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JP2006057311A - 駐輪装置 - Google Patents

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JP2006057311A JP2004239711A JP2004239711A JP2006057311A JP 2006057311 A JP2006057311 A JP 2006057311A JP 2004239711 A JP2004239711 A JP 2004239711A JP 2004239711 A JP2004239711 A JP 2004239711A JP 2006057311 A JP2006057311 A JP 2006057311A
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Abstract

【課題】
自転車の出し入れの安全化および容易化を図ることができる駐輪装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
駐輪装置である。この駐輪装置は、支柱1と、主定荷重ばね3と、支柱1の高さ方向で上下し、主定荷重ばね3によって牽引される主台車4と、この主台車4に連動する、自転車を搭載可能な架台2と、副定荷重ばね5と、支柱1の高さ方向で上下し、副定荷重ばね5によって牽引され、かつ、架台2に自転車が搭載されている場合に主台車4と協働する副台車6と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駐輪装置に関し、特に、自転車の駐輪が可能な駐輪装置に関する。
従来、女性や子供などでも楽に自転車を収納できる安価な駐輪装置を提供すべく、次の二段式駐輪装置が提案された(特許文献1参照)。すなわち、二段式駐輪装置の上段の架台が、柱上部の車輪と連動するワイヤーで反対側のオモリと常にバランスを保つことにより軽く上下動する二段式駐輪装置である。この従来の二段式駐輪装置においては、自転車とほぼ同じ重量を有するオモリを柱の背面において上下させることにより、架台を上下させる。
特開2001−323675号公報
しかしながら、上記従来の二段式駐輪装置では、その上段の架台が、自転車が搭載されていない場合であっても、柱の反対側のオモリによって自転車が搭載されている場合と同様の力で牽引される。したがって、上記従来の二段式駐輪装置では、ユーザが架台から自転車を降ろした途端に、この架台が勢いよく上昇してしまうため、自転車の出し入れを安全に行うことができなかった。また、上記従来の二段式駐輪装置では、上段の架台に自転車を駐輪しようと思っても、自転車の重さによる力と同じ力をユーザ自らが架台に加えなければ上段の架台を下降させることができなかったため、上段の架台に自転車を容易に駐輪できなかった。
そこで、本発明は、自転車の出し入れの安全化および容易化を図ることができる駐輪装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記課題は、次の手段によって、解決される。
第1の発明は、支柱と、主牽引手段と、前記支柱の高さ方向で上下し、前記主牽引手段によって牽引される主台車と、前記主台車に連動する、自転車を搭載可能な架台と、副牽引手段と、前記支柱の高さ方向で上下し、前記副牽引手段によって牽引され、かつ、前記架台に自転車が搭載された場合に前記主台車と協働する副台車と、を備えたことを特徴とする駐輪装置である。
第2の発明は、前記副台車は、前記架台に自転車が搭載されている場合には前記主台車に押し上げ力を加え、前記架台に自転車が搭載されていない場合には前記主台車と協働することなく抑留される、ことを特徴とする第1の発明に係る駐輪装置である。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明に係る駐輪装置において、さらに、前記支柱の下部に取り付けられた、前記副台車を抑留する台車抑留具と、 前記架台に自転車が搭載された場合に前記台車抑留具による前記副台車の抑留を解除する抑留解除具と、を備え、前記主台車と前記副台車とがそれぞれ接触体を具備し、前記副台車は、前記架台に自転車が搭載されている場合に、前記副台車が具備する接触体および前記主台車が具備する接触体を介して、前記主台車に押し上げ力を加え、前記台車抑留具は、前記副台車と掛合することによって、前記副台車を前記主台車の下方に抑留し、前記抑留解除具は、前記台車抑留具と前記副台車との掛合を解くことによって前記抑留を解除する、ことを特徴とする駐輪装置である。
