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JP2006078519A - Ndフィルタ、光量絞り装置、該光量絞り装置を有するカメラ - Google Patents

Ndフィルタ、光量絞り装置、該光量絞り装置を有するカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】フィルタの内部応力による基板の変形を抑制することができ、可視波長域での透過を抑え、且つ近赤外波長域での透過光量を低減することが可能となるNDフィルタ、光量絞り装置、該光量絞り装置を有するカメラを提供する。
【解決手段】近赤外波長域の光に対し、可視波長域と比較し低透過の特性を持つ基板1上に、可視域の透過を減衰する特性を持つ薄膜2を有する構成とする。その際、上記基板は、赤外カットガラス、樹脂製赤外カットフィルタ等で構成することができ、上記薄膜は、単濃度、多濃度、グラデーションのいずれかの濃度分布を有する薄膜で構成することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、NDフィルタ、光量絞り装置、該光量絞り装置を有するカメラに関するものである。
光量絞りは、銀塩フィルムあるいはCCD等の固体撮像素子へ入射する光量を制御するために設けられており、被写界が明るい場合には、より小さく絞り込まれる構造になっている。したがって、快晴時や高輝度の被写界を撮影する際、絞りは小絞りとなり、絞りのハンチング現象や光の回折現象などの影響も受け易く、像性能の劣化を生じる原因となる。
これに対する対策として、絞りの近傍にNDフィルタを配置し、あるいはNDフィルタを絞り羽根に直接貼り付ける等の光量制御によって、被写界の明るさが同一であっても、より絞りの開口が大きくできるような工夫をしている。
また、固体撮像素子は人の目に対応する機能を有しているが、素子そのものの光応答性は必ずしも人間のそれと同じではない。したがって、人とほぼ同じ働きに至るまでには、いくつかの光学的な加工が必要となってくる。
その一つとして、色再現に必要な光波長域のみを固体撮像素子表面に到達させる方法が挙げられる。これは、必要とする波長領域が人間の視感波長領域のみであるにも関わらず、固体撮像素子自体が近赤外領域にまで高い感度を持つために採られる対策である。すなわち、何の加工もせずに固体撮像素子に光を入射させると、近赤外域に高い感度をもったまま信号処理を行うことになり、光量調整、色バランス調整が適切にできなくなる。そのため、光がNDフィルタのみを通過して固体撮像素子に入射した場合、前記した絞りのハンチング現象や光の回折現象などによる画像の劣化は改善されるが、赤外光は透過してしまい、実際に人が目で見るときの視感度とは異なる画像を映し出してしまうこととなる。
このようなことから、通常NDフィルタの他に、近赤外波長領域の透過を制御する赤外カットフィルタを設け、近赤外光が固体撮像素子に入射されるのを防止する方法が採られるのが、一般的となっている。
従来においては、可視波長域での透過を抑え、同時に上記した近赤外波長域での透過を制限するために、NDフィルタと赤外光カットフィルタとをそれぞれ独立して持つ構成が必要であった。
これに対して、特許文献1では、透明樹脂基板の両面にNDフィルタ膜と赤外カットフィルタ膜とを蒸着して構成することにより、NDフィルタと赤外光カットフィルタとをそれぞれ独立して持つことを必要としないNDフィルタが提案されている。
特開2002−107509号公報
しかしながら、上記特許文献1では基板の一方の面にNDフィルタを他方の面に赤外カットフィルタを形成することで、それぞれのフィルタを独立して持つ必要をなくするものであるが、基板面に形成される両者のフィルタの膜厚の相違により基板自体に変形を生じるという問題を有している。
すなわち、現在の赤外カットフィルタに求められる一般的な仕様を満足する特性を得る為には、30〜40程度の層数が必要となる。その反対の面に、例えば10層前後のNDフィルタを生成すると、ND面と赤外カット面での膜厚の相違により内部応力が生じ、特に透明樹脂基板のように剛性の弱い基板では、基板自体が変形してしまうこととなる。
そのため、近赤外をカットする特性を維持しつつ、内部応力による基板変形を補正するには、ND面の膜厚を赤外カット面とほぼ近しい厚さにしなければならないが、それにはNDフィルタ膜の各層に相当の膜厚が必要となるが、NDフィルタ膜の膜厚を厚くすると、これより膜の密着性の低下や、膜ワレといった別の問題が生じることになる。
本発明は、上記課題に鑑みて、フィルタの内部応力による基板の変形を抑制することができ、可視波長域での透過を抑え、且つ近赤外波長域での透過光量を低減することが可能となるNDフィルタ、光量絞り装置、該光量絞り装置を有するカメラを提供することを目的とするものである。
