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JP2007184453A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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JP2007184453A
JP2007184453A JP2006002257A JP2006002257A JP2007184453A JP 2007184453 A JP2007184453 A JP 2007184453A JP 2006002257 A JP2006002257 A JP 2006002257A JP 2006002257 A JP2006002257 A JP 2006002257A JP 2007184453 A JP2007184453 A JP 2007184453A
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JP
Japan
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ignition coil
adapter
internal combustion
combustion engine
high voltage
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Withdrawn
Application number
JP2006002257A
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Inventor
Takashi Akiyama
貴志 秋山
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Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hanshin Electric Co Ltd filed Critical Hanshin Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】組み立てられてエンジンヘッドに取り付けるまでの間の取扱、運搬時の振動などによってアダプタ部が破損するのを防止することのできる内燃機関用点火コイルを提供する。
【解決手段】高電圧を発生させる点火コイル本体21と、この点火コイル本体21から供給される高電圧を点火プラグ61へ供給するアダプタ部34と、このアダプタ部34の上端部と点火コイル本体21の高圧タワー部22tとをアダプタ部34の軸方向で重ねて点火コイル本体21にアダプタ部34を取り付けるラバー部32とを備えた内燃機関用点火コイル11において、アダプタ部34の上端部にコイルスプリング34sを設け、このコイルスプリング34sと高圧タワー部22tとをアダプタ部34の軸方向で重ねる。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車のエンジンなどの内燃機関の点火プラグに火花放電を発生させるための高電圧を供給する内燃機関用点火コイルに関するものである。
図4は従来の内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付けた状態の概略構成を示す一部を破断した正面図である。
図4において、11は内燃機関用点火コイルを示し、高電圧を発生させる点火コイル本体21と、この点火コイル本体21から供給される高電圧を点火プラグ61へ供給するプロテクタ31とで構成されている。
上記した点火コイル本体21は、絶縁ケース22と、この絶縁ケース22内に収容された少なくとも一次コイル、二次コイル、および、一次コイルと二次コイルとを磁気的に結合する鉄心と、絶縁ケース22の側面部に位置するソケット部22sに設けられた複数の低圧端子(一次端子)と、絶縁ケース22の下端部に位置する筒状の高圧タワー部22t内を閉塞するように設けられた高圧端子(二次端子)27と、絶縁ケース22内に充填され、絶縁ケース22内に収容された各部品(例えば、一次コイル、二次コイル、鉄心)の相互の高電圧絶縁を行うとともに、各部品を絶縁ケース22内に固定する絶縁材としての熱硬化性樹脂とで構成されている。
なお、一次コイル、二次コイル、複数の低圧端子、高圧端子27は、所定の回路を構成するように接続されている。
上記したプロテクタ31は、点火コイル本体21の下端部に位置する高圧タワー部22tに取り付けられ、点火コイル本体21から供給される高電圧を絶縁シールし、かつ、エンジンヘッド51のプラグホール52内への液体の浸入を防ぐ弾性体からなるラバー部32と、点火プラグ61の絶縁碍子64部分に取り付けられ、絶縁シールする弾性体からなるブーツ部33と、このブーツ部33とラバー部32とを機械的に接続し、点火コイル本体21から供給される高電圧をエンジンヘッド51に取り付けられた点火プラグ61へ供給する、例えば、コイルスプリングで構成された導電体35を備え、絶縁性を有した筒状のアダプタ部34とで構成されている。
