JP2004014844A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明では、表面張力を低下させる界面活性剤が含まれたリンス液を現像液が供給されたウェハW上に吐出する長尺形状のノズル153を備えている。このような長尺形状のノズル153により吐出しているので、ウェハW上に均一にリンス液を拡散させることができ、パターン倒れを防止することができる。また、リンス液に分散剤を添加することで、現像液中あるいはリンス液中の不純物を分散させウェハに付着することを防止している。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィー工程において、半導体基板に対し現像処理を行うための基板処理装置及び基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイス製造のフォトリソグラフィー工程では、半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)の表面にフォトレジストを塗布し、レジスト上にマスクパターンを露光し、これを現像してウェハ表面にレジストパターンを形成している。
【0003】
このようなフォトリソグラフィー工程において、現像処理は例えばパドル式やディップ式等の方法により行っている。例えば、パドル式はウェハに現像液を供給し、一方、ディップ式は現像液中にウェハを浸漬させて現像処理を進行させ、その後はそれぞれ、純水等を用いた洗浄液としてのリンス液をウェハ上に供給して現像液を洗い流している。そして最後に、ウェハからリンス液を除去するために、エアブローやウェハの回転等を行うことにより乾燥処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年における半導体デバイスの微細化はより一層進行しており、微細かつ高アスペクト比のレジストパターンが出現している。このようなレジストパターンの微細及び高アスペクト比のため、例えば、上記乾燥処理においてリンス液が各パターン間から抜け出る際に、当該リンス液の表面張力によりパターン間に引力が生じることによる、いわゆる「パターン倒れ」の問題が発生している。かかる問題の対策としては、例えばリンス液中に界面活性剤を混入してリンス液の表面張力を低下させる手法がある。この手法においてリンス液が基板上に均一に供給されることが要求されるが、現像液に対してリンス液が均一に置換して行かないという問題がある。
【0005】
また、例えば界面活性剤にパーティクル等の不純物が含まれている場合には、この界面活性剤が含まれたリンス液が基板上に供給されると製品不良が発生するおそれがある。
【0006】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、現像液等の処理液を洗い流す際に基板上に均一にリンス液を供給することができ、しかも、処理液中に例えばレジストの不溶解物が含まれている場合、あるいはリンス液中に不純物が含まれている場合であっても、それらの不純物が基板に付着することを防止できる基板処理装置及び基板処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る基板処理装置は、基板上に処理液を供給する手段と、表面張力を低下させる第1の処理剤が含まれたリンス液を前記処理液が供給された基板上に吐出する長尺形状のノズルとを具備する。
【0008】
本発明では、処理液が供給された基板上に、表面張力を低下させたリンス液を長尺形状のノズルにより吐出しているので、基板上に均一にリンス液を拡散させることができ、パターン倒れを防止することができる。ここで処理液とは、例えば現像液があげられるが、現像液が基板上に供給された後に基板上に供給される純水も含む概念である。この場合、現像液が純水に置換された後に、本発明のリンス液を基板上に供給して純水に対して均一に置換することができる。また、第1の処理剤は非イオン性界面活性剤を用いることができる。
【0009】
本発明の一の形態は、前記リンス液は、前記処理液及びリンス液中に存在する不純物を分散させる第2の処理剤をさらに含む。従来では不純物が含まれたリンス液が基板上に供給された場合、その不純物同士が集結してレジストパターンに付着する可能性が高くなっていた。しかし本発明によれば、第2の処理剤により不純物を拡散させることができるのでリンス液が基板から流れる際に不純物を同時に流すことができ、問題はない。ここで、第2の処理剤としては陰イオン性界面活性剤を用いることができる。
【0010】
本発明の一の形態は、前記ノズルを、その長手方向とほぼ直交する方向に少なくとも基板上で水平方向に移動させる機構をさらに具備し、この移動機構によりノズルを移動させながらリンス液を吐出する。これにより、処理液をリンス液に徐々に置換しながら基板の全面に均一にリンス液を供給することができる。また、ノズルの長さを、基板の直径とほぼ同じか、または基板の直径より長いものを用いることでさらに均一なリンス液な供給が行える。リンス液の吐出量は、1枚の基板につき40ml〜500mlであることが好ましい。500mlを超えるとそのリンス液の吐出時に流速が増加する場合があり、逆にパターン倒れが発生しやすくなるからであり、40mlより少ないと基板全面に均一に供給できない可能性があるからである。より好ましくは100ml〜200mlである。
【0011】
本発明の一の形態は、前記ノズルが基板上の処理液に接しながらリンス液を吐出する。これにより、ノズルを基板上の処理液から離してリンス液を吐出する場合に比べ、リンス液の吐出による基板へのインパクトを低減させることができるので、パターン倒れを効果的に防止できる。また、ノズルを処理液に接触させながら基板上で移動させることで、処理液をある程度ノズルで掻き分けて除去しながらリンス液に置換させることができるので、置換を効率良く行うことができる。この場合、前記ノズルを、基板面から0.5mm〜1.5mmの高さ位置に配置させることが好ましい。0.5mmより低い範囲ではノズルと基板面との接触を防止する制御が困難となるからであり、約2mmの高さで基板上に処理液が盛られているので2mmより低い位置で確実に処理液を除去するためである。
【0012】
