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JP2005112846A - ウコン含有組成物 - Google Patents

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JP2005112846A JP2004188519A JP2004188519A JP2005112846A JP 2005112846 A JP2005112846 A JP 2005112846A JP 2004188519 A JP2004188519 A JP 2004188519A JP 2004188519 A JP2004188519 A JP 2004188519A JP 2005112846 A JP2005112846 A JP 2005112846A
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、新規なウコン含有組成物を提供し、肝機能保護及び改善機能における有用性を十分に発揮可能な組成物を提供することである。
【解決手段】 ウコンと、スクワレン又はスクワランを配合し、それらを有効成分とすることを特徴とするウコン含有組成物を提供することによる。当該ウコン含有組成物には、さらにピペリン及び/又は食物繊維を配合することもできる。その結果、新規組成物は、顕著な肝機能保護及び改善効果を有し、しかも、それら単独で使用するより相乗的に肝機能保護及び改善効果が得られる。

Description

本発明は新規なウコン含有組成物に関する。さらに詳しくは、ウコンとスクワレン又はスクワランの混合物を主成分とする新規なウコン含有組成物、加えてピペリン及び/又は食物繊維を混合した新規なウコン含有組成物に関する。本発明は、新規なウコン含有組成物の肝機能保護及び改善機能における有用性に基づくものである。
従来肝機能改善剤としてはアミノ酸製剤、グルタチオン、肝臓加水分解物、漢方薬などが使用されているが、作用が緩和で効果のすぐれたものは少ない。植物由来の組成物として、田七人参、マリアアザミ、ウコン等に肝機能改善効果があると言われているが、その効果は十分なものとは言えない。
一方スクワレン及びスクワランは深海ザメの肝油の成分で、細胞賦活作用、免疫強化作用、抗酸化作用、鎮痛作用、殺菌作用、浸透作用の効果があると言われているが、肝機能改善効果の報告は見当たらない。
また、ウコンから溶出したウコン油溶性成分を含有させた食用油脂が開示されているが(特許文献1)、有効成分としてクルクミン、スクワレン又はスクワランを含有し、肝機能改善効果を示す組成物の報告は見当たらない。
ピペリンはコショウの辛味成分であり、ピペリンがウコンに含有されるクルクミンの生物学的有効性を上昇させるという報告がされている(非特許文献1)。クルクミンをピペリンとともに有効成分として配合して、炎症性腸疾患の予防・治療剤とすることが開示されている(特許文献1)。しかしながら、クルクミン、スクワレン又はスクワラン、ピペリンの3つの成分を含有する組成物の報告は見当たらない。
特開2001‐86931 特開2003‐55202 Guido Shoba et al. Planta Medica 64(1998) 353-356
ウコンは、クルクミンや精油成分等を含んでおり、古くから漢方薬の一種として、肝臓炎、腎臓炎、胆道炎、胆石症及び胃炎等における治療薬あるいは強壮薬として用いられてきた。しかしながら、ウコンの有効成分であるクルクミンや精油成分は疎水性であるため吸収が悪く、肝機能改善効果は他の植物由来の組成物と同様に十分なものとは言えない。本発明の課題は、新規なウコン含有組成物を提供し、肝機能保護及び改善機能における有用性を十分に発揮可能な組成物を提供することである。
本発明者は、上記課題解決のために、ウコンとスクワレン又はスクワランを配合することを検討し、その結果、新規組成物は、顕著な肝機能保護及び改善効果を有し、しかも、それら単独で使用するより相乗的に肝機能保護及び改善効果が増大することを見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下よりなる。