そして、アダプタ部34は、上端部分が点火コイル本体21の高圧タワー部22tと軸方向で重なる状態でラバー部32によって点火コイル本体21に接続されている。
なお、アダプタ部34は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)で成形されている。
また、高圧タワー部22tとラバー部32、アダプタ部34とラバー部32およびブーツ部33とは、例えば、周回する突条と、この突条が嵌合する嵌合溝とによって結合されている。
51はエンジンヘッドを示し、点火プラグ61を取り付けるためのプラグホール52が設けられている。
そして、プラグホール52の底には、点火プラグ61の雄ねじ部66を螺合させて点火プラグ61を取り付けるための取付ねじ孔53が設けられている。
61は点火プラグを示し、高電圧が供給される端子62と、この端子62から延びた中心電極63と、この中心電極63および端子62を絶縁シールする絶縁碍子64と、この絶縁碍子64の外側に設けられた金具65とで構成されている。
そして、金具65には、プラグホール52の取付ねじ孔53に螺合する雄ねじ部66と、この雄ねじ部66から延び、中心電極63と火花間隙をおいて対向する電極67とが設けられている。
なお、内燃機関用点火コイル11は、図示を省略した取付ねじにより、エンジンヘッド51に設けられた取付部に、絶縁ケース22に外側へ突出させて設けられたフランジ部で取り付けられる。
そして、内燃機関用点火コイル11は、高圧タワー部22tの中心線と、プロテクタ31(アダプタ部34)との中心線が同一直線上に位置するように組み立てられ、取り扱われる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−72536号公報
内燃機関用点火コイル11は、組み立てられて図4に示す状態にエンジンヘッド51に取り付けられるまでの間に、作業者の取扱、運搬時の振動などにより、高圧タワー部22tの中心線に対してプロテクタ31の中心線が折れ曲がってずれる機会が多くある。
このように、高圧タワー部22tの中心線に対してプロテクタ31の中心線が折れ曲がってずれると、高圧タワー部22tとアダプタ部34とで挟まれたラバー部32の部分が圧縮されることにより、アダプタ部34の上端内周に応力がかかる。
このとき、アダプタ部34の上端部分の破壊応力がラバー部32の圧縮応力よりも大きければ、アダプタ部34は破損しない。
しかし、アダプタ部34の上端部分の破壊応力よりも、ラバー部32の圧縮応力が大きければ、アダプタ部34が破損する。
このようにしてアダプタ部34が破損すると、高圧タワー部22tの中心線に対してプロテクタ31の中心線が折れ曲がった状態のままになり、エンジンヘッド51のプラグホール52内へプロテクタ31を挿入する場合、ブーツ部33の下端内に点火プラグ61の端子62が入らなくなり、導電体35を点火プラグ61の端子62に接続できなくなる。
したがって、内燃機関用点火コイル11の取付がうまく行えずに取付作業に手間がかかる。
また、導電体35が点火プラグ61の端子62に接続されていない状態で内燃機関用点火コイル11を取り付けると、エンジンが正常に動作しなくなる。
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、組み立てられてエンジンヘッドに取り付けるまでの間の取扱、運搬時の振動などによってアダプタ部が破損するのを防止することのできる内燃機関用点火コイルを提供するものである。
この発明は、高電圧を発生させる点火コイル本体と、この点火コイル本体から供給される高電圧を点火プラグへ供給するアダプタ部と、このアダプタ部の一部分と前記点火コイル本体の一部分とを前記アダプタ部の軸方向で重ねて前記点火コイル本体に前記アダプタ部を取り付けるラバー部とを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、前記アダプタ部の端部にコイルスプリングを設け、このコイルスプリングと前記点火コイル本体の一部分とを前記アダプタ部の軸方向で重ねたことを特徴とする。
この発明によれば、アダプタ部の端部にコイルスプリングを設け、このコイルスプリングと点火コイル本体の一部分とをアダプタ部の軸方向で重ねたので、点火コイル本体の一部分の中心線に対してアダプタ部の中心線が折れ曲がっても、アダプタ部が折れ曲がる応力をラバー部とコイルスプリングとが吸収する。
したがって、組み立てられてエンジンヘッドに取り付けるまでの間の取扱、運搬時の振動などによってアダプタ部が破損するのを防止することができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施例である内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付けた状態の概略構成を示す一部を破断した正面図、図2は図1に示したアダプタ部の一部を破断した正面図であり、図4と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例が、図4に示した内燃機関用点火コイル11と異なるのは、アダプタ部34の上端部にコイルスプリング34sをインサート成形によって設け、このコイルスプリング34sと点火コイル本体21の高圧タワー部22t(一部分)とをアダプタ部34の軸方向で重ねてラバー部32によって点火コイル本体21に接続した点である。
