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JP2007100665A - 内燃機関の排気通路構造 - Google Patents

内燃機関の排気通路構造 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンの低温時に再循環通路内の排ガスの廃熱を有効利用して冷却水温度およびオイル温度を効率よく昇温させてエンジンの暖気性能を向上させることができるエンジンの排気通路構造を提供する
【解決手段】エンジン1の燃焼室から排気通路13に排出された排気ガスの一部を吸気通路14に再循環させる再循環通路15を備え、この再循環通路を流れる排気ガスの一部をクーラ装置4により冷却するようにしている。そして、再循環通路のクーラ装置よりも下流側とその再循環通路よりも下流側の排気通路との間にバイパス通路16を設け、このバイパス通路に、エンジンの低温時に開放する開閉弁17を介設し、エンジンの低温時に燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を再循環通路からバイパス通路に積極的に流通させてクーラ装置内を流れる冷却水およびオイルを加温させるようにしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を水冷式EGRクーラにより冷却するようにした内燃機関の排気通路構造に関し、詳しくは、内燃機関の低温時における冷却水の温度を効率よく昇温させる対策に係わる。
従来より、内燃機関の燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を取り出して内燃機関の吸気通路に再循環させる再循環通路を備え、この再循環通路を流れる排気ガスの一部を水冷式のEGR(エキゾースト・ガス・リサキュレーション)クーラにより冷却し、取り出して水冷式のEGRクーラで冷却し、その冷却された排気ガスの一部を内燃機関の吸気通路に再循環させて内燃機関での燃焼温度を低くすることで、NOxの発生を抑制するようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
この場合、再循環通路を流れる排気ガスの一部は、再循環通路の下流端を吸気通路に開放させるEGRバルブによって再循環通路内での流通量が決定され、その流通量が決定された排気ガスの一部のみが水冷式EGRクーラ内を流通する冷却水と熱交換されるようになっている。
特開平11−173219号公報
ところで、内燃機関の低温時に冷却水温度を迅速に昇温させることによって内燃機関の暖気性能を向上させたいという要求がある。その場合、内燃機関の燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部、つまり再循環通路を流れる排気ガスの一部を有効利用し、その排気ガスの一部と水冷式EGRクーラ内を流通する冷却水とを熱交換させることによって、再循環通路内の排ガスの廃熱を利用して冷却水温度を昇温させることが考えられる。
しかし、再循環通路を流れる排気ガスの流通量は、再循環通路の下流端を吸気通路に開放させるEGRバルブによって決定されているために内燃機関の低温時には僅かなものとなる。このため、内燃機関の低温時に再循環通路内の排ガスの廃熱を有効利用して冷却水温度を効率よく昇温させることによって、内燃機関の暖気性能を向上させることができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内燃機関の低温時に再循環通路内の排ガスの廃熱を有効利用して冷却水温度を効率よく昇温させて内燃機関の暖気性能を向上させることができる内燃機関の排気通路構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、内燃機関の燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を内燃機関の吸気通路に再循環させる再循環通路を備え、この再循環通路を流れる排気ガスの一部を水冷式EGRクーラにより冷却するようにした内燃機関の排気通路構造を前提とする。そして、上記再循環通路の水冷式EGRクーラよりも下流側と、その再循環通路よりも下流側の排気通路との間に、再循環通路を介した排気ガスの一部を吸気通路に再循環させることなく排気通路に導くバイパス通路を設ける。更に、上記バイパス通路に、内燃機関の低温時に開放する開閉弁を介設して、内燃機関の低温時に燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を再循環通路からバイパス通路に積極的に流通させて水冷式EGRクーラ内を流れる冷却水を加温させるようにしている。