1.ウコンと、スクワレン又はスクワランを配合し、ウコンと、スクワレン又はスクワランの配合比率が2:8〜5:5であるウコン含有組成物。
2.ウコンが、乾燥粉砕物又は有機溶媒抽出物若しくはその乾燥物である前項1に記載のウコン含有組成物。
3.有機溶媒抽出物には、ウコンの成分であるクルクミンが含まれる前項2に記載のウコン含有組成物。
4.ウコンが、Curcuma longa(秋ウコン)、Curcuma aromatica(春ウコン)、Curcuma zedoaria又はCurcumaxanthorrhizaである前項1〜3の何れか一に記載のウコン含有組成物。
5.スクワレンが、深海産の魚類に含有される不飽和炭化水素である前項1〜4の何れか一に記載のウコン含有組成物。
6.スクワレンが、サメ類の肝油中に存在する不飽和炭化水素である前項5に記載のウコン含有組成物。
7.スクワランが、深海産の魚類に含有される不飽和炭化水素、又はサメ類の肝油中に存在する不飽和炭化水素を還元してなる飽和炭化水素である前項1〜4の何れか一に記載のウコン含有組成物。
8.スクワランが、ゲラニルアセトン及びアセチレン化合物を原料として合成して得られる合成スクワランである前項1〜4の何れか一に記載のウコン含有組成物。
9.さらにピペリン含有素材を有効成分として配合することを特徴とする前項1〜8の何れか一に記載のウコン含有組成物。
10.ピペリン含有素材がコショウ及び/又はヒハツであることを特徴とする前項9に記載のウコン含有組成物。
11.さらに食物繊維を有効成分として配合することを特徴とする前項1〜10の何れか一に記載のウコン含有組成物。
12.食物繊維が水溶性食物繊維である前項11に記載のウコン含有組成物。
13.肝機能の保護作用又は改善作用のために摂取される前項1〜12の何れか一に記載のウコン含有組成物。
14.肝機能障害の予防及び/又は治療のために摂取される前項1〜13の何れか一に記載のウコン含有組成物。
15.前項1〜14の何れか一に記載のウコン含有組成物を含む食品。
16.前項1〜14の何れか一に記載のウコン含有組成物を含むカプセル剤、錠剤又はシロップ剤のいずれかの剤型からなる製剤。
本発明の新規ウコン含有組成物は、ウコンとスクワレン又はスクワランを配合することにより、優れた肝機能保護及び改善作用を有するものとなり、該組成物からなる食品及びサプリメント製剤は、優れた肝機能保護及び改善効果を示すものである。本発明の新規ウコン含有組成物の肝機能保護及び改善作用は、ピペリンを配合することにより、さらに増強される。しかも、本発明の新規ウコン含有組成物は副作用が全くないので、有用性は非常に高い。
本発明で使用するウコンは、採取されたウコンの乾燥粉砕物であってもよいし、又はその有機溶媒抽出物若しくはその乾燥物であってもよい。有機溶媒は、アセトン、エタノール等が好適に使用できる。ウコンの有機溶媒抽出物は自体公知であり、公知の手法で調製可能である。乾燥とは、凍結乾燥のほか、自然蒸発による乾燥、或は加熱乾燥等も利用可能である。処理は、ウコンの成分であるクルクミンが効率的に回収できる限りは特に限定されるものではない。
本発明で使用するウコンの種類は、Curcuma longa(秋ウコン)、Curcuma aromatica(春ウコン)、Curcuma zedoaria又はCurcumaxanthorrhiza等が例示される。特に好ましいウコンとしてはCurcuma longa(秋ウコン)が例示される。
スクワレンは、非環式トリテルペンの一つで、鮫類の肝油に多く含まれる無色の油である。酸素を吸収して粘性油になる。スクワレンは、この肝油等の多量に含有する天然物をそのまま用いてもよいし、或は精製されたスクワレンを用いてもよい。スクワレンは深海産の魚類に含有される不飽和炭化水素を使ってもよい。特に好ましくは、サメ類の肝油中に存在する不飽和炭化水素を使用する。
スクワランは、スクワレンの代謝産物であり、これは深海産の魚類に含有される不飽和炭化水素、又はサメ類の肝油中に存在する不飽和炭化水素を還元して得られる。また、スクワランは、ゲラニルアセトン及びアセチレン化合物を原料として合成して得られる合成スクワランであってもよい。
ピペリンは、コショウの辛味成分として知られており、ウコンの成分であるクルクミンの生体利用率を高める働きをする。
