JP2007081483A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが所望する設定で電子機器を容易に利用することができるようにする。
【解決手段】 所定の機能を実行する機能部3、4、5を有し、USBメモリ20から情報読取可能な複合機1であって、USBメモリ20は、機能部3、4、5に関する設定情報を記憶可能であり、USBメモリ20が接続されたか否かを判定する接続判定部6aと、USBメモリ20が接続されたと判定した場合に、USBメモリ20から設定情報を読み込む設定処理部6cと、読み込まれた設定情報を利用して機能部3、4、5による所定の機能を実行させる機能制御部6eとを有するように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 所定の機能を実行する機能部3、4、5を有し、USBメモリ20から情報読取可能な複合機1であって、USBメモリ20は、機能部3、4、5に関する設定情報を記憶可能であり、USBメモリ20が接続されたか否かを判定する接続判定部6aと、USBメモリ20が接続されたと判定した場合に、USBメモリ20から設定情報を読み込む設定処理部6cと、読み込まれた設定情報を利用して機能部3、4、5による所定の機能を実行させる機能制御部6eとを有するように構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プリンタ、ファクシミリ(ファックス、FAXともいう)、スキャナ、コピー等の少なくとも1つの機能手段を有する電子機器等に関し、特に、設定情報を利用して機能手段を動作させる電子機器等に関する。
従来、電子機器の一例としてのファクシミリ装置においては、文書をファクシミリ送信する際には、送信先のファクシミリ番号(FAX番号ともいう)を指定する必要がある。
FAX番号を指定する方法としては、送信先のFAX番号を直接入力することにより指定する方法がある。しかしながら、送信する毎にFAX番号を直接入力するのは、手間がかかる問題がある。
そこで、予めファクシミリ装置において短縮番号に対応付けてFAX番号を登録しておき、送信先に対応する短縮番号を指定する方法や、予めファクシミリ装置のボタンに対して送信先のFAX番号を割り当てておき、当該ボタンを押下することにより指定する方法等が利用されている。
しかしながら、ファクシミリ装置に予め送信先のFAX番号を設定しておくことも、手間がかかる問題がある。このような問題に対して、電話帳をPCからネットワークを介してファクシミリ装置に登録するようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−124985号公報
FAX番号を指定する方法としては、送信先のFAX番号を直接入力することにより指定する方法がある。しかしながら、送信する毎にFAX番号を直接入力するのは、手間がかかる問題がある。
そこで、予めファクシミリ装置において短縮番号に対応付けてFAX番号を登録しておき、送信先に対応する短縮番号を指定する方法や、予めファクシミリ装置のボタンに対して送信先のFAX番号を割り当てておき、当該ボタンを押下することにより指定する方法等が利用されている。
しかしながら、ファクシミリ装置に予め送信先のFAX番号を設定しておくことも、手間がかかる問題がある。このような問題に対して、電話帳をPCからネットワークを介してファクシミリ装置に登録するようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、電話帳データをセンターに送信するために、ネットワークに接続されたパソコン等が必要であるという問題がある。
また、上記のように各種設定に手間がかかるという問題は、ファクシミリ装置にかぎらず、プリンタ装置、スキャナ装置等の電子機器においても同様に存在する。
しかしながら、特許文献1の発明では、ネットワークを介してデータを受信できる必要があり、ネットワークに接続できない電子機器であれば、相変わらず上記問題が解消できない。
また、上記のように各種設定に手間がかかるという問題は、ファクシミリ装置にかぎらず、プリンタ装置、スキャナ装置等の電子機器においても同様に存在する。
しかしながら、特許文献1の発明では、ネットワークを介してデータを受信できる必要があり、ネットワークに接続できない電子機器であれば、相変わらず上記問題が解消できない。
また、ファクシミリ装置においては、送信先として登録できる件数が限られており、必要な宛先をすべて登録できないという問題もある。例えば、複数のユーザにより利用されるファクシミリ装置であれば、登録件数が当然に増えるので、上記問題が発生する可能性が高い。また、各ユーザが同一の送信先を別名で登録してしまうことも考えられ、このことも必要な宛先をすべて登録できない問題の発生を助長する。
この場合においては、ファクシミリ装置に登録できない相手先にFAXを送信する際には、送信先のFAX番号を直接入力するしかなく、手間がかかるという問題がある。
この場合においては、ファクシミリ装置に登録できない相手先にFAXを送信する際には、送信先のFAX番号を直接入力するしかなく、手間がかかるという問題がある。
さらに、複数のユーザによって利用されるファクシミリ装置においては、送信先のFAX番号を登録していると、他のユーザにその登録情報を見られる虞もある。このことは、各ユーザが好ましくないと考える場合もあるし、また、セキュリティの問題からも好ましくない場合もある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ユーザが所望する設定で電子機器を容易に利用することができる技術を提供することにある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ユーザが所望する設定で電子機器を容易に利用することができる技術を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の一実施形態に係る電子機器は、所定の機能を実行する機能手段を有し、可搬型記憶媒体から情報読取可能な電子機器であって、可搬型記憶媒体は、機能手段に関する設定情報を記憶可能であり、情報読取可能な可搬型記憶媒体が存在するようになったか否かを判定する第1判定手段と、情報読取可能な可搬型記憶媒体が存在するようになったと判定した場合に、当該可搬型記憶媒体から設定情報を読み込む設定情報読込手段と、読み込まれた設定情報を利用して機能手段による所定の機能を実行させる機能制御手段とを有する。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に電子機器の機能手段に関する設定情報を記憶させておき、可搬型記憶媒体を電子機器により情報読取可能にすることにより、電子機器に設定情報を読み込ませて、その設定情報を利用して電子機器の機能手段の機能を容易に実行させることができる。
また、上記電子機器において、機能手段は、電話回線を介してファクシミリデータを送信するファクシミリ機能手段を有し、設定情報は、ファクシミリ番号と名称とを対応付けた組を複数含み、名称を表示させる表示手段と、表示させた名称の選択を受け付ける送信先受付手段とをさらに備え、機能制御手段は、機能手段により、選択された名称に対応するファクシミリ番号宛にファクシミリデータを送信させるようにしてもよい。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に格納されている名称が表示され、送信先の名称を選択することによって、対応するファクシミリ番号により送信先へとファクシミリデータを容易に送信することができる。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に格納されている名称が表示され、送信先の名称を選択することによって、対応するファクシミリ番号により送信先へとファクシミリデータを容易に送信することができる。
また、上記電子機器において、機能手段は、電話回線を介してファクシミリデータを送信するファクシミリ機能手段を有し、設定情報は、発信者情報を含み、機能制御手段は、ファクシミリ機能手段により、発信者情報を含むファクシミリデータを送信させるようにしてもよい。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に格納されている発信者情報を含めたファクシミリデータを送信先に容易に送信することができる。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に格納されている発信者情報を含めたファクシミリデータを送信先に容易に送信することができる。
