JP2010043027A - 水中油型乳化化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の化粧料以上に、使用感、翌日の肌実感及び経日安定性に優れた水中油型乳化化粧料を提供。
【解決手段】成分(a)として植物種子より抽出した20℃で固体の固体油脂と、成分(b)として20℃で液状であるトリグリセライドと、成分(c)として水素添加リン脂質を含有し、せん断速度10−3(1/s)におけるみかけの粘度が100(Pa・s)以上、且つせん断速度102(1/s)におけるみかけの粘度が1(Pa・s)以下である水中油型乳化化粧料。
【選択図】なし
【解決手段】成分(a)として植物種子より抽出した20℃で固体の固体油脂と、成分(b)として20℃で液状であるトリグリセライドと、成分(c)として水素添加リン脂質を含有し、せん断速度10−3(1/s)におけるみかけの粘度が100(Pa・s)以上、且つせん断速度102(1/s)におけるみかけの粘度が1(Pa・s)以下である水中油型乳化化粧料。
【選択図】なし
Description
本発明は、塗布時の使用感、翌日の肌実感及び経日安定性に優れた水中油型乳化化粧料に関するものである。
従来、化粧料において優れた保湿感を付与するために、様々な種類の油剤を配合した化粧料が開発されてきた。
しかしながら、従来の化粧料では、油剤の量を増やすことにより、塗布直後のしっとり感は得られるが、塗布時の使用感も悪く、翌日の肌実感(潤い・肌の柔らかさ)が良好なものは得られていなかった。
また、最近では、天然成分であるリン脂質を用いて化粧料を調製する試みもなされている。例えば、レシチンなどの天然界面活性物質と常温で液状の高級アルコールとグリセリンを併用した乳化型化粧料は、安全性が高く、肌への親和性、保湿性に優れたものであると紹介されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、植物種子より抽出した油脂は、従来食品に多く用いられており、例えば食用スプレッド用の脂肪質原料として、パーム脂肪由来脂肪代替物、種子油トリアシルグリセリド成分及び任意に種子油由来脂肪代替物を配合したもの(例えば、特許文献2参照。)がある。他にもクプアス種子由来のクプアス油脂を含有する健康食品(例えば、特許文献3参照。)などがある。
しかしながら、これら従来の食品に使用されてきた植物種子から抽出した油脂は、前者のように化粧料に配合することが検討されていないものが大部分であり、たとえ化粧料に配合しても、後者のように皮膚保護効果を改善する程度の効果しか見出しておらず、塗布時の使用感、翌日の肌実感及び経日安定性などの効果まで言及したものはない。
本発明はこのような従来の問題点を解決するためになされたもので、従来以上に、塗布時の使用感、翌日の肌実感及び経日安定性に優れた水中油型乳化化粧料を提供することを目的とするものである。
本発明者は上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の固体油脂と、特定のトリグリセライドと、水素添加リン脂質を含有する水中油型乳化化粧料を、所定のせん断速度におけるみかけの粘度が特定の値になるように調整することにより、従来にない使用感、翌日の肌実感及び経日安定性に優れる水中油型乳化化粧料が得られることを見い出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、成分(a)として植物種子より抽出した20℃で固体である固体油脂と、成分(b)として20℃で液状であるトリグリセライドと、成分(c)として水素
添加リン脂質を含有し、せん断速度10−3(1/s)におけるみかけの粘度が100(Pa・s)以上、且つせん断速度102(1/s)におけるみかけの粘度が1(Pa・s)以下であることを特徴とする水中油型乳化化粧料である。
添加リン脂質を含有し、せん断速度10−3(1/s)におけるみかけの粘度が100(Pa・s)以上、且つせん断速度102(1/s)におけるみかけの粘度が1(Pa・s)以下であることを特徴とする水中油型乳化化粧料である。
上記成分(c)は、水素添加リン脂質のホスファチジルコリン含有量が50質量%以上、且つ酸性リン脂質含有量がホスファチジルコリン含有量に対して10質量%以上であることが好ましい。
本発明の水中油型乳化化粧料は、せん断速度とせん断応力の流動曲線において、せん断速度が10−2(1/s)から101(1/s)の間で1つ以上の変曲点を有することが好ましい。
上記成分(a)は、カカオ脂であることが好ましい。
本発明によれば、塗布時の使用感(例えば伸びのよさ、みずみずしさ、皮膜感など)、翌日の肌実感(例えば潤い、肌の柔らかさなど)及び経日安定性に優れた水中油型乳化化粧料を提供することは明らかである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の水中油型乳化化粧料は、成分(a)として植物種子より抽出した20℃で固体である固体油脂と、成分(b)として20℃で液状であるトリグリセライドと、成分(c)として水素添加リン脂質を配合し、せん断速度10−3(1/s)におけるみかけの粘度が100(Pa・s)以上かつせん断速度102(1/s)におけるみかけの粘度が1(Pa・s)以下となるように調整したものである。これにより、本発明の水中油型乳化化粧料は、従来にない使用感(例えば、伸びのよさ・みずみずしさ・皮膜感)、翌日の肌実感(例えば、潤い・肌の柔らかさ)が得られ、経日安定性も優れるものである。