さらに、このようなノズルの高さとすることで、ノズルがリンス液を吐出している間、リンス液が既に基板上に供給された分と現に吐出されているリンス液とが連続的かつ一体的になり、インパクトをほとんど生じさせることはない。
【0013】
本発明の一の形態は、前記ノズルは、該ノズルの移動方向側であって前記基板上の処理液に接する下端部から上方にかけて形成された直角形状部と、ノズルの移動方向と反対側であって前記下端部から上方にかけて形成された曲線形状部とを有する。本発明では、ノズルを処理液に接触させて移動させる場合に、移動方向側に形成された直角形状部で処理液を掻き分けて除去する作用を促進させることができ、かつ、移動方向と反対側に形成された曲線形状部により、吐出しているリンス液を均一にならす作用を促進させることができる。
【0014】
本発明の一の形態は、前記ノズルは、該ノズルの移動方向斜めに向けてリンス液を吐出する手段を具備する。これにより、基板上の処理液をノズルの移動方向に押しのけて除去するような作用があるので、効果的にリンス液に置換できる。
【0015】
本発明の一の形態は、前記ノズルを基板面と平行な面内で回転させる機構をさらに具備し、前記回転機構によりノズルを回転させながらリンス液を吐出する。例えばノズルの長さが基板の直径とほぼ同じである場合、ノズルを180°以上回転させればリンス液を基板の全面に均一に供給することができる。
【0016】
本発明の一の形態は、前記ノズルは、その中央部から一端部までにおけるリンス液の吐出方向と、中央部から他端部までにおけるリンス液の吐出方向とが、該ノズルの回転方向斜めに向くように形成されている。これにより、例えばノズルの中央部を中心に回転させながらリンス液を吐出する場合に、回転方向に向くようにリンス液を吐出することができるため、基板上の処理液をノズルの移動方向に押しのけて除去するような作用がはたらき、効果的にリンス液に置換できる。
【0017】
本発明の一の形態は、前記ノズルは、該ノズルの中央部から端部にかけて徐々に基板の外側に向くようにリンス液を吐出する手段を具備する。これにより、基板の中央部から周縁部に向けて処理液を拡散させるように除去でき、均一にリンス液を供給することができる。また、該ノズルの中央部から端部にかけて徐々に吐出量が少なくなるようにリンス液を吐出するようにすれば、リンス液が基板中央部から周縁部にかけて流れるようになるので、処理液を効率良く除去でき基板全面に均一にリンス液を供給することができる。
【0018】
本発明の第2の観点に係る基板処理装置は、基板を回転可能に保持する回転保持部と、この回転保持部に保持された基板上に処理液を供給する手段と、処理液が供給され前記回転保持部により回転している基板上に、表面張力を低下させる第1の処理剤が含まれたリンス液を吐出する長尺形状のノズルとを具備する。
【0019】
本発明では、処理液が供給された基板上に、表面張力を低下させたリンス液を長尺形状のノズルにより吐出しているので、基板上に均一にリンス液を拡散させることができ、パターン倒れを防止することができる。特に、例えば静止させた長尺形状のノズルに対し基板を回転させながらリンス液の吐出を行っているので、基板全面に均一にリンス液を吐出することができる。ノズルの長さは、基板の直径とほぼ同じか、または基板の直径より短いものを用いることが好ましい。ノズルの長さが基板の直径とほぼ同じであれば、基板を180°以上回転させれば基板全面に供給することができ、また、例えば基板の半径とほぼ同じ長さであれば基板を1回転以上回転させれば基板全面に供給することができる。
【0020】
本発明の一の形態は、前記基板の回転数は、500rpm以下である。このように比較的低い回転数とすることでパターン倒れを防止することができる。より好ましくは、100rpm以下である。
【0021】
前記ノズルは、その長さが基板の直径とほぼ同じである場合には、その中央部から一端部までにおけるリンス液の吐出方向と、中央部から他端部までにおけるリンス液の吐出方向とが、該ノズルの基板に対する相対的な回転方向斜めに向くように形成されている。これにより、当該相対的なノズルの回転方向に向くようにリンス液を吐出することができるため、基板上の処理液をノズルの移動方向に押しのけて除去するような作用がはたらき、効果的にリンス液に置換できる。
【0022】
本発明の一の形態は、前記ノズルは、その長さが基板の半径とほぼ同じである場合には、該ノズルは、基板上で基板中心部から周縁部にかけて徐々に吐出量が少なくなるようにリンス液を吐出する手段を具備する。これにより、基板の中央部から周縁部に向けて処理液を流すように除去でき、均一にリンス液を供給することができる。
【0023】
本発明の第1の観点に係る基板処理方法は、基板上に処理液を供給する工程と、処理液が供給された基板上で長尺形状のノズルを移動させながら、表面張力を低下させる第1の処理剤が含まれたリンス液を前記ノズルから吐出する工程とを具備する。
【0024】
本発明では、処理液が供給された基板上に、表面張力を低下させたリンス液を長尺形状のノズルにより吐出しているので、基板上に均一にリンス液を拡散させることができ、パターン倒れを防止することができる。
【0025】
本発明の第2の観点に係る基板処理方法は、基板上に処理液を供給する工程と、処理液が供給された基板を回転させながら、表面張力を低下させる第1の処理剤が含まれたリンス液を長尺形状のノズルにより該基板上に吐出する工程とを具備する。
【0026】
本発明では、例えば静止させた長尺形状のノズルに対し基板を回転させながらリンス液の吐出を行っているので、基板全面に均一にリンス液を吐出することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は本発明の一実施形態に係る塗布現像処理装置の全体構成を示す図であって、図1は平面図、図2及び図3は正面図及び背面図である。
【0028】
この塗布現像処理装置1は、半導体ウェハWをウェハカセットCRで複数枚たとえば25枚単位で外部から装置1に搬入し又は装置1から搬出したり、ウェハカセットCRに対してウェハWを搬入・搬出したりするためのカセットステーション10と、塗布現像工程の中で1枚ずつウェハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを所定位置に多段配置してなる処理ステーション12と、この処理ステーション12と隣接して設けられる露光装置100との間でウェハWを受け渡しするためのインターフェース部14とを一体に接続した構成を有している。
