JP2005210573A - 映像表示システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 映像データ中に写っている個々の物体を検出し、同一の物体が複数の画像フレームに渡って写っている期間を認識して1つの映像期間単位と捉えると共に、上記映像期間単位内に写っている一連の同一物体を1つのオブジェクトとして上記映像期間単位と関連付け、このオブジェクトの特徴をメタデータとして抽出するオブジェクト処理部30と、上記各映像期間単位において、上記メタデータに基づいて映像記憶部20に蓄積された映像データの中から所定の基準を満たす少なくとも1枚の画像フレームを当該映像期間単位における代表画像ベースとして抽出し、かつ当該映像期間単位と関連付けられたオブジェクトが強調されるように上記代表画像ベースを加工し、当該映像期間単位における代表画像を生成する代表画像処理部50とを備えた。
【選択図】 図1
Description
また、例えば特許文献2などでは、映像データの輝度差分比較によって分割を行い、分割された期間毎にシーンのタイプを静止画シーン、カメラ動きシーン、対象物動きシーンなどに分類して、それぞれのタイプに応じた代表フレームを検出している。
しかし、写っている物体がその期間においてどのような特徴のものであったかを明示的に表示する代表画像を抽出するような仕組みは特に持っていない。
図1は、本発明の実施の形態1による映像表示システムの機能ブロック構成を示し、映像表示システムの構成要素と動作手順を説明するための図である。以下に、この図を基に、本実施の形態による映像表示システムの構成と動作について説明する。本システムは、パソコンやワークステーションのように、コンピュータによって処理が実行される環境において構築されるものである。
なお、映像入力部10は、アナログのビデオカメラのような機器から映像データが入力される場合は、A/D(Analog-Digital)変換機能を有している。一方、LAN等を経由して既にディジタル化された映像データが入力されるような場合には、A/D変換機能は不要であるが、物理的および論理的なインターフェースとして対応する通信プロトコル処理を行い、映像データ部分のみを取り出す機能を有している。
始めに、オブジェクト抽出部31によって、映像入力部10から渡された映像データ中に写っている個々の物体を背景画像から切り出し、さらに、同一の物体が複数の画像フレーム(以下、画像フレームのことを単にフレームということもある。)間に渡って写っている期間を認識して1つの映像期間単位にまとめると共に、この映像期間単位内に写っている一連の同一物体と認識したものを1つのオブジェクトとして関連づける。以下、このように、映像期間単位と関連付け付けられたオブジェクトのことを、対象オブジェクト、あるいは映像期間単位に対応するオブジェクトと言うこともある。
なお、映像からの物体の切り出しや同一物体が複数フレーム間に渡って写っていることの認識方法については、例えば特開2001−076156号公報「画像監視装置」に見られるような、画像差分抽出やテンプレート探索といった画像処理技術を用いることによって自動的に行うことを、一般には想定している。ただし、必要に応じて人手を介した処理を交えることも考えられる。
抽出されたメタデータは、後続の処理がしやすい形で保持する。例えばこのシステムを実現する際にファイルシステムを持つコンピュータを利用するような場合、メタデータファイルとして保存するなどの方法をとる。
以下にその機能を説明する。
所定の基準を満たすとは、例えば、メタデータ抽出処理の際にオブジェクトの画面上の面積が最大となるフレームをメタデータの項目の1つとしてあらかじめ抽出しておいた場合、これらのフレームを代表画像ベースに選ぶことができる。また、このようにあらかじめメタデータの中に代表画像ベースとなるべきフレームの抽出が完了している必要はなく、例えばメタデータに各フレームにおけるオブジェクトの面積が保存されている場合なら、代表画像ベース選択部51において、この面積がメタデータ中で最大の値のものを計算してから代表画像ベースを決定しても構わない。
また、オブジェクトの特徴の表し方として、移動軌跡などの動きなど見せたい場合には、代表画像ベースとして複数のフレームを選択する場合もある。
例えば、メタデータとして、画面上におけるオブジェクトに外接する閉曲線(例えば、四角形や楕円形など)の位置座標を持っている場合、先に選択した代表画像ベース上にオブジェクトに外接する閉曲線でオブジェクトを囲むように重畳表示を加えたものを改めて代表画像とする。
あるいは、別の例としては、オブジェクト領域をある割合で含む閉曲線(例えば、四角形や楕円形など)で囲んだり、オブジェクトの領域部分だけ、すなわちオブジェクトが例えば人である場合には人の形をしている領域だけを囲んだり目立つ色で着色したり明度や彩度を変化させたりしてもよい。
