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JP2009160224A - 分離型内視鏡 - Google Patents

分離型内視鏡 Download PDF

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JP2009160224A JP2008000676A JP2008000676A JP2009160224A JP 2009160224 A JP2009160224 A JP 2009160224A JP 2008000676 A JP2008000676 A JP 2008000676A JP 2008000676 A JP2008000676 A JP 2008000676A JP 2009160224 A JP2009160224 A JP 2009160224A
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和彦 久保田
Hideya Kitagawa
英哉 北川
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Olympus Medical Systems Corp
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Abstract

【課題】湾曲部の湾曲量をいずれの位置でも略一定にすることができる分離型内視鏡を提供する。
【解決手段】分離型内視鏡は、湾曲可能な湾曲部を有する挿入部と、前記挿入部が挿入され、チューブを有する筒状の分離部とを着脱可能に備えている。挿入部は、前記分離部を通して被検体を撮像する撮像部と、前記撮像部から延出されたケーブルとを有する観察光学系と、複数の湾曲コマ42を有し前記湾曲コマのそれぞれの回動の中立軸が前記湾曲部の中心軸と略一致する状態に整列された湾曲管とを備えている。前記湾曲コマは、前記観察光学系の前記チューブが配設される溝部50,52,54および前記ケーブルが配設される穿孔48をそれぞれ備えている。また、前記湾曲管は、前記撮像部がその先端部に配設され前記ケーブルが前記湾曲コマのそれぞれ溝部や穿孔を通してその基端側から延出されている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、使い捨て側となる筒状の分離部で、再利用側の被挿入部を有する基部を被覆して用いる分離型内視鏡に関する。
分離型内視鏡は、内視鏡における洗浄や殺菌作業を削減し、内視鏡の使用の効率化を図ることを目的として開発されたものである。分離型内視鏡は、内視鏡の患者への処置後に入念に洗浄を要する部分を使い捨て型の分離部とし、入念な洗浄が不要な部分を再利用型の基部として、分離部と基部とを分離可能(着脱可能)な構造となっている。
例えば特許文献1には、分離型内視鏡が開示されている。この分離型内視鏡は、吸引チューブ等のチューブ類が筒状の分離部に配設されている。そして、湾曲管を有する挿入部が基部に配設されている。分離部と基部を組み合わせたとき、湾曲管の外側には、分離部のチューブ類が配設されており、これらチューブ類は挿入部の外側の略全長にわたって沿っている。
特開平8−89473号公報
特許文献1に開示された分離型内視鏡の挿入部の湾曲管を含む湾曲部では、チューブ類が湾曲管の外側に片寄って配設されているので、湾曲部の中心軸と、湾曲管の中心軸とにズレが生じる。したがって、湾曲部を湾曲させると、湾曲部の湾曲方向によって湾曲部の湾曲量や曲率半径が変わることがある。このため、内視鏡の挿入部の周方向の向きによっては、湾曲部を湾曲させたときに、操作性に影響を及ぼす可能性がある。また、湾曲部を湾曲させたときに、湾曲方向によって湾曲量や曲率半径が非対称であると、操作部の湾曲操作による湾曲量の制御が難しくなるので、操作性に影響を及ぼす可能性がある。すなわち、特許文献1に開示された分離型内視鏡では、湾曲部の湾曲管が曲がる際の湾曲形状が不均一となる危惧がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、湾曲部の湾曲量をいずれの位置でも略一定にすることができる分離型内視鏡を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明に係る分離型内視鏡は、少なくとも1つのチューブが配設された筒状の分離部と、前記筒状の分離部に挿入される被挿入部と前記被挿入部の基端部に設けられた操作部とを有する基部とを着脱可能な構造を有している。そして、前記基部の前記被挿入部は、複数の湾曲コマを有し前記湾曲コマのそれぞれの回動の中立軸が前記被挿入部の中心軸と略一致する状態に整列された湾曲管を備え、前記湾曲コマは、前記分離部に配設された前記チューブを収容する溝部を備えている。
