[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2004512848A - ダイズ処理方法 - Google Patents

ダイズ処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004512848A
JP2004512848A JP2002540586A JP2002540586A JP2004512848A JP 2004512848 A JP2004512848 A JP 2004512848A JP 2002540586 A JP2002540586 A JP 2002540586A JP 2002540586 A JP2002540586 A JP 2002540586A JP 2004512848 A JP2004512848 A JP 2004512848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soybean
germ
soy
stream
concentrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002540586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4564229B2 (ja
JP2004512848A5 (ja
Inventor
ビーバー マイケル ジェイ.
アイツ スコット ディー.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cargill Inc
Original Assignee
Cargill Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cargill Inc filed Critical Cargill Inc
Publication of JP2004512848A publication Critical patent/JP2004512848A/ja
Publication of JP2004512848A5 publication Critical patent/JP2004512848A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4564229B2 publication Critical patent/JP4564229B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
    • C11B1/00Production of fats or fatty oils from raw materials
    • C11B1/10Production of fats or fatty oils from raw materials by extracting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L11/00Pulses, i.e. fruits of leguminous plants, for production of food; Products from legumes; Preparation or treatment thereof
    • A23L11/05Mashed or comminuted pulses or legumes; Products made therefrom
    • A23L11/07Soya beans, e.g. oil-extracted soya bean flakes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L11/00Pulses, i.e. fruits of leguminous plants, for production of food; Products from legumes; Preparation or treatment thereof
    • A23L11/70Germinated pulse products, e.g. from soy bean sprouts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2002/00Food compositions, function of food ingredients or processes for food or foodstuffs

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)

