JP2003259380A - 固体撮像素子およびこれを用いた撮像装置 - Google Patents
固体撮像素子およびこれを用いた撮像装置Info
- Publication number
- JP2003259380A JP2003259380A JP2002059063A JP2002059063A JP2003259380A JP 2003259380 A JP2003259380 A JP 2003259380A JP 2002059063 A JP2002059063 A JP 2002059063A JP 2002059063 A JP2002059063 A JP 2002059063A JP 2003259380 A JP2003259380 A JP 2003259380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- red
- solid
- pixels
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims abstract description 48
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 claims abstract description 93
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims abstract description 91
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims abstract description 66
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 130
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 47
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 42
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 32
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims description 31
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 29
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 22
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 17
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 241000127225 Enceliopsis nudicaulis Species 0.000 abstract 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 61
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 13
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 12
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 10
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 9
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 8
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 8
- 101000621511 Potato virus M (strain German) RNA silencing suppressor Proteins 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000001054 red pigment Substances 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 239000001052 yellow pigment Substances 0.000 description 6
- 241000282412 Homo Species 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 5
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 5
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 5
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000012850 discrimination method Methods 0.000 description 2
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 2
- 238000002161 passivation Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 239000001057 purple pigment Substances 0.000 description 2
- 230000008685 targeting Effects 0.000 description 2
- 102100039607 Erlin-1 Human genes 0.000 description 1
- 101000814010 Homo sapiens Erlin-1 Proteins 0.000 description 1
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001055 blue pigment Substances 0.000 description 1
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- QDOXWKRWXJOMAK-UHFFFAOYSA-N dichromium trioxide Chemical compound O=[Cr]O[Cr]=O QDOXWKRWXJOMAK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000001056 green pigment Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/80—Camera processing pipelines; Components thereof
- H04N23/84—Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
- H04N23/88—Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
備えた従来の撮像機器では、例えば、被写体に当たって
いる照明光が太陽光であるのか蛍光灯からの発光である
のかを正確に判別することが困難な撮影シーンが間々あ
る。 【解決手段】 分光感度の違いによって2種類に分類さ
れる赤色または緑色の画素を用いて固体撮像素子を構成
し、この固体撮像素子を用いて撮像装置を構成する。
Description
びオートホワイトバランス機能を備えた撮像装置に関す
る。
チルカメラ、あるいは携帯電話やパーソナルコンピュー
タに搭載されたディジタルカメラ等の多くの撮像装置に
おいて、CCD(電荷結合素子)型の固体撮像素子やM
OS(金属−酸化物−半導体)型の固体撮像素子がエリ
ア・イメージセンサとして利用されている。
像素子も、半導体基板の一表面に複数行、複数列に亘っ
て行列状に配置された多数個の光電変換素子を有し、光
の入射によってこれらの光電変換素子に蓄積された電荷
に基づいて出力信号(画素信号)を生成する。多くの固
体撮像素子では、画素信号を生成するための出力信号生
成部が、光電変換素子と一緒に1つの半導体基板に集積
される。
のタイプに大別することができる。1つは、CCD型の
固体撮像素子での出力信号生成部のように、CCDによ
って構成された1種または2種の電荷転送素子を用い
て、光電変換素子に蓄積された電荷を電荷検出回路まで
転送し、ここで出力信号を生成するタイプの出力信号生
成部である。CCDは、半導体基板の一表面に電荷転送
チャネルを形成し、その上に電気的絶縁膜を介して多数
の電極を配置することによって構成される。
出力信号生成部のように、トランジスタを介して光電変
換素子と出力信号線とを接続し、光電変換素子に蓄積さ
れた電荷に応じて前記の出力信号線に発生する電圧信号
または電流信号を検出して出力信号を生成するタイプの
出力信号生成部である。前記のトランジスタは、光電変
換素子と信号線とを所望の時期に電気的に接続するため
のスイッチング素子として利用される。
に拘わらず、カラー画像を撮像するための撮像装置(以
下、「カラー撮像装置」という。)に利用される固体撮
像素子は、一般に、光電変換素子の上方に配置された色
フィルタアレイを有する。単板式の撮像装置に利用され
る固体撮像素子では、3色以上の色フィルタによって色
フィルタアレイが構成される。2〜4板式の撮像装置に
利用される固体撮像素子では、1色または2色の色フィ
ルタによって色フィルタアレイが構成される。いずれの
色フィルタアレイにおいても、1つの光電変換素子に1
つの色フィルタが対応する。
の上方に配置された1つの色フィルタとは、1個の画素
を構成する。本明細書においては、個々の画素を、当該
画素が有している色フィルタの色に応じて、例えば赤色
画素、緑色画素、青色画素のように表記する。
される画素信号を用いて色分離を行い、被写体からの赤
色光、緑色光、および青色光それぞれの情報を表す電気
信号、すなわち、赤色信号、緑色信号、および青色信号
を生成する。そして、これらの信号を用いてガンマ
(γ)変換を行った後に輝度信号Y、色差信号Cr(本
明細書では「赤色差信号Cr」と称する。)、および色
差信号Cb(本明細書では「青色差信号Cb」と称す
る。)を生成し、出力する。
布や、物体を透過した光の分光分布は、その物体に照射
されている光の分光分布に応じて大きく変化する。ヒト
は、これらの反射光また透過光に基づいて物体を認識す
るので、ヒトが知覚する物体の色も、本来ならば、その
物体に照射されている光の分光分布に応じて大きく変化
するはずである。
は、その物体表面からの反射光の分光分布や、その物体
を透過した光の分光分布のみによっては決まらない。ヒ
トは、周囲光に順応して無意識的に色の補正を行ってい
る。このため、物体に照射されている光の分光分布が大
きく変化したとしても、ヒトが知覚する物体の色はそれ
程大きくは変化しない。
た被写体像にできるだけ近い色彩の再生画像が得られる
ように、一般に、オートホワイトバランス機能を備えて
いる。このオートホワイトバランス機能は、被写体に当
たっている照明光(太陽光を含む。)の種類に拘わら
ず、白を白に、灰色を灰色に再現しようとするものであ
る。そのために、上記の色分離によって生成される赤色
信号、緑色信号、および青色信号それぞれの利得を撮影
時の照明光の種類に応じて制御し、白や灰色を撮影した
とき赤、緑、および青それぞれの信号値が等しくなるよ
うにしている。
させるためには、被写体に当たっている照明光の種類を
正確に判別することが必要となる。
原色系の色フィルタを有する固体撮像素子を備えた撮像
機器では、赤色信号と緑色信号との比R/G、および青
色信号と緑色信号との比B/Gを求め、これらの比R/
G、B/Gの2次元的な分布に基づいて照明光の種類を
推定する方法が知られている。上記の比R/G、B/G
は、1フレームの撮影画面全体を対象にして、あるい
は、1フレームの撮影画面全体を複数の領域に分割した
各領域を対象にして、求められる。
々な被写体を含んでいたとしても、それらの色彩を平均
するとグレーになると仮定している。
光灯(一般照明用の予熱始動型直管形白色蛍光灯)によ
って照明された人物像を撮影すると、ホワイトバランス
がたとえ正確に調整されていたとしても、再生画像の色
に歪みがでる。特に、ヒトの肌色は黄緑がかった色にな
る。この歪みを少なくするためには、ホワイトバランス
以外の調整を行うことが必要となる。
光が普通型白色蛍光灯からの発光であるか否かを正確に
判別することが望まれる。
は、照明光が太陽光であるのか蛍光灯からの発光である
のかを正確に判別することが困難な撮影シーンが間々あ
る。例えば、薄暗い太陽光下の葉緑と、普通型白色蛍光
灯下または3波長型蛍光灯下のグレーとを識別すること
が困難であることから、これらの撮影シーンでの照明光
を判別することも困難である。
明光の種類を精度よく判別することを可能にする固体撮
像素子を提供することである。
る照明光の種類を精度よく判別することが可能な撮像装
置を提供することである。
ば、(i) 半導体基板と、(ii)前記半導体基板の一表面に
複数行、複数列に亘って行列状に配置され、各々が、前
記一表面に形成されて電荷を蓄積することができる光電
変換素子、および前記光電変換素子の上方に配置されて
該光電変換素子への入射光の波長を制御する色フィルタ
を有し、分光感度の違いによって2種類に分類される赤
色または緑色の画素を含む多数個の画素と、(iii) 前記
多数個の画素それぞれに蓄積された電荷に基づいて出力
信号を生成することができる出力信号生成部とを備えた
固体撮像素子が提供される。
