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JP2005352352A - シリアル通信による制御システム - Google Patents

シリアル通信による制御システム Download PDF

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JP2005352352A JP2004175288A JP2004175288A JP2005352352A JP 2005352352 A JP2005352352 A JP 2005352352A JP 2004175288 A JP2004175288 A JP 2004175288A JP 2004175288 A JP2004175288 A JP 2004175288A JP 2005352352 A JP2005352352 A JP 2005352352A
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Abstract

【課題】被制御装置の選択に必要な、制御装置のポート消費数および総信号線長の増大抑制が可能な、シリアル通信による制御システムを提供する。
【解決手段】シリアルチップセレクト線によって複数段の被制御ユニット内のシリアル/パラレル変換回路同士を直列に接続し、シリアル/パラレル変換回路のパラレル出力端の各端子に複数の被制御装置をそれぞれ接続する。制御装置は、シリアル信号たるチップセレクトデータ信号を、直列接続されたシリアル/パラレル変換回路の初段から最終段にまで行き渡るようにシリアルチップセレクト線を介して送信し、パラレル出力端のうちの所望の端子をアクティブ化することにより、被制御装置の中から少なくとも一つを制御対象として選択する。そして、選択された制御対象との間で、制御装置はデータ線を介してデータのやり取りを行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、制御装置がシリアル通信により被制御装置を制御する、シリアル通信による制御システムに関する。
下記特許文献1の図1および図3においては、複数の被制御装置(ここではIC)11A〜11Mが搭載された複数のカード基板3A…3Nと、被制御装置11A〜11Mの制御装置たるCPU(Central Processing Unit)5とが示されている。また、各カード基板上には、アドレスデコーダ15が設けられている。さらに、各被制御装置11A〜11M内に、シリアルインタフェース(SIF)20A〜20Mがそれぞれ設けられている。
上記技術においては、カード基板指定用データたるアドレスデータADDと、被制御装置指定用データたるICアドレスICADDi(i=1〜m)とが、いずれもCPU5からシリアル伝送されることにより、複数のカード基板の一つのうちの複数の被制御装置の一つを選択するチップセレクトが行われる。これは、特許文献1の第0015段落内の「上記CPUからは基板指定用の識別信号とIC指定用の識別信号とを含むシリアル識別信号が送出され、」との記述、および、第0033段落内の「CPUから送出されたシリアル識別信号と各一致検出手段とによって特定のカード基板内の特定のICが選択されるようになされたことを特徴とする」との記述に基づく。
具体的には、アドレスデコーダ15がアドレスデータADDを受けて、チップセレクト信号CSを出力して1つのカード基板を選択する(第0019段落および第0022段落の記述より)。そして、各被制御装置11A〜11M内のシリアルインタフェース20A〜20MがICアドレスICADDiを受けて、自己が指定されたかどうかの判断を行う(第0024段落の記述より)。
このように、上記技術においては、シリアル通信により任意の被制御装置を選択している。
特開平5−284390号公報
上記特許文献1においては、ICアドレスICADDiを全てCPU5から出力する構成を採用するため、ICアドレスICADDiの数だけCPU5に出力ポートを用意しなければならない。言い換えれば、CPU5の出力ポートは、接続する被制御装置11A〜11Mの数だけ消費される。
また、ICアドレスICADDiの各信号線を各被制御装置11A〜11Mにまで引き回す必要があるため、総信号線長が大きな値となり、信号線に要するコストがかさむ。
上記特許文献1においては、ビデオ編集装置におけるミキサ回路用基板等が複数のカード基板の対象として想定されている(第0002段落の記述より)。よって、ICアドレスICADDiの各信号を各被制御装置11A〜11Mに与えるには、信号線としてプリント配線を採用すればよく、プリント配線長が多少増大する程度で済むかもしれない。