Abstract

ダイズ油およびダイズミールを生産するダイズ処理操作においてダイズ胚芽濃縮物を生成する方法を提供する。

Description

【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2000年11月9日出願の米国特許出願第60/247,845号(その全開示が参照として本明細書中に組み入れられる)の一部継続出願であり、その優先権を主張する。
【0002】
技術分野
本発明は、ダイズ処理、より詳細にはダイズ胚芽濃縮物の生産に関する。
【0003】
背景
ダイズは、何千年にもわたり油およびタンパク質の供給源として使用されている。ダイズは、これらの重要な製品の現在最も重要な農業供給源の1つであり、動物およびヒトの両方で消費されている。さらに、石油製品の長期供給が懸念されるにつれ、ダイズ油の産業用途が増加している。他の方法が存在するが、典型的には、ダイズ油は有機溶媒を用いた抽出によって固体から単離する。動物用飼料に使用するために、油抽出後に残存したダイズ製品を脱溶媒するかトーストして脱脂トーストダイズミールを生成するか、瞬間脱溶媒して、「白色フレーク」と呼ばれる中間製品を生成し、食品および栄養製品(例えば、豆腐およびダイズタンパク単離物)の使用のためにさらに処理する。
【0004】
生のダイズは、外皮と呼ばれる外被層、ミートまたは子葉と呼ばれる2つの半球、および胚芽または胚軸とよばれる胚からなる。従来のダイズ処理では、しばしば外皮を除去して油抽出を容易にし、ダイズミール中の繊維量を減少させる。典型的なダイズ処理では、油および溶媒含有白色フレークを、ミート(90重量%超)と、胚芽(約2%)と、少量の残留外皮率との混合物から生産する。油および溶媒含有白色フレークのさらなる精製により、商品化に適切な製品が得られる。
【0005】
ダイズからのダイズ油および溶媒含有白色フレークの従来の生成プロセスを図1に示す。このプロセスによれば、ダイズを約9〜11%の含水率に乾燥させ、約24〜72時間焼き戻し、2組の挽き割りロールに通してダイズミートを1/4および1/8に砕いて(すなわち、大部分のミートが1/4または1/8のサイズの小片になる)、ミートと外皮を分離する。次いで、一連の吸引および移動工程によりほとんどの外皮を取り除く。その後、残りの挽き割りダイズを馴化し(加熱して軟化させる)、油抽出を容易にするためにフレーク状にし、ヘキサンなどの溶媒を使用して抽出する。このプロセスにより、以下の3つの製品が得られる:粗ダイズ油、外皮、および溶媒含有白色フレーク。溶媒含有白色フレークは市販製品ではなく、これらを溶媒除去および/またはトーストによる脱溶媒によってさらに処理する必要がある。図1に示すプロセスでは、ミートと共に処理される胚芽もあれば、意図せず外皮と共に吸引され得るものもある。
【0006】
最近、医学団体および栄養団体は、ダイズ胚芽はミートよりも比較的高濃度の栄養(例えば、イソフラボン、トコフェロール、およびステロール)を含むと認識し始めている。したがって、例えば、国際公開公報第96/10341号および米国特許第5,952,230号に記載のように、ダイズ流から非常に純粋な(90%超)ダイズ胚芽画分の分離が試みられている。しかしこれらの引例は、ダイズからのダイズ胚芽の分離をダイズ油および低繊維溶媒含有白色フレークの生産プロセスにどのようにしてうまく組み込むかを記載していない。
【0007】
概要
本明細書中で使用されている、「白色フレーク」という表現は、脱脂非トーストダイズ材料をいう。この用語を「溶媒含有」という表現の前に置く場合、脱溶媒していない脱脂非トーストダイズ材料をいい、それ以外は脱溶媒した脱脂非トーストダイズ材料をいう。
【0008】
「ダイズ胚芽濃縮物」という表現は、非処理ダイズで通常見出されるよりも単位質量あたりのダイズ胚芽濃度が高い挽き割りダイズ流をいう。
【0009】
本明細書中で使用される、「ダイズミール」という表現は、脱脂し、脱溶媒し、トーストし、磨砕したダイズ材料をいう。「ダイズ胚芽ミール」という用語は、ダイズ胚芽濃縮物から生成したダイズミールをいう。
【0010】
本発明者らは、ダイズ油および脱脂低繊維溶媒含有白色フレークの通常の生産を妨げることなくダイズ胚芽濃縮物を生成するためのダイズ胚芽の分離をダイズ処理設備に組み込む方法を発見した。
【0011】
胚芽はこのようなダイズの小画分(2重量%未満)から構成されているので、商業規模の量の高純度ダイズ胚芽を得るためには大量のダイズを処理しなければならない。純粋なダイズ胚芽は、約10〜12重量%しか含まれないので、その後ダイズ胚芽を抽出してダイズ胚芽油を生成する場合、さらに大量のダイズが必要である。本発明者らは、ダイズ油および低繊維溶媒含有白色フレークを生産する生産ラインに胚芽分離を組み込むことによって、これらの製品の生産を妨げることなく、比較的大量のダイズ胚芽濃縮物を経済的に価値在る費用で生産することができると認識した。さらに、ダイズ油、溶媒含有白色フレーク、および外皮の生産コストに有意に打撃を与えない。結果として、操作コストをほとんど増加させないか繊維除去に打撃をあたえることなく、且つさらなる機械類の比較的少額の設備投資のみでこれまで3つの製品しか作製されなかった処理装置で4つの製品を作製することができる。
【0012】
好ましい実施形態では、約50%の挽き割り粒子が3.35mmより大きくなるようにダイズを挽き割りした場合にダイズ流から胚芽が分離される。典型的には、少なくとも約50%のミートが半分および1/4に分割され、残りのミートはホールであるか1/8またはそれ以下の小片に挽き割られる。ダイズがこの粒子サイズ分布を有する場合、ミートのほとんどが胚芽より非常に大きく、典型的には、平均粒子サイズが3mm未満である。結果として、胚芽を、サイズによってミートから分離して、ダイズ胚芽率が比較的高いダイズ胚芽濃縮物を生成することができる。次いで、ミートを、ダイズ処理流に再導入し、最も使用されている従来の方法を使用して処理してダイズ油および溶媒含有白色フレークを生成することができる。
【0013】
1つの局面では、本発明は、挽き割りダイズ流からダイズ胚芽を分離する工程を含み、前記挽き割りダイズ流は前記挽き割り粒子の約50%が3.35mmよりも大きい挽き割りサイズを有する、ダイズ胚芽濃縮物の生産方法を特徴とする。
【0014】
本発明のこの局面の実施形態は、1つまたは複数の以下の特徴を含み得る。本方法は、全粒ダイズを挽き割りして挽き割りダイズ流を生産する工程をさらに含む。本方法は、分離ダイズ胚芽の外皮を取る工程をさらに含む。挽き割りダイズ流の含水率は少なくとも8重量%であり、好ましくは、約9〜11%である。本方法は、分離後、残存した挽き割りダイズ流をさらに処理してダイズ油およびダイズミールを生産する工程をさらに含む。
【0015】
別の局面では、本発明は、前記流れがダイズミート、胚芽、および外皮を含む、挽き割りダイズ流分離用のインライン生産プロセスを特徴とする。本方法は、(a)前記流れからの前記胚芽の一部の分離によってダイズ胚芽濃縮物および残存流を生産する工程と、(b)工程(a)後、前記残存流を処理してダイズ油および溶媒含有白色フレークを生成する工程とを含む。
【0016】
本発明のこの局面の実施形態は、1つまたは複数の以下の特徴を含み得る。工程(a)および(b)を、連続工程の一部として行う。工程(b)は、残存流をさらに挽き割りする工程をさらに含む。工程(b)は、流れから外皮の一部を除去する工程を含む。工程(b)はフレーク化を含む。挽き割りダイズ流の含水率は少なくとも8重量%であり、好ましくは、約9〜11%である。溶媒含有白色フレークを、ダイズミールまたは白色フレークにさらに処理する。さらなる処理工程は、脱溶媒を含む。さらなる処理工程は、トーストする工程をさらに含む。ダイズ油を、精製によってさらに処理する。