また、上記電子機器において、機能手段は、記録対象物に記録を行う記録機能手段を有し、設定情報は、記録機能手段に対する記録時の設定情報を含み、機能制御手段は、記録機能手段により、設定情報に基づいて記録対象物への記録を行わせるようにしてもよい。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に記録対象物に記録を行う記録機能手段に利用される設定情報を記憶させておき、可搬型記憶媒体を電子機器により情報読取可能にすることにより、電子機器に設定情報を読み込ませて、その設定情報を利用して電子機器の記録機能手段の機能を容易に実行させることができる。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に記録対象物に記録を行う記録機能手段に利用される設定情報を記憶させておき、可搬型記憶媒体を電子機器により情報読取可能にすることにより、電子機器に設定情報を読み込ませて、その設定情報を利用して電子機器の記録機能手段の機能を容易に実行させることができる。
また、上記電子機器において、機能手段は、読取対象物の画像を読み取ってデジタル画像データを生成するスキャナ機能手段を有し、設定情報は、スキャナ機能手段に対する読取時の設定情報を含み、機能制御手段は、機能手段により、設定情報に基づいて読取対象物からの画像の読み取りを行わせるようにしてもよい。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に読取対象物の画像を読み取ってデジタル画像データを生成するスキャナ機能手段に利用される設定情報を記憶させておき、可搬型記憶媒体を電子機器により情報読取可能にすることにより、電子機器に設定情報を読み込ませて、その設定情報を利用して電子機器のスキャナ機能手段の機能を容易に実行させることができる。
かかる構成によると、可搬型記憶媒体に読取対象物の画像を読み取ってデジタル画像データを生成するスキャナ機能手段に利用される設定情報を記憶させておき、可搬型記憶媒体を電子機器により情報読取可能にすることにより、電子機器に設定情報を読み込ませて、その設定情報を利用して電子機器のスキャナ機能手段の機能を容易に実行させることができる。
また、上記電子機器において、可搬型記憶媒体は、認証に用いる第1認証用情報をさらに含み、ユーザから第2認証用情報の入力を受け付ける認証情報受付手段と、第1認証用情報と受け付けた第2認証用情報とが所定の関係にあるか否かを判定する認証手段をさらに備え、設定情報読込手段は、第1認証用情報と第2認証用情報とが所定の関係にあると判定された場合に、可搬型記憶媒体から設定情報を読み込むようにしてもよい。
かかる構成によると、第1認証用情報と第2認証用情報とが所定の関係にあると判断された場合に、設定情報を読み込むようにしているので、第2認証用情報を知らない人が可搬型記憶媒体に格納された設定情報を使用することを適切に防止できる。
また、上記電子機器において、機能手段に関する設定情報を自機器内部で記憶する内部設定情報記憶手段と、情報読取可能な前記可搬型記憶媒体が存在しなくなったか否かを判定する第2判定手段とをさらに備え、設定情報読込手段は、第2判定手段が情報読取可能な可搬型記憶媒体が存在しなくなったと判定した場合に、内部設定情報記憶手段から設定情報を読み込むようにしてもよい。
情報読取可能な可搬型記憶媒体が存在しなくなった場合に、電子機器の内部に記憶された設定情報により、電子機器を利用することができるようになる。
情報読取可能な可搬型記憶媒体が存在しなくなった場合に、電子機器の内部に記憶された設定情報により、電子機器を利用することができるようになる。
また、上記電子機器において、設定情報は、可搬型記憶媒体に所定のファイル名のファイルで記憶されており、設定情報読込手段は、所定のファイル名のファイルを検索して、読み込むようにしてもよい。
かかる構成により、可搬型記憶媒体に所定のファイル名により設定情報を格納しておけば、可搬型記憶媒体を電子機器により情報読取可能にすることにより、電子機器に設定情報を読み込ませて、その設定情報を利用して電子機器の機能手段の機能を実行させることができる。
かかる構成により、可搬型記憶媒体に所定のファイル名により設定情報を格納しておけば、可搬型記憶媒体を電子機器により情報読取可能にすることにより、電子機器に設定情報を読み込ませて、その設定情報を利用して電子機器の機能手段の機能を実行させることができる。
また、本発明の一実施形態に係る電子機器制御方法は、所定の機能を実行する機能手段を有し、可搬型記憶媒体から情報読取可能な電子機器による電子機器制御方法であって、可搬型記憶媒体には、機能部に関する設定情報を記憶可能であり、第1判定手段により、情報読取可能な可搬型記憶媒体が存在するようになったか否かを判定する判定ステップと、設定情報読込手段により、情報読取可能な可搬型記憶媒体が存在するようになったと判定した場合に、当該可搬型記憶媒体から設定情報を読み込む設定情報読込ステップと、機能制御手段により、読み込まれた設定情報を利用して機能手段による所定の機能を実行させる機能制御ステップとを有する。
かかる方法によると、可搬型記憶媒体に電子機器の機能手段に関する設定情報を記憶させておき、可搬型記憶媒体を電子機器により情報読取可能にすることにより、電子機器に設定情報を読み込ませて、その設定情報を利用して電子機器の機能手段の機能を実行させることができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本発明の一実施形態に係る電子機器の一例としての複合機1の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る複合機の構成を示すブロック図である。
複合機1は、制御ユニット2と、機能手段の一例としてのスキャナ機能部3と、機能手段の一例としてのプリンタ機能部4と、機能手段の一例としてのファクシミリ機能部(FAX機能部)5とを有する。
図1は、本発明の一実施形態に係る複合機の構成を示すブロック図である。
複合機1は、制御ユニット2と、機能手段の一例としてのスキャナ機能部3と、機能手段の一例としてのプリンタ機能部4と、機能手段の一例としてのファクシミリ機能部(FAX機能部)5とを有する。
スキャナ機能部3は、原稿台(図示せず)又は、原稿フィーダ(図示せず)に載置された紙、フィルム等の読取対象物の画像を読み取ってデジタル画像データを生成する。スキャナ機能部3は、読取対象物の読み取りを行う際には、制御ユニット2から送信されるスキャナ用の設定情報に基づいて読み取りを行う。
スキャナ用の設定情報としては、原稿種設定情報、タイプ設定情報、解像度設定情報、画質設定情報、自動露出設定情報等が含まれる。原稿種設定情報は、読取対象物である原稿の種類を設定する情報であり、例えば、反射原稿/透過原稿、光沢紙、普通紙、フィルム、色紙等の中から設定される。タイプ設定情報は、読み取りを行う際のタイプを設定する情報であり、例えば、カラー、グレー、モノクロ、文字、写真、絵等の中から設定される。解像度設定情報は、読取解像度を設定する情報であり、例えば、200dpi(Dot Per Inch)、300dpi、600dpi等の中から設定される。画質設定情報は、読み取る画像の画質を設定する情報であり、例えば、閾値、モアレ調整、各種マスクの設定情報が設定される。自動露光設定情報は、自動露光をON(オン)とするかOFF(オフ)とするかを設定する情報である。
スキャナ用の設定情報としては、原稿種設定情報、タイプ設定情報、解像度設定情報、画質設定情報、自動露出設定情報等が含まれる。原稿種設定情報は、読取対象物である原稿の種類を設定する情報であり、例えば、反射原稿/透過原稿、光沢紙、普通紙、フィルム、色紙等の中から設定される。タイプ設定情報は、読み取りを行う際のタイプを設定する情報であり、例えば、カラー、グレー、モノクロ、文字、写真、絵等の中から設定される。解像度設定情報は、読取解像度を設定する情報であり、例えば、200dpi(Dot Per Inch)、300dpi、600dpi等の中から設定される。画質設定情報は、読み取る画像の画質を設定する情報であり、例えば、閾値、モアレ調整、各種マスクの設定情報が設定される。自動露光設定情報は、自動露光をON(オン)とするかOFF(オフ)とするかを設定する情報である。
プリンタ機能部4は、紙等の記録対象物に記録を行う。プリンタ機能部4は、記録対象物に記録を行う際には、制御ユニット2から送信されるプリンタ用の設定情報に基づいて記録を行う。