【0029】
カセットステーション10では、図1に示すように、カセット載置台20上の突起20aの位置に複数、例えば5個のウェハカセットCRがそれぞれのウェハ出入口を処理ステーション12側に向けてX方向一列に載置され、カセット配列方向(X方向)およびウェハカセットCR内に収納されたウェハのウェハ配列方向(Z方向)に移動可能なウェハ搬送体22が各ウェハカセットCRに選択的にアクセスするようになっている。さらに、このウェハ搬送体22は、θ方向に回転可能に構成されており、図3に示すように後述する多段構成とされた第3の処理ユニット部G3に属する熱処理系ユニットにもアクセスできるようになっている。
【0030】
図1に示すように処理ステーション12は、装置背面側(図中上方)において、カセットステーション10側から第3の処理ユニット部G3、第4の処理ユニット部G4及び第5の処理ユニット部G5がそれぞれ配置され、これら第3の処理ユニット部G3と第4の処理ユニット部G4との間には、第1の主ウェハ搬送装置A1が設けられている。この第1の主ウェハ搬送装置A1は、この第1の主ウェハ搬送体16が第1の処理ユニット部G1、第3の処理ユニット部G3及び第4の処理ユニット部G4等に選択的にアクセスできるように設置されている。また、第4の処理ユニット部G4と第5の処理ユニット部G5との間には第2の主ウェハ搬送装置A2が設けられ、第2の主ウェハ搬送装置A2は、第1と同様に、第2の主ウェハ搬送体17が第2の処理ユニット部G2、第4の処理ユニット部G4及び第5の処理ユニット部G5等に選択的にアクセスできるように設置されている。
【0031】
また、第1の主ウェハ搬送装置A1の背面側には熱処理ユニットが設置されており、例えばウェハWを疎水化処理するためのアドヒージョンユニット(AD)110、ウェハWを加熱する加熱ユニット(HP)113が図3に示すように多段に重ねられている。なお、アドヒージョンユニット(AD)はウェハWを温調する機構を更に有する構成としてもよい。第2の主ウェハ搬送装置A2の背面側には、ウェハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置(WEE)120、ウェハWに塗布されたレジスト膜厚を検査する膜厚検査装置119及びレジストパターンの線幅を検査する線幅検査装置118が多段に設けられている。これら膜厚検査装置119及び線幅検査装置118は、このように塗布現像処理装置1内に設けなくても装置外に設けるようにしてよい。また、第2の主ウェハ搬送装置A2の背面側は、第1の主ウェハ搬送装置A1の背面側と同様に熱処理ユニット(HP)113が配置構成される場合もある。
【0032】
図3に示すように、第3の処理ユニット部G3では、ウェハWを載置台に載せて所定の処理を行うオーブン型の処理ユニット、例えばウェハWに所定の加熱処理を施す高温度加熱処理ユニット(BAKE)、ウェハWに精度の良い温度管理化で冷却処理を施す冷却処理ユニット(CPL)、ウェハ搬送体22から主ウェハ搬送体16へのウェハWの受け渡し部となるトランジションユニット(TRS)、上下2段にそれぞれ受け渡し部と冷却部とに分かれて配設された受け渡し・冷却処理ユニット(TCP)が上から順に例えば10段に重ねられている。なお、第3の処理ユニット部G3において、本実施形態では下から3段目はスペアの空間として設けられている。第4の処理ユニット部G4でも、例えばポストベーキングユニット(POST)、ウェハ受け渡し部となるトランジションユニット(TRS)、レジスト膜形成後のウェハWに加熱処理を施すプリベーキングユニット(PAB)、冷却処理ユニット(CPL)が上から順に例えば10段に重ねられている。更に第5の処理ユニット部G5でも、例えば、熱的処理手段として、露光後のウェハWに加熱処理を施すためのポストエクスポージャーベーキングユニット(PEB)、冷却処理ユニット(CPL)、ウェハWの受け渡し部となるトランジションユニット(TRS)が例えば上から順に10段に重ねられている。
【0033】
加熱処理系のユニットは、例えば図1の第4の処理ユニット部G4に示すように、ウェハWを温調するための温調プレートCが正面側に配置され、ウェハWを加熱するための加熱プレートHが背面側に配置されている。
【0034】
図1において処理ステーション12の装置正面側(図中下方)には、第1の処理ユニット部G1と第2の処理ユニット部G2とがY方向に併設されている。この第1の処理ユニット部G1とカセットステーション10との間及び第2の処理ユニット部G2とインターフェース部14との間には、各処理ユニット部G1及びG2で供給する処理液の温調に使用される液温調ポンプ24,25がそれぞれ設けられており、更に、この塗布現像処理装置1外に設けられた図示しない空調器からの清浄な空気を各処理ユニット部G1〜G5内部に供給するためのダクト31、32が設けられている。
【0035】
図2に示すように、第1の処理ユニット部G1では、カップCP内でウェハWをスピンチャックに載せて所定の処理を行う5台のスピナ型処理ユニット、例えば、レジスト膜形成部としてのレジスト塗布処理ユニット(COT)が3段及び露光時の光の反射を防止するために反射防止膜を形成するボトムコーティングユニット(BARC)が2段、下方から順に5段に重ねられている。また第2の処理ユニット部G2でも同様に、5台のスピナ型処理ユニット、例えば現像処理部としての現像処理ユニット(DEV)が5段に重ねられている。レジスト塗布処理ユニット(COT)ではレジスト液の排液が機構的にもメンテナンスの上でも面倒であることから、このように下段に配置するのが好ましい。しかし、必要に応じて上段に配置することも可能である。
【0036】
また、第1及び第2の処理ユニット部G1及びG2の最下段には、各処理ユニット部G1及びG2に上述した所定の処理液を供給するケミカル室(CHM)26,28がそれぞれ設けられている。
【0037】
インターフェース部14の正面部には可搬性のピックアップカセットCRと定置型のバッファカセットBRが2段に配置され、中央部にはウェハ搬送体27が設けられている。このウェハ搬送体27は、X,Z方向に移動して両カセットCR,BRにアクセスするようになっている。また、ウェハ搬送体27は、θ方向に回転可能に構成され、第5の処理ユニット部G5にもアクセスできるようになっている。更に、図3に示すようにインターフェース部14の背面部には、高精度冷却処理ユニット(CPL)が複数設けられ、例えば上下2段とされている。ウェハ搬送体27はこの冷却処理ユニット(CPL)にもアクセス可能になっている。
