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JP2006341364A - 内歯シェービング装置 - Google Patents

内歯シェービング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 シェービング中に生じる削り粕が内歯車の内歯上に残らず、加工精度を向上し得る内歯シェービング装置を提供する。
【解決手段】 ワークチャック2とシェービングカッター3は、ワークチャック2を上側として上下方向において接近・離反可能に支持され、且つ、水平方向に相対移動可能に支持されており、ワークチャック2は、シェービングカッター3による加工時に生じる削り粕が前記内歯車から下方へ落下し得るように、前記内歯車の回転軸線を上下方向に向けて該内歯車の外周面を把持するよう構成され、前記内歯車の回転軸線を上下方向に向けて該内歯車の軸線方向上端面を受ける座面2sを備え、座面2sに前記内歯車の着座を検知する着座センサーを備えている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、内歯シェービング装置に関する。
従来の内歯シェービング装置は、水平軸線回りに回転自在に支持した内歯車に、シェービングカッターを所定の交差角で噛み合わせ、シェービングカッター及びワークチャックの少なくとも一方を回転駆動させつつ内歯車の歯面を仕上げるのが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−117729号公報
しかしながら、上記従来の内歯シェービング装置では、シェービング中に生じる削り粕が内歯車の内歯上に残り、加工精度に悪影響を与えるという問題があった。また、ワークである内歯車を交換しづらく、交換時のシェービングカッターと内歯車との噛み合わせ(位相合わせ)が難しいという問題もあった。
そこで、本発明は、上記従来の問題を一掃し得る内歯シェービング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る内歯シェービング装置は、シェービングカッターとワークチャックに把持される内歯車とを、交差角を与えて噛み合わせ、シェービングカッター及びワークチャックの少なくとも一方を回転駆動させつつ前記内歯車の歯面を仕上げ加工する内歯シェービング装置であって、前記ワークチャックとシェービングカッターとは、該ワークチャックを上側として上下方向において接近・離反可能に支持され、且つ、水平方向に相対移動可能に支持されており、前記ワークチャックは、シェービングカッターによる加工時に生じる削り粕が前記内歯車から下方へ落下し得るように前記内歯車の回転軸線を上下方向に向けて該内歯車の外周面を把持するように構成されるとともに、前記内歯車の回転軸線を上下方向に向けて該内歯車の軸線方向上端面を受ける座面を備え、前記座面に前記内歯車の着座を検知する着座センサーを備えていることを特徴とする。
前記着座センサーは、前記座面に開口する通孔と、該通孔に連通接続されたエアギャップセンサーとを備えることが好ましい。
前記ワークチャックを回転駆動する主軸が上下方向に延設され、前記ワークチャックはコレットチャックであって、該コレットチャックを作動するプルスタッドが駆動軸に着脱自在に連結され、前記駆動軸が前記主軸の内部を該主軸の軸線方向に貫通して配置され且つ該主軸に対して上下動自在に支持されており、前記通孔が、前記プルスタッド及び駆動軸内に連通して形成されていることが好ましい。
該ワークチャックを回転駆動する主軸が上下方向に延設され、前記ワークチャックが前記主軸の下端に着脱自在に取り付けられ、前記ワークチャックを、前記シェービングカッターの上方位置において受け取る仮受け台を更に備えることが好ましい。
前記仮受け台が、受け台本体と、受け台本体に立設された脚部と、を有し、前記シェービングカッターの軸ケースに、前記脚部を載置するための肩部が形成されていることが好ましい。
本発明に係る内歯シェービング装置によれば、加工中の削り粕はワークの歯面から下方に落下し、歯面上に残らず、しかも、ワーク交換時において着座センサーによってワークの位置を正確に把握することができるため、加工精度が向上し得る。
本発明に係る内歯シェービング装置の好適な実施形態について、以下に図1〜9を参照して説明する。なお、全図を通し、同様の構成部分には同符号を付した。
図1〜3に示すように、内歯シェービング装置1は、ワークチャック2を上側としてワークチャック2とシェービングカッター3とが、上下方向において接近・離反可能に支持されるとともに、水平方向に相対移動可能に支持されている。
