JP2001016598A - カラー撮像素子及び撮像装置 - Google Patents
カラー撮像素子及び撮像装置Info
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Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マトリックス変換無しでも良好な分光感度特
性が得られるカラー撮像素子及びこれを用いた撮像装置
を提供すること。 【解決手段】 それぞれが4つの異なる分光感度特性を
有する第1から第4の光電変換素子部(R、G1、B、
G2)を有する複数の光電変換素子群を備え、前記複数
の光電変換素子群のそれぞれにおいて、前記第1から前
記第3の光電変換素子部(R、G1、B)は、加色混合
の3原色である赤、緑及び青による3つの分光感度特性
をそれぞれ備え、前記第4の光電変換素子部(G2)
は、3原色の何れの色とも異なる分光感度特性を備え
た。
性が得られるカラー撮像素子及びこれを用いた撮像装置
を提供すること。 【解決手段】 それぞれが4つの異なる分光感度特性を
有する第1から第4の光電変換素子部(R、G1、B、
G2)を有する複数の光電変換素子群を備え、前記複数
の光電変換素子群のそれぞれにおいて、前記第1から前
記第3の光電変換素子部(R、G1、B)は、加色混合
の3原色である赤、緑及び青による3つの分光感度特性
をそれぞれ備え、前記第4の光電変換素子部(G2)
は、3原色の何れの色とも異なる分光感度特性を備え
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラ(デジ
タルスチルカメラ)やビデオカメラ等に使用されるカラ
ー撮像素子に関し、特に分光感度特性の改善をはかった
カラー撮像素子及びこれを用いた撮像装置に関する。
タルスチルカメラ)やビデオカメラ等に使用されるカラ
ー撮像素子に関し、特に分光感度特性の改善をはかった
カラー撮像素子及びこれを用いた撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体像をCCD撮像素子等によ
り撮像し、得られた画像データをコンパクトフラッシュ
(登録商標)(CF)やスマートメディア(SSFD
C)等のフラッシュメモリに記憶する電子カメラが実用
化されている。この電子カメラは、小型・軽量であり、
さらに画像データの書き換えが可能であることから、今
後益々普及すると予想される。
り撮像し、得られた画像データをコンパクトフラッシュ
(登録商標)(CF)やスマートメディア(SSFD
C)等のフラッシュメモリに記憶する電子カメラが実用
化されている。この電子カメラは、小型・軽量であり、
さらに画像データの書き換えが可能であることから、今
後益々普及すると予想される。
【0003】ところで、CCD撮像素子の分光感度特性
は図5(a)に示すようになっている。ところが、カメ
ラの理想的な分光感度特性は、図5(b)に示すよう
に、負の感度(図5(b)中にハッチングで示す)を有
している。しかし、実際のカメラは正の感度のみを有し
ているので、CCD撮像素子を用いた場合には色再現誤
差が生じることになる。この色再現誤差をなくすため
に、マトリックス変換による分光感度の補正が行われて
いる。
は図5(a)に示すようになっている。ところが、カメ
ラの理想的な分光感度特性は、図5(b)に示すよう
に、負の感度(図5(b)中にハッチングで示す)を有
している。しかし、実際のカメラは正の感度のみを有し
ているので、CCD撮像素子を用いた場合には色再現誤
差が生じることになる。この色再現誤差をなくすため
に、マトリックス変換による分光感度の補正が行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マトリックス変換による分光感度の補正においては、次
のような問題があった。即ち、線形変換では、理想的撮
像特性に変換しきれない(特に、Rの500nm付近の
負感度)。また、変換量が多い場合には、変換によるS
/N劣化が大きくなり、しかも演算に多大な時間を要す
るという問題があった。
マトリックス変換による分光感度の補正においては、次
のような問題があった。即ち、線形変換では、理想的撮
像特性に変換しきれない(特に、Rの500nm付近の
負感度)。また、変換量が多い場合には、変換によるS
/N劣化が大きくなり、しかも演算に多大な時間を要す
るという問題があった。
【0005】本発明は、上記事情を考慮して成されたも
ので、その目的とするところは、マトリックス変換無し
でも良好な分光感度特性が得られるカラー撮像素子及び
これを用いた撮像装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、マトリックス変換無し