あるいは、映像データの圧縮方法において部分的に解像度を変化させられるような方式が用いられておれば、オブジェクトの領域だけを高精細に表示するといった方法も考えられる。
このようなオブジェクトの時間的変化を示す代表画像の生成は、例えば、所定の時間間隔で複数のフレームを代表画像ベースとして選択し、どれか1枚のフレームを背景画像として利用した上に、各フレームからオブジェクト領域部分のみを切り出した画像をそれぞれ順次重畳と削除を繰り返すことによって、オブジェクト領域部分だけが背景画像の上を動画ふうに移動しているように表示させたり、重畳表示した画像は消さずに順次重畳を繰り返すことによってストロボ写真のような移動軌跡が残る形で表示したり、オブジェクト領域の画像を重畳するのは最初と最後といったような代表的な箇所だけにした上で、折れ線や曲線で表された移動軌跡を重畳表示させたり、また、例えば選択した複数のフレームを単に準動画としてコマ送り的な表示をさせたり、といった方法である。これらの方法でも、もちろん、前に述べたように各オブジェクト領域の周囲を枠で囲んで強調するといった方法と並行して用いてもよい。
ここでいう表示に関する条件とは、代表画像処理部50の説明の所で述べたような表示方法についてのバリエーションである。例えば、代表画像ベースとしてオブジェクトの面積が最大のものを選ぶ、大きさではなく画面上の位置が中心に近いものを選ぶ、といった静止画レベルでの代表画像ベースの選択基準を指定する。あるいは代表画像におけるオブジェクトの強調表現の方法として、例えば、オブジェクト領域の周りを枠で囲む、オブジェクト領域内を着色する、オブジェクト領域部分を最大限に拡大したものを代表画像として使用する、といった強調表示方法を指定してもよい。あるいはオブジェクトの動きを表現したい場合、ストロボ写真的な順次表示にする、オブジェクト領域を最大限拡大した状態で準動画ふうな順次表示を行う、曲線で軌跡を重畳表示する、といった表示方法を指定してもよい。
映像中に写っている人の中で“右向きに移動している人”という条件がユーザから与えられた場合、メタデータの中でオブジェクト平均移動ベクトルの値について調べ、値が正の数値であるオブジェクトだけを検索条件に合致したものとして抽出する。もっとも、厳密に正か正でないかで判定するのではなく、零に近い値で判定閾値を設けるなどしていてもよい。
もちろんこのような単純な平均移動ベクトルを用いる場合を例にとっても、左右方向だけでなく上下斜めなどの方向であってもよく、あるいは画面上に何が写っているのかという環境情報を与えてやることにより、右に移動するものという特徴は例えば玄関に入るという行動、左に移動するものという特徴は玄関から出るという行動に置き換えてやることもできる。
その場合、例えば照合度合の点数が高いオブジェクトから順に表示を行ったり、複数の条件がある場合には個別の条件に合ったオブジェクト毎に表示したりするなどの工夫が可能になる。照合度合の点数の例としては、例えば上記のように右向きに移動している人を検索する場合、オブジェクト平均移動ベクトルの値が大きいものほど右向きに大きく動いたということになるので、複数の表示オブジェクトがある場合、単に時刻順ではなくこの数値順に並べて表示するという方法もある。
まず、映像入力部10によって入力された映像データが映像記憶部20によって記憶される(ステップST1)。次に、映像データからオブジェクト抽出部31によってオブジェクトを抽出し(ステップST2)、そのオブジェクトの特徴量をメタデータ抽出部32によってメタデータとして抽出し、メタデータ記憶部40において記憶する(ステップST3)。
まず、オブジェクトの抽出について述べる。図4では、フレーム番号1〜5の5枚の映像フレームに2人の人物が写っている。詳細には、1枚目のフレーム(フレーム1)には1人、2枚目から4枚目までのフレーム(フレーム2〜4)には2人、5枚目のフレーム(フレーム5)には1人の人が写っており、これは画像差分抽出処理などによって検出される。
さらに、テンプレート探索処理などによって、1枚目から4枚目までのフレーム(フレーム1〜4)に同一人物が続けて写っており、2枚目から5枚目までのフレーム(フレーム2〜5)にはもう1人別の人物が続けて写っているということが認識される。この1人目の人をここではオブジェクト1、2人目の人をオブジェクト2と呼び、それぞれに対応する映像期間単位は、オブジェクト1についてはフレーム1からフレーム4まで、オブジェクト2についてはフレーム2からフレーム5までとなる。
この例のように、二つの映像期間単位が時間的に重なりを持っていてもよい。すなわち映像データを分割すると言っても複数の映像期間単位に同一の映像部分が含まれることもある。