【0038】
次に、本発明に係る現像処理ユニット(DEV)について詳細に説明する。図4及び図5は、本発明の一実施形態に係る現像処理ユニット(DEV)を示す平面図及び断面図である。
【0039】
このユニットでは、筐体41の上方に清浄空気を筐体41内に供給するためのファン・フィルタユニットFが取り付けられている。そして下方においては筐体41のY方向の幅より小さいユニット底板51の中央付近に環状のカップCPが配設され、その内側にスピンチャック42が配置されている。このスピンチャック42は真空吸着によってウェハWを固定保持した状態で、モータ43の回転駆動力で回転するように構成されている。
【0040】
カップCPの中には、ウェハWを受け渡しする際のピン48がエアシリンダ等の駆動装置47により昇降可能に設けられている。これにより、開閉可能に設けられたシャッタ52が開いている間に、開口部41aを介して主ウェハ搬送体17との間でウェハの受け渡しが可能となる。またカップCP底部には、廃液用のドレイン口45が設けられている。このドレイン口45に廃液管33が接続され、この廃液管33はユニット底板51と筐体41との間の空間Nを利用して下方の図示しない廃液口へ通じている。
【0041】
ウェハWの表面に現像液を供給するための現像液ノズル53は、例えばウェハWの直径とほぼ同一の長さの長尺状に形成されており、供給管34を介してケミカル室(CHM)27(図2)内の現像液タンク(図示せず)に接続されている。現像液ノズル53は、ノズルスキャンアーム36のノズル保持部材60に着脱自在とされている。ノズルスキャンアーム36は、ユニット底板51の上に一方向(Y方向)に敷設されたガイドレール44上で水平移動可能な垂直支持部材49の上端部に取り付けられており、例えばベルト駆動機構によって垂直支持部材49と一体にY方向に移動するようになっている。これにより、現像液ノズル53は現像液の供給時以外はカップCPの外側に配設された現像液ノズルバス46で待機するようになっており、現像液の供給時にはウェハW上まで移送されるようになっている。なお、現像液ノズル53は、その下端部に例えば複数の吐出孔(図示せず)が形成されており、これら複数の吐出孔から現像液が吐出されるようになっている。
【0042】
さらにカップCPの側方には、例えば上記ガイドレール44と平行してリンスノズル用のガイドレール144が敷設されている。このガイドレール144には垂直支持体149が例えばベルト駆動機構によりY方向に移動可能に設置されている。この垂直支持体149の上部にはモータ78が取り付けられており、例えばボールネジ機構によりリンスノズルアーム136がX方向に移動可能に取り付けられている。そしてリンスノズルアーム136にはノズル保持部材160を介してリンスノズル153が取り付けられている。
【0043】
また、リンスノズルアーム136は例えばエアシリンダ機構を有している垂直支持体149により上下方向(Z方向)に例えば移動可能に構成されており、これによりリンスノズル153の高さが調節されるようになっている。具体的には、スピンチャック42により保持されたウェハWに対する高さが調節できるようになっている。以上のリンスノズル153を移動させるX−Y−Z移動機構は、移動機構コントローラ40によりその移動が制御されるようになっており、これによりリンスノズル153が待機するリンスノズルバス146とカップCP内に収容されたウェハWとの間で移動できるようになっている。そしてこのリンスノズル153からウェハ上にリンス液を吐出することでウェハ上の現像液を洗い流すようになっている。なお、図5ではリンスノズル153を省略している。
【0044】
図6及び図7は、第1の実施形態に係るリンスノズル153の下方からの斜視図である。リンスノズル153は現像液ノズル53と同様に長尺形状を有しており、その下部には、図6に示すように供給管63から供給されるリンス液をウェハW上に吐出するためのスリット状の吐出口64が形成されている。また、図7は別の実施形態に係るリンスノズルであり、同様に供給管63から供給されるリンス液をウェハ上に吐出するための孔66が複数形成されている。
【0045】
図8はリンス液を供給するための供給機構の概略的な構成図である。
【0046】
純水が貯留されている純水タンク37には第1供給配管61が接続されており、また、純水の表面張力を低下させる例えば界面活性剤が貯留されている界面活性剤タンク38には第2供給配管62が接続されている。本実施形態では界面活性剤として、例えば非イオン性界面活性剤を用いている。供給配管61及び62は、例えばスタティックミキサ56に接続され、スタティックミキサ56は供給管63を介して上記リンスノズル153に接続されている。第1供給配管61には、純水タンク37とスタティックミキサ56との間に第1ベローズポンプ54が接続されており、この第1ベローズポンプ54の作動により純水がスタティックミキサ56へ供給されるようになっている。また、第2供給配管62には、界面活性剤タンク38とスタティックミキサ56との間に第2ベローズポンプ55が接続されており、この第2ベローズポンプ55の作動によりスタティックミキサ56へ界面活性剤が供給されるようになっている。第1及び第2ベローズポンプ37,38は制御部65によりその作動量が制御されるようになっている。スタティックミキサ56により純水と界面活性剤が混合されることで当該純水の表面張力より低い表面張力を有する所定の濃度のリンス液が作成され、このリンス液が供給管63を介してリンスノズル153へ供給されるようになっている。
【0047】
次に、以上のように構成された塗布現像処理装置1における処理工程の一例について説明する。
【0048】
まず、カセットステーション10において、ウェハ搬送体22がカセット載置台20上の処理前のウェハWを収容しているカセットCRにアクセスして、そのカセットCRから1枚のウェハWを取り出す。ウェハWは受け渡し・冷却処理ユニット(TCP)を介して第1の主搬送装置A1に受け渡され、例えばアドヒージョンユニット(AD)110に搬入され疎水化処理が行われる。次に、例えばボトムコーティングユニット(BARC)へ搬送され、ここで露光時においてウェハからの露光光の反射を防止するために反射防止膜が形成される場合もある。