プリンタ用設定情報としては、紙種設定情報、紙サイズ設定情報、印刷方向設定情報、レイアウト設定情報、拡大縮小設定情報等が含まれる。紙種設定情報は、記録を行う紙の種類を設定する情報であり、例えば、上質紙、普通紙、OHP用紙、再生紙、裏紙等の中から設定される。紙サイズ設定情報は、記録を行う紙のサイズを設定する情報であり、例えば、A4、A3、B5、リーガル、ハガキ、封筒等の中から設定される。印刷方向設定情報は、印刷方向を設定する情報であり、例えば、ポートレート(縦方向)、ランドスケープ(横方向)のいずれかが設定される。レイアウト設定情報は、記録時のレイアウトを設定する情報であり、例えば、両面印刷、割付印刷(2ページ/1枚、4ページ/1枚等)等が設定される。拡大縮小設定情報は、拡大するか、縮小するかを設定する情報であり、例えば、115パーセント、86パーセント等が設定される。
プリンタ用設定情報としては、紙種設定情報、紙サイズ設定情報、印刷方向設定情報、レイアウト設定情報、拡大縮小設定情報等が含まれる。紙種設定情報は、記録を行う紙の種類を設定する情報であり、例えば、上質紙、普通紙、OHP用紙、再生紙、裏紙等の中から設定される。紙サイズ設定情報は、記録を行う紙のサイズを設定する情報であり、例えば、A4、A3、B5、リーガル、ハガキ、封筒等の中から設定される。印刷方向設定情報は、印刷方向を設定する情報であり、例えば、ポートレート(縦方向)、ランドスケープ(横方向)のいずれかが設定される。レイアウト設定情報は、記録時のレイアウトを設定する情報であり、例えば、両面印刷、割付印刷(2ページ/1枚、4ページ/1枚等)等が設定される。拡大縮小設定情報は、拡大するか、縮小するかを設定する情報であり、例えば、115パーセント、86パーセント等が設定される。
FAX機能部5は、電話回線網を介してファックスデータを送受信する。FAX機能部5は、制御ユニット2から送信されるFAX用の設定情報に基づいてファクシミリデータの送信を行う。FAX用設定情報としては、送信先のFAX番号、発信者情報(例えば、氏名、会社名、部署等)等が設定される。
制御ユニット2は、スキャナ機能部3、プリンタ機能部4、及びファクシミリ機能部5に対して、ユーザから各種指示を受け付けるとともに、各種情報の出力を行う。
また、制御ユニット2は、スキャナ機能部3、プリンタ機能部4、及びファクシミリ機能部5の制御を行う。具体的には、制御ユニット2は、スキャナ機能部3にスキャナ用の設定情報を送信して、読取動作を実行させる。また、制御ユニット2は、プリンタ機能部4にプリンタ用設定情報を送信して、記録動作を実行させる。また、制御ユニット2は、ファクシミリ機能部5にファクシミリ用の設定情報を送信してファクシミリ送信動作を実行させる。
また、制御ユニット2は、スキャナ機能部3、プリンタ機能部4、及びファクシミリ機能部5の制御を行う。具体的には、制御ユニット2は、スキャナ機能部3にスキャナ用の設定情報を送信して、読取動作を実行させる。また、制御ユニット2は、プリンタ機能部4にプリンタ用設定情報を送信して、記録動作を実行させる。また、制御ユニット2は、ファクシミリ機能部5にファクシミリ用の設定情報を送信してファクシミリ送信動作を実行させる。
また、制御ユニット2は、スキャナ機能部3及びプリンタ機能部4とを制御することにより、読取対象物の内容を記録対象物に記録する、いわゆる、コピー機能を実行させる。すなわち、制御ユニット2は、読取対象物をスキャナ機能部3により読み取らせてデジタル画像データを生成させ、そのデジタル画像データをプリンタ機能部4に送信して記録対象物に記録させる。
また、制御ユニット2は、スキャナ機能部3及びファクシミリ機能部5とを制御することにより、電話回線網を介して読取対象物の内容を送信する、いわゆる、ファクシミリ機能を実行させる。すなわち、制御ユニット2は、読取対象物をスキャナ機能部3により読み取らせてデジタル画像データを生成させ、そのデジタル画像データをファクシミリデータへと変換し、そのファクシミリデータをファクシミリ機能部5に電話回線網を介して送信先へ送信させる。
次に、制御ユニット2のより詳細な構成について説明する。
制御ユニット2において、CPU(Central Processing Unit)6と、ROM(Read Only Memory)7と、RAM(Random Access Memory)8と、内部設定情報記憶手段の一例としてのEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)9と、入力インターフェース部(入力I/F部)10と、出力処理部11と、通信インターフェース部(通信I/F部)12、13、14と、USB(Universal Serial Bus)インターフェース部(USBI/F部)15とがバス16を介して接続されている。
制御ユニット2において、CPU(Central Processing Unit)6と、ROM(Read Only Memory)7と、RAM(Random Access Memory)8と、内部設定情報記憶手段の一例としてのEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)9と、入力インターフェース部(入力I/F部)10と、出力処理部11と、通信インターフェース部(通信I/F部)12、13、14と、USB(Universal Serial Bus)インターフェース部(USBI/F部)15とがバス16を介して接続されている。
ROM7は、ブートプログラム等のプログラムを記憶する。
RAM8は、プログラムやデータを記憶する領域として、或いは、CPU7による処理に使用しているデータを格納する作業領域として利用される。
EEPROM9は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、複合機1の電源が入っていない場合でも記憶しておく必要がある各種情報を記憶する。具体的には、EEPROM9は、例えば、複合機1の管理者により設定されているデフォルトのスキャナ用設定情報、デフォルトのプリンタ用設定情報を記憶する。また、EEPROM9は、デフォルトのファクシミリ用設定情報を記憶する。デフォルトのファクシミリ用設定情報は、名称(氏名、会社名等)、FAX番号等の組を含むアドレス帳情報と、発信者情報とを含む。ここで、アドレス帳情報は、名称、FAX番号等の組を、例えば、最大200件分格納することができる。なお、デフォルトの設定情報を内部の設定情報ともいう。
RAM8は、プログラムやデータを記憶する領域として、或いは、CPU7による処理に使用しているデータを格納する作業領域として利用される。
EEPROM9は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、複合機1の電源が入っていない場合でも記憶しておく必要がある各種情報を記憶する。具体的には、EEPROM9は、例えば、複合機1の管理者により設定されているデフォルトのスキャナ用設定情報、デフォルトのプリンタ用設定情報を記憶する。また、EEPROM9は、デフォルトのファクシミリ用設定情報を記憶する。デフォルトのファクシミリ用設定情報は、名称(氏名、会社名等)、FAX番号等の組を含むアドレス帳情報と、発信者情報とを含む。ここで、アドレス帳情報は、名称、FAX番号等の組を、例えば、最大200件分格納することができる。なお、デフォルトの設定情報を内部の設定情報ともいう。
入力I/F部10には、認証情報受付手段の一例としてのキー部17と名称受付手段の一例としてのタッチパネル18とが接続されている。入力I/F部10は、キー部17、タッチパネル18からの信号をデータとして、CPU6に出力する。
キー部17は、制御ユニット2の筐体(図示せず)に設けられた、スタートボタン、ストップボタン、テンキー等を有し、押下されたボタン、キーに応じた信号を入力I/F部10に出力する。
タッチパネル18は、LCD19上に重ねられて設けられ、ユーザによって押下されたパネルの位置に応じた信号を入力I/F部10に出力する。
出力処理部11は、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)を有し、CPU6の制御により、各種画像データを生成し、液晶表示装置(LCD)19に表示出力する。
キー部17は、制御ユニット2の筐体(図示せず)に設けられた、スタートボタン、ストップボタン、テンキー等を有し、押下されたボタン、キーに応じた信号を入力I/F部10に出力する。
