とに移動可能であり、前記当接部材と前記作用部材とが当接した状態で前記当接位置から前記装着位置へ移動し、前記シャッタ部材は、前記エンドレスベルトと干渉しないように、前記引き出し部材が前記当接位置から前記装着位置へ移動する間に、前記開位置に移動されることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前記引き出し部材は、各前記感光体を回転可能に支持し、前記被作用部材および前記シャッタ部材を備えていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の発明において、前記歯車および前記ラック部は、前記感光体の長手方向一方側に設けられていることを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載の発明において、前記アーム部材を、常には、前記シャッタ部材を前記閉位置に配置するように、付勢する第2付勢部材と、前記シャッタ部材を、常には、前記閉位置において前記感光体に向かうように、付勢する第3付勢部材とを備えることを特徴としている。
また、請求項12に記載の発明は、請求項8ないし11のいずれかに記載の発明において、前記アーム部材は、前記感光体の長手方向において、前記シャッタ部材の両端部を支持していることを特徴としている。
また、請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明において、前記作用部材は、第1係合部を備え、前記被作用部材は、前記第1係合部と係合する第2係合部を備え、前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記プロセスカートリッジが前記引き出し部材に装着されたときに係合することを特徴としている。
その結果、引き出し部材が装置本体から離脱されているときに、感光体を保護することができる。
そのため、引き出し部材が装置本体から離脱され、作用部材と当接部材との当接が解除されると、シャッタ部材を、自動的に閉位置に移動させることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、引き出し部材は、当接位置において、当接部材と作用部材とが当接した後、その当接を維持しながら当接位置から装着位置へ移動し、装置本体に装着される。
そのため、シャッタ部材を、引き出し部材が当接位置に配置されるまで閉位置に配置し、引き出し部材が当接位置から装着位置へ移動するタイミングで開位置に移動させることができる。
また、シャッタ部材は、エンドレスベルトと干渉しないように、開位置に移動される。
そのため、シャッタ部材とエンドレスベルトとの干渉により、エンドレスベルトが損傷することを防止することができる。
そのため、別途ガイド部材を設ける必要が無く、部品点数を低減することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、各感光体が引き出し部材に支持され、その引き出し部材に被作用部材およびシャッタ部材が備えられている。
また、請求項6に記載の発明によれば、引き出し部材の着脱時に作用部材がスライドすると、作用部材のラック部が被作用部材の歯車に作用し、歯車を正回転または逆回転させる。これにより、シャッタ部材を開位置または閉位置に移動させることができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、歯車およびラック部は、感光体の長手方向一方側に設けられている。
そのため、感光体の長手方向他方側に歯車およびラック部を設ける必要が無く、部品点数を低減することができる。
そして、往復移動部材は、引き出し部材の着脱時にスライドすることにより、嵌合部を介してアーム部材に作用し、アーム部材を揺動させる。嵌合部が第1位置に配置されるようにアーム部材が揺動されると、シャッタ部材が開位置に移動し、嵌合部が第2位置に配置されるようにアーム部材が揺動されると、シャッタ部材が閉位置に移動する。
また、請求項9に記載の発明によれば、嵌合部と嵌合穴とが遊嵌されているので、嵌合部は、第1位置と第2位置との間を移動するときに、嵌合穴の遊びの部分に適宜退避しながら移動することができる。
また、請求項10に記載の発明によれば、第2付勢部材の付勢力により、アーム部材は、常には、シャッタ部材が閉位置に配置されるように揺動する。また、第3付勢部材の付勢力により、シャッタ部材は、閉位置において、常には、感光体に向かう。
その結果、引き出し部材が装置本体から離脱されているときに、確実に感光体を保護することができる。
そのため、シャッタ部材が閉位置に配置される位置において、アーム部材の揺動を規制することができる。
その結果、シャッタ部材を確実に閉位置に配置することができる。
そのため、感光体の長手方向において、シャッタ部材を確実に支持することができる。
また、請求項13に記載の発明によれば、シャッタ部材は、閉位置において、アーム部材と連結される端部と反対側の端部に備えられるストッパ部が引き出し部材に当接することにより、感光体と間隔を隔てて対向させられる。