【0049】
次に、ウェハWは、そしてウェハWは、レジスト塗布処理ユニット(COT)に搬入され、レジスト膜が形成される。レジスト膜が形成されると、第1の主搬送装置A1によりウェハWはプリベーキングユニット(PAB)に搬送される。ここでは先ず、温調プレートCにウェハWが載置され、ウェハWは温調されながら加熱プレートH側へ移動され、加熱プレートHに載置されて加熱処理される。加熱処理が行われた後、ウェハWは再び温調プレートCを介して第1の主搬送装置A1に受け渡される。その後ウェハWは冷却処理ユニット(CPL)で所定の温度で冷却処理される。
【0050】
次に、ウェハWは第2の主搬送装置A2により取り出され、膜厚検査装置119へ搬送されレジスト膜厚の測定が行われる場合もある。そしてウェハWは、第5の処理ユニット部G5におけるトランジションユニット(TRS)及びインターフェース部14を介して露光装置100に受け渡されここで露光処理される。露光処理が終了すると、ウェハWはインターフェース部14及び第5の処理ユニット部G5におけるトランジションユニット(TRS)を介して第2の主搬送装置A2に受け渡された後、ポストエクスポージャーベーキングユニット(PEB)に搬送され、温調及び加熱処理が行われる。露光処理終了後、ウェハWはインターフェース部14において一旦バッファカセットBRに収容される場合もある。
【0051】
そしてウェハWは現像処理ユニット(DEV)に搬送され現像処理が行われる。この現像処理後は、所定の加熱処理(ポストベーキング)が行われることもある。現像処理終了後、ウェハWはクーリングユニット(COL)で所定の冷却処理が行われ、エクステンションユニット(EXT)を介してカセットCRに戻される。
【0052】
次に、現像処理ユニット(DEV)の動作について説明する。
【0053】
まず、図9(a),(b)に示すように、現像液ノズル53が静止したウェハW上を矢印Aで示す方向に移動しながら現像液を吐出し、ウェハW上に現像液が盛られる。そして、現像液がウェハ全面に盛られた状態のまま所定の時間例えば60秒間の現像処理が行われる。次に、図10(a)に示すように、リンスノズル153をウェハWの周縁部より外の所定の位置に配置させる。このときのリンスノズル153の下端部とウェハWの表面との距離tは、ウェハ上に盛られた現像液50の厚さより小さくなるような位置に配置させている。そして、この距離tを維持しつつ、図9(a)に示した現像液ノズル53の移動と同様にウェハ上を移動させながら図10(b)に示すようにリンス液を吐出していく。この場合、
このように、リンスノズル153を現像液50に接触させながら移動させることで、リンスノズル153をウェハ上の現像液から離してリンス液を吐出する場合に比べ、リンス液の吐出によるウェハへのインパクトを低減させることができるので、パターン倒れを効果的に防止できる。また、リンスノズル153を現像液に接触させながら移動させることで、現像液をある程度ノズル153で掻き分けて除去しながらリンス液に置換させることができるので、置換を効率良く行うことができる。この場合、距離tは0.5mm〜1.5mmであることが好ましい。0.5mmより低い範囲ではノズル153とウェハ面との接触を防止する制御が困難となるからであり、約2mmの高さでウェハ上に現像液が盛られているので2mmより低い位置で確実に現像液を除去するためである。
【0054】
さらにこのようなリンスノズル153の高さにより、ノズル153がリンス液を吐出している間、リンス液が既にウェハ上に供給された分と現に吐出されているリンス液とが連続的かつ一体的になり、インパクトをほとんど生じさせることはない。
【0055】
また、リンス液の吐出量は、1枚の基板につき40ml〜500mlであることが好ましい。500mlを超えるとリンス液の吐出時の流速が増加する場合があり、逆にパターン倒れが発生しやすくなるからであり、40mlより少ないとウェハ全面に均一に供給できない可能性があるからである。リンスノズル153の移動はウェハ上を往復させて、所定量のリンス液を供給するようにしてもよい。
【0056】
以上のようにしてリンス液がウェハ上の全面に供給された後、ウェハWを回転させて遠心力でリンス液を振り切りウェハを乾燥させる。リンス液は表面張力が低下したものを用いているので、このように振り切り乾燥処理を行ってもパターン倒れを発生させることはない。
【0057】
以上のように、本実施形態では、表面張力を低下させたリンス液を、ウェハWの直径とほぼ同じ長さを有する長尺形状のリンスノズル153により吐出しているので、基板上に均一にリンス液を拡散させることができ、パターン倒れを防止することができる。リンスノズル153の長さは、ウェハWの直径より長いものであってももちろんかまわない。
【0058】
図11は、リンス液供給機構の他の実施形態を示す構成図である。なお、図11において、図8における構成要素と同一のものについては同一の符号を付すものとし、その説明を省略する。
【0059】
このリンス液供給機構は、分散剤を貯留する分散剤タンク67をさらに有しており、この分散剤タンク67には第3供給配管59が接続されている。第3供給配管59はスタティックミキサ56に接続され、分散剤タンク67とスタティックミキサ56との間には第3ベローズポンプ58が設けられている。分散剤タンク67に貯留されている分散剤は、例えば陰イオン性界面活性剤を使用している。そして制御部65により第3ベローズポンプ58の作動が制御されることで、純水と界面活性剤との混合液にさらに分散剤が混合されてリンス液が作成されるようになっている。
【0060】
これにより、従来ではパーティクル等の不純物が含まれたリンス液がウェハ上に供給された場合、その不純物同士が集結してレジストパターンに付着する可能性が高くなっていた。しかし本実施形態によれば、分散剤により不純物を拡散させることができるので、振り切り乾燥処理でリンス液がウェハから流れる際に不純物を同時に流すことができ問題はない。
【0061】
図12及び図13は、リンスノズルの第2の実施形態を示す拡大断面図である。
【0062】