【0017】
さらなる局面では、本発明は、(a)ダイズを挽き割りして第1のダイズ製品を生成する工程と、(b)前記第1のダイズ製品を分離してダイズ胚芽濃縮物および第2のダイズ製品を生成する工程と、(c)前記第2のダイズ製品を挽き割りして第3のダイズ製品を生成する工程と、および(d)前記第3のダイズ製品を処理してダイズ油および溶媒含有白色フレークを生成する工程とを含むプロセスを特徴とする。
【0018】
本発明のこの局面の実施形態は、1つまたは複数の以下の特徴を含み得る。工程(a)が挽き割り粒子の約50%が3.35mmよりも大きい挽き割り粒子サイズにダイズを挽き割りする工程を含む。工程(a)〜(d)を連続工程の一部として行う。工程(d)が外皮を取る工程およびフレーク化工程を含む。プロセスは、(e)脱溶媒およびトーストしてダイズミールを生成する工程をさらに含む。プロセスは、(f)前記トーストダイズミールを冷却して磨砕する工程をさらに含む。ダイズ油をさらに精製処理する。プロセスは、(e)溶媒含有白色フレークを瞬間脱溶媒する工程をさらに含む。挽き割りダイズ流の含水率が少なくとも8重量%であり、好ましくは約9〜11%である。
【0019】
さらに別の局面では、本発明は、(a)胚芽、砕いたミート、および外皮を含む第1のダイズ製品を生産するように構成された第1の挽き割り機と、(b)前記第1のダイズ製品から胚芽の少なくとも一部を分離してダイズ胚芽濃縮物および第2のダイズ製品を生成するように構成された分離装置と、(c)前記第2のダイズ製品をさらに挽き割りして第3のダイズ製品を生成するように構成された第2の挽き割り機とを連続して具備する生産ラインを含むダイズ処理用製造プラントを特徴とする。
【0020】
製造プラントは、第2の挽き割り機の後に、(d)前記第3のダイズ製品から外皮の少なくとも一部を分離するための外皮除去機をさらに含み得る。製造プラントはまた、外皮除去機の後に、(e)フレーク化機、および(f)溶媒抽出機を含み得る。
【0021】
本発明はまた、流れがダイズミート、胚芽、および外皮を含み、胚芽およびミートの各サイズに基づくミートからの胚芽の分離によって挽き割りダイズ流からダイズ胚芽を分離する工程を含む、ダイズ胚芽濃縮物の生産方法を特徴とする。
【0022】
本発明のプロセスにより、新規の性質を有する製品が得られる。例えば、ダイズ流からダイズ胚芽の一部を除去してダイズ胚芽濃縮物を生成することにより、本プロセスは1.5%未満のダイズ胚芽を含むダイズミールを生産することができる。ダイズ胚芽濃度が比較的低いために、ダイズミールは、一般に、いかなる胚芽画分も抽出することなく調製したダイズミールのイソフラボン含有率と比較してイソフラボン含有率が減少している。一般に、イソフラボンの質量%は、いかなる胚芽画分も抽出することなく調製したダイズミールよりも約2〜30%低い。本発明の方法を使用して生産した溶媒含有白色フレーク製品のイソフラボン含有率は、類似の程度に減少する。同様に、本発明のプロセスによって生産された粗ダイズ油は、一般に、いかなる胚芽抽出も含まないプロセスによって調製された粗ダイズ油のステロール含有率と比較してステロール含有率が減少する(例えば、約2〜30%低い)。本発明のプロセスによって生産されたダイズ胚芽濃縮物のステロール含有率は、約1.6〜3.0重量%、好ましくは約1.8〜2.5重量%であり、イソフラボン含有率は約2.4〜3.0、好ましくは約2.6〜2.9である。本発明のプロセスにより、非処理ダイズのイソフラボンプロフィールと有利に類似したイソフラボンプロフィールを有する(例えば、2.5%を超える総イソフラボン含有率)トーストしたダイズ胚芽ミールを生産することもできる。
【0023】
本発明の他の特徴および利点は、説明および図面ならびに特許請求の範囲から明らかである。
【0024】
詳細な説明
図2は、ダイズ胚芽濃縮物、ダイズ油、および溶媒含有白色フレークを生成するための好ましい組み込みプロセス10を例示する。溶媒含有白色フレーク自体は市販用製品ではないので、これらを当技術分野で周知のプロセスによってダイズミールまたは白色フレークにさらに処理しなければならない。本発明のプロセスによれば、ダイズを処理施設(12)に導入し、約9〜11重量%、より好ましくは約10.2〜10.5%の含水率まで乾燥させ、一般に約24〜72時間焼き戻す(14)。
【0025】
次に、約50%の挽き割り粒子が3.35mmよりも大きくなるようにダイズ流を第1の挽き割り機(16)で粗く砕く。この段階では、約50%のミートが半分および1/4となり、ほとんどの胚芽がミートから剥がれ落ち、幾らかの外皮がミートから剥がれ落ちた。外皮の多くはミートに付着したままであり得る。典型的には、挽き割り流中に幾らかの全粒ダイズが存在し、いくつかのミートはより小さな画分に(例えば、1/8以下)に破壊される。半分および1/4のミートの割合が高いほど、サイズによってミートから胚芽が容易に分離され、胚芽率がより高いダイズ胚芽濃縮物が得られる。しかし、挽き割り流の半分および全粒ダイズの割合が非常に高い場合、さらなる処理を妨害し、胚芽が全粒ダイズと共に残存するのでダイズ胚芽の収率も減少し得る。一般に、含水率がより低いとダイズはこの最初の挽き割り工程で粉砕される傾向があり、それにより望ましくない微細片の割合が高くなり、ダイズ胚芽の分離が非常に困難になるので、ダイズの含水率は少なくとも約9%であることが重要である。
【0026】
ダイズ処理技術で周知のように、挽き割り流の粒子サイズ分布を、挽き割りロールの間隔の調整によって変更することができる。ダイズ胚芽濃縮物の所望の収率(または濃縮物中の所望の胚芽濃度)を得るために必要であり得る精巧な調整を行うために、正確な処理調節およびロールの間隔の調整のための装置を得ることが望ましい場合がある。一般に、所与の胚芽率のダイズ胚芽濃縮物の所与の収率および純度を維持するために、ダイズの質および含水率の変化を補正するように間隔を調整する必要がある。
【0027】
次いで、下記のように、挽き割り流を最初の移動装置(18)にかけ、流れからより大きなミートおよび外皮片を分離し、これより大きな小片を第2の挽き割りシステム(24)に送り、従来のダイズ処理にさらに送る。移動装置(18)は、一般に、このスクリーンを通過した画分が本質的に小さなミート片、ほとんどの全粒および部分的胚芽粒子、およびいくつかの外皮画分を含むように選択されるメッシュサイズを有する1つまたは複数のスクリーンを含む。次いで、このスクリーンを通過した画分を、胚芽より大きなミート片が最上のスクリーンに残存し、ほとんどの微細片(主に外皮の小片および非常に小さなミート片)が両スクリーンを通過し、胚芽のほとんどが上のスクリーンを通過するが下のスクリーンを通過しないように選択されるメッシュサイズを有する少なくとも2つのスクリーンを含む多スクリーン移動装置(20)によって再度移動する。したがって、ダイズ胚芽濃縮物の生成のためのさらなる処理のために中間の画分が選択される。
【0028】
任意の材料のスクリーニングでは、種々の直径および形状の材料(ワイヤー)を使用してスクリーンを生成し得るので、スクリーンを通過する粒子サイズを、実際のスクリーンの開口部によって決定し、直線インチあたりのメッシュ数によって厳格に決定しない。典型的には、実際のスクリーン開口部を、総スクリーン領域あたりの割合および/または特定の寸法比として記載する。本発明の好ましい移動装置の形状には、以下のスクリーンサイズが含まれる。
