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JP2002211715A - 荷搬送設備 - Google Patents

荷搬送設備

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Publication number
JP2002211715A
JP2002211715A JP2001010690A JP2001010690A JP2002211715A JP 2002211715 A JP2002211715 A JP 2002211715A JP 2001010690 A JP2001010690 A JP 2001010690A JP 2001010690 A JP2001010690 A JP 2001010690A JP 2002211715 A JP2002211715 A JP 2002211715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control panel
output device
remote control
portable input
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001010690A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Shiino
真 椎野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kito KK
Kito Corp
Original Assignee
Kito KK
Kito Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kito KK, Kito Corp filed Critical Kito KK
Priority to JP2001010690A priority Critical patent/JP2002211715A/ja
Publication of JP2002211715A publication Critical patent/JP2002211715A/ja
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
各搬送機器の調整(センサ位置、プログラム、パラメー
タの変更等)を簡易化し、更に設備コストを低く抑える
ことができる立体自動倉庫設備を提供すること。 【解決手段】 遠隔制御盤15、搬送機器に搭載された
搭載制御盤30を具備し、該遠隔制御盤15からの搭載
制御盤30を介して搬送機器を制御するように構成され
た荷搬送設備において、携帯用入出力装置40を遠隔制
御盤15、搬送機器に搭載された搭載制御盤30を具備
し、遠隔制御盤15からの搭載制御盤40を介して搬送
機器を制御するように構成された荷搬送設備において、
携帯用入出力装置40を備え、該携帯用入出力装置40
を遠隔制御盤15や搭載制御盤30に接続し手動で搬送
機器を制御・調整できるように構成すると共に、遠隔制
御盤15を通して搬送機器の遠隔自動運転を行うときに
は、携帯用入出力装置40を自動運転モニタとして使用
できるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷搬送設備に関し、
特に自動倉庫設備のように、スタッカクレーン、荷搬送
台車、コンベア等の搬送機器を具備し、遠隔制御盤から
各搬送機器に搭載された搭載制御盤を介して各機器を運
転制御できるように構成された荷搬送設備に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば立体自動倉庫設備は、複
数の荷収納空間を有する棚及び該棚に沿って自走し荷収
納空間との間で荷の入出庫を行う荷搬出入機構を有する
スタッカクレーンを有する立体自動倉庫と、それに付随
するコンベアや荷搬送台車等の搬送機器を具備してい
る。そしてスタッカクレーン及び各搬送機器に制御盤を
搭載し、遠隔制御盤からの制御により運転制御するよう
に構成されている。
【0003】上記構成の立体自動倉庫設備において、ス
タッカクレーン、荷搬送台車、コンベア等の搬送機器の
