JP2007291948A - V型エンジンのegr装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】Vバンク内に配索されるハーネスやホース類に熱害を及ぼすことなくバイパスパイプを付設し得るようにしたV型エンジンのEGR装置を提供する。
【解決手段】左右に一対の気筒列2を振り分けたV型エンジン1のEGR装置14に関し、左右の気筒列2間に挟まれたVバンク15内にEGRクーラ13を配置すると共に、該EGRクーラ13の直下に排気ガスをEGRクーラ13を迂回させて流すバイパスパイプ16を配置し、EGRクーラ13の上側にハーネスやホース類の配索空間17を確保する。
【選択図】図1
【解決手段】左右に一対の気筒列2を振り分けたV型エンジン1のEGR装置14に関し、左右の気筒列2間に挟まれたVバンク15内にEGRクーラ13を配置すると共に、該EGRクーラ13の直下に排気ガスをEGRクーラ13を迂回させて流すバイパスパイプ16を配置し、EGRクーラ13の上側にハーネスやホース類の配索空間17を確保する。
【選択図】図1
Description
本発明は、V型エンジンのEGR装置に関するものである。
図3は一般的なV型エンジンの構成例を概略的に示したもので、図中1は図示しないクランクシャフトを中心に左右にV字型を成すように一対の気筒列2を振り分けたV型エンジン(図3中では#1〜#8で示す如き8つの気筒4から成るV型8気筒エンジンの場合を例示している)を示し、該V型エンジン1の左右の各気筒列2に対しては、該各気筒列2に対応して配設された吸気マニホールド3を介して各気筒4別に吸気5が導入されるようにしてある。
そして、各気筒4から排出された排気ガス6は、各気筒列2毎に排気マニホールド7を介し別々のターボチャージャ8のタービン9へ送られて排気エネルギーを回収された後に排気管10を通して車外へ排出されるようになっている。
ここに図示している例では、各排気マニホールド7と各吸気マニホールド3との間がEGRパイプ11により夫々接続されており、該各EGRパイプ11には、該各EGRパイプ11を適宜に開閉するEGRバルブ12と、再循環される排気ガス6を冷却水との熱交換により冷却するためのEGRクーラ13とが夫々装備されており、これらの各EGRパイプ11と各EGRクーラ13と各EGRバルブ12とによりEGR(Exhaust Gas Recirculation:排気ガス再循環)装置14が構成されている。
即ち、この種のEGR装置14を備え、排気側から排気ガス6の一部を抜き出して吸気側へと戻せば、その吸気側に戻された排気ガス6で各気筒4内での燃料の燃焼を抑制させて燃焼温度を下げ、これによりNOxの発生を低減することが可能となり、特に再循環される排気ガス6をEGRクーラ13で冷却すると、排気ガス6の温度が下がり且つその容積が小さくなることにより、エンジン出力を余り低下させずに燃焼温度を低下して効果的にNOxの発生を低減させることが可能となる。
ここで、各EGRクーラ13は、左右の気筒列2間に挟まれたVバンク15内に、図示しない電気系統のハーネスや冷却水又はオイルのホース類などと一緒に配置されるようになっており、前記各EGRクーラ13を含めたV型エンジン1の全体構造がコンパクトにエンジンルーム内に収まるようにしてある。
尚、前述のV型エンジンに関連する先行技術文献情報としては、例えば、下記の特許文献1等が存在している。
特開平10−8951号公報
しかしながら、近年においては、寒冷地での暖機時などに、各EGRクーラ13を迂回させて排気ガス6を再循環させることにより該排気ガス6の過冷却を防ぎ、これにより暖機性能を優先して高めることが提案されているが、各EGRクーラ13を迂回するようなバイパスパイプを新たに付設するにあたっては、そのバイパスパイプもVバンク15内に配置されることになるため、水冷されずに高温状態のまま流れる排気ガス6によりバイパスパイプが発熱し、該バイパスパイプの周辺に配索されるハーネスやホース類に熱害を及ぼすことが懸念され、ハーネスやホース類をインシュレータで保護したり、Vバンク15外にレイアウトし直したりする手間が必要となった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、Vバンク内に配索されるハーネスやホース類に熱害を及ぼすことなくバイパスパイプを付設し得るようにしたV型エンジンのEGR装置を提供することを目的とする。
本発明は、左右に一対の気筒列を振り分けたV型エンジンのEGR装置であって、左右の気筒列間に挟まれたVバンク内にEGRクーラを配置すると共に、該EGRクーラの直下に排気ガスをEGRクーラを迂回させて流すバイパスパイプを配置し、EGRクーラの上側にハーネスやホース類の配索空間を確保したことを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、排気側から吸気側へ再循環される排気ガスをバイパスパイプ側に切り替えて流しても、該バイパスパイプとハーネスやホース類の配索空間との間に低温のEGRクーラが介在することになるので、バイパスパイプ側の発熱が配索空間へ及ばないよう遮断され、Vバンク内に配索されるハーネスやホース類に熱害が及ばなくなる。
上記した本発明のV型エンジンのEGR装置によれば、Vバンク内に配索されるハーネスやホース類に熱害を及ぼすことなくバイパスパイプを付設することができ、ハーネスやホース類をインシュレータで保護したり、Vバンク外にレイアウトし直したりする手間を不要とすることができるという優れた効果を奏し得る。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1は左右に一対の気筒列2を振り分けたV型エンジン1の正面図、図2はその平面図を示し、ここに図示している例では、左右の気筒列2間に挟まれたVバンク15内に、左右の気筒列2に対応した一対のEGRクーラ13が夫々配置され、該各EGRクーラ13の直下には、排気ガス6をEGRクーラ13を迂回させて流し得るよう該EGRクーラ13の入側と出側を接続するバイパスパイプ16が夫々配置されており、各EGRクーラ13の上側には、ハーネスやホース類を配索するための配索空間17(図1参照)が確保されている。
