JP2001210776A - 半導体装置とその製造方法及びリードフレームとその製造方法 - Google Patents
半導体装置とその製造方法及びリードフレームとその製造方法Info
- Publication number
- JP2001210776A JP2001210776A JP2000015108A JP2000015108A JP2001210776A JP 2001210776 A JP2001210776 A JP 2001210776A JP 2000015108 A JP2000015108 A JP 2000015108A JP 2000015108 A JP2000015108 A JP 2000015108A JP 2001210776 A JP2001210776 A JP 2001210776A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- lead frame
- chip
- copper
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48245—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
- H01L2224/48247—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/484—Connecting portions
- H01L2224/48463—Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a ball bond
- H01L2224/48465—Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a ball bond the other connecting portion not on the bonding area being a wedge bond, i.e. ball-to-wedge, regular stitch
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/73—Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
- H01L2224/732—Location after the connecting process
- H01L2224/73251—Location after the connecting process on different surfaces
- H01L2224/73265—Layer and wire connectors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
Cuで形成された部材を黒化処理したものを用いた半
導体装置とその製造方法において、半導体装置の製造過
程および実装時の高熱が加わっても封止樹脂とCuの部
材との密着力が低下しない半導体装置とその製造方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】基材の表面に黒化処理層が設けられた銅
(Cu)または銅合金で形成されたリードフレームと、
該リードフレームの所定の場所に固定されたチップと、
該チップと電気的に接続された複数の内部端子と、上記
リードフレーム、チップ及び内部端子を封止する封止樹
脂とを有し、該黒化処理層と該基材との間に該基材の表
面を酸化させた第1酸化銅(Cu2O)層を設けた半導
体装置により構成する。
導体装置とその製造方法において、半導体装置の製造過
程および実装時の高熱が加わっても封止樹脂とCuの部
材との密着力が低下しない半導体装置とその製造方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】基材の表面に黒化処理層が設けられた銅
(Cu)または銅合金で形成されたリードフレームと、
該リードフレームの所定の場所に固定されたチップと、
該チップと電気的に接続された複数の内部端子と、上記
リードフレーム、チップ及び内部端子を封止する封止樹
脂とを有し、該黒化処理層と該基材との間に該基材の表
面を酸化させた第1酸化銅(Cu2O)層を設けた半導
体装置により構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅(Cu)により形
成されたリードフレームを樹脂で封止した半導体装置と
その製造方法に関する。
成されたリードフレームを樹脂で封止した半導体装置と
その製造方法に関する。
【0002】樹脂封止型半導体装置は、封止されるIC
チップの高機能化に伴い、樹脂パッケージの低熱抵抗化
の要求が強くなっている。また、ICパッケージの実装
の際に用いる半田が鉛フリー化されるのに伴って、実装
時のリフロー温度が高くなり、耐熱性の要求も強くなっ
ている。
チップの高機能化に伴い、樹脂パッケージの低熱抵抗化
の要求が強くなっている。また、ICパッケージの実装
の際に用いる半田が鉛フリー化されるのに伴って、実装
時のリフロー温度が高くなり、耐熱性の要求も強くなっ
ている。
【0003】このために、リードフレームが放熱性の優
れた銅で形成された半導体装置が増えてきている。
れた銅で形成された半導体装置が増えてきている。
【0004】
【従来の技術】ICチップからの放熱性を向上させるた
めに、Cuで形成されたリードフレーム用いたICパッ
ケージや、チップ裏面にCuで形成された放熱板を設け
たICパッケージにおいて、封止樹脂とリードフレーム
及び放熱板との密着性を増すために、それぞれの基材の
表面に第2酸化銅(CuO)の針状結晶層を形成してい
た。
めに、Cuで形成されたリードフレーム用いたICパッ
ケージや、チップ裏面にCuで形成された放熱板を設け
たICパッケージにおいて、封止樹脂とリードフレーム
及び放熱板との密着性を増すために、それぞれの基材の
表面に第2酸化銅(CuO)の針状結晶層を形成してい
た。
【0005】この針状結晶層は、アルカリ浴で放熱板を
浸漬処理することにより、表面に針状結晶を形成するも
ので、一般に黒化処理と呼ばれている。
浸漬処理することにより、表面に針状結晶を形成するも
ので、一般に黒化処理と呼ばれている。
【0006】リードフレームや放熱板の表面が針状にな
っていることにより、それらの基材と封止樹脂との密着
性が増している。
っていることにより、それらの基材と封止樹脂との密着
性が増している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、封止樹
脂が形成された後でパッケージに熱が加わることによ
り、次のような問題が生じることが初めて明らかになっ
た。
脂が形成された後でパッケージに熱が加わることによ
り、次のような問題が生じることが初めて明らかになっ
た。
【0008】図2はその新規な問題点を説明する図であ
る。
る。
【0009】まず、図2(a)に示されるように、Cu
で形成されたリードフレーム21の表面に、アルカリ浴
でリードフレーム21を浸漬処理することにより、表面
に針状結晶を有する黒化処理層22を形成する。
で形成されたリードフレーム21の表面に、アルカリ浴
でリードフレーム21を浸漬処理することにより、表面
に針状結晶を有する黒化処理層22を形成する。
【0010】次に、図2(b)に示されるように、リー
ドフレーム21がチップを含めて樹脂で封止され、封止
樹脂層25がリードフレーム21の黒化処理層22の上
に形成される。この後、樹脂のキュアー、リード整形等
を経て、ICパッケージとして完成する。
ドフレーム21がチップを含めて樹脂で封止され、封止
樹脂層25がリードフレーム21の黒化処理層22の上
