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JP2001338077A - インターネットを通じた語学レッスン方法、語学レッスンシステム及び記録媒体 - Google Patents

インターネットを通じた語学レッスン方法、語学レッスンシステム及び記録媒体

Info

Publication number
JP2001338077A
JP2001338077A JP2000153534A JP2000153534A JP2001338077A JP 2001338077 A JP2001338077 A JP 2001338077A JP 2000153534 A JP2000153534 A JP 2000153534A JP 2000153534 A JP2000153534 A JP 2000153534A JP 2001338077 A JP2001338077 A JP 2001338077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
avatar
host server
user
cyber
student
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000153534A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Ozaki
修司 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIGITAL PASSAGE KK
Original Assignee
DIGITAL PASSAGE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIGITAL PASSAGE KK filed Critical DIGITAL PASSAGE KK
Priority to JP2000153534A priority Critical patent/JP2001338077A/ja
Publication of JP2001338077A publication Critical patent/JP2001338077A/ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向通信の利点を生かした語学レッスン方
法、語学レッスンシステム及び記録媒体を提供する。 【課題を解決するための手段】 場面場面に応じた典型
的会話内容をホストサーバ2で作成し、その電子データ
をユーザ端末4に送ってモニタ10に表示し基礎的表現
の習得を行う基礎表現習得工程(ステップ10)と、ホ
ストサーバ2で構築した基礎的表現を使う場面を含むサ
イバーシティ内にユーザ端末4の利用者を代表する生徒
アバタS及び/又は先生アバタT等を登場させ先生アバ
タの主導で基礎表現習得工程において習得した基礎的表
現の使用練習を行う基礎的表現の使用練習工程(ステッ
プ20)と、そして、現実の状況を模したサイバーリア
リティ内で自分を代表する生徒アバタSから他の生徒ア
バタ及び/又はロボットアバタに話かけることにより、
あるいは、その逆により実践的な会話を行う実践的会話
練習工程(ステップ30)とを含んで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、語学レッスン方
法、語学レッスンシステム及び記録媒体に係り、特に、
語学レッスンを主催するホストサーバと利用者のユーザ
端末とがインターネット等の通信回線を介して相互に接
続されてなる環境において、場面場面における表現を実
際の会話に極めて似た状況を形成しその中で習得する語
学レッスン方法、語学レッスンシステム及び記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、語学の習得は、教室に通ってクラス
レッスンを受ける方法、テキストを参考にしながらC
D,テープを再生して聞く方法、あるいは、テレビやラ
ジオの番組を聞く方法等があった。これらの従来方法
は、それぞれ、短所長所があった。第一のクラスレッス
ンを受ける方法は、長期間にわたって決められた日時に
教室に通うのが大変である、スケジュールが固定的であ
る、小人数では費用がかかり大人数では個々の生徒の実
力にあったきめの細かい指導ができない、学習の習得状
況の把握がおろそかになり勝ちなど種々の問題があっ
た。
【0003】また、優秀な先生の確保も難しく、ネイテ
ィブと言われる教師を国内で比較的低賃金で雇い入れる
ことは至難の技である。第二のテキストを参照しながら
のテープ学習は、比較的、安価にできるメリットはある
ものの、変化に乏しく長続きしない、発音が正しいかど
うか等発言能力についての検証が不十分である、会話に
おいて最も大切な且つ日本人が最も不得手とする人との
コミュニケーション能力は身につかない等の問題があっ
た。さらに、第三のマスメディアを利用した方法は、第
二のテープ学習の問題に加えて、一方通行のレッスンで
状況に応じた対応能力が身につかない、受動的である、
定型的なものが多くバラエーティーに富んでいない等の
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況下、新しい
語学習得メディアとしてインターネットを利用して学習
教材を販売する取り組みも一部見られるようになってき
た。しかしながら、これは、従来、紙媒体やテープを使
って配布していた教材を電子情報に代えてオンラインで
配布しているに過ぎない。そして、学習方法自体は、ユ
ーザがモニタに教材を表示させ、また、教材の会話を再
生させて自習するもので、テープレッスンやテレビを通
じての学習と何ら変わるものではなかった。すなわち、
実際に海外に出かけて体験した時のような実践的な能力
を生徒につけさせることができるレッスン方法、語学レ
ッスンシステムは、未だ、提供されていないのが現状で
あった。
【0005】本発明が解決すべき課題は、語学レッスン
を主催するホストサーバと利用者のユーザ端末とがイン
ターネット等の通信回線を介して相互に接続されてなる
環境において、場面場面における表現を実際の会話に極
めて似た状況を形成しその中で習得する語学レッスン方
法、語学レッスンシステム及び記録媒体を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様は、
語学レッスンを主催するホストサーバと利用者のユーザ
端末とがインターネット等の通信回線を介して相互に接
続されてなる環境において、場面場面における表現を実
際の会話に極めて似た状況を形成しその中で習得する語
学レッスン方法に係る。本語学レッスン方法では、場面
場面に応じた典型的会話内容をホストサーバで作成し、
その電子データをユーザ端末に送ってモニタに表示し基
礎的表現の習得を行う基礎表現習得工程と、サイバーシ
ティ表示電子データ(以下、「サイバーシティ表示電子
データ」と略称する。)並びに当該サイバーシティ内に
ユーザ端末の利用者を代表する生徒アバタ及び/又はホ
ストサーバで制御するロボットアバタ、先生アバタ等を
登場させるソフトウエア(以下、「先生アバタ等登場ソ
フトウエア」と略称する。)をインターネット等の通信
回線を介して又はFD、CD、DVD、MO等の記録媒
体(本明細書においては、「記録媒体」と略称する。)
を介してユーザ端末に送りこれらを表示しながら、各ア
バタの会話を生成する音声データやその動き・位置情報
等の制御データ及び/又は画面の一部を変化させる制御
データ(本明細書においては、「音声データ等」と略称
する。)はインターネットを通じて相互に送受信し、ロ
ボットアバタ、先生アバタの主導で基礎表現習得工程に
おいて習得した基礎的表現の使用練習を行う基礎的表現
の使用練習工程と、そして、ホストサーバで構築した現
実の状況を模したサイバーリアリティを表示させる電子
データ(以下、「サイバーリアリティ表示電子データ」
と略称する。)並びにホストサーバに接続されている全
て又は任意数のユーザ端末の利用者を代表する生徒アバ
タ及び/又はホストサーバで制御するロボットアバタを
サイバーリアリティに登場させるソフトウエア(以下、
「サイバーリアリティへのロボットアバタ等登場ソフト
ウエア」と略称する。)をインターネット等の通信回線
を介して又は記録媒体に記録してユーザ端末に送りこれ
らを表示しながら、音声データ等はインターネットを通
じて相互に送受信し、それにより、自分を代表する生徒
アバタから他の生徒アバタ及び/又はロボットアバタに
話かけることにより、あるいは、その逆により実践的な
会話を行う実践的会話練習工程とを含んで構成されてな
る語学レッスン方法を提供する。
【0007】本発明の語学レッスン方法では、語学の習
得を、3段階に分け、第一の基礎表現習得工程におい
て、場面場面に応じた典型的会話内容をユーザ端末に送
信して基礎的表現の習得を行う。かかる典型的会話内容
は、計画された会話であるが、会話などの音声データ等
はインターネット等の通信回線を介して双方向に通信さ
れるため、先生はユーザ端末の生徒と双方向にコミュニ
ケーションをとりながら、すなわち、習得の具合を図り
ながらレッスンを行うことができる。
【0008】第二の基礎的表現の使用練習工程では、ホ
ストサーバで構築した基礎的表現を使う場面を含むサイ
バーシティをホストサーバ上で構築し、このサイバーシ
ティ内に当該ユーザ端末の利用者を代表する生徒アバタ
及び/又はホストサーバから派遣されるロボットアバ
タ、先生アバタ等を登場させて会話練習を行う。サイバ
ーシティ表示電子データや先生アバタ等登場ソフトウエ
アはインターネット等の通信回線を介して又は記録媒体
に記録してユーザ端末に送りこれらを表示する。一方、
音声データ等は通信回線を通じて相互に送受信する。こ
のように、ユーザ端末の利用者は、当該ユーザ端末のモ
ニタに表示されたサイバーシティにおける典型的場面を
擬似的に体験しながら会話の練習をロボットアバタ、先
生アバタの指導下で行う。この会話の中身は、基礎表現
習得工程において習得した基礎的表現であり、このよう
な擬似的体験を通して本当の会話力を身につけていく。
これにより、コミュニケーション力が付くと共に、自信
がでてくることとなる。
【0009】最後に、先生アバタの指導から独立して、
独り立ちによる体験をサイバーリアリティの中で行う。
このサイバーリアリティは、ホストサーバ上に構築され
るもので、ホストサーバに接続されている全て又は任意
数のユーザ端末の利用者を代表する生徒アバタ及び/又
はホストサーバにて用意したロボットアバタが登場する
日常環境に近い仮想の空間を言う。このようなサイバー
リアリティ画像を通信回線を介して又は記録媒体に記録
してユーザ端末に送りこれらを表示する。一方、各アバ
タの会話を生成する音声データ等の制御データは通信回
線を通じて相互に送受信する。ユーザ端末の利用者は、
自分を代表する生徒アバタから他の生徒アバタ及び/又
はロボットアバタに話かけることにより、あるいは、そ
の逆を行うことにより実践的な会話を行う。ここでの会
話は、計画されたものであったり、全く、その場面に応
じて偶発的に発生するものであったりする。
【0010】このような3段階の学習ステップを通し
て、すなわち、基本的表現の習得、それをロボットアバ
タ、先生アバタの指導下でそのような場面を疑似体験し
ながら使用し、最後に、独り立ちした状態で自由に使い
こなすことにより、生徒にコミュニケーション力及び積
極性を身につけさせるものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の語学レッスン方法において、実践的会話練習工程の代
わりに又はその前工程として、サイバーシティに生徒ア
バタを登場させロボットアバタとの間で基礎表現習得工
程において習得した基礎的表現の使用練習を行う基礎的