制御対象と制御盤及び遠隔制御盤の間には距離があり、
且つ調整時には目視による確認を必要とするため、多く
の人手を必要とする。これを解決するため従来は、制御
盤を小型化・分散化して調整する機器の近くに設置、又
はモニタ機能を有するパネルを各制御盤に取り付けて対
処していた。しかしながらこの方法は、コストが高くな
るばかりではなく、制御盤間での調整に手間がかかると
いう問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、各搬送機器の調整(センサ位置、
プログラム、パラメータの変更等)を簡易化し、更に設
備コストを低く抑えることができる荷搬送設備を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、遠隔制御盤、搬送機器に搭載
された搭載制御盤を具備し、該遠隔制御盤からの搭載制
御盤を介して搬送機器を制御するように構成された荷搬
送設備において、携帯用入出力装置を備え、該携帯用入
出力装置を遠隔制御盤や前記搭載制御盤に接続し手動で
搬送機器を制御・調整できるように構成すると共に、遠
隔制御盤を通して搬送機器の遠隔自動運転を行うときに
は、携帯用入出力装置を自動運転モニタとして使用でき
るように構成したことを特徴とする。
【0006】上記のように携帯用入出力装置を制御盤や
遠隔制御盤に接続し、携帯用入出力装置から信号を入力
し各搬送機器を制御・調整できるようにしたので、各搬
送機器の調整(センサ位置、プログラム、パラメータの
変更等)を簡易化でき、且つ設備コストを低く抑えるこ
とができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の荷搬送設備において、携帯用入出力装置は遠隔制御盤
に着脱自在に構成されており、搬送機器を手動運転・調
整を行うときは該携帯用入出力装置を搭載制御盤に接続
して行うことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の荷搬送設備において、携帯用入出力装置はタッ
チパネルを具備し、該タッチパネルに表示された手動操
作画面を表示し、該表示された手動操作画面をタッチし
て信号の入出力ができるように構成したことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。なお、ここでは荷搬送設備とし
て立体自動倉庫設備を例に説明するが、本発明は立体自
動倉庫設備に限定されるものではなく、搬送台車やコン
ベア等の搬送機器で構成される荷搬送設備に広く適用で
きる。
【0010】図1は本発明に係る立体自動倉庫設備の主
要部の平面構成例を示す図である。立体自動倉庫設備
は、複数の荷収納空間11を有する棚10、10と、棚
10と棚10の間に敷設された走行レール12上を自走
し荷収納空間11との間で荷の入出庫を行う荷搬出入機
構を有するスタッカクレーン13を有する立体自動倉庫
と、それに付随する台車やコンベア搬送機器(図示せ
ず)を具備する構成である。
【0011】走行レール12の両端部を囲むように安全
柵14、14が設けられ、一方の安全柵14には扉14
aが設けられ、該扉14aには安全プラグ16が設けら
れ、人間が自由に安全柵14内に侵入できないようにな
っている。安全柵14の外側には遠隔制御盤15が配置
されている。この遠隔制御盤15には後に詳述するよう
に、スタッカクレーン13に搭載された搭載制御盤との
間で光伝送で信号の送受を行い、遠隔制御盤15から遠
隔的にスタッカクレーン13の走行制御、荷搬出入機構
の昇降制御、荷搬出入機構による荷の入出庫制御等の各
種制御及び各部の調整ができるようになっている。
【0012】図2はスタッカクレーン13が立体自動倉
庫の端部に移動している状態の側面図である。図示する
ように、スタッカクレーン13は下フレーム18と上フ
レーム19を具備し、該下フレーム18と上フレーム1
9は2本の縦フレーム20、21で支持されている。ま
た、下フレーム18には走行車輪22、23が設けら
れ、走行車輪23は走行モータ24により駆動されるよ
うになっている。これにより、スタッカクレーン13は
走行レール12上を走行自在となっている。
【0013】25は荷の入出庫を行う荷搬出入機構で、
