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JP2004351879A - 圧電インクジェットヘッド - Google Patents

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JP2004351879A
JP2004351879A JP2003155299A JP2003155299A JP2004351879A JP 2004351879 A JP2004351879 A JP 2004351879A JP 2003155299 A JP2003155299 A JP 2003155299A JP 2003155299 A JP2003155299 A JP 2003155299A JP 2004351879 A JP2004351879 A JP 2004351879A
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Kenichi Satake
健一 佐武
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Kyocera Corp
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Abstract

【課題】複数の加圧室を覆う大きさに一体形成した圧電素子の、個々の加圧室に対応した駆動領域、もしくは複数の加圧室ごとに個別に形成した圧電素子の振動特性がばらつくのを、従来に比べてさらに確実に防止することができる圧電インクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】圧電素子9の個々の駆動領域、または個別の圧電素子に駆動電圧を印加する個別電極10への電気接続のための接点10bを、基板1の、加圧室2、ノズル部3、ノズル流路4、供給口5、および共通供給路6などの中空部を形成していない中実状の領域に設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にプリンター、コピア、ファクシミリ、およびそれらの複合機などに好適に用いることのできる圧電インクジェットヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばオンデマンド型のインクジェットプリンタなどに用いる、圧電素子の電歪効果を駆動源とする圧電インクジェットヘッドとしては、インクが充てんされる加圧室をヘッドの面方向に複数個、配列し、かつそれぞれの加圧室ごとにインク吐出のためのノズル部を連通するとともに、各加圧室ごとに、圧電素子を含み、この圧電素子の変形によって各加圧室の容積を個別に減少させることで、個々の加圧室内のインクを個別に、ノズル部を通してインク滴として吐出させるための駆動部を配設したものが広く用いられる(例えば特許文献1参照)。
【0003】
そして上記の圧電インクジェットヘッドにおいては、それぞれの加圧室に対応する圧電素子に個別に駆動電圧を印加して変形させることによって、任意の1つまたは2つ以上の加圧室の容積を個別に減少させることで、その加圧室内のインクを、連通するノズル部からインク滴として吐出させて紙面にドットを形成している。
詳しく説明すると、圧電素子と、圧電素子を支持する振動板とを含む駆動部が、圧電素子が発生する力を加圧室内のインクに圧力として伝えることで、この加圧室に連通するノズル部からインク滴を吐出させるための駆動源としての役割を果たしている。それと同時に駆動部は、加圧室内のインクの圧力を受けることによって振動板が撓むため、当該加圧室を含むヘッド内のインクの振動に対して弾性体としての役割も持っている。
【0004】
圧電素子に駆動電圧を印加して力を発生させると、ヘッド内のインクは、振動板を介して駆動部から受けた圧力によって振動を起こす。この振動は、駆動部と加圧室とを弾性、加圧室にインクを供給する供給口、加圧室とノズル部とを繋ぐノズル流路、およびノズル部を慣性として発生する。この振動における、ヘッド内のインクの、体積速度の固有振動周期は、上記各部の寸法とインクの物性値、駆動部の寸法と物性値とによって決まる。
【0005】
そして圧電インクジェットヘッドにおいては、かかるインクの振動による、ノズル部内でのインクメニスカスの振動を利用して、前記のようにインク滴を発生させて、紙面にドットを形成している。
上記圧電インクジェットヘッドの解像度を高め、かつ圧電インクジェットヘッドを小型化するためには、ノズル間のピッチをできる限り小さくしなければならない。
