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JP2007230977A - 顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(gm−csf)産生抑制剤ii - Google Patents

顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(gm−csf)産生抑制剤ii Download PDF

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JP2007230977A JP2006058126A JP2006058126A JP2007230977A JP 2007230977 A JP2007230977 A JP 2007230977A JP 2006058126 A JP2006058126 A JP 2006058126A JP 2006058126 A JP2006058126 A JP 2006058126A JP 2007230977 A JP2007230977 A JP 2007230977A
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Hideaki Megata
目片秀明
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Naris Cosmetics Co Ltd
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Abstract

【課題】アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎等、種々の皮膚疾患による肌荒れ症状や炎症、アレルギー症状の他、健常人の肌荒れ、敏感肌に対する予防、及び改善に優れた効果を奏することが期待されるGM-CSF産生抑制剤及びそれを有効成分として含むアトピー性皮膚炎等のアトピー性皮膚炎治療剤及び食品の提供。
【解決手段】キャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)の抽出物、イエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)の抽出物、エゴマ(Perilla frutescens)の抽出物、センキュウ(Cnidum officinale)の抽出物、サボテン(Opuntia Streptacantha)の抽出物、Jusitia gendarussaの抽出物、ハナビラタケ(Sparassi crispa)の抽出物及びL−エルゴチオネインから選ばれる少なくとも一種以上を有効成分として配合する。
【選択図】なし

Description

本発明は、顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)産生抑制剤に関し、詳しくは、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎等、種々の皮膚疾患による肌荒れ症状や炎症、アレルギー症状の他、健常人の肌荒れ、敏感肌に対する予防、及び改善に有効な顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)産生抑制剤、並びにそのGM-CSF産生抑制剤を配合したアトピー性皮膚炎治療剤及び食品に関するものである。
アトピー性皮膚炎の病態形成は、浸潤していくTh2細胞、好酸球、肥満細胞はもちろんのこと、ランゲルハンス細胞やケラチノサイトなど皮膚に局在する種々の細胞が総合的に複雑に関与している(非特許文献1・2)。
また、1997年Pastoreらはアトピー性皮膚炎患者のケラチノサイトはin vivo においてもin vitroにおいてもGM-CSF(Granulocyte/Macrophage colony
stimulating factor)の産生が亢進していることを初めて報告した(非特許文献3)。アトピー性皮膚炎の表皮ではケラチノサイトからのGM-CSF産生が亢進し、そのため樹状細胞(LC:ランゲルハンス細胞)の活性化が引き起こされ、炎症が常に惹起されやすい状態におかれていることになる(非特許文献4)。単離したLCを用いた検討で、GM-CSFがLCからのTh1反応を誘導するIL-12産生を抑制することが報告された(非特許文献5)。これらのことからアトピー性皮膚炎患者の皮膚において、ケラチノサイトから過剰に産生されたGM-CSFがLCの強い活性化とTh2反応へのシフトを促し、その病態形成に関与していると考えられる(非特許文献6)。また、紫外線の照射によりケラチノサイトからIL-1が産生放出され、IL-1を介する刺激によりGM-CSFが過剰に産生されることが報告されており(非特許文献7)、日常的に紫外線を浴びることによってアトピー肌、健常人の肌、敏感肌の皮膚状態が悪化していることが予想される。