図示例では、ワークチャック2が、スピンドルモータ4によって鉛直軸線回りに回転駆動可能であり、スピンドルモータ4とともに、昇降アクチュエータ5によって上下方向に移動可能に支持されている。
そして、シェービングカッター3が、ワークチャック2に把持された内歯車と交差角を与えて噛み合わせるために、噛み合い中心点回りに揺動自在に支持され駆動部35により揺動し、所定の揺動角度で停止することができる。さらに、シェービングカッター3は、駆動部30により水平方向(図2のY方向)に水平移動できるようになっている。図示例においてシェービングカッター3は、回転駆動する内歯車に連れ回りするようになっている。
ワークチャック2は、シェービングカッター3による加工時に生じる削り粕が内歯車から下方へ落下し得るように、内歯車の回転軸線を鉛直方向に向けて内歯車の外周面を把持するコレットチャックを採用することができる。
図4は、シェービングカッター3の詳細を示す縦断面図である。図4には、シェービングカッター3を揺動させるための揺動軸31と、揺動軸31の後端に固定されたウォームホイール32と、ウォームホイール32と噛み合うウォーム33とが図示されている。
さらに、図4には、シェービングカッター3を所望の揺動角度で固定するためのクランプ装置34が図示されている。クランプ装置34は、油圧で駆動するピストン34a、ピストン34aに固定されたピストンロッド34b、ピストンロッド34cの先端に連結されたクランパー34cを有し、クランパー34cは、シェービングカッター3の周縁フランジ部3aを押圧し、シェービングカッター3を所望の揺動角度に設定後、固定することが可能である。
次に、ワークチャック2の詳細を、図5〜7を参照して説明する。昇降アクチュエータ5は、図5に示すように、モータ軸の回転軸線が上下方向を向くように配置され、構造フレームFに固定されている。昇降アクチュエータ5の回転軸5aには螺子軸5bが接続され、その螺子軸5bが上下方向に延びている。螺子軸5bにはナット体6が螺入されている。ナット体6は、支持体7と連結されている。支持体7は、構造フレームFに設けた鉛直レール8(図1参照)上に摺動可能に取り付けられている。
支持体7には、スピンドルモータ4、主軸9が支持されている。スピンドルモータ4および主軸9は、各々の軸線が鉛直方向を向いており、ギア10によって駆動連結されている。主軸9は、支持体7内のベアリング11、12、13(図6)によって、軸回りに回転可能に支持されている。主軸9には、図6に示すように、ワークチャック2が支持されている。
昇降アクチュエータ5を駆動すると、螺子軸5bに沿って、支持体7が昇降動し、それによって、主軸9とともにワークチャック2も昇降動する。スピンドルモータ4を駆動すれば、主軸9が回転し、ワークチャック2を回転させる。
ワークチャック2は、図6に断面を拡大して示すように、ワークWである内歯車の回転軸線を上下方向に向けて内歯車の外周面を把持するコレット2fと、ワークWの回転軸線を上下方向に向けてワークWの軸線方向上端面を受ける座面2s(図7参照)を備えるワークストッパー2sと、を有している。
主軸9の下端に、座板ブロック2jがボルトB1によって固定されている。座板ブロック2jは、主軸9の下端凹部9aに嵌入される筒状部2jを有している。
コレット2fを駆動する駆動軸2aが、主軸9の内部を主軸9の軸線方向に貫通して配置されている。駆動軸2aの下端には、プルスタッド2pが抜脱自在に装着されている。
プルスタッド2pは、座板ブロック2jの筒状部2j内に挿入されている。プルスタッド2pには、放射状に延びるアーム2bが螺着され、アーム2bは、座板ブロック2jの開放空間2js内に収容されている。なお、図6では、図示都合上、1方向に延びるアームのみが示されているが、実施例では等角度間隔で3方向に延びている。
座板ブロック2jには、テーパー状内周面を有する案内部材2iがボルトB2によって固定されている。ワークストッパー2sは、座板ブロック2jと案内部材2iとの間に挟まれている。
アーム2bには、連結ロッド2cがボルトB3によって固定されている。連結ロッド2cは、案内部材2iを貫通している。案内部材2iは、コレット挟持環2dがボルトB4によって連結されている。コレット挟持環2dには、コレット挟持環2eがボルトB5によって固定されている。これらの挟持環2d、2eの間にコレット2fの鍔部2fが挟持されている。