の違いによって2種類に分類される赤色または緑色の画
素を含む多数個の画素を備え、被写体の光学像を電気信
号に変換して出力することができる固体撮像素子と、(i
i)前記固体撮像素子上に被写体像を結ぶ撮像光学系と、
(iii) 前記固体撮像素子からの出力信号をディジタル信
号に変換して出力するディジタル信号生成部と、(iv)前
記ディジタル信号生成部から出力されたディジタル信号
を基に第1赤色信号、第1緑色信号、および第1青色信
号を生成し、該第1赤色信号、該第1緑色信号、および
該第1青色信号を用いて再生画像用の画素信号を生成す
る映像信号生成部と、(v) 前記第1赤色信号、前記第1
緑色信号、および前記第1青色信号の供給を受けて、前
記被写体に当たっている照明光の色温度の検出、およ
び、前記2種類の画素の一方に入射した光の放射強度と
他方に入射した光の放射強度との相対的な差に基づいて
の前記照明光の種類の判別を行い、前記色温度の検出結
果と前記照明光の種類の判別結果とから前記映像信号生
成部内での前記第1赤色信号、前記第1緑色信号、およ
び前記第1青色信号それぞれの利得を調整するオートホ
ワイトバランス回路とを備えた撮像装置が提供される。
構成にすることにより、上記2種類に分類される画素の
一方を透過した光の放射強度と他方を透過した光の放射
強度との相対的な差を、当該固体撮像素子からの出力信
号を用いて算出することが可能になる。
たっている照明光の種類の判別精度が高い撮像装置を構
成することができる。
形、および温白色形のいずれであっても、580nm付
近に放射のピークを有する。3波長形蛍光灯は、580
nm付近よりも長波長側と短波長側とに、それぞれ放射
のピークを有している。太陽光やタングステン光(白熱
灯からの発光を意味する。以下、同じ。)は、555〜
605nmの波長域内に極端なピークや谷を有していな
い。
て、555〜605nmの波長域での分光感度が互いに
異なる2種類の画素を用いて固体撮像素子を構成するこ
とにより、被写体に当たっている照明光が普通形蛍光灯
からの発光であるのか、3波長形蛍光灯からの発光であ
るのか、太陽光やタングステン光であるのかを精度よく
判別することが可能な撮像装置を得ることができる。
R1、第2の赤色画素PR2、緑色画素PG 、および青色画
素PB を備えた半導体装置SAを概略的に示す。個々の
画素は、半導体基板SSに形成された光電変換素子(例
えばフォトダイオード)と、その上方に配置された色フ
ィルタとを有する。色フィルタの色が、画素の色に対応
する。
している第1の赤色フィルタR1の分光透過率と、第2
の赤色画素PR2を構成している第2の赤色フィルタR2
の分光透過率とを示す。図中の実線Laが第1の赤色フ
ィルタR1の分光透過率曲線であり、一点鎖線Lbが第
2の赤色フィルタR2の分光透過率曲線である。第1の
赤色フィルタR1と第2の赤色フィルタR2とは、互い
に異なる分光透過率特性を有する。
光感度と第2の赤色画素PR2の分光感度とに差が生じ
る。この分光感度の差を求めることができれば、半導体
装置SAは、実質上、第4色目の画素を有することにな
る。第4色目の画素は、図1(B)中に破線Lcで示さ
れた分光透過率を有する色フィルタを備えていることに
なる。
アレイに、分光透過率が互いに異なる2種類の赤色また
は緑色フィルタを用いることにより、この固体撮像素子
からの出力信号を用いて、例えば、被写体に当たってい
る照明光の種類を高い精度で判別することが可能にな
る。同様に、撮像装置に固体撮像素子とは別に上記の半
導体装置を設けることにより、被写体に当たっている照
明光の種類を高い精度で判別することが可能になる。
100での光電変換素子10、第1電荷転送素子(垂直
電荷転送素子)20、第2電荷転送素子(水平電荷転送
素子)40、および電荷検出回路50の平面配置を概略
的に示す。
メージセンサとして利用される固体撮像素子であり、半
導体基板1の一表面に設定された有効画素領域Reから
無効画素領域Riにかけて、多数個の光電変換素子10
が複数行、複数列に亘って正方行列状(行数と列数とが
異なる場合を含む。)に配置されている。
0が6行、7列に亘って示されているが、エリア・イメ
ージセンサとして利用される実際の固体撮像素子での光
電変換素子10の総数は、例えば数10万〜1500万
個程度である。そのうち、単板式の撮像装置に使用され
る固体撮像素子では80〜98%程度の光電変換素子が
有効画素領域Re内に配置され、残りが無効画素領域R
i内に配置される。
電変換素子10に、再生画像(ただし、静止画)での1
組の画素が対応する。再生画像での1組の画素は、赤色
画素、緑色画素、および青色画素によって構成される。
上記1組の画素のうち、2つの画素は、後述する撮像装
置での映像信号生成部において補間処理によって生成さ
れた画素信号(出力画素信号または記録画素信号)に基
づいて再生される。
換素子10は、再生画像用の画素信号を得る際の補間処
理にのみ必要であり、再生画像においてこれらの光電変
換素子10に対応する画素はない。
のpnフォトダイオードによって構成され、平面視上、
例えば矩形を呈す。光電変換素子10に光が入射する
と、この光電変換素子10に電荷が蓄積される。
を電荷検出回路50へ転送するために、1つの光電変換
素子列に1つずつ、この光電変換素子列に沿って垂直電
荷転送素子20が配置される。個々の垂直電荷転送素子
20は、例えば4相駆動型のCCDによって構成され
る。
制御するために、各垂直電荷転送素子20は、対応する
光電変換素子10それぞれに1つずつ、読出しゲート3
0を有する。図2においては、読出しゲート30を判り
やすくするために、各読出しゲートにハッチングを付し
てある。
例えば15V程度)を供給すると、この読出しゲート3
0に対応する光電変換素子10から垂直電荷転送素子2
0へ電荷が読み出される。光電変換素子10から垂直電
荷転送素子20への電荷の読出しは、光電変換素子行単
位で、または全ての光電変換素子10に対して同時に行
われる。
号によって駆動されて、対応する光電変換素子10から
読み出した電荷を水平電荷転送素子40へ転送する。
型のCCDによって構成される。この水平電荷転送素子
40は、所定の駆動信号によって駆動されて、各垂直電
荷転送素子20から受け取った電荷を電荷検出回路50
へ転送する。
0から転送されてくる電荷を順次検出して信号電圧を生
成し、この信号電圧を増幅して画素信号を生成する。
荷転送素子40の出力端に電気的に接続された出力ゲー
トと、出力ゲートに隣接して半導体基板1に形成された
フローティングディフュージョン領域(以下、「FD領
域」と略記する。)と、このFD領域に電気的に接続さ
れたフローティングディフュージョンアンプ(以下、
「FDA」と略記する。)とを用いて構成することがで
きる。
スタを構成することにより、FDAによって検出された
後の電荷、あるいは、FDAによって検出する必要のな
い電荷をFD領域からリセットトランジスタのドレイン
へ掃き出して、例えば電源電圧に吸収することができ
る。
では、各垂直電荷転送素子20、水平電荷転送素子4
0、および電荷検出回路50によって出力信号生成部が
構成される。
体撮像素子100では、従来のCCD型固体撮像素子と
同様に、半導体基板1上に第1の電気的絶縁膜、各種の
電極、第2の電気的絶縁膜、光遮蔽膜、層間絶縁膜、パ
ッシベーション膜、および平坦化膜が順次積層され、そ
の上に色フィルタアレイが配置される。必要に応じて、
色フィルタアレイの上方にマイクロレンズアレイが配置
される。
ィルタアレイの構成、ひいては画素の分光感度にある。
る色フィルタアレイ60を概略的に示す上面図である。
色フィルタアレイ60と、その下の部材との位置関係を
判りやすくするために、同図には、光電変換素子10、
水平電荷転送素子40、および電荷検出回路を、それぞ
れ隠れ線によって併記してある。また、有効画素領域R
eと無効画素領域Riとの平面視上の境界を二点鎖線で
示している。この境界上にも、色フィルタアレイ60に
おいて互いに隣接する色フィルタ同士の境界が存在す
る。
式の原色系色フィルタアレイであるが、2種類の赤色フ
ィルタR1、R2が使用されているという点で、従来の
原色系色フィルタアレイと大きく異なる。
色フィルタR1と赤色フィルタR2とが行方向および列
方向のいずれについても交互に配置されている。図中の
参照符号Gは緑色フィルタを示し、参照符号Bは青色フ
ィルタを示す。個々の色フィルタR1、R2、G、B
は、平面視上、矩形を呈する。
子10と共に赤色画素PR1を構成し、赤色フィルタR
2は、その下の光電変換素子10と共に赤色画素PR2
を構成する。緑色フィルタGは、その下の光電変換素子
10と共に緑色画素PGを構成し、青色フィルタBは、
その下の光電変換素子10と共に青色画素PBを構成す
る。
R2それぞれの分光透過率を示す。同図中の実線L1が
赤色フィルタR1の分光透過率曲線であり、一点鎖線L
2が赤色フィルタR2の分光透過率曲線である。参考の
ため、従来の赤色フィルタの分光透過率の一例を、図4
中に破線L3で併記する。いずれの分光透過率曲線も、
シミュレーションによって求めたものである。
るPR209と黄色顔料の1種であるPY139とを透
明樹脂に分散させて得たカラーレジンによって形成され
る。赤色フィルタR2は、2種類の赤色顔料PR17
7、PR254と1種類の黄色顔料PY139とを透明
樹脂に分散させて得たカラーレジンによって形成され
る。赤色フィルタR1、R2それぞれの平均膜厚は、い
ずれも、1〜3μmの範囲内である。
1と赤色フィルタR2とは、互いに異なる分光透過率特
性を有し、特に、550〜605nmの波長域での分光
透過率が大きく異なる。550〜605nmの波長域に
おいては、赤色フィルタR1の分光透過率の方が赤色フ
ィルタR2の分光透過率よりも高い。
れる電荷の量は、光電変換素子10が飽和しない限り
は、入射光量の増加に伴って増加する。個々の画素信号
の強度は、その基となった電荷の量、換言すれば、その
基となった電荷を蓄積した光電変換素子10への入射光
量を反映する。
色画素PR1に蓄積された電荷に基づく画素信号と、赤
色フィルタR2を有する赤色画素PR2に蓄積された電
荷に基づく画素信号との間には、強度差が生じる。
R2それぞれの分光感度を示す。いずれの分光感度も、
シミュレーションによって求めたものである。
光感度曲線であり、一点鎖線L12が赤色画素PR2の
分光感度曲線である。参考のため、従来の赤色画素の分
光感度の一例を、図5中に破線L13で併記する。
00は、555〜605nmの波長域の光に対する感度
が互いに大きく異なる2種類の分光感度を有する。
PR1に入射した光の放射強度と、赤色画素PR2に入
射した光の放射強度との相対的な差を、事実上、求める
ことができる。この相対的な差を、以下、「Ye感度
値」という。
処理を勘案すると、上記のYe感度値は、実用上は、画
素信号をディジタル信号に変換することによって得られ
た信号を用いて算出するのが適当である。
たは(IV)によって表される比を求めることにより、Y
e感度値を求めることができる。
る係数の各々は、各色フィルタR1、R2、G、Bの分
光透過率特性等に応じて適宜選定される。多くの場合、
これらの係数は0(ゼロ)または正の値をとるが、特に
式(IV)で用いる係数k35、k36については、負の値を
とることもある。
の各々は、必ずしも、固体撮像素子100から出力され
る1フレーム分の全ての画素信号を利用して求めなけれ
ばならいというものではない。赤色フィルタR1、R2
の分布状態に応じて、互いに近接する1組または複数組
の赤色フィルタR1、R2と、これらに近接する1つま
たは複数の緑色フィルタGおよび/または青色フィルタ
Bとを対象に、上記の出力平均値SR1およびSR2、なら
びに、SG および/またはSB を求めることもできる。
さらには、1フレームの撮影画面全体を複数の領域に分
割して領域毎に求めることもできる。
に判別するうえからは、1フレームの撮影画面全体を複
数の領域、例えば64の領域に分割し、領域毎にYe感
度値を求めることが好ましい。1フレームの撮影画面全
体を複数の領域に分割すると共に、この撮影画面におけ
る主要被写体の位置を例えばスポット測光と同様にして
指定し、その位置に懸かっている領域についてYe感度
値を求めることもできる。
を用いれば、赤色フィルタR、緑色フィルタG、および
青色フィルタBの各々を薄膜化した場合(それぞれの膜
厚を例えば2μm程度以下にした場合)でもYe感度値
を求めやすくなる。
わち、本来ならばその色フィルタによって遮断すること
が望まれる波長域の光でありながら当該色フィルタを透
過してしまう光が増加する。上記の式(IV)では、出力
平均値SG 、SB を出力平均値SR1、SR2から差し引く
ので、555nmよりも短波長域における赤色フィルタ
R1、R2からの漏れ光の影響を抑制することができ
る。
m付近に放射のピークを有し、3波長形蛍光灯は、58
0nm付近よりも長波長側と短波長側とに、それぞれ放
射のピークを有している。太陽光やタングステン光(白
熱灯からの発光)は、555〜605nmの波長域内に
極端なピークや谷を有していない。
数を実験的に予め選定しておくことによりYe感度値を
求めれば、この固体撮像素子100に入射した光が普通
形蛍光灯からの発光であるのか、3波長形蛍光灯からの
発光であるのか、白熱灯からの発光や太陽光であるのか
を、正確に区別することが可能になる。
撮像装置を構成すれば、被写体に当たっている照明光が
普通形蛍光灯からの発光であるのか、3波長形蛍光灯か
らの発光であるのか、白熱灯からの発光や太陽光である
のかを、従来と比べてより正確に区別することが可能に
なる。
成について、以下、具体的に説明する。
ィジタルスチルカメラ)を概略的に示す。同図に示す撮
像装置200は、第1の実施例による固体撮像素子10
0をエリア・イメージセンサとして用いた装置である。
たので、ここではその説明を省略する。
系210によって、固体撮像素子100上に被写体の光