本発明で用いられる成分(a)は、植物種子より抽出した固体油脂であり、特に植物種子より抽出した油脂の中で室温(20℃)で固体であるものを用いる。このような固体油脂としては、例えば、クプアス脂(Theobroma Grandiflorum Seed Butter)、ムルムル脂(Astrocaryum Murumuru Butter)、カカオ脂(Theobroma cacao (cocoa) seed butter)、シア脂(Butyrospermum parkii (shea butter))、マンゴー脂(Mangifera indica (mango) seed butter)等が挙げられる。
上記植物種子より抽出した固体油脂のなかで、成分(a)の固体油脂としては、翌日の肌実感の観点から、カカオ脂が最も好ましい。
上記成分(a)の固体油脂は、1種単独又は2種以上を組み合わせて本発明の水中油型乳化化粧料に配合することができ、その配合量は、特に限定されないが、使用感及び翌日の肌実感の観点から、化粧料の総量を基準として、0.01〜20質量%が好ましく、特に好ましくは0.05〜5質量%である。
本発明で用いられる成分(b)は、室温(20℃)で液状であるトリグリセライドである。具体的には、例えばトリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル等の他、ミンク油、ヤシ油、ツバキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油、ダイズ油、サフラワー油等のトリグリセライドを含む室温(20℃)で液状の油脂があげられる。
上記室温(20℃)で液状であるトリグリセライドのなかで、成分(b)のトリグリセライドとしては、翌日の肌実感の観点から、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリルが好ましい。
上記成分(b)のトリグリセライドは、1種単独又は2種以上を組み合わせて本発明の水中油型乳化化粧料に配合することができ、その配合量は、特に限定されないが、使用感及び保湿感の観点から、化粧料の総量を基準として、0.1〜40質量%が好ましく、特に好ましくは1.0〜20質量%である。
本発明で用いられる成分(c)は、水素添加リン脂質である。リン脂質としては、通常化粧料原料として用いられるものであればよく、大豆、卵黄、トウモロコシ、ナタネ等の動植物、大腸菌等の微生物から抽出される天然のレシチン及び合成のレシチンが挙げられる。本発明においては、これらリン脂質の水素添加物を用いるが、具体的には、大豆レシチンの水素添加物、卵黄レシチンの水素添加物、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴリン脂質、ホスファチジン酸、リゾホスファチジルコリン又はこれらの混合物等が挙げられる。
上記成分(c)の水素添加リン脂質は、1種単独又は2種以上を組み合わせて本発明の水中油型乳化化粧料に配合することができ、その配合量は、特に限定されないが、使用感の観点から、化粧料の総量を基準として、0.01〜10質量%が好ましく、特に好ましくは0.05〜5質量%である。
本発明の水中油型乳化化粧料に配合する成分(c)の水素添加リン脂質としては、水素添加リン脂質中のホスファチジルコリン含有量が50質量%以上であり、且つ酸性リン脂質含有量がホスファチジルコリン含有量に対して10質量%以上であるものが好ましく、この水素添加リン脂質を配合することにより経日安定性を向上させることができる。
本発明の水中油型乳化化粧料は、せん断速度10−3(1/s)におけるみかけの粘度が100(Pa・s)以上かつせん断速度102(1/s)におけるみかけの粘度が1(Pa・s)以下であることを必須とする。さらに使用感の観点から、せん断速度10−3(1/s)におけるみかけの粘度が1000(Pa・s)以上であるとさらに好ましい。
なお、本発明におけるみかけの粘度とは、粘弾性測定装置などを用いて各せん断速度にて測定した各粘度のことである。例えば、アントンパール(Anton Paar)社製レオメーター(Physica MCR301)にて測定治具としてコーン・プレート型(直径50mm)を用い、測定温度25℃において、せん断速度10−4(1/s)から104(1/s)まで速度を上昇させて各せん断速度でみかけの粘度を測定する。このとき、測定時間の設定をせん断速度10−4(1/s)時の120秒設定から、104(1/s)時の3秒設定とし、せん断速度1桁につき4点ずつ測定する。
本発明の水中油型乳化化粧料は、せん断速度(1/s)とせん断応力(Pa)の流動曲線において、使用感の観点から、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の間で1つ以上の変曲点を有することがより好ましい。この変曲点における接線の傾きは正でも負のどちらでも構わない。
流動曲線の一例を図1に示す。図1においては横軸がせん断速度(1/s)、縦軸がせん断応力(Pa)であり、ともに対数目盛(log10)である。この例において、せん断速度10−4(1/s)から104(1/s)まで速度を上昇させたときのせん断応力
(Pa)の値を座標に示したものが流動曲線1である。この流動曲線1は、せん断速度10−3(1/s)と10−2(1/s)の間に1つめの変曲点2を有し、10−1(1/s)と100(1/s)の間に2つめの変曲点3を有し、100(1/s)と101(1/s)の間に3つめの変曲点4を有している。本発明においては、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の間にある変曲点3、4を有することが好適であるが、一方、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の範囲外に変曲点2があっても、特に本発明の効果への影響はない。この流動曲線1は、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の間に2つの変曲点3、4を有しているが、本発明においては少なくとも1つ有れば本発明の効果は好ましくなる。一方、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の範囲外において変曲点がいくつあっても構わない。もちろん、流動曲線の変曲点における接線の傾きや、各凸部の変位などに特段の制約はない。