また、請求項14に記載の発明によれば、引き出し部材は、感光体を備えるプロセスカートリッジを着脱自在に備えており、プロセスカートリッジが被作用部材およびシャッタ部材を備えている。
また、請求項15に記載の発明によれば、プロセスカートリッジが引き出し部材に装着されたときに、作用部材に備えられる第1係合部と被作用部材に備えられる第2係合部とが係合する。
そのため、プロセスカートリッジが引き出し部材から離脱されているとき、および、引き出し部材が装置本体から離脱されているときに、シャッタ部材を閉位置に配置し、引き出し部材を装置本体に装着する動作で、シャッタ部材を開位置に移動させることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの第一実施形態を示す側断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、横置きタイプのタンデム型カラーレーザプリンタであって、装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、被画像形成部材の一例としての用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その一方側壁には、後述するプロセスユニット10を着脱させるためのフロントカバー5が設けられている。
(2)給紙部
給紙部3は、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。給紙トレイ6は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着されている。給紙トレイ6の前端部上方には、給紙ローラ7と、Uターンパスからなる給紙パス8とが配置されている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、スキャナユニット9、引き出し部材の一例としてのプロセスユニット10、転写ユニット11、および定着ユニット12を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット9は、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナユニット9は、鎖線で示すように、4つの感光ドラム15(後述)に向けて、画像データに基づくレーザビームをそれぞれ出射し、感光ドラム15(後述)を露光する。
(3−2)プロセスユニット
(3−2−1)プロセスユニットの構成
プロセスユニット10は、スキャナユニット9の下方であって、給紙部3の上方に配置されており、1つのプロセスフレーム13と、各色に対応する4つの現像ユニット14とを備えている。
感光ドラム15は、左右方向に沿うように、前後方向に間隔を隔てて、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応して、4つ、並列配置されている。
現像ユニット14は、感光ドラム15の上側に配置され、現像ローラ17を備えている。
現像ローラ17は、現像ユニット14の下端から露出するように、現像ユニット14に回転自在に支持されており、感光ドラム15に対して上側から接触するように配置されている。
(3−2−2)プロセスユニットでの現像動作
現像ユニット14内のトナーは、供給ローラ(図示せず)に供給され、さらに、現像ローラ17に供給され、供給ローラ(図示せず)と現像ローラ17との間で正極性に摩擦帯電される。
一方、感光ドラム15の表面は、感光ドラム15の回転に伴って、帯電ローラ16により一様に正帯電された後、スキャナユニット9からのレーザビーム(図1破線参照。)の高速走査により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光ドラム15の表面に形成される。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット11は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上方であって、プロセスユニット10の下方において、前後方向に沿って配置されている。この転写ユニット11は、駆動ローラ18、従動ローラ19、各感光ドラム15と接触する搬送ベルト20、および転写ローラ21を備えている。
転写ローラ21は、各感光ドラム15と、搬送ベルト20を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。
そして、給紙部3から給紙された用紙Pは、搬送ベルト20によって、前側から後側に向かって、各感光ドラム15と各転写ローラ21とが対向する転写位置を順次通過するように搬送される。その搬送中に、各感光ドラム15に担持されている各色のトナー像が、用紙Pに順次転写され、カラー画像が形成される。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット12は、転写ユニット11の後方に配置され、加熱ローラ22、および加熱ローラ22に対向する加圧ローラ23を備えている。転写ユニット11において、用紙Pに転写されたカラー画像は、用紙Pが加熱ローラ22と加圧ローラ23との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙Pに熱定着される。
(4)排紙
トナー像が定着した用紙Pは、Uターンパスからなる排紙パス(図示せず)を通過して、排紙ローラ24に向けて搬送され、排紙ローラ24によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ25上に排紙される。
2.プロセスユニットの詳細
図2は、図1におけるプロセスユニットを説明するための説明図である。
プロセスフレーム13は、間隔を隔てて対向配置される左右1対の側板33と、両側板33間に架設されるフロントビーム35、リヤビーム34および仕切板36と、作用部材の一例としてのラック杆37とを備えている。
また、両側板33は、突条63と、第1ガイドボス39とを備えている。
突条63は、両側板33の上端縁から連続して、左右方向外側に突出するように、前後方向ほぼ全てにわたって形成されている。また、突条63の前端部の下端縁は、前方に向かうに従って上方に傾斜している。
また、左側側板33Lには、感光ドラム15のカップリング部(図示せず)を支持するためのドラムカップリング嵌合穴(図示せず)、および、現像カップリング部52(後述)を支持するための現像カップリング嵌合穴38が、形成されている。
現像ガイド溝42は、右側側板33Rの左面において、上側が拡がるように開放された側面視略Y字形状をなし、現像ガイドボス51(後述)を受け入れ可能に形成されている。
ドラム軸挿通穴60は、右側側板33Rの下端部において、各感光ドラム15に対応するように、前後方向に間隔を隔てて並列配置されている(図6参照)。また、各ドラム軸挿通穴60は、各感光ドラム15のドラム軸46(後述)を受け入れ可能なように、ドラム軸46(後述)の直径よりもやや大径な側面視略円形状に形成されている。
リヤビーム34は、両側板33の後端部間に架設され、下側が開放された側断面視略V字形状に形成されている。また、リヤビーム34の右端部下側は、ラック杆37および圧縮ばね50(後述)を受け入れ可能に切欠かれている。
基準軸嵌合部40は、リヤビーム34の上端部において、左右方向両端部にそれぞれ1つずつ配置されている。また、基準軸嵌合部40は、リヤビーム34の後端縁から後方に向かって突出し、下側が開放された側面視略鉤形状に形成されている。
後側把持部57は、左右方向略中央に配置されており、プロセスユニット10の着脱時に把持される。
当接部45は、ラック杆37の後端部に配置されており、下端部が後方に突出する側面視略直角三角形状に形成されている。また、当接部45の上端縁は、ラック杆37の上端縁よりも上方に突出するように形成されている。また、当接部45は、後方に向かうに従って下方に傾斜する当接面61を備えている。
ドラム軸46は、感光ドラム15と中心軸線を共有するように、感光ドラム15内部に左右方向に沿って配置されている。
なお、ドラム軸46の左端部には、感光ドラム15に駆動を伝達するカップリング部(図示せず)が、ドラム軸46に対して相対回転可能に連結されている。
シャッタ32は、被覆部47、支持部48および被作用部材の一例としてのギヤ部49を一体的に備えている。シャッタ32は、後で詳述するが、感光ドラム15を下方から被覆する閉位置(図3参照。)と、感光ドラム15の前方に配置され、感光ドラム15の下面を露出する開位置(図5参照。)とに移動するように設けられている。
支持部48は、被覆部47の左右方向両端縁から連続して感光ドラム15のドラム軸46に向かって延びている。
ギヤ部49は、右側の支持部48の右端縁から右方に突出する略円柱形状に形成されている。また、ギヤ部49には、シャッタ32が閉位置に配置されているときに、側面視において、下方から後方に向かうように、約2/3周、ギヤ歯が形成されている。なお、ギヤ部49は、歯車の一例としても機能する。
貫通穴62には、感光ドラム15のドラム軸46が、左右方向内側から回転自在に挿通されている。これにより、シャッタ32は、感光ドラム15に揺動自在に支持されている。
圧縮ばね50は、その前端部がリヤビーム34に連結され、その後端部がラック杆37に連結されている。これにより、ラック杆37は、常には、プロセスフレーム13に対して後方に向かって付勢されている。
シャッタ32が開位置に配置されると、ギヤ部49は、ラック部44の後端部と噛合し、被覆部47は、感光ドラム15の前側に配置される。これにより、感光ドラム15は、下側が露出される。
また、プロセスフレーム13の前端部には、ガイド軸41が左右方向にわたって貫通されている。
前側把持部56は、常には、重力により、ガイド軸41の下方にぶら下がっている。そして、プロセスユニット10の着脱時には、ガイド軸41を支点として右側面視時計回りに揺動させて、把持される。