ピペリンを含有するピペリン含有素材として、コショウ、ヒハツ、又はこれらの組合わせたもの等の香辛料を用いることができるが、中でもヒハツを用いることが好ましい。ヒハツは、沖縄料理に頻繁に用いられる香辛料であり、ピハーツ、フィファチ、ピファーチなどとも呼ばれる。産地としては、日本国内では沖縄、特に八重山地方が主であり、商品として市場にでているものが多数ある。本発明ではこれらの商品を入手し、用いることも可能である。あるいは、ヒハツとして、例えばPiper longum(ヒハツ)又はPiper retrofractum(ヒハツモドキ)の実を乾燥させて粉砕したもの、コショウとしてPiper nigrum(コショウ)の実を乾燥させて粉砕したものを用いてもよい。
食物繊維とは、一般に人の消化酵素では分解されない成分を指し、これには海藻に含まれる水溶性食物繊維と穀物などに含まれる不溶性食物繊維とがある。本発明においては、糖、脂肪、コレステロールなどの吸収を抑える働きをする水溶性食物繊維を用いることが好ましく、特にアルギン酸又はアルギン酸塩(ナトリウム塩、カリウム塩等)、難消化性デキストリン等が適しているが、本発明には食物繊維を含めばどのようなものでも用いることができる。
以上のようなウコンとスクワレン及び/又はスクワラン、さらにはピペリン及び/又は食物繊維は、常法の製剤化技術によって、適宜配合される。
本発明のウコン含有組成物において、ウコンと、スクワレン又はスクワランの配合比率は、2:8〜5:5であり、より好ましくは3:7〜4:6であり、さらに好ましくは3.5:6.5である。この配合比は、ウコンのクルクミン含有量を考慮して適宜決定される。
本発明のウコン含有組成物がさらにピペリン含有素材を含む場合において、ウコンに対するピペリン含有素材の配合比率は、10:1〜1:1であり、より好ましくは5:1〜2:1であり、さらに好ましくは3:1である。この配合比は、ウコンのクルクミン含有量及びピペリン含有素材のピペリン含有量を考慮して適宜決定される。
本発明のウコン含有組成物が食物繊維をさらに含む場合において、食物繊維の配合量は一律には規定しがたいが、食物繊維の一日あたりの摂取量が2g〜30g、より好ましくは4g〜15g、さらに好ましくは6gとなるように配合することができる。この配合量は、組成物中のクルクミン含有量、食物繊維の種類等を考慮して適宜決定される。また食物繊維の配合量は、ウコン−スクワレン−ヒハツの含有量を変更せずに、全量を嵩増しすることによって増量させることができる。
また、本発明のウコン含有組成物には肝機能保護及び改善効果を損なわない範囲において薬学的に許容しうる種々の担体を配合することができ、具体的には、グリセリン脂肪酸エステル及びミツロウ等の安定化剤、セルロース及びその誘導体、デンプン及びその誘導体等の天然及び合成高分子等の賦形剤、ステアリン酸及びその塩類、天然及び合成ワックス類等の滑沢剤、糖類、酸味剤、香料等を配合することができる。
本発明の新規なウコン含有組成物は、用いる条件に応じて公知の調製法に従い、粉末状、粒状、顆粒状、細粒状、ガム状、トローチ状等の固形状、あるいはペースト状やシロップ状等の液状とすることができる。
本発明の新規なウコン含有組成物は、肝機能の保護作用又は改善作用のために摂取される。また、肝機能障害の予防及び/又は治療のために摂取される。本発明の新規なウコン含有組成物は、経口により摂取されることが好ましく、これは該ウコン含有組成物を食品に含有させたり、製剤化したりすることにより達成することできる。
上記ウコン含有組成物を、例えば、ジュース、清涼飲料、茶、スープ、麺類、豆乳、豆腐、サラダ油、ドレッシング、ヨーグルト、ゼリー、プリン、フリカケ、育児用粉乳、キャンディ、ケーキ、パン、クッキー、スナック菓子、焼き菓子、おかき、あられ、水産加工品、ソース等の調味料等に含有させ、食品とすることもできる。本発明のウコン含有組成物を食品補助剤又は食品添加剤として種々の食品に添加して、健康食品や栄養補助食品等とすることもできる。
また、本発明のウコン含有組成物を、常法の製剤化技術により、デキストリン、乳糖、デンプン等の賦形剤などや、香料、色素等とともに、ペレット、錠剤、顆粒等に加工したり、ゼラチン等で被覆してカプセルに製剤化することも可能である。
