JP2003115634A - 面発光レーザ素子 - Google Patents
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Abstract
本横モード発振の面発光レーザ素子を提供する。 【解決手段】 上部DBRミラー14上に、発振波長に
対して高い反射率を示す厚みのGaAs層16を形成す
るとともに、そのGaAs層16上であってAl酸化層
32とAlAs層31の境界の延長線上をまたいだ位置
に、直下のGaAs層16が発振波長に対して低い反射
率を示す厚みとなるような深さの窪み42を形成する。
これにより、窪み42で囲まれたポスト領域41内での
みレーザ発振を行わせることができる。
Description
を可能にした面発光レーザ素子に関するものである。
tical Cavity Surface Emitting Laser。以下、単に面
発光レーザ素子と称する。)は、その名の示す通り、光
の共振する方向が基板面に対して垂直であり、光インタ
ーコネクションを初め、通信用光源として、また、その
他の様々なアプリケーション用デバイスとして注目され
ている。
の端面発光型レーザ素子と比較して、素子の2次元配列
を容易に形成できること、ミラーを設けるために劈開す
る必要がないのでウエハレベルでテストできること、活
性層のボリュームが格段に小さいので極低閾値で発振で
き消費電力が小さいこと等の利点を有していることが挙
げられる。
極端に短いことから、発振スペクトルの縦モードはおの
ずと基本モード発振が得られることを特徴としている。
その一方で、横モードに関しては何ら制御機構を有して
いないため、複数の高次モードが発振してしまう。この
複数の高次の横モードによって発振されたレーザ出力
は、光伝送時、特に高速変調時に伝送距離に比例して著
しい劣化を引き起こす原因となる。そこで、面発光レー
ザ素子では、基本横モードでレーザ発振をおこなう種々
の構造が提案されている。
は、発光領域の面積を、基本モードのみがレーザ発振で
きる程度に小さくした構造を採用することである。例え
ば、発振波長が850nm帯の面発光レーザの場合、基
本横モードを得るためには発光領域のサイズを約10μ
m2以下にする必要がある。ここで、酸化層閉じ込め型
構造の場合、発光領域の面積の大きさを制御する電流狭
窄幅は、後述するように一般に、AlAs層の外縁部を
選択的に酸化して形成した酸化層によって決定される。
ところが、この酸化層を、上記約10μm2以下となる
ような内径を有するように形成するには、精密な酸化制
御が要求されることになり結果的に製品歩留まりが悪く
なる。さらには、そのような狭面積では素子抵抗が増大
してしまい、面発光レーザ素子に印加する電圧の増大を
引き起こしてしまう。
モード発振を得るための手段として、例えば、文献「IE
EE Photonics Technology Letters vol.11,No.12,Decem
ber1999」に示されるような構造が提案されている(以
下、これを第一の従来例と称する。)。図7は、その従
来の面発光レーザ素子の断面模式図である。
するには、まず、n型GaAs基板110上に、MOC
VD(有機金属化学気相成長法)装置を用いて、下部反
射鏡として下部DBR(Distributed Black Reflecto
r)ミラー112を形成する。ここで、下部DBRミラ
ー112は、それぞれの厚さがλ/4nであるn型Al
0.9Ga0.1Asとn型Al0.2Ga0.8Asの積層構造を
1ペアとして、それを35ペア分積層した層である。
に、上下をクラッド層122および123で挟まれた活
性層121を形成し、これら3層からなる量子井戸活性
層120の上に、さらに上部反射鏡として上部DBRミ
ラー114を積層する。ここで、上部DBRミラー11
4は、それぞれの厚さがλ/4nであるp型Al0.9G
a0.1Asとp型Al0.2Ga0.8Asの積層構造を1ペ
アとして、それを25ペア分積層した層である。また、
上部DBRミラー114には、後の工程において電流狭
窄領域を形成するためのAlAs層130を含んでい
る。なお、上記した下部DBRミラー112および上部
DBRミラー114において、λはレーザ光の発振波
長、nは各層を構成する半導体の屈折率を示す。
ッチング工程(ドライエッチングかケミカルエッチング
かは問わない)を経て、上記した上部DBRミラー11