でも良好な分光感度特性が得られるカラー撮像素子及び
これを用いた撮像装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は次のような構成を採用している。
に本発明は次のような構成を採用している。
【0007】本発明の第1のカラー撮像素子は、4種類
の分光感度特性を有する第1から第4の光電変換素子部
が複数個配置された光電変換素子群を備え、各前記複数
の光電変換素子群において、前記第1から前記第3の光
電変換素子部は、加色混合の3原色である赤、緑及び青
による3つの分光感度特性をそれぞれ備え、前記第4の
光電変換素子部は、3原色の何れの色とも異なる分光感
度特性を備えたことを特徴とする。
の分光感度特性を有する第1から第4の光電変換素子部
が複数個配置された光電変換素子群を備え、各前記複数
の光電変換素子群において、前記第1から前記第3の光
電変換素子部は、加色混合の3原色である赤、緑及び青
による3つの分光感度特性をそれぞれ備え、前記第4の
光電変換素子部は、3原色の何れの色とも異なる分光感
度特性を備えたことを特徴とする。
【0008】第1のカラー撮像素子において、好ましい
実施態様は以下の通りである。
実施態様は以下の通りである。
【0009】(1) 前記複数の光電変換素子群は、所
定の規則に基づいて前記撮像面に配列されていること。
定の規則に基づいて前記撮像面に配列されていること。
【0010】(2) 前記第1から第4の光電変換素子
部は、所定の規則に基づいて配置されていること。
部は、所定の規則に基づいて配置されていること。
【0011】(3) 前記第1から第4の光電変換素子
部は、マトリクス状に配置されており、赤の分光感度特
性を有する前記第1の光電変換素子部と青の分光感度特
性を有する前記第3の光電変換素子部とが対角線上に配
置されており、緑の分光感度特性を有する前記第2の光
電変換素子部と第4の分光感度特性を有する前記第4の
光電変換素子部とが対角線上に配置されていること。
部は、マトリクス状に配置されており、赤の分光感度特
性を有する前記第1の光電変換素子部と青の分光感度特
性を有する前記第3の光電変換素子部とが対角線上に配
置されており、緑の分光感度特性を有する前記第2の光
電変換素子部と第4の分光感度特性を有する前記第4の
光電変換素子部とが対角線上に配置されていること。
【0012】(4) 前記第1から第4の光電変換素子
部は、少なくとも4つの光電変換素子と、前記少なくと
も4つの光電変換素子上に配置された所定の分光感度特
性を有する色フィルタとから構成されていること。
部は、少なくとも4つの光電変換素子と、前記少なくと
も4つの光電変換素子上に配置された所定の分光感度特
性を有する色フィルタとから構成されていること。
【0013】本発明の第2のカラー撮像素子は、それぞ
れが第1から第4の分光感度特性を有する第1から第4
の色フィルタを備え、マトリックス状に配列された複数
の色フィルタ群と、前記第1から第4の色フィルタに対
応して設けられた第1から第4の光電変換素子を有する
光電変換素子群が複数配置された撮像面とを備え、前記
第1から第4の色フィルタは、それぞれ、赤の分光感度
特性と、緑の分光感度特性と、青の分光感度特性と、3
原色である赤、緑及び青の何れとも異なる第4の分光感
度特性を有することを特徴とする。
れが第1から第4の分光感度特性を有する第1から第4
の色フィルタを備え、マトリックス状に配列された複数
の色フィルタ群と、前記第1から第4の色フィルタに対
応して設けられた第1から第4の光電変換素子を有する
光電変換素子群が複数配置された撮像面とを備え、前記
第1から第4の色フィルタは、それぞれ、赤の分光感度
特性と、緑の分光感度特性と、青の分光感度特性と、3
原色である赤、緑及び青の何れとも異なる第4の分光感
度特性を有することを特徴とする。
【0014】第2のカラー撮像素子において、好ましい
実施態様は以下の通りである。
実施態様は以下の通りである。
【0015】(1) 前第1から第4の色フィルタは、
所定の規則に基づいた組み合わせでマトリックス状に配
列されたており、赤の分光感度特性を有する前記第1の
色フィルタと青の分光感度特性を有する前記第3の色フ
ィルタとが対角線上に配置されており、緑の分光感度特
性を有する前記第2の色フィルタと第4の分光感度特性
を有する前記第4の色フィルタとが対角線上に配置され
ていること。
所定の規則に基づいた組み合わせでマトリックス状に配
列されたており、赤の分光感度特性を有する前記第1の
色フィルタと青の分光感度特性を有する前記第3の色フ
ィルタとが対角線上に配置されており、緑の分光感度特
性を有する前記第2の色フィルタと第4の分光感度特性