(Pa)の値を座標に示したものが流動曲線1である。この流動曲線1は、せん断速度10−3(1/s)と10−2(1/s)の間に1つめの変曲点2を有し、10−1(1/s)と100(1/s)の間に2つめの変曲点3を有し、100(1/s)と101(1/s)の間に3つめの変曲点4を有している。本発明においては、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の間にある変曲点3、4を有することが好適であるが、一方、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の範囲外に変曲点2があっても、特に本発明の効果への影響はない。この流動曲線1は、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の間に2つの変曲点3、4を有しているが、本発明においては少なくとも1つ有れば本発明の効果は好ましくなる。一方、せん断速度10−2(1/s)から101(1/s)の範囲外において変曲点がいくつあっても構わない。もちろん、流動曲線の変曲点における接線の傾きや、各凸部の変位などに特段の制約はない。
なお、図1において流動曲線1を示す水中油型乳化化粧料は、せん断速度(1/s)におけるみかけの粘度(Pa・s)の値を座標に示した曲線5でも表せる。この場合、縦軸が粘度(Pa・s)となり、せん断速度(1/s)各点における粘度(Pa・s)の値は、流動曲線1におけるせん断速度(1/s)各点の値で、そこにおける応力(Pa)の各点の値を割った値である。(縦軸が粘度(Pa・s)である場合の表記及び目盛は図中省略している。)
本発明は、使用感の観点から水中油型乳化化粧料であることを必須とする。
本発明の水中油型乳化化粧料には、上記の各成分以外に、通常化粧料に用いられる油剤、粉体(顔料、色素、樹脂)、界面活性剤、粘剤、樹脂、防腐剤、香料、紫外線吸収剤(有機系、無機系を含む。UV−A、Bのいずれに対応していても構わない)、溶媒、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分、保湿剤、塩類、酸化防止剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤等の成分を適宜配合することができる。
油剤としては、通常化粧料に用いられる揮発性及び不揮発性の油剤、溶剤、並びに樹脂等が挙げられ、常温で液体、ペースト、固体のいずれであっても構わない。油剤の例としては、例えばイソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリン、ソルビトール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル類、流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、ラノリン、還元ラノリン、液状ラノリン、カルナバロウ、キャンデリラロウ、セレシン、オゾケライト、マイクロクリスタリンワックス等のロウ、ポリエチレンワックス、エチレン・α−オレフィン・コオリゴマー、エチレンプロピレンポリマー等が挙げられる。
粉体の例としては、赤色104号、赤色102号、赤色226号、赤色201号、赤色202号、黄色4号、黒色401号等の色素、青色1号アルミニウムレーキ、黄色4号アルミニウムレーキ、黄色5号アルミニウムレーキ、黄色203号バリウムレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、テフロン(登録商標)パウダー、シリコーンパウダー、ポリメタクリル酸メチルパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン、板状硫酸バ
リウム等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛等が挙げられ、またこれらを従来公知の表面処理、例えば、N−アシル化リジン処理、アミノ酸処理、親水性高分子処理、油剤処理、シリコーン処理、金属石鹸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理等を施したものを使用することも可能である。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)に特に制限はない。粉体の大きさとしては、5nm〜100μmの範囲に入るものが好ましく、さらに好ましくは10nm〜25μmである。これらの粉体は単独で処理しても、混合物を形成し、それをまとめて処理しても構わない。また、混合物の色を肌色等に調整したものを処理することも可能である。さらに、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛等の紫外線散乱成分を使用することで紫外線防御機能を有する処理粉体とすることも可能である。
