JP2001044100A - 基板の現像処理方法 - Google Patents
基板の現像処理方法Info
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Abstract
均一に現像処理が行われる現像処理方法を提供する。 【解決手段】 現像処理方法の工程S4において,現像
液の供給を停止し,ウェハWの回転数を1000rpm
とし,ウェハW上の純水と現像液との混合液の量を遠心
力によって減少させながら,ウェハW上に純水と現像液
との混合液の均一な薄膜を形成させる。その後工程S5
でウェハWに現像液を供給し,工程S6で現像する。前
記工程S4で薄膜を形成することによって,基板全面で
混合液濃度に斑が無く,基板面内で現像処理が均一に行
われる。
Description
法に関する。
スト処理工程においては,半導体ウェハ(以下,「ウェ
ハ」という。)などの基板の表面にレジスト液を塗布し
てレジスト膜を形成し,露光装置によって所定のパター
ンを露光する。その後,上記のパターンに応じたレジス
トパターンを得るため,ウェハに現像液を塗布して現像
処理を行っている。
像処理方法の例を示すと,先ずウェハをスピンチャック
上に真空吸着によって保持する。そして,ウェハを低速
で回転させつつ,ウェハの上面に現像液を供給し,表面
張力により現像液を液盛りする。しかる後に,回転を停
止させ,ウェハを所定時間静止させて現像する。現像終
了後,ウェハを再び回転させて,ウェハの表面に純水を
供給して洗浄する。最後に,ウェハを高速度で回転させ
て,ウェハ表面の水分を振り切りながら乾燥させて現像
処理を行っていた。
表面に直接供給されると,現像液中に存在する微少な気
泡や,現像液がレジストに接触する際に発生する微少な
気泡がレジスト膜に付着し,部分的に現像が行われ無く
なる等の現像欠陥を引き起こすことがあった。
ェハ表面に純水と現像液を順に供給して,純水から純水
と現像液との混合液に置換しながら,ウェハ上に当該混
合液による液膜を形成し,その後続けて現像液を供給し
て,ウェハ上の混合液を現像液に置換するようにして,
現像のための現像液がいきなりレジスト膜に接触するこ
とを防止していた。
ウェハの表面に供給された純水を現像液濃度の高い混合
液へ置換するには,置換自体に時間がかかり好ましくな
い。また,置換自体がウェハ全面において均一に行われ
ないため,均一な現像処理がされないおそれがあった。
であり,基板の現像処理において,ウェハ面内にて均一
に現像処理を行うことのできる基板の現像処理方法を提
供することにある。
に現像液を供給して,現像処理を行う現像処理方法であ
って,前記基板の表面に実質的な純水を供給する第1工
程と,その後前記基板を回転させて前記基板上の前記純
水の量を減少させつつ,純水の薄膜を前記基板の表面に
形成する第2工程と,その後前記基板に現像液を供給し
て基板上に現像液の液盛りをする第3工程とを有するこ
とを特徴とする基板の現像処理方法を提供する。ここで
液盛りとは,供給された薬液が表面張力によって基板上
で盛り上って溜まることをいい,液膜とは,基板を回転
しながら薬液を供給したときにできる,液盛りより薄い
基板上の薬液の膜をいい,薄膜とは,基板上の液膜を遠
心力によって飛ばして形成された液膜よりさらに薄い膜
をいう。
に現像液を供給する前に,純水を供給し,その後基板を
回転させて前記純水の量を減少させつつ,基板表面に前
記純水の薄膜を形成している。そのため現像液供給時
に,現像液中に存在する微少な気泡や現像液がレジスト
膜に接触する際発生する微少な気泡がレジスト膜に付着
することを防止できる。また基板全面に渡り均一な前記
純水の薄膜を形成するため,基板面内での現像処理が均
一に行われる。
て,現像処理を行う現像処理方法であって,前記基板の
表面に実質的な純水を供給する第1工程と,その後前記
基板の表面に現像液を供給して,前記純水と混合する第
2工程と,その後前記基板を回転させて,前記基板上の