を有する前記第4の色フィルタとが対角線上に配置され
ていること。
【0016】(2) 前記カラー撮像素子は、画素を生
成する際に前記第1から第4の色フィルタを有する色フ
ィルタ群に対応する前記第1から前記第4の光電変換素
子からの出力を1画素として出力すること。
成する際に前記第1から第4の色フィルタを有する色フ
ィルタ群に対応する前記第1から前記第4の光電変換素
子からの出力を1画素として出力すること。
【0017】(3) 前記第1から第4の色フィルタ
は、少なくとも前記第1から第4の光電変換素子上に配
置されていること。
は、少なくとも前記第1から第4の光電変換素子上に配
置されていること。
【0018】第1及び第2のカラー撮像素子において、
好ましい実施態様は以下の通りである。
好ましい実施態様は以下の通りである。
【0019】(1) 前記第4の分光感度特性は、前記
3原色の緑の帯域内或いはその近傍において、前記3原
色の緑の分光感度の半値幅より狭い半値幅を有している
こと。
3原色の緑の帯域内或いはその近傍において、前記3原
色の緑の分光感度の半値幅より狭い半値幅を有している
こと。
【0020】(2) 前記第4の分光感度特性は、前記
3原色の赤の負感度側のピーク値の絶対値とほぼ同じピ
ーク値を有していること。
3原色の赤の負感度側のピーク値の絶対値とほぼ同じピ
ーク値を有していること。
【0021】(3) 前記第4の分光感度特性は、前記
3原色の青の波長のピーク値と前記3原色の緑の波長の
ピーク値との間に波長ピーク値を有していること。
3原色の青の波長のピーク値と前記3原色の緑の波長の
ピーク値との間に波長ピーク値を有していること。
【0022】(4) 前記第4の分光感度特性は、前記
3原色の緑のピーク値より短波長側の前記3原色の緑の
帯域内にピーク値を有していること。
3原色の緑のピーク値より短波長側の前記3原色の緑の
帯域内にピーク値を有していること。
【0023】本発明の撮像装置は、上記構成のカラー撮
像素子を用いた撮像装置であって、前記カラー撮像素子
からの出力に基づいて所定の画像信号を形成する画像信
号生成部とを備え、前記画像信号生成部は、前記第4の
分光感度特性に基づいて色改善を行ことを特徴とする。
像素子を用いた撮像装置であって、前記カラー撮像素子
からの出力に基づいて所定の画像信号を形成する画像信
号生成部とを備え、前記画像信号生成部は、前記第4の
分光感度特性に基づいて色改善を行ことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。
態を説明する。
【0025】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる撮像装置の回路構成を示すブロック
図である。
の実施形態に係わる撮像装置の回路構成を示すブロック
図である。
【0026】図1では、レンズ系101、レンズ駆動機
構102、露出制御機構103、LPF等のフィルタ系
104、色フィルタを内蔵したCCDカラー撮像素子1
05、CCDドライバ106、A/D変換器等を含むプ
リプロセス部107、色信号生成処理,マトリックス変
換処理,及びその他各種のデジタル処理を行うためのデ
ジタルプロセス部108、カードインターフェース10
9、CF等のメモリカード110、LCD画像表示系1
11、システムコントローラ(CPU)112、操作ス
イッチ系113、操作表示系114、レンズドライバ1
15、露出制御ドライバ116が示されている。
構102、露出制御機構103、LPF等のフィルタ系
104、色フィルタを内蔵したCCDカラー撮像素子1
05、CCDドライバ106、A/D変換器等を含むプ
リプロセス部107、色信号生成処理,マトリックス変
換処理,及びその他各種のデジタル処理を行うためのデ
ジタルプロセス部108、カードインターフェース10
9、CF等のメモリカード110、LCD画像表示系1
11、システムコントローラ(CPU)112、操作ス
イッチ系113、操作表示系114、レンズドライバ1
15、露出制御ドライバ116が示されている。
【0027】上記の基本構成は従来の一般的な装置と同
様であるが、本実施形態が従来と異なる点は、CCDカ
ラー撮像素子105の構成、更にはこれに伴うデジタル
プロセス部108による処理である。本実施形態の撮像
素子は、3原色RGB(以下、通常のRGBにおけるG
を「G1」と記す)に加え、これらの3原色RGBとは
異なる色フィルタ(これを、以下「G2」と記す)を有
している。このG2は、G1の波長域内の短い方にピー
クを持ち、そのピーク値がG1よりも小さい。これによ
り、本実施形態では、3原色RGBにG2を加えた4つ
の色特性を有した光電変換素子の配列からなる撮像面か
らなる撮像素子を開示している。なお、G2は、理想的
