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JP2007059711A - フィールドプレート構造の形成方法および半導体装置 - Google Patents

フィールドプレート構造の形成方法および半導体装置 Download PDF

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真 原田
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Abstract

【課題】 1回のリソグラフィによりフィールドプレート構造を形成できる方法を提供する。
【解決手段】 基板の主表面に形成される動作層と、動作層上に形成される絶縁層と、動作層および絶縁層の双方に接続する電極とを有するフィールドプレート構造の形成方法であって、基板の主表面に動作層を形成する工程と、動作層上に電気絶縁層を形成する工程と、絶縁層上に感光性の熱収縮性有機物層を形成する工程と、感光性の有機物層をリソグラフィによりパターン化する工程と、パターン化した有機物層をマスクとして絶縁層をエッチングする工程と、有機物層を加熱により収縮させる工程と、電極材料層を形成する工程と、熱収縮した有機物層を除去する工程とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工程数が少なく、位置ズレの小さいフィールドプレート構造の形成方法および高耐圧性の半導体装置に関する。
SiまたはSiCなどからなる半導体装置においては、耐圧を高めるために、フィールドプレート構造を採用することが多い。半導体装置として、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を例に取り挙げ、フィールドプレート構造を図2に示す。IGBTは、図2に示すように、n型低不純物濃度(n-)の第1半導体領域21、p型高不純物濃度(p+)の第2半導体領域22、p型高不純物濃度(p+)の第3半導体領域23、絶縁層24、エミッタ電極25、コレクタ電極26、pn接合部27からなる。図2に示すように、電極25を絶縁層24の上に重ね合わせる構造をフィールドプレート構造という。
IGBTにおいて、エミッタ電極25とコレクタ電極26との間に逆電圧を加え、エミッタ電極25に加わえる電圧に比べてコレクタ電極26に加わる電圧が正になるようにすると、フィールドプレートで得られる電界により、第1半導体領域21に空乏層が形成され、その結果、第1半導体領域21と第2半導体領域22との接合部分27の電界集中が緩和され、フィールドプレート構造を設けていない場合に比べて耐圧特性を向上させることができる。
SiC型IGBTの製造方法を図3に示す(特許文献1と非特許文献1参照)。まず、図3(a)に示すように、n型低不純物濃度(n-)の第1半導体領域31の主表面に、p型不純物をイオン注入してp型高不純物濃度(p+)の第2半導体領域32を形成し、pn接合面37を得る。つぎに、第1半導体領域31の主表面の露出部分の上と、第2半導体領域32の露出表面の全域に酸化タンタルをCVD法によって堆積し、絶縁層34’を形成する。その後、図3(b)に示すように、ドライエッチングにより絶縁層34’の不要な部分を除去し、絶縁膜34を形成する。
つぎに、図3(c)に示すように、第1半導体領域31の主表面の露出部分上と、第2半導体領域32の露出表面上と、絶縁膜34上にAlを蒸着し、Al層35’を形成する。つづいて、図3(d)に示すように、ドライエッチングにより不要な部分を除去し、エミッタ電極35を形成する。その後、図示していないが、コレクタ電極および保護膜を形成すると、SiC型IGBTが得られる。したがって、図3に示す方法によれば、フィールドプレート構造を形成するために、2回のドライエッチング工程が必要である。
