JP2001118177A - 現場点検操作支援装置とその点検操作方法 - Google Patents
現場点検操作支援装置とその点検操作方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 点検操作員を対象機器に誘導する現場点検操
作支援装置と現場点検操作方法を提供すること。 【解決手段】 機器109の点検操作順序情報と機器1
09の位置情報と移動経路情報を表示する表示装置10
2と、予め機器109の点検操作順路上の任意の場所に
貼付された個体識別可能な無線タグ108からのID情
報を受信する通信装置106と、点検操作員が任意の前
記ID情報を取得すると内蔵した点検操作順序情報及び
機器の位置情報とID情報から点検操作員の現在位置を
同定し、点検操作員が進路を認識できる地図情報と移動
方向を表示装置102上に表示する制御装置101を有
する携帯端末装置100を備えた現場点検操作支援のた
めの装置である。このような現場点検操作支援装置によ
り、点検操作を現場巡回中に必要に応じて繰り返せば、
点検操作員は道に迷うこともなく、最適経路で現場点検
操作を行うことができる。
作支援装置と現場点検操作方法を提供すること。 【解決手段】 機器109の点検操作順序情報と機器1
09の位置情報と移動経路情報を表示する表示装置10
2と、予め機器109の点検操作順路上の任意の場所に
貼付された個体識別可能な無線タグ108からのID情
報を受信する通信装置106と、点検操作員が任意の前
記ID情報を取得すると内蔵した点検操作順序情報及び
機器の位置情報とID情報から点検操作員の現在位置を
同定し、点検操作員が進路を認識できる地図情報と移動
方向を表示装置102上に表示する制御装置101を有
する携帯端末装置100を備えた現場点検操作支援のた
めの装置である。このような現場点検操作支援装置によ
り、点検操作を現場巡回中に必要に応じて繰り返せば、
点検操作員は道に迷うこともなく、最適経路で現場点検
操作を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント等の現場
設備の点検操作、点検保守を支援する現場点検操作支援
装置、及びこれに関する点検操作方法に関する。
設備の点検操作、点検保守を支援する現場点検操作支援
装置、及びこれに関する点検操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラントの監視作業の一環と
して、プラントの試運転時や日常点検操作、定期保守の
際に、点検操作員が現場の各設備を巡回点検し、必要な
点検操作を実施している。点検操作員は、例えばバルブ
の固着防止のための定期的な開閉操作、メータ等の計器
類のチェック、潤滑油の追加などのユーティリティ管
理、複数系列の機器の運転・待機切り替えなど、現場に
おける種々の点検操作作業を実施している。
して、プラントの試運転時や日常点検操作、定期保守の
際に、点検操作員が現場の各設備を巡回点検し、必要な
点検操作を実施している。点検操作員は、例えばバルブ
の固着防止のための定期的な開閉操作、メータ等の計器
類のチェック、潤滑油の追加などのユーティリティ管
理、複数系列の機器の運転・待機切り替えなど、現場に
おける種々の点検操作作業を実施している。
【0003】こうした、現場設備の管理は発信機や操作
機により中央操作室からの監視、操作が可能な機器を除
けば適切な管理手段がないため、対象設備に対して、実
際に点検操作員が現場に赴き、必要な点検操作を実施
し、その結果を報告し、記録しなければならない。多く
のプラントにおいては、コンピュータが運転管理の業務
の大部分を請負っており、職員はコンピュータの監視を
行うことで、間接的にプラントの管理をしているのに対
し、現場作業は点検操作員に依存するしかなかった。
機により中央操作室からの監視、操作が可能な機器を除
けば適切な管理手段がないため、対象設備に対して、実
際に点検操作員が現場に赴き、必要な点検操作を実施
し、その結果を報告し、記録しなければならない。多く
のプラントにおいては、コンピュータが運転管理の業務
の大部分を請負っており、職員はコンピュータの監視を
行うことで、間接的にプラントの管理をしているのに対
し、現場作業は点検操作員に依存するしかなかった。
【0004】本明細書では、点検とは、現場の機器を1
つ1つ見て回ることを言い、操作とは、機器の状態を変
更することを言うこととする。点検の結果、機器が正し
い状態になっていなければ操作を施す。
つ1つ見て回ることを言い、操作とは、機器の状態を変
更することを言うこととする。点検の結果、機器が正し
い状態になっていなければ操作を施す。
【0005】従来は、点検操作項目及び内容を記述した
チェックリストを作成し、各項目を点検操作作業時に1
つずつチェックしていくことで、点検操作漏れを無くし
ていた。
チェックリストを作成し、各項目を点検操作作業時に1
つずつチェックしていくことで、点検操作漏れを無くし
ていた。
【0006】しかしながら、紙媒体を用いた確認作業で
は、現場での手書き点検操作が入ること、チェックする
手間がかかること、チェック時に、あるいは、そのチェ
ック結果を記録簿に書き取るときにヒューマンエラーに
よる間違いを起こしやすかった。
は、現場での手書き点検操作が入ること、チェックする
手間がかかること、チェック時に、あるいは、そのチェ
ック結果を記録簿に書き取るときにヒューマンエラーに
よる間違いを起こしやすかった。
【0007】また、現場作業をチェックリストを用いな
がら実施することは煩雑であるため、点検操作員とチェ
ックリスト管理者が組になって巡回点検操作にあたるケ
ースや、点検操作作業の見落としや、点検操作員の怠惰
による故意のチェックもれを防ぐために複数の人間によ
る多重チェックを行うこともあった。
がら実施することは煩雑であるため、点検操作員とチェ
ックリスト管理者が組になって巡回点検操作にあたるケ