現像ガイドボス51は、現像ユニット14の左端面から右方に向かって突出する円柱形状に形成されている。また、現像ガイドボス51は、現像ユニット14の上端部および下端部に、それぞれ1つずつ、互いに上下方向に間隔を隔てて並列配置されている。
現像ユニット14は、現像カップリング部52が左側側板33Lの現像カップリング嵌合穴38に嵌合され、各現像ガイドボス51が現像ガイド溝42に嵌合されるように、現像ローラ17を下側にして、プロセスフレーム13に上方から装着される。また、現像ユニット14は、上方に向かって引き抜かれることにより、プロセスフレーム13から離脱される。
3.本体ケーシングの詳細
図3は、本体ケーシングへのプロセスユニットの装着を説明するための説明図であって、本体ケーシングにプロセスユニットの後端部を挿入した状態を示す。
レール53は、本体ケーシング2の左右方向両側壁に設けられ、前後方向に沿って延び、プロセスユニット10の第1ガイドボス39に下方から当接するように形成されている。レール53は、プロセスユニット10の本体ケーシング2への装着を案内する。
また、レール53の後端部は、後方に向かうに従って下方に傾斜するように屈曲している。
第2ガイドボス64は、本体ケーシング2の左右方向両側壁から左右方向内方に向かって突出する円柱形状に形成されている(図5参照)。
基準軸54は、左右方向に延びる棒状に形成され、レール53の後端部に連続するように配置され、本体ケーシング2の左右両側壁間に架設されている。
また、定着ユニット12は、当接部材の一例としての当接板55を備えている。
4.プロセスユニットの本体ケーシングへの装着
図4および図5は、本体ケーシングへのプロセスユニットの装着を説明するための説明図であって、図4は、プロセスユニットが当接位置に配置された状態、図5は、プロセスユニットが装着位置に配置された状態を示す。図6は、図3に対応した状態におけるプロセスユニットの右側面図を示す。図7は、図5に対応した状態におけるプロセスユニットの右側面図を示す。
このとき、第1ガイドボス39は、第2ガイドボス64の後側に配置されており、レール53に上側から当接されている。また、第2ガイドボス64は、突条63に下側から当接されている。また、図3に示すように、シャッタ32は、閉位置に配置され、ラック杆37は、後方に進出している。
すると、図4に示すように、ラック杆37の当接部45が、定着ユニット12の当接板55に、前側から当接し、プロセスユニット10が当接位置に配置される。これにより、ラック杆37は、当接板55から前方に向かう反作用を受け、圧縮ばね50の付勢力に抗して前方にスライドする。
次いで、前側把持部56を把持して、さらに後方に向かってプロセスユニット10を押し込む。
また、このとき、図5に示すように、当接部45の当接面61は、当接板55の傾斜面66と当接しながら、前方斜め下方に向かう。これにより、プロセスユニット10は、当接板55とラック杆37とが当接した状態、すなわち、ラック杆37が前方にスライドしたままの状態で、当接位置から装着位置に移動される。そのため、シャッタ32は、プロセスユニット10が当接位置から装着位置に移動される間、開位置に配置されており、搬送ベルト20と干渉しない。
なお、フロントカバー5には、ガイド軸41と嵌合するように、ロック部材26が設けられており、フロントカバー5を閉鎖すると、ロック部材26がガイド軸41と嵌合して、プロセスフレーム13の前端部が位置決めされる。
5.作用効果
(1)このカラーレーザプリンタ1によれば、図3および図5に示すように、プロセスユニット10が本体ケーシング2から離脱されているときには、シャッタ32が閉位置に配置されているので、プロセスユニット10を本体ケーシング2に装着するときに、プロセスユニット10を本体ケーシング2に対してスライドさせると、プロセスユニット10に設けられるラック杆37が、本体ケーシング2内部の定着ユニット12に設けられる当接板55に前方から当接し、当接板55からの反作用により前方にスライドして、シャッタ32のギヤ部49を正回転させる。これにより、シャッタ32を開位置に移動させることができる。
その結果、プロセスユニット10が本体ケーシング2から離脱されているときに、感光ドラム15を保護することができる。
(2)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、圧縮ばね50の付勢力により、ラック杆37を、常には、後方にスライドさせている。
その結果、プロセスユニット10が本体ケーシング2から離脱されているときに、確実に感光ドラム15を保護することができる。
(3)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図4および図5に示すように、プロセスユニット10は、当接位置において、当接板55とラック杆37とが当接した後、その当接を維持しながら当接位置から装着位置へ移動し、本体ケーシング2に装着される。
そのため、シャッタ32を、プロセスユニット10が当接位置に配置されるまで閉位置に配置し、プロセスユニット10が当接位置に配置されたときに開位置に移動させ、開位置に配置させたまま、プロセスユニット10を当接位置から装着位置へ移動させることができる。