4(AlAs層130を含む。)と量子井戸活性層12
0の外縁部を下部DBRミラー112の上面まで除去
し、これにより例えば直径30μmの円形のメサポスト
を形成する。
の温度で酸化処理を行い、AlAs層130をメサポス
トの外側から選択的に酸化させ、Al酸化層132を形
成する。例えばAl酸化層132の幅が10μmとなる
帯状のリング形状とした場合、中心のAlAs層131
の面積、すなわち電流注入される面積(アパーチャ)は
約80μm2(直径10μm)の円形になる。
サポストの周囲を埋め込んだ後、メサポスト上部の外周
に5μm程度の幅のリング状の電極109を形成する。
また、n型GaAs基板110の裏面、すなわち上記し
たような半導体層が形成されていない側の面は、基板の
厚さを例えば200μm厚に研磨して適宜調整し、その
後、電極108を形成する。
グ状の窪み142を形成する。特に、この窪み142
は、窪み142の内側のポスト領域141の径が、例え
ば5μmとなるように、Al酸化層132の内側に形成
される。実際の窪み142の形成は、例えばEB(Elec
tron Beam)露光装置によりパターンを形成して、RI
BE(Reactive Ion Beam Etching)によりエッチング
を施すことで形成することができる。なお、窪み142
の形成は、上部DBRミラー114の形成直後に行って
もよい。
層131の面積に応じて横モード数が定まるが、図7に
示した構造によれば、リング状の窪み142の直下部分
に位置する上部DBRミラー114の厚みがその窪み1
42の深さ分だけ薄くなり、その部分での反射率が低下
して損失が大きくなるので、結果的に、窪み142の内
側のエッチングされていない径5μmのポスト領域14
1において、高次モードのレーザ発振が抑えられた基本
モードのレーザ発振が得られる。また、そのポスト領域
141よりも、酸化により絞られたAlAs層131の
面積の方が大きいため、抵抗の増加や動作電圧の上昇を
防ぐこともできる。
振を得るための手段としては、図7に示した従来の面発
光レーザの構造以外にも、例えば上部DBRミラー上
に、位相調整層として機能する誘電体膜を形成した構造
が提案されている(以下、これを第二の従来例と称す
る。)。この従来例では、上部DBRミラーの上面に誘
電体膜がリング状に形成される。特に、その誘電体膜
は、実効的に反射率を低下させるような膜厚であること
を特徴としており、その誘電体膜が形成されていない領
域の直下のみでレーザ発振が起こる。よって、結果的
に、電流狭窄幅の大小ではなく、上部DBRミラー上に
形成した誘電体膜の配置位置と厚みによって発振横モー
ドの制御が実現される。
た第一の従来例の構造では、窪み142を形成するのに
上部DBRミラー114をエッチングするため、上部D
BRミラー114を構成するAlGaAs層が一旦大気
にさらされることになる。AlGaAs層は非常に酸化
されやすいため、一度大気に露出されると酸化されてし
まい、自然酸化膜が形成される。特に、この自然酸化膜
は不安定であるため、特性の長期安定性が保たれなくな
り、信頼性にも影響を及ぼす可能性がある。
誘電体層のみで位相調整をおこなっているが、例えば上
部DBRミラーのペア数が実用的な25ペアの場合で、
誘電体層が形成されていない領域の反射率が99.94
%であるのに対し、誘電体層が形成された領域の反射率
は98.5%程度であり、反射率差、すなわちロスの差
が小さいため、高電流を注入した際に基本モードととも
に高次モードが発振する、いわゆるマルチモード発振し
てしまうという問題がある。
て、抵抗や動作電圧等の増加を抑え、かつ信頼性が良好
で安定して基本横モード発振する面発光レーザ素子を提
供することを目的とする。
に、請求項1にかかる発明は、下部反射鏡(後述する下
部DBRミラー12に相当する。)、活性層(後述する
量子井戸活性層20に相当する。)、上部反射鏡(後述
する下部DBRミラー14に相当する。)の順に積層さ
れた層構造を有するとともに、上記下部反射鏡内または
上記上部反射鏡内に電流狭窄層(後述するAlAs層3
0に相当する。)が設けられた面発光レーザ素子におい
て、前記上部反射鏡上に設けられるとともに、少なくと
も前記電流狭窄層によって定まる電流狭窄領域(後述す
るAlAs層31に相当する。)の境界面よりも内側
に、発振レーザ光に対して第一の反射率を示す第一の領