これまでのアトピー性皮膚炎の治療は、主に免疫担当細胞をターゲットとした治療薬としてステロイド軟膏、免疫抑制剤が用いられているが、その効果や副作用の発現を考慮すると、新たにケラチノサイトをターゲットにした治療薬が望まれる。
Mebio,19:44-49(2002) 小児内科,32:993-997(2000) J.Clin.Invest.,99:3009-3017(1997) 香粧会誌,28(3):183-186(2004) J .Immunol.,164:5113-9(2000) 感染・炎症・免疫,33(1):34-40(2003) 皮膚臨床,35(8):1193-1200(1993)
従って、本発明の目的は、GM-CSFの産生抑制作用に優れ、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎等、種々の皮膚疾患による肌荒れ症状や炎症、アレルギー症状の他、健常人の肌荒れ、敏感肌に対する予防、及び改善に優れた効果を奏することが期待されるGM-CSF産生抑制剤及びそれを有効成分として含むアトピー性皮膚炎等のアトピー性皮膚炎治療剤及び食品等を提供することにある。
このような現状に鑑み、本発明者らはGM-CSF産生抑制物質が様々な炎症性・アレルギー性皮膚疾患や健常人の肌荒れ、荒れ性等の改善に有効であると考え、広く種々の物質についてGM-CSF産生抑制作用を調べた結果、キャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)の抽出物、イエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)の抽出物、エゴマ(Perilla frutescens)の抽出物、センキュウ(Cnidium
officinale)の抽出物、サボテン(Opuntia Streptacantha)の抽出物、Justicia gendarussaの抽出物、ハナビラタケ(Sparassi crispa)の抽出物及びL−エルゴチオネインにGM-CSF産生抑制作用があることを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明は、GM-CSF産生抑作用を有するキャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)の抽出物、イエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)の抽出物、エゴマ(Perilla
frutescens)の抽出物、センキュウ(Cnidium officinale)の抽出物、サボテン(Opuntia
Streptacantha)の抽出物、Justicia gendarussaの抽出物ハナビラタケ(Sparassi crispa)の抽出物及びL−エルゴチオネインの一種以上を配合することにより、副作用が殆ど無く、極めて安全性が高く、しかもアトピー性皮膚炎、接触皮膚炎等、種々の皮膚疾患による肌荒れ症状や炎症の予防や改善に優れた効果を有する制剤や食品の提供を可能としたのである。
本発明によれば、ケラチノサイトが産生するGM-CSFを抑制することで、過剰なGM-CSFによってランゲルハンス細胞が活性化され、炎症が常に惹起されやすい状態、すなわち、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎等、種々の皮膚疾患による肌荒れ症状や炎症、アレルギー症状の他、健常人の肌荒れ、敏感肌に対する予防及び改善が可能となり、GM-CSF産生抑制剤を配合したアトピー性皮膚炎治療剤及び食品の提供が可能となる。
本発明に用いられるキャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)は、ペルーやエクアドル等南米が原産のルビアセア科ウンキャリア属(Uncaria)に属するする植物で、キャッツクロー、ウナデガト、パラギャオ、ガラバト、キャサヤ、サメント等の一般名で呼ばれている。
また、使用する植物の部位は、全草又はそれらの花、葉、樹皮、幹、茎、根、種子、地上部のうち1又は2以上を用いることができ、樹皮を抽出材料として用いることが好ましい。
本発明に用いられるイエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)は、パラグアイやブラジル等南米が原産のアクイホリアーセア科イレック属(Ilex)に属する植物で、イエルバ・マテ、マテ、エルバ・等の一般名で呼ばれている。
また、使用する植物の部位は、全草又はそれらの花、葉、樹皮、幹、茎、根、種子、地上部のうち1又は2以上を用いることができ、葉を抽出材料として用いることが好ましい。
本発明に用いられるエゴマ(Perilla frutescens)は、東南アジア原産のシソ科シソ属の一年草植物で、荏胡麻とも呼ばれている。また、使用する植物の部位は、種子を抽出材料として用いることが好ましい。
本発明に用いられるセンキュウ(Cnidium officinale)は、セリ科ハマゼリ属(Cnidium)の植物で、使用する植物の部位は、根茎を抽出材料として用いることが好ましい。
本発明に用いられるサボテン(Opuntia