そして次に、このオブジェクト1とオブジェクト2に対して、各々の映像期間(フレーム1からフレーム4まで、およびフレーム2からフレーム5まで)内における特徴を抽出したものが、メタデータである。
同様に、オブジェクト2の例では、まずフレーム2からフレーム5までの中からフレーム4を代表画像ベースとして選択し、さらにオブジェクト2の写っている領域に外接する四角形(枠に相当し、図4では長方形である。)を太線で重畳表示することによってオブジェクト領域を強調し、代表画像としている。
二つ目は、その隣(図5に向かって右側)に対象オブジェクトの領域のみを最大限拡大したものを表示している。さらにこの表示に関しては、単に静止画としてではなく、映像期間単位の時間範囲に渡る複数のフレームからオブジェクト領域部分を切り出して順次表示を行わせている。映像期間が長い場合には、期間中全てのフレームではなく所定の間隔でフレームを間引くことによって準動画ふうの動きにさせる。これをオブジェクトの時間的変化を示す代表画像2とする。
またさらにその隣(図5に向かって右側)には、各オブジェクトに関するその他のメタデータ情報として、オブジェクトの先頭時刻と最終時刻、代表画像1(静止画)のベースとなったフレームの時刻などもテキストで併せて表記させている。
また、映像データの中から所望のものが写っている部分を探したいような場合においても、各オブジェクトが写っている映像期間単位での映像内容の把握ができるため、例えば撮影順に表示される各映像期間単位の中からでも所望の映像部分を絞り込むことが容易にできるという効果が得られる。
上記実施の形態1では、条件入力部60を備え、ユーザが検索条件を指定するというアプリケーションを仮定したが、本発明は、必ずしもユーザが条件を指定して検索を行う形式のものだけに限って適用されるものではなく、以下にその例を示す。
本実施の形態による映像表示システムでは、実施の形態1で説明したような条件入力部60は備えていない。
また、メタデータ評価部70の処理としても、実施の形態1で説明したような、与えられた条件に合うものだけを抽出するのではなく、各オブジェクトをそのメタデータに対して所定の条件を基にグループ分けを行う。すなわち、メタデータ中のある項目の内容に応じて各オブジェクト(映像期間単位)をグループ分けする。
さらに、表示部80においては、グループ単位で各オブジェクトと関連付けられた映像期間単位における代表画像の表示を行う。すなわち、グループ分けされた内容毎に代表画像の列挙を行う。
これに加えて、このような形態の場合、ユーザが特に検索条件の入力という操作を行わなくても、映像表示システム側が自動的に映像内容を解析し、しかも所定の条件を基に分けられたグループ毎に提示してくれるので、所望の映像部分を絞り込むことが容易にできるという効果も得られる。
またさらに別の形態の例としては、複数のオブジェクト(映像期間単位)の代表画像をリストして表示するような場合だけでなく、1つのオブジェクト(映像期間単位)に対応する1つの代表画像を表示するだけといったようなシンプルなアプリケーションであってもよい。
本実施の形態による映像表示システムでは、実施の形態1で説明したような条件入力部60およびメタデータ評価部70は備えていない。
これに加えて、このような形態の場合、ユーザが特に検索条件の入力という操作を行わなくても、映像表示システム側が自動的に映像内容を解析して提示してくれるという効果も得られる。
以上に示した各実施の形態では、代表画像中で強調した表示とする対象は、その映像期間単位内の最初から最後まで連続して写っている、映像期間単位に対応した対象オブジェクトのみであった。しかし、その期間内に1つしか物体が検出されなかった場合を除けば、オブジェクト処理部30において、その他の物体に対しても別途オブジェクト化がなされており、その特徴量はメタデータとして抽出されている。
そこで、本実施の形態では、各オブジェクトに対応した映像期間単位で映像を扱いつつ、対象オブジェクト以外の物体(映像期間単位内の一部の映像期間に写っているが、当該映像期間単位とは異なる映像期間単位と関連付けられたオブジェクト)に関しても強調表示を行うようにしている。
また、対象オブジェクト以外に複数の物体が写っている場合に、これらの物体に対しては強調度合いを可変にすることにより、ユーザの目的に応じて、周辺の複数の物体に対して注目しているオブジェクトの挙動を際立たせた表示にすることも可能であるという効果が得られる。
実施の形態1において、ユーザが検索条件を与えるということは、ユーザは映像データの中でその検索条件に関連する事項に対して関心があるものと思われる。そこで、表示の仕方という条件を別途入力しなくても、この検索条件に関係のある情報に関して強調表示をするようにしたものが本実施の形態である。