分離部に配設されたチューブを湾曲コマの最外周よりも内側に収容することができるので、基部の被挿入部の湾曲管の中心軸と、分離部と基部とを組み合わせた分離型内視鏡の実際に被検体に対して挿入する挿入部の湾曲部の中心軸とを略一致させることができる。したがって、分離部と基部とを組み合わせた分離型内視鏡の挿入部の湾曲部を湾曲させる際に、湾曲方向がいずれの場合であっても湾曲部の湾曲量を略一定にすることができる。
また、前記基部の前記被挿入部は、前記分離部を通して被検体を撮像する撮像部と、前記撮像部から延出されたケーブルとを有する観察光学系を備え、前記湾曲コマは、前記観察光学系の前記ケーブルが配設されるケーブル配設部を備え、前記湾曲管は、前記湾曲コマの前記ケーブル配設部を通して前記湾曲管の基端側から前記ケーブルが延出されていることが好適である。
このため、ケーブルを湾曲コマの最外周よりも内側に収容することができるので、湾曲管の中心軸と、分離部と基部とを組み合わせた湾曲部の中心軸とを略一致させることができる。したがって、分離部と基部とを組み合わせた湾曲部を湾曲させる際に、湾曲量をいずれの位置でも略一定にすることができる。
また、前記湾曲コマの外周部の近傍には、前記湾曲コマ同士を接続するコマ接続部が周方向に略等間隔に配置されていることが好適である。
このため、湾曲管の中心軸に対して略対称に湾曲管を湾曲させることができる。
また、前記湾曲コマの外周部の近傍には、操作ワイヤが配設される操作ワイヤ挿通孔が周方向に略等間隔に配置されていることが好適である。
このため、湾曲管の中心軸に対して略対称に湾曲管を湾曲させることができる。
また、前記湾曲コマの前記溝部は、前記湾曲コマの中心を通る線対称軸上に配置されていることが好適である。
このため、湾曲管を湾曲させる際に、同じ力量で線対称軸上で湾曲させることができる。
また、前記溝部の開口部は、前記溝部に挿通させるチューブの最外径よりも狭く形成されていることが好適である。
このため、基部の湾曲管の溝部に配設したチューブが溝部から脱落し難くなるので、分離部と基部との組み合わせを容易に行うことができる。
また、前記溝部には、前記チューブのいずれかの外周と接触するための突起が設けられていることが好適である。
このため、チューブと溝部との間の摩擦を軽減することができるので、湾曲管を湾曲させる際に、よりスムーズに行うことができる。
この発明によれば、湾曲部の湾曲量をいずれの位置でも略一定にすることができる分離型内視鏡を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について図1から図5を用いて説明する。
図1および図2に示すように、この実施の形態に係る内視鏡10は、使い捨て部分と再利用部分等の複数の部分に分離可能な分離型内視鏡である。この分離型内視鏡10は、使い捨て部分としての分離部12と、分離部12とともに用いられ分離部12に装着される再利用部分としての基部14とを組み合わせた状態に構成されている。
基部14は、細長く可撓性を有する被挿入部22と、この被挿入部22の手元側に配設された操作部24と、この操作部24の側部から延出されたユニバーサルコード26とを備えている。このユニバーサルコード26の延出された端部には、コントロールユニット(図示せず)に着脱可能に接続されるコネクタ28が配設されている。なお、コントロールユニットには、送気、送水、吸引用の各装置が接続されている。そして、送気、送水、吸引用の各装置は、コントロールユニットにより制御される。
操作部24は、分離型内視鏡10の使用時に把持部を兼ねるものであり、被挿入部22の後述する湾曲管(湾曲部)32を湾曲させるために操作されるノブ(図示せず)が配設されている。なお、図2に示すように、分離部12側に配設される後述する送気・送水チューブ104(送気チューブ104a、送水チューブ104b)、吸引チューブ106は、分離部12と基部14とを組み合わせた分離型内視鏡10の使用時に、操作部24の外側に沿って配設され、かつ、ユニバーサルコード26の外側に沿って配設される。
被挿入部22は、湾曲管(湾曲部)32と、観察光学系34と、湾曲管32と操作部24とを連結する操作ワイヤ36とを備えている。