リウム等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛等が挙げられ、またこれらを従来公知の表面処理、例えば、N−アシル化リジン処理、アミノ酸処理、親水性高分子処理、油剤処理、シリコーン処理、金属石鹸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理等を施したものを使用することも可能である。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)に特に制限はない。粉体の大きさとしては、5nm〜100μmの範囲に入るものが好ましく、さらに好ましくは10nm〜25μmである。これらの粉体は単独で処理しても、混合物を形成し、それをまとめて処理しても構わない。また、混合物の色を肌色等に調整したものを処理することも可能である。さらに、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛等の紫外線散乱成分を使用することで紫外線防御機能を有する処理粉体とすることも可能である。
界面活性剤としては、例えばアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤を用いることができる。より詳しくは脂肪酸石鹸、α−アシルスルホン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、スルホコハク酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル等のアニオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤、ラウリン酸アルカノールアミド、POE(ポリオキシエチレン、以下同じ)ソルビタン脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE脂肪酸エステル、ポリエーテル変性シリコーン等のノニオン性界面活性剤、カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等の両性界面活性剤が挙げられる。また、サポニン、糖系界面活性剤等の天然系界面活性剤を用いることもできる。
粘剤、樹脂の例としては、ポリアクリル酸ナトリウム、セルロースエーテル、アルギン酸カルシウム、カルボキシビニルポリマー、エチレン/アクリル酸共重合体、ビニルピロリドン系ポリマー、ビニルアルコール/ビニルピロリドン共重合体、窒素置換アクリルアミド系ポリマー、カチオン化ガーガム等のカチオン系ポリマー、ジメチルアクリルアンモニウム系ポリマー、POE/POP(ポリオキシプロピレン、以下同じ)共重合体、ポリビニルアルコール、プルラン、デオキシリボ核酸及びその塩、コンドロイチン硫酸等の酸性ムコ多糖類及びその塩、タマリンド種子多糖類、寒天、キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペクチン、ローメトキシルペクチン、ガーガム、アラビアゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタン、カラヤガム、トラガカントガム、アルギン酸、ヒアルロン酸及びその塩、アルブミン、カゼイン、カードラン、ジェランガム、デキストラン、セルロース、ポリエチレンイミン、高重合ポリエチレングリコール、合成ラテックス等が挙げられる。
防腐剤としては、例えば安息香酸、安息香酸ナトリウム、ウンデシレン酸、サリチル酸、ソルビン酸又はその塩、デヒドロ酢酸又はその塩、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸ベンジル等の有機酸及びその誘導体、イソプロピルメチルフェノール、グルコン酸クロルヘキシジン、クレゾール、チモール、パラクロロフェノール、フェニルエチルアルコール、フェ
ニルフェノール、フェニルフェノールナトリウム、フェノキシエタノール、フェノキシジグリコール、フェノール、ベンジルアルコール等のフェノール類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化メチルベンゼトニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルイソキノリウム、臭化ドミフェノン等の4級アンモニウム塩、茶エキス、ヒノキチオール、リンゴエキス等の植物抽出液、また、クロラミンT、クロルヘキシジン、ジンクピリチオン等を挙げることができる。
ニルフェノール、フェニルフェノールナトリウム、フェノキシエタノール、フェノキシジグリコール、フェノール、ベンジルアルコール等のフェノール類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化メチルベンゼトニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルイソキノリウム、臭化ドミフェノン等の4級アンモニウム塩、茶エキス、ヒノキチオール、リンゴエキス等の植物抽出液、また、クロラミンT、クロルヘキシジン、ジンクピリチオン等を挙げることができる。