【0006】
またヘッドの解像度が上がりノズル数が増えてくると、各加圧室ごとに個別に、独立した圧電素子を配置することが難しいため、横振動モードの薄板状の圧電素子を、共通電極や振動板とともに、複数の加圧室を覆う大きさに一体形成し、当該圧電素子に駆動電圧を印加するための個別電極のみを、個々の加圧室に対応する所定の形状に分離形成したタイプ(「素子共通タイプ」とする)の圧電インクジェットヘッドが主流になってきた。
【0007】
かかる素子共通タイプの圧電インクジェットヘッドにおいては、圧電素子の面内で個別電極と共通電極とに挟まれた領域(「駆動領域」とする)に、個別電極から駆動電圧を印加して電界を発生させると、当該駆動領域を、あたかも独立した圧電素子と同様に駆動させて、該当する加圧室内のインクを加圧することができる。
上記素子共通タイプの圧電インクジェットヘッドの各個別電極に個別に駆動電圧を印加するとともに、共通電極を接地するためには、それぞれの電極に、配線をはんだ付けしたり、あるいは接点部材を圧接したりして電気接続しなければならない。
【0008】
しかし特許文献2に記載されているように、かかる電気接続を加圧室の領域内で行うと、はんだ付けの場合ははんだ自体の剛性や重みが、また接点部材の圧接の場合はその圧接力が、各電極ごとに一定でないため、圧電素子の、駆動領域ごとの振動特性がばらついてしまうという問題がある。
そこで特許文献2では、各電極に、加圧室の領域外で電気接続している。
【0009】
【特許文献1】
特開平5−318731号公報(第0009欄、第0010欄、図1〜図4)
【特許文献2】
特開平11−34323号公報(請求項1、第0005欄〜第0012欄、図1、図2)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
発明者は近時、素子共通タイプのヘッドにおいて個々の駆動領域の振動特性を向上し、また各加圧室ごとに圧電素子を個別に分離、形成した従来のタイプ(「素子分離タイプ」とする)のヘッドにおいて個々の圧電素子の振動特性を向上するために、振動板の厚みをこれまでよりも小さくすること、詳しくは、圧電素子の厚みtと、振動板の厚みtとの比t/tを1/1〜1/4程度にすることを検討した。
【0011】
しかし、かかる厚みの小さい振動板を有する圧電インクジェットヘッドにおいては、前記特許文献2のように各電極に、加圧室の領域外で電気接続するだけでは不十分であり、依然として個々の駆動領域ごと、個別の圧電素子ごとの振動特性がばらつくおそれのあることが明らかとなった。
本発明の目的は、個々の駆動領域、もしくは個別の圧電素子の振動特性がばらつくのを、従来に比べてさらに確実に防止することができる圧電インクジェットヘッドを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、板状の基板の片面に、インクが充てんされる加圧室となる凹部を、基板の面方向に複数個、配列し、かつそれぞれの凹部ごとにインク供給のための供給路と、インク吐出のためのノズル部とを連通するとともに、この基板の、上記凹部を形成した面に、
横振動モードの薄板状の圧電素子と、
凹部を閉じて加圧室を構成し、かつ圧電素子の変形によって振動して各加圧室の容積を個別に減少させることで、個々の加圧室内のインクを個別に、ノズル部を通してインク滴として吐出させるための振動板と、
圧電素子を上下から挟む上部および下部の電極と、
を含む駆動部を配設した圧電インクジェットヘッドであって、
上記各電極への、電気接続のための接点を、基板の、加圧室となる凹部、共通供給路、供給口、ノズル流路およびノズル部などの中空部を形成していない中実状の領域に設けたことを特徴とする圧電インクジェットヘッドである。
【0013】
また請求項2記載の発明は、圧電素子の厚みtと、振動板の厚みtとの比t/tを1/1〜1/4とした請求項1記載の圧電インクジェットヘッドである。
【0014】
【発明の効果】
前記課題を解決するため、発明者は、特許文献2に記載の圧電インクジェットヘッドの構造について検討した。
そうしたところ、かかる特許文献2に記載の圧電インクジェットヘッドにおいては、確かに加圧室の領域外で、電極への電気接続をしているものの、各加圧室にインクを供給するための共通供給路や供給口など、基板内部に中空部がある領域を避けることについては検討しておらず、もしも中空部上で電気接続すると、前記のようにはんだ付けの場合ははんだ自体の剛性や重みのばらつきによって、また接点部材の圧接の場合は圧接力のばらつきによって、個々の駆動領域ごと、個別の圧電素子ごとの振動特性がばらつくことがわかった。