タッチパネル18は、LCD19上に重ねられて設けられ、ユーザによって押下されたパネルの位置に応じた信号を入力I/F部10に出力する。
出力処理部11は、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)を有し、CPU6の制御により、各種画像データを生成し、液晶表示装置(LCD)19に表示出力する。
通信I/F部12は、CPU6とスキャナ機能部3とのデータ交換の仲介を行う。
通信I/F部13は、CPU6とプリンタ機能部4とのデータ交換の仲介を行う。
通信I/F部14は、CPU6とFAX機能部5とのデータ交換の仲介を行う。
USBI/F部15は、可読型記憶媒体の一例としてのUSBメモリ20を着脱可能なコネクタを有しており、USBメモリ20とCPU6とのデータ交換の仲介を行う。
通信I/F部13は、CPU6とプリンタ機能部4とのデータ交換の仲介を行う。
通信I/F部14は、CPU6とFAX機能部5とのデータ交換の仲介を行う。
USBI/F部15は、可読型記憶媒体の一例としてのUSBメモリ20を着脱可能なコネクタを有しており、USBメモリ20とCPU6とのデータ交換の仲介を行う。
CPU6は、各部7〜15の動作を制御する。また、CPU6は、ROM7に格納されているプログラムをRAM8に読み出して実行することにより、第1判定手段及び第2判定手段の一例としての接続判定部6a、認証手段の一例としての認証部6b、設定情報読込手段と設定処理部6c、表示手段の一例としての表示制御部6d、及び機能制御手段の一例としての機能制御部6eとを構成して各種処理を実行する。ここで、CPU6により構成される各部6a〜6eを具体的に説明する前に、処理に関係するデータを記憶するUSBメモリ20について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るUSBメモリの記憶内容の一例を説明する図である。
USBメモリ20は、USB接続可能なフラッシュメモリであり、例えば、認証情報ファイル21と、発信者情報ファイル22と、アドレス帳ファイル23と、プリンタ用設定ファイル24と、スキャナ用設定ファイル25とを記憶する。本実施形態においては、認証情報ファイル21、発信者情報ファイル22、アドレス帳ファイル23、プリンタ用設定ファイル24、及びスキャナ用設定ファイル25には、各々のファイルを制御ユニット2により認識できるように各々に識別可能な所定のファイル名が付与されている。
USBメモリ20は、USB接続可能なフラッシュメモリであり、例えば、認証情報ファイル21と、発信者情報ファイル22と、アドレス帳ファイル23と、プリンタ用設定ファイル24と、スキャナ用設定ファイル25とを記憶する。本実施形態においては、認証情報ファイル21、発信者情報ファイル22、アドレス帳ファイル23、プリンタ用設定ファイル24、及びスキャナ用設定ファイル25には、各々のファイルを制御ユニット2により認識できるように各々に識別可能な所定のファイル名が付与されている。
認証情報ファイル21は、USBメモリ20に格納された情報を制御ユニット2で読み出すことを認証する際に利用される第1認証用情報としてのパスワードを格納する。認証情報ファイル21は、例えば、USBメモリ20を接続可能なコンピュータ(図示せず)において、ユーザによって所望するパスワードが入力され、所定のファイル名のファイルとして保存されることにより作成される。本実施形態では、制御ユニット2において、認証情報ファイル21のパスワードを用いた認証が成功した場合にのみ、設定情報が含まれた他のファイルの読み込みを行うようにしているので、USBメモリ20内の設定情報を利用する場合には、当該認証情報ファイル21は、必須となっている。なお、制御ユニット2で認証をしない場合には、認証情報ファイル21はなくてもよい。
発信者情報ファイル22は、FAX機能部5に関する設定情報としての発信者情報を格納する。発信者情報としては、例えば、会社名、部署、氏名等がある。発信者情報ファイル22は、例えば、USBメモリ20を接続可能なコンピュータ(図示せず)において、ユーザにより発信者情報が所定の形式で入力されて、所定のファイル名のファイルとして保存されることにより作成される。なお、発信者情報ファイル22は、ユーザが特定の発信者情報の使用を所望する場合にUSBメモリ20に格納されていればよい。
プリンタ用設定ファイル24は、プリンタ機能部4に対する設定情報(プリンタ用設定情報)を格納する。プリンタ用設定情報としては、紙種設定情報、紙サイズ設定情報、印刷方向設定情報、レイアウト設定情報、拡大縮小設定情報等が含まれる。
プリンタ用設定ファイル24は、例えば、USBメモリ20を接続可能なコンピュータ(図示せず)において、ユーザによりプリンタ用設定情報が所定の形式で入力され、所定のファイル名のファイルとして保存されることにより作成される。なお、プリンタ用設定ファイル24は、ユーザがプリンタ機能部4を特定の設定で使用したい場合にUSBメモリ20に格納されていればよい。
プリンタ用設定ファイル24は、例えば、USBメモリ20を接続可能なコンピュータ(図示せず)において、ユーザによりプリンタ用設定情報が所定の形式で入力され、所定のファイル名のファイルとして保存されることにより作成される。なお、プリンタ用設定ファイル24は、ユーザがプリンタ機能部4を特定の設定で使用したい場合にUSBメモリ20に格納されていればよい。
スキャナ用設定ファイル25は、スキャナ機能部3の動作に対する設定情報(スキャナ用設定情報)を格納する。スキャナ用設定情報としては、原稿種設定情報、タイプ設定情報、解像度設定情報、画質設定情報、自動露出設定情報等が含まれる。スキャナ用設定ファイル25は、例えば、USBメモリ20を接続可能なコンピュータ(図示せず)において、ユーザによりスキャナ用設定情報が所定の形式で入力され、所定のファイル名のファイルとして保存されることにより作成される。なお、スキャナ用設定ファイル25は、ユーザがスキャナ機能部3を特定の設定で使用したい場合にUSBメモリ20に格納されていればよい。
図3は、本発明の一実施形態に係るアドレス帳ファイルの構成を説明する図である。
アドレス帳ファイル23は、氏名23aと、会社名23bと、電話番号23cと、FAX番号23dと、メールアドレス23eとを1つの相手先の登録内容とし、これらを1以上有するアドレス帳データを含む。図3に示すアドレス帳ファイルの一例には、氏名が”山田太郎”であり、所属する会社名が”ABC商事”であり、電話番号が”XXX-XXX-0001”(ここで、Xは、数字を表す。)であり、FAX番号が”XXX-XXX-0002”(ここで、Xは数字を表す。)であり、メールアドレスが、”aaa@bbbb.co.jp”である相手先が登録されている。アドレス帳ファイル23は、例えば、USBメモリ20を接続可能なコンピュータ(図示せず)において、ユーザにより入力され、所定のファイル名のファイルとして保存されることにより作成される。なお、アドレス帳ファイル23は、ユーザが特定の相手先に送信したい場合にUSBメモリ20に格納されていればよい。
アドレス帳ファイル23は、氏名23aと、会社名23bと、電話番号23cと、FAX番号23dと、メールアドレス23eとを1つの相手先の登録内容とし、これらを1以上有するアドレス帳データを含む。図3に示すアドレス帳ファイルの一例には、氏名が”山田太郎”であり、所属する会社名が”ABC商事”であり、電話番号が”XXX-XXX-0001”(ここで、Xは、数字を表す。)であり、FAX番号が”XXX-XXX-0002”(ここで、Xは数字を表す。)であり、メールアドレスが、”aaa@bbbb.co.jp”である相手先が登録されている。アドレス帳ファイル23は、例えば、USBメモリ20を接続可能なコンピュータ(図示せず)において、ユーザにより入力され、所定のファイル名のファイルとして保存されることにより作成される。なお、アドレス帳ファイル23は、ユーザが特定の相手先に送信したい場合にUSBメモリ20に格納されていればよい。
図1に戻り、CPU6により構成される各部6a〜6eを具体的に説明する。
接続判定部6aは、情報読取可能なUSBメモリ20が存在するようになったか否かを判定する。本実施形態では、接続判定部6aは、USBI/F部15にUSBメモリ20が接続されるようになったか否かを判定する。
また、接続判定部6aは、情報読取可能なUSBメモリ20が存在しなくなったか否かを判定する。本実施形態では、接続判定部6aは、USBI/F部15からUSBメモリ20が外されたか否かを判定する。