有機系紫外線吸収剤の例としては、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、p−メトキシハイドロケイ皮酸 ジエタノールアミン塩、パラアミノ安息香酸(以後、PABAと略す)、サリチル酸ホモメンチル、メチル−O−アミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、オクチルジメチルPABA、サリチル酸オクチル、2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、サリチル酸トリエタノールアミン、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェニン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−N−オクトキシベンゾフェノン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、4−(3,4−ジメトキシフェニルメチレン)−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。
溶媒の例としては、精製水、環状シリコーン、エタノール、軽質流動イソパラフィン、低級アルコール、エーテル類、LPG、フルオロカーボン、N−メチルピロリドン、フルオロアルコール、次世代フロン等が挙げられる。
天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、アシタバエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カルカデエキス、カキョクエキス、キウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、グアノシン、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、紅茶エキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、
ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、リンゴエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、リンゴエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
本発明の水中油型乳化化粧料は、通常の方法によって製造することができ、ローション、乳液、クリーム、エッセンス、ジェル、パック等の基礎化粧料、ファンデーション、口紅等のメイクアップ化粧料、シャンプー、リンス、ヘアトリートメント、ヘアクリーム、ヘアトニック、ヘアリクイド、セットジェル、ヘアムース、セットローション、ヘアスプレー、育毛剤等の毛髪化粧料、及び入浴剤等として適用することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。尚、配合量は全て質量%である。
(実施例1〜5、比較例1〜5 水中油型エッセンス)
表1に示す組成の水中油型エッセンスを調製し、塗布時の使用感、翌日の肌実感及び経日安定性に関して評価を行った。
表1に示す組成の水中油型エッセンスを調製し、塗布時の使用感、翌日の肌実感及び経日安定性に関して評価を行った。
(調製方法)
1.成分(1)〜(13)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(14)〜(20)を80℃にて、混合、溶解する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却後、実施例及び比較例の水中油型エッセンスを得た。
1.成分(1)〜(13)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(14)〜(20)を80℃にて、混合、溶解する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却後、実施例及び比較例の水中油型エッセンスを得た。
<使用感評価方法>
専門評価パネラー20名により、塗布時の使用感(伸びのよさ・みずみずしさ・皮膜感)、翌日の肌実感(潤い・肌の柔らかさ)について5段階評価し、更にその平均点から下記基準により判定した。
専門評価パネラー20名により、塗布時の使用感(伸びのよさ・みずみずしさ・皮膜感)、翌日の肌実感(潤い・肌の柔らかさ)について5段階評価し、更にその平均点から下記基準により判定した。
5段階評価
5点:非常に良い
4点:良い
3点:普通
2点:やや悪い
1点:悪い
5点:非常に良い
4点:良い
3点:普通
2点:やや悪い
1点:悪い
判定
◎:平均点が4.5点以上
○:平均点が3.5点以上4.5点未満
△:平均点が2.5点以上3.5点未満
×:平均点が2.5点未満
◎:平均点が4.5点以上
○:平均点が3.5点以上4.5点未満
△:平均点が2.5点以上3.5点未満
×:平均点が2.5点未満
<経日安定性評価方法>
実施例及び比較例の水中油型エッセンスを、40℃にて保管し、3ヶ月後の状態を肉眼観察及び単一円筒型回転粘度計にて室温で測定し、以下の評価基準により評価した。
実施例及び比較例の水中油型エッセンスを、40℃にて保管し、3ヶ月後の状態を肉眼観察及び単一円筒型回転粘度計にて室温で測定し、以下の評価基準により評価した。
評価基準(肉眼観察+粘度測定)
◎:分離なし、粘度変化なし
○:分離なし、若干の粘度変化あり
△:僅かに分離、粘度変化あり
×:明らかに分離、粘度変化あり
◎:分離なし、粘度変化なし
○:分離なし、若干の粘度変化あり
△:僅かに分離、粘度変化あり
×:明らかに分離、粘度変化あり
表1に示すとおり、本発明の実施例1〜5の水中油型エッセンスは使用感(伸びのよさ・みずみずしさ・皮膜感)、翌日の肌実感(潤い・肌の柔らかさ)及び経日安定性において比較例1〜5の水中油型エッセンスに比べ優れたものであることは明らかである。
(実施例6 乳液)
成分名 配合量(質量%)
(1)水素添加大豆リン脂質 0.7
(2)ステアリン酸 0.2
(3)ステアリン酸グリセリンエステル 0.3