Figure 2004512848
【0029】
メッシュサイズは、使用ダイズ、その含水率、および他の要因によって変化する。他の適切なメッシュサイズを経験的に容易に決定することができ、これは上記の好ましいサイズがわずかに変化し得るのみである。適切な移動装置は、当技術分野で周知であり、ロテックス・インコーポーレーテッド(Rotex Incorporated)を含む種々の多くの業者から入手することができる。さらに、多孔板形態を、類似の様式で使用することができる。
【0030】
上のスクリーン(20)を通過しないより大きなミート片は、さらなる処理用の第2の挽き割りシステム(24)に送られる。(20)の下の画分を、吸引して(示さず)ミートから外皮を分離し、ミートをさらなる処理(第2の挽き割り機またはその下のプロセスへの再投入または馴化工程)に送り、他の処理工程で分離された外皮にこの外皮を加えてもよい。
【0031】
次いで、(20)由来の中間の画分を吸引して(22)さらなる外皮を除去する。従来のカイス(Kice)ブランドの吸引器または等価の吸引法を使用して吸引を行うことができる。カイスブランドの吸引器を使用する場合、比較的低圧(例えば、1.0インチの水圧未満、典型的には約0.8インチ〜0.4インチ)で吸引を行うことが重要である。気圧付近または約1.0インチの水圧で、条件に依存して望ましくない量の胚芽が外皮と共に除去され得る。
【0032】
ダイズ胚芽、残存外皮、およびミートの小片を含む残存流を、ダイズ胚芽濃縮物(SGC)として販売することができる。上記プロセスに起因するダイズ胚芽濃縮物は、一般に、有意な割合のミートおよび外皮を含む(例えば、ダイズ胚芽の濃度は、一般に約30〜75%である)。ダイズの質および含水率ならびに挽き割り流の粒子サイズ分布に依存して、濃度は変化する。
【0033】
より高い濃度のダイズ胚芽を望む場合、より多くのミート片をサイズによって分離し、より近い範囲のメッシュサイズのスクリーンでさらに移動することができる。残りのミート片が胚芽とほぼ同サイズである場合、胚芽を比重表などの比重ベースの分離テクノロジーによってミートからさらに分離することができる。一般に、ダイズ胚芽はミート片より高密度であるので、この様式で処理した場合、所与のサイズの小片について胚芽がミートから分離される傾向がある。または、胚芽を、比色計または当技術分野で公知の他のテクノロジーによって分離することができる。これらの手順を使用して、高濃度(例えば、70%超およびいくつかの場合90%超)のダイズ胚芽を有するダイズ胚芽濃縮物を得ることができる。大部分のミートを第1の粗挽直後に油/白色フレーク生産流に戻し、高濃度のダイズ胚芽濃縮物でさえダイズ油および溶媒含有白色フレークの正常な生産にいかなる妨害も与えることなく得ることができる。
【0034】
分離直後、ダイズ胚芽は固体であるか、ダイズを処理するために当技術分野で日常的に使用されているプロセスと類似または同一の方法でさらに処理することができる。例えば、ダイズ胚芽を磨砕および/またはトーストして(酵素を不活化するため)種々の形態のダイズ胚芽粉末を生成することができる。これらのダイズ胚芽粉末は、予期せず総イソフラボン量が高い(典型的には、2.5%またはそれ以上の総イソフラボンを含む)という点で所望のイソフラボンプロフィールを有することが見出された。さらに、イソフラボンプロフィールが天然のダイズと非常に類似している(例えば、ダイズミールはアシル化形態のイソフラボンの割合が比較的高い)。アシル化イソフラボンは、一般に、他の形態のイソフラボンよりもゆるやかに血流に吸収されるので、本発明のダイズ胚芽粉末は、摂取した場合に所望のイソフラビン徐放を得ることができると考えられる。
【0035】
上記のダイズ胚芽濃縮物生産プロセスの実施時に、ダイズ油および溶媒含有白色フレークが同時に生産される。上記のように、胚芽から分離したミートを、第2の挽き割り機(24)に直ちに移す。この時点で、少なくとも約50%のミートが1/4および1/8となるように、ミートがさらに挽き割りされる。この工程によりミート由来のほとんどの外皮が破壊され、この工程では、溶媒含有白色フレークの質(外皮から得られる過剰な繊維は、白色フレークから生産された最終製品では望ましくない)を確実にし、許容されるダイズ油収率(過剰な外皮が保持時間に影響を与え、抽出を妨害する傾向がある)が得られることが重要である。
【0036】
次いで、得られた流れに標準的なダイズ処理を行って流れをダイズ油および溶媒含有白色フレークに処理する。したがって、流れを、吸引および移動(26)〜(30)によって外皮除去して、ほとんどの外皮をミートから分離し、当技術分野で周知の標準的な手順を使用して外皮除去流を馴化し(32)、フレークにし(34)、抽出する(36)。周知のように、フレーク化材料の一部を膨張させて(図示せず)抽出効率を改良することができる。
【0037】
溶媒含有白色フレークを、例えば、瞬間脱溶媒でさらに処理して白色フレークを生成するか、脱溶媒、トースト、冷却、および磨砕でさらに処理してダイズミールを生成することができる。粗ダイズ油を、例えば、周知のように、精製および脱臭によってさらに処理することもできる。
【0038】
好都合なことに、胚芽分離工程を含まない従来のダイズ処理設備で行うと同時に、第2の挽き割り後に全工程を行うことができる。
【0039】
好ましくは、上記のプロセスを商業規模および連続を基本として行う(すなわち、このプロセスを、1日あたり少なくとも5,000ブッシェルのダイズを定期的な操業停止以外は1日24時間で1週間に7日処理することができるプラントで行う)。
【0040】
上記のように、本発明の1つの利点は、以前の3つの製品しか生産されない生産ラインを使用して4つの製品を商業規模で生産することができることである。一般に必要な主な変更は、以下のみである:(a)移動装置および吸引器(18)〜(22)およびダイズをこれらの機械から機械へ移動させるための装置、ならびに(b)第1および第2の挽き割り工程用の個別の挽き割り機。したがって、既存の生産設備からダイズ胚芽濃縮物生産に変換するために比較的小さな設備投資が必要である。一般に、一旦新規の処理工程が配備されると、操作コストの増加は比較的小さい。
【0041】
得られた製品の質も実質的に変化しない。ダイズ胚芽はイソフラボンおよびステロール含有率が非常に高いので、最も有意な変化は、除去した胚芽中に存在するイソフラボンおよびステロールに比例してダイズ油および溶媒含有白色フレークのイソフラボンおよびステロール含有率が減少することである。したがって、ダイズ油および溶媒含有白色フレーク(およびこれらから生産された白色フレークまたはダイズミール)のイソフラボン、ステロール、およびトコフェロール濃度は減少する。この減少により、ミール使用者、油精製者、および白色フレーク処理者がこれらの型の製品に到達するための第1の機会が得られる。これらの製品の栄養および健康上の利点が完全に理解されていないので、これは第1に重要である。例えば、ダイズ由来の製品は、イソフラボンのエストロゲン効果が望ましくないと考えられる乳児用ミルクおよび食品の調製に広く使用されている。したがって、本発明は、ダイズ製品を使用する個体およびビジネスの価値ある代替物を提供する。さらに、一般に従来のプロセスを使用した場合と同様に有効に本発明のプロセスを使用して外皮除去を行うことができるので、本発明のプロセスから生産したダイズミールは、一般に従来の繊維およびタンパク質レベルである(例えば、3.8%未満の繊維および約47%〜約49%のタンパク質レベル)。
【0042】