また、シャッタ32は、搬送ベルト20と干渉しないように、開位置に移動される。
そのため、シャッタ32と搬送ベルト20との干渉により、搬送ベルト20が損傷することを防止することができる。
(4)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図2に示すように、各感光体ドラム15に、ギヤ部49を備えたシャッタ32がそれぞれ装着され、各感光ドラム15がプロセスフレーム13に支持されている。
(5)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、プロセスユニット10の着脱時にラック杆37が前後方向にスライドすると、ラック杆37のラック部44がギヤ部49に作用し、ギヤ部49を右側面視時計回り(正回転)または右側面視反時計回り(逆回転)させる。これにより、シャッタ32を開位置または閉位置に移動させることができる。
(6)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図2に示すように、ギヤ部49およびラック部44は、右側に設けられている。
そのため、左側にギヤ部49およびラック部44を設ける必要が無く、部品点数を低減することができる。
6.第2実施形態
図8は、第2実施形態におけるプロセスユニットを説明するための説明図である。
図12は、図9に対応した状態におけるプロセスユニットの右側面図を示す。図13は、図11に対応した状態におけるプロセスユニットの右側面図を示す。
第1実施形態では、プロセスフレーム13に感光ドラム15および帯電ローラ16が支持され、現像ユニット14がプロセスフレーム13に対して着脱自在に設けられている(図2参照)。
すなわち、プロセスユニット70は、4つのプロセスカートリッジ71と、各プロセスカートリッジ71を収容するプロセスフレーム13とを備えている。
プロセス筐体72は、左右方向に延びる略ボックス形状の上側部分と、上側部分から下方に向かって延びる下側部分とを備えている。下側部分は、左右方向に間隔を隔てて対向配置される1対のプロセス側板73を備えている。また、上側部分の右端部には、プロセスガイドボス74が形成されている。
プロセスガイドボス74は、現像ユニット14の右端面から右方に向かって突出する円柱形状に形成されている。プロセスガイドボス74は、感光ドラム15のドラム軸46の上側に配置されている。
感光ドラム15は、現像ユニット14の下方において、現像ユニット14に隣接配置され、両プロセス側板73間に支持されている。また、感光ドラム15には、第1実施形態と同様に、シャッタ32が設けられており、シャッタ32のギヤ部49は、第2係合部の一例として機能する。
プロセスフレーム13は、第1実施形態と同様に、間隔を隔てて対向配置される左右1対の側板33と、両側板33間に架設されるフロントビーム35、リヤビーム34および仕切板36と、前後方向にスライド自在なラック杆37とを備えている。ラック杆37のラック部44は、第1係合部の一例として機能する。また、右側側板33Rには、プロセスガイド溝75が形成されている。
プロセスカートリッジ71は、感光ドラム15のドラム軸46およびプロセスガイドボス74がプロセスガイド溝75に嵌合されるように、感光ドラム15を下側にして、プロセスフレーム13に上方から装着される。
また、プロセスカートリッジ71は、上方に向かって引き抜かれることにより、プロセスフレーム13から離脱される。
そして、プロセスユニット70を本体ケーシング2に装着するには、第1実施形態と同様にして、装着することができる。
このとき、図9に示すように、シャッタ32は、閉位置に配置され、ラック杆37は、後方に進出している。
次いで、前側把持部56を把持して、本体ケーシング2に対して、後方に向かってプロセスユニット70を押し込む。
すると、シャッタ32は、ラック部44と噛合するギヤ部49が正回転(右側面視時計回り)することにより、右側面視時計回りに回転し、開位置に配置される。
すると、図13に示すように、第1ガイドボス39が、レール53の傾斜に沿って前方斜め下方に向かうとともに、突条63の後端部が、第2ガイドボス64と当接しながら前方斜め下方に向かい、第2ガイドボス64から外れる。そして、基準軸54が基準軸嵌合部40に嵌合されると、プロセスユニット70が装着位置に配置される。
そして、プロセスユニット70が装着位置に配置されると、各感光ドラム15が搬送ベルト20に上方から当接され、プロセスユニット70の本体ケーシング2への装着が完了される。
そのため、感光ドラム15がプロセスカートリッジ71に備えられている構成において、感光ドラム15を保護することができる。
これにより、プロセスカートリッジ71がプロセスユニット70に装着され、そのプロセスユニット70が本体ケーシング2に装着されるときには、ラック杆37が、ラック部44を介して、ギヤ部49に作用する。
その結果、プロセスカートリッジ71がプロセスユニット70から離脱されているとき、および、プロセスユニット70が本体ケーシング2から離脱されているときに、感光ドラム15を保護することができる。