しかし、制御装置がシリアル通信により被制御装置を制御する上記構成は、例えば野球場等における大型映像表示装置内のマイクロコンピュータ(制御装置に相当)が、発光素子(発光ダイオードなど)で構成される複数の表示ユニット(被制御装置に相当)を制御する場合にも適用できる。このような場合は、大型装置であるためにシリアル信号線としてプリント配線を用いることはできず、通信ケーブルを用いる必要があるので、ケーブルに要するコスト増大の上記問題が生ずる。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、被制御装置の選択に必要な、制御装置のポート消費数および総信号線長の増大抑制が可能な、シリアル通信による制御システムを提供することを目的とする。
本発明は、制御装置と、複数段の被制御ユニットと、データ線と、第1のシリアルチップセレクト線とを備え、前記複数段の被制御ユニットの各々は、シリアル入力端、シリアル出力端およびパラレル出力端を有する第1のシリアル/パラレル変換回路と、前記第1のシリアル/パラレル変換回路の前記パラレル出力端の各端子にそれぞれ接続された複数の第1の被制御装置とを含み、前記データ線は、前記複数の被制御ユニット全てに亘って前記第1の被制御装置の全てと前記制御装置とを接続し、前記第1のシリアルチップセレクト線によって前段の前記シリアル出力端と後段の前記シリアル入力端とが接続されることにより、前記複数段の被制御ユニット内の前記第1のシリアル/パラレル変換回路同士が直列に接続され、前記制御装置は、シリアル信号たる第1のチップセレクトデータ信号を、直列に接続された前記第1のシリアル/パラレル変換回路の初段から最終段にまで行き渡るように前記第1のシリアルチップセレクト線を介して送信し、前記パラレル出力端のうちの所望の端子をアクティブ化することにより、前記複数の第1の被制御装置の中から少なくとも一つを第1の制御対象として選択可能であり、選択された前記第1の制御対象との間で前記データ線を介してデータのやり取りを行うシリアル通信による制御システムである。
本発明によれば、制御装置は、第1のチップセレクトデータ信号を第1のシリアルチップセレクト線を介して送信し、第1のシリアル/パラレル変換回路のパラレル出力端のうちの所望の端子をアクティブ化することにより、複数の第1の被制御装置の中から少なくとも一つを第1の制御対象として選択可能である。よって、第1の被制御装置と同数のチップセレクト線を制御装置から引き出す必要は無く、第1のシリアルチップセレクト線を用いて第1の制御対象の選択を行うことができる。これにより、制御装置のポート消費数の増大抑制が可能である。また、第1のシリアル/パラレル変換回路のパラレル出力端の各端子に複数の第1の被制御装置が接続される。よって、制御装置から複数の第1の被制御装置ごとにチップセレクト線を引き出す場合に比べて、総信号線長の増大を抑制することが可能である。
<実施の形態1>
本実施の形態は、制御装置が、チップセレクトデータ信号をシリアルチップセレクト線を介して送信し、シリアル/パラレル変換回路のパラレル出力端のうちの所望の端子をアクティブ化することにより、複数の被制御装置の中から少なくとも一つを制御対象として選択可能としたシリアル通信による制御システムである。
図1は、本実施の形態に係るシリアル通信による制御システムの構成を示す図である。本実施の形態においては、当該制御システムが野球場等における大型映像表示装置に適用される場合を例に採って考える。よって、本実施の形態に係る制御システムは、大型映像表示装置の一構成要素として機能する映像表示モジュール25aと表記される。大型映像表示装置の大画面は、映像表示モジュール25aを縦横に規則正しく複数組み合わせることにより構成される。
図1に示すように、この映像表示モジュール25aは、複数段の被制御ユニットたる第1表示ユニット装置3a、第2表示ユニット装置4a、…、第N(Nは自然数)表示ユニット装置(図示せず)と、それらの制御装置たるユニット制御装置1とを備える。第1ないし第N表示ユニット装置の各段は、映像表示モジュール25aを構成する一ブロックとして機能する。
ユニット制御装置1は、シリアルデータ通信機能を担うマスタデバイスたるマイクロコンピュータ2を有している。また、第1表示ユニット装置3aは、チップセレクト信号生成用のシリアル/パラレル変換回路7と、n個(A1〜An:nは自然数)の被制御装置たる被制御シリアル通信IC(Integrated Circuit)11〜13とを有している。なお、パラレル変換回路7は、シリアル入力端、シリアル出力端およびパラレル出力端を有している。
ここで、被制御シリアル通信IC11〜13とは、マイクロコンピュータ2により制御される第1表示ユニット装置3a内のスレーブデバイスであって、例えば複数の発光ダイオード(RGBの3つで一画素とする)で構成される発光表示素子や、第1表示ユニット装置3a内の温度の情報を提供する温度センサーIC、第1表示ユニット装置3aにおける輝度補正値等の情報を記憶させるための不揮発性メモリICなどである。
大型映像表示装置は単純な映像表示機能しか有していないかのように見えるが、その内部においては、映像表示機能のみならず、表示品質向上や装置の信頼性向上を実現するための様々な機能が働いている。