湾曲管32は、軸方向に隣接して整列されかつ、互いに回動自在に連結された状態に複数の湾曲コマ42を有する。図3に示す各湾曲コマ42は、例えば中実で軸方向に薄い円柱(円盤)状に形成されている。各湾曲コマ42は、中実部分からなる本体44と、隣接する湾曲コマ42に連結するために等配して4ヶ所設けられた関節(コマ接続部)46と、基部14側に取り付けられた撮像ケーブル74が配設される環状の穿孔(撮像ケーブル配設部)48と、分離部12側に取り付けられた後述する送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106が配設される溝部(送気チューブ溝50、送水チューブ溝52および吸引チューブ溝54)とを備えている。
ここで、湾曲コマ42の外周を円形と仮定し、その湾曲コマ42の中心軸に対して適宜の位置を0度と規定する。そして、関節46は湾曲コマ42の中心軸に対して遠位の一側および他側の位置に、湾曲コマ42の中心軸に対して対向する位置に形成されている。なお、関節46は、湾曲コマ42の一側で、中心軸に対して0度および180度の位置に形成されているとすると、他側では90度および270度の位置に形成されている。そして、所定の向きに配設した、隣接する湾曲コマ42の各関節46の穴(図示せず)同士にピン等を入れることにより、湾曲コマ42同士が連結される。このようにして、複数の湾曲コマ42が整列されて連結されることにより1つの中心軸を有する湾曲管32が形成されている。
そして、湾曲コマ42の溝部50,52,54は環状ではなく、すなわち、外周側に形成した開口を有していて、閉じられておらず、分離部12側に取り付けられた送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106が湾曲コマ42の中心軸に対して外周側の開口を介して接離することにより、各溝部50,52,54に配設および離脱させることが可能である。
このため、例えば、内視鏡10の使用後(送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106の使用後)に、分離部12の被挿入部カバー部92と基部14の被挿入部22を分離した後、湾曲管32から分離部12側の送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106を離脱させる際に、送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106の端部(基端部)がそれぞれ送気、送水、吸引用の各装置に接続されたままで、また、他の端部(先端部)が先端硬質部102に固定されたままで各チューブ104a,104b,106を湾曲管32から離脱させることができる。したがって、送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106の端部が、言い換えると、これらチューブ104a,104b,106のいずれの端部も、湾曲管32に触れることが防止される。
また、この湾曲コマ42の溝部50,52,54は、例えば、各チューブ104a,104b,106の外径に合わせて、具体的には、外径寸法よりも大きい深さを有し、かつ、溝部50,52,54の底面の半径を各チューブ104a,104b,106の半径に合わせて、内周面が滑らかな円周状などの曲面に形成されている。
また、湾曲コマ42の溝部50,52は、湾曲コマ42の中心軸に対して略対称に形成されている。また、穿孔48と溝部54とは、その断面積が他の溝50,52やワイヤ挿通孔62,64,66,68等の断面積に比べて近くなっており、湾曲コマ42の中心軸に対して略対称に形成されている。このため、特にチューブ104a,104bが湾曲コマ42に配設された状態で湾曲管32を湾曲させる際に必要な力の差を少なくすることができる。
さらに、各湾曲コマ42には、それぞれ操作ワイヤ36が挿通される4つ(2対)のワイヤ挿通孔62,64,66,68が形成されている。ワイヤ挿通孔62,64,66,68は、各関節46の内側であって、関節46に隣接する位置に形成されている。しかし、これらワイヤ挿通孔62,64,66,68は、関節46がある、湾曲コマ42の中心軸に対して0度、90度、180度および270度の位置に必ずしも形成されている必要はない。ワイヤ挿通孔62の位置は、例えば、0度の位置に対して、5度から10度程度の範囲のズレは許容される。また、ワイヤ挿通孔64の位置は、ワイヤ挿通孔62の0度の位置に対向する180度の位置にあることが好適であるが、同様に、5度から10度程度の範囲のズレは許容される。また、90度および270度のような対向する位置のワイヤ挿通孔66,68に対する同様の範囲のズレも許容される。なお、この実施の形態では、ワイヤ挿通孔68は、270度の位置にある。
このようなワイヤ挿通孔62,64,66,68のズレが許容されるのは、例えば湾曲コマ42同士が0度および180度の位置にある関節46を用いて隣接する湾曲コマ42に対して回動する際、ワイヤ挿通孔62,64の位置が0度、180度の位置に対してズレがあったとしても、90度および270度の位置にある関節46に与える影響が無視できるほど小さいからである。