に形成される。この後、樹脂のキュアー、リード整形等
を経て、ICパッケージとして完成する。
【0011】この樹脂のキュアーの際、図2(c)に示
されるように、CuOで形成された黒化処理層22とC
uで形成されたリードフレーム21とが反応し、黒化処
理層22側に還元反応による第1酸化銅(Cu2O)層
26が形成され、リードフレーム21側に酸化反応によ
る第1酸化銅(Cu2O)層27が形成される。
されるように、CuOで形成された黒化処理層22とC
uで形成されたリードフレーム21とが反応し、黒化処
理層22側に還元反応による第1酸化銅(Cu2O)層
26が形成され、リードフレーム21側に酸化反応によ
る第1酸化銅(Cu2O)層27が形成される。
【0012】還元反応により生成されたCu2O層26
は、酸化反応による第1酸化銅(Cu2O)層27より
膜が緻密でなくもろいので、封止樹脂25とリードフレ
ーム21との密着性が著しく低下する。
は、酸化反応による第1酸化銅(Cu2O)層27より
膜が緻密でなくもろいので、封止樹脂25とリードフレ
ーム21との密着性が著しく低下する。
【0013】次に、ICパッケージを実装基板に実装す
るが、この時半田リフローを行うため、200〜250
°Cの温度がパッケージに加わる。特に鉛フリー半田を
用いると、従来の鉛半田の融点183°Cより高い22
0〜240°Cが融点となるので、リフロー温度はそれ
より高く、パッケージにはかなりの熱ストレスが加わ
る。
るが、この時半田リフローを行うため、200〜250
°Cの温度がパッケージに加わる。特に鉛フリー半田を
用いると、従来の鉛半田の融点183°Cより高い22
0〜240°Cが融点となるので、リフロー温度はそれ
より高く、パッケージにはかなりの熱ストレスが加わ
る。
【0014】この時、図2(d)に示されるように、C
u2O層26の剥がれ28が封止樹脂25とリードフレ
ーム21との間に発生し、この隙間に水分が浸入し実装
時の熱で水分が膨張してパッケージが割れてしまう問題
を生じる。
u2O層26の剥がれ28が封止樹脂25とリードフレ
ーム21との間に発生し、この隙間に水分が浸入し実装
時の熱で水分が膨張してパッケージが割れてしまう問題
を生じる。
【0015】従って本発明は、Cuで形成された部材を
黒化処理したものを用いた半導体装置とその製造方法に
おいて、半導体装置の製造過程および実装時の高熱が加
わっても封止樹脂とCuの部材との密着力が低下しない
半導体装置とその製造方法を提供することを目的とす
る。また、Cuで形成されたリードフレームとその製造
方法において、このリードフレームを半導体装置に用い
た場合、半導体装置の製造過程および実装時の高熱が加
わっても封止樹脂とリードフレームとの密着力が低下し
ないリードフレームとその製造方法を提供することを目
的とする。
黒化処理したものを用いた半導体装置とその製造方法に
おいて、半導体装置の製造過程および実装時の高熱が加
わっても封止樹脂とCuの部材との密着力が低下しない
半導体装置とその製造方法を提供することを目的とす
る。また、Cuで形成されたリードフレームとその製造
方法において、このリードフレームを半導体装置に用い
た場合、半導体装置の製造過程および実装時の高熱が加
わっても封止樹脂とリードフレームとの密着力が低下し
ないリードフレームとその製造方法を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するために手段】上記の課題は、以下の手
段を講じることにより解決することができる。
段を講じることにより解決することができる。
【0017】請求項1記載の発明では、基材の表面に黒
化処理層が設けられた銅(Cu)または銅合金で形成さ
れた放熱板と、該放熱板の所定の場所に固定されたチッ
プと、該放熱板上に絶縁材を介して設けられ、チップと
電気的に接続された複数の内部端子と、上記放熱板、チ
ップ及び内部端子を封止する封止樹脂とを有し、該黒化
処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化させた第1
酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴とする半導体
装置により上記課題を解決できる。
化処理層が設けられた銅(Cu)または銅合金で形成さ
れた放熱板と、該放熱板の所定の場所に固定されたチッ
プと、該放熱板上に絶縁材を介して設けられ、チップと
電気的に接続された複数の内部端子と、上記放熱板、チ
ップ及び内部端子を封止する封止樹脂とを有し、該黒化
処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化させた第1
酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴とする半導体
装置により上記課題を解決できる。
【0018】請求項2記載の発明では、基材の表面に黒
化処理層が設けられた銅(Cu)または銅合金で形成さ
れたリードフレームと、該リードフレームの所定の場所
に固定されたチップと、該チップと電気的に接続された
複数の内部端子と、上記リードフレーム、チップ及び内
部端子を封止する封止樹脂とを有し、該黒化処理層と該
基材との間に該基材の表面を酸化させた第1酸化銅(C
u2O)層を設けることを特徴とする半導体装置により
上記課題を解決できる。
化処理層が設けられた銅(Cu)または銅合金で形成さ
れたリードフレームと、該リードフレームの所定の場所
に固定されたチップと、該チップと電気的に接続された
複数の内部端子と、上記リードフレーム、チップ及び内
部端子を封止する封止樹脂とを有し、該黒化処理層と該
基材との間に該基材の表面を酸化させた第1酸化銅(C
u2O)層を設けることを特徴とする半導体装置により
上記課題を解決できる。
【0019】請求項3記載の発明では、リードフレーム
と、該リードフレームの所定の場所に固定されたチップ
と、該チップと電気的に接続された複数の内部端子と、
該チップの固定された面と反対側のリードフレーム面に
設けられ、基材の表面に黒化処理層が設けられた銅(C
u)または銅合金で形成された放熱板と、上記リードフ
レーム、チップ及び内部端子を封止する封止樹脂とを有
し、該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化
させた第1酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴と
する半導体装置により上記課題を解決できる。
と、該リードフレームの所定の場所に固定されたチップ
と、該チップと電気的に接続された複数の内部端子と、
該チップの固定された面と反対側のリードフレーム面に
設けられ、基材の表面に黒化処理層が設けられた銅(C
u)または銅合金で形成された放熱板と、上記リードフ
レーム、チップ及び内部端子を封止する封止樹脂とを有
し、該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化
させた第1酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴と
する半導体装置により上記課題を解決できる。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
半導体装置において、放熱板が封止樹脂から露出してい
ることを特徴としている。
半導体装置において、放熱板が封止樹脂から露出してい
ることを特徴としている。
【0021】請求項5記載の発明では、銅(Cu)また
は銅合金で形成された放熱板の基材表面に、黒化処理層
を形成する工程と、該放熱板を加熱し、該黒化処理層と
該基材との間に該基材の表面を酸化させた第1酸化銅
(Cu2O)層を設ける工程と、該放熱板の所定の場所