フィールドプレート構造を有する半導体装置の他の例を図4に例示する(特許文献2参照)。この半導体装置は、図4に示すように、n型Si基板41の主表面にp型不純物拡散層42を有し、pn接合部のうち主表面に露出している部分を覆うように、熱SiO2層44aを形成している。また、熱SiO2層44a上にはCVD・SiO2層44bが設けられ、段差部Aが形成されている。さらに、CVD・SiO2層44b上には中間絶縁膜44cが設けられ、段差部Bが形成されている。図4に示すように、電極45は、p型不純物拡散層42の露出部分から、熱SiO2層44a上を通って段差部Aを覆い、さらにCVD・SiO2層44b上を通って段差部Bを覆い、中間絶縁膜44c上に引き出されている。電極45の引出端部直下の酸化膜の厚さが耐圧性に大きく影響するが、この部分の酸化膜44の厚さは、熱SiO2層44a+CVD・SiO2層44b+中間絶縁膜44cの合計の厚さであるから、高耐圧性を示す。また、従来1段の段差が、段差部Aと段差部Bの2段で構成されているため、各段差部を薄くすることができ、電極45が段差部で段切れしにくくなり、電極45を薄くすることができるとともに、半導体装置の表面を平坦化することができるとある。
この半導体装置の製造方法を図5に示す。まず、図5(a)に示すように、n型半導体基板51の主表面にp型不純物拡散層52を形成した後、熱SiO2層を形成し、リソグラフィによりp型不純物拡散層52上を開口して熱SiO2層54aとする。つぎに、図5(b)に示すように、熱SiO2層54a上にCVD法によりSiO2層を形成し、リソグラフィによりパターニングしてCVD・SiO2層54bとし、所定の位置に段差部Aを形成する。つづいて、図5(c)に示すように、p型不純物拡散層52と接触し、段差部Aを覆うように電極材料を蒸着し、パターニングして電極55aとする。つぎに、図5(d)に示すように、熱SiO2層54aとCVD・SiO2層54b上に中間絶縁膜をCVD法により形成した後、リソグラフィによりエッチングし、中間絶縁膜54cとして段差部Bを形成する。最後に、電極材料を蒸着し、パターニングすることにより段差部Bを覆うように電極55を形成すると、図5(e)に示すようなフィールドプレート構造を有する半導体装置が得られる。したがって、図5に示す方法によれば、フィールドプレート構造を形成するために、複数回のリソグラフィが必要となる。
特開平11−297995号公報 特開平1−136366号公報 Q. Wahab et al.,"A 3 kV Schottky barrier diode in 4H-SiC" Appl. Phys. Lett. 72 (4), 26 January 1998 p 445-447
フィールドプレート構造を複数回のリソグラフィにより形成すると、製造工程が煩雑化し、またパターン同士の位置合せにズレが生じやすいため、フィールドプレート幅の制御が困難である。したがって、本発明の課題は、1回のリソグラフィによりフィールドプレート構造を形成できる方法を提供することにある。また、1回のリソグラフィによりフィールドプレート構造を形成することにより、パターン同士の位置を合わせに際してのズレを小さくして、一定幅のフィールドプレート構造を備える半導体装置を提供することにある。
本発明は、基板の主表面に形成される動作層と、動作層上に形成される絶縁層と、動作層および絶縁層の双方に接続する電極とを有するフィールドプレート構造の形成方法であって、基板の主表面に動作層を形成する工程と、動作層上に電気絶縁層を形成する工程と、絶縁層上に感光性の熱収縮性有機物層を形成する工程と、感光性の有機物層をリソグラフィによりパターン化する工程と、パターン化した有機物層をマスクとして絶縁層をエッチングする工程と、有機物層を加熱により収縮させる工程と、電極材料層を形成する工程と、熱収縮した有機物層を除去する工程とを備えることを特徴とする。
動作層は、p型層および/またはn型層とすることができる。有機物層を複数層とし、上の層が感光性を有し、下の層が熱収縮性を有する態様が好ましく、有機物層の加熱工程は、90℃以上の加熱水により実施する態様が好ましい。使用する有機物層として、加熱により基板の面方向に0.2μm以上熱収縮する特性を有するものが好適である。本発明の半導体装置は、かかる方法により形成されたフィールドプレート構造を備えることを特徴とする。
1回のリソグラフィによりフィールドプレート構造を形成できるため、工程を簡略化することができ、セルフアライメントによりパターンズレを抑えることができる。また、複数回のリソグラフィが必要な方法に比べて、パターン同士の位置合せが不要となり、フィールドプレート幅を正確に制御することができ、基板表面の汚染を防止できる。