域と発振レーザ光に対して第二の反射率を示す第二の領
域とを有した半導体層を備えたことを特徴としている。
の反射率が、第一の反射率よりも十分に小さく、かつ第
一および第二の領域のサイズが電流狭窄領域による制限
よりも小さく、かつ第一の領域のサイズが基本横モード
と同程度である場合に、第一の領域から基本横モードの
レーザ光を射出することができる。
に記載の面発光レーザ素子において、上記した第一の領
域(後述するポスト領域41に相当する。)の厚さが、
発振レーザ光の波長の(2i+1)/4n倍(但し、n
は前記半導体層の屈折率を表し、iは整数を表す)であ
り、上記した第二の領域(後述する窪み42に相当す
る。)の厚さが、発振レーザ光の発振波長の2j/4n
倍(但し、nは前記半導体層の屈折率を表し、jは自然
数を表す。)であることを特徴としている。
によって反射率が大きく異なる発振レーザ光の位相調整
層として機能させることで、第一の領域の反射率には影
響を与えず、第二の領域の反射率のみを低下させること
ができ、第一の領域にて選択的にレーザ発振することが
できる。
または2に記載の面発光レーザ素子において、前記半導
体層上に、誘電体膜が被覆されたことを特徴としてい
る。
を被覆することにより、レーザ射出面となる半導体層表
面を保護することができる。
1、2または3に記載の面発光レーザ素子において、上
記した誘電体膜(後述する誘電体膜18に相当する。)
が、上記半導体層よりも小さい屈折率を有するととも
に、その厚さが、発振レーザ光の波長の2k/4ns倍
(但し、nsはその誘電体膜の屈折率を表し、kは自然
数を表す。)であることを特徴としている。
して誘電体膜を被覆した場合にも、半導体層よりも小さ
い屈折率を有する誘電体膜を用い、さらにその厚さを発
振レーザ光の波長の2k/4ns倍とすることで、発振
レーザ光の位相がずれてしまうのを防ぐことができる。
に記載の面発光レーザ素子において、上記した半導体層
上には誘電体膜が被覆され、上記した第一の領域(後述
する窪み47に相当する。)の厚さが、発振レーザ光の
波長の2i/4n倍(但し、nは前記半導体層の屈折率
を表し、iは自然数を表す)であり、上記した第二の領
域の厚さは、発振レーザ光の波長の(2j+1)/4n
倍(但し、nは前記半導体層の屈折率を表し、jは整数
を表す。)であり、上記した誘電体膜(後述する誘電体
膜19に相当する。)が、上記した半導体層よりも小さ
い屈折率を有するとともに、その厚さが、発振レーザ光
の波長の(2k+1)/4ns倍(但し、nsは前記誘電
体膜の屈折率を表し、kは整数を表す。)であることを
特徴としている。
誘電体膜の厚みを発振レーザ光の波長の(2k+1)/
4ns倍とすることで、その誘電体膜を位相反転層とし
て機能させることができ、結果的に下層の第一の領域の
反射率には影響を与えず、第二の領域の反射率のみを低
下させることができ、第一の領域にて選択的にレーザ発
振することができる。
〜5のいずれか一つに記載の面発光レーザ素子におい
て、上記した半導体層上であってかつ上記電流狭窄層に
よって定まる電流狭窄領域の境界面よりも外側の位置に
電極が設けられたことを特徴としている。
極を設けているので、その半導体層をコンタクト層とし
て機能する材料で形成すれば、電流注入を効率的に行う
ことができる。
〜6のいずれか一つに記載の面発光レーザ素子におい
て、上記半導体層を、GaAs、AlGaAs、InG
aP、AlGaInPまたはGaInAsPで形成する
ことができる。
〜7のいずれか一つに記載の面発光レーザ素子におい
て、上記した誘電体膜を、SiN、SiO2、Al
2O3、TiO2、AlNまたはa−Siで形成すること
ができる。
〜8のいずれか一つに記載の面発光レーザ素子は、下部
反射鏡、活性層、上部反射鏡の順に積層された層構造が
GaAs基板上に形成されるとともに、活性層等が波長
700nm〜1000nmのレーザ光が発振する半導体
材料およびサイズで形成される。
1〜8のいずれか一つに記載の面発光レーザ素子は、下
部反射鏡、活性層、上部反射鏡の順に積層された層構造
がGaAs基板上に形成されるとともに、活性層等が波
長1200nm〜1600nmのレーザ光が発振する半
導体材料およびサイズで形成される。
ーザ素子の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、この実施の形態により本発明が限定されるも
