JP2002171142A - 受光装置 - Google Patents
受光装置Info
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Abstract
び、ダイナミックレンジの狭帯化を伴うことなく、受光
感度を向上させることができるようにした受光装置を提
供する。 【解決手段】 入射光の強度に応じてフォトダイオード
1が発生する電流IPDをダイオード接続されたMOS型
の電界効果トランジスタ4に流すことにより、電流IPD
を対数変換して得られる電圧VPDを生成し、この電圧V
PDをオフセット電圧VOSだけシフトさせてMOS型の電
界効果トランジスタ5のゲート−ソース間に印加し、ト
ランジスタ5のドレイン電流IDを演算増幅器2の反転入
力端子(−)と出力端子との間に接続された抵抗3に流
すことにより電圧に変換する。
Description
ビデオカメラ等に用いる光信号を電気信号に変換する受
光装置に関するものである。
フォトダイオード1は、アノードがグランドGNDに接
続されており、カソードが演算増幅器2の反転入力端子
(−)に接続されている。演算増幅器2は、非反転入力
端子(+)には所定の直流電圧Vrefが印加されてお
り、出力端子が抵抗3を介して反転入力端子(−)に接
続されている。そして、演算増幅器2の出力端子が外部
端子OUTに接続されている。
じた光電流IPDが図5に矢印で示す方向に流れる。そし
て、この光電流IPDは、演算増幅器2の出力端子から抵
抗3を介して流れると見なすことができる。また、演算
増幅器2には負帰還がかかっているので、演算増幅器2
の非反転入力端子(+)と反転入力端子(−)との電圧
は等しいと見なすことができる。したがって、外部端子
OUTに発生する電圧VOは、抵抗3の抵抗値をRとす
ると、 VO=IPD・R+Vref となる。
成の受光装置では、受光感度を良くするためには、抵抗
3の抵抗値を大きくしなければならず、集積化する場合
には、チップサイズが大きくなるとともに、時定数が大
きくなって周波数特性が悪化するという問題を招く。ま
た、抵抗3の抵抗値を大きくすると、ダイナミックレン
ジが狭くなってしまう。特に、本構成の受光装置を1つ
の画素として多数有する画像装置の場合、チップサイズ
の増大を抑える必要がある。
抑えながら、周波数特性の悪化、及び、ダイナミックレ
ンジの狭帯化を伴うことなく、受光感度を向上させるこ
とができるようにした受光装置を提供することを目的と
する。
め、本発明の受光装置では、入射光の強度に応じた電流
を発生する光電変換部と、該光電変換部で発生した電流
を対数変換して得られる電圧を生成する対数変換部と、
該対数変換部で生成された電圧を所定値だけシフトさせ
るオフセット部と、前記対数変換部と前記オフセット部
とで得られた電圧がゲート−ソース間に印加される電界
効果トランジスタと、該トランジスタのドレイン電流を
抵抗に流すことにより電圧に変換する電流電圧変換部
と、を備えている。
フト量を適切に設定しておけば、入射光の強度に応じて
光電変換部に発生する光電流よりも大きな値の電流が電
流/電圧変換部の抵抗に流れる。また、光電流が所定値
以上であるときには、電流/電圧変換部の抵抗に流れる
電流が光電流の増加に伴って対数関数的に増加する。
を参照しながら説明する。本発明の第1実施形態である
受光装置の回路図を図1に示す。尚、同図に示す全ての
構成要素が1チップに集積化されている。フォトダイオ
ード1は、カソードが電源電圧VCCに接続されており、
アノードがnチャネルのMOS型の電界効果トランジス
タ4のドレインに接続されている。
所定の直流電圧Vrefが印加されており、反転入力端子
(−)がnチャネルのMOS型の電界効果トランジスタ
5のドレインに接続されており、出力端子が外部端子O
UTに接続されている。演算増幅器2の反転入力端子
(−)と出力端子とが抵抗3を介して接続されている。
オード1のアノードに接続されており、ソースはオフセ
ット電圧VOSの電源7の+電極側に接続されており、ゲ
ート−ドレイン間が短絡されている。電源7の−電極側
はグランドGNDに接続されている。
ード1のアノードとトランジスタ4のドレインとの接続
中点に接続されており、ソースがグランドGNDに接続
されており、ドレインが演算増幅器2の反転入力端子
(−)と抵抗3との接続中点に接続されている。
する電圧VOは、トランジスタ5のドレイン電流をID、
抵抗3の値をRとすると、 VO=ID・R+Vref となる。
ス間は電流を対数的に電圧に変換する素子として機能す
るので、トランジスタ5のゲートには、入射光の強度に
応じてフォトダイオード1に流れる光電流IPDを対数変
換して得られる電圧VPDとオフセット電圧VOSとの和が
印加される。
切に設定しておけば、光電流IPDよりも大きな値の電流
をトランジスタ5のドレイン電流IDとして得ることが
できる。これにより、抵抗3の値を大きくすることな
く、すなわち、チップサイズの増大、及び、周波数特性
の悪化を伴うことなく、受光感度を向上させることがで
きる。
には、光電流IPDの増加に伴ってトランジスタ5のドレ
イン電流IDが対数関数的に増加するので、光電流IPD