表現独習工程を含んでなることを特徴とする。独り立ち
した状態で自由に使いこなす練習を行う代わりに又はそ
の前工程として基礎的表現の独習を行う。これにより、
生徒にコミュニケーション力及び積極性を身につけさせ
る準備段階を提供する。
【0012】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の語学レッスン方法において、基礎表現習得工
程は、それぞれの端末のモニタに、その端末を使用して
いるユーザ自身並びにそのユーザと通信回線を介してコ
ミュニケーションをしている相手の映像、化身等のアバ
タ及び音声調整手段を稼動させるソフトウエア(以下、
「アバタ表示・音声調整手段稼動ソフトウエア」と略称
する。)をそれぞれのコンピュータに搭載する工程と、
コミュニケーションをとるにあたって、それぞれの又は
特定の端末において、ユーザ自身及び相手の音声を、音
声調整手段を用いて調節する工程と、そして、インター
ネットを通じて受信された及び/又はユーザ自身により
入力された音声データ等に基づき音声を発生させ、アバ
タを動かし、画面の一部を変化させる等の制御(以下、
「アバタ制御」と略称する。)を行う工程とを含んで構
成されてなることを特徴とする。
【0013】ユーザ自身並びにそのユーザと通信回線を
介してコミュニケーションをしている相手(この場合、
ロボット又は先生)の映像そのもの、あるいは、人物
像、アニメ、化身等のアバタを、それぞれのモニタに映
し出し、そのようなアバタを通じてコミュニケーション
をとる。実際に、その場所に居合わせてコミュニケーシ
ョンをとっているような利点がある。また、アバタ毎に
又は共通して使用可能なように設けられた音声調整手段
により、音声を調節することにより、コミュニケーショ
ンをとる上で最適の状況を簡単に作り上げる。ここで、
音声調整は、音量、雑音の除去、高音及び/又は低音領
域のカット域値のいずれか1つ又はそれらの任意の組み
合わせを調節するものとすることができる。通信回線を
通じたコミュニケーションにおいて問題となる相手及び
自分の声の大きさ、雑音の除去、高音域及び/又は低音
域のカット量を調節することにより、聞き取り易い音声
とする。
【0014】本発明の第二の態様は、語学レッスンを主
催するホストサーバと利用者のユーザ端末とがインター
ネット等の通信回線を介して相互に接続されてなる環境
において、場面場面における表現を実際の会話に極めて
似た状況を形成しその中で習得する語学レッスン方法で
あって、サイバーシティ表示電子データ並びに先生アバ
タ等登場ソフトウエアをインターネット等の通信回線を
介して又は記録媒体に記録してユーザ端末に送りこれら
を表示する工程と、音声データ等はインターネット等の
通信回線を通じて相互に送受信する工程と、そして、ユ
ーザ端末において、所定の画面に従って、ロボットアバ
タ、先生アバタの主導で当該利用者に基礎表現習得工程
において習得した基礎的表現を含む発言を促しその使用
練習を行う工程とを含んで構成されてなることを特徴と
する語学レッスン方法を提供する。
【0015】請求項5に記載の本発明は、請求項4に記
載の語学レッスン方法において、ユーザ端末のモニタ
に、その端末を使用しているユーザ自身並びにそのユー
ザと通信回線を介してコミュニケーションをしている相
手の映像、化身等のアバタを表示し、アバタ制御を行
い、さらに、会話を行う者の音声調節を実行するソフト
ウエアをそれぞれのコンピュータに搭載する工程と、そ
して、コミュニケーションをとるにあたって、それぞれ
の又は特定の端末において、ユーザ自身及び相手の音声
を調節する工程とを含んで構成されてなることを特徴と
する。
【0016】請求項6に記載の本発明は、請求項4又は
5に記載の語学レッスン方法において、さらに、先生ア
バタは、その言語を得意とする海外在住の且つその場面
に精通する者により担当されると共に、計画されたレッ
スンの他にトピックスとして当該先生アバタの個人的知
識を披露してもらう時間を含んで構成されてなることを
特徴とする。インターネットを用いることにより先生が
国内に居住する必要がなくなる。そこで、ネイティブ又
はネイティブに匹敵する語学能力を有する人材を広く世
界に求めることができる。より優秀な人材を安価に確保
することができる。また、生徒の側も、より自然に近い
形での語学を習うことができる。
【0017】本発明の第三の態様は、語学レッスンを主
催するホストサーバと利用者のユーザ端末とがインター
ネット等の通信回線を介して相互に接続されてなる環境
において、場面場面における表現を実際の会話に極めて
似た状況を形成しその中で習得する語学レッスン方法で
あって、サイバーリアリティ表示電子データをホストサ
ーバで構築する工程と、サイバーリアリティ表示電子デ
ータ並びにサイバーリアリティへのロボットアバタ等登
場ソフトウエアをインターネット等の通信回線を介して
又は記録媒体に記録してユーザ端末に送りこれらを表示
する工程と、音声データ等はインターネット等の通信回
線を通じて相互に送受信し、それにより、自分を代表す
る生徒アバタから他の生徒アバタ及び/又はロボットア
バタに話かけることにより、あるいは、その逆により実
践的な会話を行う実践的会話練習工程とを含んで構成さ
れてなる語学レッスン方法を提供する。
【0018】請求項7に記載の本発明は、請求項6に記
載の語学レッスン方法において、さらに、サイバーリア
リティに登場する生徒アバタは、利用者からの「会話は
しない」旨の意思表示を示す標識、ホストサーバで利用
者毎に付与した得意言語を表示する旗その他の標識、語
学力のランクを示す標識等のデータ上のフラッグに従っ
てマッチングをして選択する工程を含んでなることを特
徴とする。請求項9に記載の本発明は、請求項7又は8
に記載の語学レッスン方法において、ロボットアバタ
は、現実に商品・サービスを提供する商業会社・個人を
代表するものであり、該語学レッスン方法は、さらに、
サイバーリアリティにおけるインターネットショッピン
グを通じて外国語で商談を行う工程を含んでなることを
特徴とする。
【0019】請求項10に記載の本発明は、請求項9に
記載の語学レッスン方法において、さらに、サイバーリ
アリティ画像に、現実の商品・サービスの提供又は購入
に伴う通訳、輸出入業務代行、輸送、法律相談、税務相
談等の付帯サービスを提供するサービスカウンタを設け
る工程を含んでなることを特徴とする。本発明の第四の
態様は、語学レッスンを主催するホストサーバと利用者
のユーザ端末とがインターネット等の通信回線を介して
相互に接続されてなる環境において、場面場面における
表現を実際の会話に極めて似た状況を形成しその中で習
得する語学レッスンシステムを提供する。
【0020】ホストサーバには、場面場面に応じた典型
的会話内容を記録するメモリと、当該メモリに記録され
た典型的会話内容についての電子データを呼び出し記録
媒体に記録する及び/又はインターネット等の通信回線
を介してユーザ端末に送る典型的会話内容の送付手段
と、典型的会話内容を使う場面を含む映像上のサイバー
シティをホストサーバ上で構築するサイバーシティ構築
手段と、サイバーシティ表示電子データ並びに先生アバ
タ等登場ソフトウエアを記録媒体に記録する及び/又は
インターネット等の通信回線を介してユーザ端末に送る
サイバーシティ表示電子データ等の送付手段と、サイバ
ーリアリティをホストサーバ上で構築するサイバーリア
リティ構築手段と、サイバーリアリティ表示電子データ
並びにサイバーリアリティへのロボットアバタ等登場ソ
フトウエアを記録媒体に記録する及び/又はインターネ
ット等の通信回線を介してユーザ端末に送るサイバーリ
アリティ画像表示電子データ等の送付手段と、そして、
音声データ等を逐次インターネット等の通信回線を通じ
て相互にリアルタイムで送受信するデータ送受信手段と
が設けられている。
【0021】一方、ユーザ端末には、ホストサーバから
記録媒体の形で又は通信回線を介して送られてくる典型
的会話内容についての電子データを手順に従って当該ユ
ーザ端末のモニタに表示する典型的会話内容表示手段
と、記録媒体の形で又は通信回線を介して送られてくる
サイバーシティ表示電子データ等に従って、サイバーシ
ティ内に生徒アバタ、ロボットアバタ、先生アバタ等を
登場させてユーザ端末のモニタに表示すると共に、手順
に従って、ロボットアバタ、先生アバタの指導の下、場
面に応じた基礎的表現の使用練習を、リアルタイムに送
受信された音声データ等に基づき各アバタに会話をさせ
ながら、動きをさせながら及び/又は画面の一部を変化
させながら行わせるサイバーシティ表示手段と、そし
て、ホストサーバから記録媒体の形で又は通信回線を介
して送られてくるサイバーリアリティ画像を当該ユーザ
端末のモニタに表示すると共にリアルタイムに送受信さ
れた音声データ等に基づき各アバタに会話をさせなが
ら、動きをさせながら及び/又は画面の一部を変化させ
ながら自分を代表する生徒アバタから他の生徒アバタ及
び/又はロボットアバタに話かけることにより、あるい
は、その逆により実践的な会話を行うサイバーリアリテ
ィ画像表示手段とが設けられている。ホストサーバから
記録媒体の形で又は通信回線を介して送られてくる典型
的会話内容についての電子データ、サイバーシティ表示
電子データ等並びにサイバーリアリティ画像等は、一
旦、ユーザ端末のメモリに記録し、それを呼びだすこと
により所定の操作を行うようにすることももちろんでき
る。
【0022】請求項12に記載の本発明は、請求項11
に記載の語学レッスンシステムにおいて、ホストサーバ
は、サイバーリアリティ画像表示電子データ等の送付手
段の代わりに又はそれに加えて、サイバーシティに生徒
アバタを登場させ、ロボットアバタとの間で基礎表現習
得工程において習得した基礎的表現の使用練習を行わせ
る基礎的表現独習用電子データを送付する送付手段を含
んでおり、一方、ユーザ端末は、サイバーリアリティ画
像表示手段の代わりに又はそれに加えて、記録媒体の形
で又は通信回線を介して送られてくるサイバーシティ表
示電子データ等に従って、サイバーシティ内に当該ユー
ザ端末の利用者を代表する生徒アバタ及び/又はホスト
サーバから派遣されるロボットアバタを登場させてユー
ザ端末のモニタに表示すると共に、手順に従って、ロボ
ットアバタと場面に応じた基礎的表現の使用練習を、リ
アルタイムに送受信された音声データ等に基づき各アバ
タに会話をさせながら、動きをさせながら及び/又は画
面の一部を変化させながら行わせる基礎的表現独習画面
表示手段を含んでなることを特徴とする。
【0023】請求項13に記載の本発明は、請求項11
又は12に記載の語学レッスンシステムにおいて、ユー
ザ端末のコンピュータが、アバタ表示・音声調整手段稼
動ソフトウエアを記録するメモリと、メモリからアバタ
表示・音声調整手段稼動ソフトウエアを呼び出し、モニ
タにアバタを表示し音声調整手段を稼動可能とするCP
U内のアバタ表示制御手段と、そして、ユーザによる音
声調整手段の調節に従って、ユーザ自身及び相手の音声
を調節するCPU内の音声調整制御手段とを含んで構成
されてなることを特徴とする。
【0024】本発明の第五の態様は、語学レッスンを主
催するホストサーバと利用者のユーザ端末とがインター
ネット等の通信回線を介して相互に接続されてなる環境
において、ホストサーバには、サイバーシティをホスト
サーバ上で構築するサイバーシティ構築手段と、サイバ
ーシティ表示電子データ並びに当該先生アバタ等登場ソ
フトウエアを記録媒体に記録する及び/又はインターネ
ット等の通信回線を介してユーザ端末に送るサイバーシ
ティ表示電子データ等の送付手段と、そして、音声デー
タ等を逐次インターネット等の通信回線を通じて相互に
リアルタイムで送受信するデータ送受信手段とが設けら
れており、一方、ユーザ端末には、記録媒体の形で又は
通信回線を介して送られてくるサイバーシティ表示電子