のではない。
かる面発光レーザ素子について説明する。図1は、実施
の形態1にかかる面発光レーザ素子の断面模式図であ
る。以下においては特に、850nm帯の面発光レーザ
素子の構造について説明する。
光レーザ素子100を作製するには、まず、n型GaA
s基板10上に、MOCVD装置を用いて、下部DBR
ミラー12を形成する。ここで、下部DBRミラー12
は、第一の従来例と同様に、それぞれの厚さがλ/4n
であるn型Al0.9Ga0.1Asとn型Al0.2Ga0.8A
sの積層構造を1ペアとして、それを35ペア分積層し
た層である。
に、クラッド層22、SCH−MQW活性層21、クラ
ッド層23を順次積層し、これら3層からなる量子井戸
活性層20の上に、さらに上部DBRミラー14を形成
する。ここで、上部DBRミラー14は、それぞれの厚
さがλ/4nであるp型Al0.9Ga0.1Asとp型Al
0.2Ga0.8Asの積層構造を1ペアとして、それを25
ペア分積層した層である。また、上部DBRミラー14
には、後の工程において電流狭窄領域を形成するための
AlAs層30を含んでいる。
は、この上部DBRミラー14上に、厚さが3λ/4n
(約150nm)のGaAs層16を形成する。そして
さらに、GaAs層16に、深さ50nm、幅5μmの
リング形状の窪み42を形成する。特に、この窪み42
は、Al酸化層32とAlAs層31の境界面上(換言
すれば、リング形状のAl酸化層32の内周面)をまた
いだ位置に形成する。これによって、直径が約4μmの
ポスト領域41が形成される。
GaAs層16の厚みを2λ/4nとすると、入射され
る光の位相はGaAs層16とその窪み42との間でミ
スマッチとなり、窪み42の直下に位置する部分で実効
的な反射率を下げることができる。すなわち、その部分
でのレーザ発振を抑制することができる。具体的には、
窪み42の直下に位置する部分のGaAs層16の厚み
を2iλ/4nとし、窪み42が形成されていないポス
ト領域の直下に位置する部分のGaAs層16の厚みを
(2i+1)λ/4nとする。なお、上記した下部DB
Rミラー12、上部DBRミラー14およびGaAs層
16の各構成において、λは発振波長、nは各層の屈折
率、iは自然数を表す。
ッチング工程(ドライエッチングかケミカルエッチング
かは問わない)を経て、上記したGaAs層16と上部
DBRミラー14(AlAs層30を含む。)の外縁部
を、量子井戸活性層20の上面まで除去する。特に、上
記したポスト領域41が中心に位置する円形のメサポス
ト(例えば直径40μm)が形成されるようにエッチン
グする。
の温度で酸化処理を行い、AlAs層30をメサポスト
の外側から選択的に酸化させ、Al酸化層32を形成す
る。例えば、Al酸化層32が16.5μmの帯幅で形
成されたリング形状である場合、中心のAlAs層31
の面積、すなわち電流注入される面積(アパーチャ)は
約40μm2(直径7μm)の円形になる。
s層16の上面であってかつ外周部の位置に、5μm程
度の幅のリング形状の電極9を形成する。また、裏面
(n型GaAs基板10)側において、基板の厚さを例
えば200μm厚に研磨して適宜調整し、その後、電極
8を形成する。つづいて、上記メサポストの外縁部と露
出した量子井戸活性層20の表面とを誘電体膜17(S
iN等)で被覆する。なお、上記した誘電体膜17上
に、図7に示したようにメサポストの周囲にポリイミド
を埋め込んでもよい。
ザ素子の特性を説明するための反射率−GaAs層の厚
みの関係図である。図2に示すように、レーザ光が感じ
る上部DBRミラー14の実効的な反射率は、GaAs
層16の厚さが(2j+1)λ/4nの時にピークとな
り、GaAs層16の厚さが2jλ/4nの時(バレー
位置)に反射率が最も低下することがわかる。このよう
に、GaAs層16は、λ/4n単位で厚みを制御する
ことで、レーザ発振光に対して位相調整層として機能さ
せることができ、これにより実効的な反射率をある範囲
において制御することができる。なお、図2に示す反射
率の試算では、上部DBRミラー14のペア数を25ペ
アとした。なお、jは整数を表す。
9.94%、バレー位置の反射率が95%となり、これ
らの値から共振器損失(ミラーロス)を見積もると、ピ
ーク位置の場合約30cm-1、バレー位置では約250
cm-1となる。このことから、リング形状の窪み42領