な感度特性におけるRの負感度のピーク付近にピークを
持ち、Rの負感度と絶対値がほぼ等しい。
様であるが、本実施形態が従来と異なる点は、CCDカ
ラー撮像素子105の構成、更にはこれに伴うデジタル
プロセス部108による処理である。本実施形態の撮像
素子は、3原色RGB(以下、通常のRGBにおけるG
を「G1」と記す)に加え、これらの3原色RGBとは
異なる色フィルタ(これを、以下「G2」と記す)を有
している。このG2は、G1の波長域内の短い方にピー
クを持ち、そのピーク値がG1よりも小さい。これによ
り、本実施形態では、3原色RGBにG2を加えた4つ
の色特性を有した光電変換素子の配列からなる撮像面か
らなる撮像素子を開示している。なお、G2は、理想的
な感度特性におけるRの負感度のピーク付近にピークを
持ち、Rの負感度と絶対値がほぼ等しい。
【0028】4色の色フィルタはRとB及びG1とG2
とがそれぞれ対角配置された正方4画素配列で単位画素
を形成し、複数の単位画素が水平及び垂直方向に2次元
配列されている。
とがそれぞれ対角配置された正方4画素配列で単位画素
を形成し、複数の単位画素が水平及び垂直方向に2次元
配列されている。
【0029】上記のカラー撮像素子を用いた場合の色信
号生成処理について説明する。図2(a)はR,G1,
B及びG2のフィルタ配列を示す図である。各画素にお
いては、次のようにしてRGB信号を得る。
号生成処理について説明する。図2(a)はR,G1,
B及びG2のフィルタ配列を示す図である。各画素にお
いては、次のようにしてRGB信号を得る。
【0030】 G1画素 R=R(i−1,j)−G2(i−1,j−1) G=G1(i,j) B=B(i,j−1) G2画素 R=R(i,j−1)−G2(i,j) G=G1(i−1,j−1) B=B(i−1,j) R画素 R=R(i,j)−G2(i,j−1) G=G1(i−1,j) B=B(i−1,j−1) B画素 R=R(i−1,j−1)−G2(i−1,j) G=G1(i,j−1) B=B(i,j) カラー撮像素子の受光感度分布は、図2(b)に示す通
りであり、図5(a)の受光感度分布にG2の分布が加
わっている。従って、上記の処理を施すことによりRの
負感度を補正することができ、見かけ上の受光感度特性
が図2(c)に示すように、理想的な受光感度分布特性
に近くなる。なお、図5(b)において、GやBにも負
感度特性があるが、GのB側の負感度のピークはBのピ
ークとほぼ同じであるため、マトリックス処理によりB
から容易に補正することができる。また、GのR側の負
感度やBの負感度は極めて小さいので、殆ど問題となら
ない。
りであり、図5(a)の受光感度分布にG2の分布が加
わっている。従って、上記の処理を施すことによりRの
負感度を補正することができ、見かけ上の受光感度特性
が図2(c)に示すように、理想的な受光感度分布特性
に近くなる。なお、図5(b)において、GやBにも負
感度特性があるが、GのB側の負感度のピークはBのピ
ークとほぼ同じであるため、マトリックス処理によりB
から容易に補正することができる。また、GのR側の負
感度やBの負感度は極めて小さいので、殆ど問題となら
ない。
【0031】図3は、本実施形態における動作を説明す
るためのフローチャートである。まず、処理をスタート
すると(1stレリーズ)、露出及びフォーカスを自動
調整する(ステップS1)。そして、2ndレリーズに
より(ステップS2)、色フィルタがマトリックス状に
配置されたカラー撮像素子により被写体像を撮像し、カ
ラー撮像素子の各光電変換素子(各画素)からの信号を
増幅する(ステップS3)。さらに、増幅された信号を
A/D変換した後、各々のデータを格納し、ホワイトバ
ランスの調整を行う(ステップS3)。
るためのフローチャートである。まず、処理をスタート
すると(1stレリーズ)、露出及びフォーカスを自動
調整する(ステップS1)。そして、2ndレリーズに
より(ステップS2)、色フィルタがマトリックス状に
配置されたカラー撮像素子により被写体像を撮像し、カ
ラー撮像素子の各光電変換素子(各画素)からの信号を
増幅する(ステップS3)。さらに、増幅された信号を
A/D変換した後、各々のデータを格納し、ホワイトバ
ランスの調整を行う(ステップS3)。
【0032】次いで、先に説明した色信号生成処理を行
う。即ち、図2(b)に示すような4種類のR,G1,
B,G2の信号を基に、図2(c)に示すようなR,
G,Bの信号を生成する(ステップS4)。
う。即ち、図2(b)に示すような4種類のR,G1,
B,G2の信号を基に、図2(c)に示すようなR,
G,Bの信号を生成する(ステップS4)。
【0033】次いで、周知のマトリックス変換処理を行
う(ステップS5)。このマトリックス変換処理におい