このメタデータ保持状況において、検索条件として、例えば“オブジェクトの平均移動方向が右向きのもの”という条件がユーザから入力されたとする。この場合、ユーザはオブジェクトの移動方向という動きに関する情報に興味があると考えられるため、検索結果としては、平均移動方向が右向きのオブジェクトのみを選択して代表画像を一覧表示すると共に、各代表画像については移動軌跡に関する情報が明示されるような表示を行う。すなわち、例えば移動軌跡の折れ線や曲線を代表画像の中に重畳表示させるとか、合計移動量や平均移動速度といった情報をアイコンやテキスト情報としてそのオブジェクト領域の近くに重畳表示させるとか、などの加工を代表画像処理部50によって行うような例が挙げられる。もちろん、合計移動量や平均移動速度といった情報をアイコンやテキスト情報として代表画像の周辺に追加表示することも考えられる。
実施の形態5においては、ユーザが与えた検索に関する条件に関連するオブジェクトの特徴情報を明示的に表示する例を示したが、本実施の形態においては、その逆に、入力された検索条件に関係の無いメタデータ、すなわち入力された検索条件以外のメタデータに関して表示する。検索処理によって得られた検索結果では、このユーザから入力された検索条件に関する情報表示は全て満たされているものばかりのはずである。従って、オブジェクトに関する特徴をメタデータ内に多数持っているような場合、この検索結果に関する情報の追加表示はあえて必要では無く、むしろそれ以外の特徴情報を追加表示してもらう方が便利な場合も考えられる。
このメタデータ保持状況において、検索条件として、例えばオブジェクトの移動方向に関する条件を入力した場合、結果表示される代表画像中の対象オブジェクトは全て移動方向に関しては一定の基準を満たしているはずである。従って、オブジェクトに関するそれ以外の特徴として、例えば、オブジェクトの推定年齢や性別、個人識別番号といった個人情報を、テキストやアイコンを用いてそのオブジェクト領域の近くに重畳表示させる、などの加工を代表画像処理部50によって行う例が考えられる。もちろん、オブジェクトの推定年齢や性別、個人識別番号といった個人情報を、テキストやアイコンを用いて代表画像の周辺に追加表示することも考えられる。
以上に示した各実施の形態においては、全て、表示すべきオブジェクトが複数ある場合は、代表画像をサムネイル表示のようなリスト形式で表示するものであった。これに対して、本実施の形態おいては、例えば首振りを行わない固定カメラの映像など、写っている映像の背景が基本的には変わらないような映像の場合について、1枚の代表画像ベースの上に複数のオブジェクト領域画像を重畳表示する。
本実施の形態による映像表示システムは、構成としては、表示部80の機能について特に背景画像生成部81とオブジェクト合成部82とからなる点が異なり、動作に関しては、表示部80に加えて代表画像処理部50における処理について一部異なる点がある。
次に、表示部80内のオブジェクト合成部82において、各オブジェクトに対するオブジェクト領域の強調表示を、上記背景画像生成部81において抽出した背景画像に対して順次加えていき、これをディスプレイ等の表示装置に対して表示する。
これら各々のオブジェクトが写っている映像は全て背景が同じとなる状態であるため、各オブジェクトの代表画像ベースとなる静止画のうち1つを背景画像として流用している。その背景画像の上に、各々のオブジェクトの特徴として、各オブジェクトの動きが一目でわかるような移動軌跡情報を明示することによる強調表現を重畳している。
具体的には、実施の形態1において示した図6のようなポラロイド写真的な表現でもよいが、ここでは多数のオブジェクトを同一の画面に重畳する場合には見えにくくなる場合もあることも考慮して、各オブジェクト領域の画像重畳は代表の1枚だけとし、残りの軌跡情報に関しては各オブジェクト領域が複数フレーム間に渡って通過した重心位置を繋いだ曲線の矢印を重畳することで表現している。
また、別の効果として、1つの背景画像上に複数のオブジェクトを重畳表示することにより、どの位置に多数のオブジェクトが偏って出現しているのか、あるいは多数のオブジェクトと極端に異なる位置や移動軌跡を持つオブジェクトが無いか、あるいはどのオブジェクトとどのオブジェクトとがお互いに近い位置に現れたのか、といった複数オブジェクト間の空間上の位置関係をより明確に把握することが可能になるという効果が得られる。
Claims (11)
- 映像データを入力する映像入力部と、
入力された映像データを蓄積する映像記憶部と、
映像データ中に写っている個々の物体を検出し、同一の物体が複数の画像フレームに渡って写っている期間を認識して1つの映像期間単位と捉えると共に、上記映像期間単位内に写っている一連の同一物体を1つのオブジェクトとして上記映像期間単位と関連付け、このオブジェクトの特徴をメタデータとして抽出するオブジェクト処理部と、