ースや、点検操作作業の見落としや、点検操作員の怠惰
による故意のチェックもれを防ぐために複数の人間によ
る多重チェックを行うこともあった。
【0008】このような問題点を解消するために、点検
操作および手順項目のチェックリストを電子化した携帯
端末が生まれた。現場において点検操作員は、携帯端末
装置を持ち歩きながら点検操作する。そして、点検操作
員は、携帯端末装置のディスプレイ上のチェックリスト
を見ながら点検操作を行い、設備の点検操作作業を終え
る度に、点検操作結果を携帯端末に入力する。全ての点
検操作が終了したら、携帯端末装置は、例えばパソコン
等に接続されて点検操作データが転送され、点検操作結
果が記録として残される。
操作および手順項目のチェックリストを電子化した携帯
端末が生まれた。現場において点検操作員は、携帯端末
装置を持ち歩きながら点検操作する。そして、点検操作
員は、携帯端末装置のディスプレイ上のチェックリスト
を見ながら点検操作を行い、設備の点検操作作業を終え
る度に、点検操作結果を携帯端末に入力する。全ての点
検操作が終了したら、携帯端末装置は、例えばパソコン
等に接続されて点検操作データが転送され、点検操作結
果が記録として残される。
【0009】また、現場機器や当該機器を構成部品とす
る設備に機器の固有情報を識別できるタグを予め取り付
けておき、点検操作員が当該タグから機器を同定し、こ
れによって、当該機器に対して必要な点検操作項目及び
内容やチェックリストを端末に表示させて、作業を行う
こともある。
る設備に機器の固有情報を識別できるタグを予め取り付
けておき、点検操作員が当該タグから機器を同定し、こ
れによって、当該機器に対して必要な点検操作項目及び
内容やチェックリストを端末に表示させて、作業を行う
こともある。
【0010】この種の従来技術は、特開平5−1351
86号公報、特開平6−12588号公報、特開平7−
262225号公報、特開平6−11365号公報、特
開平10−222543号公報などにも記載されてい
る。
86号公報、特開平6−12588号公報、特開平7−
262225号公報、特開平6−11365号公報、特
開平10−222543号公報などにも記載されてい
る。
【0011】また、無線発信機能を持つタグを当該機器
に貼付し、タグの固有識別情報を受信することによっ
て、当該機器を同定することは、無線発信機能を有する
タグの本来の機能であり、米国特許4、751、516
などで公知である。
に貼付し、タグの固有識別情報を受信することによっ
て、当該機器を同定することは、無線発信機能を有する
タグの本来の機能であり、米国特許4、751、516
などで公知である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、現場での点検操作時に対象機器に当該
機器が同定可能なバーコードのような接触式又は無線タ
グのような非接触式の識別タグが貼付されていたとして
も、適切な現場誘導方法が提案されていないため、点検
操作員が現場を熟知していないと、当該機器の設置場所
にたどり着くことは困難であった。
技術においては、現場での点検操作時に対象機器に当該
機器が同定可能なバーコードのような接触式又は無線タ
グのような非接触式の識別タグが貼付されていたとして
も、適切な現場誘導方法が提案されていないため、点検
操作員が現場を熟知していないと、当該機器の設置場所
にたどり着くことは困難であった。
【0013】このような問題を解決するため、本発明の
課題は、点検操作員を対象機器に誘導する現場点検操作
支援装置と現場点検操作方法を提供することである。
課題は、点検操作員を対象機器に誘導する現場点検操作
支援装置と現場点検操作方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を達成
するために、本発明は、機器の点検操作順序情報と現場
の地図情報と機器の位置情報と移動経路情報を表示する
表示装置と、予め機器の点検操作順路上の任意の場所に
貼付された個体識別可能な接触タグあるいは無接触タグ
からのID情報を受信する通信装置と、点検操作員が任
意の前記ID情報を取得すると該ID情報と前記点検操
作順序情報及び機器の位置情報と移動経路情報から点検
操作員の現在位置を同定し、点検操作員が進路を認識で
きる移動方向を地図情報及び機器の位置情報と共に表示
装置上に表示させる制御装置を有する携帯端末装置を備
えたことを特徴とする現場点検操作支援装置からなる。
するために、本発明は、機器の点検操作順序情報と現場
の地図情報と機器の位置情報と移動経路情報を表示する
表示装置と、予め機器の点検操作順路上の任意の場所に
貼付された個体識別可能な接触タグあるいは無接触タグ
からのID情報を受信する通信装置と、点検操作員が任
意の前記ID情報を取得すると該ID情報と前記点検操
作順序情報及び機器の位置情報と移動経路情報から点検
操作員の現在位置を同定し、点検操作員が進路を認識で
きる移動方向を地図情報及び機器の位置情報と共に表示
装置上に表示させる制御装置を有する携帯端末装置を備
えたことを特徴とする現場点検操作支援装置からなる。
【0015】このような現場点検操作支援装置により、
点検操作を現場巡回中に必要に応じて繰り返せば、点検
操作員は道に迷うこともなく、最適経路で現場点検操作
を行うことができる。
点検操作を現場巡回中に必要に応じて繰り返せば、点検
操作員は道に迷うこともなく、最適経路で現場点検操作
を行うことができる。
【0016】また、前記携帯端末装置に、機器の接触タ
グあるいは無接触タグから機器IDを携帯端末装置の通
信装置が受信すると、携帯端末装置に設けられた機器I
D又は機器IDから一意に定まる変換情報を携帯端末装
置の通信装置を介して受信する通信装置と、機器の点検
操作順序情報と機器の位置情報と移動経路情報を表示す
る表示装置と、前記ID情報を取得すると該ID情報と