即ち、各EGRクーラ13は、上流側のEGRパイプ11を通して導かれた排気ガス6を入口チャンバ18に導入し、該入口チャンバ18から多数のチューブ19に分配して出口チャンバ20へと流し、前記各チューブ19を被包するシェル21内に冷却水を給排して該冷却水と各チューブ19内の排気ガス6とを熱交換させるようにしてある。
尚、各EGRクーラ13の出側には、排気側から吸気側へ再循環される排気ガス6の流れを、EGRクーラ13を経由する流れと、バイパスパイプ16に迂回する流れとに切り替える切替バルブ22が設けられており、EGRクーラ13の出口チャンバ20に連通する出口ポート13aと、入口チャンバ18から延びるバイパスパイプ16の終端開口に連通する出口ポート16aとが図示しないアクチュエータにより交互に開閉されて下流側のEGRパイプ11(図2中の二点鎖線を参照)へ送り出されるようになっている。
而して、このようにV型エンジン1のEGR装置14を構成すれば、排気側から吸気側へ再循環される排気ガス6を切替バルブ22によりバイパスパイプ16側に切り替えて流しても、該バイパスパイプ16とハーネスやホース類の配索空間17との間に低温のEGRクーラ13が介在することになるので、バイパスパイプ16側の発熱が配索空間17へ及ばないよう遮断され、Vバンク15内に配索されるハーネスやホース類に熱害が及ばなくなる。
従って、上記形態例によれば、Vバンク15内に配索されるハーネスやホース類に熱害を及ぼすことなくバイパスパイプ16を付設することができ、ハーネスやホース類をインシュレータで保護したり、Vバンク15外にレイアウトし直したりする手間を不要とすることができる
尚、本発明のV型エンジンのEGR装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、図示ではEGRクーラを左右の気筒列に対応させて個別に配置した場合を例示しているが、図示の各EGRクーラを一体構成したような単一のEGRクーラで左右の気筒列に対応させるようにしたものであっても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 V型エンジン
2 気筒列
6 排気ガス
14 EGR装置
15 Vバンク
16 バイパスパイプ
17 配索空間
2 気筒列
6 排気ガス
14 EGR装置
15 Vバンク
16 バイパスパイプ
17 配索空間
Claims (1)
- 左右に一対の気筒列を振り分けたV型エンジンのEGR装置であって、左右の気筒列間に挟まれたVバンク内にEGRクーラを配置すると共に、該EGRクーラの直下に排気ガスをEGRクーラを迂回させて流すバイパスパイプを配置し、EGRクーラの上側にハーネスやホース類の配索空間を確保したことを特徴とするV型エンジンのEGR装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120632A JP2007291948A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | V型エンジンのegr装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120632A JP2007291948A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | V型エンジンのegr装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007291948A true JP2007291948A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38762807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006120632A Pending JP2007291948A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | V型エンジンのegr装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007291948A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011047773A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Yanmar Co Ltd | エンジンおよびエンジンの検査方法 |
JP2011085018A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Honda Motor Co Ltd | 排気ガス再循環装置 |
WO2017034043A1 (ja) * | 2016-09-26 | 2017-03-02 | 株式会社小松製作所 | Egr装置、およびこれを備えたダンプトラック |
-
2006
- 2006-04-25 JP JP2006120632A patent/JP2007291948A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107208578A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-09-26 | 株式会社小松制作所 | 排气再循环装置及具备该排气再循环装置的自卸卡车 |
CN107208578B (zh) * | 2016-09-26 | 2019-08-09 | 株式会社小松制作所 | Egr装置及具备该egr装置的自卸卡车 |
DE112016000073B4 (de) | 2016-09-26 | 2020-08-06 | Komatsu Ltd. | Agr-vorrichtung und kipper, der diese enthält |
US10808652B2 (en) | 2016-09-26 | 2020-10-20 | Komatsu Ltd. | EGR apparatus and dump truck including the same |
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