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JP2002321107A - ワーク把持具取付段取 - Google Patents

ワーク把持具取付段取

Info

Publication number
JP2002321107A
JP2002321107A JP2001122893A JP2001122893A JP2002321107A JP 2002321107 A JP2002321107 A JP 2002321107A JP 2001122893 A JP2001122893 A JP 2001122893A JP 2001122893 A JP2001122893 A JP 2001122893A JP 2002321107 A JP2002321107 A JP 2002321107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
mounting
work
setup
gripper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001122893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Tsuge
浩貴 柘植
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp, Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Corp
Priority to JP2001122893A priority Critical patent/JP2002321107A/ja
Publication of JP2002321107A publication Critical patent/JP2002321107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 立型旋盤の主軸にワーク把持具例えば重量の
大きいチャックを段取を用いて取着する際に、主軸取付
面へのチャックの昇降接近と主軸とチッャクの芯合わせ
とを容易にする。 【解決手段】 ワーク把持具取付段取に、ワーク把持具
例えばチャックの載置面が任意の方向に芯合わせ用の調
整代分自由に平行移動及び回転可能に支持されたチャッ
ク載置台と、チャック載置台の上下移動量及び移送速度
が容易に調整可能で鉛直方向移動を駆動する駆動手段と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主軸が鉛直に構成さ
れ下端にワーク把持具例えばチャックが取着された立型
旋盤において、主軸にチャックを装着する場合のチャッ
ク取付段取に関する。
【0002】
【従来の技術】主軸が横向きに構成された横型旋盤への
ワーク把持具例えばチャックの取り付けは、チャックの
外周面に螺着した吊りボルトにワイヤを連結してクレー
ンで吊り上げて、水平方向移動を人手で助けながら主軸
に取着する。この場合のチャックの取着手順が基本動作
となるのでこれを説明する。
【0003】図6(a)は横型旋盤主軸へのチャック取
り付け説明図である。図6(a)において、チャック1
01は螺着した吊りボルト102にワイヤ103を通し
て主軸104の軸心とほぼ同じ高さに図示しない吊り上
げ具で吊り上げられる。チャック101を主軸104の
チャック取付端面104aに当接させ取付ボルト105
で主軸104に螺着する前にドローバー107との連結
ボルト106及びドライブピン108との位置合わせが
必要となる。この際チャック101がワイヤ103で吊
られているので水平方向の位置合わせのためにチャック
101を移動させることは比較的容易である。
【0004】図6(b)はチャックの正面図である。図
6(b)おいて、工作物把持爪111が3個のチャック
101の場合、ドライブピン穴109が3個所、取付穴
110が6個所、ドローバー107用の連結穴116が
チャック中心に図示されている。ドライブピン穴109
は3個の内いずれか一つにドライブピン108が合えば
良いが、取付ボルト105は6個すべてが使用される。
ドライブピン108にはいずれか1個のドライブピン穴
109が合えば取付ボルト105を螺入しドローバー1
07と連結ボルト106とが連結される。この緊定作業
中は、チャック101の重量は全面的にワイヤ103で
支えられているので取り付け作業は迅速に行える。
【0005】図7は、従来行われている立型旋盤主軸へ
のチャック取り付け説明図である。図7において、チャ
ック101の上方に主軸112があるため、前述した横