本発明の食品におけるウコン含有組成物は、食品の種類や状態により一律に規定しがたいが、通常、ウコンとして100mg以上、好ましくは400mg以上である。配合量が50mg未満では経口摂取による効果が期待できないおそれがある。本発明のウコン組成物はそれ自体風味をもつので、食品の風味を良くするという目的を考慮しながら含有量を設定することもできる。
以下、本発明を実施例に基づいてより詳細に説明する。但し、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)ウコン含有組成物
生秋ウコン(Curcuma longa)10kgをスライスし、乾燥及び粉砕して、ウコンの粉末(クルクミン含有量4%)1.32kgを得た。
ウコンの粉末25%、スクワレン62%、安定化剤としてグリセリン脂肪酸エステル6.5%及びミツロウ6.5%を加え2時間攪拌してウコンとスクワレンの配合比率約3:7の混合液(クルクミン含有量1%)を製造した。
(実施例2)ウコン含有組成物
実施例1と同様にして得られたウコンの粉末1kgを60%エタノール水溶液10Lで3回抽出し(室温、1時間攪拌)、得られた抽出液を濃縮後、凍結乾燥することにより、ウコンのエタノールエキスの凍結乾燥粉末(クルクミン含有量25%)163gを得た。
このエタノールエキス粉末4%、スクワレン83%、安定化剤としてグリセリン脂肪酸エステル6.5%及びミツロウ6.5%を加え2時間攪拌してウコンとスクワレンの配合比率約3:7(ウコン粉末換算)の混合液(クルクミン含有量1%)を製造した。
(実施例3)ウコン含有組成物
実施例1と同様にして得られたウコンの粉末1kgをアセトン10Lで3回抽出し(室温、1時間攪拌)、得られた抽出液を濃縮後、凍結乾燥することにより、ウコンのアセトンエキスの凍結乾燥粉末(クルクミン含有量22%)179gを得た。
このアセトンエキス粉末4.5%、スクワレン82.5%、安定化剤としてグリセリン脂肪酸エステル6.5%及びミツロウ6.5%を加え2時間攪拌してウコンとスクワレンの配合比率約3:7(ウコン粉末換算)の混合液(クルクミン含有量1%)を製造した。
(実施例4)サプリメント製剤
実施例1〜3のウコン含有組成物であるウコンとスクワレン混合液250mgを、軟カプセルに充填加工して軟カプセル剤を製造した。
(実施例5)食品
実施例1〜3のウコン含有組成物であるウコンとスクワレン混合液10gを、市販のナチュラルチーズ100gに添加し、過熱攪拌混合を行い、ウコンとスクワレン含有食品を製造した。
(実験例1)
(飼料)
ラットの飼料(CRF-1:オリエンタル酵母)に実施例1の混合液を加え、クルクミン含有量が0.2%である飼料を製造した。また、比較群として実施例1で得られたウコン粉末を混合したクルクミン含有量0.2%の飼料(スクワレン含有量0%)及びスクワレン含有量2%の飼料(クルクミン含有量0%)を製造した。コントロール群は無添加の飼料(CRF-1:オリエンタル酵母)とした。これらの飼料を次の試験に供した。
(方法)
ウイスター系白色ラット(雄、4週齢)を一定条件下(温度:24±2℃、湿度:55±10%、照明:12時間)で3日間順応させた後、上述の通り製造した飼料(試験群、比較群及びコントロール群)を各々計7日間摂食させた。6日目に正常群を除き、D−ガラクトサミン生理食塩水溶液(35mg/ml)350mg/kgを腹腔内に投与し、D−ガラクトサミンを投与してから22時間後に、ネンブタールによる麻酔下で開腹し採血した。
(結果)
この様にして得られた血液を用い、肝機能の指標として、血液中のGPT及びGOTの活性を測定した。値は平均値及び標準誤差で示し、有意差検定はt−テストによって行った。
GPT活性の測定結果を表1に、GOT活性の測定結果を表2に示す。
Figure 2005112846
GPT活性の有意差検定(t−テスト)
実施例1(ウコン+スクワレン)群のGPT活性は、コントロール群、比較例(ウコンのみ)群及び比較例(スクワレンのみ)群のそれらと比較して上昇が抑制されており、有意水準5%で平均に有意差があった。
Figure 2005112846
GOT活性の有意差検定(t−テスト)
実施例4(ウコン+スクワレン)群のGOT活性は、コントロール群、比較例(ウコンのみ)群及び比較例(スクワレンのみ)群のそれらと比較して上昇が抑制されており、有意水準5%で平均に有意差があった。