Streptacantha)の抽出物は、サボテン科ウチワサボテン属に属する植物で、英名はCactus,cardon
pearのことである。
また、使用する植物の部位は、茎節を抽出材料として用いることが好ましい。
本発明に用いられJusticia gendarussaの抽出物は、キツネノマゴ科キツネノマゴ属に属する植物のことである。
また、使用する植物の部位は、全草を抽出材料として用いることが好ましい。
また、本発明で用いる抽出物とは、それぞれの植物の全草又はそれらの花、葉、蔓、樹皮、幹、茎、根、果実、種子、地上部のうち1又は2以上の箇所を乾燥し、又は乾燥することなく粉砕した後、低温又は室温ないし加温下に溶媒により抽出するか、又はソックスレー抽出器などの抽出器具を用いて抽出することにより得られる各種溶媒抽出液、その希釈液、その濃縮液、あるいはその乾燥末を意味するものである。
本発明に用いられるハナビラタケ(Sparassi crispa)の抽出物は、ハナビラタケ科ハナビラタケ属に属するきのこのことである。
また、使用する部位は、子実体が好ましく、抽出物は、子実体を乾燥し、又は乾燥することなく粉砕した後、低温又は室温ないし加温下に溶媒により抽出するか、又はソックスレー抽出器などの抽出器具を用いて抽出することにより得られる各種溶媒抽出液、その希釈液、その濃縮液、あるいはその乾燥末を意味するものである。
本発明で用いるL−エルゴチオネインは、アミノ酸の一種で一般式C15S・2HOで表される化合物であれば限定されるものではない。
上記の抽出溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノールなどの低級1価アルコール、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール、含水アルコール類等の1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。好ましい抽出方法の例としては、含水濃度20〜80容量%のエタノール又は水又は1,3−ブチレングリコールを用いる。
本発明に用いる植物抽出物は、生のままあるいは乾燥した植物体を重量比で1〜1000倍量、特に10〜100倍量の溶媒を用い、室温または加熱抽出を行ったのち、濾過する方法が挙げられる。特に室温にて1〜5日間、又は室温〜95℃で1時間以上、抽出するのが好ましい。
本発明のアレルギー性皮膚疾患治療薬、食品におけるキャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)の抽出物、イエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)の抽出物、エゴマ(Perilla frutescens)の抽出物、センキュウ(Cnidium
officinale)の抽出物、サボテン(Opuntia Streptacantha)の抽出物、、Justicia gendarussaの抽出物、ハナビラタケ(Sparassi crispa)の抽出物及びL−エルゴチオネインの各GM-CSF産生抑制剤の配合量は特に限定されるものではないが、乾燥固形物重量(複数の抽出物を含む場合はその合計量)で、総量を基準として0.00001〜20.0重量%が好ましい。配合量が0.00001重量%未満であると、本発明の効果が充分に得られず、一方20.0重量%を超えても、その増量に見合った効果の向上は認められないからである。この観点からは、0.00005〜5.0重量%であることがより好ましい。
本発明のアレルギー性皮膚疾患治療薬及び食品は、上記必須成分のほか、水性成分、油性成分、植物抽出物、動物抽出物、粉末、賦形剤、界面活性剤、油剤、アルコール、pH調整剤、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤、甘味剤、色素、香料等を必要に応じて混合して適宜配合することにより調製される。本発明のアトピー治療剤及び食品の剤型は特に限定されず、化粧水、乳液、クリーム、パック、パウダー、スプレー、軟膏、分散液、洗浄料、および液体状、ペースト状、カプセル状、粉末状、錠剤等種々の剤型とすることができるが、ここに挙げた例に限定されるものではない。
以下、実施例を挙げて、本発明を具体的に説明するが、本発明は何ら実施例に限定されるものではない。
〔植物抽出物の調製例〕
(1)キャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)の樹皮を乾燥して細かく砕いたもの5gに、含水濃度50容量%エタノール100gを加える。次に60℃で8時間加熱抽出を行った後、濾過することによって、キャッツクローの葉の抽出物を得た。このとき、乾燥固形物量は、1.43重量%であった。この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(2)イエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)の葉を乾燥して細かく砕いたもの5gに、水100gを加える。次に60℃で8時間加熱抽出を行った後、濾過することによって、イエルバ・マテの葉の抽出物を得た。このとき、乾燥固形物量は、2.89重量%であった。この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(3)エゴマ(Perilla frutescens)の種子を乾燥したもの5gに、含水濃度50容量%エタノール100gを加える。次に60℃で8時間加熱抽出を行った後、濾過することによって、エゴマの抽出物を得た。このとき、乾燥固形物量は、0.13重量%であった。この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(4)センキュウ(Cnidium