現像液と純水の混合液の量を減少させつつ,前記基板の
表面上に前記混合液の薄膜を形成する第3工程と,前記
基板に現像液を供給して基板上に現像液の液盛りをする
第4工程を有することを特徴とする基板の現像処理方法
を提供する。
液を供給し液盛りする前に,基板表面に純水と現像液を
順に供給し,その後基板を回転させつつ,その純水と現
像液の混合液の量を減少させて,基板の表面に前記混合
液の薄膜を形成する。そのため,現像液を供給して液盛
りする時に,現像液中に存在する微少な気泡や,現像液
がレジスト膜表面と接触する際に発生する微少な気泡
が,レジスト膜に付着することを防止できる。また基板
を回転させて,混合液をとばして混合液の薄膜を形成す
るために,基板全面で混合液濃度に斑が無く,基板面内
で現像処理が均一に行われる。
3のように,前記第2工程において,現像液と純水が混
合されたところで,現像液の供給を一旦停止しても良
い。
ため,前記第3工程における前記混合液の薄膜の形成が
効率よく行われる。
供給して,現像処理を行う現像処理方法であって,前記
基板を回転させつつ基板表面に実質的な純水を供給する
第1工程と,第1工程で使用した回転数以上の回転によ
り前記基板表面上の純水を振り切りつつ現像液を吐出
し,前記純水と前記現像液とを混合液化させたところで
現像液の供給を止める第2工程と,前記混合液を前記第
2工程での回転数を維持した状態で振り切り,前記基板
の表面上に前記混合液の薄膜を形成する第3工程と,前
記基板に現像液を供給して基板上に現像液を液盛りをす
る第4工程とを有することを特徴とする基板の現像処理
方法が提供される。
請求項5のように,前記基板を回転させて前記混合液を
減少させる際に,回転数を一定にしたり,請求項6のよ
うに,前記回転の回転数を変化させるようにしても良
い。
合液を減少させる際に,回転数を一定もしくは変化させ
ることによって,必要に応じて薄膜の厚さをコントロー
ルでき,基板全面でより均一な混合液の薄膜を形成でき
るため,基板面内で現像処理が均一に行われる。
明の好ましい実施の形態について説明する。
処理方法に使用する現像処理装置が組み込まれている塗
布現像処理システム1の平面図であり,図2は,塗布現
像処理システム1の正面図であり,図3は,塗布現像処
理システム1の背面図である。
うに,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部か
ら塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットス
テーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定
の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステ
ーション3と,この処理ステーション3に隣接して設け
られている露光装置(図示せず)との間でウェハWの受
け渡しをするインタフェイス部4とを一体に接続した構
成を有している。
るカセット載置台5上の位置決め突起6の位置に例えば
4個の各カセットCがウェハWの出入り口を処理ステー
ション3側に向けて,X方向(図1中の上下方向)一列
に載置自在となっている。そして,このカセット配列方
向(X方向)とカセットCに収容されたウェハWのウェ
ハ配列方向(Z方向;鉛直方向)に対して移送可能なウ
ェハ搬送体7が搬送路8に沿って移動自在に設けられて
おり,各カセットCに対して選択的にアクセスできるよ
うになっている。
する回転方向)にも回転自在に構成されており,後述す
るように処理ステーション3側の第3の処理装置群G3
に属するアライメント装置32とエクステンション装置
33に対してもアクセスできるように構成されている。
搬送装置13が設けられており,主搬送装置13の周辺
には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を構成
している。該塗布現像処理システム1においては,5つ
の処理装置群G1,G2,G3,G4,G5が配置可能であり,第
1及び第2の処理装置群G1,G2は現像処理システム1の
正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセットス
テーション2に隣接して配置され,第4の処理装置群G4
は,インターフェイス部4に隣接して配置されて,さら
にオプションとして波線で示した第5の処理装置群G5は
背面側に別途配置可能となっている。
に,2種類のスピンナ型処理装置,例えばウェハWに対
してレジストを塗布して処理するレジスト塗布装置15
と,本実施の形態にかかる現像処理方法に使用するウェ
ハWに現像液を供給して処理する現像処理装置16が下
から順に2段に配置されている。第2の処理装置群G2の
場合も同様に,レジスト塗布装置17と,現像処理装置
18とが下から順に2段に積み重ねられている
に,ウェハWを載置台に乗せて所定の処理を施すオーブ
ン型の処理装置,例えば冷却処理を行うクーリング装置
30,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるための
アドヒージョン装置31,ウェハWの位置合わせを行う
アライメント装置32,ウェハWを待機させるエクステ
ンション装置33,露光処理前の加熱処理を行うプリベ
ーキング装置34,35及び現像処理後の加熱処理を施
すポストベーキング装置36,37等が下から順に例え
ば8段に重ねられている。
グ装置40,載置したウェハWを自然冷却させるエクス
テンション・クーリング装置41,エクステンション装
置42,クーリング装置43,露光処理後のウェハWを
加熱処理するポストエクスポージャーベーキング装置4
4,45,ポストベーキング装置46,47等が下から
順に例えば8段に積み重ねられている。
ウェハ搬送体50が設けられている。このウェハ搬送体
50はX方向(図1中の上下方向),Z方向(垂直方
向)の移動とθ方向(Z軸を中心とする回転方向)の回
転が自在にできるように構成されており,第4の処理装
置群G4に属するエクステンション・クーリング装置4
1,エクステンション装置42,周辺露光装置51及び
露光装置(図示せず)に対してアクセスできるように構
成されている。
する現像処理装置16は,図4に示すように,ケーシン
グ61内において,上面が開口した環状のカップ62
と,カップ62内にてウェハWを水平に載置するスピン
チャック63と,現像液をウェハWに対して供給する現
像液供給ノズル64と,リンス液としての純水をウェハ
Wに対して供給する純水供給ノズル65とを備えてい
る。
面66の最下部にはカップ62内で飛散した現像液を排
液する排液管67が接続されている。スピンチャック6
3を挟んで,前記排液管67の反対側には,カップ62
内部の雰囲気を排気する排気管68が接続されている。
なお,スピンチャック63に保持されたウェハWの下方
には,ウェハWの裏面を洗浄するために裏面洗浄ノズル
69が設けられている。
に吸着保持するように構成されており,カップ62下方
に設けられたモータ70と支柱71を介して接続されて
いる。モータ70は,制御装置80によって制御できる
ように構成されている。従って,この制御装置80の命
令によってウェハWの回転数を変化させることができ
る。スピンチャック63は図示しない昇降機構により昇
降自在となっている。
カップ62の上方に,アーム72によって吊り下げられ
ている。このアーム72には駆動機構(図示せず)が取
り付けられており,これらの駆動機構(図示せず)によ
って,アーム72は,ケーシング61の壁面に沿って設
けられている搬送レール75に沿って,往復矢印で示す
水平方向に移動自在である。かかる構成によって,現像
液供給ノズル64は,ウェハW上を平行に移動自在とな
り,現像処理の各工程に応じて移動する。また現像供給
ノズル64上面には現像液を現像供給ノズル64に供給