前記点検操作順序情報及び機器の位置情報と移動経路情
報から点検操作員の現在位置を同定し、点検操作員の進
路を認識できる地図情報及び機器の位置情報及び移動方
向を表示装置上に表示させる制御装置を設けた監視装置
を携帯端末装置とは別個に備えることで、点検操作員の
点検操作作業を携帯端末装置とは別個の設備で容易に監
視するこができる。
グあるいは無接触タグから機器IDを携帯端末装置の通
信装置が受信すると、携帯端末装置に設けられた機器I
D又は機器IDから一意に定まる変換情報を携帯端末装
置の通信装置を介して受信する通信装置と、機器の点検
操作順序情報と機器の位置情報と移動経路情報を表示す
る表示装置と、前記ID情報を取得すると該ID情報と
前記点検操作順序情報及び機器の位置情報と移動経路情
報から点検操作員の現在位置を同定し、点検操作員の進
路を認識できる地図情報及び機器の位置情報及び移動方
向を表示装置上に表示させる制御装置を設けた監視装置
を携帯端末装置とは別個に備えることで、点検操作員の
点検操作作業を携帯端末装置とは別個の設備で容易に監
視するこができる。
【0017】また、点検操作員に提示する地図情報を目
標と現在位置の距離に応動して、両者の距離が近接する
ほど地図情報を詳細に表示する表示装置を設けた携帯端
末装置または監視装置を備えておくと、点検操作員は道
に迷うこともなく、最適経路で現場点検操作をさらに効
率よく行うことができる。
標と現在位置の距離に応動して、両者の距離が近接する
ほど地図情報を詳細に表示する表示装置を設けた携帯端
末装置または監視装置を備えておくと、点検操作員は道
に迷うこともなく、最適経路で現場点検操作をさらに効
率よく行うことができる。
【0018】また、現場点検操作支援装置の前記監視装
置にタイマー装置を備えておき、予め設定した点検操作
順序の所要時間と比較することにより、点検操作員が正
常に巡回を実施しているかどうかを判定することができ
る。
置にタイマー装置を備えておき、予め設定した点検操作
順序の所要時間と比較することにより、点検操作員が正
常に巡回を実施しているかどうかを判定することができ
る。
【0019】本発明の上記機器とは、工業プラントの現
場設備又は当該設備を構成する各種装置などをいう。ま
た、本明細書では、機器など点検のみ行い操作しない場
合にも点検操作ということがある。
場設備又は当該設備を構成する各種装置などをいう。ま
た、本明細書では、機器など点検のみ行い操作しない場
合にも点検操作ということがある。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る現場点検操作支援装
置の実施の形態を図面を参照しながら説明する。現場点
検操作支援装置は例えば中央操作室などに置かれる監視
装置と点検操作員が携帯する1つ以上の携帯端末装置で
構成されている。
置の実施の形態を図面を参照しながら説明する。現場点
検操作支援装置は例えば中央操作室などに置かれる監視
装置と点検操作員が携帯する1つ以上の携帯端末装置で
構成されている。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態として、
非接触式の無線タグを用いて現場機器の設備IDを取得
し、同定を行う携帯端末装置100を示している。な
お、非接触式タグは障害物が介在する場合に使用できな
い接触タグとは異なり、配管などの障害物がタグと形態
端末装置間に存在している場合にも利用可能となるメリ
ットがある。
非接触式の無線タグを用いて現場機器の設備IDを取得
し、同定を行う携帯端末装置100を示している。な
お、非接触式タグは障害物が介在する場合に使用できな
い接触タグとは異なり、配管などの障害物がタグと形態
端末装置間に存在している場合にも利用可能となるメリ
ットがある。
【0022】図1において、携帯端末装置100は、制
御装置101、表示装置102、入力装置103、記憶
装置105、機器IDを非接触で取得するための受信装
置106(これはタグに電力チャージが必要な場合の発
信装置となる。)、そのデータを仲介するインタフェー
ス装置104及び監視装置への通信装置107で構成さ
れている。
御装置101、表示装置102、入力装置103、記憶
装置105、機器IDを非接触で取得するための受信装
置106(これはタグに電力チャージが必要な場合の発
信装置となる。)、そのデータを仲介するインタフェー
ス装置104及び監視装置への通信装置107で構成さ
れている。
【0023】制御装置101は携帯端末装置100の各
部の制御を行うもので、CPU、ROM、RAMなどで
構成される。表示装置102は点検操作員に各種情報を
表示するもので、プラズマ表示装置や液晶表示装置が好
適である。表示に代えて音声出力を用いても良い。入力
装置103は点検操作員が応答入力するための装置であ
り、スイッチ、キーボード、ペン入力などで構成され
る。また、入力装置103は音声入力装置を用いること
もできる。記憶装置105はRAM、ハードディスク、
CD−ROMなどのデータ保持可能なデバイスで構成さ
れ、図6〜図8に示す点検操作スケジュール表500、
機器情報データベース501、地図及び機器位置及び移
動経路データベース510等から巡回点検操作、現場点
検操作に必要な情報が抽出され、保持される。受信装置
106は、現場機器109に置かれた無線タグ108か
ら発信される個体識別情報である機器IDを受信するも
のであるが、本構成に代えて、バーコードとバーコード
リーダーのような接触式の個体識別装置を用いることも
できる。インタフェース装置104は受信機で読み込ん
だデータを制御装置101に転送するものである。
部の制御を行うもので、CPU、ROM、RAMなどで
構成される。表示装置102は点検操作員に各種情報を
表示するもので、プラズマ表示装置や液晶表示装置が好
適である。表示に代えて音声出力を用いても良い。入力
装置103は点検操作員が応答入力するための装置であ