図12に示すリンスノズル75Aは、リンス液と吐出する吐出部70の下端部が、ノズル75Aの矢印Eで示す移動方向側70aが直角形状に形成されるとともに、一方、ノズル75Aの移動方向と反対側70bが曲線形状に形成されている。符号70cはリンス液の流路である。このような形状とすることにより、ノズル75Aを現像液50に接触させて移動させる場合に、直角形状部70aで現像液50を掻き分けて除去する作用を促進させることができ、かつ、曲線形状部70bにより吐出しているリンス液57を均一にならす作用を促進させることができる。
【0063】
図13に示すリンスノズル75Bは、その吐出流路70dがウェハWの面に対して、ノズル75Bの移動方向(矢印E)斜めに形成されている。これにより、ウェハ上の現像液50をノズルの移動方向に押しのけて除去するような作用があるので、効果的にリンス液57に置換できる。
【0064】
なお、これらリンスノズル75A,75Bの吐出流路70c,70dは、図6または図7に示すように複数であってもスリット状であってもよい。
【0065】
次に、図14及び図15を参照してウェハWを回転させながらリンス液を吐出する場合について説明する。
【0066】
図14では、ウェハWの直径とほぼ同じ長さを有するリンスノズル153AをウェハWの中心部で静止させた状態で、ウェハWを回転させながらリンス液を吐出する。これにより、ウェハWを180°以上回転させればリンス液57をウェハWの全面に均一に供給することができる。その結果、リンス液をウェハWの外側に吐出することはなくなるので上記実施形態のようにノズルを移動させる場合に比べ、リンス液の使用量を削減できる。
【0067】
また、図15では、ウェハWの半径とほぼ同じ長さを有するリンスノズル153Bを、その一端がウェハW上の中心部に位置するように配置させて静止させ、ウェハWを回転させながらリンス液を吐出する。これにより、ウェハWを360°以上回転させればリンス液57をウェハWの全面に均一に供給することができる。この場合も同様に、リンス液をウェハWの外側に吐出することはなくなるので上記実施形態のようにノズルを移動させる場合に比べ、リンス液の使用量を削減できるとともに、ノズル153Bを短く形成でき製造コストを削減できる。
【0068】
さらに、図14及び図15に示す実施形態において、ウェハWの回転数は500rpm以下としている。このように比較的低い回転数とすることでウェハWが回転により受ける衝撃を可及的に少なくできパターン倒れを防止することができる。この場合、より好ましくは、100rpm以下である。
【0069】
次に、図16を参照してリンスノズルの第3の実施形態について説明する。本実施形態では、図14で示した場合と同様にウェハを回転させながら静止させたリンスノズル80によりリンス液を吐出している。このリンスノズル80の吐出流路は例えば図13で示した斜めの流路70dを有している。そしてノズル80の中央部から一端部80aまでにおけるリンス液の吐出方向D1と、中央部から他端部80bまでにおけるリンス液の吐出方向D2とが矢印で示すように逆向きになっている。これは、ウェハWの回転方向が矢印Rの方向である場合にノズル80のウェハWに対する相対的な回転方向に向くようにリンス液を吐出するためである。これにより、ウェハ上の現像液をノズル80の移動方向に押しのけて除去するような作用がはたらき、効果的にリンス液に置換できる。
【0070】
次に、リンスノズルの第4の実施形態について説明する。図17はリンスノズルを下から見た図であり、図17(a)に示すリンスノズルはその複数の吐出孔66が、ノズル中央部から端部にかけて徐々に径が小さくなるように形成されている。また、図17(b)に示すリンスノズルはその複数の吐出孔66同士のピッチが、ノズル中央部から端部にかけて徐々に大きくなるように形成されている。これらのようなリンスノズルでリンス液を吐出することで、ウェハの周縁部より中央部で吐出されるリンス液の流量が多くなり、ウェハ中央部から周縁部にかけて流れるようになるので、現像液を効率良く除去できウェハ全面に均一にリンス液を供給することができる。これらのノズルは、図14に示したウェハを回転させながらリンス液の吐出を行う場合に用いると特に有効である。
【0071】
図18はリンスノズルの第5の実施形態を示す正面図である。図18(a)に示すリンスノズルは、リンス液と吐出する複数の吐出孔68が、ノズルの中央部から端部にかけて徐々にウェハWの外側に向くように形成されている。また、図18(b)に示すリンスノズルの長さはウェハWの半径とほぼ同じ長さを有しており、その複数の吐出孔68がウェハW上でウェハ中央部から周縁部にかけて徐々にウェハWの外側に向くように形成されている。これらのようなリンスノズルで、リンス液を吐出することでウェハの中央部から周縁部に向けて処理液を拡散させるように除去でき、均一にリンス液を供給することができる。これらのノズルは、図14に示したウェハを回転させながらリンス液の吐出を行う場合に用いると特に有効である。
【0072】
本発明は以上説明した実施形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0073】
上記実施形態では現像液が供給されたウェハ上に表面張力を低下させたリンス液を供給していたが、例えば現像液を純水に置換した後、その純水に表面張力を低下させたリンス液を供給して純水を当該リンス液に置換するようにしてもよい。
【0074】
また、図13に示すリンスノズルは吐出流路70dをウェハに対し斜めにしたが、リンスノズル図12に示すリンスノズル自体をそのまま斜めに傾けた状態でリンス液を吐出するようにしてもかまわない。
【0075】
また、図14及び図15で示す実施形態においてウェハを回転させながらリンス液を吐出するものとしたが、リンスノズル153A,153Bに回転機構を設けこのノズル153A,153Bをウェハの面と平行な面内で回転させるようにしてもよい。
【0076】
また、リンス液に使用される純水の温度を調整することも可能である。この場合、例えば純水の温度を50℃〜60℃に維持すことが好ましい。このように純水の温度を比較的高い温度とすることにより純水の表面張力を低下させることができ、その結果リンス液の表面張力を低下させることができる。従って界面活性剤を添加する量を減らすことができる。上限を60℃としたのは60℃を超えるとウェハ上のレジストが溶けるおそれがあるからである。
【0077】
また、上記実施形態ではリンスノズルをウェハ上の現像液に接触させながら移動させるようにしたが、例えばパターン倒れが起こらないアスペクト比が低いレジストを処理対象とするときは、リンスノズルと現像液とを離してリンス液を吐出することもできる。