コレット2fは、スリット(不図示)及び案内部材2iのテーパー状内周面に案内されるテーパー状外面を有している。従って、駆動軸2aを図の上方へ引き上げると、コレット2fのテーパー状外周面が案内部材2iのテーパー状内周面に案内され、コレット2fは、弾性変形によって半径方向に縮径し、ワークWである内歯車の外周面を締め付けて挟持する。なお、図6中、符号Pは、クーラント供給管を示し、図外においてシェービングカッター3の軸ケースに支持されている。
駆動軸2aの下端に連結されたプルスタッド2pは、ワークストッパー2sに形成されている嵌合孔2sに摺動自在に嵌入され、シールリング14によって気密性を保たれている。
嵌合孔2sに通じる通孔15がワークストッパー2sの座面2sに開口している(図7参照)。プルスタッド2p内には、通孔15と連通する通孔16が、プルスタッド2pの中心軸線位置を貫通するようにして形成されている。駆動軸2aには、通孔16と連通する通孔17が、駆動軸2aの軸線位置を貫通するようにして形成されている。
駆動軸2aの上端部には、ロータリージョイント18が取り付けられている。ロータリージョイント18は、上部ジョイント19と下部ジョイント20とがボルトB6によって連結されている。
上部ジョイント19は、通孔17に連通するポート21を備える。ポート21には、可撓性管(不図示)を介して、図外のエアギャップセンサーが接続される。エアギャップセンサーは、公知のものを使用でき、一般に、レギュレータ、コントローラ等と組み合わされて、アナログ入力信号を空電変換して所定圧力の空気を送り、2次圧力を検出する圧力センサーを内蔵している。ポート21に圧送された空気は、通孔17、16、15で構成される空気流路に送られ、座面2sの開口に達する。ワークWである内歯車がワークストッパー2sの座面2sに密接していれば、通孔15から空気が漏れない。従って、そのような場合には、圧力減少が無いため、圧力センサーがそれを検知し、ワークWである内歯車がワークストッパー2sの座面2sに密接していること、即ち、着座していることを検知することができる。
図7を参照すれば、座面2sへの開口は、等角度間隔で少なくとも3カ所以上の開口を有することが好ましい。それによって、ワークチャック2に把持されたワークがもし傾いていても、エアギャップセンサーが傾きの存在を検出することができる。
なお、着座センサーは、エアギャップセンサーに限らず、電気プローブ、感圧センサー、その他のセンサーを座面2sに配置することによって構成することもできる。
下部ジョイント20は、作動油ポート22、23(図8)を備えている。駆動軸2aにはピストン24が固定されている。ピストン24はピストン室25に収容されており、ピストン室25は、図5に示すように、主軸9にギア10を介して固定されたギアホルダ26に螺子結合されている。従って、ピストン室25は、支持体7に対して上下に移動せず、主軸9とともに回転する。
ピストン室25の内部には、図6に示すように、ピストン24によって上下に仕切られた作動油室25a、25bが形成されている。作動油ポート22、23は、各々、作動油室25a、25bに連通している。なお、図示例では、駆動軸2aは、ピストン24及びロータリージョイント18が取り付けられている上部軸部分2aが、下部軸部分2aに螺子結合されている。
図6の下方の作動油室25bに作動油を供給し上方の作動油室25aから作動油を排出すれば、ピストン24が図6の上方に押され、それによって、駆動軸2aが引き上げられ、コレット2fがワークWを締め付ける。逆の場合は、コレット2fが拡開して、挟持していたワークWを取り外すことができる。
駆動軸2aの上下移動は、センサー27、28によって位置検出されている。センサー27、28は近接スイッチを採用することができる。センサー27、28は、支持体7のカバーケーシング7aに立設されたプレート29に固定されている。センサー27、28は、下部ジョイント20の外周面に形成された上下一対の凸部20a、20bを検知する。
プレート29は、下部ジョイント20に形成された縦溝20c(図8参照)に摺動可能に係合する突片29aを備えている。従って、ロータリージョイント18は、突片29aによって、軸線回りの回転を規制されているが、上下方向の移動を許容されている。
ピストン室25を形成しているケーシングには、側方に突起25pが形成されている。この突起25pを、プレート29に固定されたセンサー50が検知する。センサー50は、主軸9の回転角度に関する原位置(0角度位置)を、突起25pによって検出する。ワークWである内歯車とシェービングカッター3の歯の位相合わせのために、主軸9の原位置を検出することが必要となる。
