JP2004052596A - プランジャ式燃料ポンプの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インジェクタへ圧送される燃料に圧力変動があっても安定した燃焼を可能にするプランジャ式燃料ポンプの制御装置を提供する。
【解決手段】シリンダ内に供給されるべき燃料を噴射するインジェクタを備えた内燃エンジンにおいて燃料タンク内の燃料をインジェクタに圧送するプランジャ式燃料ポンプの制御装置であり、インジェクタの噴射開始時点を検出する検出手段と、噴射開始時点より第1所定時間だけ前から第2所定時間に亘って燃料ポンプを駆動する駆動手段と、を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】シリンダ内に供給されるべき燃料を噴射するインジェクタを備えた内燃エンジンにおいて燃料タンク内の燃料をインジェクタに圧送するプランジャ式燃料ポンプの制御装置であり、インジェクタの噴射開始時点を検出する検出手段と、噴射開始時点より第1所定時間だけ前から第2所定時間に亘って燃料ポンプを駆動する駆動手段と、を備えた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、内燃エンジンのプランジャ式燃料ポンプの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃エンジンの燃料タンクから燃料を吸い上げてインジェクタや気化器に圧送する燃料ポンプにはプランジャ式のものがある(例えば、特開平8−114179号公報参照)。プランジャ式燃料ポンプは、磁性体のピストンを有する筒状のプランジャと、そのプランジャのピストンを燃料吐出方向に付勢するバネと、励磁されてたときピストンを燃料吸引方向に移動させるコイルと、コイルを断続的に励磁させる発振回路とを備えている。発振回路に電源電圧が供給されると、コイルの励磁が発振回路によって断続的に実行されてプランジャピストンの燃料吸引方向への移動とバネの付勢によるプランジャピストンの燃料吐出方向の移動とが交互に行われて、その往復運動がポンプ作用となって燃料が吐出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプランジャ式燃料ポンプを用いた内燃エンジンの電子燃料噴射装置においては、イグニッションスイッチがオンとなると、燃料ポンプが予め定められた周波数によって周期的に駆動される。インジェクタへ送圧される燃料はプランジャピストンの往復運動によって圧力変動を起こすので、インジェクタの開弁時間を一定にしても圧力変動により燃料噴射量が変動し、燃焼状態が不安定になるという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、インジェクタへ圧送される燃料に圧力変動があっても安定した燃焼を可能にするプランジャ式燃料ポンプの制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のプランジャ式燃料ポンプの制御装置は、シリンダ内に供給されるべき燃料を噴射するインジェクタを備えた内燃エンジンにおいて燃料タンク内の燃料をインジェクタに圧送するプランジャ式燃料ポンプの制御装置であって、インジェクタの噴射開始時点を検出する検出手段と、噴射開始時点より第1所定時間だけ前から第2所定時間に亘って燃料ポンプを駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明によるプランジャ式燃料ポンプの制御装置が適用された車載4サイクル内燃エンジンのエンジン制御システムを示している。
かかる内燃エンジンの吸気管1には、スロットル弁2が設けられ、スロットル弁2の開度に応じた量の吸入空気が吸気管1を介してエンジン本体3の吸入ポートに供給されるようになっている。エンジン本体3の吸気ポート近傍の吸気管1には燃料噴射用のインジェクタ4が設けられている。インジェクタ4には燃料タンク6から燃料供給管7が接続されている。燃料供給管7には、プランジャ式燃料ポンプ8が設けられている。燃料ポンプ8は例えば、特開平8−114179号公報に開示された構成を有しており、後述のECU(電子制御ユニット)10による駆動によって燃料タンク6内の燃料を吸入側の燃料供給管7を介して吸い込みインジェクタ4に吐出側の燃料供給管7を介して圧送する。インジェクタ4はECU10による駆動によって燃料を吸気ポートに向けて噴射する。