データ等に従って、生徒アバタ、ロボットアバタ、先生
アバタ等を登場させてユーザ端末のモニタに表示すると
共に、手順に従って、ロボットアバタ、先生アバタの指
導の下、場面に応じた基礎的表現の使用練習を、リアル
タイムに送受信された音声データ等に基づき各アバタに
会話をさせながら、動きをさせながら及び/又は画面の
一部を変化させながら行わせるサイバーシティ表示手段
とが設けられてなる語学レッスンシステムを提供する。
【0025】請求項15に記載の本発明は、請求項14
に記載の語学レッスンシステムにおいて、各ユーザ端末
の又は特定のユーザ端末は、アバタ表示・音声調整手段
稼動ソフトウエアを記録するメモリと、メモリからアバ
タ表示・音声調整手段稼動ソフトウエアを呼び出しモニ
タにアバタを表示すると共に音声調整手段を稼動可能と
するCPU内のアバタ表示制御手段と、そして、ユーザ
による音声調整手段の調節に従って、ユーザ自身及び相
手の音声を調節するCPU内の音声調整制御手段と を
含んで構成されてなることを特徴とする。
【0026】本発明の第六の態様は、語学レッスンを主
催するホストサーバと利用者のユーザ端末とがインター
ネット等の通信回線を介して相互に接続されてなる環境
において、場面場面における表現を実際の会話に極めて
似た状況を形成しその中で習得する語学レッスンシステ
ムであって、ホストサーバには、サイバーリアリティを
ホストサーバ上で構築するサイバーリアリティ構築手段
と、サイバーリアリティ表示電子データ並びにサイバー
リアリティへのロボットアバタ等登場ソフトウエアを記
録媒体に記録する及び/又はインターネット等の通信回
線を介してユーザ端末に送るサイバーリアリティ画像表
示電子データ等の送付手段と、そして、音声データ等を
逐次インターネット等の通信回線を通じて相互にリアル
タイムで送受信するデータ送受信手段とが設けられてお
り、ユーザ端末には、ホストサーバから記録媒体の形で
又は通信回線を介して送られてくるサイバーリアリティ
画像を当該ユーザ端末のモニタに表示すると共にリアル
タイムに送受信された音声データ等に基づき各アバタに
会話をさせながら、動きをさせながら及び/又は画面の
一部を変化させながら自分を代表する生徒アバタから他
の生徒アバタ及び/又はロボットアバタに話かけること
により、あるいはその逆に、他の生徒アバタ及び/又は
ロボットアバタより当該ユーザ端末の利用者を代表する
生徒アバタに話かけさせる実践的会話推進手段とが設け
られてなる語学レッスンシステムを提供する。
【0027】請求項17に記載の本発明は、請求項16
に記載の語学レッスンシステムにおいて、ホストサーバ
には、さらに、サイバーリアリティに登場する生徒アバ
タを、利用者からの「会話はしない」旨の意思表示を示
す標識、ホストサーバで利用者毎に付与した得意言語を
表示する旗その他の標識、語学力のランクを示す標識等
のデータ上のフラッグに従ってマッチングをして選択す
る生徒アバタ選択手段が設けられてなることを特徴とす
る。
【0028】請求項18に記載の本発明は、請求項16
又は17に記載の語学レッスンシステムにおいて、ロボ
ットアバタは、現実に商品・サービスを提供する商業会
社・個人を代表するものであり、ホストサーバには、さ
らに、サイバーリアリティ画像に、現実の商品・サービ
スの提供又は購入に伴う通訳、輸出入業務代行、輸送、
法律相談、税務相談等の付帯サービスを提供するサービ
スカウンタを設けるサービスカウンタ設置手段を設けて
なることを特徴とする。
【0029】本発明の第七の態様は、請求項1〜10の
いずれか1項に記載の語学レッスン方法を実行するプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインターネッ
トを通じた語学レッスン方法、語学レッスンシステム及
び記録媒体を図示された好ましい実施の形態に基づい
て、更に詳しく説明する。図1は、本発明に係る語学レ
ッスン方法の一実施形態のフローチャートである。本発
明に係る語学レッスン方法は、概略的に、基礎表現習得
工程(ステップ10)と、基礎的表現の使用練習工程(ス
テップ20)と、そして、実践的会話練習工程(ステップ
30)とを含んで構成されている。図示された好ましい
実施形態では、実践的会話練習工程(ステップ30)の前
工程として、サイバーシティに生徒アバタを登場させロ
ボットアバタとの間で基礎表現習得工程において習得し
た基礎的表現の使用練習を行う基礎的表現独習工程(ス
テップ40)を含んでいる。図示しないが、基礎的表現
独習工程(ステップ40)を、実践的会話練習工程(ス
テップ30)の代わりに用いることもできる。例えば、
サイバーシティ中をホストサーバ側で設定したルートを
辿って移動することにより、あるテーマについて一通り
必要な会話能力・知識を身に付けることができる、等の
使い方をすることができる。
【0031】本発明に係る語学レッスン方法を実施する
環境は、語学レッスンを主催するホストサーバと利用者
である生徒のユーザ端末とが、さらに、必要であれば先
生とがインターネット等の通信回線を介して相互に接続
されてなる環境である。そして、ユーザ端末(先生側端
末を含む。以下、同様。)のモニタに、場面場面におけ
る表現を実際の会話に極めて似た状況を作り出しその中
で各種の表現等を習得する。
【0032】本発明の語学レッスン方法では、語学の習
得を、3段階に分けて行っている。第一の基礎表現習得
工程(ステップ10)において、場面場面に応じた典型的
会話内容をユーザ端末に送信して基礎的表現の習得を行
う。かかる典型的会話内容は、計画された会話であっ
て、通信回線を介して接続されたホストサーバ2の先生
と生徒側ユーザ端末4の生徒とがインターネット5等の
通信回線を介して相互にコミュニケーションをとりなが
ら、すなわち、習得の具合を図りながら行われるもので
ある。本工程において、先生及び生徒を、画面上にアバ
タとして登場させることは必須ではない。しかしなが
ら、先生と生徒、あるいは、生徒間の親密さを向上させ
る意味からは、基礎的表現の使用練習工程(ステップ2
0)と同様に画面上にアバタとして登場させること好ま
しい。
【0033】この工程におけるレッスンは、先生と単数
又は複数の生徒とを結ぶ1対1(個人レッスン)又は1
対複数(小人数クラスレッスン)の関係の教室形式のレ
ッスンとすることができる。図2は、ホストサーバ2の
一人の先生と生徒側ユーザ端末4の4人の生徒とが教室
形式のレッスンを行う場合の典型的な画面を示す説明図
である。基礎表現習得工程では、少なくとも、アバタ及
び音声調整手段を稼動させるソフトウエアをそれぞれの
ユーザ端末に搭載する工程(ステップ11)と、ユーザ自
身及び先生又は他の生徒の音声を、モニタの音声調整手
段を用いてに調節する工程(ステップ12) を含んで構
成されている。図2に示された好ましい実施例では、音
声調整手段12aがモニタ10内に設置されるようにプ
ログラムされている。もちろん、コンピュータの矢印キ
ー等のハードウエアを用いて調節することができるよう
にプログラムすることもできる。
【0034】アバタとして、先生及びユーザ自身の映像
そのものを、ビデオカメラなどを利用して取り込み、所
定の映像処理をしてそれぞれの端末のモニタに表示する
ように構成することができる。人間の映像ということ
で、親密さが増しより自然なコミュニケーションをとる
ことができる利点がある。一方、内気な人の語学レッス
ン、人生相談、容姿に自身のない人、人種などが直接分
からない方が良いコミュニケーションでは、むしろ実際
の映像よりもアニメや化身等をアバタとして選択するこ
とが好ましい。アバタは、複数の部品からユーザが適宜
選択組み合わせて作成するように構築することもでき
る。二次元像だけでなく三次元のものもリアルで好まし
い。このアバタは、メモリに記憶して何回でも使用する
ことができる。また、アバタ毎にモニタに設けられた音
声調整手段で音声を調節することにより、コミュニケー
ションをとる上で最適の状況を簡単に作り上げることが
できる。
【0035】図示された好ましい実施例では、音声調整
工程が、音量、雑音の除去、高音及び/又は低音領域の
カット域値のいずれか1つ又はそれらの任意の組み合わ
せを調節するものであることを特徴とする。通信回線を
通じたコミュニケーションにおいて問題となるのは、先
ず、相手及び自分の声の大きさである。これを音声調整
手段、例えば、モニタに表示された各アバタに隣接して
設けられたボリューム摘み12aを調節することによっ
て、自分及び相手の声の大きさをちょうど良いレベルに
調節することができる。同様に、マイクに拾われる雑音
の除去、高音域及び/又は低音域のカット量を調節する
ことにより、実際の会話以上に聞き取り易い声とするこ
ともできる。
【0036】図示された好ましい実施形態では、先生が
使用するユーザ端末において生徒が使用するユーザ端末
の音声まで一括して調節し、それをインターネット5等
の通信回線を介して各ユーザ端末に送信するようにして
いる。もちろん、各ユーザ端末において独自に調節する
こともできる。
【0037】第二の基礎的表現の使用練習工程(ステッ
プ20)では、所定の場面を含む映像上のサイバーシテ
ィをホストサーバ上で構築し、このサイバーシティ内に
当該ユーザ端末の利用者を代表する生徒アバタ及び/又
はホストサーバから派遣されるロボットアバタ、先生ア
バタ等を登場させて会話練習を行う。サイバーシティ
は、視点を画面の外に置きサイバーシティを俯瞰するよ
うな画面とすることも、あるいは、生徒アバタの目から
サイバーシティを見るような画面とすることもできる。
もちろん、これら視点の異なる画面を、利用者の選択に
より随時切り替えるように構成することもできる。本工
程及び第三の実践的会話練習工程では、各種アバタT,
Sをモニタ10上に表示させることは必須である。サイ
バーシティの住人や仕事中の人々として、ホストサーバ
2側で制御するロボットアバタを登場させることもでき
る。
【0038】図3に示されているように、基礎的表現の
使用練習工程は、サイバーシティ表示電子データ並びに
当該先生アバタ等登場ソフトウエアをインターネット5
等の通信回線を介して又は記録媒体に記録してユーザ端
末4に送りこれらを表示する工程(ステップ21)と、
ユーザ端末4のモニタ10に各アバタを表示すると共
に、インターネット5等の通信回線を通じて受信された
及び/又はユーザ自身により入力された音声データ等
(例えば、サイバーシティ内の映画館において実際に映
画を上映する場合におけるスクリーンに写し出される映
画の電子データ)に基づき音声を発生させ、アバタを動
かし、画面の一部を変化させる等の制御を行い、さら
に、会話を行う者の音声調節を実行するソフトウエアを
それぞれのコンピュータに搭載する工程(ステップ2
2)と、音声データ等をインターネット5等の通信回線
を通じて相互に送受信する工程(ステップ23)と、コ
ミュニケーションをとるにあたって、それぞれの又は特
定の端末において、ユーザ自身及び相手の音声を調節す
る工程(ステップ24)と、そして、ユーザ端末におい
て、所定の画面に従って、ロボットアバタ、先生アバタ
の主導で当該利用者に基礎表現習得工程において習得し
た基礎的表現を含む発言を促し、その使用練習を行う工
程(ステップ25)とを含んで構成されている。
【0039】図示された好ましい実施例では、さらに、
先生アバタTは、その言語を得意とする海外在住の且つ
その場面に精通する者により担当される。この実施例で
は、計画されたレッスンの他にトピックスとして当該先
生アバタの個人的知識を披露してもらう時間を含んでい
る。インターネットを用いることにより先生が国内に居
住する必要がなくなる。そこで、ネイティブ又はネイテ
ィブに匹敵する語学能力を有する人材を広く世界に求め
ることができる。より優秀な人材を安価に確保すること
ができる。また、生徒の側も、より自然に近い形での語
学を習うことができる。