7.第3実施形態
図14は、第3実施形態におけるプロセスユニットを説明するための説明図であって、(a)はシャッタが閉位置に配置された状態、(b)はシャッタが開位置に配置された状態を示す。
図16〜図18は、第3実施形態における本体ケーシングへのプロセスユニットの装着を説明するための説明図であって、図16は、本体ケーシングにプロセスユニットの後端部が挿入された状態、図17は、プロセスユニットが当接位置に配置された状態、図18は、プロセスユニットが装着位置に配置された状態を示す。
なお、図14〜図20において、第1実施形態と同様の部材には、第1実施形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、プロセスユニット10は、作用部材の一例としてラック杆37を備え、被作用部材の一例としてギヤ部49を備える(図2参照)。
プロセスユニット80は、図14(a)および図14(b)に示すように、第1実施形態と同様に、現像ユニット14および感光ドラム15と、プロセスフレーム81とを備えている。
プロセスフレーム81は、往復移動部材の一例としての直動カム82と、被作用部材の一例としての左右1対のアーム83と、シャッタ部材の一例としてのシャッタ84とを備えている。
直動カムガイド85は、前後方向に沿って延びる側面視略矩形状の平板をなし、上下方向において、現像ユニット14と感光ドラム15との間に配置されている。また、直動カムガイド85の上下方向中央部には、左右方向外側に向かって延びる突条によって区画され、前後方向に沿って延びるガイド溝97が形成されている。また、ガイド溝97の上端部には、感光ドラム15の前端部の上側において、半円形状のアーム支持部98が形成されている。
また、左側側板33Lには、感光ドラム15のドラムカップリング96(後述)を支持するためのドラムカップリングカバー87が形成されている。
ドラムカップリングカバー87には、保持部の一例としての位置決め部88が形成されている(図14(b)参照)。位置決め部88は、ドラムカップリングカバー87の前側斜め下側に配置され、側面視円弧形状に形成されている。
嵌合穴89は、側面視略逆L字形状に形成されている。詳しくは、嵌合穴89は、前後方向に延び、その前端部において下方に90度屈曲している。また、嵌合穴89には、後端部上側の第1位置と、前端部下側の第2位置とが含まれており、第1位置と第2位置との間において、嵌合穴89の下端縁には、上方に向かうに従って後方に傾斜する傾斜部100が形成されている。
第1挿通穴90は、アーム支持ボス86を受け入れ可能なように、アーム支持ボス86の外径よりもやや大径に形成されている。
アーム揺動ボス92は、円筒形状に形成され、左右方向外側に突出している。
シャッタ84は、図14(a)および図14(b)に示すように、被覆部101、左右1対のシャッタ揺動ボス93、およびストッパ部94(図15(a)参照)を一体的に備えている。また、シャッタ84は、後で詳述するが、感光ドラム15を下方から被覆する閉位置(図14(a)参照。)と、感光ドラム15の前方に配置され、感光ドラム15の下面を露出する開位置(図14(b)参照。)とに移動するように設けられている。
被覆部101は、左右方向に沿って延びる板状をなし、感光ドラム15の外周面に沿う断面円弧形状に形成されている。
各シャッタ揺動ボス93は、円筒形状をなし、被覆部101の前端部の左右方向両端部から左右方向外側に突出するように形成されている。
用紙ガイド95は、前後方向に沿って延びる突条であり、その下端縁は側面視略矩形状に形成されている。そして、用紙ガイド95は、左右方向に間隔を隔てて複数並列配置されており(図14(a)参照。)、被覆部101の下面において、全面に形成されている。用紙ガイド95は、プロセスユニット80が本体ケーシング2に装着され画像形成するときには、用紙Pを感光ドラム15と搬送ベルト20との間に案内する。すなわち、最前方のシャッタ84は、ガイド部材を兼ねる。
第1コイルバネ102は、アーム支持ボス86に巻回されており、一端がアーム83に係止され、他端がプロセスフレーム81に係止されている。これにより、アーム83は、常には、第1コイルバネ102の付勢力によって、アーム支持ボス86を支点として、左側面視時計回りに付勢されている。すなわち、アーム83は、常には、第1コイルバネ102の付勢力によって、シャッタ84が閉位置に配置するように付勢されている。
第2コイルバネ103は、シャッタ揺動ボス93に巻回されており、一端がアーム83に係止され、他端が被覆板101に係止されている。これにより、シャッタ84は、常には、第1コイルバネ102の付勢力によって、シャッタ揺動ボス93を支点として、左側面視時計回りに付勢されている。すなわち、シャッタ84は、常には、第1コイルバネ102の付勢力によって、閉位置において感光ドラム15に向かうように付勢されている。
また、ガイド溝97には、直動カム82の前側において、第1付勢部材の一例としての圧縮ばね104が配置されている。