【0007】
また、エンジン本体3には点火プラグ11が固着されており、点火プラグ11は点火装置12に接続されており、ECU10が点火装置12に対して点火タイミングの指令を発することによってエンジン本体3のシリンダ内で火花放電を起こす。
ECU10は、図2に示すように、入力インターフェース回路20と、回転数カウンタ21と、CPU(中央演算ユニット)22と、メモリ23と、駆動回路24〜25と、を備えている。
【0008】
入力インターフェース回路20には、エンジン冷却水温を検出する水温センサ26、吸気管1内の負圧を検出する吸気圧センサ27、排気管13に設けられ排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ28等のエンジン運転パラメータ検出手段が接続されている。
回転数カウンタ21には、エンジン回転数を検出するクランク角センサ29が接続されている。クランク角センサ29はエンジン本体3のクランク軸3aの回転に連動して図示しない回転体が所定の角度(例えば、15度)だけ回転する毎にクランクパルスが発生する。また、カム軸3bの回転に連動して図示しない回転体の近傍にカム角センサ30が設けられている。カム角センサ30は代表気筒(多気筒の場合には基準気筒、単気筒の場合にはそれ自身)のピストンの圧縮上死点を示すTDC信号又はクランク軸3aが720度回転する毎に基準位置信号をCPU22へ出力する。
【0009】
回転数カウンタ21はクランク角センサ29から出力されるクランクパルスによってリセットされて図示しないクロック発生器から出力されたクロックパルスを計数し、そのクロックパルス発生数を計数することによりエンジン回転数Neを示す信号を発生する。
CPU22には、入力インターフェース回路20からはセンサ26〜28による冷却水温、吸気管内負圧及び酸素濃度の各検出情報、回転数カウンタ21からはエンジン回転数の情報並びにクランク角センサ29からTDC信号及び基準位置信号が供給される。
【0010】
CPU22は基準位置信号に同期して燃料ポンプ駆動開始時点t1、燃料噴射開始時点t2及び点火時期を設定し、また燃料噴射時間Tout及び燃料ポンプ駆動時間Tpumpを算出する。燃料ポンプ駆動開始時点t1及び燃料ポンプ駆動時間Tpumpは後述の燃料ポンプ駆動設定ルーチンで設定される。メモリ23にはCPU22の動作プログラムやデータが記憶されている。
【0011】
燃料噴射時間Toutは例えば、次の算出式を用いて基本的には算出される。
Tout=Ti×KO2
ここで、Tiはエンジン回転数と吸気管内負圧とに応じてメモリ23からのデータマップ検索により決定される空燃比基準制御値である基本燃料噴射時間である。KO2は酸素濃度センサ28の出力信号に基づいた空燃比フィードバック制御において算出された空燃比補正係数である。
【0012】
なお、燃料噴射時間Toutの算出においては加速補正、減速補正等の各種の補正が加えられて燃料噴射時間Toutが決定されることが普通である。
燃料ポンプ駆動設定ルーチンにおいて、CPU22は、図3に示すように、回転数カウンタ21の計数値からエンジン回転数Neを読み取り(ステップS1)、エンジン回転数Neが高回転領域(例えば、8400rpm以上)であるか否かを判別する(ステップS2)。エンジン回転数Neが高回転領域にある場合には燃料ポンプ駆動開始時点t1を固定周波数F1(例えば、70Hz)に応じた時点に設定し(ステップS3)、燃料ポンプ駆動時間Tpumpを所定時間T1とする(ステップS4)。エンジン回転数Neが高回転領域にない場合には、エンジン回転数Neが低回転領域(例えば、600rpm以下)であるか否かを判別する(ステップS5)。エンジン回転数Neが低回転領域にある場合には燃料ポンプ駆動開始時点t1を固定周波数F2(例えば、20Hz)に応じた時点に設定し(ステップS6)、燃料ポンプ駆動時間Tpumpを所定時間T2とする(ステップS7)。エンジン回転数Neが低回転領域にない場合には、エンジン回転数Neに応じて燃料ポンプ駆動開始時点t1をメモリ23からのデータマップ検索により設定し(ステップS8)。更に、燃料噴射時間Toutに応じて燃料ポンプ駆動時間Tpump(第2所定時間)をメモリ23からのデータマップ検索により設定する(ステップS9)。
【0013】
ステップS8の燃料ポンプ駆動開始時点t1は、図4に示すように、燃料噴射開始時点t2より時間Tf(第1所定時間)だけ早い時点として設定される。時間Tfは燃料圧送ラグに相当し、エンジン回転数Neに応じて設定される。すなわち、燃料ポンプ8の駆動によって燃圧の上昇が燃料噴射時間Toutによる燃料噴射期間において図4に示すように起きるように時間Tfが設定されるのである。
【0014】
このステップS8ではCPU22によって既に別の図示しないルーチンによって前もって算出された燃料噴射開始時点t2がデータとして検出され、燃料噴射開始時点t2とデータマップ検索で得られた時間Tfとから燃料ポンプ駆動開始時点t1が設定される。燃料ポンプ駆動開始時点t1の設定時点は、例えば、燃料噴射が行われると、次回の燃料噴射開始時点t2が算出されるので、その次回の燃料噴射開始時点t2の算出後であり、実際の次回の燃料噴射開始時点t2より十分に(時間Tfが取り得る最大値より大なる時間)前である。
【0015】
かかる燃料ポンプ駆動設定ルーチンを実行することにより、燃料ポンプ8の駆動周波数は図5に示すように低回転領域と高回転領域とではエンジン回転数に非同期の固定周波数となり、それらの領域以外ではインジェクタ駆動に同期した周波数となる。
CPU22は、例えば、割り込み処理によって図6に示すように、クランクパルスと、カム角センサ30のTDC信号又は基準位置信号とに応じてクランク角度が720度のうちの燃料ポンプ駆動開始時点t1の角度位置にあることを判別すると(ステップS11)、燃料ポンプ駆動時間Tpumpを示す駆動指令を駆動回路25に出力する(ステップS12)。また、クランク角度が燃料噴射開始時点t2の角度位置にあることを判別すると(ステップS13)、燃料噴射時間Toutを示す燃料噴射指令を駆動回路24に出力し(ステップS14)、クランク角度が点火時期の角度位置にあることを判別すると(ステップS15)、点火指令を点火装置12に出力する(ステップS16)。
【0016】
よって、駆動回路25は駆動指令に応じて燃料ポンプ駆動開始時点t1から燃料ポンプ駆動時間Tpumpだけ燃料ポンプ8を駆動する。この駆動では燃料ポンプ8には予め定められた電源電圧が印加される。燃料ポンプ8は燃料ポンプ駆動開始時点t1から燃料タンク6内の燃料を吸入側の燃料供給管7を介して吸い上げてインジェクタ4に吐出側の燃料供給管7を介して圧送する。その燃料ポンプ8による圧送は燃料ポンプ駆動時間Tpumpに亘って行われる。
【0017】
エンジン回転数Neが低回転領域及び高回転領域以外の回転数である場合には、燃料ポンプ8の駆動開始時点t1から時間Tfだけ遅れて、駆動回路24は燃料噴射指令に応じて燃料噴射開始時点t2から燃料噴射時間Toutだけインジェクタ4を駆動する。インジェクタ4は燃料供給管7を介して圧送された燃料を吸気管1内でエンジン本体3の吸気ポートに向けて噴射する。
【0018】
このように、エンジン回転数Neが低回転領域及び高回転領域以外の回転数である場合には、燃料噴射時間Toutによる燃料噴射期間において常に図4に示したように燃料ポンプ8の駆動によって燃圧の上昇が起きるので、すなわち、プランジャ式燃料ポンプ8の欠点であった燃圧変動に同期して燃料が噴射されるので、常に燃料噴射時間Toutに応じた適切な量の燃料噴射が行われ、安定した燃焼状態が得られる。
【0019】
エンジン回転数Neがクランキング回転数のような低回転領域である場合には、エンジン回転数Neに同期させた場合の周波数より大なる固定周波数F2で燃料ポンプ8を駆動するので、エンジン始動時に燃圧上昇の遅れがなくなり、十分な燃圧上昇を起こすことができる。よって、エンジン始動時に安定した燃焼状態を確保することができる。
【0020】
エンジン回転数Neが高回転領域である場合には、固定周波数F1で燃料ポンプ8を駆動するので、燃料ポンプ8の吐出流量が飽和して却って燃圧が不安定となることが防止される。
また、インジェクタ4の噴射に同期して燃料ポンプ駆動時間Tpumpだけの燃料ポンプ8の駆動を行うことより、プランジャ式燃料ポンプを固定周波数で常に駆動する装置やモータ式の燃料ポンプを用いた装置に比べて消費電流を低減させることができる。
【0021】
なお、上記した実施例においては、インジェクタ4は吸気管1に設けられて吸気管1内に噴射するが、エンジン本体3のシリンダ内に直接噴射するものでも良い。また、複数の気筒の内燃エンジンにおいては、気筒毎のインジェクタで噴射する方式と単一のインジェクタで全気筒に対して噴射する方式とがあるが、いずれの方式においても本発明を適用することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上の如く、本発明のプランジャ式燃料ポンプの制御装置によれば、インジェクタへ圧送される燃料に圧力変動があっても安定した燃焼が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエンジン制御システムを示す概略図である。
【図2】図1のシステム中のECUの構成を示すブロック図である。
【図3】燃料ポンプ駆動設定ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】燃料ポンプ駆動タイミング、燃料圧力変化及び燃料噴射タイミングの関係を示す図である。
【図5】エンジン回転数と燃料ポンプ駆動周波数との関係を示す図である。
【図6】駆動タイミングルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 吸気管
2 スロットル弁
3 エンジン本体
4 インジェクタ
6 燃料タンク
7 燃料供給管
8 燃料ポンプ
10 ECU
【発明が属する技術分野】
本発明は、内燃エンジンのプランジャ式燃料ポンプの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃エンジンの燃料タンクから燃料を吸い上げてインジェクタや気化器に圧送する燃料ポンプにはプランジャ式のものがある(例えば、特開平8−114179号公報参照)。プランジャ式燃料ポンプは、磁性体のピストンを有する筒状のプランジャと、そのプランジャのピストンを燃料吐出方向に付勢するバネと、励磁されてたときピストンを燃料吸引方向に移動させるコイルと、コイルを断続的に励磁させる発振回路とを備えている。発振回路に電源電圧が供給されると、コイルの励磁が発振回路によって断続的に実行されてプランジャピストンの燃料吸引方向への移動とバネの付勢によるプランジャピストンの燃料吐出方向の移動とが交互に行われて、その往復運動がポンプ作用となって燃料が吐出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプランジャ式燃料ポンプを用いた内燃エンジンの電子燃料噴射装置においては、イグニッションスイッチがオンとなると、燃料ポンプが予め定められた周波数によって周期的に駆動される。インジェクタへ送圧される燃料はプランジャピストンの往復運動によって圧力変動を起こすので、インジェクタの開弁時間を一定にしても圧力変動により燃料噴射量が変動し、燃焼状態が不安定になるという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、インジェクタへ圧送される燃料に圧力変動があっても安定した燃焼を可能にするプランジャ式燃料ポンプの制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のプランジャ式燃料ポンプの制御装置は、シリンダ内に供給されるべき燃料を噴射するインジェクタを備えた内燃エンジンにおいて燃料タンク内の燃料をインジェクタに圧送するプランジャ式燃料ポンプの制御装置であって、インジェクタの噴射開始時点を検出する検出手段と、噴射開始時点より第1所定時間だけ前から第2所定時間に亘って燃料ポンプを駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明によるプランジャ式燃料ポンプの制御装置が適用された車載4サイクル内燃エンジンのエンジン制御システムを示している。
