JP2007069751A - 有軌道無人搬送台車 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送台車の軽量化を図るとともに、走行車輪が曲線路においても安定して追従し、かつ平行する走行レール間の施工誤差が生じても、自動的にその誤差を吸収できるようにした有軌道無人搬送台車を提供すること。
【解決手段】平行して敷設される2条の走行レールR、Rに沿って走行可能とした搬送台車本体1の下部に、走行車輪毎の車輪フレーム2A、2Bを搬送台車本体1の前後及び左右位置に、それぞれ独立して、かつ旋回可能に取り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】平行して敷設される2条の走行レールR、Rに沿って走行可能とした搬送台車本体1の下部に、走行車輪毎の車輪フレーム2A、2Bを搬送台車本体1の前後及び左右位置に、それぞれ独立して、かつ旋回可能に取り付ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、直線及び曲線路の走行可能な有軌道無人搬送台車に関し、特に、各走行車輪毎に設ける車輪フレームに独立操舵機能を備え、かつ該車輪フレームに電力を非接触にて給電可能とすることで、小型の搬送台車にても大重量の搬送物を、高速安定搬送可能とした有軌道無人搬送台車に関するものである。
従来、直線及び曲線路を安定して走行可能なようにした有軌道無人搬送台車Cは、特に限定されるものではないが、例えば、RGB、OHV、スタッカークレーンなどにおいて、1000Kgを越える大荷重、さらには高速搬送を可能とするためには大電力を供給する必要があるとともに、平行した2本の軌道(走行レール)に安定して導かれるよう、搬送台車本体1の下部位置に給電するためのピックアップコイルを備えた揺動台車D1、D2を配設し、ボギー台車の如く構成している。
このため、1台の有軌道無人搬送台車Cには、図7及び図8に示すように、1台の搬送台車本体1の下部前後の位置に、左右両端部に走行車輪21、21及び一端側にガイドローラ22、22を備えた2組の揺動台車D1、D2を、それぞれ搬送台車本体1に対して旋回ベアリング又は旋回軸を介し、独立して揺動又は旋回するように配設し、かつ各揺動台車にそれぞれ1組のピックアップコイル式の非接触給電装置26を備え、非接触で給電し、モータ25にて駆動するようにしている。
このため、1台の有軌道無人搬送台車Cには、図7及び図8に示すように、1台の搬送台車本体1の下部前後の位置に、左右両端部に走行車輪21、21及び一端側にガイドローラ22、22を備えた2組の揺動台車D1、D2を、それぞれ搬送台車本体1に対して旋回ベアリング又は旋回軸を介し、独立して揺動又は旋回するように配設し、かつ各揺動台車にそれぞれ1組のピックアップコイル式の非接触給電装置26を備え、非接触で給電し、モータ25にて駆動するようにしている。
しかし、従来の搬送台車D1、D2では、1台の搬送台車本体1に対し、その下部の前後の2位置に、それぞれ1台ずつの揺動台車D1、D2を、それぞれ揺動可能に配設している。そして、この2台の揺動台車D1、D2にて搬送台車本体1にかかるすべての荷重を支持するようにしている。
したがって、搬送台車本体1にてすべての荷重を支持するためには、揺動台車D1、D2に所定の剛性が求められるため、揺動台車D1、D2の高さが高くなり大型化、大重量化となり、かつ搬送台車本体1と揺動可能に支持する支持軸或いは旋回ベアリングも大きくなり、搬送台車本体1の全体が大重量になるという問題があった。
また、所定の剛性が求められる揺動台車は、その高さが必然的に高くなるので、その分搬送台車本体の下部と走行レール間の高さも高く設定する必要があり、したがって有軌道無人搬送台車Cを配設する建屋の高さも高くなって建屋の建設費も高くなるという問題があった。
また、前後2台の揺動台車D1、D2にそれぞれピックアップコイルを取り付ける構造としているから、その設置スペースとの関係で曲線路における走行が可能で、かつ取付可能なコイル数が必然的に制限され、1台の搬送台車本体1に最大でもピックアップコイル式非接触給電装置26を2組しか取り付けることができないので大電力の供給に問題があった。