そして、直動カム82が圧縮ばね104の付勢力に抗して前方にスライドされると、アーム揺動ボス92が嵌合穴89の傾斜部100に押圧されて、アーム83が前方に揺動する。すると、アーム揺動ボス92は、傾斜部100に沿って第2位置から第1位置に配置される。これにより、シャッタ84は、アーム83の揺動に応じて前方に退避し、開位置に配置される(図15(b)参照)。
そして、直動カム82が圧縮ばね104の付勢力によって後方にスライドされると、第1コイルバネ102の付勢力によって、アーム83が後方に揺動する。すると、アーム揺動ボス92は、傾斜部100に沿って第1位置から第2位置に配置される。これにより、シャッタ84は、アーム83の揺動に応じて後方に退避し、閉位置に配置される(図15(b)参照)。
なお、直動カム82およびアーム83がプロセスフレーム81に装着された後、直動カムガイド85には、直動カムカバー105が左右方向外側から外嵌される(図19参照)。直動カムカバー105により、直動カム82およびアーム83は、プロセスフレーム81に対して、左右方向において固定される。
詳しくは、図19に示すように、プロセスユニット80の後端部を本体ケーシング2内に挿入する。
このとき、図16に示すように、シャッタ84は、閉位置に配置され、直動カム82は、後方に進出している。
すると、図17に示すように、直動カム82の後端部が、定着ユニット12の当接板55に、前側から当接し、プロセスユニット80が当接位置に配置される。これにより、直動カム82は、当接板55から前方に向かう反作用を受け、圧縮ばね104の付勢力に抗して前方にスライドする。
次いで、前側把持部56を把持して、さらに後方に向かってプロセスユニット80を押し込む。
このカラーレーザプリンタ1によれば、図18に示すように、最前方のシャッタ84が、用紙Pを感光ドラム15と搬送ベルト20との間に案内するガイド部材を兼ねる。
また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図16、図17および図18に示すように、直動カム82に第1位置と第2位置とを含む嵌合穴89が形成され、プロセスユニット80に揺動自在に支持されるアーム83にアーム揺動ボス92が設けられ、アーム揺動ボス92が嵌合穴89に嵌合されている。
また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図15(a)に示すように、アーム揺動ボス92と嵌合穴89とが遊嵌されているので、アーム揺動ボス92は、第1位置と第2位置との間を移動するときに、嵌合穴89の遊びの部分に適宜退避しながら移動することができる。
また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図15(a)および図15(b)に示すように、第1コイルバネ102の付勢力により、アーム83は、常には、シャッタ84が閉位置に配置されるように揺動する。また、第2コイルバネ103の付勢力により、シャッタ84は、閉位置において、常には、感光ドラム15に向かう。
その結果、プロセスユニット80が本体ケーシング2から離脱されているときに、確実に感光ドラム15を保護することができる。
そのため、シャッタ84が閉位置に配置される位置において、アーム83の揺動を規制することができる。
また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図14(a)に示すように、アーム83は、感光ドラム15の長手方向において、シャッタ84の両端部を支持している。
そのため、感光ドラム15の長手方向において、シャッタ84を確実に支持することができる。
そのため、シャッタ84が閉位置に配置されるときに、シャッタ84が感光ドラム15に干渉することを防止することができる。
2 本体ケーシング
10 プロセスユニット
15 感光ドラム
20 搬送ベルト
32 シャッタ
37 ラック杆
44 ラック部
45 当接部
46 ギヤ部
50 圧縮ばね
55 当接板
70 プロセスユニット
71 プロセスカートリッジ
80 プロセスユニット
82 直動カム
83 アーム
84 シャッタ
88 位置決め部
89 嵌合穴
92 アーム揺動ボス
94 ストッパ部
102 第1コイルバネ
103 第2コイルバネ
104 圧縮ばね
Claims (15)
- 装置本体、
間隔を隔てて並列配置される複数の感光体を収容し、前記装置本体に対してスライド自在に着脱される引き出し部材、
前記感光体を被覆する閉位置と、前記感光体を露出する開位置とに移動するシャッタ部材、
前記シャッタ部材に連結され、前記シャッタ部材を前記開位置または前記閉位置に移動させる被作用部材、
前記引き出し部材に前記並列方向に沿ってスライド自在に設けられ、スライドすることにより前記被作用部材に作用する作用部材、および、