必要に応じて、ダイズ胚芽濃縮物を、従来の抽出手順を使用して処理してダイズ胚芽油を生成することができる。上記のプロセスを使用して大量のダイズ胚芽濃縮物を得ることができ、一般に、商業的に価値のあるコストで商業的量のダイズ胚芽油を生産することもできる。または、ダイズ胚芽濃縮物を上記のようにトーストおよび磨砕してダイズ粉末を生成することができるか、溶媒抽出し、イソフラボン生産用の出発物質として使用することができる。
【0043】
第1および第2の挽き割り機(16)および(24)は、一方の組のロールが開放された位置に設置されているかもしくは両方のロールが所望のサイズ分布を得るのに十分に広く間隔が開いている2組のロールを有する、従来の挽き割り機または単一の組のロールを有する挽き割り機のいずれかであり得る。
【0044】
実施例1
表示の生産日に、本発明の1つの態様を以下の様式で行った。
1)ダイズ胚芽濃縮物を、図2および上記のプロセスを使用して生成した。
2)焼き戻し後のダイズの含水率は9.8%であった。
3)使用したスクリーンサイズは、上記のサイズであった。
4)ダイズ胚芽濃縮物から外皮を除去するために使用した吸引圧は、0.8インチ水圧であった。
5)第1の挽き割り工程(20)後の粒子サイズ分布を、以下に記載する。試料を、30分毎に4時間採取した。
【0045】
以下の米国製スクリーンを使用し、データをスクリーン上に保持された重量%として報告した。以下の方法を使用した。(AACC55−30およびAOCS Da 28(97))
Figure 2004512848
Figure 2004512848
【0046】
同一のスクリーンおよび方法を使用した第2の挽き割り工程(24)後の粒子サイズ分布を、以下に示す。
Figure 2004512848
【0047】
ダイズ胚芽分離プロセスの結果を以下に示す。
1)総プラント処理速度は、93,101ブッシェル/日であった。
2)ダイズ濃縮物の収率は、2.54%または2,364ブッシェルであった。
3)ダイズ胚芽濃縮物の純度は、61.45%であった。
4)終日にわたって採取されたダイズ胚芽濃縮物試料中の総ステロールレベルは、2.44%から2.55%の範囲であった。
【0048】
実施例2
表示の2日間の生産期間中、ダイズ油およびダイズミール試料を以下の2つの条件下で採取した。(a)1日目に、供給される流れからダイズ胚芽が分離されないようにダイズ胚芽分離装置を停止する条件、および(b)2日目に、ダイズ分離装置を作動させ、実施例1に記載の手順にしたがって供給される流れからダイズ胚芽を分離する条件。各条件下で、粗ダイズ油およびダイズミールの試料をそれぞれ4つ採取した。約20分間隔で試料を採取した。油試料を、総ステロール含有率(%ステロール)について試験した(AOCS Ca 60−40、AOCS Ce 3−74、およびAOCS Ch 6−91を参照のこと)。ミール試料を、総イソフラボン含有率(%イソフラボン)について試験した(Murphy,Patricia Aら、「小売用および産業用ダイズ食品中のイソフラボン(Isoflavon in Retail and Industrial Soy Foods)」、J.Agric.Food Chem.、vol.47、p2697〜2704を参照のこと)。種々の試料の結果の平均をとっていないので、イソフラボン含有率を範囲で示す。この試験結果を、以下の表に示す。
Figure 2004512848
Figure 2004512848
【0049】
ダイズ油の試料5〜8のステロール含有率は、試料1〜4のステロール含有率より低かった。同様に、ダイズミールの試料5〜8のイソフラボン含有率は、試料1〜4のイソフラボン含有率より低かった。従来の統計学的方法を使用して、これらの相違が統計的に有意であると同定された。
【0050】
したがって、ダイズ胚芽が供給された流れから除去された場合に採取された試料のステロールおよびイソフラボン含有率は、ダイズ胚芽が除去されない場合に採取された試料よりも低い。上記で考察のように、ダイズ胚芽は、残りのダイズよりもステロールおよびイソフラボン濃度が比較的高いので、これらの相違は、分離プロセスによって供給された流れからダイズ胚芽が有効に除去されることが確認されると考えられる。
【0051】
ステロールおよびイソフラボンレベルの減少
典型的には、粗ダイズ油のステロールレベルは、0.32%〜0.35%の範囲である。ダイズ胚芽油で試験したところ、実質的に純粋なダイズ胚芽のステロールレベルは約4.5%である。ステロールレベルは、ダイズ中の天然に存在するレベルに基づいて収穫年毎および収穫年内でさえも変動する。これは、生産されたミール中に存在するイソフラボンについても同様である。典型的には、伝統的な様式で処理されたミール中のイソフラボンレベルは、約0.35%である。実質的に純粋な胚芽のイソフラボンレベルは、約2.5%である。本発明は、ダイズ流から(分離された大豆胚芽濃縮物からではない)生産された油およびミール中に存在するこれらの化合物レベルの低下に関する。ダイズ胚芽濃縮物の収率および純度に依存して、粗油中のステロールレベルおよびミールまたは白色フレーク中のイソフラボンレベルを、2〜30%減少させることができる。一貫して5〜20%の範囲で減少することが好ましい。上記の数学的データは、約15%の減少を示す。したがって、本発明は、ダイズ処理設備の製品中のステロールおよびイソフラボンの統計的に有意な減少の提供に関する。
【0052】
ダイズ胚芽濃縮物のさらなる処理
本発明にしたがって調製したダイズ胚芽濃縮物を、トーストおよび磨砕によってさらに処理してダイズ粉末を得ることができる。トーストおよび磨砕条件は当技術分野で周知であり、材料の処理範囲は、種々の顧客の特定の要求に依存する。より穏やかなトーストにより、天然に存在するプロフィールにほとんど類似のイソフラボンプロフィールを有する製品が生産される。好ましくは、ダイズ胚芽濃縮物を、材料中に存在する酵素の不活化に必要な範囲のみでトーストする(例えば、200℃で約10〜15分間)。これにより、イソフラボンプロフィールが保持され、最も穏やかな風味が得られる。
【0053】
試料中のダイズ胚芽濃縮物の分析方法
種々の試料中のダイズ胚芽濃縮物の分析を、ダイズ胚芽濃縮物の小さな試料の手動選別およびその後の試料質量あたりの胚芽の割合の決定によって行った。典型的には、約1gのダイズ胚芽濃縮物試料を、操作者によって2つの画分に選別する。第1の画分は全粒または部分的ダイズ胚芽粒子であり、第2の画分は他の全ての材料である。第2の画分は、ダイズミート、外皮、雑草の種子、および他の材料を含む。第1の画分を秤量し、次いで、ダイズ胚芽の純度を、分離した試料の全質量で割った胚芽の質量として示す。連続生産の場合、ダイズ胚芽濃縮物試料を、終日採取し、混合し、取り出した試料をそれぞれ分析する。
【0054】
ダイズ胚芽濃縮物、ダイズミール、ダイズ油、および他の製品のステロールおよびイソフラボン含有率を、当技術分野で周知の広範な種々の分析技術を使用して決定することができる。典型的には、ダイズ胚芽濃縮物または他の材料を、特定の溶媒で抽出し、抽出物をHPLCまたはGCで分析して既知の標準との比較によってステロールまたはイソフラボンレベルを決定する。
【0055】
他の態様は、以下の特許請求の範囲内である。例えば、上記で連続処理が考察されているが、必要に応じて本発明のプロセスをバッチ処理で使用することができる。さらに、本発明のプロセスを、通常のまたは遺伝子操作したダイズで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術のプロセスを例示した流れ図である。
【図2】本発明の1つの局面によるプロセスを例示した流れ図である。

