JP2002216701A - 管球用マウント - Google Patents
管球用マウントInfo
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- JP2002216701A JP2002216701A JP2002005701A JP2002005701A JP2002216701A JP 2002216701 A JP2002216701 A JP 2002216701A JP 2002005701 A JP2002005701 A JP 2002005701A JP 2002005701 A JP2002005701 A JP 2002005701A JP 2002216701 A JP2002216701 A JP 2002216701A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜機能材料からなる閉塞体の燒結時に電極
やフィラメントコイルの表面に融点の低い合金が形成さ
れず、また、閉塞体の酸化が抑制されてランプ寿命の長
い管球用マウントを提供する。 【解決手段】 閉塞体50の孔53に焼き締められる電
極芯棒40を、電極を保持した第1電極棒41と閉塞体
に焼き締められる第2電極芯棒42に分割し、あるいは
閉塞体の孔に焼き締められるリード線80とフィラメン
トコイルを別部品で構成し、本燒結後に第1電極芯棒と
第2電極芯棒ないしリード線とフィラメントコイルを熱
膨張の大きな金属製の連結部材60で連結する。
やフィラメントコイルの表面に融点の低い合金が形成さ
れず、また、閉塞体の酸化が抑制されてランプ寿命の長
い管球用マウントを提供する。 【解決手段】 閉塞体50の孔53に焼き締められる電
極芯棒40を、電極を保持した第1電極棒41と閉塞体
に焼き締められる第2電極芯棒42に分割し、あるいは
閉塞体の孔に焼き締められるリード線80とフィラメン
トコイルを別部品で構成し、本燒結後に第1電極芯棒と
第2電極芯棒ないしリード線とフィラメントコイルを熱
膨張の大きな金属製の連結部材60で連結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電ランプやハロ
ゲンランプの管球の閉塞管を閉塞する閉塞体に電極芯棒
やリード線が固定された管球用マウントに関するもので
ある。
ゲンランプの管球の閉塞管を閉塞する閉塞体に電極芯棒
やリード線が固定された管球用マウントに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】管球、例えば放電ランプは、石英ガラス
製の球状や楕円球状をした発光管内に一対の電極が対向
配置され、水銀などの発光金属、および放電用ガスなど
が封入される。そして、発光管の端部に筒状の閉塞管が
連設されるが、この閉塞管は、先端に電極を有する電極
芯棒が閉塞体の孔に固定された電極マウントの閉塞体で
閉塞される。ここで、タングステンからなる電極芯棒と
石英ガラス製の閉塞管は熱膨張率が大きく異なるために
閉塞管を電極芯棒に直接溶着して閉塞することができな
い。
製の球状や楕円球状をした発光管内に一対の電極が対向
配置され、水銀などの発光金属、および放電用ガスなど
が封入される。そして、発光管の端部に筒状の閉塞管が
連設されるが、この閉塞管は、先端に電極を有する電極
芯棒が閉塞体の孔に固定された電極マウントの閉塞体で
閉塞される。ここで、タングステンからなる電極芯棒と
石英ガラス製の閉塞管は熱膨張率が大きく異なるために
閉塞管を電極芯棒に直接溶着して閉塞することができな
い。
【0003】このため従来は箔シール法や段繋ぎ法など
で閉塞していたが、最近では、シリカなどの絶縁性無機
物質成分とモリブデンなどの導電性無機物質成分で成形
された傾斜機能材料を焼結法で略円柱状に形成した閉塞
体で発光管端部に連設された閉塞管を閉塞することが注
目されている。かかる傾斜機能材料で形成された閉塞体
は、一方の端部はシリカなどの絶縁性成分がリッチであ
り、他方の端部に向かうにつれてモリブデンなどの導電
性成分の割合が連続的に、または段階的に増加するもの
である。従って、シリカ粉末とモリブデン粉末で成形さ
れた傾斜機能材料の場合、閉塞体の一方の端部近傍は、
絶縁性であるとともに熱膨張率が石英ガラスの熱膨張率
に近く、他方の端部近傍は、導電性であるとともに熱膨
張率がモリブデンの熱膨張率に近い特性を有する。
で閉塞していたが、最近では、シリカなどの絶縁性無機
物質成分とモリブデンなどの導電性無機物質成分で成形
された傾斜機能材料を焼結法で略円柱状に形成した閉塞
体で発光管端部に連設された閉塞管を閉塞することが注
目されている。かかる傾斜機能材料で形成された閉塞体
は、一方の端部はシリカなどの絶縁性成分がリッチであ
り、他方の端部に向かうにつれてモリブデンなどの導電