【0040】本基礎的表現の使用練習工程では、ユーザ
端末の利用者は、当該ユーザ端末のモニタに表示された
サイバーシティにおける典型的場面を擬似的に体験しな
がら会話の練習を先生アバタTの指導下で行う。この会
話の中身は、基礎表現習得工程において習得した基礎的
表現を含むものであり、このような擬似的体験を通して
本当の会話力を身につけていく。これにより、コミュニ
ケーション力が付くと共に、自信がでてくることとな
る。
【0041】第三の実践的会話練習工程(ステップ30)
は、現実の状況を模したサイバーリアリティを表示させ
る電子データをホストサーバで構築する工程(ステップ
31)と、サイバーリアリティ表示電子データ並びにホ
ストサーバに接続されている任意数のユーザ端末の利用
者(レベルや希望によって選択するっことができる)を
代表する生徒アバタ及び/又はホストサーバで制御する
ロボットアバタをサイバーリアリティに登場させるソフ
トウエアをインターネット5等の通信回線を介して又は
記録媒体に記録してユーザ端末に送りこれらを表示する
工程(ステップ32)と、音声データ等はインターネッ
ト5等の通信回線を通じて相互に送受信し、それによ
り、自分を代表する生徒アバタから他の生徒アバタ及び
/又はロボットアバタに話かけることにより、あるい
は、その逆により実践的な会話を行う実践的会話練習工
程(ステップ33)とを含んで構成されている。
【0042】サイバーリアリティ画像には、ホストサー
バに接続されている全て又は任意数のユーザ端末の利用
者を代表する生徒アバタ及び/又はホストサーバにて用
意したロボットアバタが登場する。これらアバタによっ
て現実の社会、あるいは、生活空間に相当するサイバー
リアリティがホストサーバ上で構築される。この実践的
会話練習工程では、第二の基礎的表現の使用練習工程と
異なり、先生や保護者の存在はない。その意味で、個々
の利用者は自己の責任と裁量により全ての行動、本サイ
バーリアリティ画像では、他のアバタとの会話を行うこ
ととなる。もちろん、ホストサーバを運営するレッスン
機関は、常時、利用者の会話内容をチェックし、語学習
得に必要な各種のアドバイスを行うようにすることがで
きる。
【0043】サイバーリアリティ画像では、その中をた
ち歩く他の生徒アバタと会話を楽しむこともできるし、
また逆に、自分が他の生徒アバタから話し掛けられると
いったことが行われる。あるいは、サイバーリアリティ
画像内のショップやレストラン、鉄道の職員や警察官等
といった仕事中の人々として登場しているロボットアバ
タと話をしたり、その逆に話し掛けられたりする。
【0044】好ましい実施例では、さらに、サイバーリ
アリティに登場する生徒アバタは、利用者からの「会話
はしない」旨の意思表示を示す標識、ホストサーバで利
用者毎に付与した得意言語を表示する旗その他の標識、
語学力のランクを示す標識等のデータ上のフラッグに従
ってホストサーバにおいてマッチングをして選択される
ことを特徴とする。これにより、各ユーザ端末において
表示された生徒アバタは、自分の実力にみあった者同士
となり会話の流れもスムースとなる効果がある。
【0045】他の好ましい実施例では、ロボットアバタ
が、現実に商品・サービスを提供する商業会社・個人を
代表するものとすることができる。現在、種々の企業・
団体がインターネット上で商取引を行っている。ショッ
ピングモールや既存のデパートが主催するオンラインシ
ョッピングが、その一例である。本工程のサイバーリア
リティにおいて、このようなバーチャルショッピングモ
ールを開設することができる。本発明に係る語学レッス
ン方法の好ましい実施例は、サイバーリアリティにおけ
るインターネットショッピングを通じて外国語で商談を
行う工程を含んでいる。実際の商取引を語学レッスンの
中に取り入れることにより、従来、受身であった又は責
任を負わされることないこの種のレッスンにおける受講
者に意識革命をもたらすことができる。真剣さが語学上
達の秘訣と言われているが、本発明の語学レッスン方法
は、レッスンの中にこれを始めて導入したものである。
【0046】ここで、このような真剣勝負の実社会にお
ける商取引における利用者の各種のリスクを軽減し、利
便性を高めるため、付帯サービスを提供するサービスカ
ウンタを設ける工程を含むようにすることが好ましい。
付帯サービスとしては、通訳、輸出入業務代行、輸送、
法律相談、税務相談等がある。このように、実践的会話
練習工程では、各利用者は、先生アバタの指導から独立
して、独り立ちによる体験をサイバーリアリティの中で
行う。このサイバーリアリティは、ホストサーバ上に構
築されるもので、ホストサーバに接続されている全て又
は任意数のユーザ端末の利用者を代表する生徒アバタ及
び/又はホストサーバにて用意したロボットアバタが登
場する日常環境に近い仮想の空間を言う。ユーザ端末の
利用者は、自分を代表する生徒アバタから他の生徒アバ
タ及び/又はロボットアバタに話かけることにより、あ
るいは、その逆により実践的な会話を行う。ここでの会
話は、計画されたものであったり、全く、その場面に応
じて偶発的に発生するものであったりする。
【0047】このような3段階の学習ステップを通し
て、すなわち、基本的表現の習得、それを先生アバタの
指導下でそのような場面を疑似体験しながら使用し、最
後に、独り立ちした状態で自由に使いこなすことによ
り、生徒にコミュニケーション力及び積極性を身につけ
させるものである。次に、上述した語学レッスン方法を
実行する本発明に係る語学レッスンシステムについて、
詳細に説明する。
【0048】図6に示された実施例は、先生と4人の生
徒とをインターネットで接続した本語学レッスンシステ
ムの構成図である。本システム1は、概略的に、教材の
製作、バーチャル語学レッスンの募集やスケジュール管
理、先生及び生徒のデータベース等各種の管理を行うホ
ストサーバ2、先生側端末3及び複数の生徒側端末4と
をインターネット5で接続したものである。前述したよ
うに、先生側端末3がホストサーバ2と独立してインタ
ーネット5に接続されている実施例を以下説明するが、
ホストサーバ2内に設置することももちろん可能であ
る。
【0049】ホストサーバ2には、図7に示されている
ように、演算処理装置6、記憶装置7及び読取装置8が
設けられている。読取装置8は、FD・MO・DVD等
の外部記録装置に記録された各種のソフトウエアやデー
タを読み取りホストサーバ2に取り入れることができ
る。演算処理装置6は、場面場面に応じた典型的会話内
容を記録するメモリ7に記録された典型的会話内容につ
いての電子データを呼び出し記録媒体に記録する及び/
又はインターネット5等の通信回線を介してユーザ端末
に送る典型的会話内容の送付手段6aと、典型的会話内
容を使う場面を含む映像上のサイバーシティをホストサ
ーバ上で構築するサイバーシティ構築手段6bと、ホス
トサーバに接続されている任意数のユーザ端末の利用者
を代表する生徒アバタ、ロボットアバタが登場するサイ
バーリアリティをホストサーバ上で構築するサイバーリ
アリティ構築手段6cと、サイバーシティ表示電子デー
タ並びに先生アバタ等登場ソフトウエアを記録媒体に記
録する及び/又はインターネット5等の通信回線を介し
てユーザ端末に送るサイバーシティ表示電子データ等の
送付手段6dと、そして、音声データ等を逐次インター
ネット5等の通信回線を通じて相互にリアルタイムで送
受信するデータ送受信手段6fとが設けられている。
【0050】図示された好ましい実施例では、ホストサ
ーバ2には、さらに、サイバーリアリティ画像に、現実
の商品・サービスの提供又は購入に伴う通訳、輸出入業
務代行、輸送、法律相談、税務相談等の付帯サービスを
提供するサービスカウンタを設けるサービスカウンタ設
置手段6eが設けられている。サイバーリアリティ画像
に存在するロボットアバタは、現実に商品・サービスを
提供する商業会社・個人を代表するものとすることがで
きる。そのような場合に、本システムの利用者が商取引
を行う際のリスクを軽減し、または、本システムの利便
性を高めるためである。
【0051】場面場面に応じた典型的会話内容は、ホス
トサーバ2を運営するレッスン機関が十分な検討をした
上で作成するもので、種々のテーマについて予め記憶装
置7に記憶しておく。テーマは、手紙を作成して郵送す
る、地下鉄を利用してどこかに出かける、エスニック料
理を作るといった通常の生活に関するものから、美術館
に行って印象派の画家の作品を鑑賞する、コンピュータ
を自分で組み立てる、学校教育における問題点とその解
決法といった教養・趣味に関するものまで需要のある限
りどのようなものも含まれる。本システムを学校教育そ
のものに利用することもできる。不登校児に対する教育
も可能となる。
【0052】サイバーシティやサイバーリアリティを構
築するためのデータは、直接、キーボード等の入力装置
を使って作成し、記憶装置7に記憶しておくこともでき
る。これらのデータの容量は、一般に極めて大きいもの
で、全てをインターネット5を通じて転送すると時間が
掛かり過ぎる恐れがある。そこで、生徒アバタ、先生ア
バタ、ロボットアバタ等の音声データ等は、逐次インタ
ーネット5等の通信回線を通じて相互にリアルタイムで
送受信する。そして、それ以外のデータ、すなわち、サ
イバーシティやサイバーリアリティを表示させる電子デ
ータ並びに各アバタについての音声データや口の動きや
移動といった制御データ以外のデータ、例えば、アバタ
の形態を定めるデータや画面上にそれらを登場させるソ
フトウエアは、記録媒体に記録して郵便等により生徒側
端末4及び/又は先生側端末3に送付することができ
る。それぞれの端末では、そのような基礎データを記録
媒体を通じで読み込むことにより、そして、アバタの発
声データや口・体の動き等を制御するデータはインター
ネット5を介してリアルタイムに取得し、これらをモニ
タ上で合成するようにして表示する。
【0053】各ユーザ端末20には、図8に示されてい
るように、CPU22、メモリ24、キーボードなどの
入力装置26、スピーカ等の音声発生装置27、そし
て、表示装置28が設けられている。メモリ24には、
表示装置28のモニタ10に、その端末を使用している
ユーザ自身並びにそのユーザと通信回線を介してコミュ
ニケーションをしている相手(ここでは他の生徒及び先
生)の映像、化身等のアバタ及び音声調整手段12aを
表示するソフトウエアを記録する。CPU22のアバタ
・音声調整手段表示制御部22aは、メモリ24から表
示ソフトウエアを呼び出し、モニタ10に先生アバタ
T,生徒アバタS及び音声調整手段12aを表示する。
CPU22の音声調整制御部22bは、各端末20のユ
ーザによる音声調整手段12aの調節に従って、ユーザ
自身及び相手の音声を調節する。
【0054】図示された好ましい実施例では、生徒側端
末4(先生側端末3を含む。以下、同じ)には、さら
に、ホストサーバ2から記録媒体の形で又は通信回線を
介して送られてくる典型的会話内容についての電子デー
タを手順に従って当該ユーザ端末のモニタ10に表示す
る典型的会話内容表示手段22cと、記録媒体の形で又
は通信回線を介して送られてくるサイバーシティ表示電
子データ等に従って、サイバーシティ内に当該ユーザ端
末の利用者を代表する生徒アバタS及び/又はホストサ
ーバから派遣されるロボットアバタ、先生アバタT等を
登場させてユーザ端末のモニタに表示すると共に、手順
に従って、ロボットアバタ、先生アバタの指導の下、場
面に応じた基礎的表現の使用練習を、リアルタイムに送
受信された音声データ等に基づき各アバタに会話をさせ
ながら、動きをさせながら及び/又は画面の一部を変化
させながら行わせるサイバーシティ表示手段22dと、
そして、ホストサーバ2から記録媒体の形で又は通信回
線を介して送られてくるサイバーリアリティ画像を当該
ユーザ端末のモニタに表示すると共にリアルタイムに送