学像が結像される。撮像光学系210は、例えば、複数
枚の光学レンズ、光学レンズを光軸方向に移動させるた
めの光学レンズ駆動機構、光学絞り、光学絞りを開閉す
る光学絞り開閉機構、オプティカルローパスフィルタ、
赤外線カットフィルタ、メカニカルシャッタ等を含んで
構成される。図6においては、1枚の光学レンズ212
によって撮像光学系210を代表して示す。図中の矢印
Lは光を示す。
よびタイミング信号発生回路217から供給される駆動
信号によって駆動されて、画素信号を出力する。
217から供給される信号に基づいて垂直電荷転送素子
20(図2参照)用の駆動信号、読出しパルス等の信号
を生成し、これらの信号を固体撮像素子100に供給す
る。駆動回路215は、例えば垂直ドライバ、DC電源
等を含んで構成される。
転送素子40(図2参照)用の駆動信号や電荷検出回路
50(図2参照)用の信号を生成し、これらの信号を固
体撮像素子100に供給する。また、撮像装置200内
の種々の回路の動作タイミングの統一をとるためのタイ
ミング信号を生成し、このタイミング信号を各回路に供
給する。
号は、ディジタル信号生成部220へ供給されてディジ
タル信号に変換される。このディジタル信号生成部22
0は、例えば、相関二重サンプリング回路(CDS回
路)222と、自動ゲイン制御回路(AGC回路)22
4と、アナログ/ディジタル変換回路(A/D変換回
路)226とを有する。
からの画素信号に含まれる雑音信号を低減させる。
らの出力信号のレベルを適正範囲に保つ。
の出力信号をディジタル信号に変換する。このA/D変
換回路226から出力されたディジタル信号が、映像信
号生成部230へ供給される。
ジタル信号を基に第1赤色信号、第1緑色信号、および
第1青色信号を生成し、これら第1赤色信号、第1緑色
信号、および第1青色信号を用いて再生画像用の画素信
号を生成する。
像信号生成部230から第1赤色信号、第1緑色信号、
および第1青色信号の供給を受けて、被写体に当たって
いる照明光の色温度の検出、および照明光の種類の判別
を行う。そして、色温度の検出結果と照明光の種類の判
別結果とから、映像信号生成部230内での第1赤色信
号、第1緑色信号、および第1青色信号それぞれの利得
を調整し、これによってホワイトバランスをとる。
トバランス回路260の具体的構成については、後に図
8を用いて詳述する。
ら供給される再生画像用の画素信号(出力画素信号)に
基づいて、静止画または動画を表示する。この表示部2
70は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置によって
構成される。
ら供給される再生画像用の画素信号(記録画素信号)
を、例えばメモリカード等の記録媒体に記録する。
号発生回路217、AGC回路224、映像信号生成部
230、オートホワイトバランス回路260等の動作を
制御するために、制御部280が配置される。
よって選択された動作モードに応じて、また、シャッタ
ボタン295の状態に応じて、タイミング信号発生回路
217、映像信号生成部230、オートホワイトバラン
ス回路260等の動作を制御する。この制御部280
は、例えば中央演算処理装置(CPU)によって構成さ
れる。
の動作モードを選択するための選択スイッチである。撮
像装置200は、例えば、自動露出(AE)モード、自
動合焦(AF)モード、ディジタルズームモード、静止
画モード、動画モード、連写モード等の動作モードを有
している。モードセレクタ290は、撮像装置200の
使用者によって操作される。
止画モードが選択されているときにシャッタボタン29
5が半押しにされると、まず、1フレーム分の画素信号
が固体撮像素子100によって生成され、これらの画素
信号に基づいて、映像信号生成部230において測距信
号や全露光量に関する信号が生成される。制御部280
は、映像信号生成部230から供給される全露光量に関
する信号に基づいて撮像光学系210中の光学絞り開閉
機構の動作およびAGC回路224を制御し、測距信号
に基づいて光学レンズ駆動機構の動作を制御する。撮像
光学系210が被写体に合焦し、露出が適正値に調整さ
れるまで、必要に応じて複数フレーム分の画素信号が固
体撮像素子100によって生成される。
10が被写体に合焦し、露出が適正値に調整された後
に、更に1フレーム分の画素信号を固体撮像素子100
によって生成し、これらの画素信号に基づいて行うこと
が好ましい。
すると、焦点、露出、ホワイトバランスが適切に制御さ
れた静止画が撮影される。
ある信号処理について更に詳細に説明するが、その前
に、撮像装置200の分光感度について先ず説明する。
素子100から出力される画素信号に基づいた赤色画素
PR1、赤色画素PR2、緑色画素PG、および青色画
素PBそれぞれの分光感度を示す。さらに、赤色画素P
R1の分光感度と赤色画素PR2の分光感度との差をと
ることによって求められる第4色目の分光感度(以下、
「Ye感度」ということがある。)を示す。
光感度曲線であり、一点鎖線L22が赤色画素PR2の
分光感度曲線である。また、二点鎖線L23が緑色画素
PGの分光感度曲線であり、破線L24が青色画素PB
の分光感度曲線である。Ye感度は、同図中に太い実線
L25で示されている。いずれの分光感度曲線も、シミ
ュレーションによって求めたものである。
7、PG36、および黄色顔料PY150を透明樹脂に
分散させて得たカラーレジンによって形成され、青色フ
ィルタBは、青色顔料PB15:6、および紫色顔料P
V23を透明樹脂に分散させて得たカラーレジンによっ
て形成されたものである。赤色フィルタR1、R2それ
ぞれの材料については、前述した通りである。いずれの
色フィルタも、その平均膜厚は1〜3μmの範囲内であ
る。
照明光の種類を上述したYe感度を利用して判別し、ホ
ワイトバランスを調整する。
生成部230およびオートホワイトバランス回路260
それぞれについての主要部の一例を示す。以下の説明
は、Ye感度値を前述した式(I)に基づいて求める場
合を例にとり、行う。
5、露光量検出回路237、利得調整部240、輝度・
色差信号生成部250、色差マトリックス演算部CD
M、信号圧縮回路259等を有し、全露光量に関する信
号、合焦信号、再生画像用の画素信号(出力画素信号、
記録画素信号)を生成する。
ず、ディジタル信号生成部220によって生成されたデ
ィジタル信号が色分離回路235によって第1赤色信
号、第1緑色信号SG、および第1青色信号SBに分離
される。第1赤色信号は、赤色画素PR1に蓄積した電
荷に由来する第1A赤色信号SR1と、赤色画素PR2
に蓄積した電荷に由来する第1B赤色信号SR2とに分
けられる。第1緑色信号SGは緑画素PGに蓄積した電
荷に由来し、第1青色信号SBは青色画素PBに蓄積し
た電荷に由来する。
は、露光量検出回路237、測距回路(図示せず)、利
得調整部240、およびオートホワイトバランス回路2
60に供給される。
色信号SR1、SR2、SG、SBを用いて全露光量に
関する信号SEを生成し、この信号SEを制御部280
に供給する。測距回路は、必要に応じて複数フレーム分
の画素信号を取り込みつつ、合焦信号を制御部280に
供給する。制御部280は、これらの信号に基づいて撮
像光学系210を制御し、露出を適正値にすると共に、
撮像光学系210を被写体に合焦させる。
に、露出が適正値に制御されると共に撮像光学系210
が被写体に合焦した後に、更に1フレーム分の画素信号
を固体撮像素子100によって生成し、これらの画素信
号に基づいて行うことが好ましい。
35から利得調整部240へ供給された第1色信号SR
1、SR2、SG、SBそれぞれの利得を、オートホワ
イトバランス回路260からの制御信号によって調整す
ることで行われる。
42、第2利得調整回路244、第3利得調整回路24
6、および第4利得調整回路248によって構成され
る。
35から第1A赤色信号SR1の供給を受けると共に、
オートホワイトバランス回路260から制御信号C1の
供給を受けて、所定の利得に調整された第2A赤色信号
SR1'を出力する。
35から第1B赤色信号SR2の供給を受けると共に、
オートホワイトバランス回路260から制御信号C2の
供給を受けて、所定の利得に調整された第2B赤色信号
SR2'を出力する。
35から第1緑色信号SGの供給を受けると共に、オー
トホワイトバランス回路260から制御信号C3の供給
を受けて、所定の利得に調整された第2緑色信号SG'
を出力する。
35から第1青色信号SBの供給を受けると共に、オー
トホワイトバランス回路260から制御信号C4の供給
を受けて、所定の利得に調整された第2青色信号SB'
を出力する。
G'、SB'は、ホワイトバランスのとれた色信号であ
る。
トホワイトバランス回路260は、色温度検出回路26
2、照明光判別回路265、およびホワイトバランス制
御回路268を有し、例えば次のようにして制御信号C
1〜C4を生成する。
R1、SR2、SG、SBの供給を受けた色温度検出回
路262が、被写体に当たっている照明光の色温度を前
記の各第1色信号を用いて検出し、検出結果を表す信号
Sctを出力する。
R1、SR2、SGの供給を受けた照明光判別回路26
5が、これら第1色信号それぞれの出力平均値を算出
し、前記の式(I)に基づいてYe感度値を演算する。
そして、この演算結果から被写体に当たっている照明光
の種類を判別し、判別結果を表す信号Sdを出力する。
k1、k2、k3、k4の値は、前述したように、赤色画素
PR1、赤色画素PR2、および緑色画素PGそれぞれ
の分光感度特性に応じて、また、利得調整回路242、
244、246、248それぞれの利得について撮像装
置200の出荷時に設定される初期値に応じて、予め適
宜選定される。
上のばらつき(例えば色フィルタの膜厚ばらつき)や、
撮像装置200の製造上のばらつき(例えば赤外線カッ
トフィルタのばらつき)の影響を受け、撮像装置同士の
間でばらつく。照明光の判別に誤りが生じるのを抑制す
るうえからは、例えば、撮像装置200の出荷時に一定
の撮影光源の下にグレー板を撮影し、そのとき照明光判
別回路265で算出される前述した式(I)の値が一定
値となるように、当該照明光判別回路265での利得を
調整しておくことが好ましい。
と、照明光判別回路265からの出力信号Sdは、ホワ
イトバランス制御回路268に供給される。
ば、被写体に当たっている照明光の色温度および種類
と、生成すべき制御信号との対応関係を示すデータが記
録された記憶素子(図示せず。)を有し、上記の出力信
号Sct、Sdに基づいて所定のデータを記憶素子から読
み込んで、前述した制御信号C1〜C4を生成する。
調整部240での利得を調整することにより、ホワイト
バランスのとれた第2A赤色信号SR1'、第2B赤色
信号SR2'、第2緑色信号SG'、および第2青色信号
SB'を得ることができる。必要に応じて、各制御信号
C1〜C4に基づいてAGC回路224(図6参照)で
の利得も調整される。
B赤色信号SR2'はホワイトバランスのとれた色信号
であるので、後工程においては互いに区別することな
く、2つを合わせて1つの赤色信号として扱うこともで
きる。
0が被写体に合焦し、露出が適正値に調整され、ホワイ
トバランスがとれるように利得調整部240での利得が
調整された後にシャッタボタン295(図6参照)が全
押しにされると、再生画像用の画素信号(出力画素信
号、記録画素信号)を生成する。
の信号処理について、具体的に説明する。
のとれた第2A赤色信号SR1'、第2B赤色信号SR
2'、第2緑色信号SG'、および第2青色信号SB'が
利得調整部240によって生成され、これらの色信号S
R1'、SR2'、SG'、SB'が輝度・色差信号生成部
250に供給される。
補間処理回路(図示せず。)、γ変換回路253、輝度
・色差信号生成回路254等を用いて構成される。必要
に応じて、図示のように、リニアマトリックス演算部L
Mが設けられる。図8においては、リニアマトリックス
演算部LM、γ変換回路253、および輝度・色差信号
生成回路254によって、輝度・色差信号生成部250
を代表して示す。以下の説明は、図示の内容に従って行
う。
マトリックス演算回路251と第2の記憶素子252と
を有する。
SR1'、SR2'、SG、SBは、リニアマトリックス
演算回路251に供給される。照明光判別回路265か
らの出力信号Sd、および色温度検出回路262からの
出力信号Sctが、リニアマトリックス演算部LMに供給
される。
マトリックス演算部LMでは、この信号SdまたはSct
に応じた所定の演算係数が、第2の記憶素子252から
リニアマトリックス演算回路251へ供給される。第2
の記憶素子252には、照明光判別回路265および色
温度検出回路262で判別可能な照明光の種類毎に、所
定の演算係数が1組ずつ予め記憶される。
の演算係数を用いて第2色信号SR1'、SR2'、S
G'、およびSB'に例えば下式(V)のリニアマトリッ
クス演算を施して、第3A赤色信号Sr1、第3B赤色
信号Sr2、第3緑色信号Sg、および第3青色信号S
bを生成する。
信号SR1'と第2B赤色信号SR2'との違いを打ち消
すことが可能であり、この違いを打ち消すことによっ
て、均一な画像の再生が容易になる。偽色の発生を抑制
するうえからは、下式(VI)で表される演算をリニアマ
トリックス演算回路251で行うことが好ましい。
された第3A赤色信号Sr1、第3B赤色信号Sr2、
第3緑色信号Sg、および第3青色信号Sbが、リニア
マトリックス演算部LMからの出力信号となる。
信号Sr2とは、互いに区別することなく扱うことがで
きる。以下の説明においては、第3A赤色信号Sr1と
第3B赤色信号Sr2とを区別せずに、これらの赤色信
号を第3赤色信号Srと総称する。
第3緑色信号Sg、および第3青色信号Sbの供給を受
けてこれらにγ変換を施し、第4赤色信号Sr'、第4
緑色信号Sg'、および第4青色信号Sb'を生成する。
これらの第4色信号Sr'、Sg'、Sb'が輝度・色差