例えば、発光表示素子のドットごとの発光光度のばらつきを吸収するために、表示ユニット装置内に設けられた不揮発性メモリICに全発光表示素子のドットの表示輝度を一定にする補正値を予め記憶させておき、映像表示時にこの補正値を用いて表示面の輝度を均一にして表示品質を向上させる機能がある。また、表示ユニット装置内に設けた温度センサーICからの温度情報をマイクロコンピュータ2が取得し、事故等により表示ユニット装置内の温度が許容範囲を超えた場合に輝度を下げて表示ユニット装置の消費電力を減少させ、温度上昇を抑制する信頼性向上の機能もある。
上記の被制御シリアル通信IC11〜13は、映像表示機能やその他各種の機能を実現するためにマイクロコンピュータ2によって制御される被制御装置である。
なお、第2表示ユニット装置4aも、シリアル/パラレル変換回路7と同様のシリアル/パラレル変換回路16と、被制御シリアル通信IC11〜13と同様のn個(B1〜Bn)の被制御装置たる被制御シリアル通信IC20〜22とを有している。図示せぬ他の第N表示ユニット装置も同様に、シリアル/パラレル変換回路とn個の被制御シリアル通信ICとを有している。
ユニット制御装置1内のマイクロコンピュータ2と被制御シリアル通信ICの全て(符号11〜13,20〜22、および、それら以外の図示せぬものも含む)とは、SPI(Serial Peripheral Interface)データ線5,14,23により第1ないし第N表示ユニット装置全てに亘って接続されている。なお、SPIデータ線5,14,23には、シリアルクロックCLKの通信線、シリアル出力データSDOの通信線およびシリアル入力データSDIの通信線の3線が含まれている。
上述の映像表示機能や温度制御機能、その他各種の機能を実現するために、映像表示モジュール25a内では、マイクロコンピュータ2からチップセレクト(後述)された特定の被制御シリアル通信ICに向けてシリアルクロックCLKおよびシリアル入力データSDIが出力され、被制御シリアル通信ICからマイクロコンピュータ2に向けてシリアル出力データSDOが出力される。
マイクロコンピュータ2と初段のシリアル/パラレル変換回路7とは、3線のシリアルチップセレクトデータ線6により接続されている。また、シリアルチップセレクトデータ線15によって、初段のシリアル/パラレル変換回路7のシリアル出力端と第2段のシリアル/パラレル変換回路16のシリアル入力端とが接続されている。
同様に、シリアルチップセレクトデータ線24によって、第2段のシリアル/パラレル変換回路16のシリアル出力端と第3段のシリアル/パラレル変換回路(図示せず)のシリアル入力端とが接続されている。すなわち、前段のシリアル/パラレル変換回路のシリアル出力端と後段のシリアル/パラレル変換回路のシリアル入力端とが接続されることにより、第1ないし第N表示ユニット装置内のシリアル/パラレル変換回路同士が直列に接続されている。
第1表示ユニット装置3aにおいて、シリアル/パラレル変換回路7のパラレル出力端の各端子には、被制御シリアル通信IC11〜13がそれぞれ接続されている。同様に、第2表示ユニット装置4aにおいて、シリアル/パラレル変換回路16のパラレル出力端の各端子には、被制御シリアル通信IC20〜22がそれぞれ接続されている。図示せぬ他の第N表示ユニット装置においても同様に、シリアル/パラレル変換回路のパラレル出力端の各端子に、n個の被制御シリアル通信ICがそれぞれ接続されている。
なお、シリアルチップセレクトデータ線6,15,24には、チップセレクトシリアルクロックCS_CLKの通信線、チップセレクトシリアルラッチCS_LATの通信線およびチップセレクトシリアルデータCS_DATの通信線の3線が含まれている。
図2は、本実施の形態の制御システム内のシリアル/パラレル変換回路(符号7,16、および、それら以外の図示せぬものも含む)の構成を示す図である。なお、図2ではシリアル/パラレル変換回路7(括弧内はシリアル/パラレル変換回路16の場合)を例に採り説明している。
図2に示すとおり、シリアル/パラレル変換回路7は、シフトレジスタを構成するDフリップフロップ29,30,30a〜30d,31と、Dフリップフロップ29,30,30a〜30d,31の出力をそれぞれラッチするラッチ回路32,33,33a〜33d,34とを有する。
また、3線のシリアルチップセレクトデータ線6がシリアル/パラレル変換回路7に入力される。シリアルチップセレクトデータ線6のうち、チップセレクトシリアルクロックCS_CLKの通信線27は、Dフリップフロップ29,30,30a〜30d,31のいずれものクロック入力端に接続され、チップセレクトシリアルラッチCS_LATの通信線28は、ラッチ回路32,33,33a〜33d,34のいずれものラッチ信号入力端に接続される。
また、シリアルチップセレクトデータ線6のうち、チップセレクトシリアルデータCS_DATの通信線26は、シフトレジスタの初段たるDフリップフロップ29のデータ入力端Dに接続される。そして、シフトレジスタの最終段たるDフリップフロップ31のデータ出力端Qからは、再びチップセレクトシリアルデータCS_DATの通信線が延びている。