にチップを固定する工程と、該放熱板上に絶縁材を介し
て設けられた複数の内部端子とチップとを電気的に接続
する工程と、上記放熱板、チップ及び内部端子を樹脂封
止する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
造方法により上記課題を解決できる。
は銅合金で形成された放熱板の基材表面に、黒化処理層
を形成する工程と、該放熱板を加熱し、該黒化処理層と
該基材との間に該基材の表面を酸化させた第1酸化銅
(Cu2O)層を設ける工程と、該放熱板の所定の場所
にチップを固定する工程と、該放熱板上に絶縁材を介し
て設けられた複数の内部端子とチップとを電気的に接続
する工程と、上記放熱板、チップ及び内部端子を樹脂封
止する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
造方法により上記課題を解決できる。
【0022】請求項6記載の発明では、銅(Cu)また
は銅合金で形成されたリードフレームの基材表面に黒化
処理層を形成する工程と、該リードフレームを加熱し、
該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化させ
た第1酸化銅(Cu2O)層を設ける工程と、該リード
フレームの所定の場所にチップを固定する工程と、該チ
ップと複数の内部端子とを電気的に接続する工程と、上
記リードフレーム、チップ及び内部端子を樹脂封止する
工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法
により上記課題を解決できる。
は銅合金で形成されたリードフレームの基材表面に黒化
処理層を形成する工程と、該リードフレームを加熱し、
該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化させ
た第1酸化銅(Cu2O)層を設ける工程と、該リード
フレームの所定の場所にチップを固定する工程と、該チ
ップと複数の内部端子とを電気的に接続する工程と、上
記リードフレーム、チップ及び内部端子を樹脂封止する
工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法
により上記課題を解決できる。
【0023】請求項7記載の発明では、表面に黒化処理
層が設けられた銅(Cu)または銅合金で形成された基
材と、該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸
化させた第1酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴
とするリードフレームにより上記課題を解決できる。
層が設けられた銅(Cu)または銅合金で形成された基
材と、該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸
化させた第1酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴
とするリードフレームにより上記課題を解決できる。
【0024】請求項8記載の発明では、銅(Cu)また
は銅合金で形成された基材表面に黒化処理層を形成する
工程と、該基材を加熱し、該黒化処理層と該基材との間
に該基材の表面を酸化させた第1酸化銅(Cu2O)層
を設ける工程とを有することを特徴とするリードフレー
ムの製造方法により上記課題を解決できる。
は銅合金で形成された基材表面に黒化処理層を形成する
工程と、該基材を加熱し、該黒化処理層と該基材との間
に該基材の表面を酸化させた第1酸化銅(Cu2O)層
を設ける工程とを有することを特徴とするリードフレー
ムの製造方法により上記課題を解決できる。
【0025】上述の各手段は次のような作用を有する。
【0026】請求項1記載の半導体装置は、放熱板の基
材と黒化処理層との間に該基材の表面を酸化させた第1
酸化銅(Cu2O)層を形成することにより、後の樹脂
封止後の製造工程および実装工程で加熱されても、放熱
板のCuと黒化処理層(CuO)との間に、還元反応によ
るCu2O層の発生を防ぐことができる。
材と黒化処理層との間に該基材の表面を酸化させた第1
酸化銅(Cu2O)層を形成することにより、後の樹脂
封止後の製造工程および実装工程で加熱されても、放熱
板のCuと黒化処理層(CuO)との間に、還元反応によ
るCu2O層の発生を防ぐことができる。
【0027】これは、酸素が供給されない状態で熱が加
わった際に酸化・還元反応を起こすCuとCuOの組み
合わせに対し、放熱板の基材(Cu)と第1酸化銅層(Cu
2O)及び第1酸化銅層(Cu2O)と黒化処理層(CuO)
のそれぞれの組み合わせでは、酸素が供給されない状態
で熱が加わっても、酸化・還元反応が起きないものと考
えられる。
わった際に酸化・還元反応を起こすCuとCuOの組み
合わせに対し、放熱板の基材(Cu)と第1酸化銅層(Cu
2O)及び第1酸化銅層(Cu2O)と黒化処理層(CuO)
のそれぞれの組み合わせでは、酸素が供給されない状態
で熱が加わっても、酸化・還元反応が起きないものと考
えられる。
【0028】従って、封止樹脂と放熱板との密着は黒化
処理層により良好に保たれたまま、半導体装置が実装基
板に搭載されるので、ICパッケージにクラックが生じ
て水分がパッケージ内に浸入するような問題は発生しな
い。
処理層により良好に保たれたまま、半導体装置が実装基
板に搭載されるので、ICパッケージにクラックが生じ
て水分がパッケージ内に浸入するような問題は発生しな
い。
【0029】請求項2記載の半導体装置も、上述した放
熱板の場合と同様に、リードフレームの基材表面と黒化
処理層との間に該基材の表面を酸化させて形成されるC
u2O層により、封止後の製造工程および実装工程で加
熱されても、リードフレームの基材のCuと黒化処理層
(CuO)との間に、還元反応によるCu2O層の発生を
防ぐことができる。
熱板の場合と同様に、リードフレームの基材表面と黒化
処理層との間に該基材の表面を酸化させて形成されるC
u2O層により、封止後の製造工程および実装工程で加
熱されても、リードフレームの基材のCuと黒化処理層
(CuO)との間に、還元反応によるCu2O層の発生を
防ぐことができる。
【0030】請求項3記載の半導体装置も、請求項1で
記載した放熱板の場合と同様に、放熱板の基材表面と黒
化処理層との間に該基材の表面を酸化させて形成される
Cu2O層により、封止後の製造工程および実装工程で
加熱されても、放熱板の基材のCuと黒化処理層(Cu
O)との間に、還元反応によるCu2O層の発生を防ぐ
ことができる。リードフレームの材質は、特に銅に限定
されないので、42アロイ等の材質のリードフレームを
用いることもできる。
記載した放熱板の場合と同様に、放熱板の基材表面と黒
化処理層との間に該基材の表面を酸化させて形成される
Cu2O層により、封止後の製造工程および実装工程で
加熱されても、放熱板の基材のCuと黒化処理層(Cu
O)との間に、還元反応によるCu2O層の発生を防ぐ
ことができる。リードフレームの材質は、特に銅に限定
されないので、42アロイ等の材質のリードフレームを
用いることもできる。
【0031】請求項4記載の半導体装置は、放熱板が封
止樹脂から露出しているので、放熱特性がより優れてい
る。
止樹脂から露出しているので、放熱特性がより優れてい
る。
【0032】請求項5記載の半導体装置の製造方法は、
放熱板の基材と黒化処理層との間の該基材表面に、加熱
により緻密な膜質を有する第1酸化銅(Cu2O)層を
形成している。これにより、後の樹脂封止後の製造工程
および実装工程で加熱されても、放熱板の基材のCuと
黒化処理層(CuO)との間に、還元反応によるCu2
O層の発生を防ぐことができる。