Claims (44)

  1. いかなる胚芽画分も抽出することなく調製したミールと比較してイソフラボン含有量が統計的に有意に減少したダイズミール。
  2. ダイズミール中のイソフラボン含有量の質量百分率が、いかなる胚芽画分も抽出することなく調製したミールよりも2〜30%低い、請求項1のダイズミール。
  3. いかなる胚芽画分も抽出することなく調製した油よりもステロール含有率が2〜30%低い、粗ダイズ油。
  4. 約1.6〜3.0重量%のステロール含有率のダイズ胚芽濃縮物。
  5. ステロール含有率が、約1.8〜2.5重量%である、請求項4のダイズ胚芽濃縮物。
  6. イソフラボン含有率が約2.4〜3.0である、請求項4のダイズ胚芽濃縮物。
  7. イソフラボン含有率が約2.4〜3.0である、ダイズ胚芽濃縮物。
  8. イソフラボン含有率が約2.6〜2.9である、請求項7のダイズ胚芽濃縮物。
  9. 少なくとも75%のダイズ胚芽を含む、請求項7のダイズ胚芽濃縮物。
  10. 挽き割りダイズ流からダイズ胚芽を分離する工程を含み、挽き割りダイズ流は挽き割り粒子の約50%が3.35mmよりも大きい挽き割りサイズを有する、ダイズ胚芽濃縮物の生産方法。
  11. 全粒ダイズを挽き割ることにより挽き割りダイズ流を生産する工程をさらに含む、請求項10の方法。
  12. 分離ダイズ胚芽の外皮を取る工程をさらに含む、請求項10の方法。
  13. 挽き割りダイズ流の含水率が少なくとも8重量%である、請求項10の方法。
  14. 含水率が約9〜11%である、請求項13の方法。
  15. 分離後、残存した挽き割りダイズ流をさらに処理してダイズ油およびダイズミールを生産する工程をさらに含む、請求項10の方法。
  16. 流れがダイズミート、胚芽、および外皮を含み、
    (a)流れから胚芽の一部を分離してダイズ胚芽濃縮物および残存流を生産する工程と、および
    (b)工程(a)後、残存流を処理してダイズ油および溶媒含有白色フレークを生成する工程とを含む、挽き割りダイズ流分離用のインライン生産プロセス。
  17. 工程(a)および工程(b)を、連続工程の一部として行う、請求項16の生産プロセス。
  18. 工程(b)が残存流を挽き割りする工程をさらに含む、請求項16の生産プロセス。
  19. 工程(b)が流れから外皮の一部を除去する工程を含む、請求項16または請求項18の生産プロセス。
  20. 工程(b)がフレークにする工程を含む、請求項16の生産プロセス。
  21. 挽き割りダイズ流の含水率が少なくとも8重量%である、請求項16の生産プロセス。
  22. 溶媒含有白色フレークをさらに処理してダイズミールまたは白色フレークにする、請求項16の生産プロセス。
  23. さらなる処理が脱溶媒を含む、請求項22の生産プロセス。
  24. さらなる処理がトーストする工程をさらに含む、請求項23の生産プロセス。
  25. ダイズ油をさらに精製処理する、請求項16の生産プロセス。
  26. 含水率が約9〜11%である、請求項21の生産プロセス。
  27. (a)ダイズを挽き割りして第1のダイズ製品を生成する工程と、
    (b)第1のダイズ製品を分離してダイズ胚芽濃縮物および第2のダイズ製品を生成する工程と、
    (c)第2のダイズ製品を挽き割りして第3のダイズ製品を生成する工程と、および
    (d)第3のダイズ製品を処理してダイズ油および溶媒含有白色フレークを生成する工程とを含む、プロセス。
  28. 工程(a)が挽き割り粒子の約50%が3.35mmよりも大きい挽き割りサイズにダイズを挽き割りする工程を含む、請求項27のプロセス。
  29. 工程(a)〜(d)を連続工程の一部として行う、請求項27のプロセス。
  30. 工程(d)が外皮を取る工程およびフレーク化工程を含む、請求項27のプロセス。
  31. (e)脱溶媒およびトーストしてダイズミールを生成する工程をさらに含む、請求項30のプロセス。
  32. (f)トーストしたダイズミールを冷却して磨砕する工程をさらに含む、請求項31のプロセス。
  33. ダイズ油をさらに精製処理する、請求項27のプロセス。
  34. (e)溶媒含有白色フレークを瞬間脱溶媒する工程をさらに含む、請求項27のプロセス。
  35. 挽き割りダイズ流の含水率が少なくとも8重量%である、請求項27のプロセス。
  36. 含水率が約9〜11%である、請求項35のプロセス。
  37. (a)胚芽、砕いたミート、および外皮を含む第1のダイズ製品を生産するように構成された第1の挽き割り機と、
    (b)第1のダイズ製品から胚芽の少なくとも一部を分離してダイズ胚芽濃縮物および第2のダイズ製品を生成するように構成された分離装置と、
    (c)第2のダイズ製品をさらに挽き割りして第3のダイズ製品を生成するように構成された第2の挽き割り機とを連続して具備する生産ラインを含む、ダイズ処理用製造プラント。
  38. 第2の挽き割り機の後に、(d)第3のダイズ製品から外皮の少なくとも一部を分離するための外皮除去機をさらに含む、請求項39の製造プラント。
  39. 外皮除去機の後に、(e)フレーク化機、および(f)溶媒抽出機をさらに含む、請求項37の製造プラント。
  40. 挽き割りダイズ流からダイズ胚芽を分離する工程を含み、流れがダイズミート、胚芽、および外皮を含み、方法が、胚芽およびミートの各サイズに基づいてミートから胚芽を分離する工程を含む、ダイズ胚芽濃縮物の生産方法。
  41. ステロール含有率が約1.6〜3.0重量%であり、少なくとも40%のダイズ胚芽を含む、ダイズ胚芽濃縮物。
  42. 濃縮物が約40〜75%のダイズ胚芽を含む、請求項41のダイズ胚芽濃縮物。
  43. 1.5%未満のダイズ胚芽を含む、溶媒抽出ダイズミール。
  44. 総イソフラボン含有率が2.5%を超える、トーストしたダイズ胚芽ミール。
JP2002540586A 2000-11-09 2001-11-08 ダイズ処理方法 Expired - Lifetime JP4564229B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US24784500P 2000-11-09 2000-11-09
PCT/US2001/046580 WO2002037987A1 (en) 2000-11-09 2001-11-08 Soybean processing