接続判定部6aは、情報読取可能なUSBメモリ20が存在するようになったか否かを判定する。本実施形態では、接続判定部6aは、USBI/F部15にUSBメモリ20が接続されるようになったか否かを判定する。
また、接続判定部6aは、情報読取可能なUSBメモリ20が存在しなくなったか否かを判定する。本実施形態では、接続判定部6aは、USBI/F部15からUSBメモリ20が外されたか否かを判定する。
認証部6bは、USBI/F部15を介してUSBメモリ20の認証情報ファイル21を読み込んで、当該ファイル内のパスワードと、キー部17によってユーザから入力される入力パスワード(第2認証用情報)とを比較し、所定の関係であるか否か、例えば、一致するか否かを判定する。
設定処理部6cは、複合機1を立ち上げた初期処理時に、EEPROM9からデフォルトのスキャナ用設定情報、デフォルトのプリンタ用設定情報、デフォルトのアドレス帳情報、デフォルトの発信者情報を読み出して、RAM8に記憶させる処理を行う。
また、設定処理部6cは、認証部6bによって、所定の関係にあると判定された場合には、USBI/F部15を介してUSBメモリ20から発信者情報ファイル22、アドレス帳ファイル23、プリンタ用設定ファイル24、スキャナ用設定ファイル25の中の存在するファイルを読み込んで、RAM8上の対応するデフォルトの情報を書き換える処理を行う。ここで、書き換える処理としては、デフォルトの情報と同一領域に対応する情報のファイルを上書きするようにしてもよく、デフォルトの情報を削除し、その後、対応する情報のファイルを書き込むようにしてもよい。
また、設定処理部6cは、認証部6bによって、所定の関係にあると判定された場合には、USBI/F部15を介してUSBメモリ20から発信者情報ファイル22、アドレス帳ファイル23、プリンタ用設定ファイル24、スキャナ用設定ファイル25の中の存在するファイルを読み込んで、RAM8上の対応するデフォルトの情報を書き換える処理を行う。ここで、書き換える処理としては、デフォルトの情報と同一領域に対応する情報のファイルを上書きするようにしてもよく、デフォルトの情報を削除し、その後、対応する情報のファイルを書き込むようにしてもよい。
また、設定処理部6cは、接続判定部6aによりUSBI/F部15からUSBメモリ20が外されたと判定された場合に、RAM8上のスキャナ用設定情報、プリンタ用設定情報、アドレス帳情報、発信者情報の情報の中で、書き換えられている情報に対応するデフォルトの情報をEEPROM9から読み出して、RAM8上の書き換えられている情報をデフォルトの情報に書き戻す処理を行う。ここで、書き戻す処理としては、書き換えられている情報と同一領域に対応するデフォルトの情報を上書きするようにしてもよく、書き換えられている情報を削除し、その後、対応するデフォルトの情報を書き込むようにしてもよい。このように、デフォルトの情報に書き戻すので、USBメモリ20を外した後において、他のユーザが支障なく複合機1を使用することができる。また、USBメモリ20から読み出されたRAM8上の情報については、上書き、或いは削除されるので、これら情報が他のユーザに知られることを防ぐことができる。
表示制御部6dは、出力処理部11を介してLCD19に各種情報を表示させる処理を行う。表示制御部6dは、例えば、RAM8に読み出されているアドレス帳データに基づいて、氏名、会社名、及びFAX番号の組を複数LCD19に表示させる。
機能制御部6eは、RAM8に記憶されているスキャナ用設定情報、プリンタ用設定情報、アドレス帳情報、及び発信者情報に基づいて、スキャナ機能部3、プリンタ機能部4、FAX機能部5による機能の実行を制御する。
機能制御部6eは、RAM8に記憶されているスキャナ用設定情報、プリンタ用設定情報、アドレス帳情報、及び発信者情報に基づいて、スキャナ機能部3、プリンタ機能部4、FAX機能部5による機能の実行を制御する。
次に、複合機1の制御ユニット2による、スキャナ機能部3、プリンタ機能部4、及びFAX機能部5に関する設定情報を管理する設定管理処理を説明する。なお、この設定管理処理は、複合機1の初期処理が終了した後に、例えば、所定の時間ごとに実行される。
図4は、本発明の一実施形態に係る設定管理処理のフローチャートである。
複合機1の制御ユニット2において、接続判定部6aが、USBI/F部15にUSBメモリ20が新たに挿入された否かを判定する(ステップS1)。この結果、USBI/F部15にUSBメモリ20が新たに挿入されていると判定した場合には、認証部6bが表示制御部6d及び出力処理部11により認証入力画面をLCD19に表示させる(ステップS2)。
図4は、本発明の一実施形態に係る設定管理処理のフローチャートである。
複合機1の制御ユニット2において、接続判定部6aが、USBI/F部15にUSBメモリ20が新たに挿入された否かを判定する(ステップS1)。この結果、USBI/F部15にUSBメモリ20が新たに挿入されていると判定した場合には、認証部6bが表示制御部6d及び出力処理部11により認証入力画面をLCD19に表示させる(ステップS2)。
この認証入力画面に対して、キー部17によりユーザからパスワードが入力されると、認証部6bがUSBメモリ20に格納された認証情報ファイルのパスワードと入力されたパスワードとが一致するか否か、すなわち認証OKか否かを判定する(ステップS3)。
この結果、認証部6bが認証OKではないと判定した場合(ステップS3のNo)には、規定回数オーバーか否かをさらに判定し(ステップS4)、規定回数以内であれば、再度ユーザから入力されたパスワードの認証処理(ステップS3)を行う。一方、規定回数をオーバーする場合には、認証部6bは、表示制御部6e及び出力処理部によりLCD19にエラー表示を行わせ(ステップS5)、処理を終了する。この認証処理によって、USBメモリ20に格納された各種設定情報が不正に使用されることを適切に防止することができる。
この結果、認証部6bが認証OKではないと判定した場合(ステップS3のNo)には、規定回数オーバーか否かをさらに判定し(ステップS4)、規定回数以内であれば、再度ユーザから入力されたパスワードの認証処理(ステップS3)を行う。一方、規定回数をオーバーする場合には、認証部6bは、表示制御部6e及び出力処理部によりLCD19にエラー表示を行わせ(ステップS5)、処理を終了する。この認証処理によって、USBメモリ20に格納された各種設定情報が不正に使用されることを適切に防止することができる。
一方、認証部6bが認証OKであると判定した場合には(ステップS3のYes)、設定処理部6cがUSBメモリ20内にアドレス帳ファイル23が格納されているか否かを判定し(ステップS6)、アドレス帳ファイルが格納されていれば、当該アドレス帳ファイルを読み込んで、RAM8上の対応するデフォルトのアドレス帳情報を書き換える処理を行う(ステップS7)一方、格納されていなければ、何もせずに次の処理に進む。
次いで、設定処理部6cがUSBメモリ20内に発信者情報ファイル22が格納されているか否かを判定し(ステップS8)、発信者情報ファイル22が格納されていれば、当該発信者情報ファイルを読み込んで、RAM8上の対応するデフォルトの発信者情報を書き換える処理を行う(ステップS9)一方、格納されていなければ、何もせずに次の処理に進む。
次いで、設定処理部6cがUSBメモリ20内に発信者情報ファイル22が格納されているか否かを判定し(ステップS8)、発信者情報ファイル22が格納されていれば、当該発信者情報ファイルを読み込んで、RAM8上の対応するデフォルトの発信者情報を書き換える処理を行う(ステップS9)一方、格納されていなければ、何もせずに次の処理に進む。
さらに、設定処理部6cがUSBメモリ20内にプリンタ用設定ファイル24が格納されているか否かを判定し(ステップS10)、プリンタ用設定ファイル24が格納されていれば、当該プリンタ用設定ファイル24を読み込んで、RAM8上の対応するデフォルトのプリンタ用設定情報を書き換える処理を行う(ステップS11)一方、格納されていなければ、何もせずに次の処理に進む。
さらに、設定処理部6cがUSBメモリ20内にスキャナ用設定ファイル25が格納されているか否かを判定し(ステップS12)、スキャナ用設定ファイル25が格納されていれば、当該スキャナ用設定ファイル25を読み込んで、RAM8上の対応するデフォルトのスキャナ用設定情報を書き換える処理を行う(ステップS13)一方、格納されていなければ、何もしない。