この特定事項により、内燃機関の低温時に燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部は、EGRバルブの開閉如何に拘わらず再循環通路から水冷式EGRクーラを経て吸気通路に再循環されることなくバイパス通路より排気通路に積極的に導かれることになる。このため、内燃機関の低温時に燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部が再循環通路からバイパス通路に積極的に導かれて水冷式EGRクーラ内を流れる冷却水と熱交換されることになる。これにより、内燃機関の低温時に再循環通路に積極的に導かれる排ガスの廃熱を有効利用して冷却水温度を効率よく昇温させることによって、内燃機関の暖気性能を向上させることが可能となる。
特に、排気通路に排気ターボ過給機を備えた場合の開閉弁の動作を特定するものとして、以下の構成が掲げられる。
つまり、再循環通路よりも下流側でかつバイパス通路よりも上流側の排気通路に排気ターボ過給機のタービンホイールを配設するとともに、そのタービンホイールへの排気ガスの流量を必要とする排気ターボ過給機の過給時に開閉弁を閉塞させるようにしている。
この特定事項により、再循環通路よりも下流側でかつバイパス通路よりも上流側の排気通路にタービンホイールを設けた排気ターボ過給機の過給時に開閉弁が閉塞されるので、排気ターボ過給機の過給時、再循環通路内の排気ガスの一部がバイパス通路に導かれることなく遮断され、再循環通路内への排気ガスの一部を除く排気ガスの大半が排気通路のタービンホイールに導かれて排気ターボ過給機による過給を円滑に行うことが可能となる。
更に、水冷式EGRクーラに水冷式オイルクーラを一体的に付設し、内燃機関の低温時に燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を再循環通路からバイパス通路に積極的に流通させて水冷式オイルクーラ内を流れる冷却水をも加温させるようにしている場合には、内燃機関の低温時に燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部が再循環通路からバイパス通路に積極的に導かれて水冷式EGRクーラ内を流れる冷却水および水冷式オイルクーラ内を流れるオイルと熱交換されることになる。これにより、内燃機関の低温時に再循環通路に積極的に導かれる排ガスの廃熱を有効利用して冷却水温度およびオイル温度が効率よく昇温され、内燃機関の暖気性能の向上をより一層図ることが可能となる。
以上、要するに、再循環通路の水冷式EGRクーラよりも下流側と、再循環通路の上流端よりも下流側の排気通路との間を繋ぐバイパス通路に内燃機関の低温時に開放する開閉弁を介設することで、内燃機関の低温時、排気通路内の排気ガスの一部を、再循環通路から水冷式EGRクーラを経て吸気通路に再循環させることなくバイパス通路に積極的に導いて水冷式EGRクーラ内を流れる冷却水と熱交換させ、内燃機関の低温時に再循環通路に積極的に導かれる排ガスの廃熱を有効利用して冷却水温度を効率よく昇温させて内燃機関の暖気性能を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は内燃機関としてのエンジンに対し循環される冷却水の循環経路を示し、1はエンジン、2は空冷式のラジエータであって、エンジン1のシリンダヘッド11内のウォータジャケットとラジエータ2の冷却水入口とが第1冷却水配管31を介して連結されている。また、上記ラジエータ2の冷却水出口とエンジン1のシリンダブロック12内のウォータジャケットとが第2冷却水配管32を介して連結されている。この第2冷却水配管32には、サーモスタット21およびウォータポンプ33が上流側から順に介設されている。更に、第1冷却水配管31の途中と第2冷却水配管32のサーモスタット21およびウォータポンプ33の間とが第3冷却水配管34によって連結されている。この第3冷却水配管34には、車内用のヒータ装置35が介設されている。
また、上記第1冷却水配管31の第3冷却水配管34上流端よりも上流側(シリンダヘッド11内のウォータジャケットと第3冷却水配管34上流端との間)と、第2冷却水配管32のサーモスタット21およびウォータポンプ33の間とは、第4冷却水配管36によって連結されている。この第4冷却水配管36には、断面略矩形状のクーラ装置4が介設されている。
そして、図2に示すように、エンジン1の排気通路13には、シリンダヘッド11の燃焼室から排気通路13に排出された排気ガスの一部をエンジン1の吸気通路14に再循環させる再循環通路15が設けられている。この再循環通路15は、その上流端がシリンダヘッド11の燃焼室直下流の排気通路13に、下流端がEGRバルブを介して吸気通路14にそれぞれ連結され、その途中に上記クーラ装置4が介設されている。そして、図3に示すように、クーラ装置4の再循環通路15上流側(図3では右側)には、再循環通路15からのEGRガスを導入するEGRガス導入口40aが設けられている一方、クーラ装置4の再循環通路15下流側(図3では左側)には、クーラ装置4内で冷却水と熱交換されたEGRガスを再循環通路15に排出するEGRガス排出口40bが設けられている。また、クーラ装置4の上面には、後述するEGRクーラ部41に対し冷却水を導入する冷却水導入管4aの上流端およびEGRクーラ部41から冷却水を排出する冷却水排出管4bの下流端がそれぞれ開口しているとともに、後述するオイルクーラ部42に対しオイルを導入するオイル導入管4cの上流端およびオイルクーラ部42からオイルを排出するオイル排出管4dの下流端がそれぞれ開口している。
