JP2003001067A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents
排気ガス浄化装置Info
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Abstract
を回避しながら、高いNOx浄化率で、排気ガス中のP
MとNOxの浄化を行うことができる排気ガス浄化装置
を提供する。 【解決手段】 エンジン2の排気通路3に設けられ、排
気ガスG中の粒子状物質を浄化するウオールフロータイ
プのフィルタ4を備えた排気ガス浄化装置1において、
前記フィルタ4の多孔質壁面30の上流側部分に酸化触
媒21を担持した酸化触媒層20を設けると共に、前記
フィルタ4の多孔質壁面30の下流側部分に窒素酸化物
吸蔵物質41aと酸化触媒41bを含む窒素酸化物吸蔵
還元型触媒41を担持した窒素酸化物浄化触媒層40を
設ける。
Description
ン等の排気ガス中の粒子状物質及び窒素酸化物を、ディ
ーゼルパティキュレートフィルタとこのフィルタに担持
した窒素酸化物吸蔵還元型触媒で浄化する排気ガス浄化
装置に関するものである。
状物質(PM:パティキュレート:以下PM)の排出量
は、窒素酸化物(以下NOx),一酸化炭素(以下C
O)そして炭化水素(以下HC)等と共に年々規制が強
化され、エンジンの改良のみでは、これらの規制に対応
しきれなくなっており、これらの物質を排ガス後処理装
置によって、低減する技術が開発されている。
キュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Fil
ter :以下DPF)があり、このPMを捕集するDPF
には多孔質のコーディエライトやセラミック製のモノリ
スハニカムのウオールフロータイプのフィルタや、セラ
ミックや金属を繊維状にしてランダムに積層した繊維積
層タイプのフィルタ等が研究開発され提案されている。
伴って目詰まりが進行し、捕集したPMの量の増加に伴
って排気ガス圧力(排圧)が上昇するので、捕集したP
Mを除去する必要があるが、最近では、PMの酸化除去
を促進する酸化触媒をウオールフロータイプのフィルタ
の壁表面上に塗布した触媒付きフィルタで、PMの捕集
と捕集したPMの酸化除去を連続的に行う連続再生型デ
ィーゼルパティキュレートフィルタが提案されている。
排気ガス中の一酸化窒素(NO)を酸化して二酸化窒素
(NO2 )にする触媒や、PMを低温から直接酸素(O
2 )で酸化させるPM酸化触媒(貴金属酸化触媒や酸化
物酸化触媒)等がある。
の手段としてNOx還元触媒があり、特開2000−2
82852号公報では、ウオールフロータイプのフィル
タの壁面のエンジン側にNOx還元触媒層と酸化触媒層
を被覆した排気浄化装置と、ウオールフロータイプのフ
ィルタの壁面のエンジン側に酸化触媒を、排気出口側に
NOx還元触媒層をそれぞれ被覆した排気浄化装置が提
案されている。
金属系触媒等の酸化触媒層とゼオライト系触媒等のNO
x還元触媒層を一体化して装置を小型軽量化すると共
に、酸化触媒層とNOx還元触媒層の配置の工夫によ
り、酸化触媒でPMの燃焼の促進して、NOx還元触媒
へのPM付着によるNOx還元効率の低下を回避し、ま
た、フィルタ再生時のPM燃焼時のNOx還元触媒への
熱影響を少なくしてNOx還元触媒の劣化を防止してい
る。
000−282852号公報で提案されている、これら
の排気浄化装置においては、NOx浄化に、NOx還元
触媒を使用しているので、NOx還元のために常時炭化
水素等の還元剤を供給する必要があり、この還元剤を供
給するための還元剤供給装置が必要となる。
用した場合には、燃料を排気通路に噴射するための噴射