第4の発明は、第1の発明〜第3の発明のいずれか1つに係る駐輪装置において、さらに、前記支柱に取り付けられた凹状のストッパ受具と、前記ストッパ受具に差し込まれることによって前記架台を固定する、前記架台に取り付けられたストッパと、を備えたことを特徴とする駐輪装置である。
第5の発明は、前記主牽引手段は、定荷重ばねまたはガススプリングであり、 前記副牽引手段は、定荷重ばねまたはガススプリングである、ことを特徴とする第1の発明〜第4の発明のいずれか1つに係る駐輪装置である。
本発明によれば、架台に自転車を搭載している場合においては、副台車(副牽引手段)が主台車(主牽引手段)と協働して架台を上下させるが、架台に自転車が搭載されていない場合においては、副台車(副牽引手段)が主台車(主牽引手段)と協働して架台を上下させない。したがって、本発明によれば、架台に加わる力を、自転車を搭載している場合と自転車を搭載していない場合とで、異ならしめることができる。よって、本発明によれば、架台から自転車を降ろした途端に、この架台が勢いよく上昇してしまうということの防止を図ることができるため、自転車の出し入れの安全化を図ることができる。また、本発明によれば、自転車が搭載されていない架台を、自転車の重さによる力よりも小さな力で下降させることができるため、自転車の出し入れの容易化を図ることができる。
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る駐輪装置は、地面に固定された支柱1と、自転車を搭載可能な架台2と、支柱1の上部に取り付けられた主定荷重ばね3と、この主定荷重ばね3に牽引される主台車4と、支柱1の上部よりやや下に取り付けられた副定荷重ばね5と、この副定荷重ばね5に牽引される副台車6と、この副台車6を支柱1の底部に抑留する、支柱1の底部に取り付けられた台車抑留具7と、この台車抑留具7による副台車6の抑留を解除する、架台2に取り付けられた抑留解除具8と、架台2を固定する、架台2に取り付けられたストッパ9と、このストッパ9が差し込まれる、支柱1に取り付けられたストッパ受具10と、を備えている。
台車抑留具7は、支柱1の底部に取り付けられた保持体14と、この保持体14に回転自在に保持される掛合体15と、を具備している。図1においては、この台車抑留具7の具備する掛合体15が副台車6の具備する掛合体13と掛合することによって、副台車6が支柱1の底部に抑留されている。
この抑留を解除する抑留解除具8は、解除具本体16と、中間体17と、車輪接触体18と、を具備しており、車輪接触体18は、その一部が、架台2に設けられた溝から架台2の上側へ出ている。
以下、この図1に示す駐輪装置に自転車を駐輪する様子を、図2〜図6を参照しつつ説明する。
図1においては、(主台車4の重さ+架台2の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力)とが釣り合っているため、主台車4と架台2とは、静止している。
この図1に示す状態で、ユーザが、図2に示すように、架台2に下方向の力を少しでも加えると、(主台車4の重さ+架台2の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力)とが釣り合わなくなり、架台2は下方向に加速度運動する。そして、架台2に下方向の力を加えるのを止めると、架台2は、下方向に等速運動する。
架台2が底部に到達したら、ユーザは、図3に示すように、ストッパ9をストッパ受け具10に差し込む(図13)。なお、本発明の実施の形態に係る駐輪装置においては、(主台車4の重さ+架台2の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力)とが釣り合うため、ストッパ9をストッパ受け具10に差し込まなくても、架台2(および主台車4)を静止状態に保つことは可能である。しかしながら、ストッパ9をストッパ受け具10に差し込んでおけば、架台2に不意に力が加わって、架台2が不意に動き出すということを防止することができる。
ストッパ9をストッパ受け具10に差し込んだら、図4に示すように、架台2に自転車を搭載する。自転車の前輪が架台2の溝に嵌まると、図12に示すように、車輪接触体18が自転車の前輪によって押し下げられ、これにより解除具本体16と中間体17との接合点が押し上げられる。この接合点が押し上げられると、解除具本体16における、台車抑留具7の具備する掛合体15との接触面側が下がる。この接触面側が下がると、台車抑留具7の具備する掛合体15が解除具本体16によっておじぎをするように押される。これにより、台車抑留具7の具備する掛合体15と副台車6の具備する掛合体13との掛合が解かれ、副台車6の支柱1の底部における抑留が解除される。この抑留が解除されると、副台車6は、自己が具備する接触体12と主台車4が具備する接触体11とを介して、主台車4に押し上げ力を加える。その結果、(自転車の重さ+架台2の重さ+主台車4の重さ+副台車6の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力+副定荷重ばね5の牽引力)とが釣り合い、架台2が自転車を搭載した状態で静止する。