これら処理(ステップS6〜ステップS13)によって、USBメモリ20に格納されている設定情報が、制御ユニット2のRAM8上に記憶されることとなり、後述するように、これら設定情報を利用して、スキャナ機能部3、プリンタ機能部4、ファクシミリ機能部5の機能を実行させることができるようになる。
これら処理(ステップS6〜ステップS13)によって、USBメモリ20に格納されている設定情報が、制御ユニット2のRAM8上に記憶されることとなり、後述するように、これら設定情報を利用して、スキャナ機能部3、プリンタ機能部4、ファクシミリ機能部5の機能を実行させることができるようになる。
一方、接続判定部6aにより、USBI/F部15にUSBメモリ20が新たに挿入されていないと判定された場合(ステップS1のNo)には、接続判定部6aは、さらに、USBI/F部15からUSBメモリ20が除去されたか否かを判定する(ステップS14)。
この結果、USBI/F部15からUSBメモリ20が除去されていないと判定された場合(ステップS14のNo)には、USBメモリ20が接続されていない状態、もしくはUSBメモリ20の接続が維持されている状態を示しており、RAM8に格納されている設定情報を書き換える必要がないので、何もせずに処理を終了する。
この結果、USBI/F部15からUSBメモリ20が除去されていないと判定された場合(ステップS14のNo)には、USBメモリ20が接続されていない状態、もしくはUSBメモリ20の接続が維持されている状態を示しており、RAM8に格納されている設定情報を書き換える必要がないので、何もせずに処理を終了する。
一方、USBI/F部15からUSBメモリ20が除去されたと判定された場合(ステップS14のYes)には、RAM8に格納されている設定情報をデフォルトの設定情報に書き換える必要があるのでステップS15からの処理を実行する。
すなわち、設定処理部6cがRAM8に内部アドレス帳情報が設定済みか否かを判定し(ステップS15)、設定済みでない場合には、EEPROM9から内部アドレス帳情報(デフォルトのアドレス帳情報)を読み出してRAM8を書き戻す(ステップS16)、一方、設定済みの場合には、何もせずに次の処理に進む。
次いで、設定処理部6cがRAM8に内部発信者情報が設定済みか否かを判定し(ステップS17)、設定済みでない場合には、EEPROM9から発信者情報を読み出してRAM8を書き戻す(ステップS18)、一方、設定済みの場合には、何もせずに次の処理に進む。
すなわち、設定処理部6cがRAM8に内部アドレス帳情報が設定済みか否かを判定し(ステップS15)、設定済みでない場合には、EEPROM9から内部アドレス帳情報(デフォルトのアドレス帳情報)を読み出してRAM8を書き戻す(ステップS16)、一方、設定済みの場合には、何もせずに次の処理に進む。
次いで、設定処理部6cがRAM8に内部発信者情報が設定済みか否かを判定し(ステップS17)、設定済みでない場合には、EEPROM9から発信者情報を読み出してRAM8を書き戻す(ステップS18)、一方、設定済みの場合には、何もせずに次の処理に進む。
さらに、設定処理部6cがRAM8に内部プリンタ用設定情報が設定済みか否かを判定し(ステップS19)、設定済みでない場合には、EEPROM9からプリンタ用設定情報を読み出してRAM8を書き戻す(ステップS20)、一方、設定済みの場合には、何もせずに次の処理に進む。
さらに、設定処理部6cがRAM8に内部スキャナ用設定情報が設定済みか否かを判定し(ステップS21)、設定済みでない場合には、EEPROM9からスキャナ用設定情報を読み出してRAM8を書き戻して(ステップS22)処理を終了する一方、設定済みの場合には、何もせずに処理を終了する。
さらに、設定処理部6cがRAM8に内部スキャナ用設定情報が設定済みか否かを判定し(ステップS21)、設定済みでない場合には、EEPROM9からスキャナ用設定情報を読み出してRAM8を書き戻して(ステップS22)処理を終了する一方、設定済みの場合には、何もせずに処理を終了する。
これら処理(ステップS15〜ステップS22)によると、USBメモリ20を除去することにより、USBメモリ20内の設定情報が書き込まれたRAM8をデフォルトの設定情報に適切に戻すことができる。
これによって、複合機1においてデフォルトの設定情報により使用可能な状態を適切に確保することができる。すなわち、複合機1を利用するユーザは支障なくデフォルトの設定情報を利用することができる。また、USBメモリ20から読み出されたRAM8上の情報については、上書き、或いは削除されるので、これら情報が他のユーザに知られることを防ぐことができる。
これによって、複合機1においてデフォルトの設定情報により使用可能な状態を適切に確保することができる。すなわち、複合機1を利用するユーザは支障なくデフォルトの設定情報を利用することができる。また、USBメモリ20から読み出されたRAM8上の情報については、上書き、或いは削除されるので、これら情報が他のユーザに知られることを防ぐことができる。
図5は、本発明の一実施形態に係るファクシミリ送信時処理のフローチャートである。
ユーザによるキー部17又はタッチパネル18へのファクシミリ送信モードの選択指示が、入力I/F部10を介して表示制御部6dに伝えられると、表示制御部6dは、RAM8に記憶されているアドレス帳を、出力処理部11を介してLCD19に表示させる(ステップS31)。ここで、アドレス帳ファイル23が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、RAM8にUSBメモリ20内のアドレス帳ファイル23が記憶されているので、このアドレス帳ファイル23に格納されている宛先が表示される。
ユーザによるキー部17又はタッチパネル18へのファクシミリ送信モードの選択指示が、入力I/F部10を介して表示制御部6dに伝えられると、表示制御部6dは、RAM8に記憶されているアドレス帳を、出力処理部11を介してLCD19に表示させる(ステップS31)。ここで、アドレス帳ファイル23が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、RAM8にUSBメモリ20内のアドレス帳ファイル23が記憶されているので、このアドレス帳ファイル23に格納されている宛先が表示される。
次いで、機能制御部6eは、ユーザによりタッチパネル18に対する指示によって表示されている宛先から選択する指示が入力されたか否かを判定し(ステップS32)、選択指示が入力されている場合には、該当する宛先をファクシミリ送信先として決定する(ステップS33)。一方、選択指示が入力されない場合には、ユーザによりキー部17に対するFAX番号の直接指定がされたか否かを判定し(ステップS34)、直接指定がされていれば、その指定されたFAX番号をファクシミリ送信先と決定し(ステップS35)、直接指定もされていなければ、そのままの次の処理に進む。
次いで、機能制御部6eは、ユーザによりキー部17に対してファクシミリの送信指示があったか否かを判定し(ステップS36)、送信指示がないと判定した場合には、上記処理(ステップS31〜ステップS35)を繰り返し行う。
一方、ファクシミリの送信指示があったと判定した場合には、機能制御部6eは、送信先が既に決定されているか否かを判定し(ステップS37)、送信先が決まっていないと判定した場合には、上記処理(ステップS31〜ステップS36)を繰り返し行う。
一方、ファクシミリの送信指示があったと判定した場合には、機能制御部6eは、送信先が既に決定されているか否かを判定し(ステップS37)、送信先が決まっていないと判定した場合には、上記処理(ステップS31〜ステップS36)を繰り返し行う。
送信先が既に決定されていると判定した場合には、機能制御部6eは、スキャナ機能部3に送信対象の原稿の読取動作を指示し(ステップS38)、スキャナ機能部3は、送信対象の原稿の読取動作を行い、読み取った画像データを機能制御部6eに通信I/F部12を介して送信する(ステップS39)。
次いで、機能制御部6eは、受け取った画像データをファクシミリ送信用の画像データに変換し(ステップS40)、当該ファクシミリ送信用の画像データと、送信先のFAX番号と、RAM8に記憶されている発信者情報とをFAX機能部5に送信することにより送信動作の指示を行う(ステップS41)。ここで、発信者情報ファイル22が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、RAM8にUSBメモリ20内の発信者情報ファイル22が記憶されているので、この発信者情報ファイル22に含まれている発信者情報がFAX機能部5に送信される。