弁や配管が必要になる上に、燃費の悪化を招くという問
題があり、また、エンジンの燃料以外のアンモニアや尿
素を使用する場合には、噴射弁や配管に加えて、これら
の還元剤用のタンクが必要になる上に、これらの還元剤
を還元剤用のタンクに適宜補給する必要があるという問
題がある。
置が必要になると、特に既存の車両に、排気ガス装置を
取り付ける際の作業が面倒になるので、装置面からも作
業工数の面からコストアップとなり実用化が難しくなる
という問題が発生する。
元触媒の上流側に酸化触媒が配置されているため、還元
剤が軽油の場合には酸化触媒により分解されてNOx還
元効率のよい低分子量の炭化水素になり、また、SOF
(可溶性有機成分)も分解されて還元剤として、効率よ
くNOxを還元するとされているが、ディーゼルエンジ
ンの通常の燃焼状態のように排気中の酸素濃度が高い場
合には、排気通路内に供給された還元剤は、上流側の酸
化触媒によって酸化される可能性が大きく、NOx還元
効率も低下し、燃費の悪化を招くと考えられる。
の触媒の一つに、NOx吸蔵還元型触媒がある。このN
Ox吸蔵還元型触媒は、NOx吸蔵機能を持つバリウム
等のNOx吸蔵物質と酸化触媒機能を有する白金等の活
性触媒金属(酸化触媒)とを担持して、排気ガス中の酸
素濃度等によってNOx吸蔵とNOx放出及び還元浄化
の機能を果たす触媒である。
されたものであり、その目的は、DPFのフィルタの上
流側部分に酸化触媒を、また、下流側部分にNOx吸蔵
還元型触媒をそれぞれ配備し、NOx吸蔵還元型触媒の
弱点である硫黄被毒を回避しながら、高いNOx浄化率
で、排気ガス中のPMとNOxの浄化を行うことができ
る排気ガス浄化装置を提供することにある。
するための排気ガス浄化装置は、次のように構成され
る。
ガス中の粒子状物質を浄化するウオールフロータイプの
フィルタを備えた排気ガス浄化装置において、前記フィ
ルタの多孔質壁面の上流側部分に酸化触媒を担持した酸
化触媒層を設けると共に、前記フィルタの多孔質壁面の
下流側部分に窒素酸化物吸蔵物質と酸化触媒を含む窒素
酸化物吸蔵還元型触媒を担持した窒素酸化物浄化触媒層
を設けて構成される。
多孔質のセラミックのハニカムのチャンネルの入口と出
口を交互に目封じしたモノリスハニカム等で形成でき、
酸化触媒を担持した酸化触媒層は、このフィルタの多孔
質壁面に塗布されたゼオライトやアルミナ等の多孔質触
媒コート層に、白金(Pt)や酸化セリウム(Ce
O2 )等の酸化触媒を担持する等して形成できる。
媒は、排気ガス中のO2 濃度やCO濃度によってNOx
吸蔵とNOx放出及び還元・浄化の機能を持つものであ
り、NOx吸蔵機能を持つカリウム(K)、バリウム
(Ba)、ランタン(La)等のNOx吸蔵物質と、白
金(Pt)やロジウム(Rh)等の触媒活性金属からな
る酸化触媒とで形成でき、NOx浄化触媒層は、フィル
タの多孔質壁面に塗布されたゼオライトやアルミナ等の
多孔質触媒コート層に、これらのNOx吸蔵物質と酸化
触媒を担持する等して形成できる。
れ、排気ガス中の粒子状物質を浄化する繊維積層タイプ
のフィルタを備えた排気ガス浄化装置において、前記フ
ィルタの上流側の繊維層に酸化触媒を担持させるか又は
酸化触媒を担持した酸化触媒層を積層すると共に、前記
フィルタの下流側の繊維層に、窒素酸化物吸蔵物質と酸
化触媒を含む窒素酸化物吸蔵還元型触媒を担持させるか
又は該窒素酸化物吸蔵還元型触媒を担持した窒素酸化物
浄化触媒層を積層して構成される。
ミナ等のセラミックの繊維や金属繊維をランダムに積層
した不織布の繊維層を一層乃至数層重ねて形成し、この
繊維層の積層体を耐熱金網で挟持し蛇腹状に折り曲げて
中空円筒状に構成して、外側から内側へ排気ガスを流通