するための現像液供給管76が取り付けられている。
うに,現像供給ノズル64と同様,駆動機構(図示しな
い)を備えたアーム73により吊り下げられている。純
水供給ノズル65は,前記アーム73によって,搬送レ
ール75に沿って往復矢印で示す水平方向に移動自在と
なっている。また純水供給ノズル65は,図示しない純
水供給源と純水送液管77を介して接続されている。
16を用いた現像処理方法の作用を,塗布現像処理シス
テム1で行われるウェハWの塗布現像処理のプロセスと
共に説明する。
処理のウェハWを1枚取りだし,第3の処理装置群G3に
属するアライメント装置32に搬入する。次いで,アラ
イメント装置32にて位置合わせの終了したウェハW
は,主搬送装置13によって,アドヒージョン装置3
1,クーリング装置30,レジスト塗布装置15又1
7,プリベーキング装置33又は34に順次搬送され,
所定の処理が施される。その後,ウェハWは,エクステ
ンション・クーリング装置41に搬送される。
ーリング装置41からウェハ搬送体50によって取り出
され,その後,周辺露光装置51を経て露光装置(図示
せず)に搬送される。露光処理の終了したウェハWは,
ウェハ搬送体50によりエクステンション装置42に搬
送された後,主搬送装置13に保持される。次いで,こ
のウェハWはポストエクスポージャベーキング装置44
又は45,クーリング装置43に順次搬送され,これら
の処置装置にて所定の処理が施された後,現像処理装置
16又は18に搬送される。
Wの現像処理方法を図6のフローに従って説明する。
体13によって現像処理装置16内に搬送され,スピン
チャック63に吸着保持される。この時,純水供給ノズ
ル65はホーム位置78からウェハWの中心へ移動する
(図6に示す工程S1)。
20rpm(図6中のNは回転数(rpm)を示す)程
度の低速度で回転させ,純水供給ノズル65から(例え
ば8秒間)ウェハW表面に純水が供給される。この時,
ウェハ表面には,供給された純水が液盛りされている
(工程S2)。
停止し,ホーム位置78から現像供給ノズル64がウェ
ハW上に移動する。その後ウェハWの回転を1000r
pmまで上げ,現像液を現像液ノズル64から(例えば
1秒間)吐出する。この時に,工程S2で形成された純
水膜を振り切りながら現像液を供給し,純水から純水と
現像液との混合液に置換される(工程S3)。
mを保ちながら,現像液の供給を(例えば1秒間)停止
する。このため,前記混合液が遠心力によって飛散さ
れ,前記混合液の薄膜が形成される(工程S4)。
rpmまで落とし,現像液が再びウェハW上に(例えば
2秒間)供給され,ウェハW上に現像液が液盛りされる
(工程S5)。
間)停止し,所定時間現像される(工程S6)。
00rpmまで上げ,純水供給ノズル65と裏面洗浄ノ
ズル69からウェハWの表面と裏面にそれぞれ純水を
(例えば15秒間)供給し,ウェハW表面の現像液を洗
い流す(工程S7)。
からの純水の供給を停止し,ウェハWの回転数をさらに
3000rpmまで上げ,ウェハWの表面の水分を遠心
力によって(例えば10秒間)振り切り,乾燥させる
(工程S8)。
送体13がスピンチャック63から受け取り,現像処理
装置16から搬出する(工程S9)。
によれば,工程S3でウェハW上に形成された純水と現
像液との混合液の液膜を,工程S4で現像液の供給を停
止して,1000rpmで振り切り,前記混合液の薄膜
を形成する。この薄膜を形成することで,ウェハ表面上
の混合液濃度がウェハW全面に渡りより均一になること
から,この後の現像工程を含めて,ウェハW面内の現像
が斑なく行われ,歩留まりの向上につながる。
ないでウェハWを高速回転させるため,純水から純水と
現像液との混合液への置換が速く行われ,置換自体にか
かる時間を短縮させることができる。
した後,ウェハWは,主搬送体13によって,処理装置
群G3に属するポストベーキング装置36又は37に搬送
され,以後所定の処理が行われる。
における工程S4と工程S5の間にウェハWの回転数を