型旋盤の主軸の場合のようにチャック101をワイヤ1
03で吊って取り付けることができない。そこで仮ボル
ト114を主軸112のねじ112aに螺着しておきチ
ャック101の取付面101aを上にして主軸112と
芯合わせを行い仮ボルト114をチャック101のボル
ト穴101bに挿入しナット115を用い仮に取り付け
る。このとき仮ボルト115を挿入する際のチャック1
01と主軸112の位置合わせの際は、主軸112の回
転方向位相は主軸112がフリーな状態にしておき手で
回すことにより行う。
【0006】次にチャック取付面104aに平行な平面
上を任意の方向へ移動させるときは、主軸112に移動
機能がない限りチャック101自体の重量を人手または
何らかの方法で支えて持ち上げて主軸112との芯合わ
せを行うものである。ナット115で固定後、ドローバ
107に連結ボルト106を用いチャック101を螺着
する。仮ボルト114を順次正規のボルト105に交換
し取着作業は完了する。
【0007】図8は、主軸移動型の立型旋盤におけるチ
ャック交換の説明図である。図8において、チャック取
付時は主軸台121を矢印の方向に移動させてチャック
122へのおおよその位置合わせを行う。また、主軸移
動型のローディングマシンにおいてはワークテーブル1
23が附属する。チャック122を主軸台121の主軸
124に取着する場合にはワークテーブル123上に段
取125を取着し、この上にチャック122を載置す
る。チャック122の主軸124への取着は、主軸台1
21を降下位置決めすることにより行われる。ワークテ
ーブル123のない立型旋盤では仮置台126を準備し
て行われる。段取125の側面には穴が開いており、こ
の穴よりボルト締付けの作業が行われる。
【0008】この場合主軸台の降下は制御モータで可能
であるがチャック122と主軸124との芯合わせは、
段取125の上面でチャック122の水平移動及び回転
を手操作して行われる。ワークテーブル123による移
動は一方向のみの移動であり、ワークテーブル123上
に割出し可能な回転テーブルがない場合は、ドライブピ
ンの位相合わせも容易でなくチャック122の重量が大
きい場合は芯合わせと緊定作業が容易でなくなる。
【0009】
【発明の解決しようとする課題】従来技術で述べたよう
に、主軸が鉛直下向きに構成され下端にワーク把持具例
えばチャックが取着された立型旋盤に工作物を取り付け
る場合、主軸のチャック取付面の下方に設置した仮置台
上にチャックを置き、取り付け位置を合わせるためにチ
ャックを人手で移動させたりして取り付けを行うが、チ
ャックのサイズによっては重量が大きくなって人手では
取り付け穴を合わせるための芯出し作業と、主軸の取付
面まで持ち上げて緊定する緊定作業が非常に困難である
という問題を有していた。
【0010】本発明は従来技術の有するこのような問題
点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ワ
ーク把持具取付段取の取付段取台に設けたワーク把持具
載置台のワーク把持具取り付け面に載置したワーク把持
具を任意の方向に平面移動及び回転が可能なスライド機
構とワーク把持具載置台の鉛直方向操作が容易な駆動手
段を設けることにより、ワーク把持具重量の大小にかか
わらず効率的な芯出し及び緊定作業ができるワーク把持
具取付段取を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、鉛直に設けられた主軸の下端
にワークを把持するワーク把持具が取着された立型旋盤
のワーク把持具取付段取であって、取付段取台と、該取
付段取台に水平及び垂直方向移動可能に設けられワーク
把持具を載置するワーク把持具載置台と、該ワーク把持
具載置台を垂直方向に移動させる駆動手段とを設けてな
るものである。
【0012】請求項1の発明によれば、ワーク把持具が
チャックである場合にはチャック取付段取に設けたチャ
ック載置台にチャックを載置した際に、チャック載置台
が主軸軸心と直交する平面上で水平移動と回転が自在で
且つ鉛直方向移動可能に設けられているので主軸とチャ
ックとの芯合わせが容易であり、チャック載置台を鉛直
方向に容易に移動できる駆動手段を設けているので重量
の大きいチャックでも昇降操作が容易である。従って本
発明に係るチャック取付段取の使用により、芯出しから
緊定までの取り付け作業を安全且つ迅速に行うことがで
きる。
【0013】また、請求項2の発明は、前記ワーク把持
具載置台の中心を前記取付段取台の一定位置に自動調心
するよう付勢する付勢手段を設けてなるものである。請
求項2の発明によれば、ワーク把持具がチャックである
場合にはチャックを載置したチャック載置台の中心をチ