信号生成回路254へ供給される。
信号Sr'、Sg'、およびSb'を用いて、輝度信号
Y、第1赤色差信号Cr、および第1青色差信号Cbを
生成する。これらの信号Y、Cr、Cbが輝度・色差信
号生成部250の出力信号となる。
Crおよび第1青色差信号Cbは色差マトリックス演算
部CDMに供給され、輝度信号Yは信号圧縮回路259
に供給される。
トリックス演算回路256と第1の記憶素子257とを
有する。
第1色差信号Cr、Crbは、色差マトリックス演算回
路256に供給される。照明光判別回路265からの出
力信号Sd、および色温度検出回路262からの出力信
号Sctも、色差マトリックス演算部CDMに供給され
る。
トリックス演算部LMでは、この信号SdまたはSctに
応じた所定の演算係数が、第1の記憶素子257から色
差マトリックス演算回路256へ供給される。第1の記
憶素子257には、照明光判別回路265および色温度
検出回路262で判別可能な照明光の種類毎に、所定の
演算係数が1組ずつ予め記憶される。
演算係数を用いて第1色差信号Cr、Cbに色差マトリ
ックス演算を施して、第2赤差色信号Cr'および第2
青色差信号Cb'を生成する。これらの第2差色信号C
r'、Cb'が、色差マトリックス演算部CDMからの出
力信号となる。
259に供給され、この信号圧縮回路259において前
述の輝度信号Yと共に圧縮されて、映像信号生成部23
0からの出力信号Sout 、すなわち、出力画素信号また
は記録画素信号となる。
び記録画素信号のいずれを生成するかは、モードセレク
タ290(図6参照)によって選択可能なモード毎に、
予め決められる。
いて、照明光判別回路265による照明光の判別能をシ
ミュレーションした。
0を用いてグレー板、日本人の肌、および広葉樹の葉を
各種の照明光下で撮影する場合を想定し、それぞれの想
定下において照明光判別回路265で算出されるYe感
度値を求めた。Ye感度値の算出に用いる前記の式
(I)中での係数k1 およびk2 は共に0.25とし、
係数k3 およびk4 は共に1とした。
す。同図中のD75は標準の光D75を意味し、D65は
標準の光D65を意味し、D50は標準の光D50を意味す
る。白熱灯、普通型白色蛍光灯、3波長型蛍光灯は、い
ずれも照明光の光源である。
265で算出されるYe感度値は、照明光が普通型白色
蛍光灯からの発光である場合には、他の照明光である場
合に比べて、いずれの被写体についても明らかに高い値
を示す。
である場合には、他の照明光である場合に比べて、いず
れの被写体についても明らかに低い値を示す。
写体に当たっている照明光が普通形白色蛍光灯からの発
光であるのか、3波長形蛍光灯からの発光であるのか、
白熱灯からの発光や太陽光であるのかを、従来と比べて
より正確に区別することが可能である。
が普通型昼光色蛍光灯、または普通型温白色蛍光灯であ
ったとしても、その分光放射特性からして、照明光が普
通型白色蛍光灯である場合と同様の結果を得ることが可
能であると期待される。
確に判別することができれば、その種類と色温度とか
ら、例えば3波長型蛍光灯での昼光色、昼白色、および
電球色の区別も可能となり、適切なホワイトバランスを
とることができる。
ことができれば、リニアマトリックス演算部LM、また
は色差マトリックス演算部CDMで使用する演算係数を
照明光の種類毎に所定の値に予め選定しておくことによ
り、適切なホワイトバランスを維持したまま、再生画像
での特定の色を、ヒトが実際に知覚する色に近づけるこ
とが容易になる。例えば、被写体である人物が普通型白
色蛍光灯によって照明されていたとしても、適切なホワ
イトバランスを有し、被写体である人物の肌の色が実際
に知覚される肌の色に極めて近い再生画像を得ることが
容易になる。
人物の肌色を、所望の光源下での肌色、例えば標準の光
D65下での肌色と同じ色味に再現することも可能とな
る。
ついて説明する。図10は、第2の実施例による固体撮
像素子110での光電変換素子10、第1電荷転送素子
(垂直電荷転送素子)20、第2電荷転送素子(水平電
荷転送素子)40、および電荷検出回路50の平面配置
を概略的に示す。
光電変換素子10が画素ずらし配置されている点、(ii)
個々の垂直電荷転送素子20が蛇行形状を有する点、お
よび(iii) 後述する色フィルタアレイの構成を除き、前
述した第1の実施例による固体撮像素子100と同様の
構成を有する。
置」とは、奇数番目に当たる光電変換素子列中の各光電
変換素子に対し、偶数番目に当たる光電変換素子列中の
光電変換素子の各々が、光電変換素子列内での光電変換
素子のピッチの約1/2、列方向にずれ、奇数番目に当
たる光電変換素子行中の各光電変換素子に対し、偶数番
目に当たる光電変換素子行中の光電変換素子の各々が、
光電変換素子行内での光電変換素子のピッチの約1/
2、行方向にずれ、光電変換素子列の各々が奇数行また
は偶数行の光電変換素子のみを含むような、多数個の光
電変換素子の配置を意味する。「画素ずらし配置」は、
多数個の光電変換素子を複数行、複数列に亘って行列状
に配置する際の一形態である。
子のピッチの約1/2」とは、1/2を含む他に、製造
誤差、設計上もしくはマスク製作上起こる画素位置の丸
め誤差等の要因によって1/2から外れてはいるもの
の、得られる固体撮像素子の性能およびその画像の画質
からみて実質的に1/2と同等とみなすことができる値
をも含むものとする。上記の「光電変換素子行内での光
電変換素子のピッチの約1/2」についても同様であ
る。
構成要素が全て図2に示されている。図2に示した構成
要素と機能上共通する構成要素には図2で用いた参照符
号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
置した場合には、垂直電荷転送素子20の各々を図10
に示すような蛇行形状にすることによって、光電変換素
子10の集積度を高めやすくなる。
いる色フィルタアレイ115を概略的に示す上面図であ
る。色フィルタアレイ115と、その下の部材との位置
関係を判りやすくするために、同図には、光電変換素子
10、水平電荷転送素子40、および電荷検出回路を、
それぞれ隠れ線によって併記してある。また、有効画素
領域Reと無効画素領域Riとの平面視上の境界を二点
鎖線で示している。この境界上にも、色フィルタアレイ
115において互いに隣接する色フィルタ同士の境界が
存在する。
と青色フィルタとが交互に繰り返し配置された第1の色
フィルタ行と、緑色フィルタのみによって構成された第
2の色フィルタ行とを有し、これらが交互に繰り返し配
置されている。第2の色フィルタ行を挟んでその両側に
位置する第1の色フィルタ行の各々では、赤色フィルタ
と青色フィルタとの配列が互いに逆になっている。
605nmの波長域での分光透過率が互いに異なる2種
類の赤色フィルタR11、R12を有する。
置にのみ着目すると、有効画素領域Re内には赤色フィ
ルタR12だけが配置されている。無効画素領域Riに
おいては、有効画素領域Reの直ぐ外側に赤色フィルタ
R12が配置され、その外側に赤色フィルタR11が配
置されている。
参照符号Bは青色フィルタを示す。図11においては個
々の色フィルタR11、R12、G、Bを菱形で表して
いるが、実際の固体撮像素子では、個々の色フィルタは
例えば正方形を呈する。
素子10と共に赤色画素PR11を構成し、赤色フィル
タR2は、その下の光電変換素子10と共に赤色画素P
R12を構成する。緑色フィルタGは、その下の光電変
換素子10と共に緑色画素PGを構成し、青色フィルタ
Bは、その下の光電変換素子10と共に青色画素PBを
構成する。
ち、赤色フィルタPR12のみが有効画素領域Re内に
配置されるので、赤色画素PR11、PR12それぞれ
の分光感度特性を、有効画素領域Re内に2種類の赤色
画素を配置する場合に比べて、更に大きく異ならせるこ
とができる。換言すれば、赤色フィルタR11、R12
それぞれの分光透過率特性を、更に大きく異ならせるこ
とができる。
23と、赤色顔料の1種であるPR81と、黄色顔料の
1種であるPY139とを透明樹脂に分散させて得たカ
ラーレジンによって、赤色フィルタR11を形成した。
赤色フィルタR12は、赤色顔料の1種であるPR25
4と、黄色顔料の1種であるPY139とを透明樹脂に
分散させて得たカラーレジンによって形成した。赤色フ
ィルタR11、R12それぞれの平均膜厚は、いずれ
も、1〜3μmの範囲内である。
施例による固体撮像素子100と同様の効果を奏する。
製する場合、その構成は、図6および図8に示した構成
と同様にすることができる。ただし、固体撮像素子11
0においては多数個の光電変換素子10が画素ずらし配
置されているので、映像信号生成部230(図8参照)
での補間処理の方法が、固体撮像素子100を用いて構
成された撮像装置での補間処理と異なってくる。
れている固体撮像素子を用いて構成された撮像装置で
は、行方向に隣り合う光電変換素子同士の間、および列
方向に隣り合う光電変換素子の間にも恰も光電変換素子
が存在するかのように、補間処理によって再生画像用の
画素信号を生成することができる。
成された撮像装置の分光感度を示す。同図には、赤色画
素PR11の分光感度曲線が実線L31によって示さ
れ、赤色画素PR12の分光感度曲線が一点鎖線L32
によって示されている。
11の分光感度と、赤色画素PR12の分光感度とは、
550〜605nmの波長域において互いに大きく異な
っている。
34=0.66、k35=0(ゼロ)、k36=0.13の下
に求めることによって得たYe感度(分光感度)を、図
12中に太い実線L33で示す。
ずれも、固体撮像素子110を用いた撮像装置において
当該固体撮像素子110から出力される画素信号につい
てのシミュレーションから求めたものである。
合、照明光判別回路265には、第1A赤色信号SR
1、第1B赤色信号SR2、第1緑色信号SG、および
第1青色信号SB(図8参照)を供給する。この場合、
第1A赤色信号SR1は赤色画素PR11に蓄積した電
荷に由来し、第1B赤色信号SR2は赤色画素PR12
に蓄積した電荷に由来する。第1緑色信号SGは緑画素
PGに蓄積した電荷に由来し、第1青色信号SBは青色
画素PBに蓄積した電荷に由来する。
ついて、図9を用いて既に説明したシミュレーションと
同様のシミュレーションを行った。
(IV)を用いてYe感度値を算出し、その際、係数k31
〜k36の各値を、k31=0(ゼロ)、k32=0.3、k
33=1、k34=0.66、k35=0(ゼロ)、k36=
0.13とした。また、色フィルタアレイ115におけ
る緑色フィルタGおよび青色フィルタBは、それぞれ、
図7に示した分光感度と同じ分光感度が得られるものと
した。
を示す。同図から明らかなように、このシミュレーショ
ンによっても、図9を用いて既に説明したシミュレーシ
ョンと同様の結果が得られた。
蛍光灯からの発光であるのか、3波長形蛍光灯からの発
光であるのか、白熱灯からの発光や太陽光であるかの
を、従来と比べてより正確に区別することが可能であ
る。
ついて説明する。図14は、第3の実施例による固体撮
像素子120を構成している色フィルタアレイ125を
概略的に示す上面図である。図示の固体撮像素子120
は、色フィルタアレイ125の構成を除き、前述した第
1の実施例による固体撮像素子100と同様の構成を有
する。
した構成要素と共通する構成要素には図3で用いた参照
符号と同じ参照符号を付して、その説明を省略する。同
図には、色フィルタアレイ125と、その下の部材との
位置関係を判りやすくするために、光電変換素子10、
水平電荷転送素子40、および電荷検出回路を、それぞ
れ隠れ線によって併記してある。また、有効画素領域R
eとその外側の無効画素領域との平面視上の境界を二点
鎖線で示している。この境界上にも、色フィルタアレイ
125において互いに隣接する色フィルタ同士の境界が
存在する。
使用される3個の固体撮像素子の1つであり、色フィル
タアレイ125は、赤色フィルタR1、R2のみによっ
て構成されている。行方向および列方向のいずれについ
ても、赤色フィルタR1と赤色フィルタR2とが交互に
繰り返し配置されている。
撮像装置を構成することにより、図6に示した撮像装置
200と同様の効果を奏する撮像装置を得ることが可能
である。
ついて説明する。図15は、第4の実施例による固体撮
像素子130を構成している色フィルタアレイ135を
概略的に示す上面図である。図示の固体撮像素子130
は、色フィルタアレイ135の構成を除き、前述した第
1の実施例による固体撮像素子100と同様の構成を有
する。
した構成要素と共通する構成要素には図3で用いた参照
符号と同じ参照符号を付して、その説明を省略する。同
図には、色フィルタアレイ135と、その下の部材との
位置関係を判りやすくするために、光電変換素子10、
水平電荷転送素子40、および電荷検出回路を、それぞ
れ隠れ線によって併記してある。また、有効画素領域R
eとその外側の無効画素領域との平面視上の境界を二点
鎖線で示している。この境界上にも、色フィルタアレイ
125において互いに隣接する色フィルタ同士の境界が
存在する。
使用される2個の固体撮像素子のうちの1つであり、色
フィルタアレイ125は、赤色フィルタR1と、赤色フ
ィルタR2と、青色フィルタPBとによって構成されて
いる。
交互に繰り返し配置された第1色フィルタ列と、青色フ
ィルタBのみによって構成された第2色フィルタ列と
が、交互に配置されている。1つの第2色フィルタ列を
間に介して隣り合う2つの第1色フィルタ列では、赤色
フィルタR1と赤色フィルタR2との配置が互いに逆に
なっている。
撮像装置を構成することにより、図6に示した撮像装置
200と同様の効果を奏する撮像装置を得ることが可能
である。
ついて説明する。図16は、第5の実施例による固体撮
像素子140を構成している色フィルタアレイ145を
概略的に示す上面図である。図示の固体撮像素子140