該荷搬出入機構25は2本のフォーク26及び荷収納空
間11に荷があるか否かを検出する荷検出センサ27等
を具備する。フォーク26は図示しないフォーク駆動機
構で荷収納空間11との間で伸縮自在となっている。ま
た、荷搬出入機構25は吊り索28で吊り下げられ、巻
上装置29で昇降自在となっている。また、スタッカク
レーン13の下フレームには制御盤(搭載制御盤)30
が搭載されている。該搭載制御盤30は光伝送手段31
を具備し、遠隔制御盤15が具備する光伝送手段32の
間で光信号の送受を行い、遠隔制御盤15から遠隔的に
スタッカクレーン13の走行制御、荷搬出入機構25の
昇降制御、荷搬出入機構25による荷の入出庫制御等の
各種制御及び各部の調整ができるようになっている。
【0014】図3(a)は遠隔制御盤15の正面図、図
3(b)はその側面図を示す。図示するように、遠隔制
御盤15の側面には携帯用入出力装置40が取り外し自
在に設けられ、該携帯用入出力装置40には、先端にコ
ネクタ41aが取り付けられた接続ケーブル41が設け
られている。遠隔制御盤15及び搭載制御盤30には該
接続ケーブル41の先端に取り付けられたコネクタ41
aを差し込む受側のコネクタが設けられ、該コネクタ4
1aを遠隔制御盤15及び搭載制御盤30のコネクタに
差し込むことにより、該携帯用入出力装置40と遠隔制
御盤15及び搭載制御盤30を信号送受可能に接続でき
るようになっている。
【0015】携帯用入出力装置40にはタッチパネル4
0aが設けられ、該タッチパネル40aの下側にはスタ
ッカクレーン13の電源を投入する運転準備用スイッチ
SW1、異常をリセットするリセットスイッチSW2、
遠隔手動での走行・昇降の高速運転を行う手動高速スイ
ッチSW3、手動操作で選択した動作をスタートさせる
手動起動スイッチSW4が設けられており、携帯用入出
力装置40から各種信号を入力できるようになってい
る。携帯用入出力装置40から接続された遠隔制御盤1
5又は搭載制御盤30に各種信号を入力でき、且つこれ
らの遠隔制御盤15又は搭載制御盤30から必要な信号
を携帯用入出力装置40に出力しタッチパネル40aに
表示することができるようになっている。遠隔制御盤で
の自動運転、遠隔手動運転切り換え及び操作は、携帯入
出力装置から行うようになっている。手動運転から又は
異常停止状態から自動運転への切り換えは携帯用入出力
装置を遠隔制御盤に接続し、所定の操作後、前記「スタ
ート」又は「再スタート」キーを押すことにより実行さ
れる。
【0016】図4は遠隔制御盤15又は搭載制御盤30
に携帯用入出力装置40を接続した状態のブロック構成
を示す図である。遠隔制御盤15はコントローラ15−
1、I/Oユニット15−2及びスイッチ類・表示灯1
5−3を具備する。携帯用入出力装置40はコントロー
ラ15−1に接続されるようになっている。また、該コ
ントローラ15−1には光伝送手段32及び上位コント
ローラ36が接続され、I/Oユニット15−2にはス
イッチ類・表示灯15−3及び台車等の周辺機器35が
接続されている。
【0017】搭載制御盤30はコントローラ30−1、
I/Oユニット30−2及びスイッチ・表示灯30−3
を具備する。携帯用入出力装置40はコントローラ30
−1に接続されるようになっている。また、該コントロ
ーラ30−1には光伝送手段31が接続され、I/Oユ
ニット30−2には走行モータ24、巻上装置29及び
フォーク駆動モータ等を駆動するための各種駆動装置3
3及び各種センサ34及びスイッチ・表示灯30−3が
接続されている。
【0018】図5は携帯用入出力装置40の構成を示す
図で、ここでは携帯用入出力装置40を搭載制御盤30
に接続している。携帯用入出力装置40はコントロール
部40−1、メモリ40−2、前記タッチパネル40a
やスイッチSW1〜SW4で構成される表示部/入力部
40−3で構成されている。携帯用入出力装置40の表
示部/入力部40−3から入力された信号をコントロー
ル部40−1より、搭載制御盤30のコントローラ30
−1に送り、該コントローラ30−1から送られてくる
信号をコントロール部40−1により、表示部/入力部
40−3を構成するタッチパネル40aに表示したり、
メモリ40−2に格納する。
【0019】上記のように、携帯用入出力装置40は遠