なお、操作ワイヤ36の先端は、湾曲管32の最も先端側の湾曲コマ42に固定されている。また、操作ワイヤ36の基端は、湾曲管32の最も基端側の湾曲コマ42を通してさらに基端側に延出され、操作部24の図示しないノブに連結されている。
図4Aおよび図4Bに示すように、観察光学系34は、撮像部72と、この撮像部72から延出された撮像ケーブル74とを備えている。撮像部72は、有底筒状の本体82と、LED等の小型の光源84と、対物光学系86と、CCDまたはCMOS等の撮像素子88とを備えている。
本体82の先端には、例えば4箇所に光源84が配設されている。本体82の内部には、対物光学系86が配設され、さらに、この対物光学系86の光軸上に撮像素子88が配設されている。この撮像素子88からは、撮像ケーブル74が本体82の底を貫通した状態に延出されている。このため、小型の光源84から発せられた光により被検体が照明され、その照明された光が対物光学系86に入射されて像が形成される。そして、その像が撮像素子88で撮像され、光電変換されて撮像ケーブル74を通して図示しない制御装置等にその情報が伝達される。
撮像部72の本体82には、湾曲管32の最も先端の湾曲コマ42に対して先端側から挿入されて嵌合により固定されるように、基端部に円環状の凸部82aが形成されている。このため、撮像部72が湾曲管32の先端でその軸方向に移動することが防止されている。また、撮像部72の本体82には、後述する先端硬質部102に対して撮像部72の向きが規定された状態で着脱可能(挿脱可能)に固定されるように、本体82の外周部に突起82bが形成されている。この突起82bは先端硬質部102に穿設した凹部に嵌合して位置決めされている。このため、被検体の観察時に先端硬質部102に対して撮像部72が回動することが防止される。すなわち、被検体の観察時に、撮像ケーブル74が湾曲管32や後述する可撓部110等が曲げられたときの影響を受けるなどしても、観察像が勝手に回動することが防止される。
先端撮像部72から延出された撮像ケーブル74は、各湾曲コマ42の穿孔48(図3参照)を通して湾曲管32の基端から延出されている。そして、撮像ケーブル74の延出された端部は、操作部24およびユニバーサルコード26を通してコネクタ28に固定されている。
図1に示すように、分離部12は、被挿入部カバー部92と、操作部カバー部94と、ユニバーサルコードカバー部96とを備えている。被挿入部カバー部92は、このカバー部92に挿入される基部14の被挿入部22を覆うものであり、操作部カバー部94は操作部24を覆うものであり、ユニバーサルコードカバー部96はユニバーサルコード26を覆うものである。ここで、操作部カバー部94およびユニバーサルコードカバー部96は、薄肉で軟らかい例えばフッ素系樹脂材等の高分子材料で各カバー部94,96の形状に対応させて各カバー部94,96を覆うように成形されたシート状に形成されている。なお、操作部カバー部94およびユニバーサルコードカバー部96は、例えば一体的に形成されていることも好適である。
一方、図1、図2および図5に示すように、分離部12側の被挿入部カバー部92は、先端硬質部102と、送気・送水チューブ104と、吸引チューブ106と、湾曲管外皮108と、可撓部(硬質外皮)110と、接続口金112とを備えている。
先端硬質部102は、例えば硬質の樹脂材やステンレス鋼材などにより略円柱状に形成されている。図1および図2に示すように、この先端硬質部102には、送気・送水チューブ104(図5参照)、吸引チューブ106および上述した観察光学系34が配設される開口部122,124,126が形成されている。これら開口部122,124,126の1つの開口部122には、観察光学系34の撮像部72の対物光学系86が対向した位置に配設される観察窓128が固定されている。この観察窓128は、観察光学系34の撮像部72の光源84から照明光が出射される照明窓を兼ねている。また、残りの開口部124,126には、送気・送水チューブ104および吸引チューブ106の先端部がそれぞれ固定されている。
なお、図5に示すように、送気・送水チューブ104は、先端硬質部102の開口部124に1つのチューブとして固定されているが、その基端側で送気チューブ104aと送水チューブ104bとに分岐されている。
吸引チューブ106は、処置具挿通チャンネルとしても用いられる。そして、図1および図2に示すように、吸引チューブ106には、側枝106aが形成され、その端部に鉗子栓(図示せず)を有する。