放熱板の基材と黒化処理層との間の該基材表面に、加熱
により緻密な膜質を有する第1酸化銅(Cu2O)層を
形成している。これにより、後の樹脂封止後の製造工程
および実装工程で加熱されても、放熱板の基材のCuと
黒化処理層(CuO)との間に、還元反応によるCu2
O層の発生を防ぐことができる。
【0033】請求項6記載の半導体装置の製造方法は、
リードフレームの基材と黒化処理層との間の該基材表面
に、加熱により緻密な膜質を有する第1酸化銅(Cu2
O)層を形成している。これにより、後の樹脂封止後の
製造工程および実装工程で加熱されても、リードフレー
ムの基材のCuと黒化処理層(CuO)との間に、還元
反応によるCu2O層の発生を防ぐことができる。
リードフレームの基材と黒化処理層との間の該基材表面
に、加熱により緻密な膜質を有する第1酸化銅(Cu2
O)層を形成している。これにより、後の樹脂封止後の
製造工程および実装工程で加熱されても、リードフレー
ムの基材のCuと黒化処理層(CuO)との間に、還元
反応によるCu2O層の発生を防ぐことができる。
【0034】請求項7記載のリードフレームは、リード
フレームの基材と黒化処理層との間の該基材表面に、加
熱により緻密な膜質を有する第1酸化銅(Cu2O)層
を形成している。これにより、このリードフレームを半
導体装置に用いた場合、樹脂封止後の製造工程および実
装工程で加熱されても、リードフレームの基材のCuと
黒化処理層(CuO)との間に、還元反応によるCu2
O層の発生を防ぐことができる。
フレームの基材と黒化処理層との間の該基材表面に、加
熱により緻密な膜質を有する第1酸化銅(Cu2O)層
を形成している。これにより、このリードフレームを半
導体装置に用いた場合、樹脂封止後の製造工程および実
装工程で加熱されても、リードフレームの基材のCuと
黒化処理層(CuO)との間に、還元反応によるCu2
O層の発生を防ぐことができる。
【0035】請求項8記載のリードフレームの製造方法
は、リードフレームの基材と黒化処理層との間の該基材
表面に、加熱により緻密な膜質を有する第1酸化銅(C
u2O)層を形成している。これにより、このリードフ
レームを半導体装置に用いた場合、樹脂封止後の製造工
程および実装工程で加熱されても、リードフレームの基
材のCuと黒化処理層(CuO)との間に、還元反応に
よるCu2O層の発生を防ぐことができる。
は、リードフレームの基材と黒化処理層との間の該基材
表面に、加熱により緻密な膜質を有する第1酸化銅(C
u2O)層を形成している。これにより、このリードフ
レームを半導体装置に用いた場合、樹脂封止後の製造工
程および実装工程で加熱されても、リードフレームの基
材のCuと黒化処理層(CuO)との間に、還元反応に
よるCu2O層の発生を防ぐことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に本発明の原理及び本発明の半
導体装置とその製造方法の実施の形態について図1,3
〜5を用いて説明する。
導体装置とその製造方法の実施の形態について図1,3
〜5を用いて説明する。
【0037】図1は、本発明の原理を説明する図であ
る。図1(a)〜(d)は、それぞれリードフレームの
断面図を示している。
る。図1(a)〜(d)は、それぞれリードフレームの
断面図を示している。
【0038】このリードフレームは銅(Cu)または銅
合金で形成されている。銅合金とは銅が90%以上含ま
れている場合を指している。
合金で形成されている。銅合金とは銅が90%以上含ま
れている場合を指している。
【0039】図1(a)は、銅のリードフレーム3の基
材表面に黒化処理層2を形成した状態を示している。黒
化処理層2は、リードフレームをアルカリ浴に浸漬処理
することにより形成することができ、リードフレームの
基材表面に第2酸化銅(CuO)層の針状結晶層が形成
される。
材表面に黒化処理層2を形成した状態を示している。黒
化処理層2は、リードフレームをアルカリ浴に浸漬処理
することにより形成することができ、リードフレームの
基材表面に第2酸化銅(CuO)層の針状結晶層が形成
される。
【0040】黒化処理を行なうアルカリ浴とは、たとえ
ば、亜塩素酸ナトリウム,水酸化ナトリウム,ペルオキ
ソ二硫酸カリウム等の強酸化剤の混合溶液を用いたもの
であり、100℃前後で3〜10分の処理を行なうもの
である。
ば、亜塩素酸ナトリウム,水酸化ナトリウム,ペルオキ
ソ二硫酸カリウム等の強酸化剤の混合溶液を用いたもの
であり、100℃前後で3〜10分の処理を行なうもの
である。
【0041】図1(b)は、リードフレームの基材表面
に形成したCuO層2とリードフレーム3との間に第1
酸化銅(Cu2O)層4を形成した状態を示している。
に形成したCuO層2とリードフレーム3との間に第1
酸化銅(Cu2O)層4を形成した状態を示している。
【0042】この第1酸化銅(Cu2O)層4を形成す
る方法は、CuO層2の形成されたリードフレームを酸
化性雰囲気、例えばオーブンの中で空気中200°C〜
300°Cで1〜2時間加熱することにより、0.5μ
m前後の膜厚のCu2O層を形成することができる。
る方法は、CuO層2の形成されたリードフレームを酸
化性雰囲気、例えばオーブンの中で空気中200°C〜
300°Cで1〜2時間加熱することにより、0.5μ
m前後の膜厚のCu2O層を形成することができる。
【0043】第1酸化銅(Cu2O)層4を形成するこ
とにより、後の樹脂封止後の製造工程および実装工程で
加熱されても、リードフレーム3の基材のCuと黒化処
理(CuO)層2との間に、還元反応によるCu2O層
の発生を防ぐことができる。
とにより、後の樹脂封止後の製造工程および実装工程で
加熱されても、リードフレーム3の基材のCuと黒化処
理(CuO)層2との間に、還元反応によるCu2O層
の発生を防ぐことができる。
【0044】これは、酸素が供給されない状態で熱が加
わった際に酸化・還元反応を起こすCuとCuOの組み
合わせに対し、CuとCu2O、Cu2OとCuOのそ
れぞれの組み合わせでは、酸素が供給されない状態で熱
が加わっても、酸化・還元反応が起きないものと考えら
れる。
わった際に酸化・還元反応を起こすCuとCuOの組み
合わせに対し、CuとCu2O、Cu2OとCuOのそ
れぞれの組み合わせでは、酸素が供給されない状態で熱
が加わっても、酸化・還元反応が起きないものと考えら
れる。
【0045】特に、もろい還元反応によるCu2O層の
生成を防ぐことができるので、封止樹脂がリードフレー
ムから剥がれるのを有効に防ぐことができる。
生成を防ぐことができるので、封止樹脂がリードフレー
ムから剥がれるのを有効に防ぐことができる。
【0046】図1(c)は、チップ、ワイヤ等の半導体
装置を構成する部材を搭載したリードフレーム3を樹脂
封止し、封止樹脂5を形成した状態を示している。
装置を構成する部材を搭載したリードフレーム3を樹脂
封止し、封止樹脂5を形成した状態を示している。
【0047】黒化処理層2の表面は、針状結晶となって
いるので、封止樹脂5と黒化処理層2との密着性は良好
なものとなっている。
いるので、封止樹脂5と黒化処理層2との密着性は良好
なものとなっている。
【0048】図1(d)は、175℃で6〜10時間封
止樹脂をキュアした後、赤外線リフローにより半導体装
置を実装基板に実装した後の状態を示している。
止樹脂をキュアした後、赤外線リフローにより半導体装
置を実装基板に実装した後の状態を示している。
【0049】封止樹脂のキュアでは、上述したCu2O
層4の作用により、リードフレーム3とCuO層2との
間に、酸化・還元反応によるCu2O層が生成されるこ
とはない。特に、もろい還元反応によるCu2O層の生
成を防ぐことができるので、鉛フリーの半田を用いた実
装工程においても、リフロー温度が260〜270℃と