り、スイッチ、キーボード、ペン入力などで構成され
る。また、入力装置103は音声入力装置を用いること
もできる。記憶装置105はRAM、ハードディスク、
CD−ROMなどのデータ保持可能なデバイスで構成さ
れ、図6〜図8に示す点検操作スケジュール表500、
機器情報データベース501、地図及び機器位置及び移
動経路データベース510等から巡回点検操作、現場点
検操作に必要な情報が抽出され、保持される。受信装置
106は、現場機器109に置かれた無線タグ108か
ら発信される個体識別情報である機器IDを受信するも
のであるが、本構成に代えて、バーコードとバーコード
リーダーのような接触式の個体識別装置を用いることも
できる。インタフェース装置104は受信機で読み込ん
だデータを制御装置101に転送するものである。
【0024】図2は監視装置を設けた場合の現場点検操
作支援装置の全体構成を示すものである。
作支援装置の全体構成を示すものである。
【0025】現場点検操作支援装置は携帯端末装置10
0と監視装置400から構成され、監視装置400は、
制御装置401、表示装置402、入力装置403、通
信装置404、記憶装置405、タイマー装置406で
構成される。制御装置401は監視装置400の各部の
制御を行うものでCPU、ROM、RAMなどで構成さ
れる。表示装置402は監視装置400と携帯端末装置
100との通信結果の表示や巡回保守、現場点検操作の
情報表示などに用いる。入力装置403は巡回保守、機
器位置、現場点検操作内容等、現場点検操作支援システ
ム運用上の必要データを入力するもので、キーボード、
マウスなどを用いる。通信装置404は携帯端末装置1
00と通信してデータの交換を行うものである。記憶装
置405には巡回保守、機器位置、現場点検操作内容な
どの諸情報が格納され、必要に応じて追加され、取り出
され、あるいは書き換えられる。これらの情報はキーボ
ードなどの入力装置403から手入力しても良いし、別
途用意されている中央制御装置や業務管理装置などの別
のデータ管理システムからネットワークなどを介して転
送しても良い。
0と監視装置400から構成され、監視装置400は、
制御装置401、表示装置402、入力装置403、通
信装置404、記憶装置405、タイマー装置406で
構成される。制御装置401は監視装置400の各部の
制御を行うものでCPU、ROM、RAMなどで構成さ
れる。表示装置402は監視装置400と携帯端末装置
100との通信結果の表示や巡回保守、現場点検操作の
情報表示などに用いる。入力装置403は巡回保守、機
器位置、現場点検操作内容等、現場点検操作支援システ
ム運用上の必要データを入力するもので、キーボード、
マウスなどを用いる。通信装置404は携帯端末装置1
00と通信してデータの交換を行うものである。記憶装
置405には巡回保守、機器位置、現場点検操作内容な
どの諸情報が格納され、必要に応じて追加され、取り出
され、あるいは書き換えられる。これらの情報はキーボ
ードなどの入力装置403から手入力しても良いし、別
途用意されている中央制御装置や業務管理装置などの別
のデータ管理システムからネットワークなどを介して転
送しても良い。
【0026】監視装置400と携帯端末装置100は有
線または無線で接続され、点検操作員が現場で作業をす
るのに必要な情報は現場点検操作に出かける前に一括し
て、あるいは現場巡回中に通信によって逐次必要なだけ
の情報が、監視装置400から携帯端末装置100に転
送される。また、点検操作員が現場点検操作を実施した
結果は携帯端末装置100に記録され、現場巡回終了
後、監視装置400に一括転送されるか、通信によって
適宜オンラインで転送される。
線または無線で接続され、点検操作員が現場で作業をす
るのに必要な情報は現場点検操作に出かける前に一括し
て、あるいは現場巡回中に通信によって逐次必要なだけ
の情報が、監視装置400から携帯端末装置100に転
送される。また、点検操作員が現場点検操作を実施した
結果は携帯端末装置100に記録され、現場巡回終了
後、監視装置400に一括転送されるか、通信によって
適宜オンラインで転送される。
【0027】次に、本実施の形態の携帯端末装置100
による点検操作を図3と図4を用いて説明する。
による点検操作を図3と図4を用いて説明する。
【0028】点検操作員は図6に示す点検操作スケジュ
ール表500に従って現場点検操作を実行する。スケジ
ュール表500は点検操作エリアとそこに配置された機
器の名称、点検操作内容、点検操作予定時間が記載され
ている。そして図7に示す機器情報データベース501
の各項目の点検操作周期と前回の点検操作データによっ
て、本日作業しなければならない機器と現場点検操作内
容が決定できる。
ール表500に従って現場点検操作を実行する。スケジ
ュール表500は点検操作エリアとそこに配置された機
器の名称、点検操作内容、点検操作予定時間が記載され
ている。そして図7に示す機器情報データベース501
の各項目の点検操作周期と前回の点検操作データによっ
て、本日作業しなければならない機器と現場点検操作内
容が決定できる。
【0029】すなわち、機器情報データベース501の
各項から、順次各機器のデータ項目を参照する。例えば
項番10001からは、機器データ項目502を参照す
る。機器データ項目502には、機器名称、操作内容や
点検内容の所在を示す参照番号、操作または点検の周
期、前回の操作または点検日時などが記録されている。
各項から、順次各機器のデータ項目を参照する。例えば
項番10001からは、機器データ項目502を参照す
る。機器データ項目502には、機器名称、操作内容や
点検内容の所在を示す参照番号、操作または点検の周
期、前回の操作または点検日時などが記録されている。
【0030】そこで、現在の日時をTとして、 T−a>A (1) となるような、操作または点検項目を探していく。式
(1)を満たすような操作または点検項目を持つ機器が
日時Tにおける巡回対象となる。
(1)を満たすような操作または点検項目を持つ機器が
日時Tにおける巡回対象となる。
【0031】ここで、点検とは現場で計器指示値を読み
とったり、弁の開閉を調べたりする、情報収集作業を指
す。その結果、指示値が適正でないときに現場で施す作
業を操作と称する。
とったり、弁の開閉を調べたりする、情報収集作業を指
す。その結果、指示値が適正でないときに現場で施す作
業を操作と称する。
【0032】例えば項番10001には設置場所(x,
y,z)にある機器Aの点検操作の内容として1000
1−0001から10001−mmmmがあり、点検操
作内容として10001−1001から10001−n
nnnがあることが示され、それぞれ操作又は点検を行
うことができる。
y,z)にある機器Aの点検操作の内容として1000
1−0001から10001−mmmmがあり、点検操
作内容として10001−1001から10001−n
nnnがあることが示され、それぞれ操作又は点検を行
うことができる。
【0033】次に、図8に示す地図及び位置及び移動経
路データベース510によって、点検操作員が移動可能
な経路を参照する。移動経路の中には工事中などの理由
により通行不可経路512なども存在するので、これら
を加味して、機器配置情報210(図3(a))と移動
経路511から点検操作すべき機器212への最適な点
検操作順路を決定すればよい。最適順路決定は遺伝的ア
ルゴリズムを用いる方法など多くが提案されており、適
当な方法を用いればよい。
路データベース510によって、点検操作員が移動可能
な経路を参照する。移動経路の中には工事中などの理由
により通行不可経路512なども存在するので、これら
を加味して、機器配置情報210(図3(a))と移動
経路511から点検操作すべき機器212への最適な点
検操作順路を決定すればよい。最適順路決定は遺伝的ア
ルゴリズムを用いる方法など多くが提案されており、適
当な方法を用いればよい。
【0034】発電プラントや化学プラントでは数万〜数
十万の機器が配置されており、熟練した点検操作員とい
えども全ての機器の配置を予め理解しておくことは困難
である。そこで、携帯端末装置100に表示される機器
の配置情報210(図3(a))と点検操作順序情報2
00(図3(b))などを参照して、点検操作員は点検
操作対象機器に向かうが、プラントエリア内では通常、
点検操作員がいる場所がどこであるかを示すような地名
表示の類は必要最小限しか設けられていないので、点検
操作員は自分が現在どこにいて、どの方向に向かえばよ
いかを正しく把握するのは困難である。上記携帯端末装
置100はこの問題を解決するために有用である。
十万の機器が配置されており、熟練した点検操作員とい
えども全ての機器の配置を予め理解しておくことは困難
である。そこで、携帯端末装置100に表示される機器
の配置情報210(図3(a))と点検操作順序情報2
00(図3(b))などを参照して、点検操作員は点検
操作対象機器に向かうが、プラントエリア内では通常、
点検操作員がいる場所がどこであるかを示すような地名
表示の類は必要最小限しか設けられていないので、点検
操作員は自分が現在どこにいて、どの方向に向かえばよ
いかを正しく把握するのは困難である。上記携帯端末装
置100はこの問題を解決するために有用である。
【0035】すなわち、点検操作員は現場で任意の機器
211(図3(a))のタグ情報を通信装置107経由
で取得する。携帯端末装置100の記憶装置105には
機器情報データベース501から、現場機器の位置情
報、移動経路データベース510から移動経路情報が保
持されており、無線タグ情報から機器IDが同定され、
これから設置場所が求められる。点検操作員は同定され
た機器の近傍にいるので便宜的に、任意の機器211の
位置を点検操作員位置として、これと点検操作スケジュ
ール表500と機器情報データベース501から求めら
れる次の点検操作順路の機器位置の二点間を結ぶ最適経
路を、移動経路データベース510から確定し、図4に
示す携帯端末装置100の表示画面300に表示し、点
検操作員に点検操作順路201の進行方向303を指示
する。
211(図3(a))のタグ情報を通信装置107経由
で取得する。携帯端末装置100の記憶装置105には
機器情報データベース501から、現場機器の位置情
報、移動経路データベース510から移動経路情報が保
持されており、無線タグ情報から機器IDが同定され、
これから設置場所が求められる。点検操作員は同定され
た機器の近傍にいるので便宜的に、任意の機器211の
位置を点検操作員位置として、これと点検操作スケジュ
ール表500と機器情報データベース501から求めら
れる次の点検操作順路の機器位置の二点間を結ぶ最適経
路を、移動経路データベース510から確定し、図4に
示す携帯端末装置100の表示画面300に表示し、点
検操作員に点検操作順路201の進行方向303を指示
する。
【0036】表示画面300には点検操作員の現在位置
301、点検操作員が指定した任意の機器302、次に
点検操作対象となる機器202、進行方向303が地図
と共にそれぞれ示される。
301、点検操作員が指定した任意の機器302、次に
点検操作対象となる機器202、進行方向303が地図
と共にそれぞれ示される。
【0037】移動経路データベース510から最適経路
を求める方法は、配線経路探索方法等に用いられる迷路
法(特開平7−239873)などで容易に実現でき
る。
を求める方法は、配線経路探索方法等に用いられる迷路
法(特開平7−239873)などで容易に実現でき
る。
【0038】前記点検操作の制御は制御装置101で実
行されるが、その方法を図9のフローチャートを用いて
説明する。
行されるが、その方法を図9のフローチャートを用いて
説明する。
【0039】すなわち、点検操作員が現場機器109の