(4)ベヘニルアルコール 0.6
(5)コレステロール 0.3
(6)フィトステロール 0.2
(7)流動パラフィン 1.2
(8)メチルポリシロキサン 2.8
(9)スクワラン 1.0
(10)ミリスチン酸オクチルドデシル 1.3
(11)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 2.3
(12)ムルムル脂 0.4
(13)クプアス脂 0.4
(14)カカオ脂 0.4
(15)ブチルパラベン 微 量
(16)アシルグルタミン酸塩 0.5
(17)グリセリン 2.0
(18)ジプロピレングリコール 3.0
(19)マルチトール 3.0
(20)トリエタノールアミン 適 量
(21)エデト酸二ナトリウム 0.01
(22)フェノキシエタノール 0.1
(23)カルボキシビニルポリマー 0.05
(24)キサンタンガム 0.05
(25)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.05
(26)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
成分名 配合量(質量%)
(1)水素添加大豆リン脂質 0.7
(2)ステアリン酸 0.2
(3)ステアリン酸グリセリンエステル 0.3
(4)ベヘニルアルコール 0.6
(5)コレステロール 0.3
(6)フィトステロール 0.2
(7)流動パラフィン 1.2
(8)メチルポリシロキサン 2.8
(9)スクワラン 1.0
(10)ミリスチン酸オクチルドデシル 1.3
(11)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 2.3
(12)ムルムル脂 0.4
(13)クプアス脂 0.4
(14)カカオ脂 0.4
(15)ブチルパラベン 微 量
(16)アシルグルタミン酸塩 0.5
(17)グリセリン 2.0
(18)ジプロピレングリコール 3.0
(19)マルチトール 3.0
(20)トリエタノールアミン 適 量
(21)エデト酸二ナトリウム 0.01
(22)フェノキシエタノール 0.1
(23)カルボキシビニルポリマー 0.05
(24)キサンタンガム 0.05
(25)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.05
(26)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
(調製方法)
1.成分(1)〜(15)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(16)〜(26)を80℃にて、混合、溶解する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却後、乳液を得た。
1.成分(1)〜(15)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(16)〜(26)を80℃にて、混合、溶解する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却後、乳液を得た。
(実施例7 化粧水)
成分名 配合量(質量%)
(1)エタノール 9.0
(2)POE(60)硬化ヒマシ油 0.05
(3)水素添加大豆リン脂質 0.4
(4)イソステアリン酸 0.1
(5)カカオ脂 0.1
(6)マンゴー脂 0.1
(7)オリーブ油 1.0
(8)フィトステロール 0.2
(9)グリセリン 3.0
(10)1,3−ブチレングリコール 2.0
(11)ジプロピレングリコール 3.0
(12)ポリエチレングリコール1500 1.0
(13)水酸化ナトリウム 適 量
(14)メチルパラベン 微 量
(15)エデト酸四ナトリウム 0.01
(16)カルボキシビニルポリマー 0.15
(17)キサンタンガム 0.05
(18)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.15
(19)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
成分名 配合量(質量%)
(1)エタノール 9.0
(2)POE(60)硬化ヒマシ油 0.05
(3)水素添加大豆リン脂質 0.4
(4)イソステアリン酸 0.1
(5)カカオ脂 0.1
(6)マンゴー脂 0.1
(7)オリーブ油 1.0
(8)フィトステロール 0.2
(9)グリセリン 3.0
(10)1,3−ブチレングリコール 2.0
(11)ジプロピレングリコール 3.0
(12)ポリエチレングリコール1500 1.0
(13)水酸化ナトリウム 適 量
(14)メチルパラベン 微 量
(15)エデト酸四ナトリウム 0.01
(16)カルボキシビニルポリマー 0.15
(17)キサンタンガム 0.05
(18)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.15
(19)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
(調製方法)
1.成分(1)〜(8)を50℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(9)〜(19)を混合、溶解する(b)。
3.(b)に(a)を添加して攪拌し、化粧水を得た。
1.成分(1)〜(8)を50℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(9)〜(19)を混合、溶解する(b)。