本発明のフィールドプレート構造の形成方法の工程図を図1に例示する。まず、図1(a)に示すように、基板1の主表面に動作層2を形成し、動作層2上に電気絶縁層3を形成し、つづいて絶縁層3上に感光性の熱収縮性有機物層4を形成する。基板1には、一般的なものを使用することができ、たとえば、SiC(4H,6Hなど)またはGaN、ダイヤモンドなどのワイドバンドギャップ半導体材料などを用いることができる。一方、絶縁層3にも一般的な材料を使用することができ、SiC基板を用いた場合には、熱酸化法により基板表面にSiO2からなる電気絶縁層を形成することができる。
動作層2は、p型層、またはn型層、またはp型層とn型層の複合層とすることができ、たとえば、ショトッキーバリアダイオードまたはpn接合ダイオードなどを形成することができる。ショットキーバリアダイオードにおいては、基板上にショットキー電極を形成する場合、フィールドプレート構造を形成することにより、電極端での電界集中を抑制して耐圧性を向上することができる。また、pn接合ダイオードにおいても、フィールドプレート構造を形成することにより、pn接合部分の電界集中を緩和して耐圧性を向上させることができる。本発明の方法によれば、1回のリソグラフィによりフィールドプレート構造を形成することができるため、作業工程を簡略化し、パターン同士の位置合せがないため、位置合せズレが生じない。
感光性の熱収縮性有機物層4は、単一層構造とする場合には、次工程において、リソグラフィによりパターン化できるような感光性を有することが必要であり、かつ沸騰水などにより熱収縮する特性を併せ持つ材料であることが必要である。また、有機物層は最終的には除去されるため、除去し易いように剥離性を有する材料が好ましい。感光性であって、熱収縮性である有機物としては、たとえば、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)などのポリメタクリル酸エステルなどのレジストが好適である。なお、熱収縮性を有するとは、90℃〜100℃の加熱水に10分間浸漬したときに、長さ方向で0.01%以上収縮する性質をいう。
有機物層4を複数層構造とする場合には、上の層は、感光によりパターン化しやすいように、感光性を有する態様が好ましい。かかる感光性材料としては、上記のレジストのほか、紫外線に感受性を有する化学増幅型樹脂材料、感光性ポリイミド、ポリハロゲン化合物などが好適である。また、下の層は熱収縮によりフィールドプレートを形成する領域を確保するため、熱収縮性を有する態様が好ましい。熱収縮性有機物としては、シリコーンなどが好適である。
つぎに、図1(b)に示すように、有機物層4をリソグラフィによりパターン化し、パターン化した有機物層4aをマスクとして絶縁層3をエッチングする。その後、図1(c)に示すように、有機物層4aを加熱により収縮させて有機物層4bとすると、フィールドプレートを形成する領域Cが得られる。有機物層4aの加熱は、有機物材料により異なるが、90℃以上に加熱した水などの液体、水蒸気などの気体、または加熱したN2、Arなどの不活性ガスなどを適宜選択して実施することができる。たとえば、PMMAなどのレジストを単一の有機物層として用いた場合には、90℃以上の加熱水が好ましく、94℃以上に加熱したものがより好ましく、特に、沸騰水に浸漬処理する態様が好ましい。このように熱収縮により、十分なフィールドプレート領域Cを確保する点から、有機物層4aが、加熱により、基板1の面方向に0.2μm以上収縮する態様が好ましく、0.5μm以上収縮する態様がより好ましい。かかる好ましい態様は、加熱処理時間などにより調整することができる。
つづいて、図1(d)に示すように、電極材料層5(5a,5b)を形成し、最後に、リフトオフなどにより、熱収縮した有機物層4bを除去すると、図1(e)に示すようなフィールドプレート構造が得られる。このフィールドプレート構造は、図1(e)に示すように、基板1の主表面に形成される動作層2と、動作層2上に形成される絶縁層3aと、動作層2および絶縁層3aの双方に接続する電極5aとを有し、電極5aを絶縁層3a上に重ね合せた形態を有する。従来、絶縁層開口部の形成用と電極形成用に最低2回のリソグラフィが必要であったが、本発明によれば1回のリソグラフィにより、フィールドプレート構造を形成できる。したがって、作業工程を簡略化でき、パターン同士の位置合せずれもなくなり、フィールドプレートの幅を正確に制御でき、基板表面が汚染されにくい。本発明の半導体装置は、かかる方法により形成されたフィールドプレート構造を備えることを特徴とし、たとえば、高耐圧性を有するショットキーバリアダイオードまたはpn接合ダイオードを提供することができる。