前記装置本体の内部に設けられ、前記引き出し部材の装着時において前記作用部材と当接し、前記作用部材をスライドさせる当接部材を備えることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記作用部材を、前記引き出し部材の装着時における前記当接部材の前記作用部材に対する当接方向と反対方向に、付勢する第1付勢部材を備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記装置本体の内部において、前記感光体と接触するエンドレスベルトを備え、
前記引き出し部材は、
前記当接部材と前記作用部材とが当接する当接位置と、
前記装置本体への装着が完了する装着位置とに移動可能であり、
前記当接部材と前記作用部材とが当接した状態で前記当接位置から前記装着位置へ移動し、
前記シャッタ部材は、前記エンドレスベルトと干渉しないように、前記引き出し部材が前記当接位置から前記装着位置へ移動する間に、前記開位置に移動されることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記引き出し部材の装着方向最上流側の前記シャッタ部材は、画像が形成される被画像形成部材を、前記感光体と前記エンドレスベルトとの間に案内するガイド部材を兼ねることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記引き出し部材は、
各前記感光体を回転可能に支持し、
前記被作用部材および前記シャッタ部材を備えていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記被作用部材は、正回転および逆回転可能な歯車を備え、
前記作用部材は、前記歯車と噛合するラック部を備え、
前記歯車は、正回転または逆回転することにより、前記シャッタ部材を前記開位置または前記閉位置に移動させることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記歯車および前記ラック部は、前記感光体の長手方向一方側に設けられていることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
- 前記作用部材は、前記並列方向にスライド自在な往復移動部材を備え、
前記被作用部材は、前記シャッタ部材を支持するアーム部材を備え、
前記往復移動部材には、第1位置と第2位置とを含む嵌合穴が形成され、
前記アーム部材は、
一端部において前記引き出し部材に揺動自在に支持され、
他端部において前記シャッタ部材に連結され、
前記一端部と前記他端部との間において、前記嵌合穴に嵌合される嵌合部を備え、
前記往復移動部材は、
前記嵌合部を前記第1位置に配置させることにより、前記シャッタ部材を前記開位置に移動させ、
前記嵌合部を前記第2位置に配置させることにより、前記シャッタ部材を前記閉位置に移動させることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記嵌合部は、前記嵌合穴に遊嵌されていることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記アーム部材を、常には、前記シャッタ部材を前記閉位置に配置するように、付勢する第2付勢部材と、
前記シャッタ部材を、常には、前記閉位置において前記感光体に向かうように、付勢する第3付勢部材とを備えることを特徴とする、請求項8または9に記載の画像形成装置。 - 前記引き出し部材は、前記シャッタ部材が前記閉位置に配置されているときに、前記アーム部材の前記他端部を保持する保持部を備えていることを特徴とする、請求項8ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記アーム部材は、前記感光体の長手方向において、前記シャッタ部材の両端部を支持していることを特徴とする、請求項8ないし11のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記シャッタ部材は、前記アーム部材と連結される端部と反対側の端部において、ストッパ部を備え、
前記ストッパ部は、前記シャッタ部材が閉位置に配置されているときには、前記引き出し部材に当接し、前記シャッタ部材を前記感光体と間隔を隔てて対向させることを特徴とする、請求項8ないし12のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記引き出し部材は、前記感光体を備えるプロセスカートリッジを着脱自在に備え、
前記プロセスカートリッジは、前記被作用部材および前記シャッタ部材を備えることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記作用部材は、第1係合部を備え、
前記被作用部材は、前記第1係合部と係合する第2係合部を備え、
前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記プロセスカートリッジが前記引き出し部材に装着されたときに係合することを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
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