本発明は、以下のように構成したNDフィルタ、光量絞り装置、該光量絞り装置を有するカメラを提供するものである。
すなわち、本発明のNDフィルタは、近赤外波長域の光に対し、可視波長域と比較し低透過の特性を持つ基板上に、可視域の透過を減衰する特性を持つ薄膜を有することを特徴としている。本発明において、上記基板は、赤外カットガラス、樹脂製赤外カットフィルタ等で構成することができ、また、上記薄膜は、単濃度、多濃度、グラデーションのいずれかの濃度分布を有する薄膜で構成することができる。
また、本発明の光量絞り装置は、相対的に駆動されて絞り開口の大きさを可変する複数の絞り羽根と、該絞り羽根により形成された開口内の少なくとも一部に配置される光量調整のためのNDフィルタとを備えた光量絞り装置において、
前記NDフィルタが、上記したNDフィルタによって構成されていることを特徴としている。
また、本発明のカメラは、光学系と、該光学系を通過する光量を制限する上記の光量絞り装置と、該光学系によって形成される像を受ける固体撮像素子を有することを特徴としている。
本発明によれば、フィルタの内部応力による基板の変形を抑制することができ、可視波長域での透過を抑え、且つ近赤外波長域での透過光量を低減することが可能となるNDフィルタ、光量絞り装置、該光量絞り装置を有するカメラを実現することができる。
つぎに、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態におけるNDフィルタの構成例の一つを示す断面図、図2は図1とは別のNDフィルタの構成例を示す断面図である。
図1及び図2において、1は基板、2はNDフィルタ膜である。
ここで、基板1には近赤外波長領域における光の透過を5%以下程度にカットすることができる赤外カットガラス、若しくはプラスチック製赤外カットフィルタが用いられている。また、ここでの近赤外領域とは、700nm〜1100nmの光波長領域を示している。
NDフィルタとして使用されるため、基板は可視波長領域の透過率に関して、例えば90%以上といった高透過率を求めるなどの制限はないが、NDフィルタに求められる濃度仕様の最小値よりは、高い値である必要がある。濃度仕様の最小値とは、例えば濃度が0.5から1.0の間を順次高濃度に変わっていくグラデーションNDフィルタにおいては、0.5程度の濃度を、また透過率としては約32%程度を指している。
図1に示すように、前記した赤外カットガラス、若しくはプラスチック製赤外カットフィルタなどの基板上に、真空蒸着法よりNDフィルタ膜を生成する。この際、膜の内部応力による基板の変形等が問題になる場合などは、図2に示すように基板の両面にNDフィルタ膜を構成することで、改善を図ることが可能となる。また、ここで述べているプラスチック製赤外カットフィルタとは、高濃度の銅イオンなどを含有し生成された樹脂基板であり、十分に近赤外領域の透過を抑える事ができるフィルタを意味している。
図3、図4及び図5に、赤外カットフィルタ基板上にNDフィルタ膜を成膜した際の濃度分布例を示す。
赤外カットガラス、若しくはプラスチック製赤外カットフィルタ基板上に成膜するNDフィルタ膜は、図3に示すような全面が均一な透過光量である単濃度膜、図4に示すような同一基板上に数種類の異なる濃度をもつ多濃度膜、さらに図5に示すような濃度が順次小から大、若しくは大から小と変化するグラデーション濃度膜など、用途や仕様によって様々とすることができる。
同様にNDフィルタの外観なども様々に形成することができる。多濃度やグラデーション濃度においては、濃度パターンもまた、用途や仕様によって様々とすることができる。
以上、本実施の形態について説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。特に、以上の本実施の形態においては、赤外カットガラスにNDフィルタ膜を成膜する方法として真空蒸着法を用いた場合を説明したが、スパッタリング法、スプレー法等も適用することができるものである。なお、これらの成膜法は一般的に知られているため、ここではその説明は省略する。
[実施例1]
実施例1として、赤外吸収ガラスにNDフィルタ膜を積層し、NDフィルタを作製した。
図6に、本実施例で基板に用いた赤外吸収ガラスの分光透過率特性示す。
図6に示すように、基板には約700nmから1100nmの波長域において5%以下の透過率を有する特性であり、近赤外領域における光の透過をほぼカットできる赤外吸収ガラスを使用した。この赤外吸収ガラスは610nm付近で50%の透過率を持ち、400nmから600nmの透過率は85%以上のものを使用した。
図7に本実施例におけるNDフィルタ膜の層構成示す。