一般的な鉛半田よりかなり高い温度であるにもかかわら
ず、封止樹脂がリードフレームから剥がれるのを有効に
防ぐことができる。
層4の作用により、リードフレーム3とCuO層2との
間に、酸化・還元反応によるCu2O層が生成されるこ
とはない。特に、もろい還元反応によるCu2O層の生
成を防ぐことができるので、鉛フリーの半田を用いた実
装工程においても、リフロー温度が260〜270℃と
一般的な鉛半田よりかなり高い温度であるにもかかわら
ず、封止樹脂がリードフレームから剥がれるのを有効に
防ぐことができる。
【0050】従って、封止樹脂とリードフレームとの密
着は黒化処理層により良好に保たれたまま、半導体装置
が実装基板に搭載されるので、ICパッケージにクラッ
クが生じて水分がパッケージ内に浸入するような問題は
発生しない。 (第1実施形態)図3は、本発明の一実施形態を説明す
る図である。図3(a)は、本実施例に用いられるリー
ドフレームの平面図を示し、図3(b)は、このリード
フレームにICチップを搭載して樹脂封止したICパッ
ケージの断面を示す図である。
着は黒化処理層により良好に保たれたまま、半導体装置
が実装基板に搭載されるので、ICパッケージにクラッ
クが生じて水分がパッケージ内に浸入するような問題は
発生しない。 (第1実施形態)図3は、本発明の一実施形態を説明す
る図である。図3(a)は、本実施例に用いられるリー
ドフレームの平面図を示し、図3(b)は、このリード
フレームにICチップを搭載して樹脂封止したICパッ
ケージの断面を示す図である。
【0051】リードフレーム30は、銅(Cu)により
形成され、スタンピングまたはエッチングにより所定の
形状に加工されている。これとは別の部材として、やは
り銅で形成された放熱板34が、リードフレーム30の
内部端子36に熱硬化性の接着材の塗布されたテープ
(不図示)を介して貼りつけられている。
形成され、スタンピングまたはエッチングにより所定の
形状に加工されている。これとは別の部材として、やは
り銅で形成された放熱板34が、リードフレーム30の
内部端子36に熱硬化性の接着材の塗布されたテープ
(不図示)を介して貼りつけられている。
【0052】放熱板34の基材表面に、脱脂やライトエ
ッチング等の前処理を行った後、基材表面に黒化処理層
を形成し、洗浄、乾燥する。黒化処理層は、前述のとお
り放熱板をアルカリ浴に浸漬処理することにより形成す
ることができ、基材表面に第2酸化銅(CuO)層の針
状結晶層が形成される。
ッチング等の前処理を行った後、基材表面に黒化処理層
を形成し、洗浄、乾燥する。黒化処理層は、前述のとお
り放熱板をアルカリ浴に浸漬処理することにより形成す
ることができ、基材表面に第2酸化銅(CuO)層の針
状結晶層が形成される。
【0053】そして、放熱板の黒化処理(CuO)層と
基材表面との間の該基材表面上には、上述した第1酸化
銅(Cu2O)層が0.5μm前後の膜厚で形成されて
いる。
基材表面との間の該基材表面上には、上述した第1酸化
銅(Cu2O)層が0.5μm前後の膜厚で形成されて
いる。
【0054】これにより、後の樹脂封止後の製造工程お
よび実装工程で加熱されても、放熱板のCuとCuO層
との間に、酸化・還元反応によるCu2O層の発生を防
ぐことができる。
よび実装工程で加熱されても、放熱板のCuとCuO層
との間に、酸化・還元反応によるCu2O層の発生を防
ぐことができる。
【0055】放熱板34の表面には、ICチップ31が
直接搭載され、黒化処理層の上から銀ペースト等により
固定されている。チップ31の電極と内部端子36とは
ワイヤ32により接続され、内部端子36は封止樹脂3
3から外部に延びてリード35となっている。
直接搭載され、黒化処理層の上から銀ペースト等により
固定されている。チップ31の電極と内部端子36とは
ワイヤ32により接続され、内部端子36は封止樹脂3
3から外部に延びてリード35となっている。
【0056】本実施例では、リードフレームに銅を用
い、さらに銅の放熱板にチップを直接搭載することによ
り、優れた放熱特性が得られる。これと共に、樹脂封止
後の製造工程および実装工程で高熱が加わっても、放熱
板の黒化処理(CuO)層と基材表面との間の該基材表
面上に形成した第1酸化銅(Cu2O)層により、封止
樹脂33と放熱板とが剥がれることなく、黒化処理層の
針状結晶が封止樹脂と良好な密着を保つことができ、パ
ッケージのクラックの発生を防ぐことができる。 (第2実施形態)図4は、本発明の別の実施形態を説明
する図である。図4(a)は、本実施例に用いられるリ
ードフレームの平面図を示し、図4(b)は、このリー
ドフレームにICチップを搭載して樹脂封止したICパ
ッケージの断面を示す図である。
い、さらに銅の放熱板にチップを直接搭載することによ
り、優れた放熱特性が得られる。これと共に、樹脂封止
後の製造工程および実装工程で高熱が加わっても、放熱
板の黒化処理(CuO)層と基材表面との間の該基材表
面上に形成した第1酸化銅(Cu2O)層により、封止
樹脂33と放熱板とが剥がれることなく、黒化処理層の
針状結晶が封止樹脂と良好な密着を保つことができ、パ
ッケージのクラックの発生を防ぐことができる。 (第2実施形態)図4は、本発明の別の実施形態を説明
する図である。図4(a)は、本実施例に用いられるリ
ードフレームの平面図を示し、図4(b)は、このリー
ドフレームにICチップを搭載して樹脂封止したICパ
ッケージの断面を示す図である。
【0057】リードフレーム40は、銅(Cu)により
形成されている。リードフレーム40の基材表面には、
前述の放熱板と同様の黒化処理層が形成されている。た
だし、ワイヤ42が接続される内部端子46上の領域
は、マスクをかけて黒化処理層が形成されないようにし
ている。ワイヤ32が接続される内部端子36上の領域
は、マスクをかけて黒化処理層が形成されないようにし
ておき、Agメッキを施しておく。
形成されている。リードフレーム40の基材表面には、
前述の放熱板と同様の黒化処理層が形成されている。た
だし、ワイヤ42が接続される内部端子46上の領域
は、マスクをかけて黒化処理層が形成されないようにし
ている。ワイヤ32が接続される内部端子36上の領域
は、マスクをかけて黒化処理層が形成されないようにし
ておき、Agメッキを施しておく。
【0058】そして、リードフレームの黒化処理(Cu
O)層と基材表面との間の該基材表面上には、上述した
第1酸化銅(Cu2O)層が0.5μm前後の膜厚で形
成されている。
O)層と基材表面との間の該基材表面上には、上述した
第1酸化銅(Cu2O)層が0.5μm前後の膜厚で形
成されている。
【0059】これにより、後の樹脂封止後の製造工程お
よび実装工程で加熱されても、リードフレームのCuと
CuO層との間に、還元反応によるCu2O層の発生を
防ぐことができる。
よび実装工程で加熱されても、リードフレームのCuと
CuO層との間に、還元反応によるCu2O層の発生を
防ぐことができる。
【0060】リードフレーム40のチップ搭載領域には
ICチップ41が搭載され、黒化処理層の上から銀ペー
スト等により固定されている。チップ41の電極と内部
端子46とはワイヤ42により接続され、内部端子46
は封止樹脂43から外部に延びてリード45となってい
る。
ICチップ41が搭載され、黒化処理層の上から銀ペー
スト等により固定されている。チップ41の電極と内部
端子46とはワイヤ42により接続され、内部端子46
は封止樹脂43から外部に延びてリード45となってい
る。
【0061】本実施例では、リードフレームに銅を用
い、特に放熱板を設けてはいないが、第1実施形態のも
のより放熱特性が要求されない場合に適用される。リー
ドフレーム基材表面と黒化処理層との間の該基材表面上
に形成した第1酸化銅(Cu2O)層の作用は上述した