実施例1
図1に示すように、厚さ400μm、抵抗率0.02Ωcmのn型4H−SiC8°オフ基板1の主表面上に、Nドーピングした(ドーピング濃度7×1015cm-3)n型動作層2(厚さ10μm)をCVDエピタキシャル法により形成した。つぎに、熱酸化法によりエピタキシャル層の表面にSiO2からなる絶縁層3を形成した後、裏面にNi製のオーミック電極を蒸着により形成した(図示していない。)。その後、絶縁層3の表面に感光性の熱収縮性有機物層4としてレジストを形成し(図1(a))、リソグラフィによりパターニングした後、バッファドフッ酸により主表面上の絶縁層3をエッチングした(図1(b))。つづいて、94℃〜100℃の加熱水に10分間浸漬し、熱収縮させた後(図1(c))、Ni電極5を蒸着し(図1(d))、熱収縮した有機物層4bをリフトオフし、1mm×1mmのショットキーバリアダイオードを得た(図1(e))。
得られたショットキーバリアダイオードの電気的特性を測定したところ、順方向特性を表す指標であるn値は1.05と良好な値を示した。また、逆方向特性については、−600V印加時のリーク電流が1×10-8Aと高耐圧性を示した。このショットキー電極5aをSEMで観察すると、Ni製のショットキー電極5aがSiO2からなる絶縁層3a上に幅Wが0.5μmとなるように形成され、フィールドプレート構造を形成していることが確認できた。
比較例1
Ni製のショットキー電極の形成前の加熱処理の代わりに常温の超純水で洗浄した以外は、実施例1と同様にしてショットキーバリアダイオードを得た。得られたショットキーバリアダイオードの電気特性を評価したところ、順方向特性はn値が1.20であり、逆方向特性については−200V印加時のリーク電流が1×10-4Aであり、いずれも特性が悪化していた。このショットキー電極をSEMで観察すると、Ni製のショットキー電極とSiO2層の間に隙間ができており、フィールドプレート構造の形成は確認できなかった。
実施例2
図1に示すように、厚さ400μm、抵抗率0.02Ωcmのn型4H−SiC8°オフ基板1の主表面上に、Nドーピングした(ドーピング濃度7×1015cm-3)n型エピタキシャル層(厚さ10μm)をCVD法により形成した。つぎに、ドーパントとしてAlをイオン注入し(注入量1×1018cm-3)、深さ0.5μmのp型動作層2を形成した。つぎに、熱酸化法によりエピタキシャル層の表面にSiO2からなる絶縁層3を形成した後、裏面にNi製のオーミック電極を蒸着により形成した(図示していない。)。その後、SiO2層の表面に感光性の熱収縮性有機物層4としてレジストを形成し(図1(a))、リソグラフィによりパターニングした後、バッファドフッ酸により主表面上のSiO2層をエッチングした(図1(b))。つづいて、94℃〜100℃の加熱水に10分間浸漬し、熱収縮させた後(図1(c))、Ti/Alからなる電極材料層5を蒸着し(図1(d))、熱収縮した有機物層4bをリフトオフし、1mm×1mmのpnダイオードを得た(図1(e))。
得られたpnダイオードの電気的特性を測定したところ、逆方向特性については、−600V印加時のリーク電流が1×10-7Aと高耐圧性を示した。また、SEMで観察すると、Ti/Al製の電極がSiO2層上に幅Wが0.5μmとなるように形成され、フィールドプレート構造を形成していることが確認できた。
比較例2
表面のTi/Al電極形成前の加熱処理の代わりに、常温の超純水で洗浄した以外は、実施例2と同様にしてpnダイオードを得た。得られたpnダイオードの電気的特性を評価したところ、逆方向特性については−600V印加時のリーク電流が1×10-4Aであり、加熱処理をした実施例2のダイオードより大きかった。また、SEMで観察したが、フィールドプレート構造は確認できなかった。
実施例3