性成分の割合が連続的に、または段階的に増加するもの
である。従って、シリカ粉末とモリブデン粉末で成形さ
れた傾斜機能材料の場合、閉塞体の一方の端部近傍は、
絶縁性であるとともに熱膨張率が石英ガラスの熱膨張率
に近く、他方の端部近傍は、導電性であるとともに熱膨
張率がモリブデンの熱膨張率に近い特性を有する。
【0004】かかる傾斜機能材料は、絶縁性無機物質成
分と導電性無機物質成分の割合が変化する勾配を大きく
することができるので、傾斜機能材料で形成された閉塞
体は、軸線方向の長さが短くても、一方の端面の絶縁性
成分をリッチ(豊富)にするとともに他方の端面の導電
性成分をリッチにすることができる。また、傾斜機能材
料はその構成成分の組成が大きく変わる境界面を持たな
いので熱ショックや機械的強度が強い。従って、閉塞管
に閉塞体を溶着するシール部分を点灯時に高温になる発
光管の中央部に近づけることができ、閉塞管の軸線方向
の長さが短いことと相俟って、閉塞管を短くできる利点
を有する。
分と導電性無機物質成分の割合が変化する勾配を大きく
することができるので、傾斜機能材料で形成された閉塞
体は、軸線方向の長さが短くても、一方の端面の絶縁性
成分をリッチ(豊富)にするとともに他方の端面の導電
性成分をリッチにすることができる。また、傾斜機能材
料はその構成成分の組成が大きく変わる境界面を持たな
いので熱ショックや機械的強度が強い。従って、閉塞管
に閉塞体を溶着するシール部分を点灯時に高温になる発
光管の中央部に近づけることができ、閉塞管の軸線方向
の長さが短いことと相俟って、閉塞管を短くできる利点
を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】導電性無機物質成分
(例えばモリブデン)と絶縁性無機物質成分(例えばシ
リカ)からなる傾斜機能材料で閉塞体を成形するとき、
先ず、混合割合を順次変化させたこれらの粉末にバイン
ダーを添加して粉末混合体を調製し、この粉末混合体を
金型内でプレスして略円柱状の加圧成形体を得る。そし
て加圧成形体を1300℃程度の温度で仮焼結して仮焼
結体を得る。次に、この仮焼結体の軸心に電極芯棒を埋
設するための孔あけ加工を施して孔を形成する。或い
は、孔成形用の突出部材を有する金型内でプレスして予
め孔が形成された加圧成形体とし、これを仮焼結する。
そして、仮焼結体の孔に、その先端に例えばタングステ
ンからなる電極と一体になった電極芯棒を挿入してから
1850℃程度の温度で本焼結する。
(例えばモリブデン)と絶縁性無機物質成分(例えばシ
リカ)からなる傾斜機能材料で閉塞体を成形するとき、
先ず、混合割合を順次変化させたこれらの粉末にバイン
ダーを添加して粉末混合体を調製し、この粉末混合体を
金型内でプレスして略円柱状の加圧成形体を得る。そし
て加圧成形体を1300℃程度の温度で仮焼結して仮焼
結体を得る。次に、この仮焼結体の軸心に電極芯棒を埋
設するための孔あけ加工を施して孔を形成する。或い
は、孔成形用の突出部材を有する金型内でプレスして予
め孔が形成された加圧成形体とし、これを仮焼結する。
そして、仮焼結体の孔に、その先端に例えばタングステ
ンからなる電極と一体になった電極芯棒を挿入してから
1850℃程度の温度で本焼結する。
【0006】ところで、傾斜機能材料をかかる高温で本
焼結するときに、傾斜機能材料の絶縁性無機物質成分で
あるシリカが蒸発し、電極芯棒先端の電極に付着してS
iがタングステンと合金を作る。つまり、タングステン
からなる電極の表面にSi−W合金が形成される。この
合金はタングステンよりも融点が低いので、かかる電極
マウントを発光管の閉塞管に取り付けて放電ランプとし
たとき、点灯時に、電極、とりわけ陽極の温度は200
0〜3000℃にもなるので、このSi−W合金が溶融
し、早期に電極が変形する。そして、電極が変形する
と、アーク放電の放射輝度が著しく低下し、ランプが短
寿命になる問題点がある。また、ハロゲンランプにおい
ては、タングステンからなるフィラメントコイルに本焼
結時に蒸発したシリカが付着すると同じくSi−W合金
をつくり、この合金はタングステンより蒸気圧が高いの
で、点灯動作中に発光管内壁に蒸発物質が付着して黒化
させる問題点がある。
焼結するときに、傾斜機能材料の絶縁性無機物質成分で
あるシリカが蒸発し、電極芯棒先端の電極に付着してS
iがタングステンと合金を作る。つまり、タングステン
からなる電極の表面にSi−W合金が形成される。この
合金はタングステンよりも融点が低いので、かかる電極
マウントを発光管の閉塞管に取り付けて放電ランプとし
たとき、点灯時に、電極、とりわけ陽極の温度は200
0〜3000℃にもなるので、このSi−W合金が溶融
し、早期に電極が変形する。そして、電極が変形する
と、アーク放電の放射輝度が著しく低下し、ランプが短