1000rpmに維持したまま(例えば2秒間)現像液
を再びウェハW上に吐出しても良い(工程T5)。
回転で再び現像液を吐出するため,工程4において形成
された現像液と純水の混合液の薄膜を速やかに現像液へ
置換することができ,ウェハW面内において均一な現像
処理が行われる。
づいて説明する。この第2の実施の形態は,第1の実施
の形態における純水と現像液との混合液の薄膜の代わり
に,純水の薄膜を形成するようにした現像処理方法であ
る。
が,現像処理装置16内に搬送されて,スピンチャック
63に吸着保持され(工程P1),その後純水ノズル6
5から純水が供給されウェハ面上に液盛りされる(工程
P2)。
の回転数を1000rpm(図8中のNは回転数(rp
m)を示す)まで上昇させ,純水を振り切りながら,ウ
ェハW上に純水の薄膜を形成する(工程P3)。
落とし,ウェハW表面に現像ノズル64から現像液を供
給し液盛りする(工程P4)。その後,ウェハWの回転
を停止させ,ウェハWは所定時間現像される(工程P
5)。
あり,ウェハWを洗浄し(工程P6),乾燥し(工程P
7),現像処理の終わったウェハWは,主搬送体13に
よって,現像処理装置16から搬出される(工程P
8)。
3で,ウェハW上に純水の薄膜を形成するため,その後
供給される現像液中に存在する微少な気泡や現像液を供
給する際発生する微少な気泡が直接レジスト膜に付着す
ることを防止できる。また,ウェハW上に形成される純
水の膜が薄くなるため,ウェハW面内における膜厚差が
小さくなり,均一な現像処理が可能となる。
程P3では,ウェハWの回転数を1000rpmにし,
回転数一定に保ち純水と現像液との混合液又は純水の薄
膜を形成していたが,工程S4又は工程P3においてウ
ェハWの回転数を変動させても良い。ウェハWの回転数
を変動させることによって,必要に応じて薄膜の厚みを
制御できるばかりか,純水と現像液がより拡散され,均
一な薄膜が形成されるため,ウェハ面内においてより均
一な現像処理が行われる。
給する液体として純水を用いていたが,実質的な純水で
あれば,例えば,希薄な現像液等でも良い。また基板に
ついても,ウェハのような円盤状のもののみならず,L
CD基板のような方形の基板に対しても適用できる。
法を用いてウェハWの現像処理を実施し,従来の現像方
法とウェハ面内の現像処理の均一性について比較した。
方法は,Step1では,N=20(Nは回転数(rp
m))で8秒間ウェハ上に純水を供給し,Step2で
は,N=1000で1秒間現像液を供給し,Step3
では,N=1000で薬液をなにも供給せず1秒間放置
し,Step4では,N=30で2秒間現像液を供給
し,Step5では,N=0とし60秒間静止し,St
ep6では,N=1000で15秒間純水を供給し,S
tep7ではN=3000で10秒間振り切り乾燥させ
る。
本発明の現像方法における図9のStep3に相当する
現像液を供給しないでウェハWを1000rpmで回転
させる工程がなく,その分Step2の時間を2秒間と
している。
されたウェハWのウェハ面内の線幅分布を表している。
従来の現像方法では,ウェハ周辺部Eの片側では,線幅
が0.365μmになっており,ウェハWの中心部Cとの差
が0.04μm以上ある。一方,本発明にかかる現像方法
では,ウェハ面内の線幅の差が最大でも0.01μm程度し
かない。したがって,本発明の方法によって,従来の方
法に比べてウェハ面内の線幅の均一性が向上されたこと
が確認できる。
る現像方法に対するウェハW面内の線幅のばらつき3σ
の比較を現している。従来の現像方法では,3σ=26
nmであり,本発明の現像方法では,3σ=12nmで
あり,均一性が向上されている。
に,現像液中に存在する微少な気泡や現像液がレジスト
膜に接触する際発生する微少な気泡がレジスト膜に付着
することを防止でき,また基板全面に渡り均一な純水の
薄膜を形成するため,基板面内での現像処理が均一に行
われ,その結果歩留まりの向上が図られる。