上記赤外吸収ガラス基板上に、図1に示すように片面に、図7に示すような11層膜構成のNDフィルタ膜を200度に加熱しながら真空蒸着法により成膜した。成膜したNDフィルタ膜は、図3に示すように全面が均一な透過光量である単濃度膜とした。具体的には可視波長域全域で濃度が約0.5、つまり透過率が約32%の膜とした。ここで、透過(T)と濃度(D)との関係は
D=−log10T である。
真空蒸着法は、膜厚を比較的に容易に制御でき、かつ散乱が非常に小さいことから選択した。
最表層は反射防止を目的として設けた層であり、光学膜厚n×d(nは屈折率、dは機械膜厚)でλ/4 λ:540nmの条件で成膜した。
この最表層の膜の屈折率nは可視域の波長域で1.5以下のものを選んだ。具体的にはMgFを使用した。
これにより作成されたNDフィルタの分光透過率を図8に示す。
400nmから600nmの波長域においては32%前後の透過率であり、700nmから1100nmの近赤外波長域においては透過率が5%以下であり、特に700nmから1000nmの領域においては1%以下の透過率特性を有するNDフィルタを得ることができた。
以上により、本実施例においては、図13または図14に示す膜構成であっても、前記したNDフィルタ膜とほぼ同様の透過特性を持つNDフィルタを作製することができた。
[実施例2]
実施例2として、プラスチック製赤外カットフィルタにNDフィルタ膜を積層し、NDフィルタを作製した。以下に本実施例について説明する。
図6に示す赤外吸収ガラスとほぼ同様の特性をもつプラスチック製の赤外吸収フィルタを基板とし、図2に示すように基板の両面に、図9に示すようなそれぞれ11層構成のNDフィルタ膜を真空蒸着法により成膜した。成膜したNDフィルタ膜は、図3に示すような全面が均一な透過光量である単濃度膜とした。具体的には可視波長域全域で片面の濃度が約0.5のNDフィルタ膜で、両面で濃度が約1.0つまり透過率が約10%の膜とした。
真空蒸着法は、膜厚を比較的に容易に制御でき、かつ散乱が非常に小さいことから選択した。
両面共に、最表層は反射防止を目的として設けた層であり、光学膜厚n×d(nは屈折率、dは機械膜厚)でλ/4 λ:540nmの条件で成膜した。この最表層の膜の屈折率nは可視域の波長域で1.5以下のものを選んだ。具体的にはMgFを使用した。
以上のように第1層から最表層まで成膜した後、110℃ 1H 空気中で熱処理を行った。110℃を選んだのは、100℃未満では環境安定性向上の効果が不十分であり、130℃を超えると基材の熱的劣化を生じて膜にクラックが発生する等問題が生じる為である。本実施例2の条件下においては、熱処理の温度は、110℃から130℃の間が適当である。
環境安定性を調べるため、前記プラスチックNDフィルタを 60℃ 85% 240時間の放置試験を行い、試験前後での透過率を測定すると、その差が0.2%以下とほとんど差は見られなかった。参考として、熱処理を行わないものを同様な環境試験を行い、試験前後での透過率を測定すると、2%前後増加していた。
通常、ガラス基板を用いる場合、基板温度は200℃〜250℃、望ましくは300℃前後まで加熱して成膜する。しかし、本実施例のように基板がプラスチックの場合、基板が熱収縮を起こさない温度で成膜する必要があり、その基板温度は150℃未満に制約される。
これにより作成されたNDフィルタの分光透過率を図10に示す。
400nmから600nmの波長域においては約10%の透過率であり、700nmから1100nmの近赤外波長域においては透過率が5%以下であり、特に700nmから1000nmの領域においては1%以下の透過率特性を有するNDフィルタを得ることができた。
以上により、本実施例においては、図15または図16に示す膜構成であっても、前記したNDフィルタ膜とほぼ同様の透過特性を持つNDフィルタを作製することができた。
[実施例3]
実施例3として、プラスチック製赤外カットフィルタにグラデーション濃度分布をもつNDフィルタ膜を積層し、NDフィルタを作製した。
図6に示す赤外吸収ガラスとほぼ同様の特性をもつプラスチック製の赤外吸収フィルタを基板とし、図2に示すように基板の両面に、図9に示すようなそれぞれ11層構成のNDフィルタ膜を真空蒸着法により成膜した。成膜したNDフィルタ膜は、図5に示すような濃度が順次小から大、若しくは大から小と変化するグラデーション濃度膜とした。具体的には濃度が約0.2から約1.0、つまり透過率が約63%から約10%へと順次変化する膜とした。
真空蒸着法は、膜厚を比較的に容易に制御でき、かつ散乱が非常に小さいことから選択した。
以上のように第1層から最表層手前まで成膜した後、両面共に最表層は濃度勾配を持たせず一定膜厚、具体的には光学膜厚n×d(nは屈折率、dは機械膜厚)でλ/4 λ:540nmの条件で成膜した。ここで、最表層の膜厚形状は、最表層手前までの濃度傾斜と逆テーパ状など、必要とされる仕様によっては、様々に構成することができる。