寿命になる問題点がある。また、ハロゲンランプにおい
ては、タングステンからなるフィラメントコイルに本焼
結時に蒸発したシリカが付着すると同じくSi−W合金
をつくり、この合金はタングステンより蒸気圧が高いの
で、点灯動作中に発光管内壁に蒸発物質が付着して黒化
させる問題点がある。
【0007】また、陰極にはバリウムなどの電子放射物
質をその先端にしみこませることがあるが、この場合、
陰極の先端に本焼結時に蒸発したシリカが付着すると、
陰極先端表面の電子放射が悪くなる。そうした場合、陰
極の先端表面が異常な高温になり、陰極材料であるタン
グステンや電子放射物質が早期に蒸発し、この蒸発物質
が発光管の内壁に付着して黒化させ、ランプが短寿命に
なる問題点がある。
質をその先端にしみこませることがあるが、この場合、
陰極の先端に本焼結時に蒸発したシリカが付着すると、
陰極先端表面の電子放射が悪くなる。そうした場合、陰
極の先端表面が異常な高温になり、陰極材料であるタン
グステンや電子放射物質が早期に蒸発し、この蒸発物質
が発光管の内壁に付着して黒化させ、ランプが短寿命に
なる問題点がある。
【0008】また、前記のとおり、点灯時に、電極の温
度は2000〜3000℃にもなるが、この高温の熱が
電極芯棒を介して傾斜機能材料からなる閉塞体に伝達さ
れる。従って、傾斜機能材料からなる閉塞体のモリブデ
ンリッチな部分にも熱が伝わるが、閉塞体のモリブデン
リッチな部分は大気中の酸素に曝されているので高温に
なったモリブデンが酸化する。そして、モリブデンが酸
化すると電気抵抗が増加して異常発熱をおこし、機械的
な破壊によってランプが短寿命になる問題点がある。ま
た、ハロゲンランプにおいても、放電ランプの場合と同
様に、閉塞体のモリブデンリッチな部分で起る酸化によ
り異常発熱を起し、機械的な破損を起す問題点がある。
度は2000〜3000℃にもなるが、この高温の熱が
電極芯棒を介して傾斜機能材料からなる閉塞体に伝達さ
れる。従って、傾斜機能材料からなる閉塞体のモリブデ
ンリッチな部分にも熱が伝わるが、閉塞体のモリブデン
リッチな部分は大気中の酸素に曝されているので高温に
なったモリブデンが酸化する。そして、モリブデンが酸
化すると電気抵抗が増加して異常発熱をおこし、機械的
な破壊によってランプが短寿命になる問題点がある。ま
た、ハロゲンランプにおいても、放電ランプの場合と同
様に、閉塞体のモリブデンリッチな部分で起る酸化によ
り異常発熱を起し、機械的な破損を起す問題点がある。
【0009】そこで本発明の第1の目的は、電極の表面
に融点の低い合金が形成されたりシリカが付着して電子
放射が妨げられることがなくてランプ寿命の長い放電ラ
ンプ用のマウント、あるいはフィラメントコイルの表面
に蒸気圧の低い合金が形成されることがなくて寿命の長
いハロゲンランプのマウントを提供することであり、第
2の目的は、傾斜機能材料からなる閉塞体の酸化が抑制
されてランプ寿命の長い管球用のマウントを提供するこ
とである。
に融点の低い合金が形成されたりシリカが付着して電子
放射が妨げられることがなくてランプ寿命の長い放電ラ
ンプ用のマウント、あるいはフィラメントコイルの表面
に蒸気圧の低い合金が形成されることがなくて寿命の長
いハロゲンランプのマウントを提供することであり、第
2の目的は、傾斜機能材料からなる閉塞体の酸化が抑制
されてランプ寿命の長い管球用のマウントを提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、放電ランプに関する請求項1の発明は、導電性無
機物質成分と絶縁性無機物質成分とで構成される傾斜機
能材料からなり、発光管に連設された閉塞管を封止する
閉塞体の孔に、その先端に電極を有する電極芯棒を焼結
して焼き締めた管球用マウントにおいて、前記電極芯棒
は、電極を保持したタングステンからなる第1電極芯棒
と閉塞体の孔に焼き締められるタングステンからなる第
2電極芯棒に分割され、第2電極芯棒が閉塞体の孔に焼
き締められた後に、第1電極芯棒と第2電極芯棒の連結
部分を、タングステンよりも熱膨張係数の大きな金属製
の連結部材で覆い、この連結部材と第1電極芯棒および
第2電極芯棒を溶接あるいはかしめによってそれぞれ固
定し、点灯時において、第1電極芯棒と第2電極芯棒の
端面が離間するようにする。
めに、放電ランプに関する請求項1の発明は、導電性無
機物質成分と絶縁性無機物質成分とで構成される傾斜機
能材料からなり、発光管に連設された閉塞管を封止する
閉塞体の孔に、その先端に電極を有する電極芯棒を焼結
して焼き締めた管球用マウントにおいて、前記電極芯棒
は、電極を保持したタングステンからなる第1電極芯棒
と閉塞体の孔に焼き締められるタングステンからなる第
2電極芯棒に分割され、第2電極芯棒が閉塞体の孔に焼
き締められた後に、第1電極芯棒と第2電極芯棒の連結