(実施例6)食品(おかき)
実施例1と同様にして得られたウコン粉末15gに、スクワレン25g、ヒハツ5g、食物繊維200g、食塩20g及び米粉300gを加えさらに適量の水を加えて攪拌し、ウコン、スクワレン、ヒハツ、食物繊維の配合比率約3:5:1:40(ウコン粉末換算)のペーストを製造した。これを延展し、細切して乾燥させた後オーブンで焼いておかきとした(クルクミン含有量0.1%)。
おかき一袋18g中には、ウコン450mg、スクワレン750mg、食物繊維6g、ヒハツ150mgが含有されていた。
(実施例7)食品(あられ)
実施例1と同様にして得られたウコン粉末9gに、スクワレン15g、ヒハツ3g、食塩6g、コンブ抹6gを加え攪拌し、ウコン、スクワレン、ヒハツ、食物繊維の配合比率約3:5:1:1(ウコン粉末換算)のペーストを調製した。これを300gのもち米からついた、つきたての餅に手早く混ぜ込み、よく練りこんだ後延展し4℃で一晩以上寝かした。取り出して細切したものを、乾燥後焼き上げあられを製造した。
あられ一袋18g中には、ウコン450mg、スクワレン750mg、食物繊維200mg、ヒハツ150mgが含有されていた。
本発明のウコン含有組成物は、ウコンに加えてスクワレンを含有することにより、副作用がなく、優れた肝機能保護及び改善作用を有するので、該組成物は食品やサプリメント製剤として利用することができる。また、本発明のウコン含有組成物としてピペリンを含有する場合は、より優れた肝機能保護及び改善効果を有し、風味の良い健康食品として利用することができる。さらに本発明のウコン含有組成物として食物繊維を含有する場合は、糖、脂肪、コレステロールの吸収抑制作用を有するものとなり、ダイエット食品などに利用することができる。

Claims (16)

  1. ウコンと、スクワレン又はスクワランを配合し、ウコンと、スクワレン又はスクワランの配合比率が2:8〜5:5であるウコン含有組成物。
  2. ウコンが、乾燥粉砕物又は有機溶媒抽出物若しくはその乾燥物である請求項1に記載のウコン含有組成物。
  3. 有機溶媒抽出物には、ウコンの成分であるクルクミンが含まれる請求項2に記載のウコン含有組成物。
  4. ウコンが、Curcuma longa(秋ウコン)、Curcuma aromatica(春ウコン)、Curcuma zedoaria又はCurcumaxanthorrhizaである請求項1〜3の何れか一に記載のウコン含有組成物。
  5. スクワレンが、深海産の魚類に含有される不飽和炭化水素である請求項1〜4の何れか一に記載のウコン含有組成物。
  6. スクワレンが、サメ類の肝油中に存在する不飽和炭化水素である請求項5に記載のウコン含有組成物。
  7. スクワランが、深海産の魚類に含有される不飽和炭化水素、又はサメ類の肝油中に存在する不飽和炭化水素を還元してなる飽和炭化水素である請求項1〜4の何れか一に記載のウコン含有組成物。
  8. スクワランが、ゲラニルアセトン及びアセチレン化合物を原料として合成して得られる合成スクワランである請求項1〜4の何れか一に記載のウコン含有組成物。
  9. さらにピペリン含有素材を有効成分として配合することを特徴とする請求項1〜8の何れか一に記載のウコン含有組成物。
  10. ピペリン含有素材がコショウ及び/又はヒハツであることを特徴とする請求項9に記載のウコン含有組成物。
  11. さらに食物繊維を有効成分として配合することを特徴とする請求項1〜10の何れか一に記載のウコン含有組成物。
  12. 食物繊維が水溶性食物繊維である請求項11に記載のウコン含有組成物。
  13. 肝機能の保護作用又は改善作用のために摂取される請求項1〜12の何れか一に記載のウコン含有組成物。
  14. 肝機能障害の予防及び/又は治療のために摂取される請求項1〜13の何れか一に記載のウコン含有組成物。
  15. 請求項1〜14の何れか一に記載のウコン含有組成物を含む食品。
  16. 請求項1〜14の何れか一に記載のウコン含有組成物を含むカプセル剤、錠剤又はシロップ剤のいずれかの剤型からなる製剤。
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