さらに、近年は搬送物の荷重が増すとともに、高速搬送を要求されるようになり、従来の揺動台車方式では、重量のある揺動台車を曲線路に沿って安定して追従して揺動させるには、特に曲線路においての高速安定化にも限度があるという問題があった。
したがって、搬送台車本体1にてすべての荷重を支持するためには、揺動台車D1、D2に所定の剛性が求められるため、揺動台車D1、D2の高さが高くなり大型化、大重量化となり、かつ搬送台車本体1と揺動可能に支持する支持軸或いは旋回ベアリングも大きくなり、搬送台車本体1の全体が大重量になるという問題があった。
また、所定の剛性が求められる揺動台車は、その高さが必然的に高くなるので、その分搬送台車本体の下部と走行レール間の高さも高く設定する必要があり、したがって有軌道無人搬送台車Cを配設する建屋の高さも高くなって建屋の建設費も高くなるという問題があった。
また、前後2台の揺動台車D1、D2にそれぞれピックアップコイルを取り付ける構造としているから、その設置スペースとの関係で曲線路における走行が可能で、かつ取付可能なコイル数が必然的に制限され、1台の搬送台車本体1に最大でもピックアップコイル式非接触給電装置26を2組しか取り付けることができないので大電力の供給に問題があった。
さらに、近年は搬送物の荷重が増すとともに、高速搬送を要求されるようになり、従来の揺動台車方式では、重量のある揺動台車を曲線路に沿って安定して追従して揺動させるには、特に曲線路においての高速安定化にも限度があるという問題があった。
本発明は、直線及び曲線路を走行可能とした有軌道無人搬送台車の有する問題点に鑑み、搬送台車の軽量化を図るとともに、走行車輪が曲線路においても安定して追従し、かつ平行する走行レール間の施工誤差が生じても、自動的にその誤差を吸収できるようにした有軌道無人搬送台車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の有軌道無人搬送台車は、平行して敷設される2条の走行レールに沿って走行する搬送台車本体の下部に、1つの走行車輪を備えた車輪フレームを搬送台車本体の前後及び左右位置にそれぞれ独立して、かつ揺動旋回可能に取り付けて構成したことを特徴とする。
この場合において、1走行車輪を備えた車輪フレームに、走行レールの側面と接触するようにしてガイドローラを取り付けることができる。
また、平行して敷設される2条の走行レールのうち、いずれか片方の走行レールに沿って走行する車輪フレームを、搬送台車本体に対してその側方向にスライド可能にして取り付けることができる。
また、平行して敷設される2条の走行レールのいずれか一方の車輪フレームにピックアップコイルを突設することができる。
本発明の有軌道無人搬送台車によれば、平行して敷設される2条の走行レールに沿って走行する搬送台車本体の下部に、1つの走行車輪を備えた車輪フレームを搬送台車本体の前後及び左右位置にそれぞれ独立して、かつ揺動旋回可能に取り付けて構成するようにすることにより、搬送台車本体の荷重を各走行車輪毎に分散して支持することができるので、操舵性が向上するとともに、車輪フレームを小型化、軽量化することができ、これにより搬送台車本体の下部と走行レール間を低く抑えられて、有軌道無人搬送台車を配設する建屋の高さも低くすることができ建屋の建設費を低く抑えることができる。
また、1つの走行車輪を備えた車輪フレームに、走行レールの側面と接触するようにしてガイドローラを取り付けるようにすることにより、曲線路においても安定して高速走行することができる。
また、平行して敷設される2条の走行レールのうち、いずれか片方の走行レールに沿って走行する車輪フレームを、搬送台車本体に対してその側方向にスライド可能にして取り付けるようにすることにより、走行レールの側面と接触するガイドローラを介して走行する際、このレール幅の施工、製作誤差及び/又は歪みを吸収できるので、曲線路、直線路においても安定して高速走行することができる。
また、平行して敷設される2条の走行レールのいずれか一方の車輪フレームにピックアップコイルを突設することにより、この車輪フレームの配設数を増すことで簡単に必要とされる大電力を供給することができる。
以下、本発明の有軌道無人搬送台車の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図6に、本発明の有軌道無人搬送台車の一実施例を示す。