ては、ステップS4における色信号処理で得られた見か
け上の受光感度分布が理想特性に近くなっているため、
係数は小さくてよい。従って、マトリックス変換による
S/Nの劣化は極めて少なく、さらに変換に要する時間
は大幅に短くなる。
う(ステップS5)。このマトリックス変換処理におい
ては、ステップS4における色信号処理で得られた見か
け上の受光感度分布が理想特性に近くなっているため、
係数は小さくてよい。従って、マトリックス変換による
S/Nの劣化は極めて少なく、さらに変換に要する時間
は大幅に短くなる。
【0034】次いで、得られたRGB信号に対してγ変
換処理及びY/C分離処理を施した後、さらにJPEG
圧縮処理を行い、圧縮した画像データをメモリカード等
に記録する(ステップS6)。
換処理及びY/C分離処理を施した後、さらにJPEG
圧縮処理を行い、圧縮した画像データをメモリカード等
に記録する(ステップS6)。
【0035】このように本実施形態によれば、RG(G
1)Bの3原色に加え、G2を用いることにより、線形
変換では補正しきれないようなRの負感度の補正を簡易
に行うことができ、撮像素子の見かけ上の受光感度分布
を理想特性に近づけることができる。従って、マトリッ
クス変換無しでも良好な分光感度特性が得られる。ま
た、マトリックス変換を併用した場合、より理想に近い
分光感度特性が得られる効果に加え、変換によるS/N
の劣化を小さくできるという効果も得られる。
1)Bの3原色に加え、G2を用いることにより、線形
変換では補正しきれないようなRの負感度の補正を簡易
に行うことができ、撮像素子の見かけ上の受光感度分布
を理想特性に近づけることができる。従って、マトリッ
クス変換無しでも良好な分光感度特性が得られる。ま
た、マトリックス変換を併用した場合、より理想に近い
分光感度特性が得られる効果に加え、変換によるS/N
の劣化を小さくできるという効果も得られる。
【0036】上記のように、本発明によれば、加色混合
の3原色RGBに加えてRGBとのいずれとも異なる第
4の色を用いて特定の色の負感度特性を持たせている。
これにより、分光感度特性を理想的な分光感度特性に近
づけることが可能となり、色再現誤差を小さくすること
ができる。特に、第4の色としてRの負感度付近にピー
クを持ちRの負感度と絶対値がほぼ等しい狭帯域のGを
用いることにより、マトリックス変換で分光感度の補正
が最も難しいRの負感度特性を良好に補正することがで
きる。
の3原色RGBに加えてRGBとのいずれとも異なる第
4の色を用いて特定の色の負感度特性を持たせている。
これにより、分光感度特性を理想的な分光感度特性に近
づけることが可能となり、色再現誤差を小さくすること
ができる。特に、第4の色としてRの負感度付近にピー
クを持ちRの負感度と絶対値がほぼ等しい狭帯域のGを
用いることにより、マトリックス変換で分光感度の補正
が最も難しいRの負感度特性を良好に補正することがで
きる。
【0037】上記のように構成することにより、マトリ
ックス変換無しでも良好な分光感度特性が得られる。さ
らに、マトリックス変換と併用することにより、より理
想に近い分光感度特性が得られる。そしてこの場合、変
換前の信号が通常のCCD撮像素子で得られる信号より
も理想的な分光感度特性に近いことから、変換量が少な
くて済む(マトリックス変換のための係数が小さくな
る)。このため、マトリックス変換によるS/Nの劣化
が少なくなる。
ックス変換無しでも良好な分光感度特性が得られる。さ
らに、マトリックス変換と併用することにより、より理
想に近い分光感度特性が得られる。そしてこの場合、変
換前の信号が通常のCCD撮像素子で得られる信号より
も理想的な分光感度特性に近いことから、変換量が少な
くて済む(マトリックス変換のための係数が小さくな
る)。このため、マトリックス変換によるS/Nの劣化
が少なくなる。
【0038】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態を説明するための図であって、カラー撮像素
子におけるフィルタ配列及び画素生成の様子を示す模式
図である。
の実施形態を説明するための図であって、カラー撮像素
子におけるフィルタ配列及び画素生成の様子を示す模式
図である。
【0039】本実施形態では、フィルタ配列は第1の実
施形態と同様であるが、R,G1,B,G2の4つの画
素で1画素を構成している点が第1の実施形態と異な
る。従って、本実施形態においては、各々の画素におい
て、 R=R−G2 G=G1 B=B として色信号を生成する。つまり、4つの画素のGを1
つのG1で作るのではなく、G1は1つの画素のGを作
るのみでよくなる。
施形態と同様であるが、R,G1,B,G2の4つの画