【0015】
すなわち基板の、内部に中空部を含む領域は含まない領域に比べて剛性が低い上、中空部は加圧室の近傍に配置されるため、その上の基板表面で電極への電気接続をすると、前記のようにはんだ自体の剛性や重みのばらつき、圧接力のばらつきが、基板の、上記領域の剛性に影響を及ぼし、それが薄い振動板を通して、加圧室上の個々の駆動領域ごとの、あるいは個別の圧電素子ごとの振動特性に影響するのである。
【0016】
ではなぜ、特許文献2において中空部の影響を考慮していなかったかというと、当該特許文献2の圧電インクジェットヘッドでは、その第0032欄に記載のように振動板の厚みtを、圧電素子の厚みtよりもかなり大きめ(t/t=1/7.5)に設定しており、このように厚い振動板はそれ自体の剛性が高く、基板の内部構造の影響を受けにくいためである。ところが圧電素子の振動特性を向上すべく、振動板の厚みを、前記のように圧電素子に対してあまり厚くない状態にした場合には、基板の内部構造とそれに伴う剛性の影響を受けやすいのである。
【0017】
これに対し請求項1記載の発明によれば、前記のように電極への電気接続のための接点を、基板の、加圧室となる凹部、共通供給路、供給口、ノズル流路およびノズル部などの中空部を形成していない、剛性の大きい中実状の領域に設けてあるため、たとえ振動板の厚みを圧電素子に対してあまり厚くない状態にした場合であっても、個々の駆動領域、もしくは個別の圧電素子の振動特性がばらつくのを、従来に比べてさらに確実に防止することが可能となる。
【0018】
なお横振動モードの薄板状の圧電素子に駆動電圧を印加した際に、素子共通タイプのヘッドにおいて個々の駆動領域の振動特性を向上し、また素子分離タイプのヘッドにおいて個々の圧電素子の振動特性を向上するためには、前記のように圧電素子の厚みtと、振動板の厚みtとの比t/tを1/1〜1/4とするのが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を説明する。
図1は、本発明の圧電インクジェットヘッドの一例において、圧電素子と振動板とを含む駆動部を取り付ける前の状態を示す平面図である。
図の例の圧電インクジェットヘッドは、1枚の基板1上に、加圧室2とそれに連通するノズル部3とを含むドット形成部を複数個、配列したものである。
【0020】
また図2(a)は、上記例の圧電インクジェットヘッドにおいて、駆動部を取り付けた状態での、1つのドット形成部を拡大して示す断面図、図2(b)は、1つのドット形成部を構成する各部の重なり状態を示す透視図である。
各ドット形成部の加圧室2、ノズル部3は、図1に白抜きの矢印で示す主走査方向に複数列並んでいる。図の例では4列に並んでおり、同一列内のドット形成部間のピッチは90dpiであって、圧電インクジェットヘッドの全体として360dpiを実現している。
【0021】
各ドット形成部は、基板1の、図2(a)において上面側に形成した凹部からなり、矩形状の中央部の両端に半円形の端部を接続した平面形状を有する加圧室2と、上記基板1の下面側の、加圧室2の一端側の端部の、半円の中心と重なる位置に形成したノズル部3とを、上記端部の半円に対してノズル部3の側へ段階的に径が小さくなっている断面円形のノズル流路4で繋ぐとともに、上記加圧室2の他端側の端部に形成した供給口5を介して、加圧室2を、基板1内に、各ドット形成部を繋ぐように形成した共通供給路6(図1に破線で示す)に繋ぐことで構成してある。
【0022】
また上記各部は、図の例では、加圧室2を形成した第1基板1aと、ノズル流路4の上部4aと供給口5の上部5aとを形成した第2基板1bと、ノズル流路4の中部4bと供給口5の下部5bとを形成した第3基板1cと、ノズル流路4の下部4cと共通供給路6とを形成した第4基板1dと、ノズル部3を形成した第5基板1eとを、この順に積層、一体化することで形成してある。
また第1基板1a、第2基板1bおよび第3基板1cには、図1に示すように、第4基板1dに形成した共通供給路6を、基板1の上面側で、図示していないインクカートリッジからの配管と接続するためのジョイント部を構成するための通孔11を形成してある。
【0023】
さらに各基板1a〜1eは、例えば樹脂や金属などからなり、フォトリソグラフ法を利用したエッチングなどによって上記各部となる通孔を設けた、所定の厚みを有する板体にて形成してある。
基板1の上面側には、少なくとも各ドット形成部を覆う大きさを有する1枚の振動板7と、この振動板7と略同じ大きさを有する1枚の薄膜状の共通電極8と、上記振動板7および共通電極8と略同じ大きさを有する1枚の、横振動モードの薄板状の圧電素子9とをこの順に積層するとともに、圧電素子9上の、図1中に一点鎖線で示すように各ドット形成部の加圧室2の中央部と重なる位置に複数の個別電極10を分離形成することで駆動部を構成してある。
【0024】
個別電極10は、図2(b)に示すように、その平面形状を、加圧室2の平面形状と相似形にした電極本体10aと、この電極本体10aの、ノズル部3側の端部側の、加圧室2の外に設けた電気接続のための接点10bと、両者を電気的に繋ぐ配線部10cとを有する平面形状に一体に形成してある。
また接点10bは、図2(a)に示すように基板1の、加圧室2、ノズル部3、ノズル流路4、供給口5、および共通供給路6などの中空部を形成していない中実状の領域に設けてある。
【0025】
そしてこの構成により、図の例では、当該接点10bに配線をはんだ付けした場合ははんだ自体の剛性や重みのばらつきが生じても、また接点部材を圧接した場合は圧接力のばらつきが生じても、圧電素子9は、個々の駆動領域ごとの振動特性がばらつくことがなく、安定した振動特性を有するものとなる。
また図示していないが共通電極8についても、電気接続のための接点は、基板1の、中空部を形成していない中実状の領域に設けてある。したがって配線をはんだ付けしたり接点部材を圧接したりしても、そのばらつきによって、圧電素子9の、接点の近傍に位置する駆動領域の振動特性がばらつくのを防止することができる。
【0026】
上記の各部からなる駆動部は、焼成によって薄板状の圧電体となる圧電体グリーンシートを用いて製造することができる。
例えば圧電体グリーンシートの片面に、焼成によって共通電極となる導電性のペーストを印刷または塗布し、その上にさらに圧電体グリーンシートを積層した上で焼成して、2層の薄板状の圧電体層間に共通電極8を挟んだ構造を有する積層体を形成した後、この積層体の、一方の圧電体層の表面に複数の個別電極10を形成すると、共通電極8と個別電極10とで挟まれた方の圧電体層を圧電素子9、もう一方の圧電体層を振動板7とした駆動部が得られる。
【0027】
上記の駆動部において振動板7、圧電素子9を形成する圧電材料としては、例えばジルコン酸チタン酸鉛(PZT)や、当該PZTにランタン、バリウム、ニオブ、亜鉛、ニッケル、マンガンなどの酸化物の1種または2種以上を添加したもの、例えばPLZTなどの、PZT系の圧電材料を挙げることができる。また、マグネシウムニオブ酸鉛(PMN)、ニッケルニオブ酸鉛(PNN)、亜鉛ニオブ酸鉛、マンガンニオブ酸鉛、アンチモンスズ酸鉛、チタン酸鉛、チタン酸バリウムなどを主要成分とするものを挙げることもできる。圧電体グリーンシートは、焼成によって上記いずれかの圧電材料となる化合物を含んでいる。
【0028】
また共通電極8を形成する導電性のペーストとしては、例えば金、銀、白金、銅、アルミニウムなどの導電性に優れた金属の粉末を含むものを用いる。そして、かかる導電性のペーストの層を、前記のように圧電体グリーンシートとともに焼成することで、当該ペースト中の金属の粉末を焼結、ないしは溶融、一体化させて共通電極8を形成する。
また個別電極10は、上記と同様の導電性のペーストを、圧電素子9となる一方の圧電体層の表面に印刷して形成しても良いし、前記の、導電性に優れた金属からなる箔やめっき被膜、真空蒸着被膜などによって形成してもよい。
【0029】
振動板7を金属で形成することもできる。
例えばモリブデン、タングステン、タンタル、チタン、白金、鉄、ニッケルなどの単体金属や、これら金属の合金、あるいはステンレス鋼などの金属材料にて、所定の厚みを有する板状の振動板7を形成する。
一方、前記と同様の圧電体グリーンシートの片面に、焼成によって共通電極となる導電性のペーストを印刷または塗布した積層体を焼成して、共通電極8と、薄板状の圧電体層との積層体を形成した後、この積層体のうち共通電極8側の表面に振動板7を接着し、さらに積層体の反対面である圧電体層の表面に複数の個別電極10を形成すると、圧電体層を圧電素子9とした駆動部が得られる。
【0030】
上記のようにして一体形成した駆動部を、基板1上に、接着剤を介して接着するなどして固定すると、圧電インクジェットヘッドが得られる。