かかる内燃エンジンの吸気管1には、スロットル弁2が設けられ、スロットル弁2の開度に応じた量の吸入空気が吸気管1を介してエンジン本体3の吸入ポートに供給されるようになっている。エンジン本体3の吸気ポート近傍の吸気管1には燃料噴射用のインジェクタ4が設けられている。インジェクタ4には燃料タンク6から燃料供給管7が接続されている。燃料供給管7には、プランジャ式燃料ポンプ8が設けられている。燃料ポンプ8は例えば、特開平8−114179号公報に開示された構成を有しており、後述のECU(電子制御ユニット)10による駆動によって燃料タンク6内の燃料を吸入側の燃料供給管7を介して吸い込みインジェクタ4に吐出側の燃料供給管7を介して圧送する。インジェクタ4はECU10による駆動によって燃料を吸気ポートに向けて噴射する。
【0007】
また、エンジン本体3には点火プラグ11が固着されており、点火プラグ11は点火装置12に接続されており、ECU10が点火装置12に対して点火タイミングの指令を発することによってエンジン本体3のシリンダ内で火花放電を起こす。
ECU10は、図2に示すように、入力インターフェース回路20と、回転数カウンタ21と、CPU(中央演算ユニット)22と、メモリ23と、駆動回路24〜25と、を備えている。
【0008】
入力インターフェース回路20には、エンジン冷却水温を検出する水温センサ26、吸気管1内の負圧を検出する吸気圧センサ27、排気管13に設けられ排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ28等のエンジン運転パラメータ検出手段が接続されている。
回転数カウンタ21には、エンジン回転数を検出するクランク角センサ29が接続されている。クランク角センサ29はエンジン本体3のクランク軸3aの回転に連動して図示しない回転体が所定の角度(例えば、15度)だけ回転する毎にクランクパルスが発生する。また、カム軸3bの回転に連動して図示しない回転体の近傍にカム角センサ30が設けられている。カム角センサ30は代表気筒(多気筒の場合には基準気筒、単気筒の場合にはそれ自身)のピストンの圧縮上死点を示すTDC信号又はクランク軸3aが720度回転する毎に基準位置信号をCPU22へ出力する。
【0009】
回転数カウンタ21はクランク角センサ29から出力されるクランクパルスによってリセットされて図示しないクロック発生器から出力されたクロックパルスを計数し、そのクロックパルス発生数を計数することによりエンジン回転数Neを示す信号を発生する。
CPU22には、入力インターフェース回路20からはセンサ26〜28による冷却水温、吸気管内負圧及び酸素濃度の各検出情報、回転数カウンタ21からはエンジン回転数の情報並びにクランク角センサ29からTDC信号及び基準位置信号が供給される。
【0010】
CPU22は基準位置信号に同期して燃料ポンプ駆動開始時点t1、燃料噴射開始時点t2及び点火時期を設定し、また燃料噴射時間Tout及び燃料ポンプ駆動時間Tpumpを算出する。燃料ポンプ駆動開始時点t1及び燃料ポンプ駆動時間Tpumpは後述の燃料ポンプ駆動設定ルーチンで設定される。メモリ23にはCPU22の動作プログラムやデータが記憶されている。
【0011】
燃料噴射時間Toutは例えば、次の算出式を用いて基本的には算出される。
Tout=Ti×KO2
ここで、Tiはエンジン回転数と吸気管内負圧とに応じてメモリ23からのデータマップ検索により決定される空燃比基準制御値である基本燃料噴射時間である。KO2は酸素濃度センサ28の出力信号に基づいた空燃比フィードバック制御において算出された空燃比補正係数である。
【0012】
なお、燃料噴射時間Toutの算出においては加速補正、減速補正等の各種の補正が加えられて燃料噴射時間Toutが決定されることが普通である。
燃料ポンプ駆動設定ルーチンにおいて、CPU22は、図3に示すように、回転数カウンタ21の計数値からエンジン回転数Neを読み取り(ステップS1)、エンジン回転数Neが高回転領域(例えば、8400rpm以上)であるか否かを判別する(ステップS2)。エンジン回転数Neが高回転領域にある場合には燃料ポンプ駆動開始時点t1を固定周波数F1(例えば、70Hz)に応じた時点に設定し(ステップS3)、燃料ポンプ駆動時間Tpumpを所定時間T1とする(ステップS4)。エンジン回転数Neが高回転領域にない場合には、エンジン回転数Neが低回転領域(例えば、600rpm以下)であるか否かを判別する(ステップS5)。エンジン回転数Neが低回転領域にある場合には燃料ポンプ駆動開始時点t1を固定周波数F2(例えば、20Hz)に応じた時点に設定し(ステップS6)、燃料ポンプ駆動時間Tpumpを所定時間T2とする(ステップS7)。エンジン回転数Neが低回転領域にない場合には、エンジン回転数Neに応じて燃料ポンプ駆動開始時点t1をメモリ23からのデータマップ検索により設定し(ステップS8)。更に、燃料噴射時間Toutに応じて燃料ポンプ駆動時間Tpump(第2所定時間)をメモリ23からのデータマップ検索により設定する(ステップS9)。
【0013】
ステップS8の燃料ポンプ駆動開始時点t1は、図4に示すように、燃料噴射開始時点t2より時間Tf(第1所定時間)だけ早い時点として設定される。時間Tfは燃料圧送ラグに相当し、エンジン回転数Neに応じて設定される。すなわち、燃料ポンプ8の駆動によって燃圧の上昇が燃料噴射時間Toutによる燃料噴射期間において図4に示すように起きるように時間Tfが設定されるのである。
【0014】
このステップS8ではCPU22によって既に別の図示しないルーチンによって前もって算出された燃料噴射開始時点t2がデータとして検出され、燃料噴射開始時点t2とデータマップ検索で得られた時間Tfとから燃料ポンプ駆動開始時点t1が設定される。燃料ポンプ駆動開始時点t1の設定時点は、例えば、燃料噴射が行われると、次回の燃料噴射開始時点t2が算出されるので、その次回の燃料噴射開始時点t2の算出後であり、実際の次回の燃料噴射開始時点t2より十分に(時間Tfが取り得る最大値より大なる時間)前である。
【0015】
かかる燃料ポンプ駆動設定ルーチンを実行することにより、燃料ポンプ8の駆動周波数は図5に示すように低回転領域と高回転領域とではエンジン回転数に非同期の固定周波数となり、それらの領域以外ではインジェクタ駆動に同期した周波数となる。
CPU22は、例えば、割り込み処理によって図6に示すように、クランクパルスと、カム角センサ30のTDC信号又は基準位置信号とに応じてクランク角度が720度のうちの燃料ポンプ駆動開始時点t1の角度位置にあることを判別すると(ステップS11)、燃料ポンプ駆動時間Tpumpを示す駆動指令を駆動回路25に出力する(ステップS12)。また、クランク角度が燃料噴射開始時点t2の角度位置にあることを判別すると(ステップS13)、燃料噴射時間Toutを示す燃料噴射指令を駆動回路24に出力し(ステップS14)、クランク角度が点火時期の角度位置にあることを判別すると(ステップS15)、点火指令を点火装置12に出力する(ステップS16)。
【0016】
よって、駆動回路25は駆動指令に応じて燃料ポンプ駆動開始時点t1から燃料ポンプ駆動時間Tpumpだけ燃料ポンプ8を駆動する。この駆動では燃料ポンプ8には予め定められた電源電圧が印加される。燃料ポンプ8は燃料ポンプ駆動開始時点t1から燃料タンク6内の燃料を吸入側の燃料供給管7を介して吸い上げてインジェクタ4に吐出側の燃料供給管7を介して圧送する。その燃料ポンプ8による圧送は燃料ポンプ駆動時間Tpumpに亘って行われる。
【0017】
エンジン回転数Neが低回転領域及び高回転領域以外の回転数である場合には、燃料ポンプ8の駆動開始時点t1から時間Tfだけ遅れて、駆動回路24は燃料噴射指令に応じて燃料噴射開始時点t2から燃料噴射時間Toutだけインジェクタ4を駆動する。インジェクタ4は燃料供給管7を介して圧送された燃料を吸気管1内でエンジン本体3の吸気ポートに向けて噴射する。
【0018】
このように、エンジン回転数Neが低回転領域及び高回転領域以外の回転数である場合には、燃料噴射時間Toutによる燃料噴射期間において常に図4に示したように燃料ポンプ8の駆動によって燃圧の上昇が起きるので、すなわち、プランジャ式燃料ポンプ8の欠点であった燃圧変動に同期して燃料が噴射されるので、常に燃料噴射時間Toutに応じた適切な量の燃料噴射が行われ、安定した燃焼状態が得られる。
【0019】
エンジン回転数Neがクランキング回転数のような低回転領域である場合には、エンジン回転数Neに同期させた場合の周波数より大なる固定周波数F2で燃料ポンプ8を駆動するので、エンジン始動時に燃圧上昇の遅れがなくなり、十分な燃圧上昇を起こすことができる。よって、エンジン始動時に安定した燃焼状態を確保することができる。
【0020】
エンジン回転数Neが高回転領域である場合には、固定周波数F1で燃料ポンプ8を駆動するので、燃料ポンプ8の吐出流量が飽和して却って燃圧が不安定となることが防止される。
また、インジェクタ4の噴射に同期して燃料ポンプ駆動時間Tpumpだけの燃料ポンプ8の駆動を行うことより、プランジャ式燃料ポンプを固定周波数で常に駆動する装置やモータ式の燃料ポンプを用いた装置に比べて消費電流を低減させることができる。
【0021】
なお、上記した実施例においては、インジェクタ4は吸気管1に設けられて吸気管1内に噴射するが、エンジン本体3のシリンダ内に直接噴射するものでも良い。また、複数の気筒の内燃エンジンにおいては、気筒毎のインジェクタで噴射する方式と単一のインジェクタで全気筒に対して噴射する方式とがあるが、いずれの方式においても本発明を適用することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上の如く、本発明のプランジャ式燃料ポンプの制御装置によれば、インジェクタへ圧送される燃料に圧力変動があっても安定した燃焼が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエンジン制御システムを示す概略図である。
【図2】図1のシステム中のECUの構成を示すブロック図である。
【図3】燃料ポンプ駆動設定ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】燃料ポンプ駆動タイミング、燃料圧力変化及び燃料噴射タイミングの関係を示す図である。
【図5】エンジン回転数と燃料ポンプ駆動周波数との関係を示す図である。
【図6】駆動タイミングルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 吸気管
2 スロットル弁
3 エンジン本体
4 インジェクタ
6 燃料タンク
7 燃料供給管
8 燃料ポンプ
10 ECU
Claims (3)
- シリンダ内に供給されるべき燃料を噴射するインジェクタを備えた内燃エンジンにおいて燃料タンク内の燃料を前記インジェクタに圧送するプランジャ式燃料ポンプの制御装置であって、
前記インジェクタの噴射開始時点を検出する検出手段と、
前記噴射開始時点より第1所定時間だけ前から第2所定時間に亘って前記燃料ポンプを駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴とする制御装置。 - 前記駆動手段は、前記内燃エンジンのエンジン回転数を検出する検出手段と、
前記エンジン回転数に応じて前記第1所定時間を設定する第1設定手段と、
前記インジェクタの燃料噴射量に応じて前記第2所定時間を設定する第2設定手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の制御装置。 - 前記駆動手段は、前記エンジン回転数が低回転領域にあるとき第1固定周波数で前記燃料ポンプを周期的に駆動し、
前記エンジン回転数が高回転領域にあるとき前記第1固定周波数より大なる第2固定周波数で前記燃料ポンプを周期的に駆動することを特徴とする請求項1又は2記載の制御装置。
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