なお、Dフリップフロップ31からのチップセレクトシリアルデータCS_DATの通信線と、シリアル/パラレル変換回路7を貫通するチップセレクトシリアルクロックCS_CLKの通信線およびチップセレクトシリアルラッチCS_LATの通信線と、の3線は、第2段のシリアル/パラレル変換回路16へのシリアルチップセレクトデータ線15を構成する。
そして、ラッチ回路32,33,33a〜33d,34の各出力端が、シリアル/パラレル変換回路7のパラレル出力端の各端子を構成し、各端子には信号線8,9,9a〜9d,10が接続されている。
各信号線8,9,9a〜9d,10は、それぞれ被制御シリアル通信IC11〜13に接続され(図1を参照)、それぞれチップセレクト信号CS1,CS2,…,CSnを被制御シリアル通信IC11〜13に伝達する。
映像表示モジュール25a内にて、マイクロコンピュータ2がSPIデータ線5,14,23を介してデータのやり取りを行うに先立って、通信先となる被制御シリアル通信ICを選択するチップセレクトについて、以下に説明する。ここでは、マイクロコンピュータ2が、図1における第2表示ユニット装置4a内の被制御シリアル通信IC21のみを選択する場合を例に採る。
図3は、3線のシリアルチップセレクトデータ線6,15,24に含まれる、チップセレクトシリアルクロックCS_CLK、チップセレクトシリアルラッチCS_LATおよびチップセレクトシリアルデータCS_DATの各信号のタイミングチャートである。なお、図において“スタート”から“エンド”方向に時間は進む。
マイクロコンピュータ2は、第N表示ユニット装置に含まれる被制御シリアル通信ICの数、…、第2表示ユニット装置4aに含まれる被制御シリアル通信IC20〜22の数、第1表示ユニット装置3aに含まれる被制御シリアル通信IC11〜13の数、の合計分のクロックパルスを順次、チップセレクトシリアルクロックCS_CLKとして生成する。なお、最終段に当たる第N表示ユニット装置の分からクロックパルスは生成される。また、図3においては、チップセレクトシリアルクロックCS_CLKの立ち上がりエッジをトリガとしている。
図2の各Dフリップフロップ29,30,30a〜30d,31はそれぞれ、チップセレクトシリアルクロックCS_CLKのクロックパルス列を受けて、クロックサイクルごとにデータ入力端Dにおける信号をデータ出力端Qへと伝達する。
チップセレクトシリアルクロックCS_CLKには、第Nないし第1表示ユニット装置内の各被制御シリアル通信ICの数の合計分のクロックパルスが含まれている。よって、順次生成されるクロックパルスは、それぞれ第Nないし第1表示ユニット装置に含まれる各被制御シリアル通信ICに対応する。図3においては、各表示ユニット装置におけるチップセレクト信号CS1〜CSnを付記することにより、このことを示している。
マイクロコンピュータ2はまた、チップセレクトを行うべき第2表示ユニット装置4a内の被制御シリアル通信IC21に対応するクロックパルスにのみ同期してアクティブとなるよう、チップセレクトシリアルデータCS_DATを生成する。そして、マイクロコンピュータ2は、第1表示ユニット装置3aに含まれる被制御シリアル通信IC11に対応するクロックパルスを生成した後、ラッチ用のパルスをチップセレクトシリアルラッチCS_LATとして生成する。
図2の各Dフリップフロップ29,30,30a〜30d,31は、データ入力端Dに与えられるチップセレクトシリアルデータCS_DATをクロックサイクルごとに順次、次段へと伝達する。よって、最終的には、チップセレクトを行うべき第2表示ユニット装置4a内の被制御シリアル通信IC21に対応するDフリップフロップのデータ出力端Qのみが、アクティブとなっている。
そして、チップセレクトシリアルラッチCS_LATがアクティブとなることで、図2の各ラッチ回路32,33,33a〜33d,34が、それぞれ対応するDフリップフロップ29,30,30a〜30d,31のデータ出力端Qにおける信号をラッチし、信号線8,9,9a〜9d,10を介してチップセレクト信号CS1〜CSnとして各被制御シリアル通信ICへと伝達する。これにより、第2表示ユニット装置4a内の被制御シリアル通信IC21のみが選択される。
すなわち、マイクロコンピュータ2は、シリアル信号たるチップセレクトシリアルデータCS_DATを、第1ないし第N表示ユニット装置間で直列に接続されたシリアル/パラレル変換回路の初段から最終段にまで行き渡るように、シリアルチップセレクトデータ線6,15,24を介して送信し、各段のシリアル/パラレル変換回路のパラレル出力端のうちの所望の端子をアクティブ化する。そして、これにより被制御シリアル通信ICの中から特定のものを制御対象として選択することができ、マイクロコンピュータ2は、選択された当該制御対象との間でSPIデータ線5,14,23を介してデータのやり取りを行うのである。
なお、特定の被制御シリアル通信ICとの通信を行う場合には、毎回、第1ないし第N表示ユニット装置の全ての被制御シリアル通信IC(N×n個)のクロックパルス分の長さのチップセレクトシリアルデータCS_DATを、各段のシリアル/パラレル変換回路に送信する必要がある。