受信された音声データ等に基づき各アバタに会話をさせ
ながら、動きをさせながら及び/又は画面の一部を変化
させながら自分を代表する生徒アバタから他の生徒アバ
タ及び/又はロボットアバタに話かけることにより、あ
るいは、その逆により実践的な会話を行うサイバーリア
リティ画像表示手段22eとが設けられている。
【0055】図2に示されているように、各モニタ10
は、コミュニケーション領域12と、そして、コンテン
ツ領域14とを有している。コミュニケーション領域1
2には、先生アバタT及び4人の生徒アバタSが表示さ
れる。アバタは、3次元キャラクターとすることがで
き、音声に応じて予め割り当てられた動作を行う。例え
ば、音声の発生と同時に口が動き出すといった行動を起
こす。また、長時間、生徒Sの発言や反応がなかった場
合に、目の表情がとろんとした状態となり、ある制限時
間を超えてそのような状態が続いた場合には眠ってしま
うように設計することもできる。これにより、先生に授
業に対する生徒Sの興味の度合いを知らせることができ
る。これらの音声データ等は、前述のように、逐次イン
ターネット5等の通信回線を通じて相互にリアルタイム
で送受信される。
【0056】各アバタには、それに関連して音量を調整
する音量調整摘み12aが設けられている。この音量調
整摘み12aは、図示されたものの他、種々の形式のも
のを採用し得る。数値を入れるもの、回転式ボリューム
摘み、複数の音量レベルの異なるボタン式のものなどで
ある。調整すべき対象も音量だけでなく、雑音の除去、
高音及び/又は低音領域のカット域値の調節等を通じ
て、実際の会話と同等又はそれ以上の環境を整えること
ができる。
【0057】コンテンツ領域14には、教育材料を表示
する教材エリア14aと、先生及び/又は生徒が自由に
書込みすることができる書込みエリア14bとが設けら
れている。教材は、基本的に、先生のみが書き込み可能
とする。教材は、語学レッスンを開催している学校の側
で周到に計画して用意するもので、みだりに変更すべき
ものではないからである。一方、英単語のスペルなど、
クラスの中で生徒や先生が書き込む必要がでてきたとき
には、書込みエリア14bを使用する。教材エリア14
aは、文字情報だけでなく、英会話の場面であるシーン
を動画で示したり、カラオケの歌詞のように発音すべき
会話をテロップで示したりすることができる。必要に応
じて、書込みエリア14bをそのような補助教材を映し
出す領域として利用することもできる。モニタ10とし
ては、先生用には、特別の画面を用意することもでき
る。例えば、生徒への質問の回数、質問のジャンル情
報、回答に対する得点などの欄を設けることができる。
これら情報は、クラス終了後に生徒毎にデータ処理さ
れ、データベース化される。
【0058】図6に示された実施例では、さらに、先生
は、その言語を得意とする海外在住の者を選定する。こ
れにより、各国の標準時の違いを利用して一日24時間
のいずれの時間帯においても無理なくクラスを編成する
ことができる。インターネットを用いることにより先生
が国内に居住する必要がなくなるからで、ネイティブ又
はネイティブに匹敵する語学能力を有する人材を広く世
界に求めることができる。より優秀な人材を安価に確保
することができる。また、生徒の側も、より自然に近い
形の語学を習うことができるし、日本における語学レッ
スン特有の馴れ合いなどの弊害がなくなる利点がある。
【0059】英語の講師を例にして説明すると、北米で
はアメリカ合衆国やカナダ、ヨーロッパではイギリス、
アフリカでは南アフリカ共和国、アジアではインド、シ
ンガポール、フィリピン、そして、オセアニアではオー
ストラリアやニュージーランドで英語を公用語としてい
る。従って、これらの国の人々を特別の資格を有するも
のでない場合にも講師とすることができる。前述の「ロ
ンドンの地下鉄をロンドン子のように使いこなす。」と
いったテーマでは、先生としてロンドン在住の高校生と
すれば、教材にはない生の情報を挟みながら色々な場所
に行ってみる、といった楽しい授業とすることができ
る。ロンドンの地下鉄は、緻密に路線網が形成されてい
るため、市内及びその近郊を回る交通手段といえる。各
鉄道のターミナルも地下鉄で結ばれていて大変便利であ
る。しかしながら、地下鉄のシステムは日本とは大きく
異なるため、初めてでそれを乗りこなすのは難しいとい
える。そこで、目的地を設定して、下車する駅や乗り継
ぎ駅の計画、切符の購入や検札の仕組み、運賃・切符の
種類など基本的な知識の学習を手始めに、地下鉄を利用
してミュージカルを見に行く、気に入ったジーンズを下
町まで買いに行くといった実生活に密着した体験を行う
こともできる。また、大英博物館では、ボランティアの
説明員や学芸員等の専門家を先生とする高度の内容のク
ラスとすることも可能である。
【0060】前述のように、本発明によれば、世界中に
散在している語学能力の高い人材、すなわち、他の国又
は地域に住んでいる人々の能力を語学レッスンに効率的
に利用することができる。これらの人材は、世界中に散
在していることから、特定の国、地域において行われる
インターネットを介しての語学レッスンが、一日のどの
時間帯に行われるとしても容易に対応可能となる。一
方、生徒の側も、内容、レベル、スタート時間等の異な
る多数のクラスから、自分の都合の良いものを自由に選
択して受講することができる。
【0061】(具体例)本語学レッスンシステムを用い
てニューヨークのマンハッタンに旅行に行く場合を想定
して作られたレッスンについて説明する。旅行は、空港
の入管手続き、税関申告、空港からホテルまでの移動、
ホテルでのチェックイン、夕食、翌日の朝食、ニューヨ
ーク市内観光、ブロードウエィでのミュージカル観賞、
ソーホーの散策、ティファニーでの買い物、夕食、ホテ
ルのチェックアウト、地下鉄・バス・タクシーの利用、
トラブルがあった場合の苦情、ロングアイランドへのオ
プショナルツアー申し込み、郵便の発送等の各種のテー
マから構成されている。
【0062】生徒側端末4がスケジュール表に記載の時
刻にホストサーバ2にアクセスすると、モニタ10にそ
の時刻に始まる各種のクラスの一覧表が表示される。そ
の中から、利用者は、所定のクラスを選択する。する
と、CPU22のアバタ・音声調整手段表示制御部22
aがメモリ24から典型的会話内容を表示させる電子デ
ータを呼び出し、図2に示されているような画面をユー
ザ端末4のモニタ10に表示する。図9は、空港の税関
申告における典型的な会話を表す説明図である。図中、
「旅行者」は、入国者である生徒アバタが発言すべき内
容、「担当官」は税関担当官が発言すべき内容である。
このような典型的会話内容は、FD・MO・DVD等の
記録媒体に記録されたものを読取装置等で読み取りメモ
リ24に記録しておくことができる。あるいは、生徒側
端末4がインターネット5を通じてホストサーバ2にア
クセスした後、ホストサーバ2の記憶装置7に記録して
あったものを呼び出し、生徒側端末4に送信することも
できる。送信されてきた典型的会話内容のデータはメモ
リ24に記録された後、前述と同様にして使用される。
【0063】この時、先生アバタは既にスタンバイした
状態で、コミュニケーション領域12に表示されてい
る。一の生徒の生徒側端末4では、従って、先生と当該
生徒のアバタの2人が表示されている。そして、他の利
用者が参加する度に、一人ずつ生徒アバタが表示され、
定員になり次第クラスが開始する。このように、参加す
る利用者、従って、生徒アバタが非固定的にクラスを構
成することも、固定した利用者、すなわち、同じ生徒ア
バタがクラスを形成するように構築することもできる。
【0064】生徒アバタが揃った段階でクラスが開始さ
れるが、内容に入る前に簡単な挨拶、前回から今回のレ
ッスンまでに起こった出来事などを、先生アバタが各生
徒アバタに質問等する。例えば、「Aさん、初めてのレ
ッスンですので、名前を教えて下さい。それと、ニュー
ヨークでは何が一番したいですか。」と質問する。それ
に対して、Aさんが「私は、鈴木XXです。ひらがなで
「XX」と書きます。ニューヨークでは、ブロードウエ
ィでキャッツを見てみたいと思っています。」と答えた
とします。以下、同様に他の生徒アバタにも質問しま
す。先生アバタ及び各生徒アバタの利用者は、このよう
なウオーミングアップとしての会話の間にそれぞれのア
バタについて音量その他の音声を調整する。これによ
り、レッスン中の会話の聞き取り環境を整えることが可
能となる。もちろん、この調整はクラス中のいつの時点
でも行うこともできる。
【0065】初めに、先生アバタが、飛行機から降りた
後どのような場所を通ってくるのか、税関の免税ブース
とはどのような場所か、税関申告の意味、どのようなこ
とを聞かれるのか、どのような事がトラブルの原因とな
るのか、あるいは、トラブルとなった場合どのような事
になるのかを写真や映像等を用いて説明することができ
る。本実施例では、このような一通りの説明が終わった
後、基礎表現習得工程に入る。モニタ10のコンテンツ
領域14に表示されている典型的会話内容に沿って、先
生アバタが入国者や税関担当官の役となって会話練習を
する。次に、生徒アバタ一人一人に同様の役割を担当さ
せ、基礎表現の習得を行わせる。この工程では、基礎的
表現の習得が主目的であるので、税関申告に関する事項
についての語彙、独特の言い回しについて学習する。レ
ッスンの手法については、上述の他種々の方法がある。
【0066】第二の基礎的表現の使用練習工程(ステッ
プ20)では、基礎表現習得工程で学習した典型的な会
話内容、基礎的表現を用いて、モニタ10に表示された
サイバーシティにおける典型的場面を擬似的に体験しな
がら、会話の練習をロボットアバタや先生アバタの指導
下で行う。本具体例では、ニューヨークの国際空港であ
るJFK(ジョン・エフ・ケネディ)国際空港の映像を
用いて擬似体験をすることとなる。従って、サイバーシ
ティは、JFK国際空港のサテライトから税関カウンタ
ーまでの映像となる。このサイバーシティに、先生アバ
タTと4人の生徒アバタSとが登場し、他のお客と共に
飛行機から降り、サテライトの表示に従って、税関カウ
ンターのある部屋まで移動する。そして、自分の順番が
きたら、カウンターに進んで税関担当官と典型的会話内
容を実際に発言し基礎的表現が正しく使いこなせるかを
練習する。
【0067】サテライトの移動中、先生アバタTは標識
の意味、例えば、「transit」とはどのような意味であ
るのかといった、基礎表現習得工程で習った語彙の理解
度を試す質問を行ったりする。また、国内線に乗り継ぐ
時の方法や、ビジネスクラス以上の乗客に対するラウン
ジサービス等空港やその利用の仕方についての基礎的知
識を習得する。図示された好ましい実施形態では、実践
的会話練習工程の代わりに又はその前工程として、サイ
バーシティに生徒アバタを登場させ、ロボットアバタと
の間で基礎表現習得工程において習得した基礎的表現の
使用練習を独習で行う。独り立ちした状態で自由に使い
こなす練習を行う代わりに又はその前工程として基礎的
表現の独習を行うことにより、生徒にコミュニケーショ
ン力及び積極性を身につけさせることができる。
【0068】実生活における人々は自由に生活空間を移
動し、その中で活動する。第三の実践的会話練習工程で
は、これをサイバーリアリティの中で擬似的に体験し、
その中に存在する種々のアバタと会話を行う。本具体例
では、シカゴのオーヘア国際空港、ワシントン州のシア
トル・タコマ国際空港等世界各地の空港におけるサイバ
ーリアリティを用意しておく。そして、いずれかのサイ
バーリアリティに生徒アバタSが一人で登場し、空港内
の他のアバタと種々の会話を行う。他のアバタとして
は、ホストサーバ2に接続されている全て又は任意数の
ユーザ端末4の利用者を代表する生徒アバタT及び/又
はホストサーバにて用意した空港職員、免税店の店員、
コーヒーショップの客等のロボットアバタとなる。これ