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004512848A true JP2004512848A (ja) 2004-04-30
JP2004512848A5 JP2004512848A5 (ja) 2010-06-24
JP4564229B2 JP4564229B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=22936617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002540586A Expired - Lifetime JP4564229B2 (ja) 2000-11-09 2001-11-08 ダイズ処理方法

Country Status (10)

Country Link
US (2) US7045164B2 (ja)
EP (1) EP1331857A4 (ja)
JP (1) JP4564229B2 (ja)
CN (1) CN1250106C (ja)
AR (1) AR035212A1 (ja)
AU (1) AU2002225920A1 (ja)
BR (1) BR0115263B1 (ja)
CA (1) CA2428986C (ja)
MX (1) MXPA03004125A (ja)
WO (1) WO2002037987A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7045164B2 (en) 2000-11-09 2006-05-16 Cargill, Incorporated Soybean processing
US20050281938A1 (en) * 2002-12-27 2005-12-22 Pelican Co., Ltd. Sterile dehulled soybean and method for producing sterile full fat soy flour
DE10301631A1 (de) * 2003-01-17 2004-07-29 Beiersdorf Ag Kosmetische und dermatologische Zubereitungen mit einem Gehalt an Sojabohnenkeimextrakten in Kombination mit Vitamin C und/oder E sowie alpha-Glycosylrutin
US7560611B2 (en) 2003-08-05 2009-07-14 Monsanto Technology Llc Method and apparatus for substantially isolating plant tissues
EP1675473A4 (en) * 2003-10-09 2007-10-24 Cargill Inc FOOD COMPOSITIONS FOR ANIMALS
AU2005224017B2 (en) * 2004-03-17 2010-12-16 Société des Produits Nestlé S.A. Compositions and methods for reducing or preventing obesity
US20060159810A1 (en) * 2005-01-20 2006-07-20 Marialuci Almeida Method for producing a food product
US7687648B2 (en) * 2005-03-14 2010-03-30 Crown Iron Works Company Biomass extracts with protein and nutritional value
US20080257175A1 (en) * 2005-09-27 2008-10-23 Benjamin Wayne Floan Fluid injection for liquid extraction
CN101291596A (zh) 2005-11-02 2008-10-22 雀巢技术公司 减少雄性哺乳动物体脂肪积累的异黄酮组合物,以及其使用方法
JP3944864B1 (ja) 2006-07-31 2007-07-18 株式会社J−オイルミルズ メタボリックシンドロームの予防および改善用組成物
BRPI0808715A8 (pt) 2007-03-09 2017-04-18 Monsanto Technology Llc Preparação e uso de explantes de embrião de planta para transformação
BRPI0823025A2 (pt) * 2008-08-08 2014-10-14 Alpro Comm Va Métodos para obter hipocótilos de feijão de soja altamente purificados e intactos
US11576404B2 (en) 2016-11-30 2023-02-14 Purina Animal Nutrition Llc Isoflavone-supplemented milk replacers and systems and methods of feeding same to young animals
CN114433299B (zh) * 2022-02-18 2023-05-12 河南华泰粮油机械股份有限公司 一种大型大豆加工厂高效提取胚芽生产工艺