域でのミラーロスが約8倍にもなり、この領域での発振
が完全に抑えられることがわかる。すなわち、レーザ発
振は窪み42に囲まれたポスト領域41(4μmの領
域)にてのみ起こり、これにより、基本モードでの発振
が得られる。この反射率のピークとバレーの位置はGa
As層16の厚さに対して、周期的に繰り返して発生す
るため、各周期において同様な効果は得られるが、発振
波長が860nm以下の場合、GaAs層16の吸収を
受けるため、あまり厚くすることは好ましくない。
域41の厚みと窪み42が位置する直下の厚みの差は、
上記例のように必ずしもλ/4nである必要はなく、ポ
スト領域41の厚みがλ/4nの奇数倍で、かつ窪み4
2が位置する直下の厚みがλ/4nの偶数倍となる関係
が成り立てばよい。例えば、ポスト領域41の厚みを5
λ/4nとし、窪み42が位置する直下の厚みを2λ/
4n(窪み42の深さが3λ/4n)とすることもでき
る。
の中心がAl酸化層32とAlAs層31の境界の延長
線上に位置した状態を示しているが、図3に示すよう
に、リング形状の窪み46の外縁が上記境界線の延長上
かそれよりも外周側であればよい。また、上記したGa
As層16に替えて、AlGaAs、InGaP、Al
GaInP、GaInAsP等のその他の半導体層を用
いることもできる。
かる面発光レーザ素子によれば、上部DBRミラー14
上に、発振レーザ光と位相がマッチングした、反射率に
影響を及ぼさない厚みのGaAs層16を形成するとと
もに、そのGaAs層16上であってAl酸化層32と
AlAs層31の境界の延長線上をまたいだ位置に、直
下のGaAs層16が発振レーザ光に対して位相がミス
マッチとなり、低い反射率を示す厚みとなるような深さ
の窪み42を形成するので、窪み42で囲まれたポスト
領域41内でのみレーザ発振を行わせることができる。
すなわち、発光領域を、ポスト領域41のサイズで制御
することができ、従来において電流狭窄幅の制御のみで
は他の特性を劣化させていたのに対し、本発明では他の
特性を犠牲にすることなく基本横モードの発振を容易に
実現することができる。
ラーのAlGaAs層が露出することはないので、信頼
性の良好な素子を作製することができる。また、GaA
s層16による位相調整は、第二の従来例のように上部
DBRミラー上に誘電体膜を形成して反射率を低下させ
るよりも、大きく反射率を低下させることができるた
め、高電流注入時にマルチモード発振してしまうという
問題も解決される。
気的接続をより良好にするコンタクト層として活用する
ことができ、特に、窪み42の直下に位置する残りのG
aAs層部分は、電極9から供給される電流を十分に拡
散できるので、素子抵抗の低下を可能にして、電流の不
均一注入も防ぐことができる。
ことで、発光領域となるポスト領域41を形成するとし
たが、少なくとも電流狭窄部分となるAl酸化層32よ
りも内側に、上記した厚みの関係を満たす凸形状のポス
トが形成されていれば良い。
すなわち電流狭窄層によるアパーチャを直径7μmの円
形としたが、好適には直径5〜10μmの範囲であれば
よい。これは、直径が5μmより小さいと、素子抵抗が
著しく上昇し、10μmより大きいと、高次モードが発
振するとともに素子特性が劣化するからである。なお、
より好ましくは6〜7μmとすることが望ましい。
を約4μmとしたが、好適には上記アパーチャの直径よ
り小さく、かつ直径3.0〜5.5μmの範囲であれば
よい。これは、直径が3.0μmよりも小さいと基本モ
ードに損失が生じ、素子特性が劣化し、5.5μmより
大きいと、高次モードが発振してしまうからである。な
お、より好ましくは3.5〜4.0μmとすることが望
ましい。
かかる面発光レーザ素子について説明する。実施の形態
2にかかる面発光レーザ素子は、実施の形態1において
説明した面発光レーザ素子のGaAs層16上に、保護
膜として機能する誘電体膜を形成したことを特徴として
いる。
時において、外部からの機械的または化学的な汚染から
レーザ光出射面を保護する必要がある。例えば、面発光
レーザ素子は、半導体ウエハ上に2次元アレイ状に複数
個形成することができるため、その複数個の面発光レー
ザ素子をアプリケーションに応じた個数分だけまとめて
半導体ウエハから切り出すことが可能である。その切り
出しの際に、半導体チップの後工程で一般におこなわれ
ているダイシングを行うわけであるが、ダイシングで生