両面共に、最表層は反射防止を目的として設けた層であり、屈折率nが可視域の波長域で1.5以下のものを選んだ。具体的にはMgFを使用した。以上のように基板両面共に第1層から最表層まで成膜した後、110℃ 1時間 空気中で熱処理を行った。
これにより作成されたNDフィルタの、基板上の位置と透過率の関係を図11に、分光透過率を図12に示す。図11、12におけるX1、X2、X3は相互に対応している。
これより、400nmから600nmの波長域においては、X1は約63%、X2は約31%、X3は約10%の透過率であり、700nmから1100nmの近赤外波長域においては、X1、X2、X3ともに透過率が5%以下であり、特に700nmから1000nmの領域においては1%以下の透過率特性を有するNDフィルタを得ることができた。
以上により、本実施例においては、図15または図16に示す膜構成であっても、前記したNDフィルタ膜とほぼ同様の透過特性を持つNDフィルタを作製することができた。
本発明の実施の形態におけるNDフィルタの構成例の一つを示す断面図。 本発明の実施の形態におけるNDフィルタの別の構成例を示す断面図。 本発明の実施の形態における単濃度NDフィルタの濃度分布例を示す図。 本発明の実施の形態における多濃度NDフィルタの濃度分布例を示す図。 本発明の実施の形態におけるグラデーションNDフィルタの濃度分布例を示す図。 本発明の実施例1における基板に用いた赤外吸収ガラスの分光透過率特性を示す図。 本発明の実施例1におけるNDフィルタ膜の層構成を示す図。 本発明の実施例1におけるNDフィルタの分光透過率特性を示す図。 本発明の実施例2におけるNDフィルタ膜の層構成を示す図。 本発明の実施例2におけるNDフィルタの分光透過率特性を示す図。 本発明の実施例3におけるNDフィルタの透過率特性を示す図。 本発明の実施例3におけるNDフィルタの分光透過率特性を示す図。 本発明の実施例1におけるNDフィルタ膜の層構成を示す図。 本発明の実施例1におけるNDフィルタ膜の層構成を示す図。 本発明の実施例2及び実施例3におけるNDフィルタ膜の層構成を示す図。 本発明の実施例2及び実施例3におけるNDフィルタ膜の層構成を示す図。
符号の説明
1:基板
2:NDフィルタ膜

Claims (11)

  1. 近赤外波長域の光に対し、可視波長域と比較し低透過の特性を持つ基板上に、
    可視域の透過を減衰する特性を持つ薄膜を有することを特徴とするNDフィルタ。
  2. 前記基板は、赤外カットガラス、樹脂製赤外カットフィルタであることを特徴とする請求項1に記載のNDフィルタ。
  3. 前記基板は、前記近赤外波長域の光に対する光の透過率が5%程度以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のNDフィルタ。
  4. 前記薄膜は、単濃度、または多濃度、またはグラデーションのいずれかの濃度分布を有する薄膜であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のNDフィルタ。
  5. 前記薄膜が、前記基板の片面または両面に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のNDフィルタ。
  6. 前記単濃度の薄膜が、前記基板の片面に形成され、該薄膜の可視波長域での光の透過率が約32%であることを特徴とする請求項4に記載のNDフィルタ。
  7. 前記単濃度の薄膜が、前記基板の両面に形成され、該薄膜の可視波長域での光の透過率が約10%であることを特徴とする請求項4に記載のNDフィルタ。
  8. 前記グラデーション濃度分布を有する薄膜が、前記基板の両面に形成され、該薄膜の可視波長域での光の透過率がグラデーション濃度分布に応じて約10%から約63%へと順次変化することを特徴とする請求項4に記載のNDフィルタ。
  9. 前記グラデーション濃度分布を有する薄膜は、最表層が一定膜厚、または最表層手前までの濃度傾斜と逆テーパ状とされていることを特徴とする請求項8に記載のNDフィルタ。
  10. 相対的に駆動されて絞り開口の大きさを可変する複数の絞り羽根と、該絞り羽根により形成された開口内の少なくとも一部に配置される光量調整のためのNDフィルタとを備えた光量絞り装置において、
    前記NDフィルタが、請求項1〜9のいずれか1項に記載のNDフィルタによって構成されていることを特徴とする光量絞り装置。
  11. 光学系と、該光学系を通過する光量を制限する請求項10に記載の光量絞り装置と、該光学系によって形成される像を受ける固体撮像素子を有することを特徴とするカメラ。
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