また、図4および図5に示すように、クーラ装置4は、上記第4冷却水配管36から導入された冷却水との熱交換によりEGRガスを冷却する水冷式EGRクーラとしてのEGRクーラ部41と、このEGRクーラ部41に一体的に付設され、上記第4冷却水配管36から導入された冷却水との熱交換によりオイルを冷却する水冷式オイルクーラとしてのオイルクーラ部42とを備えている。EGRクーラ部41は、冷却水を流通可能とする3層の扁平な冷却水チューブ41a,41a,41aと、この各冷却水チューブ41a内を流れる冷却水と熱交換可能となるように配置され、EGRガスを流通可能とする2層の扁平なEGRガスチューブ41b,41bとを備えている。一方、オイルクーラ部42は、上記各冷却水チューブ41a内を流れる冷却水と熱交換可能となるように配置され、かつオイルを流通可能とする2層の扁平なオイルチューブ42a,42aを備えている。そして、クーラ装置4は、冷却水チューブ41a、オイルチューブ42a、EGRガスチューブ41b、冷却水チューブ41a、EGRガスチューブ41b、オイルチューブ42a、および冷却水チューブ41aの順に上から積層された7層のチューブ構造よりなり、互いに隣接する層間において熱交換可能に接触している。また、これらのチューブ41a,41b,42a内には、突起またはフィン状のプレートが設けられ、互いに隣接する層間での熱交換が促進されるようになっている。この場合、各冷却水チューブ41a内の冷却水および各オイルチューブ42a内のオイルは、各EGRガスチューブ41b内を再循環通路15の上流側から下流側に向かって流れるEGRガスとは対向する向き、つまり再循環通路15の下流側から上流側に向かって流れるようになっている。
上記クーラ装置4内における各チューブ41a,41b,42aの再循環通路15上流側端(図3ないし図5では右端)および下流側端(図3ないし図5では左端)には、EGRガス導入口40aに連通する上流側拡張室41cおよびEGRガス排出口40bに連通する下流側拡張室41dがそれぞれ設けられている。これらの各拡張室41c,41dは、上記各EGRガスチューブ41bに対しそれぞれ連通していて、再循環通路15の上流側から上流側拡張室41cに導入されたEGRガスを各EGRガスチューブ41bに通してその上下に隣接するオイルチューブ42a内のオイルおよび冷却水チューブ41a内の冷却水と熱交換させて下流側拡張室41dから再循環通路15の下流側に排出するようにしている。また、上記各冷却水チューブ41aは、上記冷却水導入管4aおよび冷却水排出管4bに対し開口している一方、各オイルチューブ42aは、オイル導入管4cおよびオイル排出口4dに対し開口している。
そして、図2に示すように、上記再循環通路15のクーラ装置4よりも下流側と、その再循環通路15の上流端よりも下流側の排気通路13との間には、再循環通路15を介した排気ガスを吸気通路14に再循環させることなく排気通路13に導くバイパス通路16が設けられている。このバイパス通路16には、エンジン1の低温時に開放する開閉弁17が介設されていて、エンジン1の低温時に燃焼室から排気通路13に排出された排気ガスの一部を再循環通路15からバイパス通路16に積極的に流通させてクーラ装置4内で冷却水およびオイルと熱交換し、この冷却水およびオイルを加温させるようにしている。また、再循環通路15よりも下流側でかつバイパス通路16よりも上流側に位置する排気通路13には、排気ターボ過給機5のタービンホイール51が配設されている。このタービンホイール51は、吸気通路14に配されたコンプレッサホイール52に軸53を介して回転一体に連結され、排気通路13内を流通する排気ガスによって回転するタービンホイール51の回転に伴いコンプレッサホイール52を回転させて吸気通路14内の吸気を過給するようにしている。また、上記バイパス通路16は、開閉弁17の開放時に排気ターボ過給機5のタービンホイール51に対し大半の排気ガスを導くことなくタービンホイール51の下流側に迂回させるようになっている。そして、上記開閉弁17は、加速時などタービンホイール51への排気ガスの流量を必要とする排気ターボ過給機5の過給時に閉塞されるようになっていて、バイパス通路16を介した排気通路13への排気ガスの迂回を遮断してタービンホイール51への排気ガスの流量が確保されるようにしている。なお、図2中18は、排気ガスを浄化する触媒装置である。