このように、アダプタ部34の上端部に設けたコイルスプリング34sと、点火コイル本体21の高圧タワー部22tとをアダプタ部34の軸方向で重ねてラバー部32によってアダプタ部34を点火コイル本体21に接続すると、組み立てられて図1に示す状態にエンジンヘッド51に取り付けられるまでの間に、作業者の取扱、運搬時の振動などにより、高圧タワー部22tの中心線に対してプロテクタ31の中心線が折れ曲がっても、アダプタ部34が折れ曲がる応力をラバー部32とコイルスプリング34sとが吸収し、プロテクタ31(アダプタ部34)が破損しなくなる。
なお、高圧タワー部22tの中心線に対してプロテクタ31の中心線が折れ曲がると、ラバー部32およびコイルスプリング34sの圧縮応力により、プロテクタ31(アダプタ部34)の中心線を高圧タワー部22tの中心線に重ねる充分な反発力が得られるので、内燃機関用点火コイル11をエンジンヘッド51に正確に取り付け、導電体35で高圧端子27と点火プラグ61の端子62とを接続することができる。
この発明の一実施例によれば、アダプタ部34の端部にコイルスプリング34sを設け、このコイルスプリング34sと点火コイル本体21の高圧タワー部22tとをアダプタ部34の軸方向で重ねたので、高圧タワー部22tの中心線に対してプロテクタ31の中心線が折れ曲がっても、アダプタ部34が折れ曲がる応力をラバー部32とコイルスプリング34sとが吸収し、プロテクタ31(アダプタ部34)が破損しなくなる。
したがって、組み立てられてエンジンヘッド51に取り付けるまでの間の取扱、運搬時の振動などによってプロテクタ31(アダプタ部34)が破損するのを防止することができる。
図3はこの発明の他の実施例である内燃機関用点火コイルを構成するプロテクタを示す正断面図であり、図1、図2および図4と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例が、図1および図2に示した実施例と異なるのは、ブーツ部をアダプタ部に一体成形してアダプタ部34Aとした点とである。
したがって、この実施例においても、先の実施例と同様な効果を得ることができる。
この発明の一実施例である内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付けた状態の概略構成を示す一部を破断した正面図である。 図1に示したアダプタ部の一部を破断した正面図である。 この発明の他の実施例である内燃機関用点火コイルを構成するプロテクタを示す正断面図である。 従来の内燃機関用点火コイルをエンジンヘッドに取り付けた状態の概略構成を示す一部を破断した正面図である。
符号の説明
11 内燃機関用点火コイル
21 点火コイル本体
22 絶縁ケース
22s ソケット部
22t 高圧タワー部
27 高圧端子(二次端子)
31 プロテクタ
32 ラバー部
33 ブーツ部
34 アダプタ部
34A アダプタ部
34s コイルスプリング
35 導電体
51 エンジンヘッド
52 プラグホール
53 取付ねじ孔
61 点火プラグ
62 端子
63 中心電極
64 絶縁碍子
65 金具
66 雄ねじ部
67 電極

Claims (1)

  1. 高電圧を発生させる点火コイル本体と、この点火コイル本体から供給される高電圧を点火プラグへ供給するアダプタ部と、このアダプタ部の一部分と前記点火コイル本体の一部分とを前記アダプタ部の軸方向で重ねて前記点火コイル本体に前記アダプタ部を取り付けるラバー部とを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記アダプタ部の端部にコイルスプリングを設け、
    このコイルスプリングと前記点火コイル本体の一部分とを前記アダプタ部の軸方向で重ねた、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
JP2006002257A 2006-01-10 2006-01-10 内燃機関用点火コイル Withdrawn JP2007184453A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10815957B2 (en) 2018-06-26 2020-10-27 Denso Corporation Ignition coil unit and ignition system, capable of suppressing deformation of the seal section, used in internal combustion engine

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