らのアバタは、利用者からの「会話はしない」旨の意思
表示を示す標識、ホストサーバで利用者毎に付与した得
意言語を表示する旗その他の標識、語学力のランクを示
す標識等のデータ上のフラッグに従ってマッチングをし
て選択する。自分の実力にみあったアバタと会話を楽し
むことにより、会話のあまりに上手な人との会話の場合
のように、気後れや消極的態度等の弊害を排除すること
ができる。
【0069】このようなサイバーリアリティはホストサ
ーバ上で構築される。この画像の内少なくとも音声デー
タやアバタの動き、表情といった制御部分については、
通信回線を介してリアルタイムに送受信する。背景やシ
チュエーション等の基本的部分に関しては、FD・MO
・DVD等の記録媒体に記録して、郵送等することによ
り、生徒側端末4に渡すことができる。自分を代表する
生徒アバタから他の生徒アバタ及び/又はロボットアバ
タに話しかけることにより、あるいは、その逆により、
実践的な会話を行う。これにより、実際に海外に出かけ
て体験した時のような実践的な能力を生徒につけさせる
ことができる。
【0070】次に、上記の具体例を実施する際のフロー
について説明する。ホストサーバ2の演算処理装置6
は、図10に示されているように、スケジュールで定め
られた時間がくると(S1)、記憶装置7から当該スケ
ジュールにより指定された典型的会話内容を呼び出す。
予定された先生側端末3からアクセスがあるか否かを判
断し(S2)、ない場合には、代わりの先生を探し、そ
れでも見つからない場合には、ホストサーバ2に待機し
ているスタンバイ要員に置き換える(S3)。先生が確
定した段階で、生徒側端末4に公開しているスケジュー
ル表に、当該レッスンを公表する(S4)。
【0071】図11に示されているように、生徒側端末
4からアクセスがあり、当該レッスンが指定されたか否
かが判断される(S11)。イエスの場合、典型的会話
内容送付手段6aは、テキストデータとしての典型的会
話内容及び写真や図表といったそのテーマに付随する各
種のデータを、インターネット5を通じて当該生徒側端
末4に送信する(S12)。前述のようこれらの電子デ
ータを記録媒体に記録して予めユーザ端末のユーザに配
布しておくようにすることもできる。当該レッスンが他
の生徒側端末4により指定された場合(S13)、その
生徒側端末4の利用者を代表する生徒アバタSを表示す
るプログラムをそれ以前に当該レッスンを指定した生徒
側端末4に送信する(S14)。一方、当該他の生徒側
端末4には、当該他の生徒側端末4を代表する生徒アバ
タSを加えた全アバタを表示するプログラムを送信する
(S15)。生徒アバタの数が定員になったか否かを判
断し(S16)、イエスであれば、スケジュール表から
当該レッスンを削除する(S17)と共に、レッスンを
開始する。
【0072】レッスンの冒頭では、先生側端末3からウ
オーミングアップとして各生徒アバタに比較的簡単な質
問が発せられ、これに対して各生徒アバタは返答する。
この間に、各アバタの音声を調整する。これが終わる
と、先生側端末3からスケジュールで計画されていたレ
ッスンを開始する旨の信号が送られることとなる。先
ず、生徒側端末4及び先生側端末3のユーザ端末20で
は、図12に示されているように、典型的会話内容表示
手段22cが、ホストサーバ2から送られてきた典型的
会話内容を記録媒体の形で又はインターネット5を通じ
て送られてきた電子データの手順に従って当該ユーザ端
末のモニタに表示する(S22)。典型的会話内容表示
手段22cは、先生側端末3から又はプログラムが典型
的会話内容を進めても良いとの信号が発せられたか否か
を判断する(S23)。イエスであれば、典型的会話内
容を1センテンスずつ進める(S24)。先生側端末3
又は生徒側端末4からの入力、多くの場合、音声入力が
あったか否かを判断する(S25)。これを計画された
典型的会話内容が全て終了するまで続け、全て終了した
場合(S26)は、基礎表現習得工程を終了する。
【0073】第二の基礎的表現の使用練習工程は、基礎
表現習得工程(ステップ10)に続けて行っても、日を
改めて行っても良い。通常は、異なる日に行われる。図
示された好ましい実施例では、複数のテーマについて、
基礎表現習得工程(ステップ10)及び基礎的表現の使
用練習工程(ステップ20)を対として繰り返し実行
し、ある程度の語学力がついた段階で実践的会話練習工
程(ステップ30)に進むように構築している。もちろ
ん、これら三段階の工程の組み合わせは種々考え得るも
ので、本発明は、それらを含む概念である。
【0074】日を改めて基礎的表現の使用練習工程を行
う場合、基礎表現習得工程(ステップ10)のウオーミ
ングアップと同様の簡単な会話を行う。この場合の会話
は、例えば、基礎表現習得工程における各生徒アバタの
発言記録等を参照して、上手く言えなかった表現や語彙
についての質問等となる。この間において各アバタの音
声を先生側端末3及び/又は生徒側端末4で調整し終わ
ると、先生側端末3からスケジュールで計画されていた
レッスンを開始する旨の信号が送られることとなる。
【0075】ホストサーバ2のサイバーシティ構築手段
6bは、記憶装置7からサイバーシティ、本具体例にお
いては、ニューヨークのJFK国際空港のサテライトか
らイミグレーションカウンターまでの映像を表示するこ
とができるプログラムを呼び出す。これに、先生アバタ
T及び4人の生徒アバタSを嵌め込んだ後、画像を一括
して先生側端末3及び各生徒側端末4に送信する。この
ような基礎的データは、前述のように、記録媒体の形で
予めユーザ端末4に配送しておくこともできる。
【0076】先生側端末3及び生徒側端末4のユーザ端
末20では、図13に示されているように、ホストサー
バ2からのデータを受け取り、これを表示装置28に表
示する(S31)。すなわち、サイバーシティ表示手段
22dは、サイバーシティ並びに先生アバタT及び定員
の数の生徒アバタSを貼り付けた映像を表示装置28に
表示する。サイバーシティ表示手段22dは、プログラ
ムの手順に従って場面を進行させる。先生アバタTは、
必要に応じて生徒アバタSに状況説明や質問を行う。あ
るいは、生徒アバタSから種々の質問が発せられる。そ
こで、サイバーシティ表示手段22dは、場面の進行を
停止する信号があったか否かを判断する(S32)。イ
エスの場合、場面を停止し(S33)、先生側端末3か
らの再開の信号を待つ(S34)。再開信号があった場
合、場面をプログラムに従って進行させる(S35)。
これを計画された基礎的表現の使用練習が全て終了する
まで続ける。全て終了した場合(S36)は、基礎的表
現の使用練習工程を終了する。
【0077】前述のように、ホストサーバ2からインタ
ーネット5を通じて送信され且つ先生側端末3及び各生
徒側端末4のモニタに表示されたサイバーシティに、そ
れぞれの端末から送られてくるアバタを貼り付け先生ア
バタT及び4人の生徒アバタSを登場させることもでき
る。しかしながら、サイバーシティは、画像からなり一
般に容量が極めて大きいので通信時間が長くなる。そこ
で、前述のように、これらデータについては、FD・M
O・DVD等の記録媒体に記録して配布することもでき
る。
【0078】実践的会話練習工程(ステップ30)も、
基礎的表現の使用練習工程と連続して行うことも、日を
改めて行うこともできることは前述のとおりである。ホ
ストサーバ2のサイバーリアリティ構築手段6cは、メ
モリ24に記録されたサイバーリアリティを構築するプ
ログラムを呼び出す。さらに、ホストサーバ2にて用意
したロボットアバタ(メモリ24に予め記録されてい
る)をサイバーリアリティ上に嵌め込んでおく。
【0079】サイバーリアリティ画像送信手段6dは、
図14に示されているように、生徒側端末4からアクセ
スがあるかを常に監視している(S41)。イエスの場
合、メモリ24から当該生徒の記録を呼び出し、語学力
が基準を満たしているか否かを判断する(S42)。イ
エスの場合、当該生徒を代表する生徒アバタをサイバー
リアリティに嵌め込む(S43)。このようにして構築
したサイバーリアリティ画像は、当該生徒側端末4にイ
ンターネットを通じて送信される(S44)。前述のよ
うにサイバーリアリティを表示させる電子データやホス
トサーバで制御するロボットアバタをサイバーリアリテ
ィに登場させるソフトウエアを記録媒体に記録し、これ
をユーザ端末4に配送しておき、音声データ等等を逐次
インターネット5等の通信回線を通じて相互にリアルタ
イムで送受信するように構築することもできる。
【0080】先生側端末3又は生徒側端末4では、図1
5に示されているように、送信されてきたサイバーリア
リティ画像を表示する(S51)と共に、いずれかのア
バタからの入力があるか否かを定期的に判断する(S5
2)。当該生徒側端末4から入力、典型的に音声入力が
あった場合、サイバーシティ表示手段22dは、それ
を、インターネット5を介してホストサーバ2に送信す
る(S53)。ホストサーバ2のサイバーリアリティ構
築手段6cは、発言内容を当該生徒アバタが話し掛けた
アバタに転送する。話し掛けられたアバタからの入力
は、前述と逆のルートを経て最初の生徒アバタへ伝えら
れる。いずれかの生徒側端末4又はホストサーバ2から
会話終了の信号が発信された場合、会話を終了する。通
常、このサイバーリアリティは24時間稼動しており、
生徒アバタは入れ替わり立ち替わり常に変化する。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、場面場面
に応じた典型的会話内容をホストサーバで作成し、その
電子データをユーザ端末に送ってモニタに表示し基礎的
表現の習得を行う基礎表現習得工程と、サイバーシティ
表示電子データ並びに当該先生アバタ等登場ソフトウエ
アをインターネット等の通信回線を介して又は記録媒体
に記録してユーザ端末に送りこれらを表示しながら、音
声データ等はインターネットを通じて相互に送受信し、
ロボットアバタ、先生アバタの主導で基礎表現習得工程
において習得した基礎的表現の使用練習を行う基礎的表
現の使用練習工程と、そして、サイバーリアリティ表示
電子データ並びにサイバーリアリティへのロボットアバ
タ等登場ソフトウエアをインターネット等の通信回線を
介して又は記録媒体に記録してユーザ端末に送りこれら
を表示しながら、音声データ等はインターネットを通じ
て相互に送受信し、それにより、自分を代表する生徒ア
バタから他の生徒アバタ及び/又はロボットアバタに話
かけることにより、あるいは、その逆により実践的な会
話を行う実践的会話練習工程とを含んで構成されている
ため、実際に海外に出かけて体験した時のような実践的
な能力を生徒につけさせることができる利点がある。ま
た、基礎的表現の使用練習工程におけるような擬似的体
験を通して本当の会話力を身につけていくと共に、コミ
ュニケーション力を付け話し手に大きな自信を持たせる
ことができる。
【0082】また、アバタ毎にモニタに設けられた音声
調整手段により、音声を調節することにより、コミュニ
ケーションをとる上で最適の状況を簡単に作り上げるこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る語学レッスン方法の一実施形態の
フローチャートである。
【図2】先生側端末及び/又は生徒側端末のモニタの構
成を説明するための概略図である。
【図3】図1の基礎表現習得工程の詳細を説明するため
のフローチャートである。
【図4】図1の基礎的表現の使用練習工程の詳細を説明
するためのフローチャートである。
【図5】図1の実践的会話練習工程の詳細を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】先生と4人の生徒との間で行われる本発明の語
学レッスンシステムのシステム図である。
【図7】ホストサーバの構成の詳細を説明するためのブ