ものと同様である。 (第3実施形態)図5は、本発明の別の実施形態を説明
する図である。図5(a)は、本実施例に用いられる放
熱板の平面図を示し、図5(b)は、この放熱板にIC
チップを搭載して樹脂封止したICパッケージの断面を
示す図である。リードフレームは、図4で説明した第2
実施形態と同様のものが用いられる。
い、特に放熱板を設けてはいないが、第1実施形態のも
のより放熱特性が要求されない場合に適用される。リー
ドフレーム基材表面と黒化処理層との間の該基材表面上
に形成した第1酸化銅(Cu2O)層の作用は上述した
ものと同様である。 (第3実施形態)図5は、本発明の別の実施形態を説明
する図である。図5(a)は、本実施例に用いられる放
熱板の平面図を示し、図5(b)は、この放熱板にIC
チップを搭載して樹脂封止したICパッケージの断面を
示す図である。リードフレームは、図4で説明した第2
実施形態と同様のものが用いられる。
【0062】リードフレームは、銅または42%Ni−
58%Fe(42アロイ)で形成されている。リードフ
レームのチップ搭載領域の裏面に設けられる放熱板54
は、銅で形成されており、その表面には、前述と同様の
黒化処理層が形成されている。
58%Fe(42アロイ)で形成されている。リードフ
レームのチップ搭載領域の裏面に設けられる放熱板54
は、銅で形成されており、その表面には、前述と同様の
黒化処理層が形成されている。
【0063】そして、放熱板の黒化処理(CuO)層と
基材表面との間の該基材表面上には、上述した第1酸化
銅(Cu2O)層が0.5μm前後の膜厚で形成されて
いる。
基材表面との間の該基材表面上には、上述した第1酸化
銅(Cu2O)層が0.5μm前後の膜厚で形成されて
いる。
【0064】これにより、後の樹脂封止後の製造工程お
よび実装工程で加熱されても、放熱板のCuとCuO層
との間に、還元反応によるCu2O層の発生を防ぐこと
ができる。
よび実装工程で加熱されても、放熱板のCuとCuO層
との間に、還元反応によるCu2O層の発生を防ぐこと
ができる。
【0065】リードフレームのチップ搭載領域にはIC
チップ51が搭載され、銀ペースト等により固定されて
いる。チップ51の電極と内部端子56とはワイヤ52
により接続され、内部端子56は封止樹脂53から外部
に延びてリード55となっている。
チップ51が搭載され、銀ペースト等により固定されて
いる。チップ51の電極と内部端子56とはワイヤ52
により接続され、内部端子56は封止樹脂53から外部
に延びてリード55となっている。
【0066】放熱板54は、封止樹脂53から表面が露
出して設けられている。これにより、放熱特性が向上し
ている。
出して設けられている。これにより、放熱特性が向上し
ている。
【0067】本実施例では、銅の放熱板を露出して設け
ている。これは、外部の冷却装置を用いる場合に有効で
ある。放熱板の基材表面と黒化処理層との間の該基材表
面上に形成した第1酸化銅(Cu2O)層の作用は上述
したものと同様である。
ている。これは、外部の冷却装置を用いる場合に有効で
ある。放熱板の基材表面と黒化処理層との間の該基材表
面上に形成した第1酸化銅(Cu2O)層の作用は上述
したものと同様である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置及び製造方法を用いれば、Cuの基材と黒化処理層と
の間の該基材表面上に第1酸化銅(Cu2O)層を形成
することにより、後の樹脂封止後の製造工程および実装
工程で加熱されても、基材のCuと黒化処理層(Cu
O)との間に、還元反応によるCu2O層の発生を防ぐ
ことができる。特に、もろい還元反応によるCu2O層
の生成を防ぐことができるので、封止樹脂がCuの部材
から剥がれるのを有効に防ぐことができる。
置及び製造方法を用いれば、Cuの基材と黒化処理層と
の間の該基材表面上に第1酸化銅(Cu2O)層を形成
することにより、後の樹脂封止後の製造工程および実装
工程で加熱されても、基材のCuと黒化処理層(Cu
O)との間に、還元反応によるCu2O層の発生を防ぐ
ことができる。特に、もろい還元反応によるCu2O層
の生成を防ぐことができるので、封止樹脂がCuの部材
から剥がれるのを有効に防ぐことができる。
【0069】従って、封止樹脂とCuの部材との密着は
黒化処理層により良好に保たれたまま、半導体装置が実
装基板に搭載されるので、ICパッケージにクラックが
生じて水分がパッケージ内に浸入するような問題は発生
しない。
黒化処理層により良好に保たれたまま、半導体装置が実
装基板に搭載されるので、ICパッケージにクラックが
生じて水分がパッケージ内に浸入するような問題は発生
しない。
【0070】また同様の手法をリードフレームとその製
造方法に用いれば、このリードフレームを半導体装置に
用いた場合、半導体装置の樹脂封止後の製造工程および
実装工程で加熱されても、リードフレームの基材のCu
と黒化処理層(CuO)との間に、還元反応によるCu
2O層の発生を防ぐことができる。
造方法に用いれば、このリードフレームを半導体装置に
用いた場合、半導体装置の樹脂封止後の製造工程および
実装工程で加熱されても、リードフレームの基材のCu
と黒化処理層(CuO)との間に、還元反応によるCu
2O層の発生を防ぐことができる。
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】従来技術とその問題点を説明する図である。
【図3】本発明の第1実施形態を説明する図である。
【図4】本発明の第2実施形態を説明する図である。
【図5】本発明の第3実施形態を説明する図である。
2…………黒化処理層 3…………リードフ
レーム 4…………第1酸化銅層 5…………封止樹脂 21…………リードフレーム 22………黒化処理
層 25………封止樹脂 26………還元によ
る第1酸化銅層 27………酸化による第1酸化銅層 28………第1酸化銅層26の剥がれ 30,40………リードフレーム 31,41,51………チップ 32,42,52、
……ワイヤ 33,43,53………封止樹脂 34,54…………
……放熱板 35,45,55………リード 36,46,56…
……内部端子
レーム 4…………第1酸化銅層 5…………封止樹脂 21…………リードフレーム 22………黒化処理
層 25………封止樹脂 26………還元によ
る第1酸化銅層 27………酸化による第1酸化銅層 28………第1酸化銅層26の剥がれ 30,40………リードフレーム 31,41,51………チップ 32,42,52、
……ワイヤ 33,43,53………封止樹脂 34,54…………
……放熱板 35,45,55………リード 36,46,56…
……内部端子
Claims (8)
- 【請求項1】基材の表面に黒化処理層が設けられた銅
(Cu)または銅合金で形成された放熱板と、 該放熱板の所定の場所に固定されたチップと、 該放熱板上に絶縁材を介して設けられ、チップと電気的
に接続された複数の内部端子と、 上記放熱板、チップ及び内部端子を封止する封止樹脂と
を有し、 該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化させ
た第1酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項2】基材の表面に黒化処理層が設けられた銅
(Cu)または銅合金で形成されたリードフレームと、 該リードフレームの所定の場所に固定されたチップと、 該チップと電気的に接続された複数の内部端子と、 上記リードフレーム、チップ及び内部端子を封止する封
止樹脂とを有し、 該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化させ