本実施の形態に係る制御システムによれば、被制御シリアル通信ICと同数のチップセレクト線をユニット制御装置1から引き出す必要は無く、チップセレクトシリアルデータCS_DATの通信線を含むシリアルチップセレクトデータ線6,15,24を用いて制御対象の選択を行うことができる。これにより、ユニット制御装置1のポート消費数の増大抑制が可能である。
また、シリアル/パラレル変換回路のパラレル出力端の各端子に複数の被制御シリアル通信ICが接続される。よって、ユニット制御装置1から複数の被制御シリアル通信ICごとにチップセレクト線を引き出す場合に比べて、総信号線長の増大を抑制することが可能である。
<実施の形態2>
本実施の形態は、実施の形態1に係るシリアル通信による制御システムの変形例であって、実施の形態1におけるチップセレクトシリアルデータCS_DATの通信線とは別系統の、同様の通信線をもう一本増やし、増設した通信線にもシリアル/パラレル変換回路を接続するものである。
図4は、本実施の形態に係るシリアル通信による制御システムを示す図である。なお、図4においては、第1表示ユニット装置3a、第2表示ユニット装置4a、…、第N表示ユニット装置と同様の、第1表示ユニット装置3b、第2表示ユニット装置4b、…、第N表示ユニット装置、が設けられている。
ただし、第1表示ユニット装置3bには、シリアル/パラレル変換回路7aに加えてシリアル/パラレル変換回路7bも設けられている。また、n個の被制御シリアル通信ICのうち、1〜k番目まで(符号11〜13)をシリアル/パラレル変換回路7aのパラレル出力端に信号線8a〜10aを介して接続し、k〜n番目まで(符号35〜37)をシリアル/パラレル変換回路7bのパラレル出力端に信号線8b〜10bを介して接続している。
第2表示ユニット装置4bについても同様であって、シリアル/パラレル変換回路16aに加えてシリアル/パラレル変換回路16bが設けられ、n個の被制御シリアル通信ICのうち、1〜k番目まで(符号20〜22)をシリアル/パラレル変換回路16aのパラレル出力端に信号線17a〜19aを介して接続し、k〜n番目まで(符号38〜40)をシリアル/パラレル変換回路16bのパラレル出力端に信号線17b〜19bを介して接続している。その他の図示しない第N表示ユニット装置についても同様である。
ユニット制御装置1内のマイクロコンピュータ2と被制御シリアル通信ICの全て(符号11〜13,35〜37,20〜22,38〜40、および、それら以外の図示せぬものも含む)とは、SPIデータ線5,14,23により第1ないし第N表示ユニット装置全てに亘って接続されている。
マイクロコンピュータ2と初段のシリアル/パラレル変換回路7aとは、3線のシリアルチップセレクトデータ線6により接続されている。なお、チップセレクトシリアルデータはCS_DAT1と改名されている。また、シリアルチップセレクトデータ線15によって、初段のシリアル/パラレル変換回路7aのシリアル出力端と第2段のシリアル/パラレル変換回路16aのシリアル入力端とが接続されている。
同様に、シリアルチップセレクトデータ線24によって、第2段のシリアル/パラレル変換回路16aのシリアル出力端と第3段のシリアル/パラレル変換回路(図示せず)のシリアル入力端とが接続されている。すなわち、前段のシリアル/パラレル変換回路のシリアル出力端と後段のシリアル/パラレル変換回路のシリアル入力端とが接続されることにより、第1ないし第N表示ユニット装置内のシリアル/パラレル変換回路同士が直列に接続されている。
また、マイクロコンピュータ2には、チップセレクトシリアルデータCS_DAT1とは別系統の、同様のチップセレクトシリアルデータCS_DAT2の通信線41も設けられている。そして、マイクロコンピュータ2と初段のシリアル/パラレル変換回路7bとは、通信線41により接続されている。なお、シリアルチップセレクトデータ線6より分岐した、チップセレクトシリアルクロックCS_CLKの通信線、および、チップセレクトシリアルラッチCS_LATの通信線もシリアル/パラレル変換回路7bに接続される。
また、チップセレクトシリアルデータCS_DAT2の通信線42によって、初段のシリアル/パラレル変換回路7bのシリアル出力端と第2段のシリアル/パラレル変換回路16bのシリアル入力端とが接続されている。なお、シリアルチップセレクトデータ線15より分岐した、チップセレクトシリアルクロックCS_CLKの通信線、および、チップセレクトシリアルラッチCS_LATの通信線もシリアル/パラレル変換回路16bに接続される。
同様に、チップセレクトシリアルデータCS_DAT2の通信線43によって、第2段のシリアル/パラレル変換回路16bのシリアル出力端と第3段のシリアル/パラレル変換回路(図示せず)のシリアル入力端とが接続されている。すなわち、前段のシリアル/パラレル変換回路のシリアル出力端と後段のシリアル/パラレル変換回路のシリアル入力端とが接続されることにより、第1ないし第N表示ユニット装置内の別系統のシリアル/パラレル変換回路同士が直列に接続されている。