部分を、タングステンよりも熱膨張係数の大きな金属製
の連結部材で覆い、この連結部材と第1電極芯棒および
第2電極芯棒を溶接あるいはかしめによってそれぞれ固
定し、点灯時において、第1電極芯棒と第2電極芯棒の
端面が離間するようにする。
【0011】また、ハロゲンランプに関する請求項2の
発明は、導電性無機物質成分と絶縁性無機物質成分とで
構成される傾斜機能材料からなり、発光管に連設された
閉塞管を封止する閉塞体の孔に、タングステンからなる
フィラメントコイルと該フィラメントコイルに連なるタ
ングステンからなるリード線を焼結して焼き締めた管球
用マウントにおいて、前記リード線とフィラメントコイ
ルは別部材であって、リード線が閉塞体の孔に焼き締め
られた後に、リード線とフィラメントコイルの連結部分
を、タングステンよりも熱膨張係数の大きな金属製の連
結部材で覆い、この連結部材とリード棒およびフィラメ
ントコイルを溶接あるいはかしめによってそれぞれ固定
し、点灯時において、リード棒とフィラメントコイルの
端面が離間するようにする。
発明は、導電性無機物質成分と絶縁性無機物質成分とで
構成される傾斜機能材料からなり、発光管に連設された
閉塞管を封止する閉塞体の孔に、タングステンからなる
フィラメントコイルと該フィラメントコイルに連なるタ
ングステンからなるリード線を焼結して焼き締めた管球
用マウントにおいて、前記リード線とフィラメントコイ
ルは別部材であって、リード線が閉塞体の孔に焼き締め
られた後に、リード線とフィラメントコイルの連結部分
を、タングステンよりも熱膨張係数の大きな金属製の連
結部材で覆い、この連結部材とリード棒およびフィラメ
ントコイルを溶接あるいはかしめによってそれぞれ固定
し、点灯時において、リード棒とフィラメントコイルの
端面が離間するようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図1は、請求項1の発
明のマウントを使用した定格電力が250W、ランプ電
圧が20V、ランプ電流が12.5Aのキセノンショー
トアークランプであるが、本発明のマウントは、水銀ラ
ンプやメタルハライドランプなどの放電ランプ、更には
ハロゲンランプにも適用することができる。
実施の形態を具体的に説明する。図1は、請求項1の発
明のマウントを使用した定格電力が250W、ランプ電
圧が20V、ランプ電流が12.5Aのキセノンショー
トアークランプであるが、本発明のマウントは、水銀ラ
ンプやメタルハライドランプなどの放電ランプ、更には
ハロゲンランプにも適用することができる。
【0013】図1において、石英ガラス製のバルブ10
中央の発光管11の内部には、タングステンからなる陽
極20と陰極30が対向配置されている。陰極30の先
端には、バリウムなどの電子放射物質31が埋め込ま
れ、また、放電用ガスとしてのキセノンガスと水銀が封
入されている。そして、発光管11の両端に閉塞管1
2,12が連設されているが、閉塞管12,12の端部
は、マウントの構成部品である閉塞体50で閉塞されて
いる。具体例を挙げると、発光管11は、外径が20m
mφ、肉厚が2mm、内容積が3ccの球状である。陽
極20および陰極30は、最大直径が5mmφ、長さが
15mmであり、キセノンガスの封入圧力が8気圧、水
銀量が1.5μl、閉塞体50は、直径が4.3mm
φ、長さが15mmである。
中央の発光管11の内部には、タングステンからなる陽
極20と陰極30が対向配置されている。陰極30の先
端には、バリウムなどの電子放射物質31が埋め込ま
れ、また、放電用ガスとしてのキセノンガスと水銀が封
入されている。そして、発光管11の両端に閉塞管1
2,12が連設されているが、閉塞管12,12の端部
は、マウントの構成部品である閉塞体50で閉塞されて
いる。具体例を挙げると、発光管11は、外径が20m
mφ、肉厚が2mm、内容積が3ccの球状である。陽
極20および陰極30は、最大直径が5mmφ、長さが
15mmであり、キセノンガスの封入圧力が8気圧、水
銀量が1.5μl、閉塞体50は、直径が4.3mm
φ、長さが15mmである。
【0014】閉塞体50は、導電性無機物質成分と絶縁
性無機物質成分からなる傾斜機能材料の焼結体であり、
絶縁性の端面51が発光管11方向になるように、閉塞
管12内に嵌め込まれ、この端面51の部分で石英ガラ
ス製の閉塞管12に溶着される。閉塞体50の絶縁性の
端面51は、例えば、ほぼ100%のシリカからなり、
導電側の端面52はSiO2 60vol%+Mo40
vol%の組成からなる。
性無機物質成分からなる傾斜機能材料の焼結体であり、
絶縁性の端面51が発光管11方向になるように、閉塞
管12内に嵌め込まれ、この端面51の部分で石英ガラ
ス製の閉塞管12に溶着される。閉塞体50の絶縁性の
端面51は、例えば、ほぼ100%のシリカからなり、