直線走行、曲線走行可能な有軌道無人搬送台車Cは、地上側に2条の平行して敷設した走行レールR、Rに沿って走行可能とした搬送台車本体1の下部に、走行車輪毎の車輪フレーム2A、2Bを搬送台車本体1の前後及び左右位置に、それぞれ独立して、かつ旋回可能に取り付けて構成する。
この走行車輪の1つを備えた車輪フレーム2Aは、搬送台車本体1に対して旋回ベアリング23(又は旋回軸)を介して直接取り付ける形式のものを、また車輪フレーム2Bは、搬送台車本体1に対して旋回ベアリング23及び直動ベアリング24を介して取り付ける形式のものをそれぞれ示す。
この2種類の車輪フレーム2A、2Bを、特に限定されるものではないが、例えば、図2、図3及び図4に示すように、搬送台車本体1の下部の前後左右位置にそれぞれ対向して取り付けるようにする。
直線走行、曲線走行可能な有軌道無人搬送台車Cは、地上側に2条の平行して敷設した走行レールR、Rに沿って走行可能とした搬送台車本体1の下部に、走行車輪毎の車輪フレーム2A、2Bを搬送台車本体1の前後及び左右位置に、それぞれ独立して、かつ旋回可能に取り付けて構成する。
この走行車輪の1つを備えた車輪フレーム2Aは、搬送台車本体1に対して旋回ベアリング23(又は旋回軸)を介して直接取り付ける形式のものを、また車輪フレーム2Bは、搬送台車本体1に対して旋回ベアリング23及び直動ベアリング24を介して取り付ける形式のものをそれぞれ示す。
この2種類の車輪フレーム2A、2Bを、特に限定されるものではないが、例えば、図2、図3及び図4に示すように、搬送台車本体1の下部の前後左右位置にそれぞれ対向して取り付けるようにする。
車輪フレーム2Aと2Bは、直動ベアリング24の有無により異なるが、他の構成は同じであるため、以下、車輪フレーム2Aについて説明する。
車輪フレーム2Aは、走行レールRの踏面と接触し、この踏面上に沿って転動することで走行するようにした1つの走行車輪21を回転可能に支持し、該走行レールRの左右両側面を挟むようにして接触し、走行レールRに導かれて安定して走行できるようにしたガイドローラ22、22も備えるとともに、上部にて旋回ベアリング23或いは旋回軸を介して搬送台車本体1の下部に旋回可能に取り付けるようにして構成する。
このガイドローラ22、22を突設することにより、走行レールRの側面と接触させて直線路だけでなく曲線路においても、その曲線に追従して車輪フレーム2A又は車輪フレーム2Bが揺動旋回するようになって安定して走行できるようにする。
車輪フレーム2Aは、走行レールRの踏面と接触し、この踏面上に沿って転動することで走行するようにした1つの走行車輪21を回転可能に支持し、該走行レールRの左右両側面を挟むようにして接触し、走行レールRに導かれて安定して走行できるようにしたガイドローラ22、22も備えるとともに、上部にて旋回ベアリング23或いは旋回軸を介して搬送台車本体1の下部に旋回可能に取り付けるようにして構成する。
このガイドローラ22、22を突設することにより、走行レールRの側面と接触させて直線路だけでなく曲線路においても、その曲線に追従して車輪フレーム2A又は車輪フレーム2Bが揺動旋回するようになって安定して走行できるようにする。
また、車輪フレーム2Bは、車輪フレーム2Aと同じ構成を有すると共に、搬送台車本体1の下部に取り付ける際、旋回ベアリング23と搬送台車本体1との間に直動ベアリング24を介在させる。
これにより、車輪フレーム2Aは、搬送台車本体1に対し、旋回ベアリング23を介して車輪フレーム2Aを旋回可能とするが、車輪フレーム2Bは旋回ベアリング23を介して旋回可能とするとともに、さらに直動ベアリング24を介して走行レールRに対してその直交方向にスライド移動可能とする。
これにより、車輪フレーム2Aは、搬送台車本体1に対し、旋回ベアリング23を介して車輪フレーム2Aを旋回可能とするが、車輪フレーム2Bは旋回ベアリング23を介して旋回可能とするとともに、さらに直動ベアリング24を介して走行レールRに対してその直交方向にスライド移動可能とする。
また、走行力は特に限定されるものではないが、例えば、車輪フレーム2A或いは車輪フレーム2Bに取り付けた走行車輪21をモータ25にて駆動することで前進方向に走行、或いは後進方向に走行するようにする。この前進、後進の切り替えは、モータ25の回転方向を切り替えることで簡易に行えるもので、走行車輪21は直接モータ25にて、或いは変速機を介して駆動するようにする。