この図4に示す状態で、ユーザが、図5に示すように、ストッパ9をストッパ受け具10から引き抜き(図14)、ついで、架台2に上方向の力を少しでも加えると、(自転車の重さ+主台車4の重さ+架台2の重さ+副台車6の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力+副定荷重ばね5の牽引力)とが釣り合わなくなり、架台2が上方向に加速度運動をする。そして、架台2に上方向の力を加えるのを止めると、架台2は、上方向に等速運動する。
架台2が支柱1の上部に到達したら、ユーザは、図6に示すように、ストッパ9をストッパ受け具10に差し込む(図13)。なお、本発明の実施の形態に係る駐輪装置においては、(自転車の重さ+主台車4の重さ+架台2の重さ+副台車6の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力+副定荷重ばね5の牽引力)とが釣り合っているため、ストッパ9をストッパ受け具10に差し込まなくても、自転車を搭載した架台2(および主台車4)を静止状態に保つことは可能である。しかしながら、ストッパ9をストッパ受け具10に差し込んでおけば、架台2に不意に力が加わって、架台2が不意に動き出すという事態を防止することができる。
次に、この図6に示す駐輪装置から自転車を取り出す様子を、図7〜図10を参照しつつ説明する。
図6においては、(自転車の重さ+主台車4の重さ+架台2の重さ+副台車6の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力+副定荷重ばね54の牽引力)とが釣り合っているため、自転車と主台車4と架台2と副台車6は、静止している。また、図6においては、ストッパ9がストッパ受け具10に差し込まれているため、架台2は、これに下方向の力を加えても静止したままである。
この図6に示す状態で、ユーザが、図7に示すように、ストッパ9をストッパ受け具10から引き抜き(図14)、ついで、架台2に下方向の力を少しでも加えると、(自転車の重さ+主台車4の重さ+架台2の重さ+副台車6の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力+副定荷重ばね54の牽引力)とが釣り合わなくなり、自転車を搭載した架台2が下方向に加速度運動をする。そして、架台2に下方向の力を加えるのを止めると、架台2は、下方向に等速運動する。
自転車を搭載した架台2が底部付近に到達すると、図8に示すように、副台車6の具備する掛合体13が、台車抑留具7が具備する掛合体15をおじぎをするように押しながらさらに下降する。そして、副台車6の具備する掛合体13の一定部分が台車抑留具7が具備する掛合体15の下に位置するようになる。
副台車6が具備する掛合体13の一定部分が、台車抑留具7が具備する掛合体15の下に位置するようになれば、図9に示すように、ストッパ9をストッパ受け具10に差し込み(図13)、架台2から自転車を取り出す。自転車を架台2から取り出した場合には、自転車の前輪も架台2の溝から取り出されることとなる。自転車の前輪が架台2の溝から取り出されると、自転車の前輪によって押し下げられていた車輪接触体18が上方向に移動する。車輪接触体18が上方向に移動すると、解除具本体16と中間体17との接合点が下に移動する。この接合点が下に移動すると、解除具本体16における、台車抑留具7の具備する掛合体15との接触面側が上に移動する。この接触面側が上に移動すると、おじぎをするように押されていた台車抑留具7の具備する掛合体15がおじぎをしていない状態に戻り、図11に示すように、台車抑留具7が具備する掛合体15と副台車6が具備する掛合体13とが掛合し、副台車6が支柱1の下部に抑留される。
副台車6が支柱1の下部に抑留されると、副台車6が、自己が具備する接触体12と主台車4が具備する接触体11とを介して主台車4に押し上げ力を加えることがなくなる。その結果、(主台車4の重さ+架台2の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力)とが釣り合い、自転車を搭載していない状態で架台2が静止する。
この図9に示す状態で、ユーザが、図10に示すように、ストッパ9をストッパ受け具10から引き抜き(図14)、ついで、架台2に上方向の力を少しでも加えると、(主台車4の重さ+架台2の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力)とが釣り合わなくなり、架台2は上方向に加速度運動する。そして、架台2に上方向の力を加えるのを止めると、架台2は、上方向に等速運動する。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る駐輪装置によれば、架台2が、これに自転車が搭載されている場合には主台車4(主定荷重ばね3)と副台車6(副定荷重ばね5)との協働によって上下し、これに自転車が搭載されていない場合には主台車4(主定荷重ばね3)の働きのみによって上下する。したがって、本発明の実施の形態に係る駐輪装置によれば、架台2に自転車が搭載されていない場合よりも、架台2に自転車が搭載されている場合の方が、架台2に加わる力が大きくなる。よって、本発明の実施の形態に係る駐輪装置によれば、自転車そのものを持ち上げる場合よりも小さな力で自転車が搭載された架台2を上昇させることができる。
また、逆に、本発明の実施の形態に係る駐輪装置によれば、架台2に自転車が搭載されている場合よりも、架台2に自転車が搭載されていない場合の方が、架台2に加わる力が小さい。したがって、本発明の実施の形態に係る駐輪装置によれば、架台2から自転車を降ろした途端に、この架台2が勢いよく上昇してしまうということの防止を図ることができるため、自転車の出し入れの安全化を図ることができる。また、本発明の実施の形態に係る駐輪装置によれば、自転車が搭載されていない架台2を、自転車の重さによる力よりも小さな力で下降させることができるため、自転車の出し入れの容易化を図ることができる。
なお、上記した本発明の実施の形態においては、本発明の理解を容易にするため、主定荷重ばね3の数、副定荷重ばね5の数、主台車4の数および副台車6の数をそれぞれ1つとしたが、本発明は、主定荷重ばねの数、副定荷重ばねの数、主台車4の数および副台車6の数をそれぞれ1つに限定するものではない。したがって、本発明においては、主定荷重ばね3の数、副定荷重ばね5の数、主台車4の数および副台車6の数をそれぞれ2以上とすることも可能である。本発明においては、K個(K≧1)の主定荷重ばね3でL個(L≧1)の主台車4を牽引し、M個(M≧1)の副定荷重ばね5で、N個(N≧1)の副台車6を牽引することが可能である。
また、上記した本発明の実施の形態においては、本発明の理解を容易にするため、主定荷重ばね3を主台車4に直接取り付け、副定荷重ばね5を副台車6に直接取り付けることにより、主台車4および副台車6をそれぞれ主定荷重ばね3および副定荷重ばね5によって直接的に牽引したが、本発明は、主定荷重ばね3による主台車4の牽引手段、副定荷重ばね5による副台車6の牽引手段を直接的なものに限定するものではない。したがって、本発明においては、主定荷重ばね3を他の物(ワイヤーなど)を介して主台車4に間接的に取り付け、副定荷重ばね5を他の物(ワイヤーなど)を介して副台車6に間接的に取り付けることにより、主台車4および副台車6をそれぞれ主定荷重ばね3および副定荷重ばね5によって間接的に牽引することもできる。
また、上記した本発明の実施の形態においては、副台車6による主台車4の押し上げを副台車6が具備する接触体および主台車4が具備する接触体を介して実現したが、本発明は、副台車6による主台車4の押し上げをこれら接触体を介したものに限定するものではない。したがって、本発明においては、副台車6による主台車4の押し上げを、たとえば、副台車6が主台車4を直接的に押し上げることにより実現することもできる。
また、上記した本発明の実施の形態においては、主台車4と副台車6との協働を副台車6が主台車4を押し上げることにより実現したが、本発明においては、主台車4と副台車6との協働を副台車6が主台車4を押し上げるという手段に限定するものではない。したがって、本発明においては、主台車4と副台車6との協働を、たとえば、副台車6が主台車4を牽引するなどの手段によって実現したり、副台車6の上下の移動が歯車などによって主台車4に伝達されて、主台車4に副定荷重ばね5の力が加えられるというものであってもよい。
また、上記した本発明の実施の形態においては、主定荷重ばね3を支柱1の上部に取り付けたが、本発明は、主定荷重ばね3の取り付け位置を限定するものではなく、本発明においては、主台車4を牽引することができるのであれば、主定荷重ばね3をどこに取り付けてもよい。したがって、本発明においては、たとえば、支柱1の下部や駐輪装置の周辺にある壁や地面などに主定荷重ばね3を取り付け、支柱1の上部に滑車を取り付けることにより、この支柱1の下部に取り付けられた主定荷重ばね3により主台車4を牽引することができる。なお、副定荷重ばね5も、主定荷重ばね3と同様に、副台車6を牽引することができるあらゆる場所に取り付けることができる。
また、上記した本発明の実施の形態においては、架台2に自転車が搭載されていない場合に副台車6を支柱1の底部に抑留したが、本発明においては、架台2に自転車が搭載されていない場合に副台車6を、主台車4と協働しないあらゆる位置に抑留することができる。また、上記した本発明の実施の形態においては、台車抑留具7を支柱1の底部に取り付けたが、本発明においては、副台車6の抑留に適したあらゆる位置に、台車抑留具7を取り付けることができる。また、上記した本発明の実施の形態においては、台車抑留具7と副台車6とを掛合させることによって副台車6を抑留したが、本発明においては、台車抑留具7と副台車6とにそれぞれ嵌合部を設けて両者を嵌合させたり、台車抑留具7と副台車6とにそれぞれ電磁石を設けて両者を電磁的に接着したりなどするあらゆる手段によって、副台車6を抑留することができる。
また、本発明の実施の形態においては、台車抑留具7の具備する掛合体15を抑留解除具8によっておじぎをするように押すことにより、台車抑留具7と副台車6との掛合を解除したが、本発明においては、嵌合している副台車6を引き抜いたり、台車抑留具7と副台車6とを電磁的に接着している電磁石への電流をオンオフしたりなどするあらゆる手段によって、台車抑留具7と副台車6との嵌合や電磁的な接着などを解除することができる。また、上記した本発明の実施の形態においては、抑留解除具8を架台2に取り付けたが、本発明は、抑留解除具8を取り付ける箇所を限定するものではない。したがって、本発明においては、支柱1や駐輪装置付近の地面や壁などに抑留解除具8を取り付けることもできる。また、上記した本発明の実施の形態においては、副台車6の抑留の解除を抑留解除具8によって機械的に行ったが、本発明においては、たとえば、副台車6の抑留解除を電磁的に行うこともできる。また、本発明においては、駐輪装置に無線受信機を取り付け、自転車に無線送信機を取り付けることにより、自転車が駐輪装置に所定程度まで搭載された場合に、自動的に副台車6の抑留が解除されるようにしてもよい。また、本発明においては、駐輪装置に無線受信機を設けて、リモコン操作により副台車6の抑留を解除するようにすることもできる。
また、上記した実施の形態においては、本発明の理解を容易にするために、架台2に自転車を搭載している場合には、(自転車の重さ+主台車4の重さ+架台2の重さ+副台車6の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力+副定荷重ばね5の牽引力)とが釣り合い、架台2に自転車を搭載していない場合には(主台車4の重さ+架台2の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力)とが釣り合うこととした。しかしながら、本発明においては、架台2に自転車を搭載している場合に、(自転車の重さ+主台車4の重さ+架台2の重さ+副台車6の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力+副定荷重ばね5の牽引力)とが釣り合わないとし、架台2に自転車を搭載していない場合に(主台車4の重さ+架台2の重さ)と(主定荷重ばね3の牽引力)とが釣り合わないとすることもできる。これらの力が釣り合わないとした場合であっても、本発明によれば、架台2に自転車を搭載している場合に主台車4と副台車6とが協働して架台2が上下し、架台2に自転車を搭載していない場合に主台車4(主定荷重ばね3)の働きのみによって架台2が上下するため、架台2に自転車が搭載されていない場合よりも架台2に自転車が搭載されている場合の方が架台2に加わる力が大きくなり、逆に、架台2に自転車が搭載されている場合よりも架台2に自転車が搭載されていない場合の方が架台2に加わる力が小さくなるため、自転車の出し入れの安全化および容易化を図ることができる。
また、上記した本発明の実施の形態においては、架台2に自転車を搭載していない場合には、主台車4(主定荷重ばね3)の働きのみによって架台2が上下するとしたが、本発明においては、架台2に自転車を搭載していない場合に主台車4(主定荷重ばね3)の働きと副台車6(副定荷重ばね5)以外のものの働きとによって架台2が上下することとしてもよい。このようにしても、架台2に自転車が搭載されている場合には、副台車6(副定荷重ばね5)が主台車4(主定荷重ばね3)と協働して架台2を上下させるため、架台2に自転車が搭載されていない場合よりも架台2に自転車が搭載されている場合の方が架台2に加わる力が大きくなり、逆に、架台2に自転車が搭載されている場合よりも架台2に自転車が搭載されていない場合の方が架台2に加わる力が小さくなるため、自転車の出し入れの安全化および容易化を図ることができる。
また、上記した本発明の実施の形態においては、主台車4および副台車6をそれぞれ主定荷重ばね3および副定荷重ばね5によって牽引したが、本発明は、主台車4および副台車6を牽引する牽引手段を、定荷重ばねに限定するものではない。したがって、本発明においては、主台車4および副台車6を牽引する牽引手段に、天然のスプリングやガススプリングや電動の牽引装置などを用いてもよい。
本発明は、二段式駐輪装置のみならず、架台が上下するすべての駐輪装置に利用することができる。
本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その1)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その2)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その3)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その4)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その5)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その6)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その7)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その8)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その9)である 本発明の実施の形態に係る駐輪装置を示す図(その10)である 副台車6が抑留されている様子を説明する図である。 副台車6の抑留解除の様子を説明する図である。 ストッパ9をストッパ受具10に差し込む様子を示す図である。 ストッパ9をストッパ受具10から引き抜く様子を示す図である。
符号の説明
1 支柱
2 架台
3 主定荷重ばね
4 主台車
5 副定荷重ばね
6 副台車
7 台車抑留具
8 抑留解除具
9 ストッパ
10 ストッパ受具
11 接触体
12 接触体
13 掛合体
14 保持体
15 掛合体
16 解除具本体
17 中間体
18 車輪接触体

Claims (5)

  1. 支柱と、
    主牽引手段と、
    前記支柱の高さ方向で上下し、前記主牽引手段によって牽引される主台車と、
    前記主台車に連動する、自転車を搭載可能な架台と、
    副牽引手段と、
    前記支柱の高さ方向で上下し、前記副牽引手段によって牽引され、かつ、前記架台に自転車が搭載された場合に前記主台車と協働する副台車と、
    を備えたことを特徴とする駐輪装置。
  2. 前記副台車は、
    前記架台に自転車が搭載されている場合には前記主台車に押し上げ力を加え、
    前記架台に自転車が搭載されていない場合には前記主台車と協働することなく抑留される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の駐輪装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の駐輪装置において、さらに、
    前記支柱の下部に取り付けられた、前記副台車を抑留する台車抑留具と、
    前記架台に自転車が搭載された場合に前記台車抑留具による前記副台車の抑留を解除する抑留解除具と、
    を備え、
    前記主台車と前記副台車とがそれぞれ接触体を具備し、
    前記副台車は、前記架台に自転車が搭載されている場合に、前記副台車が具備する接触体および前記主台車が具備する接触体を介して、前記主台車に押し上げ力を加え、
    前記台車抑留具は、前記副台車と掛合することによって、前記副台車を前記主台車の下方に抑留し、
    前記抑留解除具は、前記台車抑留具と前記副台車との掛合を解くことによって前記抑留を解除する、
    ことを特徴とする駐輪装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の駐輪装置において、さらに、
    前記支柱に取り付けられた凹状のストッパ受具と、
    前記ストッパ受具に差し込まれることによって前記架台を固定する、前記架台に取り付けられたストッパと、
    を備えたことを特徴とする駐輪装置。
  5. 前記主牽引手段は、定荷重ばねまたはガススプリングであり、
    前記副牽引手段は、定荷重ばねまたはガススプリングである、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の駐輪装置。


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