は、色フィルタアレイ145の構成を除き、前述した第
1の実施例による固体撮像素子100と同様の構成を有
する。
した構成要素と共通する構成要素には図3で用いた参照
符号と同じ参照符号を付して、その説明を省略する。同
図には、色フィルタアレイ145と、その下の部材との
位置関係を判りやすくするために、光電変換素子10、
水平電荷転送素子40、および電荷検出回路を、それぞ
れ隠れ線によって併記してある。また、有効画素領域R
eとその外側の無効画素領域との平面視上の境界を二点
鎖線で示している。この境界上にも、色フィルタアレイ
125において互いに隣接する色フィルタ同士の境界が
存在する。
使用される固体撮像素子であり、色フィルタアレイ14
5は、赤色フィルタRと、緑色フィルタG1と、緑色フ
ィルタG2と、青色フィルタBとによって構成されてい
る。
は、555〜605nmの波長域での分光透過率が互い
に異なる。緑色フィルタの配置にのみ着目すると、2つ
の緑色フィルタG1、G2のうちの緑色フィルタG1の
みを含む色フィルタ行と、2つの緑色フィルタG1、G
2のうちの緑色フィルタG2のみを含む色フィルタ行と
が交互に配置されている。
撮像装置を構成した場合でも、図6に示した撮像装置2
00と同様に、Ye感度値を求めることができるので、
撮像装置200と同様の効果を奏する撮像装置を得るこ
とが可能である。
いてYe感度値を求めるにあたっては、例えば、前述し
た式(I)〜(IV)での「R」を「G」に、「赤」を
「緑」にそれぞれ読み替えることによって得られる式を
用いて演算する。中でも、式(IV)での「R」を「G」
に、「赤」を「緑」にそれぞれ読み替えることによって
得られる式を用いて演算することが好ましい。
造装置について説明したが、本発明は上述した実施例に
限定されるものではない。
〜605nmの波長域における分光感度特性が互いに異
なる2種類の赤色画素または2種類の緑色画素に光が入
射しさえすれば、それらが固体撮像素子においてどのよ
うに分布していたとしても可能である。これら2種類の
画素を固体撮像素子においてどのように分布させるか
は、目的とする固体撮像素子または撮像装置の用途や、
目的とする固体撮像素子または撮像装置に求められる性
能等に応じて適宜選定可能である。
ている照明光の種類をできるだけ正確に判別するうえか
らは、2種類の赤色画素または2種類の緑色画素を有効
画素領域内に均等に分散させることが好ましい。この場
合、偽色の発生や色むらの発生を抑えるうえから、2種
類の画素(赤色画素または緑色画素)同士の間での分光
特性の差をなるべく小さくすることが好ましい。
効画素領域内には1種類の赤色画素のみを配置するか、
2種類配置する場合でも、その一方の数をできるだけ少
なくすることが好ましい。2種類の赤色画素の一方を無
効画素領域にのみ配置するようにすれば、偽色の発生を
抑制しやすくなる。2種類の緑色画素を用いる場合につ
いても同様である。
のみ配置する場合には、これら2種類の赤色画素とし
て、640nm付近よりも長波長側においても分光感度
特性が互いに異なるものを用いることができる。このよ
うな2種類の赤色画素を用いて固体撮像素子を構成した
場合、この固体撮像素子を用いた撮像装置では、前述し
た式(I)または式(IV)での分子の式に基づいて算出
したYe感度(分光感度)に、640nm付近よりも長
波長域での分光感度(以下、この分光感度を「LR感
度」という。)が付け加えられる。図12に太い実線L
33で示したYe感度は、LR感度が付加された一例で
ある。
り、太陽光またはタングステン光(白熱灯からの発光)
と3波長型蛍光灯からの発光との判別能を高めることが
可能になる。この場合、555〜605nmの波長域に
おけるYe感度のピーク値Ye p と、640nmよりも
長波長域におけるYe感度(LR感度)のピーク値LR
p との比Yep/LRpが0.5以下、好ましくは0.4
以下となるか、または2.0以上、好ましくは2.5以
上となるように、これら2種類の赤色画素の分光感度特
性を選定することが好ましい。比Yep/LRpが前述の
範囲から外れると、普通型白色蛍光灯からの発光と太陽
光またはタングステン光とを判別し難くなる。
類の赤色画素と、これらの赤色画素に近接する緑色画素
や青色画素とを対象にして、または、互いに近接する2
種類の緑色画素と、これらの緑色画素に近接する赤色画
素や青色画素とを対象にして、これらの画素から読み出
した信号を利用して行うことが好ましい。
成する色フィルタの分光透過率を適宜選定することによ
って、制御することができる。色フィルタの分光透過率
は、例えば、その色フィルタに含有させる顔料や染料の
種類および量に応じて、あるいは、その膜厚に応じて変
化する。
を変えることにより、赤色フィルタR1と赤色フィルタ
R2とを作製することができる。あるいは、膜厚だけを
変えることによって、赤色フィルタR1と赤色フィルタ
R2とを作製することができる。これらの場合には、赤
色画素PR1と赤色画素PR2との分光感度特性の差が
極めて小さくなるので、有効画素領域Re内に赤色画素
PR1と赤色画素PR2とを配置するうえで好ましい。
に拘わらず、色フィルタアレイの製造ばらつきに起因す
るYe感度の変動を抑えるうえからは、2種類の緑色フ
ィルタを用いるよりも、2種類の赤色フィルタを用いる
方が好ましい。赤色フィルタは、膜厚変動に対する分光
透過率特性の安定性が緑色フィルタよりも高い。
タを作製する場合、赤色顔料としてはPR81、PR1
77、PR209、PR254等を用いることができ
る。赤色顔料の他にPY138、PY139、PY15
0、PY185等の黄色顔料や、PG7、PV23等の
顔料を併用することにより、赤色顔料のみを用いて着色
された赤色フィルタとは分光透過率特性の異なる赤色フ
ィルタを得ることができる。
を用いることも可能である。色フィルタの分光透過率特
性が同じ場合でも、光電変換素子の上方に存在する色フ
ィルタ以外の層の光透過特性を変えることにより、互い
に分光感度特性が異なる2種類の画素を形成することが
可能である。例えば、固体撮像素子において多用される
シリコン窒化膜の膜厚を特定の光電変換素子上において
厚く、あるいは薄くすることにより、互いに分光感度特
性が異なる2種類の画素を形成することができる。
ズを配置する場合には、このマイクロレンズに色フィル
タとしての機能を付加することもできる。
の分光透過率特性が互いに異なる2種類のマイクロレン
ズを所望のパターンで配置することによって、分光感度
が互いに異なる2種類の画素を形成することもできる。
像素子の用途や性能等に応じて種々変更可能である。
子を正方行列状に配置した場合、垂直電荷転送素子の構
成は、1行の光電変換素子行あたり例えば2〜4本の垂
直転送電極を備えた構成にすることができる。多数個の
光電変換素子を画素ずらし配置した場合には、垂直電荷
転送素子の構成を、1行の光電変換素子行あたり例えば
1〜4本の垂直転送電極を備えた構成にすることができ
る。
する場合および画素ずらし配置する場合のいずれにおい
ても、垂直電荷転送素子や水平電荷転送素子を何相の駆
動信号で駆動するかは適宜選定可能である。水平電荷転
送素子は、1つの垂直電荷転送素子あたり2本以上の水
平転送電極を配置することによって構成可能である。
であってもよい。図17(A)は、エリア・イメージセ
ンサとして利用されるMOS型の固体撮像素子での光電
変換素子および出力信号生成部の配置を概略的に示す。
板301の一表面に複数行、複数列に亘って多数個の光
電変換素子310が正方行列状に配置される。1個の光
電変換素子310に1つずつ、図示を省略したスイッチ
ング回路が接続される。
電変換素子列に沿って出力信号線330が配置され、こ
れらの出力信号線330に1つずつ、負荷トランジスタ
340が接続される。各出力信号線330は、信号生成
部350に接続される。
の光電変換素子310に電荷が蓄積される。図示を省略
したスイッチング回路の動作を適宜制御することによ
り、光電変換素子310に蓄積された電荷に応じた大き
さの電気信号を、対応する出力信号線330に発生させ
ることができる。この電気信号は信号生成部350によ
って検出されると共に、所定の出力信号(画素信号)に
変換されて出力される。この出力が、固体撮像素子30
0の出力となる。
イッチング回路の動作を光電変換素子行単位で制御する
ために、行読出し走査部360と行リセット走査部36
5とが半導体基板301に配置される。
回路の動作を制御して、光電変換素子310とこれに対
応する出力信号線330との電気的な接続を制御する。
行リセット走査部365は、各スイッチング回路の動作
を制御して、光電変換素子310に蓄積された電荷の掃
き出し動作を制御する。
に、行選択信号線324およびリセット信号線327
が、それぞれ、1行の光電変換素子行に1本ずつ対応し
て配置される。また、1行の光電変換素子行もしくは1
列の光電変換素子列に1本ずつ対応して、電源電圧供給
線325が配置される。各スイッチング回路は、これら
の信号線および供給線にも電気的に接続可能である。
されて、信号生成部350、行読出し走査部360、お
よび行リセット走査部365の動作を制御する。
を示す。同図に示すスイッチング回路320は、出力用
トランジスタ321、行選択用トランジスタ322、お
よびリセット用トランジスタ323を含む。これらのト
ランジスタは、例えばMOS型トランジスタである。
ンジスタ322とが直列に接続され、出力用トランジス
タ322のゲートに光電変換素子310が、行選択用ト
ランジスタ322のゲートに行選択信号線324が接続
される。出力用トランジスタの残りの一端が電源電圧供
給線325に接続され、行選択用トランジスタ322の
残りの一端が出力信号線330に接続される。
トランジスタ322と光電変換素子310とを接続する
配線226に接続されると共に、電源電圧供給線325
にも接続され、そのゲートにはリセット信号線327が
接続される。
330、各負荷トランジスタ340、信号生成部35
0、行読出し走査部360、および行リセット走査部3
65は、出力信号生成部を構成する。
24に読出し信号が供給されると、この行選択信号線3
24に接続されている行選択用トランジスタ322がオ
ンになる。出力用トランジスタ321と、これに対応す
る出力信号線330とが電気的に接続される。
される電圧の値は、この出力用トランジスタ321に接
続されている光電変換素子310に蓄積された電荷に応
じて変化する。したがって、出力用トランジスタ321
に流れるドレイン電流の大きさも、光電変換素子310
に蓄積された電荷に応じて変化する。結果的に、行選択
用トランジスタ322がオンになると、光電変換素子3
10に蓄積された電荷に応じた電気信号が出力用信号線
330に発生する。
線327にリセット信号が供給されると、このリセット
信号線327に接続されているリセット用トランジスタ
323がオンになる。このリセット用トランジスタ32
3に対応する光電変換素子310が電源電圧供給線32
5に接続され、光電変換素子310に蓄積されていた電
荷が電源電圧供給線325に排出される。
も、CCD型の固体撮像素子と同様に、半導体基板30
1の上方に光遮蔽膜、層間絶縁膜、パッシベーション
膜、平坦化膜が順次配置され、その上に色フィルタアレ
イが配置される。必要に応じて、色フィルタアレイの上
方にマイクロレンズアレイが配置される。
固体撮像素子のいずれを用いて撮像装置を構成する場合
においても、映像信号生成部の構成は図8に示したもの
に限定されるものではない。
置200では、第1〜第4利得調整回路251〜254
を利用してホワイトバランスをとっているが、第1緑色
信号SGについては利得調整を変えないことも可能であ
る。本明細書において第1緑色信号SGについていう
「利得調整」は、第1緑色信号SGの利得を変えない場
合も含むものとする。例えば、AE機能による露出制御
に対して補正が不要な場合には、ホワイトバランスをと
るにあたって第1緑色信号SGの利得を変えなくてもよ
い。
路242、244によって第1A赤色信号SR1および
第1B赤色信号SR2の利得を調整しているが、赤色フ
ィルタR1、R2が有効画素領域内に配置されている場
合には、第1A赤色信号SR1および第1B赤色信号S
R2それぞれの利得を1つの利得調整回路によって調整
することも可能である。
ることも可能であるし、輝度・色差信号生成部250内
に設けずに色分離回路235と利得調整部240との間
に設けることもできる。
路235と利得調整部240との間に設ける場合には、
色分離回路235からの出力信号がリニアマトリックス
演算部LMへの入力信号となり、その出力信号が露光量
検出回路237、利得調整部240、およびオートホワ
イトバランス回路260それぞれの入力信号となるよう
に撮像装置を構成することができる。このようにして構
成された撮像装置では、リニアマトリックス演算部LM
からの出力信号が、図8に示した撮像装置200でいう
第1赤色信号、第1緑色信号、第1青色信号に相当す
る。
号が露光量検出回路237、オートホワイトバランス回
路260、およびリニアマトリックス演算部LMへの入
力信号となり、リニアマトリックス演算部LMからの出
力信号が利得調整部240への入力信号となるように撮
像装置を構成することもできる。このようにして構成さ
れた撮像装置では、図8に示した撮像装置200と同様
に、色分離回路235からの出力信号が第1赤色信号、
第1緑色信号、第1青色信号となる。
けずにディジタル信号生成部220内に設けることもで
きる。この場合の色分離回路235は、その出力信号が
AGC回路224(図6参照)の入力信号となるように
配置される。
が可能であることは、当業者に自明であろう。
被写体に当たっている照明光の種類を精度よく判別にす
ることを可能にする固体撮像素子、および、被写体に当
たっている照明光の種類を精度よく判別することが可能
な撮像装置が提供される。色再現性に優れた撮像装置を
提供することが容易になる。