する微少な気泡等が,レジスト膜に付着することを防止
でき,また基板全面に渡り現像液濃度に斑が無くなるた
め,基板面内で現像処理が均一に行われ,その結果歩留
まりの向上が図られる。
が混合されたところで,現像液の供給を一旦停止するた
め,前記第3工程における前記混合液の薄膜の形成が効
率よく行われ,基板面内の現像処理の均一性が向上す
る。
する微少な気泡等が,レジスト膜に付着することを防止
でき,また基板全面に渡り現像液濃度に斑が無くなるた
め,基板面内で現像処理が均一に行われ,その結果歩留
まりの向上が図られる。また,現像液と純水とが混合さ
れたところで,現像液の供給を一旦停止するため,前記
第3工程における前記混合液の薄膜の形成が効率よく行
われ,基板面内の現像処理の均一性が向上する。
に応じて薄膜の厚さをコントロールでき,また基板全面
で均一な薄膜を形成することが可能となるため,基板面
内で現像処理が均一に行われ歩留まりの向上が図られ
る。
する現像処理装置を備えた塗布現像処理システムの外観
を示す平面図である。
する現像処理装置の構成を示す縦断面の説明図である。
のフロー図である。
において,現像液と純水との混合液の薄膜が形成された
後,再び現像液を供給する工程を含むフロー図である。
ー図である。
各Step毎のウェハの回転数,時間,供給薬液を示し
た表である。
ep毎のウェハの回転数,時間,供給薬液を示した表で
ある。
理方法を実施したウェハ面内の線幅分布を示すグラフで
ある。
理方法に対する3σの比較を表すグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 基板に現像液を供給して,現像処理を行
う現像処理方法であって,前記基板の表面に実質的な純
水を供給する第1工程と,その後前記基板を回転させて
前記基板上の前記純水の量を減少させつつ,前記純水の
薄膜を前記基板の表面に形成する第2工程と,その後前
記基板に現像液を供給して基板上に現像液の液盛りをす
る第3工程とを有することを特徴とする,基板の現像処
理方法。 - 【請求項2】 基板に現像液を供給して,現像処理を行
う現像処理方法であって,前記基板の表面に実質的な純
水を供給する第1工程と,その後前記基板の表面に現像
液を供給して,前記純水と混合する第2工程と,その後
前記基板を回転させて,前記基板上の前記現像液と前記
純水の混合液の量を減少させつつ,前記基板の表面上に
前記混合液の薄膜を形成する第3工程と,前記基板に現
像液を供給して基板上に現像液の液盛りをする第4工程
を有することを特徴とする,基板の現像処理方法。 - 【請求項3】 前記基板の表面に現像液を供給して,前
記純水と混合する第2工程において,前記現像液と前記
純水が混合されたところで,現像液の供給を一旦停止す
ることを特徴とする,請求項2に記載の基板の現像処理
装置。 - 【請求項4】 基板に現像液を供給して,現像処理を行
う現像処理方法であって,前記基板を回転させつつ基板
表面に実質的な純水を供給する第1工程と,第1工程で
使用した回転数以上の回転により前記基板表面上の純水
を振り切りつつ現像液を吐出し,前記純水と前記現像液
とを混合液化させたところで現像液の供給を止める第2
工程と,前記混合液を前記第2工程での回転数を維持し
た状態で振り切り,前記基板の表面上に前記混合液の薄
膜を形成する第3工程と,前記基板に現像液を供給して
基板上に現像液を液盛りをする第4工程とを有すること
を特徴とする,基板の現像処理方法。 - 【請求項5】 前記基板を回転させて前記混合液を減少
させる際には,回転数を一定にすることを特徴とする,
請求項2又は3のいずれかに記載の現像処理方法。 - 【請求項6】 前記基板を回転させて前記混合液を減少
させる際には,回転数を変化させることを特徴とする,
請求項2又は3のいずれかに記載の現像処理方法。
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