図1に示すように、厚さ400μm、抵抗率0.02Ωcmのn型4H−SiC8°オフ基板1の主表面上に、Nドーピングした(ドーピング濃度7×1015cm-3)n型動作層2(厚さ10μm)をCVDエピタキシャル法により形成した。つぎに、熱酸化法によりエピタキシャル層の表面にSiO2からなる絶縁層3を形成した後、裏面にNi製のオーミック電極を蒸着により形成した(図示していない。)。その後、SiO2層の表面に感光性の熱収縮性有機物層4としてレジストを形成し(図1(a))、リソグラフィによりパターニングした後、バッファドフッ酸により主表面上のSiO2層をエッチングした(図1(b))。つづいて、94℃〜100℃の加熱水に1分間浸漬し、熱収縮させた後(図1(c))、Niからなる電極材料5を蒸着し(図1(d))、熱収縮した有機物層4bをリフトオフし、1mm×1mmのショットキーバリアダイオードを得た(図1(e))。
得られたショットキーバリアダイオードの電気的特性を測定したところ、逆方向特性については、−600V印加時のリーク電流が1×10-7Aと高耐圧性を示した。このショットキー電極をSEMで観察すると、Ni製のショットキー電極5aがSiO2からなる絶縁層3a上に幅Wが0.2μmとなるように形成され、フィールドプレート構造を形成していることが確認できた。したがって、同様の加熱水で10分間処理した実施例1の結果と併せて考察すると、フィールドプレート幅を0.2μm→0.5μmと大きくすることにより、−600Vでの逆方向リーク電流が1×10-7A→1×10-8Aと小さくなり、耐圧性がさらに高まることがわかった。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
高耐圧性を有するショットキーバリアダイオードまたはpn接合ダイオードを提供することができる。
本発明のフィールドプレート構造の形成方法を示す工程図である。 従来のpn接合型半導体装置におけるフィールドプレート構造を示す図である。 従来のpn接合型半導体装置におけるフィールドプレート構造の形成方法を示す図である。 従来のpn接合型半導体装置におけるフィールドプレート構造を示す図である。 従来のpn接合型半導体装置におけるフィールドプレート構造の形成方法を示す図である。
符号の説明
1 基板、2 動作層、3 絶縁層、4 有機物層、5 電極。

Claims (6)

  1. 基板の主表面に形成される動作層と、該動作層上に形成される絶縁層と、前記動作層および前記絶縁層の双方に接続する電極とを有するフィールドプレート構造の形成方法であって、
    基板の主表面に動作層を形成する工程と、
    前記動作層上に電気絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層上に感光性の熱収縮性有機物層を形成する工程と、
    感光性の前記有機物層をリソグラフィによりパターン化する工程と、
    パターン化した有機物層をマスクとして前記絶縁層をエッチングする工程と、
    前記有機物層を加熱により収縮させる工程と、
    電極材料層を形成する工程と、
    熱収縮した前記有機物層を除去する工程と
    を備えることを特徴とするフィールドプレート構造の形成方法。
  2. 前記動作層は、p型層および/またはn型層であることを特徴とする請求項1に記載のフィールドプレート構造の形成方法。
  3. 前記有機物層は、複数層からなり、上の層が感光性を有し、下の層が熱収縮性を有することを特徴とする請求項1または2に記載のフィールドプレート構造の形成方法。
  4. 有機物層の前記加熱工程は、90℃以上の加熱水により実施することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフィールドプレート構造の形成方法。
  5. 前記有機物層は、加熱により基板の面方向に0.2μm以上熱収縮することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のフィールドプレート構造の形成方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の方法により形成されたフィールドプレート構造を備えることを特徴とする半導体装置。
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