JP2008240004A - 溶接熱影響部の低温靭性に優れた低降伏比高張力鋼板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の化学成分組成を満足すると共に、下記式(1)を満たし、残部鉄および不可避不純物であり、且つ全組織に占めるフェライト分率が45〜85面積%であり、残部がベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織からなり、前記フェライトの平均結晶粒径が19μm以下である。
−20≦(B−NT/1.3)≦10 …(1)
{式中、BはB含有量(質量ppm)を示す。
またNTは、
N(N含有量、単位:質量ppm)とTi(Ti含有量、単位:質量ppm)の関係が、
(N−Ti/3.4)≧0である場合には、NT=(N−Ti/3.4)、
(N−Ti/3.4)<0である場合には、NT=0を示す}
【選択図】なし
Description
IGC CODE 17.13(International Code for the Construction and Equipment of Ships Carrying Liquefied Gases in Bulk) 2002年版
−20≦(B−NT/1.3)≦10 …(1)
{式中、BはB含有量(質量ppm)を示す。
またNTは、
N(N含有量、単位:質量ppm)とTi(Ti含有量、単位:質量ppm)の関係が、
(N−Ti/3.4)≧0である場合には、NT=(N−Ti/3.4)、
(N−Ti/3.4)<0である場合には、NT=0を示す}
(Cu+Ni+60Nb+20V)≦1.4 …(2)
{式中、Cu、Ni、Nb、Vは、それぞれの元素の含有量(質量%)を示す}
その結果、
(a)Cを0.09%以下、Siを0.25%以下と比較的低めに設定した上で、規定量のB、NおよびTiのバランスを最適化し、且つ一定量のNbを添加すれば、オーステナイト粒界からの粗大なフェライト(以下、単に「粒界フェライト」ということがある)の生成が十分に抑制され、オーステナイト粒内の結晶粒微細化を達成できる、
(b)更には、強度をより高めるべくCu、Ni、Vを添加する場合に、このCu、Ni、VとNbの含有量を総合的に制御すれば、HAZ靭性の劣化を抑制できる、
との着想のもとでその具体的方法を見出した。
(N−Ti/3.4)≧0である場合には、NT=(N−Ti/3.4)、
(N−Ti/3.4)<0である場合には、NT=0を示す。
以下、式(1)についても同じ}
を種々の値とした鋼板を用いて、熱サイクル試験を行い、HAZの低温靭性(vE-60)を後述する実施例の通り測定し、これらの結果を整理したものである。尚、熱サイクル試験は、溶接入熱:60kJ/cm(板厚12mm)を想定して、1400℃×5秒に加熱保持後、800℃から500℃までを150秒で冷却した。
−20≦(B−NT/1.3)≦10 …(1)
Bは、BNを生成することによりHAZ靭性に有害な固溶Nを固定する共に、粒内フェライトの生成を促進する作用を有する。また固溶Bは、粒界フェライトの粗大化およびフェライトサイドプレートの生成を抑制し、オーステナイト粒内の結晶粒を微細化する効果も有する。該作用効果を十分発揮させるには、Bを0.0006%以上含有させる必要がある。一方、Bが多過ぎると、過剰の固溶Bの作用により結晶が一定方向に形成され、HAZ靭性が却って劣化する。よってB含有量は、0.0020%以下に抑える。尚、B含有量の好ましい下限は0.0008%であり、好ましい上限は0.0018%である。
Nは、TiやAl等の元素と窒化物を形成してHAZ靭性を向上させる元素であるため、0.0045%以上(好ましくは0.0060%以上)含んでいてもよい。尚、固溶Nは、HAZの靭性を劣化させる原因となる。全窒素量の増加により、先述の窒化物は増加するが固溶Nも過剰となるため、本発明ではN含有量を0.0090%以下に抑える。
Tiは、TiN系析出物を生成して粒内フェライトの生成を促進すると共に、オーステナイト粒の粗大化抑制にも有効な元素である。また、高強度化に寄与する元素でもある。こうした作用を有効に発揮させるには、Tiを0.008%以上含有させる必要があり、好ましくは0.012%以上である。しかし、Tiを過剰に含有させると、却ってHAZ靭性の低下を招くため0.020%以下とする。
Mnは、SをMnSとして捕捉し、SによるHAZ靭性の劣化を抑制するのに有用な元素である。また、焼入れ性を高めて鋼板の高強度化(高引張強度TS化)に寄与する元素でもある。こうした作用を有効に発揮させるには、Mnを1.20%以上含有させる必要がある。しかし、Mn量が過剰になるとHAZ靭性が却って劣化するため、1.60%以下に抑える。好ましくは、1.50%以下である。
Pは、HAZ靭性を劣化させる元素であるため極力低減する必要があり、本発明では0.010%以下に抑える。
Sは、粗大な硫化物を生成してHAZ靭性を劣化させる元素である。よって極力低減する必要があり、本発明では0.003%以下に抑える。
Alは、脱酸剤として使用されると共に、AlN系析出物を生成して大入熱溶接時のHAZ靭性を向上させる元素であり、本発明では0.02%以上含有させる。しかしAl含有量が過剰になると、アルミナ等の酸化物系介在物が増大すると共に、MAの生成が促進されHAZ靭性が劣化するので、0.04%以下に抑える。
(Cu+Ni+60Nb+20V)≦1.4 …(2)
{式中、Cu,Ni,NbおよびVは、それぞれの元素の含有量(質量%)を示す}
(Cu+Ni+60Nb+20V)≦1.4(%) …(2)
{式中、Cu、Ni、Nb、Vは、それぞれの元素の含有量(質量%)を示す}
Caは、HAZ靭性に悪影響を及ぼすSをCaSとして固定すると共に、非金属介在物を粒状に形態制御して靭性を向上させるのに有効な元素である。この様な効果を十分発揮させるには、Caを0.0010%以上含有させることが好ましいが、過剰に含有させても、これらの効果は飽和しHAZ靭性が却って劣化する。よってCa含有量は、0.003%以下とすることが好ましい。
鋼素材は、鋳造欠陥を圧着させるため、1050℃以上に加熱する。一方、加熱温度が1200℃を超えるとオーステナイト粒が粗大化し、母材靭性が劣化するため、1050〜1200℃で加熱する必要がある。
上記温度に加熱後、圧延を開始して880℃以下で熱間圧延を行って、720℃以上で圧延を終了する。圧延温度が880℃未満では、圧延によってオーステナイトが再結晶するか、若しくは再結晶せずともオーステナイト粒内部に変形帯の欠陥が導入されることにより、フェライト変態の核生成サイトが増加し、組織を微細化し、母材靭性が向上する。こうしたことから、圧延は880℃以下で行う必要がある。但し、熱間圧延終了温度(FRT)720℃以上とする。熱間圧延終了温度が720℃未満となると、初析フェライトが加工を受け、降伏強さYSおよび降伏比YRが上昇することになる。
(a)1回目の冷却速度:10℃/秒以上
上記温度で圧延を終了後、10℃/秒以上(好ましくは15℃/秒以上)の冷却速度で600〜700℃の温度域まで冷却し、その途中で冷却を停止することで、過冷されたオーステナイトから微細なフェライトが析出する。その後、その温度(1回目の冷却停止温度)で30秒以上保持することによって、フェライト分率を適切な範囲に制御できる。このときの保持時間が、30秒未満ではフェライト分率が不足し、冷却停止温度が600℃未満や700℃を超えてもフェライト分率が低下する。但し、この保持時間は、150秒を超えると、パーライト組織となり易いので150秒以下とするのが良い。
(b)2回目の冷却速度:10℃/秒以上
上記冷却停止温度から、10℃/秒以上の冷却速度で550℃以下(2回目の冷却停止温度)まで冷却することによって、硬質な第二相を生成させることができる。冷却速度が10℃/秒未満になったり、冷却停止温度が550℃よりも高くなると、第二相がパーライト主体の組織となる。
によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
フェライト(ポリゴナルフェライト)の分率は、各鋼板のt/4部(t:板厚)について、光学顕微鏡を用いて倍率200倍で1視野:300μm×300μmの領域を観察し、画像解析ソフトを用いて測定し、5視野の平均値を求めた。また、フェライトの平均結晶粒径は、各鋼板のt/4部(t:板厚)の位置において、400倍で10視野を観察してJIS G 0551で規定される比較法によって測定した。
各鋼板の全厚から、圧延方向に直角の方向にJIS Z 2201の1B号試験片を採取して、JIS Z 2241の要領で引張試験を行ない、降伏強さYS(降伏点があるときは下降伏点YP、ないときは0.2%耐力σ0.2)および引張強さ(TS)を測定した。そして降伏強さ:440MPa以下、引張強さ:530MPa以上で、降伏比(YP/TS)が75%以下のものを、低降伏比高張力鋼板と評価した。
上記鋼板を用いた片面サブマージアーク溶接をFCB法で実施した。FCB法は銅板の上に裏当てフラックスを敷き、開先裏面に押し当て、表面片側から裏ビードを形成しながら溶接を完了させる方法であり、造船等の板継ぎ溶接で一般的に適用されている。開先形状を図5[(a)は板厚12mmの場合、(b)は板厚30mmの場合]に示す。溶接材料は、下記の低温用鋼溶接材料(神戸製鋼所製)を使用し、図6および表5の溶接条件で溶接継手を作製した。
[溶接材料]
・ワイヤ;US−255
・表フラックス;PFI−50LT
・裏当てフラックス;MF−1R
Claims (3)
- C:0.03〜0.09%(「質量%」の意味、化学成分については以下同じ)、Si:0.01〜0.25%、Mn:1.20〜1.60%、P:0.010%以下(0%を含まない)、S:0.003%以下(0%を含まない)、Al:0.02〜0.04%、Nb:0.005〜0.016%、B:0.0006〜0.0020%、N:0.0045〜0.0090%、Ti:0.008〜0.020%を夫々含有すると共に、下記式(1)を満たし、残部鉄および不可避不純物であり、且つ全組織に占めるフェライト分率が45〜85面積%であり、残部がベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織からなり、前記フェライトの平均結晶粒径が19μm以下であることを特徴とする溶接熱影響部の低温靭性に優れた低降伏比高張力鋼板。
−20≦(B−NT/1.3)≦10 …(1)
{式中、BはB含有量(質量ppm)を示す。
またNTは、
N(N含有量、単位:質量ppm)とTi(Ti含有量、単位:質量ppm)の関係が、
(N−Ti/3.4)≧0である場合には、NT=(N−Ti/3.4)、
(N−Ti/3.4)<0である場合には、NT=0を示す} - 更に、Cu:0.5%以下(0%を含まない)、Ni:0.8%以下(0%を含まない)、およびV:0.05%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上を、下記式(2)を満たすように含む請求項1に記載の低降伏比高張力鋼板。
(Cu+Ni+60Nb+20V)≦1.4 …(2)
{式中、Cu、Ni、Nb、Vは、それぞれの元素の含有量(質量%)を示す} - 更に、Ca:0.003%以下(0%を含まない)を含む請求項1または2に記載の低降伏比高張力鋼板。
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