湾曲管外皮108は、基部14の湾曲管32と略同じ長さを有するゴム材などの樹脂材により略円筒状に形成されている。そして、この湾曲管外皮108の先端部は先端硬質部102の基端側に固定され、基端部は筒状の接続口金112の先端側に固定されている。
可撓部110は、その内部に操作ワイヤ36および撮像ケーブル74が配設されるように、湾曲管32と操作部24との間の長さと略同じ長さかそれよりも長く形成されている。この可撓部110は、フレックス(螺旋管)132と、このフレックス132の外側に配設されたブレード134と、このブレード134の外側に配設された樹脂材製の樹脂チューブ136とを備えている。そして、この可撓部110は、略円筒状に形成されている。
この可撓部110の先端部は、筒状の接続口金112の基端側に固定されている。一方、可撓部110の基端部には、基部14の操作部24に着脱可能に接続される接続部138を備えている。図2に示すように、この接続部138は、例えばネジ止めや係合などの種々の手段により操作部24の先端側に固定可能である。そして、この接続部138は、可撓部110の内部に配設された送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106を接続部138から操作部24の外側に延出させるとともに、基部14と分離部12とを連結した際の分離型内視鏡10の内部を密封するための適宜の手段を備えている。
次に、この実施の形態に係る内視鏡10の作用について説明する。
分離型内視鏡10を用いる場合、分離部12の被挿入部カバー部92に対して基部14の被挿入部22を組み合わせる。すなわち、基部14の被挿入部22の先端が被挿入部カバー部92の可撓部110、湾曲管外皮108を通して先端硬質部102の先端面に対峙した状態に挿入される。このため、基部14の被挿入部22の観察光学系34の撮像部72が被挿入部カバー部92の先端硬質部102の所定の位置に配置される。具体的には、基部14の被挿入部22の湾曲管32の先端部に設けられた撮像部72の対物光学系86が先端硬質部102の観察窓128に対向させた状態に配置される。
このように、基部14の被挿入部22が被挿入部カバー部92内に挿入される際には、基部14の被挿入部22の湾曲管32も観察光学系34の撮像部72に追従して被挿入部カバー部92内に挿入される。このとき、図2に示すように、被挿入部カバー部92内の送気チューブ104aを湾曲管32の各湾曲コマ42の送気チューブ溝50に配設し、送水チューブ104bを各湾曲コマ42の送水チューブ溝52に配設し、吸引チューブ106を各湾曲コマ42の吸引チューブ溝54に配設する。
そして、基部14の操作部24の先端側と、分離部12の被挿入部カバー部92の接続部138とを着脱可能に固定する。このとき、操作部24と可撓部110との間は、軸方向および周方向のいずれの方向にも動かないように固定されている。また、送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106が接続部138の後端側から操作部24の外側およびユニバーサルコード26の外側に沿って露出されている。
このようにして、分離型内視鏡10の、実際に管腔内に挿入する挿入部150を組み立てる。このとき、この組み立てられた挿入部150は、基部14の湾曲管32と分離部12の湾曲管外皮108とを有する湾曲部152を備えている。
そして、操作部24およびユニバーサルコード26にそれぞれ操作部カバー部94、ユニバーサルコードカバー部96を被せる。また、送気チューブ104aの端部をコントロールユニットの送気装置に、送水チューブ104bの端部を送水装置に、吸引チューブ106の端部を吸引装置にそれぞれ配設する。
このとき、図3に示すように、湾曲管32の外側には、円筒状の湾曲管外皮108が配設されているだけである。このため、湾曲管32の湾曲の仮想的な中心軸(中立軸)と、湾曲管32に湾曲管外皮108を配設した部位(分離型内視鏡10の挿入部150の湾曲部152)の仮想的な中心軸とは略一致(一致を含む)する。この状態で分離型内視鏡10の操作部24を操作して、湾曲管32を所望の方向に湾曲させると、湾曲管32に湾曲管外皮108が配設された、内視鏡10の挿入部150の湾曲部152の湾曲量は、4つ(2対)の方向のうち、いずれの対向する方向も同じ湾曲量や同じ曲率半径分だけ湾曲する。したがって、湾曲管32に湾曲管外皮108を配設した部位の周方向の向きによる湾曲性能に差がなく、湾曲の操作性が良好な状態が維持される。
すなわち、内視鏡10の挿入部150を体腔などの狭小部に挿入して、操作部24を操作したときに、挿入部150の湾曲部152の湾曲性能に差がないので、挿入部150をその軸周りに回動させても、湾曲部152に常に同じ湾曲性が維持されるので、同じ操作性を維持することができる。