【0078】
さらに、上記実施形態では基板として半導体ウェハを用いたが、これに限らず液晶デバイスに使用されるガラス基板であってもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、現像液等の処理液を洗い流す際に基板上に均一にリンス液を供給することができる。しかも、分散剤をリンス液に添加することで処理液やリンス液に不純物が含まれている場合であってもその不純物が基板に付着することを防止でき、製品不良を発生させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される塗布現像処理装置の平面図である。
【図2】図1に示す塗布現像処理装置の正面図である。
【図3】図1に示す塗布現像処理装置の背面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る現像処理ユニットの平面図である。
【図5】図5に示す現像処理ユニットの断面図である。
【図6】第1の実施形態に係るリンスノズルを示す下からの斜視図である。
【図7】図6におけるリンスノズルの他の例を示す下からの斜視図である。
【図8】一実施形態に係るリンス液供給機構の構成図である。
【図9】現像処理において現像液を供給する際の動作を示す図である。
【図10】同じく現像処理においてリンス液を供給する際の動作を示す図である。
【図11】他の実施形態に係るリンス液供給機構を示す構成図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係るリンスノズルの拡大図である。
【図13】図12に示すリンスノズルの他の例を示す拡大図である。
【図14】基板を回転させながらリンス液を吐出する実施形態に係る斜視図である。
【図15】同じく基板を回転させながらリンス液を吐出する実施形態に係る斜視図である。
【図16】本発明の第3の実施形態に係るリンスノズルを説明するための平面図である。
【図17】本発明の第4の実施形態に係るリンスノズルの下からの平面図である。
【図18】本発明の第5の実施形態に係るリンスノズルの正面図である。
【符号の説明】
W...半導体ウェハ
t…距離
D1,D2…吐出方向
37…純水タンク
38…界面活性剤タンク
40…移動機構コントローラ
42…スピンチャック
43…モータ
50…現像液
53…現像液ノズル
54,55,58…ベローズポンプ
56…スタティックミキサ
57…リンス液
64…吐出口
65…制御部
66…吐出孔
67…分散剤タンク
68…吐出孔
70…吐出部
75A,75B,80,153,153A,153B…リンスノズル
Claims (32)
- 基板上に処理液を供給する手段と、
表面張力を低下させる第1の処理剤が含まれたリンス液を前記処理液が供給された基板上に吐出する長尺形状のノズルと
を具備することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置であって、
前記第1の処理剤は非イオン性界面活性剤である
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置であって、
前記リンス液は、前記処理液及びリンス液中に存在する不純物を分散させる第2の処理剤をさらに含む
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項3に記載の基板処理装置であって、
前記第2の処理剤は陰イオン性界面活性剤である
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルを、その長手方向とほぼ直交する方向に少なくとも基板上で水平方向に移動させる機構をさらに具備し、この移動機構によりノズルを移動させながらリンス液を吐出する
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項5に記載の基板処理装置であって、
前記リンス液の吐出量は、1枚の基板につき40ml〜500mlである
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項5に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルの長さは、基板の直径とほぼ同じか、または基板の直径より長い
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項5に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルが基板上の前記処理液に接しながらリンス液を吐出する
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項8に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルを、基板表面から0.5mm〜1.5mmの高さ位置に配置させる手段
をさらに具備することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項8に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、該ノズルの移動方向側であって前記基板上の処理液に接する下端部から上方にかけて形成された直角形状部と、ノズルの移動方向と反対側であって前記下端部から上方にかけて形成された曲線形状部とを有する
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項8に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、該ノズルの移動方向斜めに向けてリンス液を吐出する手段
を具備することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルを基板面と平行な面内で回転させる機構をさらに具備し、前記回転機構によりノズルを回転させながらリンス液を吐出する
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項12に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルの長さは、基板の直径とほぼ同じである