無線タグ108から機器IDを入力する。次に記憶装置
105に保持された機器データとタグIDから点検操作
員が居る位置を特定する。続いて、特定された点検操作
員位置と記憶装置105に保持されている点検操作スケ
ジュール表500によって,次に点検操作員が移動すべ
き目標を決定し、移動経路情報から点検操作員の現在位
置から移動目標へ移動する最適経路を算出し、点検操作
順路として地図と共に表示装置102に出力し、作業を
終了する。
無線タグ108から機器IDを入力する。次に記憶装置
105に保持された機器データとタグIDから点検操作
員が居る位置を特定する。続いて、特定された点検操作
員位置と記憶装置105に保持されている点検操作スケ
ジュール表500によって,次に点検操作員が移動すべ
き目標を決定し、移動経路情報から点検操作員の現在位
置から移動目標へ移動する最適経路を算出し、点検操作
順路として地図と共に表示装置102に出力し、作業を
終了する。
【0040】この点検操作を現場巡回中に必要に応じて
繰り返せば、点検操作員は道に迷うこともなく、最適経
路で現場点検操作を行うことができる。
繰り返せば、点検操作員は道に迷うこともなく、最適経
路で現場点検操作を行うことができる。
【0041】次に本発明に係る現場点検操作支援装置の
第2の実施の形態について、図2を用いて説明する。
第2の実施の形態について、図2を用いて説明する。
【0042】現場点検操作員が現場に設置された機器1
09の無線タグ108から機器IDを受信すると、携帯
端末装置100は機器ID又は機器IDから一意に定ま
る変換情報を、携帯端末装置100の通信装置107に
送信する。監視装置400は通信装置404によって、
携帯端末装置100から送られてくる機器IDを受信
し、制御装置401が記憶装置405に記録されている
機器情報データベース501を使って、当該IDの機器
の位置を識別する。これをその表示装置402に出力す
ることにより点検操作員の現在位置を知ることができ
る。また、点検操作スケジュール表500などと比較す
ることによって、正常に作業が進行しているかどうかを
監視することができる。
09の無線タグ108から機器IDを受信すると、携帯
端末装置100は機器ID又は機器IDから一意に定ま
る変換情報を、携帯端末装置100の通信装置107に
送信する。監視装置400は通信装置404によって、
携帯端末装置100から送られてくる機器IDを受信
し、制御装置401が記憶装置405に記録されている
機器情報データベース501を使って、当該IDの機器
の位置を識別する。これをその表示装置402に出力す
ることにより点検操作員の現在位置を知ることができ
る。また、点検操作スケジュール表500などと比較す
ることによって、正常に作業が進行しているかどうかを
監視することができる。
【0043】次に本発明に係る現場点検操作支援装置の
第3の実施の形態について、図4、図5を用いて説明す
る。点検操作員が指示した現場機器の無線タグから、携
帯端末装置100は任意の機器302のIDを受信し、
これから点検操作員の現在位置301を特定し、目標
(点検操作対象機器202)までの距離を求め、距離が
遠い場合には、図4のように全体が把握できる地図をそ
の表示画面300に表示出力し、点検操作順路201と
大まかな方向303を点検操作員に示す。
第3の実施の形態について、図4、図5を用いて説明す
る。点検操作員が指示した現場機器の無線タグから、携
帯端末装置100は任意の機器302のIDを受信し、
これから点検操作員の現在位置301を特定し、目標
(点検操作対象機器202)までの距離を求め、距離が
遠い場合には、図4のように全体が把握できる地図をそ
の表示画面300に表示出力し、点検操作順路201と
大まかな方向303を点検操作員に示す。
【0044】なお、図4について説明した前述の最適経
路が定まれば、順路で方向は指示できる。
路が定まれば、順路で方向は指示できる。
【0045】次に、点検操作員が点検操作対象機器20
2に近い、任意の機器302を使って、機器IDを取得
したときは携帯端末装置100は同様にして点検操作員
と点検操作対象機器202の位置を求め、図5に示す携
帯端末装置100の表示画面310に詳細地図を表示
し、点検操作員に提示する。これによって、点検操作員
はより対象に近づくほど、より詳細な情報を携帯端末装
置100から得ることができ、点検操作対象機器202
である加熱ブロワのある位置に移動するための階段31
1とそれを上ることを指示する矢印312により、点検
操作員は円滑に点検操作対象機器202のある場所に移
動をすることができる。なお、図4について説明した前
述の最適経路が定まれば、順路で方向は指示できる。
2に近い、任意の機器302を使って、機器IDを取得
したときは携帯端末装置100は同様にして点検操作員
と点検操作対象機器202の位置を求め、図5に示す携
帯端末装置100の表示画面310に詳細地図を表示
し、点検操作員に提示する。これによって、点検操作員
はより対象に近づくほど、より詳細な情報を携帯端末装
置100から得ることができ、点検操作対象機器202
である加熱ブロワのある位置に移動するための階段31
1とそれを上ることを指示する矢印312により、点検
操作員は円滑に点検操作対象機器202のある場所に移
動をすることができる。なお、図4について説明した前
述の最適経路が定まれば、順路で方向は指示できる。
【0046】次に本発明に係る現場点検操作支援装置の
第4の実施の形態を説明する。携帯端末装置100上に
点検操作順路201を示した地図を表示するためには、
図6、図7に示すような点検操作対象機器が特定できる
点検操作スケジュール表500、機器情報データベース
501、移動経路データベース510、移動経路511
などの情報を携帯端末装置100の記憶装置105に予
め保持させなければならない。現場機器の数量が多かっ
たり、点検操作エリアが広がったりすると、このデータ