FAX機能部5は、受け取ったFAX番号宛に、ファクシミリ送信用の画像データと発信者情報とを含むファクシミリデータを電話回線網を介して送信する(ステップS42)。これによって、発信者情報ファイル22が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、その発信者情報ファイル22の発信者情報が送信先において出力される。したがって、ユーザの所望する発信者情報を送信先に出力させることができる。
図6は、本発明の一実施形態に係るコピー時処理のフローチャートである。
ユーザによるキー部17又はタッチパネル18へのコピーモードの選択指示が、入力I/F部10を介して表示制御部6dに伝えられると、表示制御部6dは、RAM8に記憶されているプリンタ用設定情報に基づいた設定情報(印刷設定)を、出力処理部11を介してLCD19に表示させる(ステップS51)。ここで、プリンタ用設定ファイル24が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、RAM8にUSBメモリ20内のプリンタ用設定ファイル24が記憶されているので、このプリンタ用設定ファイル24に格納されている設定が表示される。
ユーザによるキー部17又はタッチパネル18へのコピーモードの選択指示が、入力I/F部10を介して表示制御部6dに伝えられると、表示制御部6dは、RAM8に記憶されているプリンタ用設定情報に基づいた設定情報(印刷設定)を、出力処理部11を介してLCD19に表示させる(ステップS51)。ここで、プリンタ用設定ファイル24が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、RAM8にUSBメモリ20内のプリンタ用設定ファイル24が記憶されているので、このプリンタ用設定ファイル24に格納されている設定が表示される。
次いで、機能制御部6eは、ユーザによりタッチパネル18に対する指示によって印刷設定の変更が入力されたか否かを判定し(ステップS52)、印刷設定の変更が入力されている場合には、設定処理部6cは、該当する設定の変更を行う(ステップS53)、一方、印刷設定の変更がない場合には、次の処理に進む。
そして、機能制御部6eは、ユーザによりキー部17に対してコピー指示があったか否かを判定し(ステップS54)、コピー指示がないと判定した場合には、上記処理(ステップS51〜ステップS53)を繰り返し行う。
一方、コピー指示があったと判定した場合には、機能制御部6eは、スキャナ機能部3にコピー対象の原稿の読取動作を指示し(ステップS55)、スキャナ機能部3は、コピー対象の原稿の読取動作を行い、読み取った画像データを機能制御部6eに通信I/F部12を介して送信する(ステップS56)。
そして、機能制御部6eは、ユーザによりキー部17に対してコピー指示があったか否かを判定し(ステップS54)、コピー指示がないと判定した場合には、上記処理(ステップS51〜ステップS53)を繰り返し行う。
一方、コピー指示があったと判定した場合には、機能制御部6eは、スキャナ機能部3にコピー対象の原稿の読取動作を指示し(ステップS55)、スキャナ機能部3は、コピー対象の原稿の読取動作を行い、読み取った画像データを機能制御部6eに通信I/F部12を介して送信する(ステップS56)。
次いで、機能制御部6eは、受け取った画像データと、RAM8に記憶されている印刷設定とを通信I/F部13を介してプリンタ機能部4に送信することにより印刷動作の指示を行う(ステップS57)。プリンタ機能部4は、受け取った印刷設定に従って受け取った画像データの印刷を実行する(ステップS58)。ここで、プリンタ用設定ファイル24が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、設定変更を行わなくとも、その設定内容に従ってプリンタ機能部4に印刷させることができる。すなわち、ユーザは、USBメモリ20内に自己の所望するプリンタ用設定情報を設定しておけば、その設定に従った印刷を容易に実行させることができる。
図7は、本発明の一実施形態に係る読取時処理のフローチャートである。
ユーザによるキー部17又はタッチパネル18へのスキャナモードの選択指示が、入力I/F部10を介して表示制御部6dに伝えられると、表示制御部6dは、RAM8に記憶されているスキャナ用設定情報に基づいた設定情報(読取設定)を、出力処理部11を介してLCD19に表示させる(ステップS61)。ここで、スキャナ用設定ファイル25が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、RAM8にUSBメモリ20内のスキャナ用設定ファイル25が記憶されているので、このスキャナ用設定ファイル25に格納されている設定が表示される。
ユーザによるキー部17又はタッチパネル18へのスキャナモードの選択指示が、入力I/F部10を介して表示制御部6dに伝えられると、表示制御部6dは、RAM8に記憶されているスキャナ用設定情報に基づいた設定情報(読取設定)を、出力処理部11を介してLCD19に表示させる(ステップS61)。ここで、スキャナ用設定ファイル25が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、RAM8にUSBメモリ20内のスキャナ用設定ファイル25が記憶されているので、このスキャナ用設定ファイル25に格納されている設定が表示される。
次いで、機能制御部6eは、ユーザによりタッチパネル18に対する指示によって読取設定の変更が入力されたか否かを判定し(ステップS62)、読取設定の変更が入力されている場合には、設定処理部6cが該当する設定の変更を行う(ステップS63)、一方、読取設定の変更がない場合には、次の処理に進む。
そして、機能制御部6eは、ユーザによりキー部17に対して読取指示があったか否かを判定し(ステップS64)、読取指示がないと判定した場合には、上記処理(ステップS61〜ステップS63)を繰り返し行う。
そして、機能制御部6eは、ユーザによりキー部17に対して読取指示があったか否かを判定し(ステップS64)、読取指示がないと判定した場合には、上記処理(ステップS61〜ステップS63)を繰り返し行う。
一方、読取指示があったと判定した場合には、機能制御部6eは、通信I/F部12を介してスキャナ機能部3に読取設定を送信することにより読取動作の指示を行う(ステップS65)。スキャナ機能部3は、受け取った読取設定に従って読取対象の原稿の読取動作を行い、読み取った画像データを機能制御部6eに通信I/F部12を介して送信する(ステップS66)。機能制御部6eは、受け取った画像データを、例えば、RAM8又はUSBI/F部15に接続されたUSBメモリ20に保存する(ステップS67)。ここで、スキャナ用設定ファイル25が格納されたUSBメモリ20がUSBI/F部15に接続されている場合には、設定変更を行わなくとも、その設定内容に従ってスキャナ機能部3に読取を実行させることができる。すなわち、ユーザは、USBメモリ20内に自己の所望するスキャナ用設定情報を設定しておけば、その設定に従った読取処理を容易に実行させることができる。
上記したように、本実施形態に係る複合機1においては、USBメモリ20内の設定情報に従って、機能部を動作させることができる。このため、ユーザが設定情報の格納されたUSBメモリ20を持っていれば、本実施形態に係る複合機1がある場所においては、ユーザの所望する設定により機能部を動作させることができる。
また、USBメモリ20内のアドレス帳を使用してファクシミリ送信できるようになるので、複合機1のEEPROM9におけるアドレス帳の件数制限によって登録できなかった相手先に対しても容易にファクシミリ送信できるようになる。
また、USBメモリ20内のアドレス帳を使用してファクシミリ送信できるようになるので、複合機1のEEPROM9におけるアドレス帳の件数制限によって登録できなかった相手先に対しても容易にファクシミリ送信できるようになる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られず、他の様々な態様に適用可能である。
例えば、上記実施形態では、USBメモリ20に予め決められたファイル名のファイルを格納するようにしておき、制御ユニット2でファイル名によりファイルを検索するようにしていたが、本発明はこれに限られず、USBメモリ20の予め決まった領域に各設定情報を格納するようにしてもよい。この場合には、USBメモリ20の領域によって設定情報を認識することができ、読み出し等行うことができる。
また、USBメモリ20内の一部の情報をファイル名で管理し、その他の情報を所定の領域に格納するようにしてもよく、要は、USBメモリ20に制御ユニット2で識別可能なようにデータが格納されていればよい。
例えば、上記実施形態では、USBメモリ20に予め決められたファイル名のファイルを格納するようにしておき、制御ユニット2でファイル名によりファイルを検索するようにしていたが、本発明はこれに限られず、USBメモリ20の予め決まった領域に各設定情報を格納するようにしてもよい。この場合には、USBメモリ20の領域によって設定情報を認識することができ、読み出し等行うことができる。
また、USBメモリ20内の一部の情報をファイル名で管理し、その他の情報を所定の領域に格納するようにしてもよく、要は、USBメモリ20に制御ユニット2で識別可能なようにデータが格納されていればよい。
また、上記実施形態では、USBメモリ20が接続された場合に、USBメモリ20内の設定情報を用いるようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、USBメモリ20の設定情報と、EEPROM9の設定情報とをユーザが同時に或いは選択して利用できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、USBメモリ20を接続した際に、設定情報をRAM8に読み出すようにしていたが、例えば、設定情報が必要となった時点に、USBメモリ20から読み出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、内部の設定情報もRAM8に読み出しておくようにしていたが、必要な時点にEEPROM9から読み出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、設定情報そのものをRAM8に読み出すようにしていたが、設定情報の格納位置を特定する情報をRAM8上に管理しておき、必要な場合には、その情報に基づいて設定情報を読み出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、内部の設定情報もRAM8に読み出しておくようにしていたが、必要な時点にEEPROM9から読み出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、設定情報そのものをRAM8に読み出すようにしていたが、設定情報の格納位置を特定する情報をRAM8上に管理しておき、必要な場合には、その情報に基づいて設定情報を読み出すようにしてもよい。
例えば、上記実施形態では、可搬型記憶媒体の一例としてUSB接続されるUSBメモリ20を用いた例を示していたが、本発明はこれに限られず、他の接続方式によって接続されるフラッシュメモリを用いてもよく、また、直接接触することによりデータ交換可能なメモリに限らず、非接触でデータ交換可能なメモリを用いてもよく、要は、情報読取可能であって運搬できる記憶媒体であればよい。
また、上記実施形態では、電子機器の一例として、複数の機能部を有している複合機を挙げていたが、本発明はこれに限られず、例えば、プリンタ装置、スキャナ装置等の一つの機能部のみを有する電子機器であってもよい。
また、上記実施形態では、電子機器の一例として、複数の機能部を有している複合機を挙げていたが、本発明はこれに限られず、例えば、プリンタ装置、スキャナ装置等の一つの機能部のみを有する電子機器であってもよい。
1 複合機、2 制御ユニット、3 スキャナ機能部、4 プリンタ機能部、5 FAX機能部、6 CPU、6a 接続判定部、6b 認証部、6c 設定処理部、6d 表示制御部、6e 機能制御部、7 ROM、8 RAM、9 EEPROM、10 入力I/F部、11 出力処理部、12 通信I/F部、13 通信I/F部、14 通信I/F部、15 USBI/F部、16 バス、17 キー部、18 タッチパネル、19 LCD、20 USBメモリ。
Claims (9)
- 所定の機能を実行する機能手段を有し、可搬型記憶媒体から情報読取可能な電子機器であって、
前記可搬型記憶媒体は、前記機能手段に関する設定情報を記憶可能であり、
情報読取可能な前記可搬型記憶媒体が存在するようになったか否かを判定する第1判定手段と、
情報読取可能な前記可搬型記憶媒体が存在するようになったと判定した場合に、当該可搬型記憶媒体から前記設定情報を読み込む設定情報読込手段と、
読み込まれた前記設定情報を利用して前記機能手段による所定の機能を実行させる機能制御手段と、
を有する電子機器。 - 前記機能手段は、電話回線を介してファクシミリデータを送信するファクシミリ機能手段を有し、
前記設定情報は、ファクシミリ番号と名称とを対応付けた組を複数を含み、
前記名称を表示させる表示手段と、
前記表示させた名称の選択を受け付ける名称受付手段とをさらに備え、
前記機能制御手段は、前記機能手段により、選択された名称に対応するファクシミリ番号宛にファクシミリデータを送信させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記機能手段は、電話回線を介してファクシミリデータを送信するファクシミリ機能手段を有し、
前記設定情報は、発信者情報を含み、
前記機能制御手段は、前記ファクシミリ機能手段により、前記発信者情報を含むファクシミリデータを送信させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。 - 前記機能手段は、記録対象物に記録を行う記録機能手段を有し、
前記設定情報は、前記記録機能手段に対する記録時の設定情報を含み、
前記機能制御手段は、前記記録機能手段により、前記設定情報に基づいて前記記録対象物への記録を行わせることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記機能手段は、読取対象物の画像を読み取ってデジタル画像データを生成するスキャナ機能手段を有し、
前記設定情報は、前記スキャナ機能手段に対する読取時の設定情報を含み、
前記機能制御手段は、前記機能手段により、前記設定情報に基づいて前記読取対象物からの画像の読み取りを行わせることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記可搬型記憶媒体は、認証に用いる第1認証用情報をさらに含み、
ユーザから第2認証用情報の入力を受け付ける認証情報受付手段と、
前記第1認証用情報と受け付けた前記第2認証用情報とが所定の関係にあるか否かを判定する認証手段をさらに備え、
前記設定情報読込手段は、前記第1認証用情報と前記第2認証用情報とが所定の関係にあると判定された場合に、前記可搬型記憶媒体から前記設定情報を読み込むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記機能手段に関する設定情報を自機器内部で記憶する内部設定情報記憶手段と、
情報読取可能な前記可搬型記憶媒体が存在しなくなったか否かを判定する第2判定手段とをさらに備え、
前記設定情報読込手段は、前記第2判定手段が情報読取可能な前記可搬型記憶媒体が存在しなくなったと判定した場合に、前記内部設定情報記憶手段から前記設定情報を読み込むことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記設定情報は、前記可搬型記憶媒体に所定のファイル名のファイルで記憶されており、
前記設定情報読込手段は、前記所定のファイル名のファイルを検索して、読み込むことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の電子機器。 - 所定の機能を実行する機能手段を有し、可搬型記憶媒体から情報読取可能な電子機器による電子機器制御方法であって、
前記可搬型記憶媒体には、前記機能部に関する設定情報を記憶可能であり、
第1判定手段により、情報読取可能な前記可搬型記憶媒体が存在するようになったか否かを判定する判定ステップと、
設定情報読込手段により、情報読取可能な前記可搬型記憶媒体が存在するようになったと判定した場合に、当該可搬型記憶媒体から前記設定情報を読み込む設定情報読込ステップと、
機能制御手段により、読み込まれた前記設定情報を利用して前記機能手段による所定の機能を実行させる機能制御ステップと、
を有する電子機器制御方法。
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