したがって、上記実施形態では、エンジン1の燃焼室から排気通路13に排出された排気ガスの一部は、エンジンの低温時に開放する開閉弁によって、EGRバルブの開閉如何に拘わらず再循環通路15からクーラ装置4を経て吸気通路14に再循環されることなくバイパス通路16より排気通路13に積極的に導かれることになる。このため、エンジン1の低温時には、燃焼室から排気通路13に排出された排気ガスの一部が再循環通路15からバイパス通路16に積極的に導かれてクーラ装置4の冷却水チューブ41a内を流れる冷却水およびオイルチューブ42a内を流れるオイルと熱交換されることになる。これにより、エンジン1の低温時に再循環通路15に積極的に導かれる排ガスの廃熱を有効利用して冷却水温度およびオイル温度を効率よく昇温させることによって、エンジン1の暖気性能を向上させることができる。
また、再循環通路15上流端よりも下流側でかつバイパス通路下流端よりも上流側の排気通路13にタービンホイール51を設けた排気ターボ過給機5の過給時に開閉弁17が閉塞されるので、排気ターボ過給機5の過給時、再循環通路15内の排気ガスがバイパス通路16に導かれることなく遮断され、再循環通路15内への排気ガスの一部を除く排気ガスの大半が排気通路13のタービンホイール51に導かれて排気ターボ過給機5による過給を円滑に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、上記実施形態では、EGRクーラ部41にオイルクーラ部42を一体的に付設してクーラ装置4を構成したが、EGRクーラ部のみによってクーラ装置が構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、クーラ装置4を3層の冷却水チューブ41aと2層のオイルチューブ42aおよびEGRガスチューブ41bとを順に積層してなる7層のチューブ構造により構成したが、互いに隣接する層間において熱交換可能に接触していれば何層のチューブ構造によってクーラ装置が構成されていてもよい。
更に、各冷却水チューブ41a内の冷却水および各オイルチューブ42a内のオイルを、各EGRガスチューブ41b内を流れるEGRガスと対向する向きに向かって流すようにしたが、各冷却水チューブ内の冷却水および各オイルチューブ内のオイルが、各EGRガスチューブ内を流れるEGRガスと同じ向きに向かって流れるようにしてもよいのはもちろんである。
本発明の実施形態に係わる排気通路構造を備えたエンジンに対し循環される冷却水の循環経路を示す冷却水経路図である。 エンジンから排出された排気ガスの排気経路を示す排気経路図である。 クーラ装置を上方から見た平面図である。 図3のA−A線において切断したクーラ装置の断面図である。 図3のB−B線において切断したクーラ装置の断面図である。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
13 排気通路
14 吸気通路
15 再循環通路
16 バイパス通路
17 開閉弁
41 EGRクーラ部(水冷式EGRクーラ)
42 オイルクーラ部(水冷式オイルクーラ)
5 排気ターボ過給機
51 タービンホイール

Claims (3)

  1. 内燃機関の燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を内燃機関の吸気通路に再循環させる再循環通路を備え、この再循環通路を流れる排気ガスの一部を水冷式EGRクーラにより冷却するようにした内燃機関の排気通路構造であって、
    上記再循環通路の水冷式EGRクーラよりも下流側と、その再循環通路よりも下流側の排気通路との間には、再循環通路を介した排気ガスの一部を吸気通路に再循環させることなく排気通路に導くバイパス通路が設けられており、
    このバイパス通路には、内燃機関の低温時に開放する開閉弁が介設されていて、
    内燃機関の低温時に燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を再循環通路からバイパス通路に積極的に流通させて水冷式EGRクーラ内を流れる冷却水を加温させるようにしていることを特徴とする内燃機関の排気通路構造。
  2. 上記請求項1に記載の内燃機関の排気通路構造において、
    再循環通路よりも下流側でかつバイパス通路よりも上流側の排気通路には、排気ターボ過給機のタービンホイールが配設されており、
    開閉弁は、上記タービンホイールへの排気ガスの流量を必要とする排気ターボ過給機の過給時に閉塞されるようになっていることを特徴とする内燃機関の排気通路構造。
  3. 上記請求項1または請求項2に記載の内燃機関の排気通路構造において、
    水冷式EGRクーラには、水冷式オイルクーラが一体的に付設されており、
    内燃機関の低温時に燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を再循環通路からバイパス通路に積極的に流通させて水冷式オイルクーラ内を流れる冷却水をも加温させるようにしていることを特徴とする内燃機関の排気通路構造。
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