量は膨大となり、記憶装置105に収納しきれなかった
り、携帯端末装置100の制御装置101では、検索同
定に時間を要したりする場合が考えられる。
第4の実施の形態を説明する。携帯端末装置100上に
点検操作順路201を示した地図を表示するためには、
図6、図7に示すような点検操作対象機器が特定できる
点検操作スケジュール表500、機器情報データベース
501、移動経路データベース510、移動経路511
などの情報を携帯端末装置100の記憶装置105に予
め保持させなければならない。現場機器の数量が多かっ
たり、点検操作エリアが広がったりすると、このデータ
量は膨大となり、記憶装置105に収納しきれなかった
り、携帯端末装置100の制御装置101では、検索同
定に時間を要したりする場合が考えられる。
【0047】そこで、これらの情報の一部又は全部を監
視装置400に持たせ、携帯端末装置100と監視装置
400の間の通信によって点検操作員の現在位置の特定
や表示すべき地図の決定などの作業を監視装置側で実施
することで、携帯端末の負荷を減ずることができる。
視装置400に持たせ、携帯端末装置100と監視装置
400の間の通信によって点検操作員の現在位置の特定
や表示すべき地図の決定などの作業を監視装置側で実施
することで、携帯端末の負荷を減ずることができる。
【0048】つぎに本発明に係る現場点検操作支援装置
の第5の実施の形態を説明する。図2に示す監視装置4
00の制御装置401はタイマー装置406から時刻を
収集する。点検操作員が現場の点検操作対象機器202
(図3など)のIDを入力し、通信によって監視装置4
00に送ると監視装置400ではタイマー装置406の
時刻とスケジュール表500(図6)のデータの予定時
間から現場点検操作員が予定通りに作業を遂行している
かどうか判定することができ、作業が遅延しているとき
には応援者を派遣することもできる。
の第5の実施の形態を説明する。図2に示す監視装置4
00の制御装置401はタイマー装置406から時刻を
収集する。点検操作員が現場の点検操作対象機器202
(図3など)のIDを入力し、通信によって監視装置4
00に送ると監視装置400ではタイマー装置406の
時刻とスケジュール表500(図6)のデータの予定時
間から現場点検操作員が予定通りに作業を遂行している
かどうか判定することができ、作業が遅延しているとき
には応援者を派遣することもできる。
【0049】点検操作員の現在位置301(図4など)
を知る方法としては、高精度衛星測位システム(GP
S)を用いて点検操作員の位置をリアルタイムに同定
し、移動方向を案内することも可能である。ただし、G
PSは高さ方向の同定はできないので、プラントのよう
に立体的に機器が配置されている対象には、目標の点検
操作対象機器202近傍まではGPSを用いて案内し、
それ以降は無線タグ108(図1)による方法を使用す
る。
を知る方法としては、高精度衛星測位システム(GP
S)を用いて点検操作員の位置をリアルタイムに同定
し、移動方向を案内することも可能である。ただし、G
PSは高さ方向の同定はできないので、プラントのよう
に立体的に機器が配置されている対象には、目標の点検
操作対象機器202近傍まではGPSを用いて案内し、
それ以降は無線タグ108(図1)による方法を使用す
る。
【0050】また、機器IDを取得する方法として、非
接触の無線タグ108を例示したが、バーコード等の接
触タグを用いることも可能である。
接触の無線タグ108を例示したが、バーコード等の接
触タグを用いることも可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、多数の機器が設置され
た現場において、点検操作員は簡単に点検操作すべき機
器への進路を得ることができるので、効率的に現場点検
操作を実施できる。また、監視装置において、点検操作
員の現在位置を把握できるので、正常に現場作業が実行
されていることを把握できる。
た現場において、点検操作員は簡単に点検操作すべき機
器への進路を得ることができるので、効率的に現場点検
操作を実施できる。また、監視装置において、点検操作
員の現在位置を把握できるので、正常に現場作業が実行
されていることを把握できる。
【図1】 本発明の実施の形態の携帯端末装置と現場機
器の無線タグの一例を示す図である。
器の無線タグの一例を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態の現場点検操作支援装置
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態の機器の位置情報、点検
操作順路情報の表示装置のイメージ図である。
操作順路情報の表示装置のイメージ図である。
【図4】 本発明の実施の形態の携帯端末の表示画面の
例である。
例である。
【図5】 本発明の実施の形態の携帯端末の表示画面の
例である。
例である。
【図6】 本発明の実施の形態の点検操作スケジュール
表の構成例である。
表の構成例である。
【図7】 本発明の実施の形態の機器情報を格納したデ
ータベースの構造例である。
ータベースの構造例である。
【図8】 本発明の実施の形態の移動経路データベース
のイメージ図である。
のイメージ図である。
【図9】 本発明の実施の形態の実行フローシートであ
る。
る。
100 携帯端末装置 101 携帯端
末装置の制御装置 102 携帯端末装置の表示装置 103 携帯端
末装置の入力装置 104 携帯端末装置のインタフェース装置 105 携帯端末装置の記憶装置 106 携帯端
末装置の受信装置 107 携帯端末装置の通信装置 108 現場機
器の無線タグ 109 現場機器 200 点検操作順序情報 201 点検操
作順路 202 点検操作対象の機器 210 機器配
置情報 211 任意の現場機器 300 携帯端末装置の表示画面 301 点検操
