JP2003294723A - 診断用ストリップの貯蔵及び小出し手段を備えた検査器具 - Google Patents
診断用ストリップの貯蔵及び小出し手段を備えた検査器具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の診断用検査ストリップを小出しすると
共にストリップ上に小出しされた生物学的流体を検査す
る実質的に防湿性で気密の器具を提供する。 【解決手段】 本発明の器具(21)は、ディスペンサ
と、生物学的流体を分析する分析手段とを有する。ディ
スペンサは、チャンバを有するハウジング(22)と、
複数の検査ストリップ(62)を実質的に防湿性で気密
状態の第1の位置に保持する手段(83)と、チャンバ
を開放して複数の検査ストリップのうちの1枚をチャン
バの内部の第1の位置から少なくとも部分的にチャンバ
の外部の第2の位置に並進させる手段(71,74,1
16)とから成る。チャンバの開放及び1枚の検査スト
リップの並進は、単一の機械的動作で達成される。
共にストリップ上に小出しされた生物学的流体を検査す
る実質的に防湿性で気密の器具を提供する。 【解決手段】 本発明の器具(21)は、ディスペンサ
と、生物学的流体を分析する分析手段とを有する。ディ
スペンサは、チャンバを有するハウジング(22)と、
複数の検査ストリップ(62)を実質的に防湿性で気密
状態の第1の位置に保持する手段(83)と、チャンバ
を開放して複数の検査ストリップのうちの1枚をチャン
バの内部の第1の位置から少なくとも部分的にチャンバ
の外部の第2の位置に並進させる手段(71,74,1
16)とから成る。チャンバの開放及び1枚の検査スト
リップの並進は、単一の機械的動作で達成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物学的流体を検
査する器具に関する。特に、本発明は、診断用検査スト
リップを貯蔵すると共に小出しする生物学的流体検査器
具を提供する。 【0002】 【従来の技術】生物学的流体の成分を測定する器具及び
方法並びにかかる器具に用いられる検査ストリップは、
周知である。典型的には、検査ストリップは、関心のあ
る流体成分を測定する器具とは別個の使い捨て容器内に
貯蔵される。検査ストリップを容器から取り出し、流体
のサンプルをストリップ上に小出しし、ストリップを所
望の成分の分析のための測光計又は電気化学的計器中に
挿入する。分析を完了した後、検査ストリップを計器か
ら取り出し、ストリップを処分する。 【0003】手持ち式検査ストリップディスペンサ及び
計器が使用しやすいことは、手と目の協調性が低下し又
は指の感覚が落ちた人が使用しようとするディスペンサ
には特に重要である。例えば、糖尿病を患っている人は
典型的には、視力が落っているか、指の感覚が落ってい
るかの何れか又は両方である。かかる糖尿病患者は、検
査ストリップ及び計器を用いて1日に何回も自分の血液
グルコースレベルを検査しなければならない。しかしな
がら、代表的な検査ストリップは、幅及び長さが数mm
に過ぎず、かくして取扱いが困難である。さらに、従来
型ストリップは典型的には、小型の円筒容器内に詰め込
まれており、これから1枚のストリップをたやすく取り
出すことは困難である。 【0004】発明の概要 本発明は、診断用検査ストリップの小出しとストリップ
上に小出しされた生物学的流体の検査の両方を行う実質
的に防湿性で気密の器具を提供する。本発明の器具は、
複数枚の検査ストリップを保持しており、チャンバを開
放し、1枚のストリップを1回の並進運動で検査のため
に前進させる。かくして、この器具は、1枚の診断用検
査ストリップを小出しするのに容易に利用されると共に
検査ストリップの貯蔵とストリップを用いた流体の検査
を行う便利な手段となる。 【0005】一実施形態では、a)ディスペンサと、
b)分析手段とを有する器具であって、ディスペンサ
は、i)チャンバを有するハウジングと、ii)複数枚
の検査ストリップを実質的に防湿性で気密状態の第1の
位置に保持する手段と、iii)チャンバを開放して複
数枚の検査ストリップのうちの1枚をチャンバの内部の
第1の位置から少なくとも部分的にチャンバの外部の第
2の位置に並進させる手段とを有し、チャンバの開放及
び1枚の検査ストリップの並進は、1回の機械的動作で
達成されることを特徴とする器具を提供する。 【0006】 【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の器具
21は、ハウジング22を有する状態で示されている。
好ましくは、ハウジング22は、図示のように実質的に
矩形の形をしており、側壁28,29、前壁26、後壁
27、頂部31及び低部32を備えている。より好まし
くは、ハウジング22は、任意の便利な固定手段によっ
て互いに固定された右半部23と左半部24を有し、か
かる固定手段としては、ねじ、相補形のインサートの使
用、付着手段等及びこれらの組合せが挙げられるが、こ
れらには限定されない。ハウジング22は好ましくは、
ユーザの手の中に快適に保持できるような寸法形状のも
のである。 【0007】図2に示すようにハウジング22内にはチ
ャンバ36が設けられている。中間壁38が、右半部2
3の最も内側の境界部となっている。図6、図9及び図
12に示す開口部40が中間壁38を貫通して設けられ
ている。 【0008】右半部23は、パネル41を備え、ユーザ
はこのパネルを介してチャンバ36に接近することがで
きる。パネル41は、正面セグメント42及び底面セグ
メント43を有し、これらセグメントはそれぞれ、内面
44及び外面46を有している。パネル41は、図1に
おいては閉鎖位置59で示されている。パネル41は、
任意の便利な手段で閉鎖位置から開口位置に動くことが
できるよう構成されている。例えば、好ましくは図2に
示すように、パネル41は、摺動自在に動くことができ
る。変形例として、パネル41をハウジング22にヒン
ジ留めしてもよい。 【0009】パネル41の内面44は、図3に示す押圧
手段47を有している。押圧手段47は、好ましくは内
面44と一体に成形されたケーシング48を有してい
る。ケーシング48は、円筒形又は矩形の形態をなして
右半部23に嵌まり込むように構成されており、このケ
ーシングには中空コア49が設けられている。中空コア
49は、可撓性要素51を図3に示すようにこの中に保
持するような寸法形状になっている。可撓性要素51
は、カートリッジ84を円周方向カラー101に当てて
配置された密封部材97に当接保持できる任意の要素で
あってよい。好ましくは、可撓性要素51は、金属ばね
である。 【0010】可撓性要素51の底部53は、コア39内
の内面44に着座している。可撓性要素51の最上部5
2は、頂端部56及び底端部57を備えたプランジャ要
素54を支持している。底端部57は、最上部52内に
摩擦の作用で保持され又はこれに取り付けられることに
より最上部52に固定できるよう正しく寸法決めされて
いる。 【0011】図6に示すように、ハウジング22の前側
端部33は、小出し出口61を備え、この小出し出口は
好ましくは、頂部31の下に適当な距離を置いたところ
で横方向に設けられ、それにより例えば図7に示すよう
にカートリッジ84の頂部がハウジング22内に嵌まる
ことができるようになっている。スロット61は、従来
型診断用検査ストリップ、例えば図4及び図5に示すス
トリップ62を受け入れるよう寸法決めされている。ハ
ウジング22の頂部31は、図1及び図2に示すスライ
ダスロット63を更に備え、このスライダスロットは好
ましくは、左半部24に凹んだ小さな切欠きセグメント
64を設けることにより形成される。 【0012】図6に示すように、右半部23の中間壁3
8の上方部分には浅い軌道又は溝66が設けられ、この
溝66は、開口部40が中間壁を横断して設けられてい
る部分を除き、中間壁38の長さを横方向に延びてい
る。好ましくは、溝66は、壁の全長にわたって延びる
ことはなく、スロットが前壁33及び後壁34のところ
で閉鎖され、ディスペンサの内部が周囲環境にさらされ
ないように終端している。 【0013】ハウジング22は、スライダスロット63
に沿って動き又は摺動するようになったスライダ部材7
1を備えている。スライダ部材71は、以下に説明する
ように器具21を用いるオペレータが指を当てた状態で
作動されるような寸法形状になったタブ部分72を有し
ている。好ましくは、上タブ72は、ユーザの指による
掴み具合を最適化するよう従来通り刻みが付けられてい
る。 【0014】図6及び図7に示すように、スライダ部材
71は、好ましくはタブ72と一体に形成されていて、
実質的に直角にタブ72の下側から延びる舌状部分73
を備えている。舌部73は、タブ72の下側を頂部31
上に摺動自在に設けると、スライダスロット63を通っ
て下方に延びるような寸法形状になっている。舌部73
は、ほぼ軌道66の下側境界部まで下方に延びるが、こ
の下には延びないような適当な長さのものである。舌部
72の幅は、スライダ部材71を頂部31に沿って移動
させることができる範囲を定め、スライダスロット63
の長さよりも短い幅のものである。カム手段74のカム
部材76が舌部73と一体に形成され又はこれに固定さ
れている。図6及び図7で分かるように、カム部材76
は好ましくは、形状が矩形であり、軌道66内に摺動自
在に設けられてこれと実質的に面一をなすことにより軌