上記構成を有する内歯シェービング装置1は、シェービングカッター3を揺動させて、ワークチャック2に把持されたワークWとしての内歯車と所定の交差角とし、ワークチャック2の上下方向移動、及びシェービングカッター3の水平方向移動により、コンベンショナル加工等のシェービングを行う。
加工中、ワークである内歯車は歯面により形成される開口が下方を向いており、加工中の削り粕は下方に落下するため、削り粕が内歯上に残ることがない。従って、加工精度が向上する。削り粕は、図示しないシューターを通じて、ダストボックス(不図示)に集められる。
さらに、着座センサーは、内歯車が所定位置にあることを検出するので、内歯車とシェービングカッター3との位相合わせ精度に寄与する。また、エアギャップセンサーは、エアーの吹付けで、内歯車のゴミを吹き飛ばすことができる。
内歯シェービング装置1は、ワークチャック2とシェービングカッター3との間に位置するワーク交換位置に、内歯車を搬入し、該ワーク交換位置から内歯車を搬出するワーク搬送部を備えている。ワーク搬送部は、ワーク搬入アーム41と、ワーク搬出アーム42とを有している。
ワーク搬入アーム41は、ワークチャック2の回転軸線と平行な第1揺動軸線41aの周りに揺動自在に支持されており、ワークチャック2の上下方向移動経路上に位置するワーク交換位置Ycとこのワーク交換位置から手前側右方へ離隔したワーク投入位置Yinとの間を、揺動する。
ワーク搬出アーム42は、ワークチャック2の回転軸線と平行な第2揺動軸線42aの周りに揺動自在に支持されており、ワーク交換位置Ycとワーク交換位置Ycから手前側左方へ離隔したワーク取出位置Youtとの間を揺動する。
ワーク搬入アーム41は、ワークチャック2がワーク搬入アーム41上の内歯車を上方から把持し得るように、内歯車をその回転軸線を鉛直方向に向けて支持する。
ワーク搬入アーム41は、ワークWである内歯車の割り出し要素を備えることができる。割り出し要素は、位置決めピン、近接センサー等によって構成することができる。
ワークの交換及び加工は、次のようにして行われる。先ずワーク投入位置Yinにおいてワークが載置されると、ワーク搬入アーム41がワーク交換位置に揺動してワークを搬入する。次いで、ワークチャック2が下降してワーク搬入アーム41上のワークを把持し、上昇すると、ワーク搬入アーム41は、揺動してワーク投入位置に戻る。ワークチャック2が再び下降して、ワークをシェービングカッター3と係合させる。シェービングカッター3は、ワークと所望の交差角を為すように、水平軸回りに揺動する。ワークチャック2がワークを強制回転駆動することにより、シェービングカッター3がワークに連れ回りし、ワークチャック2の上下移動とシェービングカッター3の水平移動とを組み合わせて、仕上げ加工が行われる。仕上げ加工が完了した後、ワークチャック2が上昇し、シェービングカッター3から離隔すれば、その離隔間に位置するワーク交換位置Ycに、ワーク搬出アーム42が揺動して加工済みワークを受けとる準備をする。ワークチャック2が下降してワーク搬出アーム42に加工済みワークを渡すと、ワーク搬出アーム42は揺動してワーク交換位置Ycから加工済みワークをワーク取出位置Youtに搬出する。
図9に示すように、駆動軸2aからプルスタッド2pを抜脱することによって、駆動軸2aからワークチャック2の本体を分離することができる。ワークチャック2の本体は、ワークである内歯車の種類(径の異なるもの)に応じて、交換される。
ワークチャック2の本体の交換を容易にするため、シェービングカッター3の上方位置においてワークチャック2の本体を受け取る仮受け台60を準備することが好ましい。
仮受け台60は、受け台本体61と、受け台本体61に立設された4本の脚部62と、を有している。シェービングカッター3の軸ケースには、図9に示すように、脚部62を載置するための肩部3bが形成されている。
ワークチャック2の本体の交換時には、図6に示されているボルトB1を外して、予め、主軸9から分離しておく。ボルトB1は、案内部材2j、コレット挟持環2d、2eを外さなくても、外せるように、各部材に貫通孔(不図示)が形成されている。シェービングカッター3の揺動角度を0にし、仮受け台60の受け台本体61の受け面を水平に保つ。
そして、支持体7を下降動させて、ワークチャック2本体の回転軸線を主軸9の軸線と略同じ状態に維持して、ワークチャック2本体の下端面を仮受け台本体61上に近接させる。
次に、駆動軸2aを、図9に示すように、プルスタッド2pを係止しているボール2aが拡径孔部17aに位置する迄押し出すことによって、プルスタッド2pが駆動軸2aの本体から抜脱される。
そして支持体7を上昇させれば、ワークチャック2の本体仮受け台60に載置される。ワークチャック2の本体が載置された仮受け台60を、シェービングカッター3上から取り外し、別のワークチャック本体を載置した仮受け台を、シェービングカッター3の肩部3bに載せ、前記した手順と逆の手順をたどれば、ワークチャック2の本体を、駆動軸2a及び主軸9に付け替えることができる。
上記実施形態においては、ワークの交換のために、ワークチャックを上下動させたが、ワーク搬送部が上下動し得る構成としても良い。また、ワーク搬送部は、上記実施形態のものに限らず、ワークを搬送することできる他の公知手段を採用することができる。
上記の実施形態においては、シェービングカッターが揺動自在であるが、ワークチャックを揺動自在に構成することもできる。また、ワークを強制駆動するのに代えて、シェービングカッターを強制駆動してもよいし、シェービングカッターとワークの双方を強制駆動することも可能である。
さらに、上記実施形態では、ワークチャックとしてコレットチャックを示したが、ドリルチャックその他の把持手段であっても、着座センサーを備えることがきる。
本発明に係る内歯シェービング装置の第1実施形態を示し、図3のI−I視に相当する正面図である。 図1に示す内歯シェービング装置の側面図である。 図2のIII-III視に相当する平面図である。 図1に示す内歯シェービング装置の構成要素であるシェービングカッターの内部構造を示す縦断面図である。 図1のV−V線に沿う拡大縦断面図である。 図5の一部を省略して拡大した縦断面図である。 本発明の構成要素であり、図6に示されたワークストッパーを拡大して示す斜視図である。 図3を更に拡大した平面図である。 本発明の構成要素であるワークチャックの分離状体を示す断面図である。
符号の説明
1 内歯シェービング装置
2 ワークチャック
2a 駆動軸
2p プルスタッド
2s ワークストッパー
2s 座面
3 シェービングカッター
3b 肩部
9 主軸
15、16、17 通孔
60 仮受け台
61 仮受け台本体
62 脚部

Claims (5)

  1. シェービングカッターとワークチャックに把持される内歯車とを、交差角を与えて噛み合わせ、シェービングカッター及びワークチャックの少なくとも一方を回転駆動させつつ前記内歯車の歯面を仕上げ加工する内歯シェービング装置であって、
    前記ワークチャックとシェービングカッターとは、該ワークチャックを上側として上下方向において接近・離反可能に支持され、且つ、水平方向に相対移動可能に支持されており、
    前記ワークチャックは、シェービングカッターによる加工時に生じる削り粕が前記内歯車から下方へ落下し得るように前記内歯車の回転軸線を上下方向に向けて該内歯車の外周面を把持するように構成されるとともに、前記内歯車の回転軸線を上下方向に向けて該内歯車の軸線方向上端面を受ける座面を備え、
    前記座面に前記内歯車の着座を検知する着座センサーを備えていることを特徴とする、内歯シェービング装置。
  2. 前記着座センサーは、前記座面に開口する通孔と、該通孔に連通接続されたエアギャップセンサーとを備えることを特徴とする請求項1に記載の内歯シェービング装置。
  3. 該ワークチャックを回転駆動する主軸が上下方向に延設され、前記ワークチャックはコレットチャックであって、該コレットチャックを作動するプルスタッドが駆動軸に着脱自在に連結され、前記駆動軸が前記主軸の内部を該主軸の軸線方向に貫通して配置され且つ該主軸に対して上下動自在に支持されており、前記通孔が、前記プルスタッド及び前記駆動軸内に連通して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内歯シェービング装置。
  4. 該ワークチャックを回転駆動する主軸が上下方向に延設され、前記ワークチャックが前記主軸の下端に着脱自在に取り付けられ、前記ワークチャックを、前記シェービングカッターの上方位置において受け取る仮受け台を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の内歯シェービング装置。
  5. 前記仮受け台が、受け台本体と、受け台本体に立設された脚部と、を有し、前記シェービングカッターの軸ケースに、前記脚部を載置するための肩部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の内歯シェービング装置。


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