ロック図である。
【図8】先生側端末3及び/又は生徒側端末4の構成の
詳細を説明するためのブロック図である。
【図9】空港の税関申告における典型的な会話を表す説
明図である。
【図10】ホストサーバ2の演算処理装置6におけるフ
ローを示すフローチャートである。
【図11】生徒側端末4からのアクセス後のフローを示
すフローチャートである。
【図12】基礎的表現の使用練習工程におけるレッスン
開始後のフローを示すフローチャートである。
【図13】使用練習工程におけるレッスン開始後のフロ
ーを示すフローチャートである。
【図14】ホストサーバ2におけるサイバーリアリティ
構築のフローを示すフローチャートである。
【図15】先生側端末3及び生徒側端末4におけるサイ
バーリアリティ構築のフローを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 語学レッスンシステム 2 ホストサーバ 3 先生側端末 4 生徒側端末 5 インターネット 6 演算処理装置 7 記憶装置 8 読取装置 9 入力装置 10 モニタ 12 コミュニケーション領域 12a 音量調整摘み 14 コンテンツ領域 14a 教材エリア 14b 書込みエリア 20 ユーザ端末 22 CPU 22a アバタ・音声調整手段表示制御部 22b 音声調整制御部 24 メモリ 26 入力装置 27 音声発生装置 28 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 5/06 G09B 5/06 5/10 5/10 19/06 19/06 G10L 15/00 G10L 3/00 551A 551E Fターム(参考) 2C028 AA03 AA06 AA12 BA01 BA02 BA03 BB04 BB05 BB06 BC05 BD02 BD03 CA12 CA13 DA07 5B049 AA02 BB22 CC00 DD03 EE07 FF03 FF06 GG04 GG07 5D015 GG01 KK02 LL11

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 語学レッスンを主催するホストサーバと
    利用者のユーザ端末とがインターネット等の通信回線を
    介して相互に接続されてなる環境において、場面場面に
    おける表現を実際の会話に極めて似た状況を形成しその
    中で習得する語学レッスン方法であって、 場面場面に応じた典型的会話内容を前記ホストサーバで
    作成し、その電子データをユーザ端末に送ってモニタに
    表示し基礎的表現の習得を行う基礎表現習得工程と、 ホストサーバで構築した基礎的表現を使う場面を含むサ
    イバーシティを表示させる電子データ並びに当該サイバ
    ーシティ内に前記ユーザ端末の利用者を代表する生徒ア
    バタ及び/又はホストサーバで制御するロボットアバ
    タ、先生アバタ等を登場させるソフトウエアをインター
    ネット等の通信回線を介して又は記録媒体に記録してユ
    ーザ端末に送りこれらを表示しながら、音声データ等は
    インターネットを通じて相互に送受信し、前記ロボット
    アバタ、先生アバタの主導で前記基礎表現習得工程にお
    いて習得した基礎的表現の使用練習を行う基礎的表現の
    使用練習工程と、そして、 ホストサーバで構築した現実の状況を模したサイバーリ
    アリティを表示させる電子データ並びに前記ホストサー
    バに接続されている全て又は任意数のユーザ端末の利用
    者を代表する生徒アバタ及び/又はホストサーバで制御
    するロボットアバタを前記サイバーリアリティに登場さ
    せるソフトウエアをインターネット等の通信回線を介し
    て又は記録媒体に記録してユーザ端末に送りこれらを表
    示しながら、音声データ等はインターネットを通じて相
    互に送受信し、それにより、自分を代表する生徒アバタ
    から他の生徒アバタ及び/又はロボットアバタに話かけ
    ることにより、あるいは、その逆により実践的な会話を
    行う実践的会話練習工程と、 を含んで構成されてなる語学レッスン方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の語学レッスン方法にお
    いて、前記実践的会話練習工程の代わりに又はその前工
    程として、前記サイバーシティに前記生徒アバタを登場
    させ、前記ロボットアバタとの間で前記基礎表現習得工
    程において習得した基礎的表現の使用練習を行う基礎的
    表現独習工程を含んでなることを特徴とする語学レッス
    ン方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の語学レッスン方法
    において、 前記基礎表現習得工程は、 それぞれの端末のモニタに、その端末を使用しているユ
    ーザ自身並びにそのユーザと通信回線を介してコミュニ
    ケーションをしている相手の映像、化身等のアバタ及び
    音声調整手段を稼動させるソフトウエアをそれぞれのコ
    ンピュータに搭載する工程と、 コミュニケーションをとるにあたって、それぞれの又は
    特定の端末において、ユーザ自身及び相手の音声を、前
    記音声調整手段を用いてに調節する工程と、そして、 インターネットを通じて受信された及び/又はユーザ自
    身により入力された音声データ等に基づき音声を発生さ
    せ、アバタを動かし、画面の一部を変化させる等の制御
    を行う工程と、 を含んで構成されてなることを特徴とする語学レッスン
    方法。
  4. 【請求項4】 語学レッスンを主催するホストサーバと
    利用者のユーザ端末とがインターネット等の通信回線を
    介して相互に接続されてなる環境において、場面場面に
    おける表現を実際の会話に極めて似た状況を形成しその
    中で習得する語学レッスン方法であって、 ホストサーバで構築した基礎的表現を使う場面を含むサ
    イバーシティを表示させる電子データ並びに当該サイバ
    ーシティ内に前記ユーザ端末の利用者を代表する生徒ア
    バタ及び/又はホストサーバで制御するロボットアバ
    タ、先生アバタ等を登場させるソフトウエアをインター
    ネット等の通信回線を介して又は記録媒体に記録してユ
    ーザ端末に送りこれらを表示する工程と、 音声データ等はインターネット等の通信回線を通じて相
    互に送受信する工程と、そして、 前記ユーザ端末において、所定の画面に従って、前記ロ
    ボットアバタ、先生アバタの主導で当該利用者に前記基
    礎表現習得工程において習得した基礎的表現を含む発言
    を促し、その使用練習を行う工程と、 を含んで構成されてなる語学レッスン方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の語学レッスン方法にお
    いて、 前記ユーザ端末のモニタに、その端末を使用しているユ
    ーザ自身並びにそのユーザと通信回線を介してコミュニ
    ケーションをしている相手の映像、化身等のアバタを表
    示し、インターネット等の通信回線を通じて受信された
    及び/又はユーザ自身により入力された音声データ等に
    基づき音声を発生させ、アバタを動かし、画面の一部を
    変化させる等の制御を行い、さらに、会話を行う者の音
    声調節を実行するソフトウエアをそれぞれのコンピュー
    タに搭載する工程と、そして、 コミュニケーションをとるにあたって、それぞれの又は
    特定の端末において、ユーザ自身及び相手の音声を調節
    する工程と、 を含んで構成されてなることを特徴とする語学レッスン
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の語学レッスン方
    法において、さらに、 先生アバタは、その言語を得意とする海外在住の且つそ
    の場面に精通する者により担当されると共に、計画され
    たレッスンの他にトピックスとして当該先生アバタの個
    人的知識を披露してもらう時間を含んで構成されてなる
    ことを特徴とする語学レッスン方法。
  7. 【請求項7】 語学レッスンを主催するホストサーバと
    利用者のユーザ端末とがインターネット等の通信回線を
    介して相互に接続されてなる環境において、場面場面に
    おける表現を実際の会話に極めて似た状況を形成しその
    中で習得する語学レッスン方法であって、 現実の状況を模したサイバーリアリティを表示させる電
    子データをホストサーバで構築する工程と、 前記サイバーリアリティ表示電子データ並びに前記ホス
    トサーバに接続されている任意数のユーザ端末の利用者
    を代表する生徒アバタ及び/又はホストサーバで制御す
    るロボットアバタを前記サイバーリアリティに登場させ
    るソフトウエアをインターネット等の通信回線を介して
    又は記録媒体に記録してユーザ端末に送りこれらを表示
    する工程と、 音声データ等はインターネット等の通信回線を通じて相
    互に送受信し、それにより、自分を代表する生徒アバタ
    から他の生徒アバタ及び/又はロボットアバタに話かけ
    ることにより、あるいは、その逆により実践的な会話を
    行う実践的会話練習工程と、 を含んで構成されてなる語学レッスン方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の語学レッスン方法にお
    いて、さらに、 前記サイバーリアリティに登場する生徒アバタは、利用
    者からの「会話はしない」旨の意思表示を示す標識、ホ
    ストサーバで利用者毎に付与した得意言語を表示する旗
    その他の標識、語学力のランクを示す標識等のデータ上
    のフラッグに従ってマッチングをして選択する工程を含
    んでなることを特徴とする語学レッスン方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の語学レッスン方
    法において、前記ロボットアバタは、現実に商品・サー
    ビスを提供する商業会社・個人を代表するものであり、
    該語学レッスン方法は、さらに、 サイバーリアリティにおけるインターネットショッピン
    グを通じて外国語で商談を行う工程を含んでなることを
    特徴とする語学レッスン方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の語学レッスン方法に
    おいて、さらに、 前記サイバーリアリティ画像に、現実の商品・サービス
    の提供又は購入に伴う通訳、輸出入業務代行、輸送、法
    律相談、税務相談等の付帯サービスを提供するサービス
    カウンタを設ける工程を含んでなることを特徴とする語
    学レッスン方法。
  11. 【請求項11】 語学レッスンを主催するホストサーバ
    と利用者のユーザ端末とがインターネット等の通信回線
    を介して相互に接続されてなる環境において、場面場面
    における表現を実際の会話に極めて似た状況を形成しそ
    の中で習得する語学レッスンシステムであって、 前記ホストサーバには、 場面場面に応じた典型的会話内容を記録するメモリと、
    当該メモリに記録された典型的会話内容についての電子
    データを呼び出し記録媒体に記録する及び/又はインタ
    ーネット等の通信回線を介してユーザ端末に送る典型的
    会話内容の送付手段と、 典型的会話内容を使う場面を含む映像上のサイバーシテ
    ィをホストサーバ上で構築するサイバーシティ構築手段