また、分離型内視鏡10の使用後、基部14の被挿入部22からの被挿入部カバー部92、基部14の操作部24から操作部カバー部94、基部14のユニバーサルコード26からユニバーサルコードカバー部96をそれぞれ取り外して廃棄する。
分離部12の被挿入部カバー部92を基部14の被挿入部22から取り外す際、基部14の操作部24と被挿入部カバー部92の接続部138との間の係合を解除する。この状態で、被挿入部カバー部92と基部14とを分離させる。この際、被挿入部カバー部92から基部14を引き抜きながら、基部14の湾曲管32の中心軸から離隔する方向に送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106を取り外す。具体的には、各湾曲コマ42の送気チューブ溝50の開口部から送気チューブ104aを離脱させ、送水チューブ溝52の開口部から送水チューブ104bを離脱させ、吸引チューブ溝54の開口部から吸引チューブ106を離脱させる。
このとき、これら送気・送水チューブ104および吸引チューブ106の先端は被挿入部カバー部92の先端硬質部102に固定され、送気チューブ104a、送水チューブ104bおよび吸引チューブ106の基端は送気、送水、吸引用の各装置にそれぞれ接続されている。そして、各チューブ104a,104b,106は、操作部24およびユニバーサルコード26の外側に沿って配設されている。ここで、各チューブ104(104a,104b),106の内部を通った液体や気体等が基部14の被挿入部22、操作部24およびユニバーサルコード26に付着する可能性があるのは、各チューブ104(104a,104b),106の端部(先端および基端)に接触した場合である。しかし、各チューブ104(104a,104b),106の先端および基端は、基部14と分離部12との分離時にはそれぞれ固定または接続された状態になっているので、基部14に接触することが防止されている。したがって、基部14の被挿入部22から分離部12の被挿入部カバー部92を取り外す際にも各チューブ104(104a,104b),106の端部が被挿入部22、操作部24およびユニバーサルコード26に触れることが防止されているので、基部14の洗浄の必要性を極力抑えることができる。
なお、操作部カバー部94およびユニバーサルコードカバー部96は、各チューブ104(104a,104b),106が送気、送水、吸引用の各装置から取り外された後に、操作部カバー部94およびユニバーサルコードカバー部96の内部に配設された各チューブ104a,104b,106とともに取り外されることが好適である。そうすると、各チューブ104(104a,104b),106の端部が操作部24やユニバーサルコード26に触れることが防止される。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下のことが言える。
被挿入部カバー部92に基部14を接続した状態で、湾曲管32の中心軸と湾曲管32に湾曲管外皮108を配設した部分の中心軸とを略一致(一致を含む)させることができる。このため、操作部24を操作して湾曲管32を湾曲させたときに、湾曲管32の中心軸と、湾曲管32に湾曲管外皮108を配設した分離型内視鏡10の挿入部150の湾曲部152の中心軸とを略一致させた状態で、その湾曲部152を、対向する対の方向に均等な湾曲量および曲率半径を持つように湾曲させることができる。したがって、内視鏡10の挿入部150をその軸周りに回転させた場合であっても、湾曲部152の湾曲性に関して、周方向の向きにより湾曲性に差が生じない。そうすると、内視鏡10の挿入部150の湾曲部152の湾曲性について、湾曲させた方向によらず、同じ操作性を得ることができる。
そして、送気・送水チューブ104(104a,104b)および吸引チューブ106など、各種のチューブの先端を被挿入部カバー部92に配置し、基端を送気、送水、吸引用の各装置に接続した状態で被挿入部カバー部92と基部14とを分離させることができる。このように、基部14を被挿入部カバー部92から取り外す際に、被挿入部カバー部92に配設された各チューブ104a,104b,106の端部を操作部24やユニバーサルコード26に触れさせることなく取り外すことができるので、基部14の洗浄を極力簡略化することができる。
なお、この実施の形態では、観察光学系34に光源84が配置されているものとして説明したが、照明光学系(図示せず)が観察光学系34とは別に設けられていることも好適である。
また、この実施の形態では、基部14が再利用されるものとして説明したが、基部14自体も使い捨て部分とすることももちろん好適である。