素、緑色画素、および青色画素を備えた半導体装置を示
す概略図であり、図1(B)は、図1(A)に示した第
1の赤色画素を構成している第1の赤色フィルタの分光
透過率と、同図に示した第2の赤色画素を構成している
第2の赤色フィルタの分光透過率とを示すグラフであ
る。
素子、第1電荷転送素子(垂直電荷転送素子)、第2電
荷転送素子(水平電荷転送素子)、および電荷検出回路
の平面配置を示す概略図である。
ィルタアレイを概略的に示す上面図である。
分光透過率を示すグラフである。
ラフである。
である。
バランス回路および映像信号生成部それぞれについての
主要部の一例を示す概略図である。
ついてのシミュレーション結果を示すグラフである。
換素子、第1電荷転送素子(垂直電荷転送素子)、第2
電荷転送素子(水平電荷転送素子)、および電荷検出回
路の平面配置を示す概略図である。
色フィルタアレイを概略的に示す上面図である。
れた撮像装置の分光感度を示すグラフである。
れた撮像装置が有する照明光判別能についてのシミュレ
ーション結果を示すグラフである。
いる色フィルタアレイを概略的に示す上面図である。
いる色フィルタアレイを概略的に示す上面図である。
いる色フィルタアレイを概略的に示す上面図である。
して利用されるMOS型固体撮像素子での光電変換素子
および出力信号生成部の配置を示す概略図であり、図1
7(B)は、図17(A)に示した光電変換素子に接続
されるスイッチング回路の一例を示す回路図である。
子、 20…第1電荷転送素子(垂直電荷転送素子)、
30…読出しゲート、 40…第2電荷転送素子(水
平電荷転送素子)、 50…電荷検出回路、 60、1
15、125、135、145…色フィルタアレイ、
100、110、120、130、140、300…固
体撮像素子、 200…撮像装置、 210…撮像光学
系、 220…ディジタル信号生成部、230…映像信
号生成部、235…色分離回路、240…利得調整部、
250…輝度・色差信号生成部、 260…オートホワ
イトバランス回路、 262…色温度検出回路、 26
5…照明光判別回路、268…ホワイトバランス制御回
路、 330…出力信号線、 340…負荷トランジス
タ、 350…信号生成部、 360…行読出し走査
部、 365…行リセット走査部、 370制御部、
Re…有効画素領域、 Ri…無効画素領域、 R1、
R2、R11、R12…赤色フィルタ、 G…緑色フィ
ルタ、 B…青色フィルタ、 PR1、PR2、PR1
1、PR12…赤色画素、 PG…緑色画素、 PB…
青色画素、 LM…リニアマトリックス演算部、 CD
M…色差マトリックス演算部。
Claims (14)
- 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の一表面に複数行、複数列に亘って行列
状に配置され、各々が、前記一表面に形成されて電荷を
蓄積することができる光電変換素子、および前記光電変
換素子の上方に配置されて該光電変換素子への入射光の
波長を制御する色フィルタを有し、分光感度の違いによ
って2種類に分類される赤色または緑色の画素を含む多
数個の画素と、 前記多数個の画素それぞれに蓄積された電荷に基づいて
出力信号を生成することができる出力信号生成部とを備
えた固体撮像素子。 - 【請求項2】 前記2種類に分類される画素それぞれの
分光感度が、555〜605nmの波長域において互い
に異なる請求項1に記載の固体撮像素子。 - 【請求項3】 前記多数個の画素が、前記半導体基板の
一表面に設定された有効画素領域から該有効画素領域の
周囲に設定された無効画素領域にかけて配置される請求
項1または請求項2に記載の固体撮像素子。 - 【請求項4】 前記2種類に分類される画素の一方が、
前記無効画素領域内に配置される請求項3に記載の固体
撮像素子。 - 【請求項5】 前記多数個の画素が赤色画素、緑色画
素、および青色画素によって構成される請求項1〜請求
項4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。 - 【請求項6】 前記多数個の画素が赤色画素および緑色
画素のいずれか一方のみによって構成される請求項1〜
請求項4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。 - 【請求項7】 前記多数個の画素が赤色画素と青色画素
とによって構成される請求項1〜請求項4のいずれか1
項に記載の固体撮像素子。 - 【請求項8】 前記2種類に分類される画素が赤色画素
である請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の固体
撮像素子。 - 【請求項9】 前記分光感度の違いが、前記色フィルタ
の分光透過率の違いに起因する請求項1〜請求項8のい
ずれか1項に記載の固体撮像素子。 - 【請求項10】 分光感度の違いによって2種類に分類
される赤色または緑色の画素を含む多数個の画素を備
え、被写体の光学像を電気信号に変換して出力すること
ができる固体撮像素子と、 前記固体撮像素子上に被写体像を結ぶ撮像光学系と、 前記固体撮像素子からの出力信号をディジタル信号に変
換して出力するディジタル信号生成部と、 前記ディジタル信号生成部から出力されたディジタル信
号を基に第1赤色信号、第1緑色信号、および第1青色
信号を生成し、該第1赤色信号、該第1緑色信号、およ
び該第1青色信号を用いて再生画像用の画素信号を生成
する映像信号生成部と、 前記第1赤色信号、前記第1緑色信号、および前記第1
青色信号の供給を受けて、前記被写体に当たっている照
明光の色温度の検出、および、前記2種類の画素の一方
に入射した光の放射強度と他方に入射した光の放射強度
との相対的な差に基づいての前記照明光の種類の判別を
行い、前記色温度の検出結果と前記照明光の種類の判別
結果とから前記映像信号生成部内での前記第1赤色信
号、前記第1緑色信号、および前記第1青色信号それぞ
れの利得を調整するオートホワイトバランス回路とを備
えた撮像装置。 - 【請求項11】 前記オートホワイトバランス回路が、 前記色温度を検出して、その結果を表す色温度信号を出
力する色温度検出回路と、 前記照明光の種類を判別して、その結果を表す判別信号
を出力する照明光判別回路と、 前記色温度信号および前記判別信号に基づいて、前記映
像信号生成部内での前記第1赤色信号、前記第1緑色信
号、および前記第1青色信号それぞれの利得調整に用ら
れる制御信号を生成するホワイトバランス制御回路とを
有する請求項10に記載の撮像装置。 - 【請求項12】 前記映像信号生成部が、 前記ディジタル信号生成部から出力されたディジタル信
号の供給を受けて前記第1赤色信号、前記第1緑色信
号、および前記第1青色信号を生成する色分離回路と、 前記第1赤色信号、前記第1緑色信号、前記第1青色信
号および前記制御信号の供給を受け、前記第1赤色信
号、前記第1緑色信号、および前記第1青色信号それぞ
れの利得を調整して第2赤色信号、第2緑色信号、およ
び第2青色信号を出力する利得調整部と、 前記第2赤色信号、前記第2緑色信号、および前記第2
青色信号の供給を受けて輝度信号、第1赤色差信号、お
よび第1青色差信号を生成する輝度・色差信号生成部
と、 前記第1赤色差信号および前記第1青色差信号の供給を
受け、該第1赤色差信号および該第1青色差信号に前記
オートホワイトバランス回路での前記照明光の判別結果
に応じた色差マトリックス演算を施して、第2赤色差信
号および第2青色差信号を生成する色差マトリックス演
算部とを有する請求項10または請求項11に記載の撮
像装置。 - 【請求項13】 前記輝度・色差信号生成部が、さら
に、 前記第2赤色信号、前記第2緑色信号、および前記第2
青色信号の供給を受け、該第2赤色信号、該第2緑色信
号、および該第2青色信号に前記オートホワイトバラン
ス回路での前記照明光の判別結果に応じたリニアマトリ
ックス演算を施して、第3赤色信号、第3緑色信号、お
よび第3青色信号を生成するリニアマトリックス演算部
を有する請求項12に記載の撮像装置。 - 【請求項14】 前記2種類に分類される画素それぞれ
の分光感度が、555〜605nmの波長域において互
いに異なる請求項10〜請求項13のいずれか1項に記
載の撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002059063A JP3950715B2 (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | 固体撮像素子およびこれを用いた撮像装置 |
US10/364,511 US7148920B2 (en) | 2002-03-05 | 2003-02-12 | Solid state image pickup device capable of distinguishing between light sources and image pickup apparatus using such solid state image pickup device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002059063A JP3950715B2 (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | 固体撮像素子およびこれを用いた撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003259380A true JP2003259380A (ja) | 2003-09-12 |
JP3950715B2 JP3950715B2 (ja) | 2007-08-01 |
Family
ID=27784729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002059063A Expired - Fee Related JP3950715B2 (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | 固体撮像素子およびこれを用いた撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7148920B2 (ja) |
JP (1) | JP3950715B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024832A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | 固体撮像素子及びデジタルカメラ |
JP2006126189A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Agilent Technol Inc | 感知された光環境を識別する方法及び装置 |
EP1722575A2 (en) | 2005-05-11 | 2006-11-15 | Sony Corporation | White balance controlling apparatus, method, program and image pickup apparatus |
JP2008136251A (ja) * | 2003-11-11 | 2008-06-12 | Olympus Corp | マルチスペクトル画像撮影装置 |
US7868936B2 (en) | 2003-11-11 | 2011-01-11 | Olympus Corporation | Multispectral image capturing apparatus |
KR20130139529A (ko) * | 2012-06-13 | 2013-12-23 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이장치 및 그 제어방법 |
Families Citing this family (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7463287B2 (en) * | 2002-07-29 | 2008-12-09 | Fujifilm Corporation | Solid-state image pick-up device and image pick-up apparatus capable of distinguishing a photographing light source type |
KR100446631B1 (ko) * | 2002-08-24 | 2004-09-04 | 삼성전자주식회사 | 델타 구조 디스플레이에서의 칼라영상의 표현 방법 및 장치 |
JP3967690B2 (ja) * | 2003-03-25 | 2007-08-29 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置 |
JP4207659B2 (ja) | 2003-05-16 | 2009-01-14 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置およびその駆動方法、ならびにカメラ装置 |
JP4497872B2 (ja) * | 2003-09-10 | 2010-07-07 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
US7609302B2 (en) | 2004-08-11 | 2009-10-27 | Micron Technology, Inc. | Correction of non-uniform sensitivity in an image array |
WO2006043414A1 (ja) * | 2004-10-19 | 2006-04-27 | Megachips Lsi Solutions Inc. | 画像処理方法及び画像処理装置 |