ャック取付段取台上に設定した一定の位置に自動調心し
て移動するように付勢する付勢手段を設け、人手でチャ
ック載せ台を水平方向に移動と回転をさせることによ
り、主軸の軸心にチャックの中心を合わせる微少量の偏
位調整移動を可能としたものである。
【0014】また、請求項3の発明は、鉛直に設けられ
た主軸の下端にワークを把持するワーク把持具が取着さ
れた立型旋盤のワーク把持具取付段取であって、取付段
取台と、該取付段取台に鉛直に形成されたシリンダと、
上端面を水平載置面に形成し且つ中心穴を穿設して前記
シリンダに挿入されるピストンと、前記水平載置面に載
置され且つ下方に突出して前記中心穴に偏位自在に遊挿
される軸部が形成されたワーク把持具載置台と、前記軸
部が前記中心穴の中央部に自動調心して位置が定まるよ
うに前記軸部を付勢する放射状に配設された複数個のば
ねと、前記ワーク把持具載置台の鉛直方向移動を駆動す
るシリンダ・ピストン部材とを含んでなるものである。
【0015】請求項3の発明によれば、ワーク把持具が
チャックである場合には取付段取台をシリンダとし、チ
ャックを載置するチャック載置台をピストンとしてシリ
ンダ・ピストン部材を構成することにより重量の大きい
チャックの鉛直方向移動を容易なものにしている。ま
た、ピストンの上端の水平載置面にチャックを載置する
チャック載置台は、水平方向に偏位自在且つチャック載
置台の中心が自動調心して一定の位置をとるように付勢
されて支持されている。従って、まずシリンダ・ピスト
ン部材を駆動することによりチャックを上昇させて主軸
取付面に近づけ、ばねにより浮遊して支持されているチ
ャック載置台の水平方向移動と回転を手作業で行うこと
によりチャックと主軸の軸心を合わせ、ドローバにチャ
ック中心から連結ボルトを螺入する。
【0016】続いてチャック載置台を回転させてチャッ
ク側のドライブピン穴を主軸のドライブピンに嵌着させ
チャックを位置決めしてからボルトで緊定する。手作業
では扱いが困難な重量の大きいチャックの取り付け作業
でもチャックの昇降,チャックと主軸の芯合わせ,主軸
へのチャックの緊定の一連の作業工程が迅速に行うこと
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
もとづいて説明する。 〔実施例〕実施例ではワーク把持具がチャックである場
合について説明する。図1はチャック取付段取の断面
図、図2はチャック載置台を水平方向移動自在に支承す
る支持部の断面図、図3はチャック載置台の軸部をばね
で外方から支える支持部の断面図である。
【0018】図1において、チャック取付段取10は、
チャック1のワーク取着面を下側にしてチャック1を上
面に載置するチャック載置台2と、このチャック載置台
2の水平方向の移動と回転を容易にするスライド機構
と、チャック載置台2を取付段取台3に設定した一定位
置に向かうよう放射状に配設したばねで付勢するばね機
構と、チャック載置台2を取付段取台3の鉛直方向に移
動させる駆動手段20とを取付段取台3に設けたもので
ある。
【0019】チャック載置台2のスライド機構を次に説
明する。チャック載置台2を下方から支承する取付段取
台3にシリンダ3aを孔設して形成し、このシリンダ穴
3aにシリンダ・ピストン部材を構成するピストン4が
嵌挿される。ピストン4は中心に鉛直穴4aが穿設さ
れ、上面4bにはチャック載置台2の下面2aが当接し
て載置するように構成されている。チャック載置台2の
下方に突出して形成された軸部2bは鉛直穴4aに偏位
自在に遊挿され、カラ5及びナット6でピストン4の端
面4b,4cを遊動可能に挟みチャック載置台2の水平
方向移動が可能に構成されている。
【0020】チャック載置台2の下面2aに、水平方向
移動を容易にするために鋼球7をリング状に刻設した溝
2dに敷設する。水平方向の移動を円滑にする場合に、
図2に示すようにチャック載置台2とピストン4の当接
面2a,4bのいずれかの面に鋼球7を敷設する溝を刻
設しても良い。また、いずれかの面に滑りの良い樹脂板
を張り付けしても良く、潤滑剤の併用により重量のある
チャック1が載置された場合でも水平方向移動と回転を
容易にして主軸14との芯合わせが迅速化される。な
お、滑らかな水平移動を可能とするものなち市販のスラ
イダ機構や面同士のすべり機構を用いてもよい。
【0021】次にチャック載置台2をばね8で付勢して
支えるばね機構について説明する。チャック載置台2の
下端の軸部2bはピストン4の鉛直穴4aに遊挿され、
主軸14との芯合わせのため水平の任意方向に調整代程
度の移動が可能な隙間が設けられている。しかしチャッ
ク載置台2と取付段取台3との相互の位置関係が曖昧で
は取付段取台3の位置を主軸14の軸芯にほぼ一致する
位置にもってくることができない。そのため軸部2bの
中心を取付段取台3上に設定した一定位置即ち取付段取
台3に孔設したシリンダの中央にほぼ位置が定まるよう
にして主軸14との芯合わせを容易する。ピストンの中
心と軸部2bの中心が正確に一致していることは必要条
件ではない。
【0022】図3において、チャック載置台2の軸部2
bの外周面2cに、ほぼ均等に加圧できるように、ピス
トン4に放射状に穿設した複数の孔に挿入したばね8の
端面を当接させ、外周からねじ9を螺入してばね8を圧
縮させることによりピストン4の中心に向けて付勢す
る。なお、ばね機構を軸部2b側に設けることも可能で
ある。軸部2bが前記ばね機構で水平方向に付勢され、
外力がチャック載置台2に加わらない状態では、常にチ
ャック載置台を中立の位置に保ちチャック1の位置調整
代を任意の水平方向にほぼ均等にすることができる。
【0023】次に、チャック載置台2を鉛直方向に移動
させてチャック載置台2上のチャック1を主軸14に接
近させるピストン4の鉛直方向移動を駆動する駆動手段
20を説明する。
【0024】図1において、ピストン4は取付段取台3
に孔設したガイド穴3bに案内され鉛直方向に摺動して
位置決め可能である。ピストン4の鍔4dの下側にO形
シール11,12で遮断して形成した下室13に圧油を
注入することにより鉛直方向に移動可能なシリンダ・ピ
ストン部材を構成している。圧油の注入・排除は、取付
段取台3に併設された給油機構で行われる。即ちレバー
15をピン16を支点とに下方へ押し下げるとピストン
17が押し下げられることによりシリンダ室18にある
油が油路19から流れてピストン4を押し上げ、チャッ
ク載置台2が押し上げられる。
【0025】チャック載置台2を押し上げる速度は、押
し上げ量は対象とするチャック1に合わせてピストン
径、ストロークを設定することにより対応が可能であ
る。フタ21はピストン4の上限ストッパである。チャ
ック載置台2は、スライダ機構によりチャック載置平面
を任意の方向に自由に移動及び回転ができるのでチャッ
クを主軸の取付穴等への位置合わせが容易で、且つ上下
移動時のチャックの上下移動量,移動速度が容易に調整
できるので、チャックの大小にかかわらず効率的な取り
付け作業を可能とする。
【0026】次に図4,図5にもとづき本発明に係るチ
ャック取付段取の作用について説明する。図4はチャッ
ク1をチャック載置台2に載置して主軸14に接近前の
チャック取付段取10の断面図、図5は主軸14に装着
直前のチャック取付段取の断面図である。図4におい
て、チャック1をチャック載置台2に載せたチャック取
付段取10を、主軸14の軸芯とチャック1の軸芯とが
できるだけ一致するように移動させたとする。このとき
チャック1と主軸14の互いの中心がαだけずれている
ものとする。
【0027】チャック1が重量が大きく、固定された台
などの上に置いた場合は、この状態で正確な芯合わせを
続行することは困難である。しかし本発明に係るチャッ
ク取付段取を用いた場合は、図5において示すチャック
1の重量が大きくてもスライダ機構による水平方向移動
と回転を行って芯合わせ作業を進行させる。この際、レ
バー15を下げてチャック1を徐々に押し上げチャック
1と主軸14の取り付け部のテーパ面を合わせ、続いて
チャック1側のドライブピン穴1aのいずれか1個と主
軸14のドライブピン26とが合う状態にすれば芯出し
は完了する。その後、ボルト22をドローバー23に締
結する。連結ボルト22の締結につづいてボルト25を
順次締め付けて行きチャック1を主軸14に緊定するこ
とにより作業を完了する。尚、上記の実施形態では一般
的な三ツ爪チャックを例にしているが、面板など他のワ
ークを把持するものでも良いことは勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明のワーク把持具取付段取は上述の
とおり構成されているので次に記載する効果を奏する。
ワーク把持具がチャックである場合の効果について述べ
る。請求項1に記載の発明は、チャックを載置したチャ
ック取付段取を主軸の下に据えつけてチャックと主軸の
芯出しをする場合に、重量の大きいチャックを主軸に接
近させるため鉛直方向に移動させる駆動手段をもち、更
にチャックを載置したチャック載置台を手作業で水平方
向に移動させることにより主軸とチャックの芯合わせを
行う。続いてドライブピンとドライブピン穴との位相を
合わせるため回転させることによりボルトによるチャッ
クの緊定を容易にするものである。
【0029】請求項2に記載の発明は、取付段取台上に
設定した位置にチャック載置台の中心が向かうよう付勢
して、チャック載置台を浮遊させて中立的に支持したチ
ャック取付段取である。チャック載置台をこのように支
持した結果、常にチャック載置台は取付段取台上に設定
した位置に自動調心して移動した位置をとることにな
り、別のチャックを載せ変えた場合でもチャックの中心
はほぼ主軸の軸芯と一致させることが可能となる。ま
た、主軸との芯合わせの際の手操作が容易となる。
【0030】請求項3に記載の発明は、チャック載置台
の鉛直方向移動の駆動にシリンダ・ピストン部材を採用
して重量の大きいチャックの昇降も手操作で容易とな
る。また、チャック載置台の中心を取付段取台に設けた
昇降用のピストンの中心方向に向かうよう放射状に配設
したばねで付勢して中立位置に保持し、芯合わせの調整
代としての水平方向移動と回転が手操作で可能であるの
で芯合わせと芯合わせ後の緊定作業が極めて迅速且つ容
易に遂行可能である。
【図面の簡単な説明】
本発明のワーク把持具がチャックである場合を以下の図
1乃至図5に図示する。
【図1】本発明のチャック取付段取の断面図である。
【図2】本発明のチャック載置台を水平方向移動自在に
支承する支持部の断面図で、図1のAA断面視図であ
る。
【図3】本発明のチャック載置台の軸部をばねで外方か
ら支える支持部の断面図で、図1のBB断面視図であ
る。
【図4】本発明のチャックを載置して主軸に接近前のチ
ャック取付段取の断面図である。
【図5】本発明の主軸にチャックを装着する直前のチャ
ック取付段取の断面図である。
【図6】(a)は従来技術の横型旋盤主軸へのチャック
取付け説明図で、(b)はチャックの正面図である。
【図7】立型旋盤主軸へのチャック取り付け説明図であ
る。
【図8】主軸移動の立型旋盤におけるチャック交換の説
明図である。
【符号の説明】
1 チャック 2 チャック載置台 3 取付段取 4 ピストン 5 カラー 6 ナット 7 鋼球 8 ばね 9 ねじ 10 チャック取付段取 11,12 O型シール 13 下室 14 主軸 15 レバー 16 ピン 17 ピストン 18 シリンダ室 19 油路 20 駆動手段 21 フタ 22 連結ボルト 23 ドローバー 24 工具 25 ボルト 26 ドライブピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直に設けられた主軸の下端にワークを
    把持するワーク把持具が取着された立型旋盤のワーク把
    持具取付段取であって、取付段取台と、該取付段取台に
    水平及び垂直方向移動可能に設けられワーク把持具を載
    置するワーク把持具載置台と、該ワーク把持具載置台を
    垂直方向に移動させる駆動手段とを設けてなるワーク把
    持具取付段取。
  2. 【請求項2】 前記ワーク把持具載置台の中心を前記取
    付段取台の一定位置に自動調心するよう付勢する付勢手
    段を設けてなる請求項1に記載のワーク把持具取付段
    取。
  3. 【請求項3】 鉛直に設けられた主軸の下端にワークを
    把持するワーク把持具が取着された立型旋盤のワーク把
    持具取付段取であって、取付段取台と、該取付段取台に
    鉛直に形成されたシリンダと、上端面を水平載置面に形
    成し且つ中心穴を穿設して前記シリンダに挿入されるピ
    ストンと、前記水平載置面に載置され且つ下方に突出し
    て前記中心穴に偏位自在に遊挿される軸部が形成された
    ワーク把持具載置台と、前記軸部が前記中心穴の中央部
    に自動調心して位置が定まるように前記軸部を付勢する
    放射状に配設された複数個のばねと、前記ワーク把持具
    載置台の鉛直方向移動を駆動するシリンダ・ピストン部
    材とを含んでなるワーク把持具取付段取。
JP2001122893A 2001-04-20 2001-04-20 ワーク把持具取付段取 Pending JP2002321107A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341364A (ja) * 2005-05-12 2006-12-21 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 内歯シェービング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341364A (ja) * 2005-05-12 2006-12-21 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 内歯シェービング装置

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