また、被挿入部カバー部92の可撓部110は、例えばステンレス鋼管材などにより硬質パイプとして形成されていることも好適である。この場合、硬質パイプと接続口金112とが一体の部材として形成されていることも好適である。
また、この実施の形態では、観察光学系34に撮像部72および撮像ケーブル74を有するものとして説明したが、撮像部72の代わりに対物レンズユニットを、撮像ケーブル74の代わりにイメージガイドバンドルを用いることも好適である。さらに、光源84の代わりに、照明レンズおよびライトガイドバンドルを有する照明光学系が観察光学系34とは別に設けられていることも好適である。この場合、照明光学系のライトガイドバンドルは観察光学系34と並設された状態で、各湾曲コマ42の穿孔48として形成された開口とは異なる別の環状の孔形状(開口)に配設されていることが好適である。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について図6Aから図6Gを用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
この実施の形態では、湾曲コマ42の形状の変形例について例示する。図6Aから図6Gでは、湾曲コマ42の外側に湾曲管外皮108が配設された例を示す。
図6Aに示す湾曲コマ42は、送気チューブ104aおよび送水チューブ104bが配設される送気チューブ溝50および送水チューブ溝52(図3参照)がまとめて形成された1つの送気・送水チューブ溝51を有する例である。なお、図6Aではチューブ104a,104bが略円形の湾曲コマ42の径方向に隣接して配設されているが、例えば周方向に隣接してチューブ104a,104bが配設されるように1つの送気・送水チューブ溝(図示せず)が形成されていることも好適である。
図6Bに示す湾曲コマ42は、湾曲コマ42の外側が開口されているが、その開口量が各チューブ104a,104b,106の外径よりも小さく形成された溝50b,52b,54bを有する例である。また、各チューブ104a,104b,106は、例えばシリコーン材などのフレキシブルな素材により形成されている。このため、各チューブ104a,104b,106を湾曲コマ42の溝50b,52b,54bに配設する際に、各チューブ104a,104b,106を弾性変形させれば、各チューブ104a,104b,106を各溝50b,52b,54bにそれぞれ配設することができる。また、湾曲管32が形成された状態にあるので、被挿入部カバー部92を基部14に配設する際に、先にチューブ104a,104b,106だけ湾曲管32の溝50b,52b,54bに配設しておくことができる。このように、被挿入部カバー部92に基部14を配設する際に、各チューブ104a,104b,106が湾曲コマ42の溝50b,52b,54bから脱落することが防止されるので、より容易に配設することができる。一方、湾曲コマ42の溝50b,52b,54bから各チューブ104a,104b,106を取り外す際も、各チューブ104a,104b,106を弾性変形させれば良いだけなので、容易に取り外すことができる。
図6Cに示す湾曲コマ42は、湾曲コマ42の外側が開放され、中心軸側が矩形状に形成された溝50c,52c,54cを有する例である。
図6Dに示す湾曲コマ42は、湾曲コマ42の中心軸側から外れる方向に向かって凸状に形成された溝50d,52dを有する例である。
図6Eに示す湾曲コマ42は、軽量化を図るため、余分な肉が除去された溝部50e,52e,54eを有する例である。例えば、撮像ケーブル74が配設される部分(撮像ケーブル配設部)も、穿孔48(図3、図6Aから図D参照)ではなく、溝部48eとして形成されている。
図6Fは、第1の実施の形態で説明した湾曲コマ42に対して、溝部50,52,54に複数の突起56が形成された例である。これら突起56により、チューブ104a,104b,106と溝部50,52,54の曲面との接触面積を減らして、摩擦力を低減できるので、チューブ104a,104b,106と曲面との間の滑りを良くすることができる。
図6Gは、湾曲コマ42の本体44が中空に形成された例である。このような構造により、湾曲コマ42の軽量化が図れ、湾曲管32の軽量化を図ることができる。したがって、内視鏡10の基部14の軽量化を図ることができる。すなわち、内視鏡10の軽量化を図ることができる。
なお、図6Aから図6Gに示す変形例は、図示および説明を省略するが、適宜に組み合わせて用いられることも好適である。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