その他の点については、実施の形態1に係る制御システムと同様のため、説明を省略する。
本実施の形態に係る制御システムによれば、チップセレクトシリアルデータCS_DAT1の通信線とは別系統のチップセレクトシリアルデータCS_DAT2の通信線41をさらに備え、シリアル/パラレル変換回路7b,16bを介して被制御シリアル通信IC35〜40の中からも制御対象を選択可能である。よって、二系列の制御系統を実現でき、チップセレクトシリアルデータCS_DAT1の通信線側の被制御シリアル通信ICの数を1表示ユニット装置当たりk−1個に減じて、その減じた分をチップセレクトシリアルデータCS_DAT2の通信線側の被制御シリアル通信ICとすることにより、チップセレクトシリアルデータCS_DATを、直列接続されたシリアル/パラレル変換回路7a,16aの初段から最終段にまで行き渡らせる時間を短縮することができる。
これにより、チップセレクトシリアルデータCS_DAT1の通信線側、および、チップセレクトシリアルデータCS_DAT2の通信線側、のいずれも制御対象の選択に要する時間が減少し、動作の高速化が図れる。
具体的には、例えばk=n/2+1の場合、すなわちシリアル/パラレル変換回路7a,7bの各々に接続される被制御シリアル通信ICが同数の場合、特定の被制御シリアル通信ICとの通信を行う場合には、チップセレクトシリアルデータCS_DAT1の通信線側、および、チップセレクトシリアルデータCS_DAT2の通信線側、のいずれにおいても、毎回、第1ないし第N表示ユニット装置の全ての被制御シリアル通信IC(N×n/2個)のクロックパルス分の長さのチップセレクトシリアルデータCS_DAT1,CS_DAT2を、各段のシリアル/パラレル変換回路に送信すればよい。実施の形態1のように(N×n個)のクロックパルス分の長さのチップセレクトシリアルデータCS_DATを生成する場合に比べ、半分のデータ長の信号を生成するだけで済むので、動作の高速化が図れる。
なお、本実施の形態では、チップセレクトシリアルデータCS_DAT1,CS_DAT2の信号線を二系列としたが、より多くの系列数としてもよい。
<実施の形態3>
本実施の形態は、実施の形態1に係るシリアル通信による制御システムの変形例であって、実施の形態1における各表示ユニット装置内の被制御シリアル通信ICを、メイン装置、および、メイン装置と同機能のサブ装置に分けて設け、通常動作時にはメイン装置を動作させ、メイン装置との間でデータのやり取りに不調が生じたときには、メイン装置に代えてサブ装置を動作させるようにしたものである。
実施の形態1においては、第1表示ユニット装置3a内の被制御シリアル通信IC11〜13は、映像表示機能やその他各種の機能を実現するために設けられた、それぞれが個別の機能を有する被制御装置であった。しかし、本実施の形態においては、例えば被制御シリアル通信IC11を発光表示機能のメイン装置とし、被制御シリアル通信IC13を、被制御シリアル通信IC11と全く同機能のサブ装置とする。
そして、マイクロコンピュータ2のプログラムを変更することにより、通常動作時には各表示ユニット装置内のメイン装置たる被制御シリアル通信ICがチップセレクトされるようにし、一方、メイン装置とのシリアル通信が不能状態となったときには、メイン装置ではなくサブ装置がチップセレクトされるようにする。
シリアル通信が不能状態か否かの判定は、例えば、メイン装置が故障してメイン装置からマイクロコンピュータ2へのシリアル入力データSDIのHiまたはLow状態が、所定期間以上続いたかどうかを判定する、あるいは、送信データ数の一致度を見るチェックサムを利用する、等すればよい。
例えば、第1表示ユニット装置3a内の被制御シリアル通信IC11をメインの温度センサーとし、被制御シリアル通信IC13をサブの温度センサーとする場合、ユニット制御装置1が第1表示ユニット装置3a内の温度データを収集するために、被制御シリアル通信IC11に対してシリアル通信により温度情報のリクエストを行う。
もし、メインの温度センサーたる被制御シリアル通信IC11が故障していた場合、被制御シリアル通信IC11はマイクロコンピュータ2に対して何ら反応せず、リクエストへの応答として、HiまたはLowのいずれかに固定した状態の信号出力を行うこととなる。マイクロコンピュータ2は、リクエストへの応答が、長期間にわたってHiまたはLowのいずれかに固定されたままであれば、メインの温度センサーたる被制御シリアル通信IC11は故障したと判断して、サブの温度センサーたる被制御シリアル通信IC13をチップセレクトする。
このようにすれば、メイン装置との間でデータのやり取りに不調が生じたときには、ユニット制御装置1は、制御対象としてメイン装置に代えてサブ装置を選択することができる。よって、故障時の信頼性に優れた制御システムが実現できる。
<実施の形態4>
本実施の形態は、実施の形態1に係るシリアル通信による制御システムの変形例であって、表示ユニット装置ごとに3ステートゲートを設け、シリアル/パラレル変換回路のパラレル出力端の一端子を3ステートゲートのイネーブル入力部に接続したものである。