導電側の端面52はSiO2 60vol%+Mo40
vol%の組成からなる。
【0015】マウントの構成部品である陽極20および
陰極30の電極芯棒40は外径が2mmのタングステン
棒からなる。電極芯棒40は、陽極20ないし陰極30
と一体となった第1電極芯棒41と閉塞体50の孔53
に焼き締められる第2電極芯棒42に分割されている。
そして、第1電極芯棒41と第2電極芯棒42は、後に
説明する連結部材60により連結されている。第2電極
芯棒42は、閉塞体50に形成された軸方向の孔53に
埋設されて焼結による焼き締めにより固定されており、
閉塞体50の絶縁性の端面51から突出している。孔5
3は、電気電導性を有する部分に達する非貫通の孔であ
るが、孔53を貫通孔とし、電極芯棒40を導電側の端
面52から突出させることもできる。
陰極30の電極芯棒40は外径が2mmのタングステン
棒からなる。電極芯棒40は、陽極20ないし陰極30
と一体となった第1電極芯棒41と閉塞体50の孔53
に焼き締められる第2電極芯棒42に分割されている。
そして、第1電極芯棒41と第2電極芯棒42は、後に
説明する連結部材60により連結されている。第2電極
芯棒42は、閉塞体50に形成された軸方向の孔53に
埋設されて焼結による焼き締めにより固定されており、
閉塞体50の絶縁性の端面51から突出している。孔5
3は、電気電導性を有する部分に達する非貫通の孔であ
るが、孔53を貫通孔とし、電極芯棒40を導電側の端
面52から突出させることもできる。
【0016】次に、かかるマウントの製造方法を説明す
る。傾斜機能材料の導電性無機物質成分と絶縁性無機物
質成分は、例えば、平均粒径が1.0μmのモリブデン
粉末と平均粒径が5.6μmのシリカ粉末である。先
ず、モリブデン粉末とシリカ粉末の混合比率を変化させ
た複数の粉末混合体を調製する。傾斜機能材料の絶縁性
無機物質成分としては、前述のシリカ粉末以外に、発光
管がセラミックス製の場合は該セラミックス粉末を用い
るなど、発光管と同物質であればよく、更に、導電性無
機物質成分としてもモリブデン粉末以外に、タングステ
ン、ニオブ、ニッケルなど適宜の金属導電物質粉末を使
用できることは勿論である。
る。傾斜機能材料の導電性無機物質成分と絶縁性無機物
質成分は、例えば、平均粒径が1.0μmのモリブデン
粉末と平均粒径が5.6μmのシリカ粉末である。先
ず、モリブデン粉末とシリカ粉末の混合比率を変化させ
た複数の粉末混合体を調製する。傾斜機能材料の絶縁性
無機物質成分としては、前述のシリカ粉末以外に、発光
管がセラミックス製の場合は該セラミックス粉末を用い
るなど、発光管と同物質であればよく、更に、導電性無
機物質成分としてもモリブデン粉末以外に、タングステ
ン、ニオブ、ニッケルなど適宜の金属導電物質粉末を使
用できることは勿論である。
【0017】この粉末混合体を有機バインダー、例えば
ステアリン酸の約23%溶液と混合する。そして、モリ
ブデン粉末とシリカ粉末の混合比率が順次変化するよう
に粉末混合体を孔用の突出部材を有する金型に充填す
る。そして、筒状の金型の外方から例えば1.5t/c
m2 の荷重で加圧して孔が形成された略円柱状の加圧
成形体を得る。更に、得られた加圧成形体を水素雰囲気
中において1200℃で30分間焼結し、有機バインダ
ーを除去して仮焼結体を得る。
ステアリン酸の約23%溶液と混合する。そして、モリ
ブデン粉末とシリカ粉末の混合比率が順次変化するよう
に粉末混合体を孔用の突出部材を有する金型に充填す
る。そして、筒状の金型の外方から例えば1.5t/c
m2 の荷重で加圧して孔が形成された略円柱状の加圧
成形体を得る。更に、得られた加圧成形体を水素雰囲気
中において1200℃で30分間焼結し、有機バインダ
ーを除去して仮焼結体を得る。
【0018】次に、仮焼結体の孔に、第2電極芯棒42
を挿入し、非酸化性雰囲気ないし10−2Pa程度の真
空状態において、1850℃で10分間焼結して本焼結
する。これによって孔53が収縮して第2電極芯棒42
が焼き締められる。このとき、傾斜機能材料の絶縁性無
機物質成分であるシリカが蒸発するが、第2電極芯棒4
2の先端に陽極20および陰極30が固定されていない
ので、陽極20および陰極30の表面に付着することが
なく、また、融点の低いSi−W合金が形成されること
もない。
を挿入し、非酸化性雰囲気ないし10−2Pa程度の真
空状態において、1850℃で10分間焼結して本焼結
する。これによって孔53が収縮して第2電極芯棒42
が焼き締められる。このとき、傾斜機能材料の絶縁性無
機物質成分であるシリカが蒸発するが、第2電極芯棒4
2の先端に陽極20および陰極30が固定されていない
ので、陽極20および陰極30の表面に付着することが
なく、また、融点の低いSi−W合金が形成されること
もない。
【0019】しかる後、第2電極芯棒42と第1電極芯
棒41の端面同士を突合せ、その連結部分に、高融点金
属であってタングステンより熱膨張率が大きいモリブデ
ン板をパイプ状にした連結部材60を被せ、連結部材6
0と第2電極芯棒42、および連結部材60と第1電極
芯棒41を溶接やかしめにより固定する。つまり、第2
電極芯棒42と第1電極芯棒41は、直接固定されるこ
となく、連結部材60を介して連結されている。連結部
材60の具体例は、板厚が0.1mm、長さが6mmの
パイプであり、第2電極芯棒42と第1電極芯棒41の
端部をそれぞれ3mmずつ挿入して固定する。なお、連
結部材60は、完全なパイプ状である必要がなく、機械
的強度が十分であれば、断面C字状のものや、複数枚の
短冊状のモリブデン箔、更にはコイルであってもよい。
棒41の端面同士を突合せ、その連結部分に、高融点金
属であってタングステンより熱膨張率が大きいモリブデ
ン板をパイプ状にした連結部材60を被せ、連結部材6
0と第2電極芯棒42、および連結部材60と第1電極
芯棒41を溶接やかしめにより固定する。つまり、第2
電極芯棒42と第1電極芯棒41は、直接固定されるこ
となく、連結部材60を介して連結されている。連結部
材60の具体例は、板厚が0.1mm、長さが6mmの
パイプであり、第2電極芯棒42と第1電極芯棒41の
端部をそれぞれ3mmずつ挿入して固定する。なお、連
結部材60は、完全なパイプ状である必要がなく、機械
的強度が十分であれば、断面C字状のものや、複数枚の
短冊状のモリブデン箔、更にはコイルであってもよい。
【0020】かかるマウントを取り付けた図1に示すキ
セノンショートアークランプを点灯すると、陽極20お
よび陰極30の表面に融点の低いSi−W合金が形成さ
れていないので、陽極20および陰極30が変形せず、
アーク放電の高い放射輝度を長時間維持することができ
る。また、陽極20および陰極30の表面にシリカが付
着していないので、陽極20および陰極30が異常に高
温になることがなく、タングステンの蒸発が少なくて発
光管の黒化が抑制される。
セノンショートアークランプを点灯すると、陽極20お
よび陰極30の表面に融点の低いSi−W合金が形成さ
れていないので、陽極20および陰極30が変形せず、
アーク放電の高い放射輝度を長時間維持することができ
る。また、陽極20および陰極30の表面にシリカが付
着していないので、陽極20および陰極30が異常に高
温になることがなく、タングステンの蒸発が少なくて発
光管の黒化が抑制される。
【0021】そして、点灯時において、第2電極芯棒4
2および第1電極芯棒41よりも連結部材60の方が大
きく膨張するので、第2電極芯棒42と第1電極芯棒4
1の端面の間に隙間が形成される。従って、陽極20お
よび陰極30の高温の熱の第1電極芯棒41から第2電
極芯棒42への伝達が阻害される。このため、傾斜機能
材料からなる閉塞体50の昇温が抑制され、大気中の酸
素に曝されている傾斜機能材料の導電性無機物質成分で
あるモリブデンの酸化が進まず、ランプ寿命の長い管球
とすることができる。因みに、ランプ寿命試験をしたと
ころ、従来品に比べて1.5倍の寿命であった。
2および第1電極芯棒41よりも連結部材60の方が大
きく膨張するので、第2電極芯棒42と第1電極芯棒4
1の端面の間に隙間が形成される。従って、陽極20お
よび陰極30の高温の熱の第1電極芯棒41から第2電
極芯棒42への伝達が阻害される。このため、傾斜機能
材料からなる閉塞体50の昇温が抑制され、大気中の酸
素に曝されている傾斜機能材料の導電性無機物質成分で
あるモリブデンの酸化が進まず、ランプ寿命の長い管球
とすることができる。因みに、ランプ寿命試験をしたと
ころ、従来品に比べて1.5倍の寿命であった。
【0022】次に、本発明をハロゲンランプに適用した
実施形態を説明する。図2は、定格消費電力が5kWで
ある両端封止型のハロゲン電球の一端側を示すが、他端
側も同じ構造である。石英ガラス製の発光管11の端部
が閉塞管12であり、閉塞管12は、傾斜機能材料から
なる閉塞体50により閉塞されている。そして、発光管
11の軸線に沿ってタングステンからなるフィラメント
コイル70が配置されている。外径が1.6mmのタン
グステン線からなるリード線80は、フィラメントコイ
ル70とは別部品であり、閉塞体50に形成された軸方
向の孔53に埋設されて焼結による焼き締めにより固定
され、非導電性の端面から発光管11内に突出してい
る。孔53は、電気電導性を有する部分に達する非貫通
の孔であるが、孔53を貫通孔とし、導電側の端面から
外部に突出させることもできる。
実施形態を説明する。図2は、定格消費電力が5kWで
ある両端封止型のハロゲン電球の一端側を示すが、他端
側も同じ構造である。石英ガラス製の発光管11の端部
が閉塞管12であり、閉塞管12は、傾斜機能材料から
なる閉塞体50により閉塞されている。そして、発光管
11の軸線に沿ってタングステンからなるフィラメント
コイル70が配置されている。外径が1.6mmのタン
グステン線からなるリード線80は、フィラメントコイ
ル70とは別部品であり、閉塞体50に形成された軸方
向の孔53に埋設されて焼結による焼き締めにより固定
され、非導電性の端面から発光管11内に突出してい
る。孔53は、電気電導性を有する部分に達する非貫通
の孔であるが、孔53を貫通孔とし、導電側の端面から
外部に突出させることもできる。
【0023】リード棒80の先端は、リード線80を孔
53に焼結による焼き締めにより固定した後に、フィラ
メントコイル70の端部に連結するが、リード線80と
フィラメントコイル70の連結部分に、前述した連結部
材60を被せ、連結部材60とリード線80、および連
結部材60とフィラメントコイル70を溶接やかしめに
より固定する。従って、高温で閉塞体50を本焼結した
ときに蒸発するシリカはフィラメントコイル70に付着
していない。つまり、タングステンよりも蒸気圧が高い
Si−W合金が形成されないので、点灯動作中に蒸発物
質が発光管11内壁に付着して黒化させるのを抑制する
ことができる。
53に焼結による焼き締めにより固定した後に、フィラ
メントコイル70の端部に連結するが、リード線80と
フィラメントコイル70の連結部分に、前述した連結部
材60を被せ、連結部材60とリード線80、および連
結部材60とフィラメントコイル70を溶接やかしめに
より固定する。従って、高温で閉塞体50を本焼結した
ときに蒸発するシリカはフィラメントコイル70に付着
していない。つまり、タングステンよりも蒸気圧が高い
Si−W合金が形成されないので、点灯動作中に蒸発物
質が発光管11内壁に付着して黒化させるのを抑制する
ことができる。
【0024】そして、点灯時において、リード線80お
よびフィラメントコイル70よりも連結部材60の方が
大きく膨張するので、リード線80とフィラメントコイ
ル70の端面の間に隙間が形成される。従って、フィラ
メントコイル70の高温の熱のリード線80への伝達が
阻害される。このため、傾斜機能材料からなる閉塞体5
0の昇温が抑制され、大気中の酸素に曝されている傾斜
機能材料の導電性無機物質成分であるモリブデンの酸化
が進まず、ランプ寿命の長い管球とすることができる。
よびフィラメントコイル70よりも連結部材60の方が
大きく膨張するので、リード線80とフィラメントコイ
ル70の端面の間に隙間が形成される。従って、フィラ
メントコイル70の高温の熱のリード線80への伝達が
阻害される。このため、傾斜機能材料からなる閉塞体5
0の昇温が抑制され、大気中の酸素に曝されている傾斜
機能材料の導電性無機物質成分であるモリブデンの酸化
が進まず、ランプ寿命の長い管球とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電極やフィラメントコイルの表面にシリカが付着するこ
とがなく、また、Si−W合金が形成されないので、発
光管の黒化が抑制され、放電ランプの場合は、アーク放
電の高い放射輝度が長時間維持され、ランプ寿命の長い
管球とすることができる。また、電極やフィラメントコ
イルの高温の熱が傾斜機能材料からなる閉塞体に伝達さ
れにくく、傾斜機能材料の導電性無機物質成分の酸化が
抑制されてランプ寿命の長い管球とすることができる。
電極やフィラメントコイルの表面にシリカが付着するこ
とがなく、また、Si−W合金が形成されないので、発
光管の黒化が抑制され、放電ランプの場合は、アーク放
電の高い放射輝度が長時間維持され、ランプ寿命の長い
管球とすることができる。また、電極やフィラメントコ
イルの高温の熱が傾斜機能材料からなる閉塞体に伝達さ
れにくく、傾斜機能材料の導電性無機物質成分の酸化が
抑制されてランプ寿命の長い管球とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例の断面図である。
【図2】請求項2の発明の実施例の断面図である。
10 バルブ 11 発光管 12 閉塞管 20 陽極 30 陰極 31 電子放射物質 40 電極芯棒 41 第1電極芯棒 42 第2電極芯棒 50 閉塞体 51 閉塞体の非導電側端面 52 閉塞体の導電側端面 53 閉塞体の孔 60 連結部材 70 フィラメントコイル 80 リード棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田川 幸治 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシオ 電機株式会社内 (72)発明者 森本 幸裕 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシオ 電機株式会社内 Fターム(参考) 5C043 AA03 AA07 AA09 CC01 DD17 DD19 EA09
Claims (2)
- 【請求項1】導電性無機物質成分と絶縁性無機物質成分
とで構成される傾斜機能材料からなり、発光管に連設さ
れた閉塞管を封止する閉塞体の孔に、その先端に電極を
有する電極芯棒を焼結して焼き締めた管球用マウントに
おいて、 前記電極芯棒は、電極を保持したタングステンからなる
第1電極芯棒と閉塞体の孔に焼き締められるタングステ
ンからなる第2電極芯棒に分割され、該第2電極芯棒が
閉塞体の孔に焼き締められた後に、該第1電極芯棒と第
2電極芯棒の連結部分が、タングステンよりも熱膨張係
数の大きな金属製の連結部材で覆われ、該連結部材と第
1電極芯棒および第2電極芯棒が溶接あるいはかしめに
よってそれぞれ固定され、点灯時において、第1電極芯
棒と第2電極芯棒の端面が離間することを特徴とする管
球用マウント。 - 【請求項2】 導電性無機物質成分と絶縁性無機物質成
分とで構成される傾斜機能材料からなり、発光管に連設
された閉塞管を封止する閉塞体の孔に、タングステンか
らなるフィラメントコイルと該フィラメントコイルに連
なるタングステンからなるリード線を焼結して焼き締め
た管球用マウントにおいて、 前記リード線とフィラメントコイルは別部材であって、
該リード線が閉塞体の孔に焼き締められた後に、該リー
ド線とフィラメントコイルの連結部分が、タングステン
よりも熱膨張係数の大きな金属製の連結部材で覆われ、
該連結部材とリード棒およびフィラメントコイルが溶接
あるいはかしめによってそれぞれ固定され、点灯時にお
いて、リード棒とフィラメントコイルの端面が離間する
ことを特徴とする管球用マウント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005701A JP2002216701A (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 管球用マウント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005701A JP2002216701A (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 管球用マウント |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10842298A Division JPH11297272A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 管球用マウント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002216701A true JP2002216701A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=19191138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005701A Pending JP2002216701A (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 管球用マウント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002216701A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010250315A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Samsung Mobile Display Co Ltd | シーリング装置 |
CN104953308A (zh) * | 2015-07-08 | 2015-09-30 | 北京依米康科技发展有限公司 | 低熔点金属电缆连接器 |
-
2002
- 2002-01-15 JP JP2002005701A patent/JP2002216701A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010250315A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Samsung Mobile Display Co Ltd | シーリング装置 |
CN104953308A (zh) * | 2015-07-08 | 2015-09-30 | 北京依米康科技发展有限公司 | 低熔点金属电缆连接器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070522 |