3.(b)に(a)を添加して攪拌し、化粧水を得た。
(実施例8 クリーム)
成分名 配合量(質量%)
(1)ステアリン酸 1.0
(2)モノイソステアリン酸ソルビタン 1.6
(3)モノステアリン酸グリセリル 1.0
(4)ステアリルアルコール 2.0
(5)ベヘニルアルコール 1.0
(6)オレイルアルコール 0.5
(7)コレステロール 0.5
(8)フィトステロール 0.2
(9)スクワラン 1.0
(10)ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0
(11)メチルシクロポリシロキサン 3.0
(12)カカオ脂 6.0
(13)シア脂 4.0
(14)大豆油 1.0
(15)トリカプリル酸グリセリル 5.0
(16)水素添加大豆リン脂質 2.0
(17)ブチルパラベン 微 量
(18)SEPIPULS 265(*) 0.4
(19)キサンタンガム 0.1
(20)グリセリン 7.0
(21)1,3−ブチレングリコール 5.0
(22)ジイソプロパノールアミン 適 量
(23)エデト酸二カリウム 0.05
(24)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
(*)SEPPIC社製アクリルアミド・アクリル酸アンモニウム共重合体
成分名 配合量(質量%)
(1)ステアリン酸 1.0
(2)モノイソステアリン酸ソルビタン 1.6
(3)モノステアリン酸グリセリル 1.0
(4)ステアリルアルコール 2.0
(5)ベヘニルアルコール 1.0
(6)オレイルアルコール 0.5
(7)コレステロール 0.5
(8)フィトステロール 0.2
(9)スクワラン 1.0
(10)ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0
(11)メチルシクロポリシロキサン 3.0
(12)カカオ脂 6.0
(13)シア脂 4.0
(14)大豆油 1.0
(15)トリカプリル酸グリセリル 5.0
(16)水素添加大豆リン脂質 2.0
(17)ブチルパラベン 微 量
(18)SEPIPULS 265(*) 0.4
(19)キサンタンガム 0.1
(20)グリセリン 7.0
(21)1,3−ブチレングリコール 5.0
(22)ジイソプロパノールアミン 適 量
(23)エデト酸二カリウム 0.05
(24)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
(*)SEPPIC社製アクリルアミド・アクリル酸アンモニウム共重合体
(調製方法)
1.成分(1)〜(17)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(19)〜(24)を80℃にて、混合、溶解する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却する(c)。
4.(c)に成分(18)を添加し、攪拌後、クリームを得た。
1.成分(1)〜(17)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(19)〜(24)を80℃にて、混合、溶解する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却する(c)。
4.(c)に成分(18)を添加し、攪拌後、クリームを得た。
(実施例9 サンスクリーン)
成分名 配合量(質量%)
(1)エタノール 5.0
(2)メトキシケイ皮酸オクチル 3.8
(3)POE/POP(*)変性ジメチルポリシロキサン 2.0
(4)微粒子酸化チタン 3.4
(5)酸化亜鉛 3.3
(6)メチルシクロポリシロキサン 2.0
(7)ジメチルポリシロキサン 1.0
(8)シア脂 0.5
(9)サフラワー油 0.5
(10)水素添加卵黄リン脂質 0.8
(11)POE(60)硬化ヒマシ油 0.5
(12)SEPIPULS 265(**) 1.0
(13)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
(*)ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン
(**)SEPPIC社製アクリルアミド・アクリル酸アンモニウム共重合体
成分名 配合量(質量%)
(1)エタノール 5.0
(2)メトキシケイ皮酸オクチル 3.8
(3)POE/POP(*)変性ジメチルポリシロキサン 2.0
(4)微粒子酸化チタン 3.4
(5)酸化亜鉛 3.3
(6)メチルシクロポリシロキサン 2.0
(7)ジメチルポリシロキサン 1.0
(8)シア脂 0.5
(9)サフラワー油 0.5
(10)水素添加卵黄リン脂質 0.8
(11)POE(60)硬化ヒマシ油 0.5
(12)SEPIPULS 265(**) 1.0
(13)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
(*)ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン
(**)SEPPIC社製アクリルアミド・アクリル酸アンモニウム共重合体
(調製方法)
1.成分(2)〜(10)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(11)〜(13)を80℃にて、混合する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却する(c)。
4.(c)に成分(1)を添加し、攪拌後、サンスクリーンを得た。