    と、 前記サイバーシティを表示させる電子データ並びに当該
    サイバーシティ内に前記ユーザ端末の利用者を代表する
    生徒アバタ及び/又はホストサーバで制御するロボット
    アバタ、先生アバタ等を登場させるソフトウエアを記録
    媒体に記録する及び/又はインターネット等の通信回線
    を介してユーザ端末に送るサイバーシティ表示電子デー
    タ等の送付手段と、 前記ホストサーバに接続されている全て又は任意数のユ
    ーザ端末の利用者を代表する生徒アバタ及び/又はホス
    トサーバにて用意したロボットアバタが登場するサイバ
    ーリアリティをホストサーバ上で構築するサイバーリア
    リティ構築手段と、 ホストサーバで構築した現実の状況を模したサイバーリ
    アリティを表示させる電子データ並びに前記ホストサー
    バに接続されている全て又は任意数のユーザ端末の利用
    者を代表する生徒アバタ及び/又はホストサーバで制御
    するロボットアバタを前記サイバーリアリティに登場さ
    せるソフトウエアを記録媒体に記録する及び/又はイン
    ターネット等の通信回線を介してユーザ端末に送るサイ
    バーリアリティ画像表示電子データ等の送付手段と、そ
    して、 音声データ等を逐次インターネット等の通信回線を通じ
    て相互にリアルタイムで送受信するデータ送受信手段と
    が設けられており、 前記ユーザ端末には、 前記ホストサーバから記録媒体の形で又は通信回線を介
    して送られてくる前記典型的会話内容についての電子デ
    ータを手順に従って当該ユーザ端末のモニタに表示する
    典型的会話内容表示手段と、 記録媒体の形で又は通信回線を介して送られてくる前記
    サイバーシティ表示電子データ等に従って、前記サイバ
    ーシティ内に当該ユーザ端末の利用者を代表する生徒ア
    バタ及び/又はホストサーバから派遣されるロボットア
    バタ、先生アバタ等を登場させてユーザ端末のモニタに
    表示すると共に、手順に従って、ロボットアバタ、先生
    アバタの指導の下、場面に応じた基礎的表現の使用練習
    を、リアルタイムに送受信された音声データ等に基づき
    各アバタに会話をさせながら、動きをさせながら及び/
    又は画面の一部を変化させながら行わせるサイバーシテ
    ィ表示手段と、そして、 前記ホストサーバから記録媒体の形で又は通信回線を介
    して送られてくる前記サイバーリアリティ画像を当該ユ
    ーザ端末のモニタに表示すると共にリアルタイムに送受
    信された音声データ等に基づき各アバタに会話をさせな
    がら、動きをさせながら及び/又は画面の一部を変化さ
    せながら自分を代表する生徒アバタから他の生徒アバタ
    及び/又はロボットアバタに話かけることにより、ある
    いは、その逆により実践的な会話を行うサイバーリアリ
    ティ画像表示手段とが設けられてなることを特徴とする
    語学レッスンシステム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の語学レッスンシス
    テムにおいて、前記ホストサーバは、前記サイバーリア
    リティ画像表示電子データ等の送付手段の代わりに又は
    それに加えて、前記サイバーシティに前記生徒アバタを
    登場させ、前記ロボットアバタとの間で基礎表現習得工
    程において習得した基礎的表現の使用練習を行わせる基
    礎的表現独習用電子データを送付する送付手段を含んで
    おり、一方、前記ユーザ端末は、サイバーリアリティ画
    像表示手段の代わりに又はそれに加えて、記録媒体の形
    で又は通信回線を介して送られてくる前記サイバーシテ
    ィ表示電子データ等に従って、前記サイバーシティ内に
    当該ユーザ端末の利用者を代表する生徒アバタ及び/又
    はホストサーバから派遣されるロボットアバタを登場さ
    せてユーザ端末のモニタに表示すると共に、手順に従っ
    て、ロボットアバタと場面に応じた基礎的表現の使用練
    習を、リアルタイムに送受信された音声データ等に基づ
    き各アバタに会話をさせながら、動きをさせながら及び
    /又は画面の一部を変化させながら行わせる基礎的表現
    独習画面表示手段を含んでなることを特徴とする語学レ
    ッスンシステム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の語学レッスンシス
    テムにおいて、前記各ユーザ端末の又は特定のコンピュ
    ータは、 モニタに、その端末を使用しているユーザ自身並びにそ
    のユーザと通信回線を介してコミュニケーションをして
    いる相手の映像、化身等のアバタ及び音声調整手段を稼
    動させるソフトウエアを記録するメモリと、 前記メモリから表示ソフトウエアを呼び出しモニタにア
    バタを表示すると共に前記音声調整手段を稼動可能とす
    るCPU内のアバタ表示制御手段と、そして、 ユーザによる音声調整手段の調節に従って、ユーザ自身
    及び相手の音声を調節するCPU内の音声調整制御手段
    と、 を含んで構成されてなる事を特徴とする語学レッスンシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 語学レッスンを主催するホストサーバ
    と利用者のユーザ端末とがインターネット等の通信回線
    を介して相互に接続されてなる環境において、場面場面
    における表現を実際の会話に極めて似た状況を形成しそ
    の中で習得する語学レッスンシステムであって、 前記ホストサーバには、 典型的会話内容を使う場面を含む映像上のサイバーシテ
    ィをホストサーバ上で構築するサイバーシティ構築手段
    と、 前記サイバーシティを表示させる電子データ並びに当該
    サイバーシティ内に前記ユーザ端末の利用者を代表する
    生徒アバタ及び/又はホストサーバで制御するロボット
    アバタ、先生アバタ等を登場させるソフトウエアを記録
    媒体に記録する及び/又はインターネット等の通信回線
    を介してユーザ端末に送るサイバーシティ表示電子デー
    タ等の送付手段と、そして、 音声データ等を逐次インターネット等の通信回線を通じ
    て相互にリアルタイムで送受信するデータ送受信手段と
    が設けられており、 前記ユーザ端末には、 記録媒体の形で又は通信回線を介して送られてくる前記
    サイバーシティ表示電子データ等に従って、前記サイバ
    ーシティ内に当該ユーザ端末の利用者を代表する生徒ア
    バタ及び/又はホストサーバから派遣されるロボットア
    バタ、先生アバタ等を登場させてユーザ端末のモニタに
    表示すると共に、手順に従って、ロボットアバタ、先生
    アバタの指導の下、場面に応じた基礎的表現の使用練習
    を、リアルタイムに送受信された音声データ等に基づき
    各アバタに会話をさせながら、動きをさせながら及び/
    又は画面の一部を変化させながら行わせるサイバーシテ
    ィ表示手段と、 が設けられてなる語学レッスンシステム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の語学レッスンシス
    テムにおいて、 前記各ユーザ端末の又は特定のユーザ端末は、 モニタに、その端末を使用しているユーザ自身並びにそ
    のユーザと通信回線を介してコミュニケーションをして
    いる相手の映像、化身等のアバタ及び音声調整手段を稼
    動させるソフトウエアを記録するメモリと、 前記メモリから表示ソフトウエアを呼び出しモニタにア
    バタを表示すると共に前記音声調整手段を稼動可能とす
    るCPU内のアバタ表示制御手段と、そして、 ユーザによる音声調整手段の調節に従って、ユーザ自身
    及び相手の音声を調節するCPU内の音声調整制御手段
    と、 を含んで構成されてなることを特徴とする語学レッスン
    システム。
  16. 【請求項16】 語学レッスンを主催するホストサーバ
    と利用者のユーザ端末とがインターネット等の通信回線
    を介して相互に接続されてなる環境において、場面場面
    における表現を実際の会話に極めて似た状況を形成しそ
    の中で習得する語学レッスンシステムであって、 前記ホストサーバには、 当該ホストサーバに接続されている全て又は任意数のユ
    ーザ端末の利用者を代表する生徒アバタ及び/又はホス
    トサーバにて用意したロボットアバタが登場するサイバ
    ーリアリティをホストサーバ上で構築するサイバーリア
    リティ構築手段と、 ホストサーバで構築した現実の状況を模したサイバーリ
    アリティを表示させる電子データ並びに前記ホストサー
    バに接続されている全て又は任意数のユーザ端末の利用
    者を代表する生徒アバタ及び/又はホストサーバで制御
    するロボットアバタを前記サイバーリアリティに登場さ
    せるソフトウエアを記録媒体に記録する及び/又はイン
    ターネット等の通信回線を介してユーザ端末に送るサイ
    バーリアリティ画像表示電子データ等の送付手段と、そ
    して、 音声データ等を逐次インターネット等の通信回線を通じ
    て相互にリアルタイムで送受信するデータ送受信手段と
    が設けられており、 前記ユーザ端末には、 前記ホストサーバから記録媒体の形で又は通信回線を介
    して送られてくる前記サイバーリアリティ画像を当該ユ
    ーザ端末のモニタに表示すると共にリアルタイムに送受
    信された音声データ等に基づき各アバタに会話をさせな
    がら、動きをさせながら及び/又は画面の一部を変化さ
    せながら自分を代表する生徒アバタから他の生徒アバタ
    及び/又はロボットアバタに話かけることにより、ある
    いはその逆に、他の生徒アバタ及び/又はロボットアバ
    タより当該ユーザ端末の利用者を代表する生徒アバタに
    話かけさせる実践的会話推進手段と、 が設けられてなる語学レッスンシステム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の語学レッスンシス
    テムにおいて、ホストサーバには、さらに、 前記サイバーリアリティに登場する生徒アバタを、利用
    者からの「会話はしない」旨の意思表示を示す標識、ホ
    ストサーバで利用者毎に付与した得意言語を表示する旗
    その他の標識、語学力のランクを示す標識等のデータ上
    のフラッグに従ってマッチングをして選択する生徒アバ
    タ選択手段が設けられてなることを特徴とする語学レッ
    スンシステム。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17に記載の語学レッ
    スンシステムにおいて、前記ロボットアバタは、現実に
    商品・サービスを提供する商業会社・個人を代表するも
    のであり、 前記ホストサーバには、さらに、 前記サイバーリアリティ画像に、現実の商品・サービス
    の提供又は購入に伴う通訳、輸出入業務代行、輸送、法
    律相談、税務相談等の付帯サービスを提供するサービス
    カウンタを設けるサービスカウンタ設置手段を設けてな
    ることを特徴とする語学レッスンシステム。
  19. 【請求項19】請求項1〜10のいずれか1項に記載の
    語学レッスン方法を実行するプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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