第1および第2の実施の形態に係る分離型内視鏡を示す概略的な分解斜視図。 第1および第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の分離部と基部とを組み合わせる途中、または、分離する途中の状態を示す概略的な斜視図。 第1の実施の形態に係る分離型内視鏡の挿入部の湾曲部の概略的な横断面図。 第1および第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の観察光学系の先端撮像部および撮像ケーブルを示す概略的な斜視図。 第1および第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の観察光学系の先端撮像部の概略的な縦断面図。 第1および第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の分離部の先端硬質部、湾曲管外皮、可撓部、接続口金、チューブ類を示す概略的な縦断面図。 第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の挿入部の湾曲部の概略的な横断面図。 第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の挿入部の湾曲部の概略的な横断面図の変形例。 第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の挿入部の湾曲部の概略的な横断面図の変形例。 第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の挿入部の湾曲部の概略的な横断面図の変形例。 第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の挿入部の湾曲部の概略的な横断面図の変形例。 第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の挿入部の湾曲部の概略的な横断面図の変形例。 第2の実施の形態に係る分離型内視鏡の挿入部の湾曲部の概略的な横断面図の変形例。
符号の説明
42…湾曲コマ、44…本体、46…関節、48…穿孔(開口)、50…送気チューブ溝、52…送水チューブ溝、54…吸引チューブ溝、62,64,66,68…ワイヤ挿通孔、104a…送気チューブ、104b…送水チューブ、106…吸引チューブ、108…湾曲管外皮

Claims (7)

  1. 内側に少なくとも1つのチューブが配設された筒状の分離部と、
    前記筒状の分離部に挿入される被挿入部と前記被挿入部の基端部に設けられた操作部とを有する基部と
    を着脱可能に具備し、
    前記基部の前記被挿入部は、複数の湾曲コマを有し前記湾曲コマのそれぞれの回動の中立軸が前記被挿入部の中心軸と略一致する状態に整列された湾曲管を備え、
    前記湾曲コマは、前記分離部に配設された前記チューブを収容する溝部を備えていることを特徴とする分離型内視鏡。
  2. 前記基部の前記被挿入部は、前記分離部を通して被検体を撮像する撮像部と、前記撮像部から延出されたケーブルとを有する観察光学系を備え、
    前記湾曲コマは、前記観察光学系の前記ケーブルが配設されるケーブル配設部を備え、
    前記湾曲管は、前記湾曲コマの前記ケーブル配設部を通して前記湾曲管の基端側から前記ケーブルが延出されていることを特徴とする請求項1に記載の分離型内視鏡。
  3. 前記湾曲コマの外周部の近傍には、前記湾曲コマ同士を接続するコマ接続部が略等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の分離型内視鏡。
  4. 前記湾曲コマの外周部の近傍には、操作ワイヤが配設される操作ワイヤ挿通孔が略等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載の分離型内視鏡。
  5. 前記湾曲コマの前記溝部は、前記湾曲コマの中心を通る線対称軸上に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1に記載の分離型内視鏡。
  6. 前記溝部の開口部は、前記溝部に挿通させるチューブの最外径よりも狭く形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1に記載の分離型内視鏡。
  7. 前記溝部には、前記チューブのいずれかの外周と接触するための突起が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1に記載の分離型内視鏡。
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