させることにより、排気ガスを浄化するフィルタ等があ
る。
の触媒の溶液に浸せきして、繊維層を形成する繊維表面
にそれぞれの触媒を担持させて形成する。又は、繊維積
層タイプのフィルタの繊維層の積層体の上流側の繊維層
の表面に酸化触媒を担持した多孔質触媒コート層を塗布
し、また、下流側の繊維層の表面に上記と同様なNOx
吸蔵還元型触媒を担持した多孔質触媒コート層を塗布す
る。
分に酸化触媒を、また、下流側にNOx吸蔵還元型触媒
をそれぞれ担持させることにより、上流側の酸化触媒で
排気ガス中の硫黄酸化物(SOx)を酸化し、排気ガス
中のCa,Zn,Fe等と化合させて、固体のサルフェ
ートにして、フィルタに捕集させるので、SOxのNO
x吸蔵還元型触媒への到達を防止でき、NOx吸蔵還元
型触媒の硫黄被毒を回避できる。
炭素(CO)が存在すると、NOx吸蔵物質から二酸化
窒素(NO2 )を放出する特性を持っているために、空
燃比がリーンのNOx吸蔵運転の時に、排ガス中にCO
が存在すると、NOx吸蔵能力が低下してしまうが、本
発明の排気ガス浄化装置では、上流側の酸化触媒で排気
ガス中のCOを酸化して除去するので、空燃比がリーン
時におけるNOx吸蔵能力を高く維持できる。
は、排気ガス中に酸素(O2 )が無いために、大量のC
Oが発生するので、このCOがNOx吸蔵物質からのN
O2 の放出を促進すると共に、このCOは還元剤となる
ので、放出されたNO2 はNOx吸蔵還元型触媒の酸化
触媒により効率よく還元浄化される。
排気ガス浄化装置について、図面を参照しながら説明す
る。
浄化装置1の構成を示す。
うに、ディーゼルエンジン2の排気通路3に設けられる
装置であり、排気ガスG中の粒子状物質(PM)と窒素
酸化物(NOx)を浄化するウオールフロータイプのフ
ィルタ4を備えて構成される。
イプのフィルタ4は、コーディエライト、炭化ケイ素
(SiC)やステンレス等で形成される構造材の担持体
30に、排気ガスGの通路となる多数の多角形形状のチ
ャンネル(セル)35を有しており、多孔質のセラミッ
クのハニカムのチャンネル35の入口と出口を交互に目
封じしたモノリスハニカム等で形成される。
フィルタ4の多孔質壁面30の上流側部分30uに、酸
化触媒21を担持した通気可能な酸化触媒層20を設け
ると共に、フィルタ4の多孔質壁面30の下流側部分3
0dに、窒素酸化物吸蔵物質(NOx吸蔵物質)41a
と酸化触媒41bを含む窒素酸化物吸蔵還元型触媒(N
Ox吸蔵還元型触媒)41を担持した通気可能なNOx
浄化触媒層40を設ける。
多孔質壁面30の上流側部分30uに塗布されたゼオラ
イトやアルミナ(Al2 O3 )等の多孔質触媒コート層
に、白金(Pt)等や酸化セリウム(CeO2 )等の酸
化触21を担持して通気可能に形成される。
2の多孔質壁面30の下流側部分30dに塗布されたゼ
オライトやアルミナ等の多孔質触媒コート層に、NOx
吸蔵物質41aと酸化触媒41bとからなるNOx吸蔵
還元型触媒41を担持して形成される。
能を持つカリウム(K)、バリウム(Ba)、ナトリウ
ム(Na)、リチウム(Li)、セシウム(Cs)等の
アルカリ金属や、カルシウム(Ca)等のアルカリ土
類、ランタン(La)、イットリウム(Y)等の希土類
等の中の一つ又は幾つかの組み合わせで形成され、酸化
触媒41bは白金(Pt)やロジウム(Rh)等の触媒
活性金属で形成される。
1は、図9に模式的に示すように、排気ガス中の空燃比
がリーン状態(O2 濃度が比較的高い)の時にNOx吸
蔵物質41bでNOxを吸蔵し、空燃比がリッチ状態
(O2 濃度が殆どゼロ)の時にNOx吸蔵物質41bで
NOxを放出し、この放出したNOxを、酸化触媒41
bの触媒作用によりCOやHC等の還元剤で還元して浄