図5は、本実施の形態に係るシリアル通信による制御システムを示す図である。図5においては、第1ないし第N表示ユニット装置内にて、SPIデータ線上に3ステートゲートおよびバッファが設けられている。バッファは、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor field effect transistor)などで構成された信号増幅段である。また、3ステートゲートは、所属する表示ユニット装置内の被制御シリアル通信ICがマイクロコンピュータ2へとデータを送信する際に、後段の表示ユニット装置からの信号を遮断する装置である。
第1表示ユニット装置3cを例に採れば、マイクロコンピュータ2からのSPIデータ線5は、第1表示ユニット装置3c内にてバッファ46を経由した後、被制御シリアル通信IC11〜13に分岐する。それとともに、SPIデータ線5内のシリアルクロックCLKの通信線、および、シリアル入力データSDIの通信線については、バッファ47を介して、次段へのSPIデータ線14を構成する。
一方、シリアル出力データSDOの通信線については、SPIデータ線14内の1線を構成し、バッファ47を介した後に3ステートゲート44を通過して、バッファ46を介してマイクロコンピュータ2へのSPIデータ線5を構成する。
3ステートゲート44のイネーブル入力部には、シリアル/パラレル変換回路7のパラレル出力端のチップセレクト信号CS1の端子が信号線8を介して接続されている。そして、チップセレクト信号CS2以降の信号線9,10が、各被制御シリアル通信IC11〜13に接続される。
第2表示ユニット装置4cにおいても同様に、バッファ48,49および3ステートゲート45が設けられている。第N表示ユニット装置においても同様である。それらの点以外の装置構成は、図1と同じである。
第1ないし第N表示ユニット装置間においては、SPIデータ線5,14,23によって、後段の3ステートゲートの信号出力部と前段の3ステートゲートの信号入力部とが接続されることにより、3ステートゲート同士が直列に接続されていることとなる。
映像表示モジュール25c内にて、マイクロコンピュータ2がSPIデータ線5,14,23を介してデータのやり取りを行うに先立って、通信先となる被制御シリアル通信ICを選択するチップセレクトについて、以下に説明する。ここでは、マイクロコンピュータ2が、図5における第2表示ユニット装置4c内の被制御シリアル通信IC21のみを選択する場合を例に採る。
図6は、3線のシリアルチップセレクトデータ線6,15,24に含まれる、チップセレクトシリアルクロックCS_CLK、チップセレクトシリアルラッチCS_LATおよびチップセレクトシリアルデータCS_DATの各信号のタイミングチャートである。図6では、チップセレクトシリアルデータCS_DATのうち、チップセレクト信号CS2の対応部分のみならず、LSB(Least Significant Bit)たるチップセレクト信号CS1の対応部分においてもアクティブとなっている点のみが、図3と異なる。
このように、マイクロコンピュータ2は、チップセレクトを行うべき第2表示ユニット装置4c内の被制御シリアル通信IC21からデータの読み込みを行う際に、パラレル出力端のチップセレクト信号CS1に対応する端子のアクティブ化(Hiアクティブとする)をも行う。
すると、信号線17に接続された3ステートゲート45のイネーブル入力部は非アクティブ化(3ステートゲート45はLowアクティブとする)されて、3ステートゲート45はハイインピーダンス出力状態となる。一方、その他の3ステートゲートはデータスルー状態である。これにより、チップセレクトされた被制御シリアル通信IC21を含む第2表示ユニット装置4cよりも後段に位置するSPIデータ線23上の不定データを、マイクロコンピュータ2に到達させないようにする。よって、被制御シリアル通信IC21からのデータにノイズが入りにくい。
その他の点については、実施の形態1に係るシリアル通信による制御システムと同様のため、説明を省略する。
本実施の形態に係る制御システムによれば、選択された被制御シリアル通信ICからのデータにノイズが入りにくく、信号伝達の信頼性が高い。
実施の形態1に係るシリアル通信による制御システムの構成を示す図である。 実施の形態1の制御システム内のシリアル/パラレル変換回路の構成を示す図である。 実施の形態1に係る制御システムにおける、チップセレクトシリアルクロックCS_CLK、チップセレクトシリアルラッチCS_LATおよびチップセレクトシリアルデータCS_DATの各信号のタイミングチャートである。 実施の形態2に係るシリアル通信による制御システムの構成を示す図である。 実施の形態4に係るシリアル通信による制御システムを示す図である。 実施の形態4に係る制御システムにおける、チップセレクトシリアルクロックCS_CLK、チップセレクトシリアルラッチCS_LATおよびチップセレクトシリアルデータCS_DATの各信号のタイミングチャートである。