JP4677226B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-04-27 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び方法 |
JP2006270657A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置、及び固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法 |
JP4293174B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2009-07-08 | ソニー株式会社 | 撮像装置および画像処理装置 |
JP2007103401A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像装置及び画像処理装置 |
JP2007129581A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像システム |
JP4449936B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2010-04-14 | ソニー株式会社 | 撮像装置、カメラシステムおよびその駆動方法 |
JP4983093B2 (ja) * | 2006-05-15 | 2012-07-25 | ソニー株式会社 | 撮像装置および方法 |
JP2008005383A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像装置及びイメージセンサ |
JP2008072575A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Canon Inc | 画像処理装置、方法、及びコンピュータプログラム |
JP4874752B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2012-02-15 | Hoya株式会社 | デジタルカメラ |
KR101639382B1 (ko) * | 2008-08-27 | 2016-07-13 | 삼성전자주식회사 | 높은 동적 범위를 가지는 영상을 생성하는 장치 및 방법 |
WO2010052593A1 (en) * | 2008-11-04 | 2010-05-14 | Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) | Camera design for the simultaneous capture of near-infrared and visible images |
CN102300100B (zh) * | 2010-06-28 | 2015-03-04 | 比亚迪股份有限公司 | 一种白平衡控制装置及方法 |
CN103827730B (zh) * | 2011-06-21 | 2017-08-04 | 管理前街不同收入阶层的前街投资管理有限公司 | 用于生成三维图像信息的方法和装置 |
WO2013042323A1 (ja) * | 2011-09-20 | 2013-03-28 | パナソニック株式会社 | ライトフィールド撮像装置、および画像処理装置 |
US9071740B1 (en) | 2011-10-28 | 2015-06-30 | Google Inc. | Modular camera system |
US9197686B1 (en) | 2012-01-06 | 2015-11-24 | Google Inc. | Backfill of video stream |
US9537968B1 (en) | 2012-01-06 | 2017-01-03 | Google Inc. | Communication of socket protocol based data over a storage protocol based interface |
US8836814B2 (en) * | 2012-01-18 | 2014-09-16 | Nokia Corporation | Method and apparatus for ambient light spectrum detection in digital photography |
US20130250300A1 (en) * | 2012-03-23 | 2013-09-26 | Po-Chieh Hung | Light source recognition |
TWI527450B (zh) * | 2012-05-01 | 2016-03-21 | Sony Corp | Image sensor, and image sensor control method |
CN104503014A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-08 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 彩色滤光片及包含所述彩色滤光片的液晶显示器 |
WO2016147366A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2016-09-22 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置 |
US9544485B2 (en) | 2015-05-27 | 2017-01-10 | Google Inc. | Multi-mode LED illumination system |
US9386230B1 (en) | 2015-06-12 | 2016-07-05 | Google Inc. | Day and night detection based on one or more of illuminant detection, lux level detection, and tiling |
US9613423B2 (en) | 2015-06-12 | 2017-04-04 | Google Inc. | Using a depth map of a monitored scene to identify floors, walls, and ceilings |
US9626849B2 (en) | 2015-06-12 | 2017-04-18 | Google Inc. | Using scene information from a security camera to reduce false security alerts |
US9489745B1 (en) | 2015-06-12 | 2016-11-08 | Google Inc. | Using depth maps of a scene to identify movement of a video camera |
US9235899B1 (en) | 2015-06-12 | 2016-01-12 | Google Inc. | Simulating an infrared emitter array in a video monitoring camera to construct a lookup table for depth determination |
US9886620B2 (en) | 2015-06-12 | 2018-02-06 | Google Llc | Using a scene illuminating infrared emitter array in a video monitoring camera to estimate the position of the camera |
US9554063B2 (en) | 2015-06-12 | 2017-01-24 | Google Inc. | Using infrared images of a monitored scene to identify windows |
US9454820B1 (en) | 2015-06-12 | 2016-09-27 | Google Inc. | Using a scene illuminating infrared emitter array in a video monitoring camera for depth determination |
US10180615B2 (en) | 2016-10-31 | 2019-01-15 | Google Llc | Electrochromic filtering in a camera |
JP6739542B2 (ja) | 2016-12-02 | 2020-08-12 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用画像処理装置および内視鏡用画像処理方法 |
CN108956650B (zh) * | 2017-05-25 | 2021-09-24 | 北京君和信达科技有限公司 | 探测器增益自动配置方法、装置、系统及存储介质 |
CN107872663B (zh) * | 2017-12-25 | 2019-05-24 | Oppo广东移动通信有限公司 | 图像处理方法及装置、计算机可读存储介质和计算机设备 |
US10728462B2 (en) * | 2018-10-08 | 2020-07-28 | Pixart Imaging Inc. | Image sensor, image sensing system, image sensing method and material recognition system |
CN112087559B (zh) * | 2019-06-13 | 2021-11-30 | 华为技术有限公司 | 图像传感器、图像拍摄装置和方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03174890A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-07-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 固体撮像システム |
JPH06273322A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-30 | Hitachi Ltd | カメラ、分光システムおよびこれらを用いた燃焼評価装置 |
JPH09327024A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-16 | Olympus Optical Co Ltd | 画像処理装置 |
JP2000333185A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 撮影装置並びにホワイトバランス調整方法および装置 |
JP2001016607A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-19 | Minolta Co Ltd | デジタル撮影装置およびデジタル撮影方法 |
JP2001016598A (ja) * | 1999-04-30 | 2001-01-19 | Olympus Optical Co Ltd | カラー撮像素子及び撮像装置 |
JP2001189941A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 固体撮像装置および光学フィルタ |
JP2001197511A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電子カメラ |
JP2001224037A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-17 | Minolta Co Ltd | カラー撮像装置および画像データ取得方法 |
JP2003169341A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-06-13 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | カラー画像撮像装置 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5087936A (en) * | 1988-09-08 | 1992-02-11 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Camera |
US5253046A (en) * | 1991-03-07 | 1993-10-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Color image pickup apparatus for object image conversion |
JPH05328362A (ja) | 1992-05-15 | 1993-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置 |
US5555464A (en) * | 1995-07-28 | 1996-09-10 | Lockheed Martin Corporation | Red/near-infrared filtering for CCD cameras |