化する機能を持つことになる。
置1Aについて説明する。
1Aは、図5〜図7に示すように、第1の実施の形態の
排気ガス浄化装置1と排気ガス中の粒子状物質(PM)
を浄化するフィルタのタイプが異なる。
B,4Cは、図5〜図10に示すように、繊維積層タイ
プのフィルタで形成され、アルミナ等のセラミックの繊
維や金属繊維をランダムに積層した不織布の繊維層5a
〜5dを一層乃至数層重ねて形成し、この繊維層5a〜
5dの積層体5A,5B,5Cを耐熱金網6、7で挟持
し蛇腹状に折り曲げて中空円筒状に構成し、この中空円
筒の一端側4aを閉塞する。排気ガスGは、この中空円
筒状の繊維層5a〜5dの積層体5A,5B,5Cの外
側から内側へ流通し浄化され、中空部4bの他端側4c
から外部へ排出される。
フィルタ4A,4Bの上流側の繊維層5aの表面に、酸
化触媒21を担持した多孔質触媒コート層20を塗布
し、また、下流側の繊維層5dの表面にNOx吸蔵還元
型触媒41を担持した多孔質触媒コート層40を塗布す
る。図8は、繊維層5aの耐熱金網6側、及び繊維層5
dの耐熱金網7側に、多孔質触媒コート層20、40を
設けた積層体5Aの例を示し、図9は、繊維層5aと繊
維層5bとの間、及び繊維層5dと繊維層5cとの間
に、多孔質触媒コート層20、40を設けた積層体5B
の例を示す。
a,5dをそれぞれの触媒31,41の溶液に浸せきし
た後乾燥及び熱処理して繊維層5a,5dを形成する繊
維表面にそれぞれの触媒31,41を担持させてから、
図10に示すように、この触媒31,41を担持した繊
維層5a’,5d’を、触媒を担持していない繊維層5
b,5cに積層して、積層体5Cを形成する。なお、フ
ィルタ4Cを構成する繊維層5a〜5d全部にいずれか
の触媒を担持させて、触媒を担持していない繊維層を省
いて形成してもよい。
よれば、排気ガスGは酸化触媒21に接触し他後に、フ
ィルタ4,4A〜4Cを通過して、更に、NOx吸蔵還
元型触媒41に接触してから排出されるので、次のよう
なプロセスで効率よく浄化される。
焼ガソリンエンジン等の通常運転のように、排気ガス中
にO2 が含まれる空燃比がリーンの酸素濃度が比較的高
い状態では、図11に示すように、フィルタ4,4A〜
4Cの上流側の酸化触媒21や下流側のNOx吸蔵還元
型触媒の酸化触媒41bで、排気ガスG中のNOは、こ
の排気ガスG中のO2 により酸化されてNO2 になり、
このNO2 は、バリウム(Ba)等のNOx吸蔵物質4
1aが硝酸塩(例えばBa(NO3 )2 )等の形で吸蔵
するので、排気ガスG中のNOxが浄化される。
G中のHC,COを酸化浄化し、NOx吸蔵還元型触媒
41のCOによるNOx吸蔵能力の劣化を防止する。ま
た、SOOT(スート:煤)等のPMはフィルタ4,4
A〜4Cの多孔質壁面30や繊維の積層体5A〜5Cで
捕集される。
蔵機能を持つNOx吸蔵物質41aは、全て硝酸塩等に
変化してNOx吸蔵機能を失ってしまうので、エンジン
の運転状態を変更して、理論空燃比及び理論空燃比に近
い空燃比であるリッチ燃焼を短時間(例えば、約0.1
秒〜5秒程度)の間だけ行って、リッチスパイクガスと
呼ばれる、排気ガス中のO2 を略ゼロとした高温の排気
ガスを発生させて、NOx吸蔵還元型触媒41に送り、
再生処理する。
する空燃比がリッチの酸素濃度は殆どゼロの状態では、
フィルタ4,4A〜4Cの上流側では、O2 が殆どない
ため、HC,COは酸化されることなく、下流側に通過
し、下流側ではO2 が殆どないので、図12に示すよう
に、NOxを吸蔵したNOx吸蔵物質41aの硝酸塩
(硝酸バリウム)等は元の状態(バリウム)に戻り、吸
蔵していたNO2 を放出する。
吸蔵物質41aからのNO2 の放出と還元浄化を促進さ