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項13に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、その中央部から一端部までにおけるリンス液の吐出方向と、中央部から他端部までにおけるリンス液の吐出方向とが、該ノズルの回転方向斜めに向くように形成されている
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項13に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、該ノズルの中央部から端部にかけて徐々に基板の外側に向くようにリンス液を吐出する手段
を具備することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項13に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、該ノズルの中央部から端部にかけて徐々に吐出量が少なくなるようにリンス液を吐出する手段
を具備することを特徴とする基板処理装置。 - 基板を回転可能に保持する回転保持部と、
この回転保持部に保持された基板上に処理液を供給する手段と、
処理液が供給され前記回転保持部により回転している基板上に、表面張力を低下させる第1の処理剤が含まれたリンス液を吐出する長尺形状のノズルと
を具備することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項17に記載の基板処理装置であって、
前記第1の処理剤は非イオン性界面活性剤である
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項17に記載の基板処理装置であって、
前記リンス液は、前記処理液及びリンス液中に存在する不純物を分散させる第2の処理剤をさらに含む
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項19に記載の基板処理装置であって、
前記第2の処理剤は陰イオン性界面活性剤である
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項17に記載の基板処理装置であって、
前記リンス液の吐出量は、1枚の基板につき40ml〜500mlである
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項14に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルの長さは、基板の直径とほぼ同じか、または基板の直径より短い
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項17に記載の基板処理装置であって、
前記基板の回転数は、500rpm以下である
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項23に記載の基板処理装置であって、
前記基板の回転数は、100rpm以下である
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項17に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルが基板上の前記処理液に接しながらリンス液を吐出する
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項25に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルを、前記保持された基板面から0.5mm〜1.5mmの高さ位置に配置させる手段
をさらに具備することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項22に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、その長さが基板の直径とほぼ同じである場合には、その中央部から一端部までにおけるリンス液の吐出方向と、中央部から他端部までにおけるリンス液の吐出方向とが、該ノズルの基板に対する相対的な回転方向斜めに向くように形成されている
ことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項22に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、その長さが基板の直径とほぼ同じである場合には、該ノズルの中央部から端部にかけて徐々に基板の外側に向くようにリンス液を吐出する手段
を具備することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項22に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、その長さが基板の半径とほぼ同じである場合には、該ノズルは、基板上で基板中心部から周縁部にかけて徐々に吐出量が少なくなるようにリンス液を吐出する手段
を具備することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項22に記載の基板処理装置であって、
前記ノズルは、その長さが基板の直径とほぼ同じである場合には、前記ノズルは、該ノズルの中央部から端部にかけて徐々に吐出量が少なくなるようにリンス液を吐出する手段
を具備することを特徴とする基板処理装置。 - 基板上に処理液を供給する工程と、
処理液が供給された基板上で長尺形状のノズルを移動させながら、表面張力を低下させる第1の処理剤が含まれたリンス液を前記ノズルから吐出する工程と
を具備することを特徴とする基板処理方法。 - 基板上に処理液を供給する工程と、
処理液が供給された基板を回転させながら、表面張力を低下させる第1の処理剤が含まれたリンス液を長尺形状のノズルにより該基板上に吐出する工程と
を具備することを特徴とする基板処理方法。
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