このモータ25への給電は非接触にて行い、これは特に限定されるものではないが、例えば、左右いずれか片方の走行レールRに配設される車輪フレーム2A或いは車輪フレーム2Bに走行レールRより外方に突設するようにして給電用のピックアップコイル26が配設される。
なお、このピックアップコイル26は、車輪フレーム2A或いは2Bに突設した所要長のピックアップコイル取付アーム27の先端に取り付けるようにする。
このモータ25への給電は非接触にて行い、これは特に限定されるものではないが、例えば、左右いずれか片方の走行レールRに配設される車輪フレーム2A或いは車輪フレーム2Bに走行レールRより外方に突設するようにして給電用のピックアップコイル26が配設される。
なお、このピックアップコイル26は、車輪フレーム2A或いは2Bに突設した所要長のピックアップコイル取付アーム27の先端に取り付けるようにする。
例えば、図2に示す実施例においては、搬送台車本体1の下部位置右側にはすべて車輪フレーム2Bを配設し、この車輪フレーム2Bのすべてにピックアップコイル26を突設し、反対の左側に配設した車輪フレーム2Aには走行駆動用のモータ25をそれぞれ配設して走行車輪21を駆動するようにする。
また、図3に示す実施例においては、搬送台車本体1の下部前後位置に、左右に車輪フレーム2Aと車輪フレーム2Bとを対向して配設し、左側に配設した車輪フレーム2Bに走行駆動用のモータ25を配設し、右側の車輪フレーム2Aにピックアップコイル26を突設し、この右側前後位置の車輪フレーム2A、2A間にもう1台の車輪フレーム2Bを配設し、この車輪フレーム2Bにピックアップコイル26を突設するようにしたもので、合計3つのピックアップコイル26にてそれぞれ給電し、2台のモータ25で走行駆動するようにする。
また、図4に示す実施例は、図3に示す実施例における右側前後の車輪フレーム2A、2Aにそれぞれモータ25、25を配設したものである。
また、図3に示す実施例においては、搬送台車本体1の下部前後位置に、左右に車輪フレーム2Aと車輪フレーム2Bとを対向して配設し、左側に配設した車輪フレーム2Bに走行駆動用のモータ25を配設し、右側の車輪フレーム2Aにピックアップコイル26を突設し、この右側前後位置の車輪フレーム2A、2A間にもう1台の車輪フレーム2Bを配設し、この車輪フレーム2Bにピックアップコイル26を突設するようにしたもので、合計3つのピックアップコイル26にてそれぞれ給電し、2台のモータ25で走行駆動するようにする。
また、図4に示す実施例は、図3に示す実施例における右側前後の車輪フレーム2A、2Aにそれぞれモータ25、25を配設したものである。
なお、搬送台車本体1の下部前後左右位置には、車輪フレーム2A又は車輪フレーム2Bを配置するが、その配置は特に限定されるものではなく、任意に設定することができ、さらには給電量に応じて左右いずれか片方、例えば、図示の実施例のように右側の前後位置に配設する車輪フレームの間に、もう1台の車輪フレームを配置し、これらにそれぞれピックアップコイル26を突設して3組のピックアップコイル26、26、26にて給電するようにする。
また、車輪フレーム2Aと車輪フレーム2Bとは、必ず左右に対向して配設し、これにより平行に敷設される走行レールR、R間の幅が、施工或いは製造誤差等により変化する場合でも左右に配設される一方の車輪フレーム2Bの直動ベアリング24にてスライドすることでその誤差を吸収しつつ、他方の車輪フレーム2Aのガイドローラ22、22にて正確に走行レールRに沿って走行するようにする。
次に、本発明の有軌道無人搬送台車の作用を、図2及び図5に示す実施例に基づいて説明する。
搬送台車本体1の下部前後左右位置に、車輪フレーム2A又は車輪フレーム2Bを、図2に示すように配置する。これにより、左側走行レールRに沿う車輪フレーム2Aには走行駆動用のモータ25が配設されているので、ピックアップコイル26により給電されてモータ25の駆動にて搬送台車本体1は、走行レールR、Rに沿って走行するようになる。
この場合、平行する走行レールR、R間の幅が施工誤差等により許容範囲内で大小に変化してもこの誤差分は、右側走行レールRに沿う車輪フレーム2Bに配設された直動ベアリング24により車輪フレーム2Bが走行レールと交わる方向にスライドしてその誤差分は吸収され、左右に配設した車輪フレーム2Aと、車輪フレーム2Bにて安定して走行することができる。
この場合、平行する走行レールR、R間の幅が施工誤差等により許容範囲内で大小に変化してもこの誤差分は、右側走行レールRに沿う車輪フレーム2Bに配設された直動ベアリング24により車輪フレーム2Bが走行レールと交わる方向にスライドしてその誤差分は吸収され、左右に配設した車輪フレーム2Aと、車輪フレーム2Bにて安定して走行することができる。
また、この搬送台車本体1が、直線路から曲線路に進入すると、図5に示すように、走行レールの曲線度に応じて、各車輪フレーム2A、車輪フレーム2Bは、それぞれ旋回ベアリング23を中心としてそれぞれ独立して旋回するとともに、さらに直動ベアリング24を介して走行レールの側方向にもスライドするので、どんな角度の曲線路でも高速度で、かつ安定して走行することができる。
同じように曲線路から直線路に走行移動しても、各車輪毎にそれぞれ独立して旋回ベアリング23を介して車輪フレームが旋回し、かつ必要に応じて直動ベアリング24によりスライドするので、どんな形状の走行路であっても、左右いずれか一方の車輪フレームのガイドローラで走行レールに沿うように、反対側の車輪フレームに配設した直動ベアリング24にてレール間の誤差を吸収するようにしているので、高速、かつ安定して走行することができる。
なお、図示の実施例では、1台の搬送台車本体1に対して前後左右の角部に1台ずつの車輪フレームを、そして同じレール側の前後端の中間位置にもう1台の車輪フレームを配設しているが、これは搬送台車本体1の大きさに応じて任意に変更することもできるし、また走行駆動用のモータも任意の車輪フレームに配設することも可能である。
以上、本発明の有軌道無人搬送台車について、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の有軌道無人搬送台車は、有軌道無人走行する搬送台車本体の各走行車輪毎にそれぞれ揺動旋回する車輪フレームを配設しているので、どんな曲線路においても安定して高速走行が行えるとともに、簡単に大容量の電力を非接触にて給電可能という特性を有していることから、RGB、OHV、スタッカークレーンなどの用途に好適に用いることができるほか、例えば、有軌道上を無人で搬送する台車のすべてにも用いることができる。
C 有軌道無人搬送台車
R 走行レール
1 搬送台車本体
2A 車輪フレーム
2B 車輪フレーム
21 走行車輪
22 ガイドローラ
23 旋回ベアリング
24 直動ベアリング
25 モータ
26 ピックアップコイル
27 ピックアップコイル取付用アーム
R 走行レール
1 搬送台車本体
2A 車輪フレーム
2B 車輪フレーム
21 走行車輪
22 ガイドローラ
23 旋回ベアリング
24 直動ベアリング
25 モータ
26 ピックアップコイル
27 ピックアップコイル取付用アーム
Claims (4)
- 平行して敷設される2条の走行レールに沿って走行する搬送台車本体の下部に、1つの走行車輪を備えた車輪フレームを搬送台車本体の前後及び左右位置にそれぞれ独立して、かつ揺動旋回可能に取り付けて構成したことを特徴とする有軌道無人搬送台車。
- 1つの走行車輪を備えた車輪フレームに、走行レールの側面と接触するようにしてガイドローラを取り付けたことを特徴とする請求項1記載の有軌道無人搬送台車。
- 平行して敷設される2条の走行レールのうち、いずれか片方の走行レールに沿って走行する車輪フレームを、搬送台車本体に対してその側方向にスライド可能にして取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の有軌道無人搬送台車。
- 平行して敷設される2条の走行レールのいずれか一方の車輪フレームにピックアップコイルを突設したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の有軌道無人搬送台車。
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