隔制御盤15に着脱自在に設けられており、遠隔制御盤
15に接続した状態で手動でスタッカクレーン13を制
御・調整できるようになっている。また、スタッカクレ
ーン13を手動で運転・調整を行うときは携帯用入出力
装置40を搭載制御盤30に接続して行うことができる
ようになっている。また、遠隔制御盤15を通してスタ
ッカクレーン13の遠隔自動運転を行うときには、携帯
用入出力装置40を自動運転モニタとして使用できるよ
うになっている。
【0020】図6は携帯用入出力装置40の表示部/入
力部40−3を構成するタッチパネル40aに表示され
る操作メニュー画面を示す図である。図示するように、
操作メニュー画面には日付・時間エリア51、クレーン
状態エリア52、メインエリア53、アラーム停止キー
54が表示される。日付・時間エリア51には現在の日
付及び時間を表示し、クレーン状態エリア52にはスタ
ッカクレーン13の状態、予約の設定数、現在実行中又
は、実行完了直後のデータを表示する。また、メインエ
リア53には「運転操作」、「状態表示」、「異常表
示」、「ST操作」、「予約編集」、「履歴表示」、
「メンテナンス」の各キーが表示され、必要な機能を選
択できるようになっている。また、アラーム停止キー5
4はアラームを停止する時、押すようになっている。
【0021】図7は図6の「運転操作」キーをタッチし
てタッチパネル40aに表示される運転操作画面を示す
図である。図示するように、運転操作には操作切換、運
転切換、クレーンスタート、復帰ボタンの各項目が表示
され、操作切換に「連動」及び「単動」のキーが、運転
切換に「運転」及び「停止」のキーが、クレーンスター
トに「スタート」及び「再スタート」のキーが、復帰ボ
タンに「原点」及び「定位置」のキーがそれぞれ表示さ
れる。手動運転から又は異常停止状態から自動運転への
切り換えは携帯用入出力装置40を遠隔制御盤15に接
続し、所定の操作後、前記「スタート」又は「再スター
ト」キーを押すことにより実行される。
【0022】図8は図6の「状態表示」キーをタッチし
てタッチパネル40aに表示される基本的状態画面を示
す図である。現在の荷搬出入機構25が何段にあるかを
部分107に表示し、現在のフォーク26の位置がどう
なっているかを部分108に表示し、現在のフォーク2
6のレベルがどうなっているかを部分110に表示し、
更に荷搬出入機構25上に荷があるか否かを部分109
の点灯又は消灯で表示する。また、現在のスタッカクレ
ーン13が何連にあるかを部分111に表示し、それが
定位置か否かを部分112を点滅又はブランクにて表示
し、更に調芯パルス数を部分113に表示する。
【0023】図9は図8の「手動・走行」キー102を
タッチして手動走行を選択した場合のタッチパネル40
aの表示例を示す図である。手動走行を選択すると図示
するように、現在のスタッカクレーン13が位置する
連、定位置か否か、調芯パルス数がそれぞれ部分11
1、112、113に表示され、前進選択、左調芯、右
調芯、後退選択の手動操作の選択とその表示が部分11
4、115、116、117に表示される。オペーレー
タはこれらの部分114〜117の何れかをタッチして
選択する。携帯用入出力装置を遠隔制御盤に接続した状
態で行う手動操作を遠隔手動と呼ぶ。
【0024】図10は図8の「手動・昇降」キー103
をタッチして手動昇降を選択した場合のタッチパネル4
0aの表示例を示す図である。手動昇降を選択すると図
示するように、現在の荷搬出入機構25が位置する段、
現在のフォーク26の位置、荷搬出入機構25上に荷が
あるか否か、現在のフォーク26の位置するレベルがそ
れぞれの部分107、108、109、110に表示さ
れ、更に上昇選択、下降選択の手動操作の選択とその表
示が部分118、119に表示される。オペーレータは
これらの部分118、119の何れかをタッチして選択
する。
【0025】図11は図8の「手動・フォーク」キー1
04をタッチして手動フォーク動作を選択した場合のタ
ッチパネル40aの表示例を示す図である。手動フォー
クを選択すると、図示するように、現在の荷搬出入機構
25が位置する段、現在のフォーク26の位置、荷搬出
入機構25上に荷があるか否か、現在のフォーク26の