せることができるので、NOx吸蔵能力の再生に要する
時間を短縮できる。
2 が存在しないので、酸化触媒41bの触媒作用により
多孔質壁面30や繊維の積層体5A〜5Cを通過してき
た排気ガス中のCO,HC,H2 等を還元剤として、窒
素N2 に還元され浄化され、H2 O,CO2 と共に排出
される。また、SOOT等のPMは多孔質壁面30や繊
維の積層体5A〜5Cで捕集される。
x)を上流側の酸化触媒31で酸化して、排気ガス中の
Ca,Zn,Fe等と化合させて、固体のサルフェート
にすることができ、このサルフェートは多孔質壁面30
や繊維の積層体5A〜5Cで捕集できるので、SOxの
NOx吸蔵還元型触媒41への接触を防止して、NOx
吸蔵還元型触媒41の硫黄被毒を回避できる。
ス浄化装置によれば、次のような効果を奏することがで
きる。
なく、酸化触媒とNOx吸蔵還元型触媒を担持したフィ
ルタにより、排気ガス中のPMを捕集及び酸化して浄化
できると共に、排気ガス中のNOxをNOx吸蔵還元型
触媒による吸蔵、及び放出と還元により、効率よく浄化
することができるので、還元剤供給装置が不要になり、
燃費の悪化を防止できる。
を、また、下流側部分にNOx吸蔵還元型触媒を配設す
る構成により、上流側部分の酸化触媒で排気ガス中の硫
黄酸化物(SOx)を酸化して、排気ガス中のCa,Z
n,Fe等と化合させて、フィルタで捕集できる固体の
サルフェートとし、フィルタで捕集するので、排気ガス
中のSOxがNOx吸蔵還元型触媒への到達するのを防
止でき、NOx吸蔵還元型触媒の硫黄被毒を回避でき
る。
おいて、フィルタの上流側の酸化触媒で排気ガス中のC
Oを酸化除去するので、COによるNOx吸蔵能力の劣
化を防止して高い浄化率を維持でき、また、空燃比がリ
ッチの再生運転において、排気ガス中にO2 が無いため
に発生するCOで、NOx吸蔵物質からのNO2 の放出
と還元浄化を促進させることができ、NOx吸蔵能力の
再生に要する時間を短縮できる。
である。
装置のウオールフロータイプのフィルタの構成を示す図
である。
装置の繊維積層タイプのフィルタの構成を示す図であ
る。
図である。
ある。
ある。
である。
カニズムを示す模式的な図で、通常燃焼等の空燃比がリ
ーン状態の排気ガスを供給している状態を示す。
のメカニズムを示す模式的な図で、空燃比がリッチ状態
の排気ガスを供給している状態を示す。
触媒) 41a 窒素酸化物吸蔵物質(NOx吸蔵物質) 41b 酸化触媒 G 排気ガス
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの排気通路に設けられ、排気ガ
ス中の粒子状物質を浄化するウオールフロータイプのフ
ィルタを備えた排気ガス浄化装置において、前記フィル
タの多孔質壁面の上流側部分に酸化触媒を担持した酸化
触媒層を設けると共に、前記フィルタの多孔質壁面の下
流側部分に窒素酸化物吸蔵物質と酸化触媒を含む窒素酸
化物吸蔵還元型触媒を担持した窒素酸化物浄化触媒層を
設けたことを特徴とする排気ガス浄化装置。 - 【請求項2】 エンジンの排気通路に設けられ、排気ガ
ス中の粒子状物質を浄化する繊維積層タイプのフィルタ
を備えた排気ガス浄化装置において、前記フィルタの上
流側の繊維層に酸化触媒を担持させるか又は酸化触媒を
担持した酸化触媒層を積層すると共に、前記フィルタの
下流側の繊維層に、窒素酸化物吸蔵物質と酸化触媒を含
む窒素酸化物吸蔵還元型触媒を担持させるか又は該窒素
酸化物吸蔵還元型触媒を担持した窒素酸化物浄化触媒層
を積層したことを特徴とする排気ガス浄化装置。
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