素で1画素を構成している点が第1の実施形態と異な
る。従って、本実施形態においては、各々の画素におい
て、 R=R−G2 G=G1 B=B として色信号を生成する。つまり、4つの画素のGを1
つのG1で作るのではなく、G1は1つの画素のGを作
るのみでよくなる。
【0040】本実施形態では、4画素で1画素を構成す
ることから解像度は1/4になるが、容易にRGB信号
を作ることができるため、画質の向上をはかることがで
きる。なお、将来的にCCD撮像素子の画素数が十分に
多くなり、例えば400万画素のCCDを用いた場合に
おいて、被写体像によっては100万画素の撮像でも十
分な場合に、本実施形態のような画素の生成処理を行う
ことにより、解像度よりも画質を優先した撮像が可能と
なる。
ることから解像度は1/4になるが、容易にRGB信号
を作ることができるため、画質の向上をはかることがで
きる。なお、将来的にCCD撮像素子の画素数が十分に
多くなり、例えば400万画素のCCDを用いた場合に
おいて、被写体像によっては100万画素の撮像でも十
分な場合に、本実施形態のような画素の生成処理を行う
ことにより、解像度よりも画質を優先した撮像が可能と
なる。
【0041】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施形態では、R,G1,B及び
G2をマトリックス状に配列したが、これに限らず各種
の配列が可能である。更に、上記の実施形態において
は、撮像素子と色フィルタを使用する構成例を示した
が、撮像素子が色フィルタの機能を有しているものであ
る場合には、色フィルタを使用する必要はない。また、
撮像装置の構成は図1に何ら限定されるものではなく、
仕様に応じて適宜変更可能である。その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することがで
きる。
されるものではない。実施形態では、R,G1,B及び
G2をマトリックス状に配列したが、これに限らず各種
の配列が可能である。更に、上記の実施形態において
は、撮像素子と色フィルタを使用する構成例を示した
が、撮像素子が色フィルタの機能を有しているものであ
る場合には、色フィルタを使用する必要はない。また、
撮像装置の構成は図1に何ら限定されるものではなく、
仕様に応じて適宜変更可能である。その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することがで
きる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が得られ
る。
る。
【0043】以上詳述したように本発明によれば、加色
混合の3原色RGBに加えてRGBとのいずれとも異な
る第4の色を用いて特定の色の負感度特性を持たせるこ
とにより、色再現誤差を小さくすることができる。従っ
て、マトリックス変換なしでも良好な分光感度特性が得
られるカラー撮像素子及びこれを用いた撮像装置を実現
することができる。また、マトリックス変換を併用した
場合であっても、S/Nの向上及び変換処理の高速化を
はかることができる。
混合の3原色RGBに加えてRGBとのいずれとも異な
る第4の色を用いて特定の色の負感度特性を持たせるこ
とにより、色再現誤差を小さくすることができる。従っ
て、マトリックス変換なしでも良好な分光感度特性が得
られるカラー撮像素子及びこれを用いた撮像装置を実現
することができる。また、マトリックス変換を併用した
場合であっても、S/Nの向上及び変換処理の高速化を
はかることができる。
【図1】第1の実施形態に係わる撮像装置の回路構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】第1の実施形態に用いたカラー撮像素子のフィ
ルタ配列と受光感度特性を示す図。
ルタ配列と受光感度特性を示す図。
【図3】第1の実施形態における動作を説明するための
フローチャート。
フローチャート。
【図4】第2の実施形態におけるフィルタ配列及び画素
生成処理を示す模式図。
生成処理を示す模式図。
【図5】CCD撮像素子の分光感度特性及びカメラの理
想的な分光感度特性を示す図。
想的な分光感度特性を示す図。
101…レンズ系、 102…レンズ駆動機構、 103…露出制御機構、 104…フィルタ系、 105…CCD撮像素子、 106…CCDドライバ、 107…プリプロセス、 108…デジタルプロセス、 109…カードインターフェース、 110…メモリカード、 111…LCD画像表示系、 112…システムコントローラ、 113…操作スイッチ系、 114…操作表示系、 115…レンズドライバ、 116…露出制御ドライバ。
Claims (14)
- 【請求項1】 4種類の分光感度特性を有する第1から