位置するレベルがそれぞれの部分107、108、10
9、110に表示され、更に上昇選択、フォーク左、フ
ォーク右、下降選択の手動操作の選択とその表示が部分
120、121、122、123に表示される。オペー
レータはこれらの部分120〜123の何れかをタッチ
して選択する。
【0026】また、図示は省略するが、図6のメインエ
リア53の「異常表示」、「ST操作」、「予約編
集」、「履歴表示」、「メンテナンス」の各キーをタッ
チすることにより、異常表示画面、ステーション(S
T)操作画面、予約編集/予約設定画面、履歴表示画
面、メンテナンス画面が表示される。メンテナンス画面
では、遠隔/搭載制御盤のコントローラに記憶された各
種制御用パラメータの書き換えが可能となっている。
【0027】遠隔制御盤15に携帯用入出力装置40を
接続して手動操作する場合の流れを図12(a)に、搭
載制御盤30に携帯用入出力装置40を接続して操作す
る場合の流れを図12(b)に示す。携帯用入出力装置
40を遠隔制御盤15に接続して手動操作する場合は、
先ず図6に示すタッチパネル40aの手動操作の画面の
選択、即ち手動・走行の部分102、手動・昇降の部分
103、手動・フォークの部分104の何れかをタッチ
して選択し、図9〜図11等の何れかを表示させる(ス
テップST1)、続いて該タッチパネル40aの下に設
けた運転準備用スイッチSW1、リセットスイッチSW
2、手動高速スイッチSW3及び手動起動スイッチSW
4を操作し、各種所望の手動処理を行う(ステップST
2)。手動処理が終了した後、タッチパネル40aの画
面を図8のメインメニューに戻し(ステップST3)、
手動処理を終了する。自動運転中は常時遠隔制御盤15
に携帯用入出力装置40を接続して、自動運転モニター
及び入力装置として用いる。
【0028】携帯用入出力装置40を搭載制御盤30に
接続して手動操作する場合は、図12(b)に示すよう
に、遠隔制御盤15のモードスイッチキー15−31を
自動から手動に切り換える(ステップST11)。次に
携帯用入出力装置40を遠隔制御盤15から離す(ステ
ップST12)。遠隔制御盤15から離した携帯用入出
力装置40を搭載制御盤30に接続する(ステップST
13)。搭載制御盤30の図示しないキースイッチを手
動に切り換える(ステップST14)。携帯用入出力装
置40に電源が供給されタッチパネル40aに図8の画
面が表示される(ステップST15)。上記と同様に手
動操作の画面を選択し、手動処理を行う(ステップST
16)。手動処理が終了した後、上記手動切り換えの逆
の手順で自動へ復帰させる(ステップST17)。自動
運転スタートは携帯用入出力装置から入力することによ
り実行される。
【0029】なお、上記実施例では携帯用入出力装置4
0を接続できる制御盤として、スタッカクレーンに搭載
する搭載制御盤30を例に説明したが、これに限定され
るものではなく、手動調整を必要とする搬送機器、例え
ばコンベア等の制御・調整のために設けた制御盤にも、
携帯用入出力装置40を接続し、そのタッチパネル40
aに手動制御・調整のための画面を表示し、それを選択
して手動制御・調整するようにすることも当然可能であ
る。また、複数の荷搬送設備を有する場合は携帯入出力
装置に識別情報を備え、遠隔制御盤、搭載制御盤に携帯
入出力装置の識別機能を備えれば、誤接続による誤操作
を確実に防止できる。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように各請求項に記載の
発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【0031】請求項1及び2に記載の発明によれば、1
つの荷搬送設備において、1つの兼用して用いる携帯用
入出力装置を制御盤や遠隔制御盤に接続し、自動運転時
の状態表示と設定入力をし、手動運転時には携帯用入出
力装置から信号を入力し各搬送機器を制御・調整できる
ようにしたので、各搬送機器の調整(センサ位置、プロ
グラム、パラメータの変更等)を簡易化でき、且つ設備
コストを低く抑えることができる。また、調整をする各
搬送機器の近くで制御・調整することが可能となる。さ
らにまた、1つの遠隔制御盤からなる1つの荷搬送設備
には1つの携帯用入出力装置しか備えていないので、メ
ンテナンス作業中、携帯用入出力装置を遠隔制御盤から
取り外せば、誤って遠隔制御盤からメンテナンス中の搬
送機器を操作することもなく、確実に安全が保たれる。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、携帯用入
出力装置のタッチパネルに表示された手動操作画面をタ
ッチして手動制御・調整を行うことができるから、手動
による制御・調整が極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体自動倉庫設備の主要部の平面
構成例を示す図である。
【図2】本発明に係る立体自動倉庫設備の端部とスタッ
カクレーンの側面構成例を示す図である。
【図3】本発明に係る立体自動倉庫設備の遠隔制御盤の
外観構成を示す図で、同図(a)は正面図、図3(b)
は側面図である。
【図4】本発明に係る立体自動倉庫設備の遠隔制御盤又
は搭載制御盤に携帯用入出力装置を接続した状態のブロ
ック構成を示す図である。
【図5】本発明に係る立体自動倉庫設備の携帯用入出力
装置及び搭載制御盤のブロック構成を示す図である。
【図6】本発明に係る立体自動倉庫設備の携帯用入出力
装置のタッチパネルに表示される操作メニュー画面を示
す図である。
【図7】本発明に係る立体自動倉庫設備の携帯用入出力
装置のタッチパネルに表示される運転操作画面を示す図
である。
【図8】本発明に係る立体自動倉庫設備の携帯用入出力
装置のタッチパネルの表示例を示す図である。
【図9】本発明に係る立体自動倉庫設備の携帯用入出力
装置のタッチパネルの表示例を示す図である。
【図10】本発明に係る立体自動倉庫設備の携帯用入出
力装置のタッチパネルの表示例を示す図である。
【図11】本発明に係る立体自動倉庫設備の携帯用入出
力装置のタッチパネルの表示例を示す図である。
【図12】図12(a)は遠隔制御盤に携帯用入出力装
置を接続して手動操作する場合の流れ、図12(b)は
搭載制御盤に携帯用入出力装置を接続して手動操作する
場合の流れを示す図である。
【符号の説明】
10 棚 11 荷収納空間 12 走行レール 13 スタッカクレーン 14 安全柵 15 遠隔制御盤 16 安全プラグ 18 下フレーム 19 上フレーム 20 縦フレーム 21 縦フレーム 22 走行車輪 23 走行車輪 24 走行モータ 25 荷搬出入機構 26 フォーク 27 荷検出センサ 28 吊り索 29 巻上装置 30 搭載制御盤 31 光伝送手段 32 光伝送手段 33 駆動装置 34 各センサ 35 周辺機器 36 上位コントローラ 40 携帯用入出力装置 41 接続ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔制御盤、搬送機器に搭載された搭載
    制御盤を具備し、該遠隔制御盤からの前記搭載制御盤を
    介して搬送機器を制御するように構成された荷搬送設備
    において、 携帯用入出力装置を備え、該携帯用入出力装置を前記遠
    隔制御盤や前記搭載制御盤に接続し手動で前記搬送機器
    を制御・調整できるように構成すると共に、前記遠隔制
    御盤を通して前記搬送機器の遠隔自動運転を行うときに
    は、前記携帯用入出力装置を自動運転モニタとして使用
    できるように構成したことを特徴とする荷搬送設備。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の荷搬送設備において、 前記携帯用入出力装置は前記遠隔制御盤に着脱自在に構
    成されており、前記搬送機器を手動運転・調整を行うと
    きは該携帯用入出力装置を前記搭載制御盤に接続して行
    うことを特徴とする荷搬送設備。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の荷搬送設備にお
    いて、 前記携帯用入出力装置はタッチパネルを具備し、該タッ
    チパネルに表示された手動操作画面を表示し、該表示さ
    れた手動操作画面をタッチして信号の入出力ができるよ
    うに構成したことを特徴とする荷搬送設備。
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