じたパーティクルやその他の不純物が面発光レーザ素子
の射出面に付着する可能性がある。そこで、その対策と
して、射出面上に保護膜を形成することが好ましい。
ザ素子の断面模式図である。なお、図4において、図1
と共通する部分には同一の符号を付してその説明を省略
する。図4に示す面発光レーザ素子300では、レーザ
射出面であるGaAs層16上に、誘電体膜18が形成
される点が図1と異なる。但し、この誘電体膜18は、
GaAsよりも屈折率が小さい材料であり、その厚みは
2iλ/4nsとする。なお、λは発振波長、nsは誘電
体膜18の屈折率、iは自然数を表す。誘電体膜18の
材料としては、SiN、SiO2、Al2O3、TiO2、
AlN、a−Siなどを用いることができる。
して誘電体膜18を形成したとしても、その誘電体膜1
8の存在によって発振レーザ光は位相ずれを生じずに、
ポスト領域41のみが発光領域となる。
かる面発光レーザ素子によれば、実施の形態1に示した
面発光レーザ素子において、レーザ射出面であるGaA
s層16上に保護膜として誘電体膜18を形成するの
で、GaAs層16のポスト領域41での基本横モード
の発振を実現することができるとともに、GaAs層1
6の表面が直接汚染されるのを防止でき、歩留まりの向
上を図ることができる。また大気雰囲気中への露出によ
って生じる劣化を低減させることもできるため、結果的
に、長期信頼性を確保することができる。
外縁部と量子井戸活性層20の表面とを誘電体膜17で
被覆する構造を採用した場合には、その誘電体膜17の
形成と、GaAs層16上に形成する誘電体膜18の形
成とを同工程で同時におこなうこともでき、新たな工程
が生じてしまうのを避けることができる。
かかる面発光レーザ素子について説明する。実施の形態
3にかかる面発光レーザ素子は、実施の形態1で説明し
た面発光レーザ素子のGaAs層16において、窪み4
2とポスト領域41との凹凸関係を逆転し、さらにそれ
らの上に、発振レーザの位相が反転するような厚みの誘
電体膜を形成したことを特徴としている。
ザ素子の断面模式図である。以下においても実施の形態
1と同様に、850nm帯の面発光レーザの構造につい
て説明する。なお、図5において、図1と共通する部分
には同一の符号を付してその説明を省略する。図5に示
す面発光レーザ素子400では、上部DBRミラー14
上に形成されるGaAs層50に対して形成する窪みの
位置とそのGaAs層50の上面に誘電体膜19が形成
される点とが図1と異なる。
に従って上部DBRミラー14を形成した後、厚さが3
λ/4n(約150nm)のGaAs層50を形成し、
その後、GaAs層50の中央部に、直径4μm、深さ
50nmの円形の窪み47を形成する。特に、この窪み
47は、AlAs層31の円内に位置するように形成す
る。
の関係は、窪み47が形成されていない領域の直下に位
置する部分のGaAs層50の厚みを(2i+1)λ/
4nとし、窪み47の直下に位置する部分のGaAs層
50の厚みを2iλ/4nとする。なお、λは発振波
長、nはGaAs層50の屈折率、iは自然数を表す。
の上面に誘電体膜19を被覆する。この誘電体膜19
は、GaAsよりも屈折率が小さい材料であり、その厚
みは(2k+1)λ/4nsとする。これにより、誘電
体膜19は、位相反転層として機能する。なお、λは発
振波長、nsは誘電体膜19の屈折率、kは整数を表
す。誘電体膜19の材料としては、SiN、SiO2、
Al2O3、TiO2、AlN、a−Siなどを用いるこ
とができる。
膜として機能するが、上記誘電体膜19と同一の材料を
用いて同工程で同時に形成してもよい。
ザ素子の特性を説明するための反射率−GaAs層の厚
みの関係図である。図6に示すように、レーザ光が感じ
る上部DBRミラー14の実効的な反射率は、GaAs
層50の厚さが2iλ/4nの時にピークとなり、Ga
As層50の厚さが(2j+1)λ/4nの時(バレー
位置)に反射率が低下することがわかる。すなわち、G
aAs層50の上面に(2k+1)λ/4ns厚の誘電
体膜19を形成したことにより、位相の反転がおこり、
図2と比較して ピーク位置とバレー位置の関係が反転
する。結局、レーザ発振は窪み47の領域にてのみ起こ
り、これにより、基本モードでの発振が得られる。ここ
で、iは自然数であり、jは整数を表す。
射率のピークとバレーの位置はGaAs層50の厚さに