符号の説明
1 ユニット制御装置、3a,3b,4a,4b 表示ユニット装置、5,14,23 SPIデータ線、6,15,24,41〜43 シリアルチップセレクトデータ線、7,7a,7b,16,16a,16b シリアル/パラレル変換回路、11〜13,20〜22,35〜37,38〜40 被制御シリアル通信IC、44,45 3ステートゲート。

Claims (4)

  1. 制御装置と、
    複数段の被制御ユニットと、
    データ線と、
    第1のシリアルチップセレクト線と
    を備え、
    前記複数段の被制御ユニットの各々は、シリアル入力端、シリアル出力端およびパラレル出力端を有する第1のシリアル/パラレル変換回路と、前記第1のシリアル/パラレル変換回路の前記パラレル出力端の各端子にそれぞれ接続された複数の第1の被制御装置とを含み、
    前記データ線は、前記複数の被制御ユニット全てに亘って前記第1の被制御装置の全てと前記制御装置とを接続し、
    前記第1のシリアルチップセレクト線によって前段の前記シリアル出力端と後段の前記シリアル入力端とが接続されることにより、前記複数段の被制御ユニット内の前記第1のシリアル/パラレル変換回路同士が直列に接続され、
    前記制御装置は、シリアル信号たる第1のチップセレクトデータ信号を、直列に接続された前記第1のシリアル/パラレル変換回路の初段から最終段にまで行き渡るように前記第1のシリアルチップセレクト線を介して送信し、前記パラレル出力端のうちの所望の端子をアクティブ化することにより、前記複数の第1の被制御装置の中から少なくとも一つを第1の制御対象として選択可能であり、選択された前記第1の制御対象との間で前記データ線を介してデータのやり取りを行う
    シリアル通信による制御システム。
  2. 請求項1に記載のシリアル通信による制御システムであって、
    前記第1のシリアルチップセレクト線とは別系統の第2のシリアルチップセレクト線
    をさらに備え、
    前記複数段の被制御ユニットの各々は、シリアル入力端、シリアル出力端およびパラレル出力端を有する第2のシリアル/パラレル変換回路と、前記第2のシリアル/パラレル変換回路の前記パラレル出力端の各端子にそれぞれ接続された複数の第2の被制御装置とをさらに含み、
    前記データ線は、前記複数段の被制御ユニット全てに亘って前記第2の被制御装置の全てと前記制御装置とをも接続し、
    前記第2のシリアルチップセレクト線によって前段の前記シリアル出力端と後段の前記シリアル入力端とが接続されることにより、前記複数段の被制御ユニット内の前記第2のシリアル/パラレル変換回路同士が直列に接続され、
    前記制御装置は、シリアル信号たる第2のチップセレクトデータ信号を、直列に接続された前記第2のシリアル/パラレル変換回路の初段から最終段にまで行き渡るように前記第2のシリアルチップセレクト線を介して送信し、前記パラレル出力端のうちの所望の端子をアクティブ化することにより、前記複数の第2の被制御装置の中から少なくとも一つを第2の制御対象として選択可能であり、選択された前記第2の制御対象との間でも前記データ線を介してデータのやり取りを行う
    シリアル通信による制御システム。
  3. 請求項1に記載のシリアル通信による制御システムであって、
    前記複数の第1の被制御装置は、メイン装置、および、前記メイン装置と同機能のサブ装置を含み、
    通常動作時には、前記制御装置は、前記第1の制御対象として前記メイン装置を選択し、
    前記メイン装置との間でデータのやり取りに不調が生じたときには、前記制御装置は、前記第1の制御対象として前記メイン装置に代えて前記サブ装置を選択する
    シリアル通信による制御システム。
  4. 請求項1に記載のシリアル通信による制御システムであって、
    前記複数段の被制御ユニットの各々は、信号入力部、信号出力部およびイネーブル入力部を有する3ステートゲートをさらに含み、
    前記データ線によって後段の前記信号出力部と前段の前記信号入力部とが接続されることにより、前記複数段の被制御ユニット内の前記3ステートゲート同士が直列に接続され、
    前記複数段の被制御ユニットの各々において、前記第1のシリアル/パラレル変換回路の前記パラレル出力端の一つの端子が前記イネーブル入力部に接続され、
    前記制御装置は、選択された前記第1の制御対象からデータの読み込みを行う際に、前記パラレル出力端の一つの端子に接続された前記イネーブル入力部を前記第1のチップセレクトデータ信号により非アクティブ化して、前記3ステートゲートをハイインピーダンス出力状態にすることにより、当該選択された前記第1の制御対象を含む被制御ユニットよりも後段に位置する前記データ線上の不定データを前記制御装置に到達させないようにする
    シリアル通信による制御システム。
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