た第1酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項3】リードフレームと、 該リードフレームの所定の場所に固定されたチップと、 該チップと電気的に接続された複数の内部端子と、 該チップの固定された面と反対側のリードフレーム面に
設けられ、基材の表面に黒化処理層が設けられた銅(C
u)または銅合金で形成された放熱板と、 上記リードフレーム、チップ及び内部端子を封止する封
止樹脂とを有し、 該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化させ
た第1酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項4】前記放熱板が前記封止樹脂から露出してい
ることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項5】銅(Cu)または銅合金で形成された放熱
板の基材表面に、黒化処理層を形成する工程と、 該放熱板を加熱し、該黒化処理層と該基材との間に該基
材の表面を酸化させた第1酸化銅(Cu2O)層を設け
る工程と、 該放熱板の所定の場所にチップを固定する工程と、 該放熱板上に絶縁材を介して設けられた複数の内部端子
とチップとを電気的に接続する工程と、 上記放熱板、チップ及び内部端子を樹脂封止する工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】銅(Cu)または銅合金で形成されたリー
ドフレームの基材表面に黒化処理層を形成する工程と、 該リードフレームを加熱し、該黒化処理層と該基材との
間に該基材の表面を酸化させた第1酸化銅(Cu2O)
層を設ける工程と、 該リードフレームの所定の場所にチップを固定する工程
と、 該チップと複数の内部端子とを電気的に接続する工程
と、 上記リードフレーム、チップ及び内部端子を樹脂封止す
る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項7】表面に黒化処理層が設けられた銅(Cu)
または銅合金で形成された基材と、 該黒化処理層と該基材との間に該基材の表面を酸化させ
た第1酸化銅(Cu2O)層を設けることを特徴とする
リードフレーム。 - 【請求項8】銅(Cu)または銅合金で形成された基材
表面に黒化処理層を形成する工程と、 該基材を加熱し、該黒化処理層と該基材との間に該基材
の表面を酸化させた第1酸化銅(Cu2O)層を設ける
工程とを有することを特徴とするリードフレームの製造
方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015108A JP2001210776A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 半導体装置とその製造方法及びリードフレームとその製造方法 |
TW089118964A TW486800B (en) | 2000-01-24 | 2000-09-15 | Semiconductor device and method of producing the same, lead frame and method of producing the same |
KR1020000054644A KR20010076196A (ko) | 2000-01-24 | 2000-09-18 | 반도체 장치와 그 제조방법 및 리드 프레임과 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015108A JP2001210776A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 半導体装置とその製造方法及びリードフレームとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001210776A true JP2001210776A (ja) | 2001-08-03 |
Family
ID=18542454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000015108A Withdrawn JP2001210776A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 半導体装置とその製造方法及びリードフレームとその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001210776A (ja) |
KR (1) | KR20010076196A (ja) |
TW (1) | TW486800B (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6955948B2 (en) | 2001-01-19 | 2005-10-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing a component built-in module |
US6975516B2 (en) | 2001-10-18 | 2005-12-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Component built-in module and method for producing the same |
DE102006022254A1 (de) * | 2006-05-11 | 2007-11-15 | Infineon Technologies Ag | Halbleiterbauteil mit in Kunststoffgehäusemasse eingebetteten Halbleiterbauteilkomponenten |
US7301226B2 (en) | 2003-04-16 | 2007-11-27 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Conductor substrate, semiconductor device and production method thereof |
JP2010512665A (ja) * | 2006-12-12 | 2010-04-22 | インタープレックス,キューエルピー,インコーポレイテッド | プラスチック電子素子パッケージ |
JP2015149370A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2020068292A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 株式会社三井ハイテック | リードフレーム、及びリードフレームパッケージ |
-
2000
- 2000-01-24 JP JP2000015108A patent/JP2001210776A/ja not_active Withdrawn
- 2000-09-15 TW TW089118964A patent/TW486800B/zh active
- 2000-09-18 KR KR1020000054644A patent/KR20010076196A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6955948B2 (en) | 2001-01-19 | 2005-10-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing a component built-in module |