対して、周期的に繰り返して発生するため、各周期にお
いて同様な効果が得られる。
が形成されていない部分直下のGaAs層50の厚みと
窪み47が形成された部分直下のGaAs層50の厚み
との差は、上記例のように必ずしもλ/4nである必要
はなく、窪み47が形成されていない部分直下のGaA
s層50の厚みがλ/4nの奇数倍で、かつ窪み47が
形成された部分直下のGaAs層50の厚みがλ/4n
の偶数倍となる関係が成り立てばよい。例えば、窪み4
7が形成されていない部分直下のGaAs層50の厚み
を5λ/4nとし、窪み47が形成された部分直下のG
aAs層50の厚みを2λ/4n(窪み47の深さが3
λ/4n)とすることもできる。
かる面発光レーザ素子によれば、上部DBRミラー14
上に、発振レーザ光と位相がマッチングし、反射率に影
響を及ぼさない厚みのGaAs層50を形成するととも
に、そのGaAs層50上であってAlAs層31の円
内に相当する位置に、直下のGaAs層50が発振レー
ザ光に対して位相がジャスト反転した厚みとなるような
深さの窪み47を形成するとともに、さらに発振レーザ
光の位相を反転させる誘電体膜を被覆するので、窪み4
7内でのみレーザ発振を行わせることができる。すなわ
ち、発光領域を、窪み47のサイズで制御することがで
き、従来において電流狭窄幅の制御のみでは他の特性を
劣化させていたのに対し、本発明では他の特性を犠牲に
することなく基本横モードの発振を容易に実現すること
ができる。
実施の形態1がポスト領域41を発光領域としたのに対
し、窪み47の領域を発光領域としたので、必然とその
発光領域となるGaAs層50の厚さは実施の形態1の
場合よりも薄くすることができ、発振波長が860nm
以下の場合であっても、レーザ光の吸収を小さく抑える
ことができる。
5に示した構造では、誘電体膜19を設けずとも、窪み
47が形成されていない部分直下のGaAs層50の厚
みがλ/4nの偶数倍で、かつ窪み47が形成された部
分直下のGaAs層50の厚みがλ/4nの奇数倍とな
る関係が成り立てば、実施の形態1と同様な効果を享受
することができる。例えば、窪み47が形成されていな
い部分直下のGaAs層50の厚みを4λ/4nとし、
窪み47が形成された部分直下のGaAs層50の厚み
を3λ/4n(窪み47の深さがλ/4n)とすること
ができる。
μmとしたが、好適には直径3.0〜5.5μmの範囲
であればよい。
は、850nm帯のレーザを例に挙げたが、本発明にか
かる面発光レーザ素子の構造は、他の波長帯の面発光レ
ーザ素子にも適用することができる。例えば活性層にG
aInNAs系材料を用いた1.3μm帯の面発光レー
ザ素子に対しても適用することができる。
n型のGaAs基板上に、n型の下部DBRミラー、量
子井戸活性層、p型の上部DBRミラーを順次積層する
構造としたが、各半導体層の導電型を逆にした構造に対
しても、本発明を適用することができるのはいうまでも
ない。但し、その場合、電流狭窄層(AlAs層31お
よびAl酸化層32)は、p型の下部DBRミラー内に
形成され、その上方に量子井戸活性層が形成される。
発光レーザ素子によれば、電流狭窄幅で制御されていた
発光領域を、さらに狭幅である半導体層(GaAs層
等)のポスト領域または窪みで定まるサイズで制御する
ことができ、従来において電流狭窄幅の制御のみでは他
の特性を劣化させていたのに対し、本発明では他の特性
を犠牲にすることなく基本横モードの発振を容易に実現
することができるという効果を奏する。
よれば、従来のように上部DBRミラーに直接窪みを形
成することでその一部が大気中に露出することがなくな
るので、信頼性の良好な素子を作製することができると
ともに、半導体層(例えばGaAs層)による位相調整
は、誘電体膜による位相調整を用いた場合よりも、上部
DBRミラーよりも、大きく反射率を低下させることが
できるため、高電流注入時のマルチモード発振を防止す
ることができるという効果を奏する。
よれば、半導体層(例えばGaAs層)上に電極を形成
することで、半導体層を、電極との電気的接続をより良
好にするコンタクト層として活用することができ、特
に、半導体層に形成した窪みの直下に位置する残りの半
導体層部分によって、電極から供給される電流を十分に
拡散できるので、素子抵抗の低下が可能となり、電流の
不均一注入も防ぐことができるという効果を奏する。
よれば、レーザ射出面である半導体層(GaAs層等)
上に保護膜として誘電体膜を形成することができるの
で、半導体層の表面が直接汚染されてしまうのを防止で
き、歩留まりの向上を図ることができるという効果を奏
する。
よれば、半導体層(例えばGaAs層)上に形成した誘
電体膜を位相反転層として機能させることにより、窪み
の領域を発光領域とすることができるので、必然とその
発光領域となる半導体層の厚さが、ポスト領域を発光領
域とした場合よりも薄くなり、発振波長が860nm以
下の場合であっても、レーザ光の吸収を小さく抑えるこ
とができるという効果を奏する。
模式図である。
を説明するための反射率−GaAs層の厚みの関係図で
ある。
例の断面模式図である。
模式図である。
模式図である。
を説明するための反射率−GaAs層の厚みの関係図で
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 下部反射鏡、活性層、上部反射鏡の順に
積層された層構造を有するとともに、前記下部反射鏡内
または前記上部反射鏡内に電流狭窄層が設けられた面発
光レーザ素子において、 前記上部反射鏡上に設けられるとともに、少なくとも前
記電流狭窄層によって定まる電流狭窄領域の境界面より
も内側に、発振レーザ光に対して第一の反射率を示す第
一の領域と発振レーザ光に対して第二の反射率を示す第
二の領域とを有した半導体層を備えたことを特徴とする
面発光レーザ素子。 - 【請求項2】 前記第一の領域の厚さは、発振レーザ光
の波長の(2i+1)/4n倍(但し、nは前記半導体
層の屈折率を表し、iは整数を表す)であり、前記第二
の領域の厚さは、発振レーザ光の波長の2j/4n倍
(但し、nは前記半導体層の屈折率を表し、jは自然数
を表す。)であることを特徴とする請求項1に記載の面
発光レーザ素子。 - 【請求項3】 前記半導体層上に、誘電体膜が被覆され
たことを特徴とする請求項1または2に記載の面発光レ
ーザ素子。 - 【請求項4】 前記誘電体膜は、前記半導体層よりも小
さい屈折率を有するとともに、厚さが、発振レーザ光の
波長の2k/4ns倍(但し、nsは前記誘電体膜の屈折
率を表し、kは自然数を表す。)であることを特徴とす
る請求項1、2または3に記載の面発光レーザ素子。 - 【請求項5】 前記半導体層上に誘電体膜が被覆され、 前記第一の領域の厚さは、発振レーザ光の波長の2i/
4n倍(但し、nは前記半導体層の屈折率を表し、iは
自然数を表す)であり、前記第二の領域の厚さは、発振
レーザ光の波長の(2j+1)/4n倍(但し、nは前
記半導体層の屈折率を表し、jは整数を表す。)であ
り、 前記誘電体膜は、前記半導体層よりも小さい屈折率を有
するとともに、厚さが、発振レーザ光の波長の(2k+
1)/4ns倍(但し、nsは前記誘電体膜の屈折率を表
し、kは整数を表す。)であることを特徴とする請求項
1に記載の面発光レーザ素子。 - 【請求項6】 前記半導体層上であってかつ前記電流狭
窄層によって定まる電流狭窄領域の境界面よりも外側に
電極が設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいず
れか一つに記載の面発光レーザ素子。 - 【請求項7】 前記半導体層は、GaAs、AlGaA
s、InGaP、AlGaInPまたはGaInAsP
によって形成されることを特徴とする請求項1〜6のい
ずれか一つに記載の面発光レーザ素子。 - 【請求項8】 前記誘電体膜は、SiN、SiO2、A
l2O3、TiO2、AlNまたはa−Siで形成される
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の
面発光レーザ素子。 - 【請求項9】 前記層構造はGaAs基板上に形成さ
れ、前記発振レーザ光の波長は、700nm〜1000
nmであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一
つに記載の面発光レーザ素子。 - 【請求項10】 前記層構造はGaAs基板上に形成さ
れ、前記発振レーザ光の波長は、1200nm〜160
0nmであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
一つに記載の面発光レーザ素子。
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