第4の光電変換素子部が複数個配置された光電変換素子
群を備え、 各前記複数の光電変換素子群において、前記第1から前
記第3の光電変換素子部は、加色混合の3原色である
赤、緑及び青による3つの分光感度特性をそれぞれ備
え、前記第4の光電変換素子部は、3原色の何れの色と
も異なる分光感度特性を備えたことを特徴とするカラー
撮像素子。 - 【請求項2】 請求項1記載のカラー撮像素子におい
て、前記複数の光電変換素子群は、所定の規則に基づい
て前記撮像面に配列されていることを特徴とするカラー
撮像素子。 - 【請求項3】 請求項1記載のカラー撮像素子におい
て、前記第1から第4の光電変換素子部は、所定の規則
に基づいて配置されていることを特徴とするカラー撮像
素子。 - 【請求項4】 請求項1記載のカラー撮像素子におい
て、前記第1から第4の光電変換素子部は、マトリクス
状に配置されており、赤の分光感度特性を有する前記第
1の光電変換素子部と青の分光感度特性を有する前記第
3の光電変換素子部とが対角線上に配置されており、緑
の分光感度特性を有する前記第2の光電変換素子部と第
4の分光感度特性を有する前記第4の光電変換素子部と
が対角線上に配置されていることを特徴とするカラー撮
像素子。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
記載のカラー撮像素子において、前記第1から第4の光
電変換素子部は、少なくとも4つの光電変換素子と、前
記少なくとも4つの光電変換素子上に配置された所定の
分光感度特性を有する色フィルタとから構成されている
ことを特徴とするカラー撮像素子。 - 【請求項6】 それぞれが第1から第4の分光感度特性
を有する第1から第4の色フィルタを備え、マトリック
ス状に配列された複数の色フィルタ群と、 前記第1から第4の色フィルタに対応して設けられた第
1から第4の光電変換素子を有する光電変換素子群が複
数配置された撮像面とを備え、 前記第1から第4の色フィルタは、それぞれ、赤の分光
感度特性と、緑の分光感度特性と、青の分光感度特性
と、3原色である赤、緑及び青の何れとも異なる第4の
分光感度特性を有することを特徴とするカラー撮像素
子。 - 【請求項7】 請求項6記載のカラー撮像素子におい
て、前第1から第4の色フィルタは、所定の規則に基づ
いた組み合わせでマトリックス状に配列されたており、
赤の分光感度特性を有する前記第1の色フィルタと青の
分光感度特性を有する前記第3の色フィルタとが対角線
上に配置されており、緑の分光感度特性を有する前記第
2の色フィルタと第4の分光感度特性を有する前記第4
の色フィルタとが対角線上に配置されていることを特徴
とする。 - 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載のカラー撮像
素子において、前記カラー撮像素子は、画素を生成する
際に前記第1から第4の色フィルタを有する色フィルタ
群に対応する前記第1から前記第4の光電変換素子から
の出力を1画素として出力することを特徴とするカラー
撮像素子。 - 【請求項9】 請求項1、請求項4及び請求項7のいず
れか1項に記載のカラー撮像素子において、前記第4の
分光感度特性は、前記3原色の緑の帯域内或いはその近
傍において、前記3原色の緑の分光感度の半値幅より狭
い半値幅を有していることを特徴とするカラー撮像素
子。 - 【請求項10】 請求項1、請求項4及び請求項7のい
ずれか1項に記載のカラー撮像素子において、前記第4
の分光感度特性は、前記3原色の赤の負感度側のピーク
値の絶対値とほぼ同じピーク値を有していることを特徴
とするカラー撮像素子。 - 【請求項11】 請求項1、請求項4及び請求項7のい
ずれか1項に記載のカラー撮像素子において、前記第4
の分光感度特性は、前記3原色の青の波長のピーク値と
前記3原色の緑の波長のピーク値との間に波長ピーク値
を有していることを特徴とするカラー撮像素子。 - 【請求項12】 請求項1、請求項4及び請求項7のい
ずれか1項に記載のカラー撮像素子において、前記第4
の分光感度特性は、前記3原色の緑のピーク値より短波
長側の前記3原色の緑の帯域内にピーク値を有している
ことを特徴とするカラー撮像素子。 - 【請求項13】 請求項6記載のカラー撮像素子におい
て、前記第1から第4の色フィルタは、少なくとも前記
第1から第4の光電変換素子上に配置されていることを
特徴とするカラー撮像素子。 - 【請求項14】 被写体の光学像を入力して電気信号に
変換して出力する請求項1から請求項13のいずれか1
項に記載のカラー撮像素子と、 前記カラー撮像素子からの出力に基づいて所定の画像信
号を形成する画像信号生成部とを備え前記画像信号生成
部は、前記第4の分光感度特性に基づいて色改善を行う
ことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000121197A JP2001016598A (ja) | 1999-04-30 | 2000-04-21 | カラー撮像素子及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12484599 | 1999-04-30 | ||
JP11-124845 | 1999-04-30 | ||
JP2000121197A JP2001016598A (ja) | 1999-04-30 | 2000-04-21 | カラー撮像素子及び撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001016598A true JP2001016598A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=26461423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000121197A Pending JP2001016598A (ja) | 1999-04-30 | 2000-04-21 | カラー撮像素子及び撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001016598A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000333185A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 撮影装置並びにホワイトバランス調整方法および装置 |
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JP2006024832A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | 固体撮像素子及びデジタルカメラ |
JP2007086178A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Fujifilm Corp | カメラのストロボ装置及び撮像装置 |
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US9337231B2 (en) | 2009-08-08 | 2016-05-10 | Nikon Corporation | Solid state image sensor with plural overlapping photoelectric conversion units |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000121197A patent/JP2001016598A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1686810A4 (en) * | 2003-11-11 | 2009-06-03 | Olympus Corp | DEVICE FOR ENTERING MULTISPECTRAL IMAGES |
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US8134618B2 (en) | 2003-11-11 | 2012-03-13 | Olympus Corporation | Multispectral image capturing apparatus |
US7529003B2 (en) | 2004-02-06 | 2009-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image scanning device and its control method |
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US9337231B2 (en) | 2009-08-08 | 2016-05-10 | Nikon Corporation | Solid state image sensor with plural overlapping photoelectric conversion units |
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---|---|---|---|
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