officinale)の根茎を乾燥して細かく砕いたもの5gに、含水濃度50容量%エタノール100gを加える。次に60℃で8時間加熱抽出を行った後、濾過することによって、センキュウの抽出物を得た。このとき、乾燥固形物量は、0.98重量%であった。この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(5)サボテンの抽出物は、香栄工業株式会社製のサボテンエキスOS(乾燥固形物量は、1.42重量%)を使用した。この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(6)Justicia gendarussaの全草を乾燥させ、その200gを60℃の水2リットルに4時間浸漬した後、濾過することによって、Justicia gendarussaの抽出物を得た。このとき、乾燥固形物量は、2.34重量%であった。この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(7)ハナビラタケの子実体を乾燥したもの5gに、含水濃度50容量%エタノール100gを加える。次に60℃で8時間加熱抽出を行った後、濾過することによって、ハナビラタケの抽出物を得た。このとき、乾燥固形物量は、0.73重量%であった。この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(8)L−エルゴチオネインは、日光ケミカルズ株式会社製のTHIOTAINEを使用した。
〔試験例〕
本試験例は、正常ヒト新生児包皮表皮角化細胞(ケラチノサイト)を用いたGM-CSF抑制試験である。
正常ヒト新生児包皮表皮角化細胞(ケラチノサイト)は、Epilife-EDGS培地(クラボウ社製)で37℃、5%CO2 下培養した。その懸濁液を1ウェルあたり0.5mlずつ24ウェルマイクロプレート(IWAKI 製)に分注した。5日培養後、コンフルエントになったところで培地を捨て、PBS(-)で洗浄し、20mJ/cm2UV-Bを細胞に照射した(コントロールとして0mJ/cm2(非照射)群も準備した)。その後培地をハイドロコルチゾン(HC)フリーのEpilife-KGS2に変え、試料溶液をそれぞれのウェルに添加し、表1記載の濃度になるようにした。試料添加55hr後の培養上清中のGM-CSF量をELISA法(R&D SYSTEMS社製)で定量した。増殖した細胞のタンパク量はBCA法により定量した。
GM-CSF抑制効果は、培養上清中のGM-CSF量(pg/ml)/細胞のタンパク濃度(mg/ml)の数値で評価した。
その結果を表1に示す。
Figure 2007230977
UV-B非照射のケラチノサイトが産生する培養上清中のGM-CSF量/タンパク量(pg/mg)は、440であるのに対して、20mJ/cm2のUV-Bを照射したケラチノサイトの培養上清中のGM-CSF量/タンパク量(pg/mg)は、1280と過剰にGM-CSFが産生されていることがわかった。その過剰なGM-CSFの産生を各試料がどれくらい抑制するかを調べるために、各試料を添加した場合の培養上清中のGM-CSF量/タンパク量(pg/mg)を測定し、評価した。陽性対照としてGM-CSF抑制剤で知られるU0126 10μg/mlを添加した場合のGM-CSF/タンパク(pg/mg)は、220であった。これに対し、キャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)の抽出物、イエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)の抽出物、エゴマ(Perilla frutescens)の抽出物、センキュウ(Cnidium
officinale)の抽出物、サボテン(Opuntia Streptacantha)の抽出物、は、陽性対照とよりは高い値を示すものUV-Bを照射した場合に比べ1/2以下の値を示し、高いGM-CSFの産生抑制効果を示した。
また、Justicia gendarussaの抽出物、ハナビラタケ(Sparassi crispa)の抽出物及びL−エルゴチオネインUV-Bを照射した場合に比べ何れも低い値を示し、GM-CSFの産生抑制効果を示した。
(1)塗布および飲用によるアトピー性皮膚炎患者での効果確認試験
被験者として、軽度から中程度の皮膚炎症症状を呈したアトピー性皮膚炎患者14名(年齢:20〜40歳)を7名ずつ2群に分け、実施例1は、段落0042で示した軟膏2および段落0044で示したドリンク剤を用い、比較例1は段落0042に示した軟膏2からGM-CSF抑制剤であるサボテンの茎節の抽出物を除いた軟膏2および段落0044に示したドリンク剤からGM-CSF抑制剤であるキャッツクローの樹皮の抽出物とエゴマの種子の抽出物とハナビラタケの子実体の抽出物を除いたドリンク剤を作成し、それぞれの群で実施例1又は比較例1を1日1回、2ヶ月間塗布および飲用させてその併用効果について調べた。2ヶ月後に、皮膚炎症状態を観察し、試験開始前と比較した。なお、判定基準は、著効、有効、やや有効、無効及び悪化の5段階とした。結果を表2に示す。
Figure 2007230977
(2)塗布によるヒトでの効果確認試験
被験者として、各試料ごとに30〜60歳の肌荒れの気になる女性10名に1日2回(朝、夜)連続1ヵ月間、本発明の実施例2と比較例2のそれぞれを顔面に別々に使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。実施例2は、段落0041で示した軟膏1を用い、比較例2は段落0041に示した軟膏1からGM-CSF抑制剤 としてのキャッツクローの樹皮の抽出物を除いた軟膏1を作成し、その塗布による効果について調べた。 本発明の有効成分を配合した化粧料を毎日塗布しながら肌荒れの改善の状態を塗布開始前及び1ヶ月塗布後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。
結果は表3に示す。表3からも明らかなように、実施例2の評価の合計点が32点であった。一方、比較例2は23点であり、本発明である実施例の高い効果が認められた。
Figure 2007230977
(3)塗布および飲用によるヒトでの併用効果確認試験
被験者として、各試料ごとに30〜60歳の肌荒れの気になる女性10名づつのパネラーに1日2回(朝、夜)連続1ヵ月間、本発明からなる実施例3と比較例3のそれぞれを塗布および飲用してもらい、皮膚の状態を試験前後で比較し、塗布および飲用の併用による改善効果を調べた。実施例3は、段落0041、段落0043で示した軟膏1およびカプセルを用い、比較例3は段落0041に示した軟膏1からGM-CSF抑制剤 としてのキャッツクローの樹皮の抽出物を除いた軟膏1および段落0043の比較例としてグルコースのみを配合したカプセルを作成しその併用効果について調べた。本発明の有効成分を配合した食品を毎日飲用しながら肌の状態を試験開始前及び1ヶ月後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。
結果は表4に示す。本発明からなる実施例3を塗布および飲用した試験群の評点は40点および比較例3を塗布および飲用した試験群の評点は25点であり、表3で実施した塗布だけの実施例2の評点32点、および比較例2の評点23点と比較して高い効果が認められた。これは、食品による経口投与効果と軟膏塗布による皮膚への直接の作用との相乗効果によるものと考えられる。
Figure 2007230977
次に本発明の各種成分を配合した化粧料、皮膚外用剤の処方例および食品、アトピー性皮膚炎治療剤の例を示すが本発明はこれに限定されるものでない。
化粧料の処方例
(1)軟膏1(重量%)
a)アスコルビン酸パルミテート・・・2.0
b)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)・・・10.0
c)ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.)・・・10.0
d)ステアリルアルコール・・・10.0
e)プロピレングリコール・・・30.0
f)グリセリン・・・36.8
h)キャッツクローの樹皮の抽出物・・・0.00001
i)パラベン・・・0.2
<製法>
a)〜i)を加熱溶解し、35℃まで攪拌しながら冷却する。
(2)軟膏2(重量%)
a)ワセリン・・・残部
b)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.)・・・1.0
c)サボテンの茎節の抽出物・・・0.00005
c)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
d)1,3-ブチレングリコール・・・1.0
<製法>
a)〜d)までを加熱溶解し、35℃まで攪拌しながら冷却する。
(3)カプセル(重量%)
a)イエルバ・マテの葉の抽出物・・・5.0
b)センキュウの根茎の抽出物・・・20.0
c)グルコース・・・残部
<製法>
a)〜c)までを良く混合し、カプセルに成形する。
(4)ドリンク剤(重量%)
a)キャッツクローの樹皮の抽出物・・・0.00001
b)エゴマの種子の抽出物・・・0.00005
c)ハナビラタケの子実体の抽出物・・・5.0
d)L−アスコルビン酸ナトリウム・・・0.1
e)香料・・・適量
f)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
g)精製水・・・適量
<製法>
a)〜g)を混合し溶解させる。
(5)化粧用クリーム(重量%)
a)ミツロウ・・・2.0
b)ステアリルアルコール・・・5.0
c)ステアリン酸・・・8.0
d)スクワラン・・・10.0
e)自己乳化型グリセリルモノステアレート・・・3.0
f)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)・・・1.0
g)キャッツクローの樹皮の抽出物・・・0.00001
h)イエルバ・マテの葉の抽出・・・0.0001
i)エゴマの種子の抽出物・・・0.001
j)サボテンの茎節の抽出物・・・0.01
k)水酸化カリウム・・・0.3
l)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
m)1,3-ブチレングリコール・・・5.0
n)精製水・・・残部
<製法>
a)〜f)までを加熱溶解し、80℃に保つ。g)〜n)まで(kを除く)を加熱溶解し、
80℃に保ち、a)〜f)に加えて乳化し、k)を加える。40℃まで撹拌しながら冷却する。
(6)乳液(重量%)
a)ミツロウ・・・0.5
b)ワセリン・・・2.0
c)スクワラン・・・8.0
d)ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f)サボテンの茎節の抽出物・・・1.0
g)ハナビラタケの子実体の抽出物・・・5.0
h)カルボキシビニルポリマー・・・0.2
i)水酸化カリウム・・・0.1
j)1,3-ブチレングリコール・・・7.0
k)精製水・・・残部
l)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
m)エタノール・・・7.0
<製法>
a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜l)まで(iを除く)を加熱溶解し、
80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、i)を加える。50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃でm)を添加し、40℃まで冷却する。
(7)化粧水(重量%)
a) Justicia gendarussaの全草の抽出物・・・1.0
b)L−エルゴチオネイン・・・0.05
c)グリセリン・・・5.0
d)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・0.5
e)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
f)精製水・・・残部
<製法>
a)〜f)までを混合し、均一に溶解する。
本発明のキャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)の抽出物、イエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)の抽出物、エゴマ(Perilla
frutescens)の抽出物、センキュウ(Cnidium officinale)の抽出物、サボテン(Opuntia
Streptacantha)の抽出物、Justicia gendarussaの抽出物、ハナビラタケ(Sparassi crispa)の抽出物及びL−エルゴチオネインは、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎等、種々の皮膚疾患による肌荒れ症状や炎症、アレルギー症状の他、健常人の肌荒れ、敏感肌に対する予防、及び改善できるGM-CSF産生抑制剤として、アトピー性皮膚炎治療剤、食品に広く応用が期待できる。

Claims (3)

  1. キャッツクロー(Rubiaceae Uncaria)の抽出物、イエルバ・マテ(Aquifoliaceae Ilex)の抽出物、エゴマ(Perilla frutescens)の抽出物、センキュウ(Cnidium officinale)の抽出物、サボテン(Opuntia Streptacantha)の抽出物、ハナビラタケ(Sparassi
    crispa)の抽出物、Justicia gendarussaの抽出物、L-エルゴチオネインから選ばれる少なくとも一種以上を有効成分として配合することを特徴とする顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)産生抑制剤。
  2. 請求項1記載の顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)産生抑制剤の一種以上を配合することを特徴とするアトピー性皮膚炎治療剤。
  3. 請求項1記載の顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)産生抑制剤の一種以上を配合することを特徴とする食品。
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