道66に係合するよう寸法決めされている。カム部材7
6の長さは、右半部23の中間壁38の開口部40の長
さよりも適度に大きい。 【0015】図14及び図15に示すように、スライダ
部材71は、押圧手段77に結合されており、この押圧
手段は、スライダ部材71をスロット63に沿って後方
に押圧するのに役立つ。押圧手段77は、任意適当な要
素であってよく、例えば図示のような金属ばね78であ
り、最前部79及び最後部81を有している。ばね78
の最前部79は、頂部31の下側に固定され、最後部8
1は、カム部材76の後部に固定されている。カム部材
76は、最後部81を結合することができる後方延長部
82を備えている。当業者であれば、変形例としてばね
78をスライダ部材71の任意他の適当な部分、例えば
舌部73に固定してもよいことは理解されよう。 【0016】本発明のディスペンサは、複数枚の従来型
診断用検査ストリップをチャンバ36内に実質的に防湿
性で気密の第1の位置に保持する手段を更に備えてい
る。図7及び図10に示す保持手段83内にはカートリ
ッジ又はカセット84が設けられ、このカートリッジ
は、ケーシング又はハウジング86を有している。ケー
シング86は、頂端部87、底端部88、右側フェース
89、左側フェース91及び頂端部87の最も上に位置
する部分を貫通して設けられた開口部92を有してい
る。開口部92は、頂端部87から底端部88まで延び
る内部カートリッジチャンバ又はコンパートメント93
内へ開口している。底端部88は、図4で最も分かるよ
うに閉鎖されている。カートリッジチャンバ93は、複
数枚の診断用検査ストリップ62を受け入れるような寸
法形状になっており、好ましくは断面が矩形である。 【0017】ケーシング86は、カートリッジ84の前
側フェース又は前壁94及び後側フェース又は後壁96
が図6で分かるようにハウジング22の前壁28及び後
壁29にそれぞれ向いた状態でチャンバ36内に着脱自
在に設けられる。この点に関し、ケーシング86は、好
ましくは断面が実質的に矩形であり、カートリッジチャ
ンバ93と連携して、前側フェース94から後側フェー
ス96まで長手方向軸線に沿って延びている。加うる
に、ケーシング86の断面長さは好ましくは、窓40の
幅よりも短い。密封部材97が図7及び図10に示され
ており、この密封部材は、断面が半円形であり、ケーシ
ング86の頂端部又はリム87に、任意の便利な方法で
取り付けられて固定され、例えばこれに接着されてい
る。 【0018】ケーシング86の頂端部87は、右及び左
のストリップ案内レール98を更に備えている。レール
98は各々、直立脚部99及び横方向脚部100を有し
ている。レール98の直立脚部99は好ましくは、右側
フェース89及び左側フェース91に一体に形成されて
いて、これらの厚さを分割した状態の延長部である。こ
の点に関し、直立脚部99は、図4に示すようにその内
面が右側フェース89及び左側フェース91の内面で定
められるように密封部材97の側から嵌め込まれてい
る。好ましくは、横方向脚部100は、カートリッジチ
ャンバ93に向かって内方に延びている。横方向脚部1
00の下側と密封部材97の頂部との間の距離は、スト
リップ62の厚さよりも大きいが、ストリップ62の厚
さの2倍よりは小さい。 【0019】保持手段83は、ハウジング22の頂部3
1の内面で支持されていて、好ましくはこれと一体に形
成された内方に延びる円周方向カラー101を備えた密
封面を更に有している。カートリッジ84をチャンバ3
6内に配置すると、密封部材97は以下に説明するよう
にプランジャ54がカートリッジ84の底部に上方に作
用することによりカラー101に着座する。かくして、
カラー101は密封部材97と実質的に同一の幅を有
し、図7及び図10に示すように案内レール98の直立
脚部99の少なくとも長さに相当する距離にわたって頂
部31の内側フェースの最も上に位置する部分から下方
に延びている。 【0020】カートリッジ84は、この中に保持された
複数枚の診断用検査ストリップ62を開口部92に向か
って押圧する手段を有している。上面103及び下面1
04を備え、寸法形状がストリップ62とほぼ等しい支
持プレート102がカートリッジチャンバ93内に設け
られており、これは任意であるが、このようにすること
が好ましい。ばね手段が、チャンバ93内に固定されて
おり、このばね手段は、最頂部107及び最下部108
を備えた図7に示すような板ばね106であるのがよ
い。好ましくは、ばね手段106は、Z字形をしてお
り、最下部108は、チャンバ93内のケーシング86
の底端部88との内面に固定され、最上部107は、支
持プレート102の下側フェース104に従来通り固定
されている。検査ストリップ62のスタック(積重ね
体)が、カートリッジチャンバ93内に保持されると、
上面103上に載り、それによりこれらストリップは、
ばね手段106によって開口部92に向かって上方に押
圧され、最も上に位置するストリップ62は、図4に示
すように横方向脚部100の下側で支持される。 【0021】また、図4に示すように、カートリッジ8
4の左側フェース91は、好ましくはこれに一体のカム
フォロアとしての唇部109を支持している。唇部10
9は、左側フェース91の左側の幅の広い部分であり、
横方向脚部又はセグメント111、傾斜脚部又はセグメ
ント112並びに前側直立セグメント113及び後側直
立セグメント114を有している。前側直立セグメント
113の頂部は、横方向脚部111の前側端部と合体し
てこれと連続している。横方向脚部111は、後方に延
びて脚部112の前側端部と合体してこれと連続してい
る。脚部112は、後方に延びて、適当な距離にわたっ
て下方に傾斜し、次に傾斜脚部112は、後側直立セグ
メント114の頂部と合体してこれと連続している。カ
ートリッジ84は、押圧手段47のばね51が完全押し
下げ形態の状態でチャンバ36内に配置されると、横方
向脚部111が、図12に示すと共に以下に説明するよ
うにカム部材76の底縁部の下に整列すると共にこれと
操作可能に接触するような寸法形状になっている。 【0022】器具21の操作中、動いているストリップ
62に係合する手段が、スライダ部材71よりカム手段
74に結合されている。ストリッププッシュ部材116
が、プッシュ部材116をハウジング22の直角の壁2
6に向かって挿通させるスロット(図示せず)を軌道6
6に設けることにより壁26に向いたカム部材76の側
部に従来通り固定されている。プッシュ部材116は好
ましくは、実質的にIビームの形態をしている。プッシ
ュ部材116の最前部117は、図22に示すようにこ
れから長手方向に延びる少なくとも2つの歯119を備
えている。 【0023】器具21は、ストリップ62上に小出しさ
れた生物学的流体を分析する分析手段121を更に有
し、この分析手段は好ましくは主として、左半部24内
に配置されている。好ましくは、分析手段は、流体を分
析するのに役立つ任意の従来型電気化学的手段である。
左側壁27は好ましくは、分析手段に給電する手段及び
器具の使用中に得られた測定結果を表示するディジタル
ディスプレイ(図示せず)を有している。好ましい例で
は、作業電極及び基準電極122が、カートリッジ84
の前方にハウジング22内に適当な方法で設けられてい
て、カートリッジ84をばね手段51が完全圧縮状態に
ある状態でチャンバ36内に配置すると、接触セグメン
ト126の少なくとも一部が、図4、図5及び図13に
示すように、カートリッジチャンバ93内に設けられた
最も上に位置するストリップ62の検査ストリップ電極
と同軸状に整列し、操作中これに結合されるようになっ
ている。 【0024】器具21の作用を説明すると、図2(b)
に示すようなカートリッジ84を使い捨ての気密及び流
体密包装材(図示せず)から取り出す。ユーザは、パネ
ルドア41を開いて器具21のチャンバ36に接近す
る。図2に示す実施形態では、ドア41を下方に動かし
て完全開放形態60にし、次にカートリッジ84をチャ
ンバ36に挿入し、嵌合手段58を用いてドア41を図
1に示す完全閉鎖位置59の状態に上方に動かす。ドア
41の閉鎖中、プランジャ56の頂部は、カートリッジ
84の底端部88に接触し、これに対しますます上方に
差し向けられると、ばね51は圧縮に抵抗してカートリ
ッジ84を上方に押圧し、ついにはドア41の完全閉鎖
時に、カートリッジハウジング86の密封部材97がハ
ウジング22の頂部31の内面のカラー101にしっか
りと嵌着するようになる。案内レール98を支持したカ
ートリッジ84の頂端部87は、上述のように構成され
ている場合、カートリッジ84及び最も上に位置したス
トリップ62が図4に示す第1の位置127において開
口部92内に収容されるのでチャンバ36内の実質的に
気密且つ流体密の環境内に配置される。 【0025】カートリッジ84をいったん装填すると、
ユーザは、検査ストリップを用いて生物学的流体を分析
することができる。好ましくは、分析を行う際の最初の
段階では、従来型切開(ランシング)器具を用いて流体
検体、例えば少量の血液を採取する。検体を分析するた
めには、ストリップ62を接近可能に作って検体をこれ
に塗布できるようにしなければならない。ユーザは、器
具21を把持し、タブ72の刻みつきチューブに指を当
ててスライダ部材71をスライダスロット63に沿って
前方に移動させる。スライダ部材71の前方運動中、カ
ム部材76、後方延長部82及びプッシュ部材116は
全て、スライダ部材71に結合されている舌部73と連
携して前方に動く。 【0026】軌道66に沿う前方運動により、カム部材
76の下側前縁部は、図6及び図7に示すカートリッジ
84の左側フェース91によって支持されたカムフォロ
アとしての唇部(以下、「カムフォロア唇部」という)
109の傾斜脚部112にまず最初に当たる。カム部材
76を傾斜脚部112に沿って引き続き前方に動かすこ
とにより、ケーシング48内でのばね51の圧縮が生じ
る。また、カートリッジ84を下方に動かすと、図9及
び図10に示す密閉部材97とカラー101が互いに外
れて防湿シールが解除される。前方運動の続行により、
カム部材76の下側縁部は、図9に示すカムフォロア唇
部109の横方向脚部111に係合してこの上に載り、
カートリッジ84を図10に示す下降又は密封解除位置
に保持する。 【0027】スライダ部材71の前方運動と同時に、プ
ッシュ部材116は前方に動き、これがカートリッジ8
4の後方端部96に近づくと、これによって支持された
歯119がついにはストリップ案内レール98の直立脚
部100,99に係合し、それにより、図8、図11及
び図22に示すようにカートリッジ84内に保持された
最も上に位置するストリップ62の後縁部に係合するよ
うになる。引き続きスライダ部材71を前方に動かす
と、ストリップ62はカートリッジ84から突き出さ
れ、そしてその最後部がカートリッジ84の前端部の前
方に完全に位置すると共にこれを越えた状態にある図1
2及び図13に示す第2の位置128をとる。この第2
の位置又は検査位置128では、計器121の電極12
2の各接触セグメント126は、図13に示すようにス
トリップ62の最後部のところで作業電極123及び基
準電極124に接触する。 【0028】ストリップ62を第2の位置128まで前
進させた後、ユーザはフィンガタブ72を離し、すると
カム部材76の最後部81に結合されたばね78がカム
部材76、スライダ部材71及びフィンガタブ72を後
方に押圧する。カム部材76がまず最初に唇部109の
横方向脚部111に沿い、次に唇部109の傾斜脚部1
12に沿って後方に摺動すると、プランジャ54は、カ
ートリッジ84を自由に上方に押圧できるようになり、
それによりシール部材97とカラー101が再び結合さ
れて防湿シールを形成する。 【0029】分析されるべき流体、例えば血液の小滴を
ストリップ62の付着領域129上に置く。別法として
好ましくは図12に示すようにストリップが突出してい
る計器を血液に接触させる。血液サンプルは、流体がス
トリップ上の試薬に接触するストリップ上のゾーンに向
かって毛管作用により進む。グルコースレベルについて
の血液の分析の場合、ストリップ試薬は、グルコースを
酸化させる酵素を含み、かかる酵素としては、グルコー
スオキシダーゼデヒドロゲナーゼやレドックスメディエ
イタが挙げられるが、これらには限定されず、レドック
スメディエイタとしてはフェリシアン化物又はフェロシ
アン化物が挙げられるが、これらには限定されない。血
漿と試薬の接触の結果として、グルコースは酸化され、
メディエイタが減少する反応が生じる。次に、電位差を
ストリップの電極123,124相互間に印加し、その
結果得られた電流を測定する。このように測定されたグ
ルコースレベルは代表的には、LEDディスプレイを介
して表示され、LEDディスプレイは、本発明の器具で
は、前壁26又は後壁27のうち一方に取り付けられる
のがよい。 【0030】検査をいったん完了すると、ユーザにより
検査ストリップを器具21から物理的に取り出すのがよ
い。別法として、好ましくはストリップを突き出す手段
が設けられる。例えば、スライダ部材の前方動作又は後
方動作によりストリップが器具21から完全に突き出さ
れるようにする手段を設けるのがよい。 【0031】本発明の変形実施形態が器具131として
図16乃至図18に示されており、この器具は、使用さ
れるスライダ及びプッシュ部材機構に関して器具21と
は異なっている。器具131は、器具21と比較して、
入力運動距離が同一の場合に長いストリップ運動距離を
もたらすので有利である。これにより、計器から遠くへ
突出するよう形成された長い検査ストリップを用いるこ
とができ、それによりオペレータはストリップを検体に
接触させるのが容易になる。しかしながら、以下の説明
から明らかなように、器具131のスライダ及びプッシ
ュ機構は、器具21のものよりも複雑である。 【0032】器具131は、中間壁38の左側フェース
と一体に形成され又はこれによって支持されていて、こ
れに任意の便利な方法で固定されたギヤラックレール又
はギヤラック(ラック歯車)132を有している。ラッ
ク132は好ましくは、形態が矩形であり、長手方向軸
線に沿って水平に延び、前端部が適当な距離だけ前壁2
8から後方に延びて位置している。ラック132の上縁
部133は、図16に示すようにその長さ全体にわたっ
て延びる歯134を備えている。 【0033】カム部材76に代えて、歯車136がスラ
イダ部材71の舌部73に回転自在に結合された状態で
これによって支持されている。歯車136は、ギヤラッ
ク132の厚さにほぼ等しい厚さを有し、したがってラ
ック132と噛み合い又は係合するようになっている。
加うるに、第2のカムホイール137が、歯車136の
前方で舌部73に回転自在に結合された状態でこれによ
って支持されている。カムホイール137には歯が無
く、この歯無しカムホイールは、カムフォロア唇部10
9の幅にほぼ等しい厚さを有している。 【0034】プッシュ部材116は、その下側に歯13
8を備えている。歯138も又、歯車136と噛み合っ
てスライダ部材71の運動により歯車136がラック1
32に沿って動き、それにより同一方向であってスライ
ダ部材71の速度の2倍の速度のプッシュ部材116の
並進運動が生じる。 【0035】次に、器具131の作用を図16乃至図1
8と関連して説明する。タブ72及び舌部73を前方方
向に前進させると、歯車136は舌部73上でギヤラッ
ク132に案内された状態で同一方向に回転し、歯車1
36は、このギヤラックと噛み合ったままである。ギヤ
ラック132に沿う前進中、歯車136の回転は歯13
8によってプッシュ部材116に伝達される。その結
果、プッシュ部材116は、スライダ部材71の速度の
2倍の速度で並進状態で前進する。引き続きスライダ部
材71を前方運動させると、カムホイール137はカム
フォロア唇部109の傾斜脚部112に接触し、それに
よりカートリッジ84を下方に押圧する。器具131の
左右の残りは、器具21と関連して上述した通りであ
る。 【0036】本発明の別の実施形態が、図19乃至図2
1に器具141として示されている。この実施形態で
は、カムホイール137は、歯車136と同軸状に設け
られている。歯車136を直接プッシュ部材116に噛
み合わせるのではなく、この実施形態では、カムホイー
ル137は、旋回自在にリンク142に結合されたアー
ム143を有し、このリンクはプッシュ部材116に旋
回自在に結合されている。アーム143及びリンク14
2は、同一の寸法形状のものであるように構成されてお
り、それにより、器具131と同様に、スライダ部材7
1の並進運動が与えられると、プッシュ部材116はこ
れよりも大きな並進運動を生じる。 【0037】本発明の更に別の実施形態が、図23乃至
図25に示されており、この実施形態は、用いられるプ
ッシュ部材について上述の実施形態とは異なっている。
この実施形態は、器具21と比較して入力運動距離が同
一である場合に長いストリップ運動距離をもたらし、更
にプッシュ部材の並進運動を増大させるので有利であ
る。これにより、器具の寸法を減少させることができ、
他方、特に手の不自由なユーザにとって使いやすさが向
上する。 【0038】図23には、上述したようなスライダ部材
71及びギヤラック132を有する器具200が示され
ている。図19乃至図21の実施形態の場合と同様、歯
無しカムホイール137が、歯車136と同軸状に設け
られ、カムホイール137はアーム208を有してい
る。しかしながら、アーム208は、ピン201によっ
てプッシュ部材206に結合されている。ピン201
は、カムホイール137の中心から距離を置いて位置し
ており、したがってピン201は、歯無しカムホイール
137をスライダ部材71の前方運動によって前方に回
転運動させると、サイクロイドを描いて動くようにな
る。 【0039】図23に示すように、プッシュ部材206
は、頂部31の内面と関連していて、具体的に説明する
と、図23に想像線で示され、図24に拡大されている
プッシュ部材レール210に摺動自在に結合されてお
り、この場合、プッシュ部材レール210は、頂部31
の内面と関連している。プッシュ部材レール210は、
スロット63の長さよりも長い長さを有し、代表的に
は、スロット63の長さの約2倍以上の長さを有し、し
たがってプッシュ部材206はスライダ部材71よりも
長い距離移動するようになる。 【0040】図24は、プッシュ部材206及びプッシ
ュ部材レール210の分解図である。図示のように、プ
ッシュ部材レール210は、頂部209及び底部211
を有し、これらの間にはプッシュ部材206と係合する
レール又は棚部220が位置決めされており、この場
合、頂部210は頂部31の内面と関連している。頂部
210は、任意の便利な手段により頂部31の内面と関
連するのがよく、かかる手段としては、適当な化学的、
物理的及び機械的手段が挙げられるが、これらには限定
されない。プッシュ部材レール210の棚部220は、
スライダ部材71を前方に動かすと、以下に詳細に説明
するようにプッシュ部材206が棚部220に沿って摺
動するようにプッシュ部材206と関連している。 【0041】図24に示すように、プッシュ部材206
は、溝213及びレール及び唇部214を備えた頂部2
12を有している。頂部212は、プッシュ部材レール
210、具体的には上述したように棚部220に摺動自
在に係合するよう構成されている。プッシュ部材206
の底部216は、スロット215を有し、歯無しカムホ
イール137のピン201は、スライダ部材71を前方
に動かすと、スロット215に沿って摺動自在に移動す
る。摺動自在な移動により、プッシュ部材206は並進
運動する。プッシュ部材206の下側前縁部217は、
カートリッジ84内に保持された最も上に位置するスト
リップ62の後縁部に係合するよう構成されている。 【0042】図25(a)乃至図26(b)を参照する
と、スライダ部材71を前方に動かしたときの器具20
0の部分の相対位置が示されている。図2(b)に示す
カートリッジ84を器具200内に装填する。カートリ
ッジ84をいったん装填すると、ユーザは器具200を
把持し、指をスライダ部材71に当ててこれを前方に摺
動させる。スライダ部材71を前方に動かす前に、歯無
しカムホイール137をピン201が図23及び図25
(a)に示すようにプッシュ部材296のスロット21
5の最も下に位置する部分に嵌まるように位置決めす
る。スライダ部材71を前方に動かし、これに結合され
た歯車136を図25(b)に示すようにギヤラック1
32に沿って前方に回転運動させると、歯無しカムホイ
ール137も又前方に回転運動する。カムホイール13
7の前方回転運動により、ピン201はスロット215
に沿って、又は矢印230の方向に上方に摺動自在に動
かされ、それによりプッシュ部材205を前方に並進運
動させる。ピン201のサイクロイド運動に起因して、
プッシュ部材205をまず最初に比較的ゆっくりと前方
に動かし、ついにはピン201が第1の位置に対し図2
5(b)に示すように約45°前方に回転するようにす
る。この位置では、歯無しカムホイール137は、傾斜
脚部112に接触するようになり、それにより器具13
1,141を参照して上述したようにカートリッジ84
を下方に押圧する。 【0043】プッシュ部材206を引き続き図26
(a)及び図26(b)に示す45°の角度位置を越え
て前方に並進運動させると、プッシュ部材206の並進
運動速度は、ピン201の45°の位置に達する時点の
前で並進運動速度に対して増大する。カートリッジ84
を歯無しカムホイール137によっていったん下方に押
圧すると、歯無しカムホイール137の前方運動の続行
により、プッシュ部材206が先の運動の度合いよりも
迅速に並進運動する。引き続きスライダ部材71及びか
くして歯無しカムホイール137及びプッシュ部材20
6を前方運動させると、プッシュ部材206の下側前縁
部217はカートリッジ84内に保持された最も上に位
置するストリップ62の後縁部に係合する。前方運動の
続行により、係合状態のストリップはカートリッジ84
から突き出されて上述したような検査のための第2の位
置をとる。 【0044】本発明の具体的な実施態様は、以下の通り
である。 (1)ハウジングは、密封部材と、円周方向カラーと、
小出し出口と、検査ストリップを保持手段を押圧する押
圧手段とを更に有していることを特徴とする請求項1記
載の器具。 (2)チャンバを開放して複数枚の検査ストリップうち
の1枚を並進させる手段は、スライダ部材と、スライダ
部材と一体のカム部材と、スライダ部材と一体のプッシ
ュ部材とから成ることを特徴とする実施態様(1)記載
の器具。 (3)生物学的流体分析手段は、電気化学的手段である
ことを特徴とする請求項1記載の器具。 (4)生物学的流体分析手段は、電気化学的手段である
ことを特徴とする実施態様(1)記載の器具。 (5)生物学的流体分析手段は、電気化学的手段である
ことを特徴とする実施態様(2)記載の器具。 【0045】(6)ハウジングは、ギヤラックを更に有
していることを特徴とする請求項1記載の器具。 (7)チャンバを開放して複数枚の検査ストリップのう
ちの1枚を並進させる手段は、スライダ部材と、スライ
ダ部材に回転自在に結合されると共にギヤラックに係合
可能な歯車と、スライダ部材に回転自在に結合されたカ
ムホイールと、歯車と噛み合うのに適した複数の歯を備
えたプッシュ部材とから成ることを特徴とする実施態様
(6)記載の器具。 (8)チャンバを開放して複数枚の検査ストリップのう
ちの1枚を並進させる手段は、スライダ部材と、スライ
ダ部材に回転自在に結合されると共にギヤラックに係合
可能な歯車と、スライダ部材に回転自在に結合されたカ
ムホイールと、プッシュ部材と、プッシュ部材に旋回自
在に結合されたリンクと、歯車と同軸状に設けられてい
て、リンクに旋回自在に結合されたアームを備えるカム
ホイールとから成ることを特徴とする実施態様(6)記
載の器具。 (9)チャンバを開放して複数枚の検査ストリップのう
ちの1枚を並進させる手段は、スライダ部材と、スライ
ダ部材に回転自在に結合されたカムホイールと、ギヤラ
ックに係合可能な歯車と、プッシュ部材とから成り、プ
ッシュ部材には、カムホイールの中心から距離を置いて
設けられたピンによってアームが結合されており、ピン
は、カムホイールを回転自在に動かすとサイクロイドを
描いて動くことができることを特徴とする実施態様
(6)記載の器具。 (10)生物学的流体分析手段は、電気化学的手段であ
ることを特徴とする請求項1、実施態様(1)乃至実施
態様(9)のうち何れか1つに記載の器具。 【0046】 【発明の効果】請求項1に記載された本発明の器具は、
実質的に防湿性で気密になっていて、診断用検査ストリ
ップの小出しとストリップ上に小出しされた生物学的流
体の検査の両方を行うことができる。本発明の器具は、
複数枚の検査ストリップを保持し、ハウジングのチャン
バを開放して検査のために1枚のストリップを1回の並
進運動で前進させることができるようになっている。か
くして、この器具は、1枚の診断用検査ストリップを小
出しするのに容易に利用されると共に検査ストリップの
貯蔵とストリップを用いた流体の検査を行う便利な手段
となる。
査する器具に関する。特に、本発明は、診断用検査スト
リップを貯蔵すると共に小出しする生物学的流体検査器
具を提供する。 【0002】 【従来の技術】生物学的流体の成分を測定する器具及び
方法並びにかかる器具に用いられる検査ストリップは、
周知である。典型的には、検査ストリップは、関心のあ
る流体成分を測定する器具とは別個の使い捨て容器内に
貯蔵される。検査ストリップを容器から取り出し、流体
のサンプルをストリップ上に小出しし、ストリップを所
望の成分の分析のための測光計又は電気化学的計器中に
挿入する。分析を完了した後、検査ストリップを計器か
ら取り出し、ストリップを処分する。 【0003】手持ち式検査ストリップディスペンサ及び
計器が使用しやすいことは、手と目の協調性が低下し又
は指の感覚が落ちた人が使用しようとするディスペンサ
には特に重要である。例えば、糖尿病を患っている人は
典型的には、視力が落っているか、指の感覚が落ってい
るかの何れか又は両方である。かかる糖尿病患者は、検
査ストリップ及び計器を用いて1日に何回も自分の血液
グルコースレベルを検査しなければならない。しかしな
がら、代表的な検査ストリップは、幅及び長さが数mm
に過ぎず、かくして取扱いが困難である。さらに、従来
型ストリップは典型的には、小型の円筒容器内に詰め込
まれており、これから1枚のストリップをたやすく取り
出すことは困難である。 【0004】発明の概要 本発明は、診断用検査ストリップの小出しとストリップ
上に小出しされた生物学的流体の検査の両方を行う実質
的に防湿性で気密の器具を提供する。本発明の器具は、
複数枚の検査ストリップを保持しており、チャンバを開
放し、1枚のストリップを1回の並進運動で検査のため
に前進させる。かくして、この器具は、1枚の診断用検
査ストリップを小出しするのに容易に利用されると共に
検査ストリップの貯蔵とストリップを用いた流体の検査
を行う便利な手段となる。 【0005】一実施形態では、a)ディスペンサと、
b)分析手段とを有する器具であって、ディスペンサ
は、i)チャンバを有するハウジングと、ii)複数枚
の検査ストリップを実質的に防湿性で気密状態の第1の
位置に保持する手段と、iii)チャンバを開放して複
数枚の検査ストリップのうちの1枚をチャンバの内部の
第1の位置から少なくとも部分的にチャンバの外部の第
2の位置に並進させる手段とを有し、チャンバの開放及
び1枚の検査ストリップの並進は、1回の機械的動作で
達成されることを特徴とする器具を提供する。 【0006】 【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の器具
21は、ハウジング22を有する状態で示されている。
好ましくは、ハウジング22は、図示のように実質的に
矩形の形をしており、側壁28,29、前壁26、後壁
27、頂部31及び低部32を備えている。より好まし
くは、ハウジング22は、任意の便利な固定手段によっ
て互いに固定された右半部23と左半部24を有し、か
かる固定手段としては、ねじ、相補形のインサートの使
用、付着手段等及びこれらの組合せが挙げられるが、こ
れらには限定されない。ハウジング22は好ましくは、
ユーザの手の中に快適に保持できるような寸法形状のも
のである。 【0007】図2に示すようにハウジング22内にはチ
ャンバ36が設けられている。中間壁38が、右半部2
3の最も内側の境界部となっている。図6、図9及び図
12に示す開口部40が中間壁38を貫通して設けられ
ている。 【0008】右半部23は、パネル41を備え、ユーザ
はこのパネルを介してチャンバ36に接近することがで
きる。パネル41は、正面セグメント42及び底面セグ
メント43を有し、これらセグメントはそれぞれ、内面
44及び外面46を有している。パネル41は、図1に
おいては閉鎖位置59で示されている。パネル41は、
任意の便利な手段で閉鎖位置から開口位置に動くことが
できるよう構成されている。例えば、好ましくは図2に
示すように、パネル41は、摺動自在に動くことができ
る。変形例として、パネル41をハウジング22にヒン
ジ留めしてもよい。 【0009】パネル41の内面44は、図3に示す押圧
手段47を有している。押圧手段47は、好ましくは内
面44と一体に成形されたケーシング48を有してい
る。ケーシング48は、円筒形又は矩形の形態をなして
右半部23に嵌まり込むように構成されており、このケ
ーシングには中空コア49が設けられている。中空コア
49は、可撓性要素51を図3に示すようにこの中に保
持するような寸法形状になっている。可撓性要素51
は、カートリッジ84を円周方向カラー101に当てて
配置された密封部材97に当接保持できる任意の要素で
あってよい。好ましくは、可撓性要素51は、金属ばね
である。 【0010】可撓性要素51の底部53は、コア39内
の内面44に着座している。可撓性要素51の最上部5
2は、頂端部56及び底端部57を備えたプランジャ要
素54を支持している。底端部57は、最上部52内に
摩擦の作用で保持され又はこれに取り付けられることに
より最上部52に固定できるよう正しく寸法決めされて
いる。 【0011】図6に示すように、ハウジング22の前側
端部33は、小出し出口61を備え、この小出し出口は
好ましくは、頂部31の下に適当な距離を置いたところ
で横方向に設けられ、それにより例えば図7に示すよう
にカートリッジ84の頂部がハウジング22内に嵌まる
ことができるようになっている。スロット61は、従来
型診断用検査ストリップ、例えば図4及び図5に示すス
トリップ62を受け入れるよう寸法決めされている。ハ
ウジング22の頂部31は、図1及び図2に示すスライ
ダスロット63を更に備え、このスライダスロットは好
ましくは、左半部24に凹んだ小さな切欠きセグメント
64を設けることにより形成される。 【0012】図6に示すように、右半部23の中間壁3
8の上方部分には浅い軌道又は溝66が設けられ、この
溝66は、開口部40が中間壁を横断して設けられてい
る部分を除き、中間壁38の長さを横方向に延びてい
る。好ましくは、溝66は、壁の全長にわたって延びる
ことはなく、スロットが前壁33及び後壁34のところ
で閉鎖され、ディスペンサの内部が周囲環境にさらされ
ないように終端している。 【0013】ハウジング22は、スライダスロット63
に沿って動き又は摺動するようになったスライダ部材7
1を備えている。スライダ部材71は、以下に説明する
ように器具21を用いるオペレータが指を当てた状態で
作動されるような寸法形状になったタブ部分72を有し
ている。好ましくは、上タブ72は、ユーザの指による
掴み具合を最適化するよう従来通り刻みが付けられてい
る。 【0014】図6及び図7に示すように、スライダ部材
71は、好ましくはタブ72と一体に形成されていて、
実質的に直角にタブ72の下側から延びる舌状部分73
を備えている。舌部73は、タブ72の下側を頂部31
上に摺動自在に設けると、スライダスロット63を通っ
て下方に延びるような寸法形状になっている。舌部73
は、ほぼ軌道66の下側境界部まで下方に延びるが、こ
の下には延びないような適当な長さのものである。舌部
72の幅は、スライダ部材71を頂部31に沿って移動
させることができる範囲を定め、スライダスロット63
の長さよりも短い幅のものである。カム手段74のカム
部材76が舌部73と一体に形成され又はこれに固定さ
れている。図6及び図7で分かるように、カム部材76
は好ましくは、形状が矩形であり、軌道66内に摺動自
在に設けられてこれと実質的に面一をなすことにより軌
道66に係合するよう寸法決めされている。カム部材7
6の長さは、右半部23の中間壁38の開口部40の長
さよりも適度に大きい。 【0015】図14及び図15に示すように、スライダ
部材71は、押圧手段77に結合されており、この押圧
手段は、スライダ部材71をスロット63に沿って後方
に押圧するのに役立つ。押圧手段77は、任意適当な要
素であってよく、例えば図示のような金属ばね78であ
り、最前部79及び最後部81を有している。ばね78
の最前部79は、頂部31の下側に固定され、最後部8
1は、カム部材76の後部に固定されている。カム部材
76は、最後部81を結合することができる後方延長部
82を備えている。当業者であれば、変形例としてばね
78をスライダ部材71の任意他の適当な部分、例えば
舌部73に固定してもよいことは理解されよう。 【0016】本発明のディスペンサは、複数枚の従来型
診断用検査ストリップをチャンバ36内に実質的に防湿
性で気密の第1の位置に保持する手段を更に備えてい
る。図7及び図10に示す保持手段83内にはカートリ
ッジ又はカセット84が設けられ、このカートリッジ
は、ケーシング又はハウジング86を有している。ケー
シング86は、頂端部87、底端部88、右側フェース
89、左側フェース91及び頂端部87の最も上に位置
する部分を貫通して設けられた開口部92を有してい
る。開口部92は、頂端部87から底端部88まで延び
る内部カートリッジチャンバ又はコンパートメント93
内へ開口している。底端部88は、図4で最も分かるよ
うに閉鎖されている。カートリッジチャンバ93は、複
数枚の診断用検査ストリップ62を受け入れるような寸
法形状になっており、好ましくは断面が矩形である。 【0017】ケーシング86は、カートリッジ84の前
側フェース又は前壁94及び後側フェース又は後壁96
が図6で分かるようにハウジング22の前壁28及び後
壁29にそれぞれ向いた状態でチャンバ36内に着脱自
在に設けられる。この点に関し、ケーシング86は、好
ましくは断面が実質的に矩形であり、カートリッジチャ
ンバ93と連携して、前側フェース94から後側フェー
ス96まで長手方向軸線に沿って延びている。加うる
に、ケーシング86の断面長さは好ましくは、窓40の
幅よりも短い。密封部材97が図7及び図10に示され
ており、この密封部材は、断面が半円形であり、ケーシ
ング86の頂端部又はリム87に、任意の便利な方法で
取り付けられて固定され、例えばこれに接着されてい
る。 【0018】ケーシング86の頂端部87は、右及び左
のストリップ案内レール98を更に備えている。レール
98は各々、直立脚部99及び横方向脚部100を有し
ている。レール98の直立脚部99は好ましくは、右側
フェース89及び左側フェース91に一体に形成されて
いて、これらの厚さを分割した状態の延長部である。こ
の点に関し、直立脚部99は、図4に示すようにその内
面が右側フェース89及び左側フェース91の内面で定
められるように密封部材97の側から嵌め込まれてい
る。好ましくは、横方向脚部100は、カートリッジチ
ャンバ93に向かって内方に延びている。横方向脚部1
00の下側と密封部材97の頂部との間の距離は、スト
リップ62の厚さよりも大きいが、ストリップ62の厚
さの2倍よりは小さい。 【0019】保持手段83は、ハウジング22の頂部3
1の内面で支持されていて、好ましくはこれと一体に形
成された内方に延びる円周方向カラー101を備えた密
封面を更に有している。カートリッジ84をチャンバ3
6内に配置すると、密封部材97は以下に説明するよう
にプランジャ54がカートリッジ84の底部に上方に作
用することによりカラー101に着座する。かくして、
カラー101は密封部材97と実質的に同一の幅を有
し、図7及び図10に示すように案内レール98の直立
脚部99の少なくとも長さに相当する距離にわたって頂
部31の内側フェースの最も上に位置する部分から下方
に延びている。 【0020】カートリッジ84は、この中に保持された
複数枚の診断用検査ストリップ62を開口部92に向か
って押圧する手段を有している。上面103及び下面1
04を備え、寸法形状がストリップ62とほぼ等しい支
持プレート102がカートリッジチャンバ93内に設け
られており、これは任意であるが、このようにすること
が好ましい。ばね手段が、チャンバ93内に固定されて
おり、このばね手段は、最頂部107及び最下部108
を備えた図7に示すような板ばね106であるのがよ
い。好ましくは、ばね手段106は、Z字形をしてお
り、最下部108は、チャンバ93内のケーシング86
の底端部88との内面に固定され、最上部107は、支
持プレート102の下側フェース104に従来通り固定
されている。検査ストリップ62のスタック(積重ね
体)が、カートリッジチャンバ93内に保持されると、
上面103上に載り、それによりこれらストリップは、
ばね手段106によって開口部92に向かって上方に押
圧され、最も上に位置するストリップ62は、図4に示
すように横方向脚部100の下側で支持される。 【0021】また、図4に示すように、カートリッジ8
4の左側フェース91は、好ましくはこれに一体のカム
フォロアとしての唇部109を支持している。唇部10
9は、左側フェース91の左側の幅の広い部分であり、
横方向脚部又はセグメント111、傾斜脚部又はセグメ
ント112並びに前側直立セグメント113及び後側直
立セグメント114を有している。前側直立セグメント
113の頂部は、横方向脚部111の前側端部と合体し
てこれと連続している。横方向脚部111は、後方に延
びて脚部112の前側端部と合体してこれと連続してい
る。脚部112は、後方に延びて、適当な距離にわたっ
て下方に傾斜し、次に傾斜脚部112は、後側直立セグ
メント114の頂部と合体してこれと連続している。カ
ートリッジ84は、押圧手段47のばね51が完全押し
下げ形態の状態でチャンバ36内に配置されると、横方
向脚部111が、図12に示すと共に以下に説明するよ
うにカム部材76の底縁部の下に整列すると共にこれと
操作可能に接触するような寸法形状になっている。 【0022】器具21の操作中、動いているストリップ
62に係合する手段が、スライダ部材71よりカム手段
74に結合されている。ストリッププッシュ部材116
が、プッシュ部材116をハウジング22の直角の壁2
6に向かって挿通させるスロット(図示せず)を軌道6
6に設けることにより壁26に向いたカム部材76の側
部に従来通り固定されている。プッシュ部材116は好
ましくは、実質的にIビームの形態をしている。プッシ
ュ部材116の最前部117は、図22に示すようにこ
れから長手方向に延びる少なくとも2つの歯119を備
えている。 【0023】器具21は、ストリップ62上に小出しさ
れた生物学的流体を分析する分析手段121を更に有
し、この分析手段は好ましくは主として、左半部24内
に配置されている。好ましくは、分析手段は、流体を分
析するのに役立つ任意の従来型電気化学的手段である。
左側壁27は好ましくは、分析手段に給電する手段及び
器具の使用中に得られた測定結果を表示するディジタル
ディスプレイ(図示せず)を有している。好ましい例で
は、作業電極及び基準電極122が、カートリッジ84
の前方にハウジング22内に適当な方法で設けられてい
て、カートリッジ84をばね手段51が完全圧縮状態に
ある状態でチャンバ36内に配置すると、接触セグメン
ト126の少なくとも一部が、図4、図5及び図13に
示すように、カートリッジチャンバ93内に設けられた
最も上に位置するストリップ62の検査ストリップ電極
と同軸状に整列し、操作中これに結合されるようになっ
ている。 【0024】器具21の作用を説明すると、図2(b)
に示すようなカートリッジ84を使い捨ての気密及び流
体密包装材(図示せず)から取り出す。ユーザは、パネ
ルドア41を開いて器具21のチャンバ36に接近す
る。図2に示す実施形態では、ドア41を下方に動かし
て完全開放形態60にし、次にカートリッジ84をチャ
ンバ36に挿入し、嵌合手段58を用いてドア41を図
1に示す完全閉鎖位置59の状態に上方に動かす。ドア
41の閉鎖中、プランジャ56の頂部は、カートリッジ
84の底端部88に接触し、これに対しますます上方に
差し向けられると、ばね51は圧縮に抵抗してカートリ
ッジ84を上方に押圧し、ついにはドア41の完全閉鎖
時に、カートリッジハウジング86の密封部材97がハ
ウジング22の頂部31の内面のカラー101にしっか
りと嵌着するようになる。案内レール98を支持したカ
ートリッジ84の頂端部87は、上述のように構成され
ている場合、カートリッジ84及び最も上に位置したス
トリップ62が図4に示す第1の位置127において開
口部92内に収容されるのでチャンバ36内の実質的に
気密且つ流体密の環境内に配置される。 【0025】カートリッジ84をいったん装填すると、
ユーザは、検査ストリップを用いて生物学的流体を分析
することができる。好ましくは、分析を行う際の最初の
段階では、従来型切開(ランシング)器具を用いて流体
検体、例えば少量の血液を採取する。検体を分析するた
めには、ストリップ62を接近可能に作って検体をこれ
に塗布できるようにしなければならない。ユーザは、器
具21を把持し、タブ72の刻みつきチューブに指を当
ててスライダ部材71をスライダスロット63に沿って
前方に移動させる。スライダ部材71の前方運動中、カ
ム部材76、後方延長部82及びプッシュ部材116は
全て、スライダ部材71に結合されている舌部73と連
携して前方に動く。 【0026】軌道66に沿う前方運動により、カム部材
76の下側前縁部は、図6及び図7に示すカートリッジ
84の左側フェース91によって支持されたカムフォロ
アとしての唇部(以下、「カムフォロア唇部」という)
109の傾斜脚部112にまず最初に当たる。カム部材
76を傾斜脚部112に沿って引き続き前方に動かすこ
とにより、ケーシング48内でのばね51の圧縮が生じ
る。また、カートリッジ84を下方に動かすと、図9及
び図10に示す密閉部材97とカラー101が互いに外
れて防湿シールが解除される。前方運動の続行により、
カム部材76の下側縁部は、図9に示すカムフォロア唇
部109の横方向脚部111に係合してこの上に載り、
カートリッジ84を図10に示す下降又は密封解除位置
に保持する。 【0027】スライダ部材71の前方運動と同時に、プ
ッシュ部材116は前方に動き、これがカートリッジ8
4の後方端部96に近づくと、これによって支持された
歯119がついにはストリップ案内レール98の直立脚
部100,99に係合し、それにより、図8、図11及
び図22に示すようにカートリッジ84内に保持された
最も上に位置するストリップ62の後縁部に係合するよ
うになる。引き続きスライダ部材71を前方に動かす
と、ストリップ62はカートリッジ84から突き出さ
れ、そしてその最後部がカートリッジ84の前端部の前
方に完全に位置すると共にこれを越えた状態にある図1
2及び図13に示す第2の位置128をとる。この第2
の位置又は検査位置128では、計器121の電極12
2の各接触セグメント126は、図13に示すようにス
トリップ62の最後部のところで作業電極123及び基
準電極124に接触する。 【0028】ストリップ62を第2の位置128まで前
進させた後、ユーザはフィンガタブ72を離し、すると
カム部材76の最後部81に結合されたばね78がカム
部材76、スライダ部材71及びフィンガタブ72を後
方に押圧する。カム部材76がまず最初に唇部109の
横方向脚部111に沿い、次に唇部109の傾斜脚部1
12に沿って後方に摺動すると、プランジャ54は、カ
ートリッジ84を自由に上方に押圧できるようになり、
それによりシール部材97とカラー101が再び結合さ
れて防湿シールを形成する。 【0029】分析されるべき流体、例えば血液の小滴を
ストリップ62の付着領域129上に置く。別法として
好ましくは図12に示すようにストリップが突出してい
る計器を血液に接触させる。血液サンプルは、流体がス
トリップ上の試薬に接触するストリップ上のゾーンに向
かって毛管作用により進む。グルコースレベルについて
の血液の分析の場合、ストリップ試薬は、グルコースを
酸化させる酵素を含み、かかる酵素としては、グルコー
スオキシダーゼデヒドロゲナーゼやレドックスメディエ
イタが挙げられるが、これらには限定されず、レドック
スメディエイタとしてはフェリシアン化物又はフェロシ
アン化物が挙げられるが、これらには限定されない。血
漿と試薬の接触の結果として、グルコースは酸化され、
メディエイタが減少する反応が生じる。次に、電位差を
ストリップの電極123,124相互間に印加し、その
結果得られた電流を測定する。このように測定されたグ
ルコースレベルは代表的には、LEDディスプレイを介
して表示され、LEDディスプレイは、本発明の器具で
は、前壁26又は後壁27のうち一方に取り付けられる
のがよい。 【0030】検査をいったん完了すると、ユーザにより
検査ストリップを器具21から物理的に取り出すのがよ
い。別法として、好ましくはストリップを突き出す手段
が設けられる。例えば、スライダ部材の前方動作又は後
方動作によりストリップが器具21から完全に突き出さ
れるようにする手段を設けるのがよい。 【0031】本発明の変形実施形態が器具131として
図16乃至図18に示されており、この器具は、使用さ
れるスライダ及びプッシュ部材機構に関して器具21と
は異なっている。器具131は、器具21と比較して、
入力運動距離が同一の場合に長いストリップ運動距離を
もたらすので有利である。これにより、計器から遠くへ
突出するよう形成された長い検査ストリップを用いるこ
とができ、それによりオペレータはストリップを検体に
接触させるのが容易になる。しかしながら、以下の説明
から明らかなように、器具131のスライダ及びプッシ
ュ機構は、器具21のものよりも複雑である。 【0032】器具131は、中間壁38の左側フェース
と一体に形成され又はこれによって支持されていて、こ
れに任意の便利な方法で固定されたギヤラックレール又
はギヤラック(ラック歯車)132を有している。ラッ
ク132は好ましくは、形態が矩形であり、長手方向軸
線に沿って水平に延び、前端部が適当な距離だけ前壁2
8から後方に延びて位置している。ラック132の上縁
部133は、図16に示すようにその長さ全体にわたっ
て延びる歯134を備えている。 【0033】カム部材76に代えて、歯車136がスラ
イダ部材71の舌部73に回転自在に結合された状態で
これによって支持されている。歯車136は、ギヤラッ
ク132の厚さにほぼ等しい厚さを有し、したがってラ
ック132と噛み合い又は係合するようになっている。
加うるに、第2のカムホイール137が、歯車136の
前方で舌部73に回転自在に結合された状態でこれによ
って支持されている。カムホイール137には歯が無
く、この歯無しカムホイールは、カムフォロア唇部10
9の幅にほぼ等しい厚さを有している。 【0034】プッシュ部材116は、その下側に歯13
8を備えている。歯138も又、歯車136と噛み合っ
てスライダ部材71の運動により歯車136がラック1
32に沿って動き、それにより同一方向であってスライ
ダ部材71の速度の2倍の速度のプッシュ部材116の
並進運動が生じる。 【0035】次に、器具131の作用を図16乃至図1
8と関連して説明する。タブ72及び舌部73を前方方
向に前進させると、歯車136は舌部73上でギヤラッ
ク132に案内された状態で同一方向に回転し、歯車1
36は、このギヤラックと噛み合ったままである。ギヤ
ラック132に沿う前進中、歯車136の回転は歯13
8によってプッシュ部材116に伝達される。その結
果、プッシュ部材116は、スライダ部材71の速度の
2倍の速度で並進状態で前進する。引き続きスライダ部
材71を前方運動させると、カムホイール137はカム
フォロア唇部109の傾斜脚部112に接触し、それに
よりカートリッジ84を下方に押圧する。器具131の
左右の残りは、器具21と関連して上述した通りであ
る。 【0036】本発明の別の実施形態が、図19乃至図2
1に器具141として示されている。この実施形態で
は、カムホイール137は、歯車136と同軸状に設け
られている。歯車136を直接プッシュ部材116に噛
み合わせるのではなく、この実施形態では、カムホイー
ル137は、旋回自在にリンク142に結合されたアー
ム143を有し、このリンクはプッシュ部材116に旋
回自在に結合されている。アーム143及びリンク14
2は、同一の寸法形状のものであるように構成されてお
り、それにより、器具131と同様に、スライダ部材7
1の並進運動が与えられると、プッシュ部材116はこ
れよりも大きな並進運動を生じる。 【0037】本発明の更に別の実施形態が、図23乃至
図25に示されており、この実施形態は、用いられるプ
ッシュ部材について上述の実施形態とは異なっている。
この実施形態は、器具21と比較して入力運動距離が同
一である場合に長いストリップ運動距離をもたらし、更
にプッシュ部材の並進運動を増大させるので有利であ
る。これにより、器具の寸法を減少させることができ、
他方、特に手の不自由なユーザにとって使いやすさが向
上する。 【0038】図23には、上述したようなスライダ部材
71及びギヤラック132を有する器具200が示され
ている。図19乃至図21の実施形態の場合と同様、歯
無しカムホイール137が、歯車136と同軸状に設け
られ、カムホイール137はアーム208を有してい
る。しかしながら、アーム208は、ピン201によっ
てプッシュ部材206に結合されている。ピン201
は、カムホイール137の中心から距離を置いて位置し
ており、したがってピン201は、歯無しカムホイール
137をスライダ部材71の前方運動によって前方に回
転運動させると、サイクロイドを描いて動くようにな
る。 【0039】図23に示すように、プッシュ部材206
は、頂部31の内面と関連していて、具体的に説明する
と、図23に想像線で示され、図24に拡大されている
プッシュ部材レール210に摺動自在に結合されてお
り、この場合、プッシュ部材レール210は、頂部31
の内面と関連している。プッシュ部材レール210は、
スロット63の長さよりも長い長さを有し、代表的に
は、スロット63の長さの約2倍以上の長さを有し、し
たがってプッシュ部材206はスライダ部材71よりも
長い距離移動するようになる。 【0040】図24は、プッシュ部材206及びプッシ
ュ部材レール210の分解図である。図示のように、プ
ッシュ部材レール210は、頂部209及び底部211
を有し、これらの間にはプッシュ部材206と係合する
レール又は棚部220が位置決めされており、この場
合、頂部210は頂部31の内面と関連している。頂部
210は、任意の便利な手段により頂部31の内面と関
連するのがよく、かかる手段としては、適当な化学的、
物理的及び機械的手段が挙げられるが、これらには限定
されない。プッシュ部材レール210の棚部220は、
スライダ部材71を前方に動かすと、以下に詳細に説明
するようにプッシュ部材206が棚部220に沿って摺
動するようにプッシュ部材206と関連している。 【0041】図24に示すように、プッシュ部材206
は、溝213及びレール及び唇部214を備えた頂部2
12を有している。頂部212は、プッシュ部材レール
210、具体的には上述したように棚部220に摺動自
在に係合するよう構成されている。プッシュ部材206
の底部216は、スロット215を有し、歯無しカムホ
イール137のピン201は、スライダ部材71を前方
に動かすと、スロット215に沿って摺動自在に移動す
る。摺動自在な移動により、プッシュ部材206は並進
運動する。プッシュ部材206の下側前縁部217は、
カートリッジ84内に保持された最も上に位置するスト
リップ62の後縁部に係合するよう構成されている。 【0042】図25(a)乃至図26(b)を参照する
と、スライダ部材71を前方に動かしたときの器具20
0の部分の相対位置が示されている。図2(b)に示す
カートリッジ84を器具200内に装填する。カートリ
ッジ84をいったん装填すると、ユーザは器具200を
把持し、指をスライダ部材71に当ててこれを前方に摺
動させる。スライダ部材71を前方に動かす前に、歯無
しカムホイール137をピン201が図23及び図25
(a)に示すようにプッシュ部材296のスロット21
5の最も下に位置する部分に嵌まるように位置決めす
る。スライダ部材71を前方に動かし、これに結合され
た歯車136を図25(b)に示すようにギヤラック1
32に沿って前方に回転運動させると、歯無しカムホイ
ール137も又前方に回転運動する。カムホイール13
7の前方回転運動により、ピン201はスロット215
に沿って、又は矢印230の方向に上方に摺動自在に動
かされ、それによりプッシュ部材205を前方に並進運
動させる。ピン201のサイクロイド運動に起因して、
プッシュ部材205をまず最初に比較的ゆっくりと前方
に動かし、ついにはピン201が第1の位置に対し図2
5(b)に示すように約45°前方に回転するようにす
る。この位置では、歯無しカムホイール137は、傾斜
脚部112に接触するようになり、それにより器具13
1,141を参照して上述したようにカートリッジ84
を下方に押圧する。 【0043】プッシュ部材206を引き続き図26
(a)及び図26(b)に示す45°の角度位置を越え
て前方に並進運動させると、プッシュ部材206の並進
運動速度は、ピン201の45°の位置に達する時点の
前で並進運動速度に対して増大する。カートリッジ84
を歯無しカムホイール137によっていったん下方に押
圧すると、歯無しカムホイール137の前方運動の続行
により、プッシュ部材206が先の運動の度合いよりも
迅速に並進運動する。引き続きスライダ部材71及びか
くして歯無しカムホイール137及びプッシュ部材20
6を前方運動させると、プッシュ部材206の下側前縁
部217はカートリッジ84内に保持された最も上に位
置するストリップ62の後縁部に係合する。前方運動の
続行により、係合状態のストリップはカートリッジ84
から突き出されて上述したような検査のための第2の位
置をとる。 【0044】本発明の具体的な実施態様は、以下の通り
である。 (1)ハウジングは、密封部材と、円周方向カラーと、
小出し出口と、検査ストリップを保持手段を押圧する押
圧手段とを更に有していることを特徴とする請求項1記
載の器具。 (2)チャンバを開放して複数枚の検査ストリップうち
の1枚を並進させる手段は、スライダ部材と、スライダ
部材と一体のカム部材と、スライダ部材と一体のプッシ
ュ部材とから成ることを特徴とする実施態様(1)記載
の器具。 (3)生物学的流体分析手段は、電気化学的手段である
ことを特徴とする請求項1記載の器具。 (4)生物学的流体分析手段は、電気化学的手段である
ことを特徴とする実施態様(1)記載の器具。 (5)生物学的流体分析手段は、電気化学的手段である
ことを特徴とする実施態様(2)記載の器具。 【0045】(6)ハウジングは、ギヤラックを更に有
していることを特徴とする請求項1記載の器具。 (7)チャンバを開放して複数枚の検査ストリップのう
ちの1枚を並進させる手段は、スライダ部材と、スライ
ダ部材に回転自在に結合されると共にギヤラックに係合
可能な歯車と、スライダ部材に回転自在に結合されたカ
ムホイールと、歯車と噛み合うのに適した複数の歯を備
えたプッシュ部材とから成ることを特徴とする実施態様
(6)記載の器具。 (8)チャンバを開放して複数枚の検査ストリップのう
ちの1枚を並進させる手段は、スライダ部材と、スライ
ダ部材に回転自在に結合されると共にギヤラックに係合
可能な歯車と、スライダ部材に回転自在に結合されたカ
ムホイールと、プッシュ部材と、プッシュ部材に旋回自
在に結合されたリンクと、歯車と同軸状に設けられてい
て、リンクに旋回自在に結合されたアームを備えるカム
ホイールとから成ることを特徴とする実施態様(6)記
載の器具。 (9)チャンバを開放して複数枚の検査ストリップのう
ちの1枚を並進させる手段は、スライダ部材と、スライ
ダ部材に回転自在に結合されたカムホイールと、ギヤラ
ックに係合可能な歯車と、プッシュ部材とから成り、プ
ッシュ部材には、カムホイールの中心から距離を置いて
設けられたピンによってアームが結合されており、ピン
は、カムホイールを回転自在に動かすとサイクロイドを
描いて動くことができることを特徴とする実施態様
(6)記載の器具。 (10)生物学的流体分析手段は、電気化学的手段であ
ることを特徴とする請求項1、実施態様(1)乃至実施
態様(9)のうち何れか1つに記載の器具。 【0046】 【発明の効果】請求項1に記載された本発明の器具は、
実質的に防湿性で気密になっていて、診断用検査ストリ
ップの小出しとストリップ上に小出しされた生物学的流
体の検査の両方を行うことができる。本発明の器具は、
複数枚の検査ストリップを保持し、ハウジングのチャン
バを開放して検査のために1枚のストリップを1回の並
進運動で前進させることができるようになっている。か
くして、この器具は、1枚の診断用検査ストリップを小
出しするのに容易に利用されると共に検査ストリップの
貯蔵とストリップを用いた流体の検査を行う便利な手段
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の器具の実施形態の斜視図である。
【図2】(a)は装置のパネルを開放位置で示す図1の
器具の斜視図である。(b)は図2(a)の装置で用い
られるカートリッジの斜視図である。 【図3】図2(a)のディスペンサ内の器具のI−I線
矢視拡大図である。 【図4】図2(b)のカートリッジのII−II矢視部
分切除拡大図であり、カートリッジ内に保持されたスト
リップを示す図である。 【図5】本発明の器具に有用な図4のIII−III線
矢視斜視図である。 【図6】図1の器具の右半分の斜視図であり、スライダ
部材及びカートリッジを第1の位置で示す図である。 【図7】図6のIV−IV矢視斜視図である。 【図8】カートリッジを第1の位置で示す部分切除拡大
斜視図である。 【図9】図1の器具の斜視図であり、スライダ部材及び
カートリッジを第1の位置と第2の位置との間で示す図
である。 【図10】図9のV−V線矢視図である。 【図11】カートリッジを第1の位置と第2の位置との
間に示す拡大斜視図である。 【図12】図1の装置の右半分の斜視図であり、スライ
ダ部材及びカートリッジを第2の位置で示す図である。 【図13】図12の器具の拡大図であり、カートリッジ
を第2の位置で示す図である。 【図14】図1の器具の斜視図であり、スライダ部材の
ばね機構を第1の位置で示す図である。 【図15】図14の器具の斜視図であり、ばね機構及び
スライダ部材を第2の位置で示す図である。 【図16】スライダ部材及びカートリッジが第1の位置
にある本発明の器具の別の実施形態を示す斜視図であ
る。 【図17】図16の器具のカートリッジ及びスライダ部
材を第1の位置と第2の位置との間で示す斜視図であ
る。 【図18】カートリッジ、スライダ部材及びストリップ
が第2の位置にある図16の器具を示す斜視図である。 【図19】本発明の器具の別の実施形態の斜視図であ
り、カートリッジ及びスライダ部材を第1の位置で示す
図である。 【図20】図19の器具の斜視図であり、カートリッジ
及びスライダ部材を第1の位置と第2の位置との間で示
す図である。 【図21】カートリッジ、スライダ部材及びストリップ
を第2の位置で示す図19の器具の斜視図である。 【図22】図1の器具の一部及びストリップの斜視図で
ある。 【図23】本発明の器具の別の実施形態の斜視図であ
り、カートリッジ及びスライダ部材を第1の位置で示す
図である。 【図24】図23の実施形態のプッシュ部材機構の分解
図である。 【図25】(a),(b)は図23の器具の切除図であ
り、図23のプッシュ部材機構及び関連の構成要素が第
1の位置から第2の位置に向かって動く経過を示す図で
ある。 【図26】(a),(b)は図23の器具の切除図であ
り、図23のプッシュ部材機構及び関連の構成要素が第
1の位置から第2の位置に向かって動く経過を示す図で
ある。 【符号の説明】 21 器具 22 ハウジング 23 右半部 24 左半部 41 パネル 47 押圧手段 62 検査ストリップ 71 スライダ部材 74 カム手段 76 カム部材 83 保持手段 84 カートリッジ 116 プッシャ部材 132 ギヤラック(ラック歯車) 136 歯車
器具の斜視図である。(b)は図2(a)の装置で用い
られるカートリッジの斜視図である。 【図3】図2(a)のディスペンサ内の器具のI−I線
矢視拡大図である。 【図4】図2(b)のカートリッジのII−II矢視部
分切除拡大図であり、カートリッジ内に保持されたスト
リップを示す図である。 【図5】本発明の器具に有用な図4のIII−III線
矢視斜視図である。 【図6】図1の器具の右半分の斜視図であり、スライダ
部材及びカートリッジを第1の位置で示す図である。 【図7】図6のIV−IV矢視斜視図である。 【図8】カートリッジを第1の位置で示す部分切除拡大
斜視図である。 【図9】図1の器具の斜視図であり、スライダ部材及び
カートリッジを第1の位置と第2の位置との間で示す図
である。 【図10】図9のV−V線矢視図である。 【図11】カートリッジを第1の位置と第2の位置との
間に示す拡大斜視図である。 【図12】図1の装置の右半分の斜視図であり、スライ
ダ部材及びカートリッジを第2の位置で示す図である。 【図13】図12の器具の拡大図であり、カートリッジ
を第2の位置で示す図である。 【図14】図1の器具の斜視図であり、スライダ部材の
ばね機構を第1の位置で示す図である。 【図15】図14の器具の斜視図であり、ばね機構及び
スライダ部材を第2の位置で示す図である。 【図16】スライダ部材及びカートリッジが第1の位置
にある本発明の器具の別の実施形態を示す斜視図であ
る。 【図17】図16の器具のカートリッジ及びスライダ部
材を第1の位置と第2の位置との間で示す斜視図であ
る。 【図18】カートリッジ、スライダ部材及びストリップ
が第2の位置にある図16の器具を示す斜視図である。 【図19】本発明の器具の別の実施形態の斜視図であ
り、カートリッジ及びスライダ部材を第1の位置で示す
図である。 【図20】図19の器具の斜視図であり、カートリッジ
及びスライダ部材を第1の位置と第2の位置との間で示
す図である。 【図21】カートリッジ、スライダ部材及びストリップ
を第2の位置で示す図19の器具の斜視図である。 【図22】図1の器具の一部及びストリップの斜視図で
ある。 【図23】本発明の器具の別の実施形態の斜視図であ
り、カートリッジ及びスライダ部材を第1の位置で示す
図である。 【図24】図23の実施形態のプッシュ部材機構の分解
図である。 【図25】(a),(b)は図23の器具の切除図であ
り、図23のプッシュ部材機構及び関連の構成要素が第
1の位置から第2の位置に向かって動く経過を示す図で
ある。 【図26】(a),(b)は図23の器具の切除図であ
り、図23のプッシュ部材機構及び関連の構成要素が第
1の位置から第2の位置に向かって動く経過を示す図で
ある。 【符号の説明】 21 器具 22 ハウジング 23 右半部 24 左半部 41 パネル 47 押圧手段 62 検査ストリップ 71 スライダ部材 74 カム手段 76 カム部材 83 保持手段 84 カートリッジ 116 プッシャ部材 132 ギヤラック(ラック歯車) 136 歯車
─────────────────────────────────────────────────────
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(72)発明者 ジェリー・ティー・ピュー
アメリカ合衆国、94043 カリフォルニア
州、マウンテン・ビュー、フォーン・コー
ト 435
Fターム(参考) 2G042 BD19 FB07 FC00 HA01
2G045 AA40 DA80 FB17 HA02
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 a)ディスペンサと、b)生物学的流体
を分析する分析手段とを有する器具であって、ディスペ
ンサは、i)チャンバを有するハウジングと、ii)複
数枚の検査ストリップを実質的に防湿性で気密状態の第
1の位置に保持する手段と、iii)チャンバを開放し
て複数枚の検査ストリップのうちの1枚をチャンバの内
部の第1の位置から少なくとも部分的にチャンバの外部
の第2の位置に並進させる手段とを有し、チャンバの開
放及び1枚の検査ストリップの並進は、1回の機械的動
作で達成されることを特徴とする器具。
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