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57105144A (en) * 1980-11-04 1982-06-30 Escher Wyss Ag Treatment of soybean
JPS5982063A (ja) * 1982-11-02 1984-05-11 Pelican:Kk 丸大豆を子葉と胚芽と皮に分離する方法
JPH02190161A (ja) * 1989-01-18 1990-07-26 Satoshi Arai 無蒸煮大豆醗酵食品製造方法
JPH11196803A (ja) * 1997-12-16 1999-07-27 Shin Dong Bang Corp 機械的分離による高純度胚芽の分離方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4041187A (en) * 1973-07-06 1977-08-09 The University Of Illinois Foundation Soybean beverage and process
JPS53115836A (en) * 1977-02-25 1978-10-09 Nisshin Oil Mills Ltd Production of drink and food or feed
US4158656A (en) * 1978-02-27 1979-06-19 Canadian Patents And Development Limited Oilseed processing
US4944954A (en) * 1986-04-23 1990-07-31 Epe Incorporated Vegetable oil extraction process
JPS63237750A (ja) * 1987-03-24 1988-10-04 Susumu Shimura 大豆の煮汁がかけられた大豆胚芽粉末食品
AU683838B2 (en) 1992-05-19 1997-11-27 Novogen Research Pty Ltd Health supplements containing phyto-oestrogens, analogues or metabolites thereof
US5424457A (en) * 1994-05-27 1995-06-13 Eastman Chemical Company Process for the production of sterol and tocopherol concentrates
WO1996010341A1 (en) 1994-10-03 1996-04-11 Schouten Industries B.V. Food and health products
GB9509811D0 (en) 1995-05-15 1995-07-05 Cerestar Holding Bv Co-pressing of oilseeds
JPH1099037A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Fuji Oil Co Ltd 大豆食品素材の製造法
JP3424476B2 (ja) 1996-11-05 2003-07-07 不二製油株式会社 飲用素材
US6727280B2 (en) * 1997-01-07 2004-04-27 Sonus Pharmaceuticals, Inc. Method for treating colorectal carcinoma using a taxane/tocopherol formulation
US5932221A (en) * 1997-10-30 1999-08-03 Day; Charles E. Genistin-enriched fraction from soy meal
US6132795A (en) * 1998-03-15 2000-10-17 Protein Technologies International, Inc. Vegetable protein composition containing an isoflavone depleted vegetable protein material with an isoflavone containing material
JPH11263786A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Tama Seikagaku Kk イソフラボン化合物の製造法
US6146669A (en) * 1998-05-14 2000-11-14 Cargill Incorporated Method for processing oilseed material
JP2000262244A (ja) * 1999-03-18 2000-09-26 Ajinomoto Co Inc 大豆イソフラボン含有組成物とその製造方法
US6413546B1 (en) * 1999-03-18 2002-07-02 Indena, S.P.A. Tablets incorporating isoflavone plant extracts and methods of manufacturing them
US6544566B1 (en) * 1999-04-23 2003-04-08 Protein Technologies International, Inc. Composition containing plant sterol, soy protein and isoflavone for reducing LDL cholesterol
US7285297B1 (en) * 1999-04-23 2007-10-23 Archer-Daniels-Midland Company Method of reducing low density liproprotein cholesterol concentration
WO2001032032A1 (fr) 1999-10-28 2001-05-10 Ajinomoto Co., Inc. Matiere grasse/huile de germe de soja et procede de production d'un produit a base de soja a concentration elevee en germe
ATE358140T1 (de) * 1999-11-22 2007-04-15 Philip G Crandall Isolierung von pectin aus sojabohnen
US7045164B2 (en) 2000-11-09 2006-05-16 Cargill, Incorporated Soybean processing

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57105144A (en) * 1980-11-04 1982-06-30 Escher Wyss Ag Treatment of soybean
JPS5982063A (ja) * 1982-11-02 1984-05-11 Pelican:Kk 丸大豆を子葉と胚芽と皮に分離する方法
JPH02190161A (ja) * 1989-01-18 1990-07-26 Satoshi Arai 無蒸煮大豆醗酵食品製造方法
JPH11196803A (ja) * 1997-12-16 1999-07-27 Shin Dong Bang Corp 機械的分離による高純度胚芽の分離方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4564229B2 (ja) 2010-10-20
US20060147607A1 (en) 2006-07-06
EP1331857A4 (en) 2005-03-02
EP1331857A1 (en) 2003-08-06
CN1250106C (zh) 2006-04-12
AR035212A1 (es) 2004-05-05
CA2428986A1 (en) 2002-05-16
AU2002225920A1 (en) 2002-05-21
BR0115263A (pt) 2003-12-30
BR0115263B1 (pt) 2013-11-26
WO2002037987A1 (en) 2002-05-16
US7045164B2 (en) 2006-05-16
US20040146627A1 (en) 2004-07-29
CN1477934A (zh) 2004-02-25
CA2428986C (en) 2011-01-04
MXPA03004125A (es) 2004-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060147607A1 (en) Soybean processing
EP2309875B1 (en) Method for obtaining highly purified and intact soybean hypocotyls
US7645468B2 (en) Oil seed meal preparation
NO328484B1 (no) Fremgangsmate og apparatur for linfro komponent separasjon
US7122216B2 (en) Vegetable oil extraction methods
CN111134194A (zh) 一种以高压均质为主要工艺的全豆豆乳的制备方法
JP4073616B2 (ja) 高胚芽濃度の大豆原料の製造方法
KR20080052558A (ko) 트립토판 고함유 대두 가루
Phillips Preparation and composition of a dry-milled flour from cowpeas
EP1778024B1 (en) Process for the production of protein enriched fractions from vegetable materials
RU2162288C1 (ru) Способ производства продукта из сои
KR20150059878A (ko) 나물용 콩을 이용한 두유 제조방법
JP3801051B2 (ja) おから茶
WO2005087019A1 (ja) 大豆胚軸高含有豆乳およびその豆腐
KR101102206B1 (ko) 발아대두를 이용한 두유 및 두부의 제조방법
CN112892647A (zh) 一种营养大米的加工方法
WO2023242753A1 (en) Process and apparatus for obtaining food products from durum wheat, and thus obtained products
RU2162744C1 (ru) Мука ржаная с высоким содержанием пищевых волокон
CN114680343A (zh) 一种高含量燕麦膳食纤维粉的制备方法
KR20220001885A (ko) 두유 및 이의 제조방법
KR20200100315A (ko) 쌀눈고추장제조법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080528

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080805

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080827

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080903

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080925

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081027

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090423

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090721

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100106

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20100506

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100507

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100730

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4564229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term