1.成分(2)〜(10)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(11)〜(13)を80℃にて、混合する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却する(c)。
4.(c)に成分(1)を添加し、攪拌後、サンスクリーンを得た。
(実施例10 美白ジェル)
成分名 配合量(質量%)
(1)水素添加大豆リン脂質 1.0
(2)ムルムル脂 1.0
(3)カカオ脂 1.0
(4)セチルアルコール 0.8
(5)ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0
(6)トリカプリル酸 2.0
(7)ツバキ油 0.2
(8)コレステロール 0.5
(9)モノパルミチン酸グリセリル 0.1
(10)アスコルビン酸グルコシド 2.0
(11)グリセリン 5.0
(12)ポリエチレングリコール1000 1.0
(13)ソルビトール 1.0
(14)マルチトール 1.0
(15)グリセリン 1.0
(16)アルブチン 0.1
(17)ジイソプロパノールアミン 適 量
(18)水酸化カリウム 適 量
(19)カルボキシビニルポリマー 0.2
(20)SIMULGEL EG(*) 0.5
(21)エデト酸二ナトリウム 0.01
(22)グリチルリチン酸ジカリウム 0.01
(23)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
(*)SEPPIC社製アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体
成分名 配合量(質量%)
(1)水素添加大豆リン脂質 1.0
(2)ムルムル脂 1.0
(3)カカオ脂 1.0
(4)セチルアルコール 0.8
(5)ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0
(6)トリカプリル酸 2.0
(7)ツバキ油 0.2
(8)コレステロール 0.5
(9)モノパルミチン酸グリセリル 0.1
(10)アスコルビン酸グルコシド 2.0
(11)グリセリン 5.0
(12)ポリエチレングリコール1000 1.0
(13)ソルビトール 1.0
(14)マルチトール 1.0
(15)グリセリン 1.0
(16)アルブチン 0.1
(17)ジイソプロパノールアミン 適 量
(18)水酸化カリウム 適 量
(19)カルボキシビニルポリマー 0.2
(20)SIMULGEL EG(*) 0.5
(21)エデト酸二ナトリウム 0.01
(22)グリチルリチン酸ジカリウム 0.01
(23)精製水 残 量
――――――――――――――――――――――――――――−−
計 100.0
(*)SEPPIC社製アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体
1.成分(1)〜(9)を80℃にて、混合、溶解する(a)。
2.成分(10)〜(23)を70℃にて、混合、溶解する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却し、美白ジェルを得た。
2.成分(10)〜(23)を70℃にて、混合、溶解する(b)。
3.(a)に(b)を添加して攪拌し、冷却し、美白ジェルを得た。
実施例6〜10の水中油型乳化化粧料を試料とし、上記最終処方における使用感評価方法及び経日安定性方法による評価試験を行った結果、使用感、翌日の肌実感及び経日安定性に優れていた。
1 せん断速度(1/s)とせん断応力(Pa)の流動曲線
2 1つめの変曲点
3 2つめの変曲点
4 3つめの変曲点
5 せん断速度(1/s)におけるみかけの粘度(Pa・s)の曲線
2 1つめの変曲点
3 2つめの変曲点
4 3つめの変曲点
5 せん断速度(1/s)におけるみかけの粘度(Pa・s)の曲線
Claims (4)
- 下記成分(a)〜(c)を含有し、せん断速度10−3(1/s)におけるみかけの粘度が100(Pa・s)以上、且つせん断速度102(1/s)におけるみかけの粘度が1(Pa・s)以下であることを特徴とする水中油型乳化化粧料。
(a)植物種子より抽出した20℃で固体である固体油脂
(b)20℃で液状であるトリグリセライド
(c)水素添加リン脂質 - 成分(c)の水素添加リン脂質が、ホスファチジルコリンを50質量%以上含有し、且つホスファチジルコリンに対する酸性リン脂質含有量が10質量%以上である請求項1に記載の水中油型乳化化粧料。
- せん断速度(1/s)とせん断応力(Pa)の流動曲線において、せん断速度が10−2(1/s)から101(1/s)の間で1つ以上の変曲点を有する請求項1に記載の水中油型乳化化粧料。
- 成分(a)の固体油脂が、カカオ脂である請求項1に記載の水中油型乳化化粧料。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
JP2008208391A JP2010043027A (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | 水中油型乳化化粧料 |
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JP2012250916A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Nippon Zettoc Co Ltd | 水中油型乳化化粧料 |
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