上記各映像期間単位において、上記メタデータに基づいて上記映像記憶部に蓄積された映像データの中から所定の基準を満たす少なくとも1枚の画像フレームを当該映像期間単位における代表画像ベースとして抽出し、かつ当該映像期間単位と関連付けられたオブジェクトが強調されるように上記代表画像ベースを加工し、当該映像期間単位における代表画像を生成する代表画像処理部と、
上記代表画像の表示を行う表示部と
を備えたことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項1に記載された映像表示システムにおいて、
上記各オブジェクトのメタデータに対して所定の条件を基にグループ分けを行うメタデータ評価部を備え、
上記表示部は、上記グループ単位で上記各オブジェクトと関連付けられた映像期間単位における代表画像の表示を行う
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項1に記載された映像表示システムにおいて、
検索条件が入力される検索条件入力部と、
上記入力された検索条件に合致するメタデータを持つオブジェクトを抽出するメタデータ評価部とを備え、
上記表示部は、上記抽出されたオブジェクトと関連付けられた映像期間単位における代表画像の表示を行う
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項1ないし3の何れかに記載された映像表示システムにおいて、
上記代表画像処理部は、上記映像期間単位内の一部の映像期間に写っているが、上記映像期間単位とは異なる映像期間単位と関連付けられたオブジェクトも強調されるように代表画像を生成する
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項1ないし4の何れかに記載された映像表示システムにおいて、
上記代表画像処理部は、複数枚の画像フレームをその映像期間単位における代表画像ベースとして抽出し、これらの画像フレームを用いて当該映像期間単位と関連づけられたオブジェクトの時間的変化を示す代表画像を生成する
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項5に記載された映像表示システムにおいて、
上記オブジェクトの時間的変化を示す代表画像の生成は、上記各画像フレームにおける上記映像期間単位と関連づけられたオブジェクトの領域の少なくとも一部を含む部分を切り出し、切り出したオブジェクト部分を時間軸に沿って順次表示するように加工することにより行う
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項5に記載された映像表示システムにおいて、
上記代表画像処理部は、所定の基準を満たす1枚の画像フレームをその映像期間単位における代表画像ベースとして抽出し、かつ当該映像期間単位と関連づけられたオブジェクトを強調する加工を施した静止状態を示す代表画像と、上記請求項5に記載のオブジェクトの時間的変化を示す代表画像とを生成し、
上記表示部は、上記静止状態を示す代表画像と上記オブジェクトの時間的変化を示す代表画像との両方を表示する
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項1ないし7の何れかに記載された映像表示システムにおいて、
表示方法に関する条件が入力される表示条件入力部を備え、
上記代表画像処理部は、上記入力された表示方法に関する条件に従って代表画像を生成する
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項3ないし8の何れかに記載された映像表示システムにおいて、
上記代表画像処理部は、オブジェクトが強調されるように代表画像ベースを加工する際に、入力された検索条件に関係のあるメタデータに関して重畳表示する
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項3ないし8の何れかに記載された映像表示システムにおいて、
上記代表画像処理部は、オブジェクトが強調されるように代表画像ベースを加工する際に、入力された検索条件以外のメタデータに関して重畳表示する
ことを特徴とする映像表示システム。 - 上記請求項1ないし10の何れかに記載された映像表示システムにおいて、
上記表示部は、同一背景を持つ複数の映像期間単位における代表画像を、1つの背景画像上に上記各映像期間単位と関連付けられた各オブジェクトが重畳して配置されるように、表示する
ことを特徴とする映像表示システム。
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