圧電素子9を横振動モードとするためには、圧電材料の分極方向を、当該圧電素子9の厚み方向、より詳しくは個別電極10から共通電極8に向かう方向に配向させる。そのためには、例えば高温分極法、室温分極法、交流電界重畳法、電界冷却法などの従来公知の分極法を採用することができる。また、分極後の圧電素子9をエージング処理してもよい。
【0031】
圧電材料の分極方向を上記の方向に配向させた圧電素子9は、共通電極8を接地した状態で、個別電極10から正の駆動電圧を印加すると、当該個別電極10と共通電極8とに挟まれた駆動領域が、分極方向と直交する面内で収縮する。しかし圧電素子9は、共通電極8を介して振動板7に固定されているため、結果的に、収縮した駆動領域が加圧室2の方向に撓むことになる。
このため、撓みが発生する際の力が加圧室2内のインクに圧力変化として伝えられ、この圧力変化によって、供給口5、加圧室2、ノズル流路4、およびノズル部3内のインクが振動を起こす。そして振動の速度が結果的にノズル部3の外に向かうことによって、当該ノズル部3内のインクメニスカスが外部へと押し出されて、いわゆるインク柱が形成される。
【0032】
インク柱は、やがて振動の速度がノズル部内方向に向かうことによってノズル部3内のインクメニスカスに吸収されるが、その際、インク柱の先端部が切り離されて、インク滴となって紙面の方向に飛翔して、紙面にドットを形成する。
インク滴が飛翔して減少した分のインクは、ノズル部3内のインクメニスカスの表面張力によって、インクカートリッジから、当該インクカートリッジの配管、ジョイント部11、共通供給路6、供給口5、加圧室2、およびノズル流路4を介してノズル部3に再充てんされる。
【0033】
上記圧電素子9と振動板7とは、前述したように圧電素子9の駆動領域の振動特性を向上するために、その厚みの比t/tを1/1〜1/4に設定するのが好ましい。
なお以下のシミュレーションは、前記のように振動板7を金属で形成した駆動部について行う。また個別電極10はごく薄い膜であって、しかも塑性変形性に優れており、駆動領域の振動特性には殆ど影響しないため、これもないものとしてシミュレーションする。また共通電極8は、個別電極10と同様にごく薄い膜であって、しかも塑性変形性に優れており、駆動領域の振動特性には殆ど影響しないため、ある場合でも以下と同様の結果が得られる。
【0034】
共通電極8を兼ねる振動板7を接地した状態で、個別電極10から正の駆動電圧を印加して、その直下の、圧電素子9の駆動領域を面方向に収縮させると、振動板7と圧電素子9との積層体は、前記のように加圧室2の方向に撓む。この撓んだ状態で、積層体のうち厚み方向の1/2より上側(個別電極10側)の領域は面方向に収縮するが、それより下側(加圧室2側)の領域は、逆に面方向に伸長される。
【0035】
圧電素子9と振動板7とが同じ厚みであると、つまり前記比t/tが1/1であると、圧電素子9は、その全体が、積層体の厚み方向の1/2よりちょうど上側に位置することになり、駆動電圧を印加した際の駆動領域の撓み量が最大となる。したがって駆動領域の振動特性は最も良好な状態を示す。
しかし圧電素子9の厚みが振動板7の厚みよりも大きいとき、つまり比t/tがt/t>1/1であるとき、圧電素子9の厚み方向の一部が、積層体の厚み方向の1/2より下側に位置することになる。このため、圧電素子9の駆動領域の収縮により、積層体の厚み方向の1/2より下側の領域の伸長が妨げられるため、その分だけ駆動電圧を印加した際の駆動領域の撓み量が小さくなり、振動特性が低下する。
【0036】
また圧電素子9の厚みが振動板7の厚みよりも小さいとき、つまり比t/tがt/t<1/1であるとき、振動板7の厚み方向の一部が、積層体の厚み方向の1/2より上側に位置することになる。しかも振動板7は面方向の収縮に寄与しない成分であるため、圧電素子9の厚みが小さくなって、積層体の厚み方向の1/2より上側に存在する振動板7の厚みが大きくなるほど、それと比例して、駆動電圧を印加した際の駆動領域の撓み量が小さくなり、振動特性が低下する。
【0037】
撓み量の低下の度合いを、振動板7と圧電素子9を形成する一般的な材料のヤング率などをもとに試算すると、比t/tがt/t=1/4であるときには、1/1であるときの40%にまで低下する。
よって圧電素子9の駆動領域の振動特性を向上するためには、その厚みの比t/tを1/1〜1/4に設定するのが好ましいのである。
なお以上の解析は、圧電素子9の厚みTpと振動板7の厚みTvとの合計の厚みTp+Tvを一定に保ち、また圧電素子9の厚みTpに応じて、当該圧電素子9に加わる電界強度を一定に保つべく、印加する電圧を調整した条件で行うのが好ましい。
【0038】
圧電素子9は、個別電極10と同様に、各加圧室2ごとに分離形成しても良い。
【0039】
【実施例】
以下に本発明を、実施例に基づいて説明する。
圧電インクジェットヘッドの作製
振動板7をチタン板で形成して共通電極8を省略したこと以外は図1および図2(a)(b)に示す構造を有し、なおかつ加圧室2の面積が0.2mm、幅が200μm、深さが100μm、ノズル部3の直径が25μm、長さが30μm、ノズル流路4の直径が最大部で200μm、長さが800μm、供給口5のうち下部5bの直径が25μm、長さが30μm、上部5aの、基板1の厚み方向の長さが30μm、振動板7の厚みが30μm、圧電素子9の厚みが30μm、個別電極10の電極本体10aと接点10bと繋ぐ配線部10cの幅が50μmである圧電インクジェットヘッドを実施例として作製した。
【0040】
接点10bは、上記図2(a)(b)に見るように基板1の、加圧室2、ノズル部3、ノズル流路4、供給口5、および共通供給路6などの中空部を形成していない中実状である領域に設けた。
また圧電素子9は、振動板7としてのチタン板上に、前記のように圧電体グリーンシートを焼成して得た薄板状の圧電体層を接着して形成した。
また比較のため個別電極10を、図3(b)に示すように電極本体10aと、当該電極本体10aの、供給口5側の端部側の、加圧室2の外に設けた接点10bと、両者を電気的に繋ぐ配線部10cとを有する平面形状に一体形成したこと以外は上記実施例と同様の構造を有するものを比較例として作製した。
【0041】
接点10bは、図3(a)に見るように基板1の、共通供給路6の上に設けた。
上記で作成した実施例、比較例の圧電インクジェットヘッドの各接点10bと、フレキシブルプリント配線板の各接点とを、後者の各接点上に配設したはんだボールを利用して、加熱、加圧することで、はんだ付けにより電気接続したサンプルを、実施例、比較例についてそれぞれ10個ずつ作製した。
そうしたところ比較例では、10個のサンプル中の2個が、電気接続時の加圧によってクラックを生じた。
【0042】
またクラックを生じなかった残りのサンプルのうち2個は、実際に印字テストをした際にクラックを生じた。さらに残りの6個は、印字に乱れを生じた。
これに対し、実施例のサンプルは10個とも電気接続時の加圧、および印字テストによってクラックを生じなかった上、印字にも乱れは生じなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電インクジェットヘッドの一例における、圧電素子と振動板とを含む駆動部を取り付ける前の状態を示す平面図である。
【図2】同図(a)は、図1の例の圧電インクジェットヘッドにおいて、駆動部を取り付けた状態での、1つのドット形成部を拡大して示す、図2(b)のA−A線断面図、同図(b)は、1つのドット形成部を構成する各部の重なり状態を示す透視図である。
【図3】同図(a)は、従来の圧電インクジェットヘッドの一例において、駆動部を取り付けた状態での、1つのドット形成部を拡大して示す、図3(b)のA−A線断面図、同図(b)は、1つのドット形成部を構成する各部の重なり状態を示す透視図である。
【符号の説明】
1 基板
2 加圧室
3 ノズル部
4 ノズル流路
5 供給口
6 共通供給路
7 振動板
8 共通電極
9 圧電素子
10 個別電極
10b 接点

Claims (2)

  1. 板状の基板の片面に、インクが充てんされる加圧室となる凹部を、基板の面方向に複数個、配列し、かつそれぞれの凹部ごとにインク供給のための供給路と、インク吐出のためのノズル部とを連通するとともに、この基板の、上記凹部を形成した面に、
    横振動モードの薄板状の圧電素子と、
    凹部を閉じて加圧室を構成し、かつ圧電素子の変形によって振動して各加圧室の容積を個別に減少させることで、個々の加圧室内のインクを個別に、ノズル部を通してインク滴として吐出させるための振動板と、
    圧電素子を上下から挟む上部および下部の電極と、
    を含む駆動部を配設した圧電インクジェットヘッドであって、
    上記各電極への、電気接続のための接点を、基板の、加圧室となる凹部、共通供給路、供給口、ノズル流路およびノズル部などの中空部を形成していない中実状の領域に設けたことを特徴とする圧電インクジェットヘッド。
  2. 圧電素子の厚みtと、振動板の厚みtとの比t/tを1/1〜1/4とした請求項1記載の圧電インクジェットヘッド。
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