作員の現在位置 302 任意の現場機器 303 点検操作員の点検操作順路の進行方向 311 階段 312 矢印 400 監視装置 401 監視装
置の制御装置 402 監視装置の表示装置 403 監視装
置の入力装置 404 監視装置の通信装置 405 監視装
置の記憶装置 406 監視装置のタイマー装置 500 点検操作スケジュール表 501 機器情
報データベース 502 機器データ項目 510 移動経
路データベース 511 移動経路 512 通行不
可経路
末装置の制御装置 102 携帯端末装置の表示装置 103 携帯端
末装置の入力装置 104 携帯端末装置のインタフェース装置 105 携帯端末装置の記憶装置 106 携帯端
末装置の受信装置 107 携帯端末装置の通信装置 108 現場機
器の無線タグ 109 現場機器 200 点検操作順序情報 201 点検操
作順路 202 点検操作対象の機器 210 機器配
置情報 211 任意の現場機器 300 携帯端末装置の表示画面 301 点検操
作員の現在位置 302 任意の現場機器 303 点検操作員の点検操作順路の進行方向 311 階段 312 矢印 400 監視装置 401 監視装
置の制御装置 402 監視装置の表示装置 403 監視装
置の入力装置 404 監視装置の通信装置 405 監視装
置の記憶装置 406 監視装置のタイマー装置 500 点検操作スケジュール表 501 機器情
報データベース 502 機器データ項目 510 移動経
路データベース 511 移動経路 512 通行不
可経路
フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 BB01 BB09 BC00 CA23 5C087 AA04 AA25 AA37 BB03 BB18 DD21 DD33 EE05 EE11 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG06 GG11 GG13 GG24 GG42 GG43 GG66 GG70
Claims (4)
- 【請求項1】 機器の点検操作順序情報と現場の地図情
報と機器の位置情報と移動経路情報を表示する表示装置
と、予め機器の点検操作順路上の任意の場所に貼付され
た個体識別可能な接触タグあるいは無接触タグからのI
D情報を受信する通信装置と、点検操作員が任意の前記
ID情報を取得すると該ID情報と前記点検操作順序情
報及び機器の位置情報と移動経路情報から点検操作員の
現在位置を同定し、点検操作員が進路を認識できる移動
方向を地図情報及び機器の位置情報と共に表示装置上に
表示させる制御装置を有する携帯端末装置を備えたこと
を特徴とする現場点検操作支援装置。 - 【請求項2】 機器の接触タグあるいは無接触タグから
機器IDを携帯端末装置の通信装置が受信すると、携帯
端末装置に設けられた機器ID又は機器IDから一意に
定まる変換情報を携帯端末装置の通信装置を介して受信
する通信装置と、機器の点検操作順序情報と機器の位置
情報と移動経路情報を表示する表示装置と、前記ID情
報を取得すると該ID情報と前記点検操作順序情報及び
機器の位置情報と移動経路情報から点検操作員の現在位
置を同定し、点検操作員の進路を認識できる地図情報及
び機器の位置情報及び移動方向を表示装置上に表示させ
る制御装置を設けた監視装置を携帯端末装置とは別個に
備えたことを特徴とする請求項1記載の現場点検操作支
援装置。 - 【請求項3】 点検操作員に提示する地図情報を目標と
現在位置の距離に応動して、両者の距離が近接するほど
地図情報を詳細に表示する表示装置を設けた携帯端末装
置または監視装置を備えたことを特徴とする請求項1又
は2記載の現場点検操作支援装置。 - 【請求項4】 タイマー装置を備えた請求項2記載の現
場点検操作支援装置の監視装置を用いて、点検操作順序
の所要実時間とその設定時間と比較することにより、点
検操作員が正常に巡回を実施しているかどうかを判定す
ることを特徴とする現場点検操作支援装置の点検操作方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29994799A JP2001118177A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 現場点検操作支援装置とその点検操作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29994799A JP2001118177A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 現場点検操作支援装置とその点検操作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001118177A true JP2001118177A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17878887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29994799A Pending JP2001118177A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 現場点検操作支援装置とその点検操作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001118177A (ja) |
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-
1999
- 1999-10-21 JP JP29994799A patent/JP2001118177A/ja active Pending
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