と出力電圧VOとの関係が図4にBで示すようになり、
ダイナミックレンジが狭くなるのを防止することができ
る。尚、図4中のAは従来技術として示した図5におけ
る特性を示している。
路図を図2に示す。尚、同図に示す全ての構成要素が1
チップに集積化されている。フォトダイオード1は、カ
ソードが電源電圧VCCに接続されており、アノードがn
チャネルのMOS型の電界効果トランジスタ4のドレイ
ン、及び、演算増幅器6の反転入力端子(−)に接続さ
れている。
所定の直流電圧Vrefが印加されており、反転入力端子
(−)がnチャネルのMOS型の電界効果トランジスタ
5のドレインに接続されており、出力端子が外部端子O
UTに接続されている。演算増幅器2の反転入力端子
(−)と出力端子とが抵抗3を介して接続されている。
オード1のアノードと演算増幅器6の非反転入力端子
(+)との接続中点に接続されており、ソースが演算増
幅器6の出力端子、及び、トランジスタ5のソースに接
続されており、ゲート−ドレイン間が短絡されている。
圧VOSの2倍の電源8の+電極側に接続されており、ド
レインが演算増幅器2の反転入力端子(−)と抵抗3と
の接続中点に接続されており、ソースがトランジスタ4
のソース及び演算増幅器6の出力端子に接続されてい
る。電源8の−電極側はグランドに接続されている。
オフセット電圧VOSの電源7の+電極側に接続されてお
り、反転入力端子(−)がフォトダイオード1のアノー
ド、及び、トランジスタ4のドレインに接続されてお
り、出力端子がトランジスタ4のソース及びトランジス
タ5のソースに接続されている。電源7の−電極側はグ
ランドGNDに接続されている。
路図を図3に示す。尚、同図に示す全ての構成要素が1
チップに集積化されている。この第3実施形態では、上
記第2実施形態において、演算増幅器6の非反転入力端
子(+)に接続されていたオフセット電源をなくすとと
もに、トランジスタ4のソースにオフセット電圧VOSの
電源7の+電極側を接続し、この電源7の−電極側をト
ランジスタ5のソース、及び、演算増幅器6の出力端子
に接続し、トランジスタ5のゲートをグランドGNDに
接続した構成である。
トランジスタ5のゲート−ソース間には、上記第1実施
形態と同様に、入射光の強度に応じてフォトダイオード
1に流れる光電流IPDを対数変換して得られる電圧VPD
とオフセット電圧VOSとの和が印加されるので、オフセ
ット電圧VOSの値を適切に設定しておけば、光電流I PD
よりも大きな値の電流がトランジスタ5のドレイン電流
IDとして得られるとともに、光電流IPDと出力電圧VO
との関係が図4にBで示すようになり、チップサイズの
増大、周波数特性の悪化、及び、ダイナミックレンジの
狭帯化を伴うことなく、受光感度を向上させることがで
きる。
によれば、入射光の強度に応じて光電変換部に発生する
光電流よりも大きな値の電流を電流/電圧変換部の抵抗
に流すことができるので、受光感度を向上させるにあた
って上記抵抗の値を大きくすることによるチップサイズ
の増大を抑えながら、周波数特性の悪化、及び、ダイナ
ミックレンジの狭帯化を伴うことなく、受光感度を向上
させることができるようになる。また、第1及び第2の
実施形態の受光装置を用いた画像装置では、オフセット
電圧源を共通化することができ、チップサイズの増大が
さらに少なくて済むようになる。
図である。
図である。
図である。
圧との関係を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 入射光の強度に応じた電流を発生する光
電変換部と、該光電変換部で発生した電流を対数変換し
て得られる電圧を生成する対数変換部と、該対数変換部
で生成された電圧を所定値だけシフトさせるオフセット
部と、前記対数変換部と前記オフセット部とで得られた
電圧がゲート−ソース間に印加される電界効果トランジ
スタと、該トランジスタのドレイン電流を抵抗に流すこ
とにより電圧に変換する電流電圧変換部と、を備えたこ
とを特徴とする受光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000369557A JP4610075B2 (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 受光装置 |
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Publications (2)
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KR100509907B1 (ko) * | 2003-01-08 | 2005-08-24 | 주식회사 에이디텍 | 포토 다이오드 회로 |
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2000
- 2000-12-05 JP JP2000369557A patent/JP4610075B2/ja not_active Expired - Fee Related
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