DE19616440A1 (de) * | 1996-04-25 | 1997-10-30 | Eastman Kodak Co | Verfahren und Vorrichtung zur Gewinnung eines vollen Farbbildes oder Multispektralbildes aus Bilddaten eines CCD-Bildsensors mit Mosaik-Farbfilter |
US5805217A (en) * | 1996-06-14 | 1998-09-08 | Iterated Systems, Inc. | Method and system for interpolating missing picture elements in a single color component array obtained from a single color sensor |
JPH10125887A (ja) * | 1996-10-21 | 1998-05-15 | Toshiba Corp | 固体撮像素子 |
JP3624604B2 (ja) * | 1996-12-28 | 2005-03-02 | 株式会社ニコン | 撮像装置の色再現補正装置および補正方法 |
US6473123B1 (en) * | 1997-08-21 | 2002-10-29 | Flash Point Technology, Inc. | Method and system for organizing DMA transfers to support image rotation |
US6657663B2 (en) * | 1998-05-06 | 2003-12-02 | Intel Corporation | Pre-subtracting architecture for enabling multiple spectrum image sensing |
JP4020488B2 (ja) * | 1998-05-18 | 2007-12-12 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置 |
US6803955B1 (en) * | 1999-03-03 | 2004-10-12 | Olympus Corporation | Imaging device and imaging apparatus |
US6515275B1 (en) * | 2000-04-24 | 2003-02-04 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for determining the illumination type in a scene |
JP2002071458A (ja) | 2000-06-09 | 2002-03-08 | Hewlett Packard Co <Hp> | 光源タイプ判定方法 |
US7154545B2 (en) * | 2001-04-30 | 2006-12-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Image scanner photosensor assembly with improved spectral accuracy and increased bit-depth |
JP4324404B2 (ja) * | 2003-04-22 | 2009-09-02 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置及びデジタルカメラ |
JP4644423B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2011-03-02 | 富士フイルム株式会社 | カラー固体撮像素子及びこのカラー固体撮像素子を用いた固体撮像装置並びにデジタルカメラ |
-
2002
- 2002-03-05 JP JP2002059063A patent/JP3950715B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-02-12 US US10/364,511 patent/US7148920B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03174890A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-07-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 固体撮像システム |
JPH06273322A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-30 | Hitachi Ltd | カメラ、分光システムおよびこれらを用いた燃焼評価装置 |
JPH09327024A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-16 | Olympus Optical Co Ltd | 画像処理装置 |
JP2001016598A (ja) * | 1999-04-30 | 2001-01-19 | Olympus Optical Co Ltd | カラー撮像素子及び撮像装置 |
JP2000333185A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 撮影装置並びにホワイトバランス調整方法および装置 |
JP2001016607A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-19 | Minolta Co Ltd | デジタル撮影装置およびデジタル撮影方法 |
JP2001189941A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 固体撮像装置および光学フィルタ |
JP2001197511A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電子カメラ |
JP2001224037A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-17 | Minolta Co Ltd | カラー撮像装置および画像データ取得方法 |
JP2003169341A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-06-13 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | カラー画像撮像装置 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8134618B2 (en) | 2003-11-11 | 2012-03-13 | Olympus Corporation | Multispectral image capturing apparatus |
JP2008136251A (ja) * | 2003-11-11 | 2008-06-12 | Olympus Corp | マルチスペクトル画像撮影装置 |
US7868936B2 (en) | 2003-11-11 | 2011-01-11 | Olympus Corporation | Multispectral image capturing apparatus |
JP4633129B2 (ja) * | 2003-11-11 | 2011-02-16 | オリンパス株式会社 | マルチスペクトル画像撮影装置 |
JP2006024832A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | 固体撮像素子及びデジタルカメラ |
JP2006126189A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Agilent Technol Inc | 感知された光環境を識別する方法及び装置 |
EP1722575A2 (en) | 2005-05-11 | 2006-11-15 | Sony Corporation | White balance controlling apparatus, method, program and image pickup apparatus |
JP2006319514A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Sony Corp | ホワイトバランス制御装置 |
US7573507B2 (en) | 2005-05-11 | 2009-08-11 | Sony Corporation | White balance controlling apparatus, method, program, and image pickup apparatus |
JP4670465B2 (ja) * | 2005-05-11 | 2011-04-13 | ソニー株式会社 | ホワイトバランス制御装置 |
KR20130139529A (ko) * | 2012-06-13 | 2013-12-23 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이장치 및 그 제어방법 |
US10043458B2 (en) | 2012-06-13 | 2018-08-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus for changing color distribution of light generated by display and method thereof |
KR101888682B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2018-08-16 | 삼성전자 주식회사 | 디스플레이장치 및 그 제어방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3950715B2 (ja) | 2007-08-01 |
US20030169354A1 (en) | 2003-09-11 |
US7148920B2 (en) | 2006-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3950715B2 (ja) | 固体撮像素子およびこれを用いた撮像装置 | |
US11425349B2 (en) | Digital cameras with direct luminance and chrominance detection | |
EP1977614B1 (en) | Image sensor with improved light sensitivity | |
US7893976B2 (en) | Light sensitivity in image sensors | |
JP5149279B2 (ja) | 光感度が改善されたイメージ・センサー | |
JP4324404B2 (ja) | 固体撮像装置及びデジタルカメラ | |
US7952623B2 (en) | Solid state imaging device and image pickup apparatus | |
US20100134665A1 (en) | Imaging device camera system and driving method of the same | |
US20070046807A1 (en) | Capturing images under varying lighting conditions | |
JP2009504012A (ja) | カラー画素とパンクロ画素の処理 | |
JP2013081222A (ja) | 光感度が改善されたイメージ・センサー | |
EP2179592A1 (en) | Image sensor having a color filter array with panchromatic checkerboard pattern | |
US20130038767A1 (en) | Imaging apparatus and method of driving solid-state imaging device | |
JP2007116437A (ja) | 撮像素子および撮像システム | |
US8848077B2 (en) | Imaging apparatus and imaging method | |
JP4303922B2 (ja) | 固体撮像素子および撮像装置 | |
JP4909965B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4681792B2 (ja) | デジタルカメラ | |
US20240259710A1 (en) | Image sensor element and imaging device | |
JP5103341B2 (ja) | 固体撮像素子及び撮像装置 | |
JP2004363899A (ja) | デジタルカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040604 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060912 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061113 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070403 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140427 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |