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JP2008123720A - 雌型コンタクト - Google Patents

雌型コンタクト Download PDF

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JP2008123720A
JP2008123720A JP2006303183A JP2006303183A JP2008123720A JP 2008123720 A JP2008123720 A JP 2008123720A JP 2006303183 A JP2006303183 A JP 2006303183A JP 2006303183 A JP2006303183 A JP 2006303183A JP 2008123720 A JP2008123720 A JP 2008123720A
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Ryuichi Komiyama
隆一 小宮山
Kazumasa Sakamaki
一誠 酒巻
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Tyco Electronics AMP KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
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Abstract

【課題】タブあるいはピン等の相手側の雄型コンタクトの先端面が弾性接触片の接触部に衝突するのを回避することができる小型の雌型コンタクトを提供することにある。
【課題手段】雌型コンタクト1は、相手側の雄型コンタクト30に接触する接触部14aを有する弾性接触片14を備えている。弾性接触片14には、雄型コンタクト30の先端面31が接触部14aに当接する前に接触部14aを当初位置から変位させる突起15が設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、タブあるいはピン等の相手側の雄型コンタクトに接触する接触部を有する弾性接触片を備えた雌型コンタクトに関する。
従来のこの種の雌型コンタクトとして、例えば、図9及び図10に示すものが知られている (特許文献1参照)。図9は、従来の雌型コンタクトの一部分を断面した側面図である。図10は、図9に示す雌型コンタクトを備えた電気コネクタに相手側の雄型コンタクトが挿入される途中の部分断面図である。
図9に示す雌型コンタクト100は、リセプタクル部101と、電線接続部110とを備え、金属板を打抜き及び曲げ加工することにより形成されている。
リセプタクル部101は、図10に示すように、相手コネクタ(図示せず)に設けられたタブTを受容するよう略箱形に構成され、前後方向(図10における左右方向)に延びる基板部102と、基板部102の幅方向(図10における紙面に対して直交する方向)の両側縁から立ち上がる1対の側壁103と、1対の側壁103のそれぞれから上下に重なるように折り曲げられた1対の上板104とを備えている。
基板部102の前端縁からは、折り曲げ部105aを介して弾性接触片105が斜め上後方に向けて片持ち梁状に延びている。弾性接触片105は、基板部102と対向する下面を全体に亘って切欠くことにより、雌型コンタクト100を構成する他の部位よりも薄い肉厚に形成されている。弾性接触片105の後方寄りには、リセプタクル部101に挿入されるタブTが接触する、段差状に上方へたたき出された接触部105bが設けられている。この接触部105bは、弾性接触片105が自由状態のときには前傾した斜面状をなしているが、タブTが正規接続位置まで挿入された状態では水平(タブTの挿入方向と平行)に近い角度に変位する。この接触部105bは、弾性接触片105の幅方向の全幅に亘って形成されている。
また、基板部102の前後方向略中央部には、基板部102の一部を上方へ切り起すことによって弾性受け片106が形成されている。弾性受け片106は、斜め上前方へ向かって片持ち梁状に延出するとともに、後端を支点として下方へ弾性変形するようになっている。弾性受け片106の前端は、弾性接触片105が下方に撓んだときに弾性接触片105の後端を下から支持するようになっている。また、基板部102における弾性受け片106の前方の位置には、過度撓み規制突起107が形成されている。
更に、1対の上板104のうち下側の上板104には、下方へ膨出することによりタブTの正規の挿入方向と平行をなす受け部104aが形成されている。
また、電線接続部110は、図9に示すように、基板部102の後端から延びる、電線Wの芯線を圧着するワイヤバレル111と、ワイヤバレル111の後端から延びる、電線Wの被覆部を圧着するインシュレーションバレル112とを備えている。
そして、このように構成された雌型コンタクト100は、図10に示すように、ハウジング120に形成されたコンタクト収容キャビティ121内に収容され、ハウジングランス123により係止される。
相手コネクタに設けられたタブTは、図10に示すように、先端にタブTの挿入方向と直交する方向に延びる先端面Taと板厚が漸次薄くなるように形成された上側及び下側の1対の傾斜面Tbを備えている。そして、このタブTは、ハウジング120のコンタクト収容キャビティ121に連通するタブ挿入孔122からコンタクト収容キャビティ121内に挿入され、雌型コンタクト100のリセプタクル部101内に挿入される。これにより、タブTと弾性接触片105の接触部105bが接触し、タブTと電線Wとが電気的に導通することになる。
ここで、弾性接触片105の板厚は雌型コンタクト100を構成する他の部位の板厚よりも薄く形成されていることから、タブTが雌型コンタクト100に対して正規の方向(水平)に挿入される場合のみならず、雌型コンタクト100に対して斜め下向きに挿入される場合であっても、タブTと弾性接触片105の摩擦抵抗は低減されることになる。また、弾性接触片105の板厚は薄くなっていたとしても、弾性受け片106の前端が、弾性接触片105が下方に撓んだときに弾性接触片105の後端を下から支持するようになっているので、タブTの挿入が完了した状態ではタブTと弾性接触片105との接触圧は低下することはない。
特開2004−362832号公報
ところで、図9及び図10に示す従来の雌型コンタクト100は例えば自動車用コネクタに使用される場合がある。自動車用コネクタの分野では、相手側の雄型コンタクトであるタブTの幅が例えば1.0mm以下の小型ものが開発され、それに伴って雌型コンタクト100自体も小型化したものが開発されつつある。雌型コンタクト100が小型化した場合に、弾性接触片105の変位量を大きく取るためには、タブTが挿入される接点ギャップ(上板104の受け部104aと弾性接触片105の接触部105bとの隙間)を狭くする必要がある。
一方、タブTはその製造上必ず先端面Taが存在し、先端面Taをなくすことはできない。ここで、雌型コンタクト100においてタブTが挿入される接点ギャップを狭くすると、タブTの挿入時において、タブTの先端面Taの縁部が接触部105bの接触面に衝突し、接触面に傷がついてしまうおそれがあった。接触部105bの接触面に傷がつくと、接触面に施されているすずや金などのめっき面が荒れ、接触抵抗が大きくなって不導通になってしまうおそれがあった。
従って、本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、タブあるいはピン等の相手側の雄型コンタクトの先端面が弾性接触片の接触部に衝突するのを回避することができる小型の雌型コンタクトを提供することにある。
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係る雌型コンタクトは、相手側の雄型コンタクトに接触する接触部を有する弾性接触片を備えた雌型コンタクトにおいて、前記雄型コンタクトの先端面が前記接触部に当接する前に前記接触部を当初位置から変位させる突起を前記弾性接触片に設けたことを特徴としている。ここで、「当初位置」とは、弾性接触片が自由状態にあるときの接触部の位置をいう。
また、本発明のうち請求項2に係る雌型コンタクトは、請求項1記載の雌型コンタクトにおいて、前記雄型コンタクトが、タブ状に形成されると共に、その先端に前記雄型コンタクトの挿入向きと直交する方向に延びる先端面と板厚が前記先端面に向かって漸次薄くなるように形成された傾斜面とを有し、前記突起が、前記接触部の、前記雄型コンタクトの挿入向き手前側に設けられ、前記雄型コンタクトの前記先端面が前記接触部に当接する前に、前記傾斜面が前記突起に当接して前記接触部が当初位置から変位するようになっていることを特徴としている。
更に、本発明のうち請求項3に係る雌型コンタクトは、請求項1又は2記載の雌型コンタクトにおいて、前記突起の高さは、前記雄型コンタクトの挿入が完了し前記雄型コンタクトが前記接触部に接触した状態において、前記雄型コンタクトに接触しないようになっていることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項4に係る雌型コンタクトは、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の雌型コンタクトにおいて、前記突起が前記弾性接触片の幅方向略中央部に設けられた打ち出しで構成されていることを特徴としている。
加えて、本発明のうち請求項5に係る雌型コンタクトは、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の雌型コンタクトにおいて、前記突起が、前記弾性接触片の幅方向両端部に設けられた、横断面で見て幅方向内側に傾斜する稜線を有する1対の突起部で構成されていることを特徴としている。
本発明のうち請求項1に係る雌型コンタクトによれば、雄型コンタクトの先端面が接触部に当接する前に接触部を当初位置から変位させる突起を弾性接触片に設けたので、雄型コンタクトの先端面が接触部に当接する前に突起が接触部を当初位置から変位させ、タブるいはピン等の相手側の雄型コンタクトの先端面が弾性接触片の接触部に衝突するのを回避することができる小型の雌型コンタクトを提供することができる。
また、本発明のうち請求項2に係る雌型コンタクトによれば、請求項1記載の雌型コンタクトにおいて、前記雄型コンタクトが、タブ状に形成されると共に、その先端に前記雄型コンタクトの挿入向きと直交する方向に延びる先端面と板厚が前記先端面に向かって漸次薄くなるように形成された傾斜面とを有し、前記突起が、前記接触部の、前記雄型コンタクトの挿入向き手前側に設けられ、前記雄型コンタクトの前記先端面が前記接触部に当接する前に、前記傾斜面が前記突起に当接して前記接触部が当初位置から変位するようになっているので、タブ状に形成された相手側の雄型コンタクトの先端面が弾性接触片の接触部に衝突するのを確実に回避することができる。
更に、本発明のうち請求項3に係る雌型コンタクトによれば、請求項1又は2記載の雌型コンタクトにおいて、請求項1又は2記載の雌型コンタクトにおいて、前記突起の高さは、前記雄型コンタクトの挿入が完了し前記雄型コンタクトが前記接触部に接触した状態において、前記雄型コンタクトに接触しないようになっているので、突起が雄型コンタクトと接触部との接触安定性に影響を与えることがないものとすることができる。
また、本発明のうち請求項4に係る雌型コンタクトによれば、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の雌型コンタクトにおいて、前記突起が前記弾性接触片の幅方向略中央部に設けられた打ち出しで構成されているので、弾性接触片の幅方向略中央部を打ち出すことにより簡単に突起を形成することができる。
加えて、本発明のうち請求項5に係る雌型コンタクトによれば、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の雌型コンタクトにおいて、前記突起が、前記弾性接触片の幅方向両端部に設けられた、横断面で見て幅方向内側に傾斜する稜線を有する1対の突起部で構成されているので、弾性接触片の幅方向両端部の角縁を叩くことにより簡単に突起を形成することができる。
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る雌型コンタクトの第1実施形態の斜視図である。但し、図1においては、雌型コンタクトがコンタクトキャリアに接続された状態が示されている。図2は、図1の雌型コンタクトを示し、(A)は縦断面図、(B)は(A)の2B−2B線に沿う断面図である。図3は、相手側の雄型コンタクトが雌型コンタクトのリセプタクル部に挿入される途中の縦断面図である。
図1において、雌型コンタクト1は、リセプタクル部10と、電線接続部20とを備え、金属板を打抜き及び曲げ加工することにより形成されている。図1において、雌型コンタクト1は、コンタクトキャリアCに接続されているが、加工後にはコンタクトキャリアCから切断されるようになっている。
リセプタクル部10は、図1及び図2に示すように、相手コネクタ(図示せず)に設けられた雄型コンタクト(図3参照)30を受容するよう略箱形に形成されている。リセプタクル部10は、前後方向に延びる基板部11と、基板部11の幅方向(図2(B)における上下方向)の両縁部から立ち上がる1対の側壁12と、1対の側壁12のそれぞれから上下に重なるように折り曲げられた上側の第1上板13a及び下側の第2上板13bとを備えている。ここで、図2(A)における右側を前側、左側を後側とする。
雄型コンタクト30は、図3に示すように、タブ状に形成されると共に、その先端に矢印Aで示す雄型コンタクト30の挿入向きと直交する先端面31と板厚が先端面31に向かって漸次薄くなるように形成された上側傾斜面32a及び下側傾斜面32bとを有している。上側傾斜面32aは、雄型コンタクト30の上面から先端面31に向けて下斜め後方(雄型コンタクト30において先端面31側を後側とする)に延び、その一方、下側傾斜面32bは、雄型コンタクト30の下面から先端面31に向けて上斜め後方に向けて延びている。雄型コンタクト30は、図3に示すように、リセプタクル部10の前側から後側に向けて、即ち矢印Aで示す向きにリセプタクル部10内に挿入されるようになっている。雄型コンタクト30の幅は、本実施形態では、1.0mm以下に形成され、リセプタクル部10の幅も雄型コンタクト30を受容するのに必要な最小限の幅に形成されている。
そして、基板部11には、上方へ膨出することにより雄型コンタクト30の正規の挿入向きと平行をなす受け部11aが形成されている。
また、上側の第1上板13aの前方寄りの部分には、雌型コンタクト1をハウジング(図示せず)に一次的に係止するための一次係止突起17が突出形成され、上側の上板13aの後端部には、雌型コンタクト1をハウジングに二次的に係止するための二次係止突起18が突出形成されている。
そして、下側の第2上板13bの前端部の一側縁は、図1に示すように、第2上板13bの下に折り返されて二重に形成され、これにより第3上板13cが形成されている。第3上板13cの後端部からは、図2(A)に示すように、弾性接触片14が斜め下後方に向けて片持ち梁状に延びている。弾性接触片14の後方寄りには、リセプタクル部10に挿入される雄型コンタクト30が接触する接触部14aが設けられている。この接触部14aは、図2(B)に示すように、弾性接触片14の幅方向略中央部を下方に打ち出すことによりディンプルとして形成されている。接触部14aの接触面には、すずあるいは金めっき等のめっきが施される。弾性接触片14は、前端部を支点として、図2(A)に示す接触部14aが基板部11に形成された受け部11aに最も近づく自由状態から上方に向けて撓むようになっている。
そして、弾性接触片14の接触部14aよりも前側、即ち雄型コンタクト30の挿入向き手前側には、図2及び図3に示すように、雄型コンタクト30の先端面31が接触部14aに当接する前に接触部14aを当初位置(弾性接触片14が自由状態にあるときの接触部14aの位置)から上方に変位させる突起15が設けられている。この突起15は、図2(B)に示すように、弾性接触片14の幅方向略中央部に設けられた打ち出しで構成されている。また、突起15の高さは、雄型コンタクト30の挿入が完了し雄型コンタクト30が接触部14aに接触した状態(図7参照)において、雄型コンタクト30に接触しないようになっている。突起15の詳細な作用については後述する。
また、第2上板13bの後方寄りの部分には、図2(A)に示すように、弾性受け片16が形成されている。この弾性受け片16は、斜め下前方へ向かって片持ち梁状に延出するとともに、後端を支点として上方へ撓むようになっている。弾性受け片16の前端は、弾性接触片14が上方に撓んだときに弾性接触片14の後端を上から支持するようになっている。
一方、電線接続部20は、図1に示すように、基板部11の後端両側縁から立ち上がる、電線(図示せず)の芯線を圧着する1対のワイヤバレル21と、ワイヤバレル21の後側に設けられた、電線の被覆部を圧着する1対のインシュレーションバレル22とを備えている。各ワイヤバレル21には、芯線の位置を確認するための芯線位置確認用孔23が形成されている。
そして、このように構成された雌型コンタクト1は、図示しないハウジングに形成されたコンタクト収容キャビティ内に収容される。
次に、弾性接触片14に設けられた突起15の作用について図4乃至図7を参照して詳細に説明する。図4は、図1乃至図3に示す雌型コンタクトから突起を除去した雌型コンタクトに雄型コンタクトを挿入する途中の説明図である。図5は、図1乃至図3に示す雌型コンタクトに雄型コンタクトを挿入する途中の説明図である。図6は、雄型コンタクトの挿入を図5に示す状態から進行させた状態の説明図である。図7は、雄型コンタクトの挿入が完了した状態の説明図である。但し、図7においては、雌型コンタクトの構成要素のうち弾性接触片及び受け部以外の構成要素を省略してある。
図4に示すように、弾性接触片14に突起15に相当するものを設けていない雌型コンタクト50のリセプタクル部10内に、タブ状の雄型コンタクト30を挿入すると、雄型コンタクト30は雄型コンタクト30の先端近傍の下面が受け部11a上に沿いつつ雄型コンタクト挿入向き(図4における矢印Aで示す向き)に進行する。そして、雄型コンタクト30の先端の上側傾斜面32aが弾性接触片14の下面に沿って進行し、雄型コンタクト30の先端面31の上側の縁部が、打ち出しとして形成された接触部14aの接触面に衝突する。これにより、接触部14aの接触面に傷がついてしまい、接触面に施されているめっき面が荒れ、接触抵抗が大きくなって不導通になってしまうことがある。タブ状の雄型コンタクト30の先端面31は製造上必ず形成されるので、この問題は図4に示す雌型コンタクト50において必ず発生する。
これに対して、図1乃至図3に示す雌型コンタクト1の場合には、図5に示すように、雄型コンタクト30をリセプタクル部10内に挿入すると、雄型コンタクト30は、雄型コンタクト30の先端近傍の下面が受け部11a上に沿いつつ雄型コンタクト挿入向き(図5における矢印Aで示す向き)に進行する。そして、雄型コンタクト30の先端面31が接触部14aに当接する前に、上側傾斜面32aが突起15に当接し、突起15が上側傾斜面32aに乗り上げる。これにより、弾性接触片14の接触部14aが当初位置から上方に変位する。
そして、雄型コンタクト30の挿入を図5に示す状態から矢印Aで示す向きに進行させると、図6に示すように、雄型コンタクト30の下面が受け部11a上に沿いつつ雄型コンタクト30の先端が更に進行し、接触部14aが上側傾斜面32aに乗り上げる。この状態では、突起15は雄型コンタクト30の上面と上側傾斜面32aとの境に乗り上げる。接触部14aが上側傾斜面32aに乗り上げる工程においては、接触部14aが当初位置から上方に変位しているから、当初位置における接触部14aと受け部11aとの間の接点ギャップが従来よりさらに狭い場合であっても、接触部14aと上側傾斜面32aとが180°に近い浅い角度で接触し、タブ状に形成された雄型コンタクト30の先端面31の縁部が接触部14aに衝突することが確実に回避される。接触部14aと上側傾斜面32aとが180°に近い浅い角度で接触するため、接触部14aの接触面に傷がついてしまうことがなく、接触面に施されているめっき面が荒れることもなく、これによって接触抵抗が大きくなって雄型コンタクト30と雌型コンタクト1とが不導通になってしまうこともない。突起15の高さ及び前後方向の設置位置は、接触部14aが上側傾斜面32aに乗り上げる工程において、接触部14aと上側傾斜面32aとが180°に近い浅い角度で接触するように調整される。そして、接触部14aが上側傾斜面32aに乗り上げると、弾性接触片14が更に上方に変位し、図6に示すように、弾性受け片16の前端(図6にあっては左端)が弾性接触片14の後端を上から支持し、弾性受け片16が弾性接触片14に対して電気的接続を達成するのに十分な弾性力を補助的に付与する。
更に、雄型コンタクト30の挿入を図6に示す状態から矢印Aで示す向きに進行させ挿入が完了すると、図7に示すように、雄型コンタクト30の下面が受け部11a上に沿いつつ雄型コンタクト30の先端が更に進行し、接触部14aが雄型コンタクト30の上面に乗り上げる。これにより、雄型コンタクト30と雌型コンタクト1に接続された電線との電気的接続が完了する。突起15の高さは、雄型コンタクト30の挿入が完了し雄型コンタクト30が接触部14aに接触した状態において、雄型コンタクト30に接触しないようになっているので、接触部14aが雄型コンタクト30の上面に乗り上げた状態では、雄型コンタクト30に接触しない。このため、突起15が雄型コンタクト30と接触部14aとの接触安定性に影響を与えることがないものとすることができる。そして、接触部14aが雄型コンタクト30の上面に乗り上げると、弾性接触片14が更に上方に変位し、弾性受け片16から弾性接触片14に付与する弾性力が増加する。これにより、接触部14aの雄型コンタクト30に対する接圧が増大することになる。
なお、突起15が弾性接触片14の幅方向略中央部に設けられた打ち出しであるので、弾性接触片14の幅方向略中央部を打ち出すことにより簡単に突起を形成することができる。
次に、本発明に係る雌型コンタクトの第2実施形態を図8を参照して説明する。図8は、本発明に係る雌型コンタクトの第2実施形態の弾性接触片を示し、(A)は一部斜視図、(B)は(A)における8B−8B線に沿う断面図である。
図8に示す雌型コンタクトの弾性接触片14’は、図1乃至図3に示す雌型コンタクト1の弾性接触片14と基本構成は同一であるが、雄型コンタクト30の先端面31が接触部14aに当接する前に接触部14aを当初位置から上方に変位させる突起の形状が異なっている。即ち、突起19は、弾性接触片14’の幅方向両端部に設けられた、図8(B)に示すように、横断面で見て幅方向内側に傾斜する稜線19a’,19b’を有する1対の突起部19a,19bで構成されている。これら1対の突起部19a,19bは、接触部14aよりも雄型コンタクト30の挿入向き手前側の弾性接触片14’の幅方向両端部に設けられている。稜線19a’,19b’を有する1対の突起部19a,19bは、当業界で「キャッツイヤー」と呼ばれているものである。
このように、突起19を弾性接触片14’の幅方向両端部に設けられた、横断面で見て幅方向内側に傾斜する稜線19a’,19b’を有する1対の突起部19a,19bで構成しているので、弾性接触片14’の幅方向両端部の角縁を叩くことにより簡単に突起19を形成することができる。
図8に示す雌型コンタクトに対して雄型コンタクト30をリセプタクル部10内に挿入すると、雄型コンタクト30の先端面31が接触部14aに当接する前に、図8(B)に示すように、突起19を構成する1対の突起部19a,19bの稜線19a’,19b’が上側傾斜面32aに乗り上げる。これにより、弾性接触片14及び接触部14aが当初位置から上方に変位する。このため、図1乃至図3に示す雌型コンタクト1と同様に、タブ状に形成された雄型コンタクト30の先端面31が接触部14aに衝突することが確実に回避される。これにより、接触部14aの接触面に傷がついてしまうことがなく、接触面に施されているめっき面が荒れることもなく、これによって接触抵抗が大きくなって雄型コンタクト30と雌型コンタクトの弾性接触片14’とが不導通になってしまうこともない。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、雄型コンタクト30はタブ状に形成されたものに限らず、ピン等の他の雄型コンタクトであればよい。
また、突起15,19は接触部14aよりも雄型コンタクト30の挿入向き手前側に設けられているが、接触部14aと上側傾斜面32aとが180°に近い浅い角度で接触するのであれば、必ずしも雄型コンタクト30の挿入向き手前側に設ける必要はない。
更に、突起15は打ち出しで形成され、突起19はいわゆるキャッツイヤーで形成されているが、雄型コンタクト30の先端面が接触部14aに当接する前に接触部14aを当初位置から変位させるものであれば、これら形状に限定されない。
また、突起15,19は、雄型コンタクト30の先端面31が接触部14aに当接する前に接触部14aを当初位置(弾性接触片14が自由状態にあるときの接触部14aの位置)から下方に変位させるよう構成してもよい。
本発明に係る雌型コンタクトの第1実施形態の斜視図である。但し、図1においては、雌型コンタクトがコンタクトキャリアに接続された状態が示されている。 図1の雌型コンタクトを示し、(A)は縦断面図、(B)は(A)の2B−2B線に沿う断面図である。 相手側の雄型コンタクトが雌型コンタクトのリセプタクル部に挿入される途中の縦断面図である。 図1乃至図3に示す雌型コンタクトから突起を除去した雌型コンタクトに雄型コンタクトを挿入する途中の説明図である。 図1乃至図3に示す雌型コンタクトに雄型コンタクトを挿入する途中の説明図である。 雄型コンタクトの挿入を図5に示す状態から進行させた状態の説明図である。 雄型コンタクトの挿入が完了した状態の説明図である。但し、図7においては、雌型コンタクトの構成要素のうち弾性接触片及び受け部以外の構成要素は省略してある。 本発明に係る雌型コンタクトの第2実施形態の弾性接触片を示し、(A)は一部斜視図、(B)は(A)における8B−8B線に沿う断面図である。 従来の雌型コンタクトの一部分を断面した側面図である。 図9に示す雌型コンタクトを備えた電気コネクタに相手側の雄型コンタクトが挿入される途中の部分断面図である。
符号の説明
1 雌型コンタクト
14,14’ 弾性接触片
14a 接触部
15,19 突起
19a,19b 突起部
19a’,19b’ 稜線
30 雄型コンタクト
31 先端面
32a 上側傾斜面(傾斜面)
32b 下側傾斜面(傾斜面)

Claims (5)

  1. 相手側の雄型コンタクトに接触する接触部を有する弾性接触片を備えた雌型コンタクトにおいて、
    前記雄型コンタクトの先端面が前記接触部に当接する前に前記接触部を当初位置から変位させる突起を前記弾性接触片に設けたことを特徴とする雌型コンタクト。
  2. 前記雄型コンタクトが、タブ状に形成されると共に、その先端に前記雄型コンタクトの挿入向きと直交する方向に延びる先端面と板厚が前記先端面に向かって漸次薄くなるように形成された傾斜面とを有し、前記突起が、前記接触部の、前記雄型コンタクトの挿入向き手前側に設けられ、前記雄型コンタクトの前記先端面が前記接触部に当接する前に、前記傾斜面が前記突起に当接して前記接触部が当初位置から変位するようになっていることを特徴とする請求項1記載の雌型コンタクト。
  3. 前記突起の高さは、前記雄型コンタクトの挿入が完了し前記雄型コンタクトが前記接触部に接触した状態において、前記雄型コンタクトに接触しないようになっていることを特徴とする請求項1又は2記載の雌型コンタクト。
  4. 前記突起が前記弾性接触片の幅方向略中央部に設けられた打ち出しで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
  5. 前記突起が、前記弾性接触片の幅方向両端部に設けられた、横断面で見て幅方向内側に傾斜する稜線を有する1対の突起部で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
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