US6975516B2 (en) | 2001-10-18 | 2005-12-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Component built-in module and method for producing the same |
US7294587B2 (en) | 2001-10-18 | 2007-11-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Component built-in module and method for producing the same |
US7524702B2 (en) | 2003-04-16 | 2009-04-28 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Conductor substrate, semiconductor device and production method thereof |
US7301226B2 (en) | 2003-04-16 | 2007-11-27 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Conductor substrate, semiconductor device and production method thereof |
EP1469514B1 (en) * | 2003-04-16 | 2016-11-23 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Conductor substrate for semiconductor device and production method thereof |
DE102006022254A1 (de) * | 2006-05-11 | 2007-11-15 | Infineon Technologies Ag | Halbleiterbauteil mit in Kunststoffgehäusemasse eingebetteten Halbleiterbauteilkomponenten |
US8450861B2 (en) | 2006-05-11 | 2013-05-28 | Infineon Technologies Ag | Integrated circuit device with semiconductor device components embedded in plastic housing composition |
DE102006022254B4 (de) * | 2006-05-11 | 2008-12-11 | Infineon Technologies Ag | Halbleiterbauteil mit in Kunststoffgehäusemasse eingebetteten Halbleiterbauteilkomponenten, Anordnung für eine Mehrzahl von Halbleiterbauteilen und Verfahren zur Herstellung von Halbleiterbauteilen |
JP2010512665A (ja) * | 2006-12-12 | 2010-04-22 | インタープレックス,キューエルピー,インコーポレイテッド | プラスチック電子素子パッケージ |
US8039945B2 (en) * | 2006-12-12 | 2011-10-18 | Interplex Qlp, Inc. | Plastic electronic component package |
JP2015149370A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2020068292A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 株式会社三井ハイテック | リードフレーム、及びリードフレームパッケージ |
JP7170498B2 (ja) | 2018-10-24 | 2022-11-14 | 株式会社三井ハイテック | リードフレーム、及びリードフレームパッケージ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20010076196A (ko) | 2001-08-11 |
TW486800B (en) | 2002-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7638879B2 (en) | Semiconductor package and fabrication method thereof | |
JP2009526381A (ja) | 半導体qfn/sonデバイス用のアルミニウム・リードフレーム | |
JP2001345414A (ja) | リードフレーム、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 | |
US8664046B2 (en) | Manufacturing method thereof and a semiconductor device | |
JP2001210776A (ja) | 半導体装置とその製造方法及びリードフレームとその製造方法 | |
JP2002368165A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JP3680812B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 | |
JPH09116045A (ja) | リードフレームを用いたbgaタイプの樹脂封止型半導体装置およびその製造方法 | |
JP3576228B2 (ja) | 表面実装型半導体装置 | |
JP3013810B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH10313081A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH04137552A (ja) | リードフレーム | |
KR100507286B1 (ko) | 반도체 패키지의 부착 방법 | |
JPH0778903A (ja) | 混成集積回路におけるバイアス電圧の供給方法 | |
JP2675077B2 (ja) | 半導体装置用リードフレーム | |
JPS6193654A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JP5125702B2 (ja) | 電子装置の製造方法 | |
JP2001308254A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
US9123699B1 (en) | Formation of package pins in semiconductor packaging | |
KR100471413B1 (ko) | 테이프 볼 그리드 어레이 패키지 | |
JPH0595078A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
TWI388040B (zh) | 具散熱片之半導體封裝結構及其製造方法 | |
JP2001274276A (ja) | 放熱型bgaパッケージ及びその製造方法 | |
JPS59144159A (ja) | プラスチツク封止型ic | |
JPS61195991A (ja) | 電子部品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |