JP2000321822A - 電子写真用現像剤 - Google Patents
電子写真用現像剤Info
- Publication number
- JP2000321822A JP2000321822A JP13247199A JP13247199A JP2000321822A JP 2000321822 A JP2000321822 A JP 2000321822A JP 13247199 A JP13247199 A JP 13247199A JP 13247199 A JP13247199 A JP 13247199A JP 2000321822 A JP2000321822 A JP 2000321822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon black
- toner
- developer
- resin
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
度が高く、感光体カブリ、飛散が少なく、エッジ等の画
質の優れた電子写真用現像剤を提供する。 【解決手段】 少なくとも着色剤としてカーボンブラッ
クを含むトナー粒子と、少なくともカーボンブラック及
びアミノ基含有化合物を有するシリコーン系樹脂被覆層
をもつ磁性キヤリア粒子からなる電子写真用現像剤にお
いて、前記トナー中のカーボンブラックがpH≧7であ
り、かつ前記シリコーン系樹脂被覆層中に含まれるカー
ボンブラックがpH<7であることを特徴とする電子写
真用現像剤。
Description
に関する。詳しくは、少なくとも特定のバインダー樹
脂、特定の添加剤、着色剤及び帯電制御剤を含有してな
るトナーと磁性を有するキヤリアからなる電子写真用現
像剤に関する。本発明の現像剤は、画像濃度が高く、感
光体カブリのない、また機内汚染のない、画質の優れた
電子写真用現像剤として、電子写真方式の複写機及びプ
リンターに用いられる。
号明細書、特公昭42−23910号公報及び特公昭4
3−24748号公報などに開示されている通り、一般
には光導電物質を含む感光体上に種々の手段により静電
荷の電気的潜像を形成し、次いでこの潜像をトナーで粉
像として現像し、必要に応じて紙等に転写した後、加
熱、加圧又は溶剤蒸気等により定着するものである。
テルなどの樹脂中に各種染料、顔料を分散させた1〜3
0μm 程度の粉体であり、表面に静電気力でトナーを担
持しつつそれ自身が磁力で感光体近傍まで搬送するキヤ
リアと称される粒径30〜200μm 程度の粒子と混合
して2成分現像剤として用いられることが多い。トナー
の製造法としては、まずバインダー、着色剤、帯電制御
剤、更に必要に応じてその他の成分を混合機で均一に分
散混合し、次いで混合物を密閉式ニーダー、又は一軸若
しくは二軸の押出機等で溶融混練し、冷却後、クラッシ
ャー、ハンマーミル等で粗砕し、ジェットミル、高速ロ
ーター回転式ミル等で細粉砕し、風力分級機(例えば、
慣性分級方式のエルボジェット、遠心力分級方式のミク
ロプレックス、DSセパレーター等)等で分級する方法
が一般的である。トナーとキャリアの混合装置として
は、ダブルコンミキサー、V型ミキサー、ドラム型ミキ
サー、スーパーミキサー、ヘンシェルミキサー、ナウタ
ーミキサー等が一般的である。
の画像品質、特に画像濃度は、2成分現像方式では少な
くともトナーとキヤリアで構成される現像剤の帯電性が
大きく影響することが知られている。特に、キヤリア表
面がトナーとの帯電性に大きな影響を及ぼすことから、
表面に種々の樹脂を被覆する方法が提案されている。た
とえば、スチレン−メタクリレート共重合体、スチレン
重合体等の樹脂で被覆されたキヤリアは、帯電特性は優
れているが、コート表面の臨界表面張力が比較的高く、
現像剤ライフにてキヤリア表面にトナー膜が形成され、
いわゆるスペント化が生じ、キヤリアの帯電特性が低下
し、現像剤ライフに渡って好ましくない。
低表面張力を有するシリコーン樹脂で被覆したキヤリア
が提案されている。しかし、シリコーン系樹脂コートの
キヤリアでは、シリコーン樹脂自体の電気抵抗が高いた
め、現像剤として用いた場合、コピー画像の大面積の画
像面では、中央部の画像濃度が非常に薄く、端部のみが
濃く表現されるいわゆるエッジ現象が発生して、画質劣
化を招く。加えて、シリコーン系樹脂コートでは、繰り
返し使用によりコート剤の剥離による帯電性の変化もあ
り、現像剤ライフに渡って画像濃度を一定に保てない。
シリコーン樹脂におけるこのような帯電性の変化を防ぐ
ため、アミノ基を樹脂コートに導入すると、繰り返しの
帯電変化は改善される傾向だが、エッジ現象は回避でき
ず、一層悪化する。
現象を緩和すべく、電気導電性を付与するために導電性
物質であるカーボンブラックを樹脂に分散すれば、改善
が認められる。しかし、一般に所望の電気導電性を得る
には多量のカーボンブラックを必要とするため、樹脂へ
のカーボンブラックの分散には非常な困難性を伴う。そ
して、このようなキヤリアは、抵抗制御によるエッジ現
象の解消はできても、トナーとの摩擦帯電性を極端に悪
化させるから、複写機機内を飛散で汚染してしまう。ま
た、逆帯電のトナー比率が増し、感光体表面の非画像部
に現像されるいわゆる感光体カブリが高くなる欠点があ
る。以上のようにキヤリア表面の変化でライフと共にト
ナーはコア材との摩擦帯電により帯電量が変化すること
で、良好な画像品質を維持することは極めて難しく、現
在さほど有効な提案がなされておらず、その解決が望ま
れていた。
7以上のカーボンブラックを添加したことを特長とする
電子印刷用トナーが開示され、また、特開昭61−26
0254号公報には、カーボンブラックを含有するシリ
コーン樹脂で芯体表面を被覆してなることを特長とする
静電荷像現像用キャリアが開示されている。しかしなが
ら、これらによっても上記課題は必ずしも十分に解決さ
れているものではない。
の現像剤の課題を改良すべくなされたもので、すなわ
ち、感光体カブリが少なく、飛散がなく、画像濃度やエ
ッジ現象等の画質の優れた電子写真用現像剤を提供する
ことにある。即ち本発明の要旨は、少なくとも着色剤と
してカーボンブラックを含むトナー粒子と少なくともカ
ーボンブラックとアミノ基を含有するシリコーン系樹脂
被覆層をもつ磁性キヤリア粒子からなる電子写真用現像
剤において、前記トナー中のカーボンブラックがpH≧
7であり、かつ前記キヤリア被覆層の樹脂中に含まれる
カーボンブラックがpH<7であることを特徴とする電
子写真用現像剤に存する。
本発明に用いられるトナー粒子には、少なくともバイン
ダー樹脂、着色剤、帯電制御剤及び必要に応じて離型
剤、その他の物質を含有するものである。バインダー樹
脂としては、トナーに適した公知の種々のものが使用で
きる。例えば、ポリスチレン、ポリクロロスチレン、ポ
リ−α−メチルスチレン、スチレン−クロロスチレン共
重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブ
タジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、ス
チレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共
重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体(スチ
レン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル
酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合
体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体及びスチレ
ン−アクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−メタ
クリル酸エステル共重合体(スチレン−メタクリル酸メ
チル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸オクチル共重合体及びスチレン−メタク
リル酸フェニル共重合体等)、スチレン−α−クロルア
クリル酸メチル共重合体及びスチレン−アクリロニトリ
ル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂
(スチレンまたはスチレン置換体を含む単独重合体また
は共重合体)、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸
樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、飽和ポリエステ
ル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、低分子量ポリエチレ
ン、低分子量ポリプロピレン、アイオノマー樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、エチレン
−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂並びにポ
リビニルブチラール樹脂等があるが、本発明に用いるの
に好ましい樹脂としては、スチレン系樹脂、飽和もしく
は不飽和ポリエステル樹脂及びエポキシ樹脂等を挙げる
ことができる。これらの内、飽和もしくは不飽和ポリエ
ステル樹脂が好ましく、更にビスフェノールAアルキレ
ンオキシド付加物とテレフタル酸とを主成分とするポリ
エステル樹脂が好ましい。ポリエステル樹脂を用いた場
合、特にカラー用ブラックトナーに好適に用いることが
できる。
ックはpH≧7のものである。より好ましくは、7≦p
H<10である。このpHを有するカーボンブラックを
用いることにより、帯電を安定させ、安定的に良好な画
像濃度を得ることができるので好ましい。具体的には、
例えばキャボット社製リーガル330R(pH9.
0)、同リーガル415R(pH8.5)、バルカンX
C72R(pH8.5)、コロンビヤン社製のラーベン
2100(pH8.9)、同ラーベン450(pH8.
0)などを挙げることができる。特に、ポリエステル樹
脂を用いた場合は、トナー自体の負帯電性が強いので、
前記範囲と異なるpH<7のカーボンブラック(いわゆ
る酸性カーボンブラック)を用いた場合、更に負帯電性
を強める傾向があり、所望の画像濃度を得ることができ
ないので好ましくない。また、トナー中のカーボンブラ
ック含有量は、現像により可視像を形成することができ
るようトナーを着色するに十分な量であればよく、樹脂
100重量部に対して1〜20重量部、特に3〜12重
量部が好ましい。さらに必要に応じて色調整のために染
料及び又は顔料を添加することもできる。
負帯電性を示す公知のものが好ましく使用できる。例え
ば、含金属錯体染料、サリチル酸類金属塩、或いは特開
平5−119535等に記載の金属元素を含有しないカ
リックスアレン化合物などがある。本発明で用いられる
トナーに離型剤としてはポリアルキレンワックス、パラ
フィンワックス、シリコーンオイル、高級脂肪酸、脂肪
酸アミドなどが挙げられる。添加量は、バインダー樹脂
100重量部に対し、0.05〜10重量部が好まし
い。より好ましくは2〜6重量部が良い。
融混練した後、粗粉砕、微粉砕を行い、粒径を5〜10
μm の微粒子として得られるが、他の公知の方法、スプ
レードライ法、懸濁重合造粒法などにより得ることもで
きる。また、必要に応じて、分級後、トナー表面に流動
補助剤、たとえば微粉末シリカなどを付着させることも
できる。本発明に用いられる磁性キヤリア粒子として
は、鉄粉、フェライト粉、マグネタイト粉など従来から
公知のものを使用できる。キヤリア粒子の平均径として
は、20〜110μm のものが好ましい。より好ましく
は40〜90μm がよい。本発明に用いられる磁性キヤ
リア粒子の樹脂コート剤は、公知のシリコーン系樹脂を
使用できる。オルガノシロキサン結合のみからなるスト
レートシリコーン及びアルキド、ポリエステル、エポキ
シ、ウレタンなどで変性したシリコーン樹脂が挙げられ
る。市販品としては、ストレートシリコーン樹脂は、信
越化学製のKR271、KR255、KR152、トー
レシリコン製のSR2400、SR2406などがあ
り、変性シリコーン樹脂では、信越化学製KR206
(アルキッド変性)、KR305(ウレタン変性)、E
S1001(エポキシ変性)、トーレシリコン製のSR
2115(エポキシ変性)、SR2110(アルキッド
変性)などがある。
内にアミノ基を有する化合物(アミノ基含有化合物)が
含まれるが、それはアミノシランカップリング剤である
のが好ましい。具体的には、N−2−(アミノエチル)
3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2−(ア
ミノエチル)3−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェ
ニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン等が挙げ
られる。添加割合としては、シリコーン樹脂100重量
部に対し、0.1〜10重量部が好ましい。本発明に用
いられる磁性キヤリア粒子の樹脂コート剤に含まれるカ
ーボンブラックのpHはpH<7であるものを使用す
る。より好ましくは2<pH<5であることが良い。p
H≧7のカーボンブラックでは、アミノ基を含むシリコ
ーンコート剤を用いると、現像剤としてトナーの負帯電
性を強調しすぎ、良好な画像濃度が得られない。したが
って、pH<7のカーボンブラックを使用することで、
現像剤に良好な帯電量を付与し、安定的な画像濃度を得
ることができる。キヤリアコート剤に含まれるカーボン
ブラックの添加量としてはコート剤樹脂固形分100重
量部に対し、1〜30重量部であることが好ましい。よ
り好ましくは1〜20重量部がよい。
由は必ずしも明確ではないが、以下のように考ええい
る。本発明の現像剤は負帯電性を示すものであり、トナ
ーとキャリアの両方の帯電の安定化の相乗効果により良
好な結果を得ているものと考えられる。すなわち、トナ
ー用樹脂として好適なポリエステル樹脂を用いると、ポ
リエステル樹脂に含まれる酸基により、過度にトナーの
負帯電性が強調され、画像濃度低下等を引き起こす。こ
れにpHが7を超える塩基性カーボンブラックを添加す
ることにより、酸基が中和され、トナー全体として適度
な帯電となり、繰り返し使用でのチャージアップによる
画質劣化がない。また、キャリアから見ると、高抵抗の
シリコーン樹脂をカーボンブラックで低抵抗化する際
に、pHが7以下の酸性カーボンブラックを含有させる
ことにより、キャリアとして低抵抗化によるエッジ改良
ができるほかに、キャリア被覆層中に負帯電安定化のた
めに含まれるアミノ基含有物質の塩基性を適度に中和し
て、トナー同様繰り返し使用時の安定性を高める。従っ
て、トナー飛散や感光体カブリ等の悪化がない。
明するが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの実
施例に限定されるものではない。実施例中、「部」は
「重量部」である。 実施例1 <キヤリア>体積平均粒径60μm の球形Cu−Znフ
ェライトコアを用いた。コート剤としてメチルシリコー
ン樹脂のトルエン溶液の樹脂固形分100部に対し、p
H2.5のカーボンブラックを30部添加し、アミノシ
ランカップリング剤としてN−2−(アミノエチル)3
−アミノプロピルトリメトキシシランを0.4部添加
し、ホモジナイザーで分散混合してコート液を準備し
た。被覆キヤリアは、フローコーターにコアを仕込み、
コーター下部から熱風を吹き込んで流動させ、コーター
内部のノズルから前記のコート液を噴霧してコアに樹脂
液を吸着させた後、200℃で加熱処理を行い、調整し
た。なお、キヤリアの被覆層の膜厚は、走査型電子顕微
鏡の観察で約1μm であった。
サーで混合し、2軸押し出し機で溶融混練した後、ハン
マーミルで粗粉砕し、ターボミルで微粉砕した後、エル
ボージェットで分級した。得られたトナーの平均体積粒
径は8.3μm であった。トナーの外添は、トナー10
0部に対して、疎水性シリカ(アエロジルR972、日
本エアロジル社)0.5部をヘンシェルミキサーで実施
した。現像剤はV型混合機を用いて、上記トナー5部、
上記キヤリア95部を混合して得た。実写評価装置は、
市販の複写機を改造して用い、評価は初期画質および2
0000枚の繰り返し実写により行った(補給トナー
は、各実施例、比較例で現像剤作成に用いたトナー)。
変更する以外全く同様にして現像剤を得た。 比較例2 実施例1のトナーのカーボンブラックをpH2.5に変
更する以外全く同様にして現像剤を得た。
変更し、更にトナーのカーボンブラックをpH2.5に
変更する以外全く同様にして現像剤を得た。 比較例4 実施例1のキヤリアのカーボンブラックを含まないこと
以外全く同様にして現像剤を得た。
まないこと以外全く同様にして現像剤を得た。 実施例2 実施例1のキヤリアの樹脂被覆層にpH4.5のカーボ
ンブラックを用い、トナー中のカーボンブラックをpH
8.5のものに変更する以外は実施例1と全く同様にし
て現像剤を得た。
て、表1(初期画質)に示す。結果から明らかなよう
に、本発明の組み合わせになる実施例1、実施例2では
画像濃度が高く、感光体カブリの少なく、エッジの画質
が特に優れていた。また、20000枚の繰り返し実写
でも画質の変化はほとんどなく優秀であった。実写を通
じて、トナー飛散も少なかった。比較例1は実施例1の
キヤリアコート剤カーボンブラックのpHを7以上にし
たもので、感光体カブリ、エッジが実施例1,2に比べ
劣っていた。20000枚実写で、画質の向上は見られ
ず、トナー飛散も悪化する傾向にあった。
ラックpHを7より小さくしたもので、感光体カブリ、
エッジが実施例1,2に比べて劣っていた。20000
枚実写後も画質の向上は見られなかった。比較例3は実
施例1のトナーのカーボンブラックpH<7、キヤリア
カーボンブラックpH>7としたもので、感光体カブ
リ、エッジが実施例1,2に比べ劣っていた。2000
0枚実写後も画質の向上は見られなかった。
ブラックを含まないもので、実施例1に比べ、感光体カ
ブリは同等であるが、画像濃度が低く、エッジが劣り、
実用上問題である。20000枚実写後も画質の向上は
見られなかった。比較例5は、実施例1のキヤリアにア
ミノシランカップリング剤を含まないもので、実施例1
に比べ、画像濃度が高いものの、感光体カブリが高く、
実用上問題がある。20000枚実写後も画質の向上は
見られなかった。
着テープを貼り、剥離後、マクベスRD914にて画像
濃度測定する。
剤において、画像濃度が高く、感光体カブリ、飛散が少
なく、エッジ等の画質の優れた電子写真用現像剤が得ら
れる。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも着色剤としてカーボンブラッ
クを含むトナー粒子と、少なくともカーボンブラック及
びアミノ基含有化合物を有するシリコーン系樹脂被覆層
をもつ磁性キヤリア粒子からなる電子写真用現像剤にお
いて、前記トナー中のカーボンブラックがpH≧7であ
り、かつ前記シリコーン系樹脂被覆層中に含まれるカー
ボンブラックがpH<7であることを特徴とする電子写
真用現像剤。 - 【請求項2】 現像剤が負帯電性を示すことを特徴とす
る請求項1に記載の電子写真用現像剤。 - 【請求項3】 トナー中のカーボンブラックが、7≦p
H<10であることを特徴とする請求項1又は2に記載
の電子写真用現像剤。 - 【請求項4】 シリコーン系樹脂被覆層中に含まれるカ
ーボンブラックが、2<pH<5であることを特徴とす
る請求項1乃至3に記載の電子写真用現像剤。 - 【請求項5】 アミノ基含有化合物が、アミノシランカ
ップリング剤であることを特徴とする請求項1乃至4に
記載の電子写真用現像剤。 - 【請求項6】 トナー粒子に用いられる樹脂が、少なく
ともビスフェノールAアルキレンオキシド付加物とテレ
フタル酸とを主成分とするポリエステル樹脂であること
を特徴とする請求項1乃至5に記載の電子写真用現像
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13247199A JP3945734B2 (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 電子写真用現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13247199A JP3945734B2 (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 電子写真用現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000321822A true JP2000321822A (ja) | 2000-11-24 |
JP3945734B2 JP3945734B2 (ja) | 2007-07-18 |
Family
ID=15082163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13247199A Expired - Fee Related JP3945734B2 (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 電子写真用現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3945734B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008089925A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Dowa Holdings Co Ltd | 電子写真現像用キャリアおよびその製造方法、並びに二成分系電子写真現像剤 |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP13247199A patent/JP3945734B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008089925A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Dowa Holdings Co Ltd | 電子写真現像用キャリアおよびその製造方法、並びに二成分系電子写真現像剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3945734B2 (ja) | 2007-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001066820A (ja) | 静電潜像現像用トナー、その製造方法、静電潜像現像用現像剤、及び画像形成方法 | |
JPH05273789A (ja) | 電子写真用現像剤 | |
JP2004347654A (ja) | 静電潜像現像剤及び画像形成方法 | |
JP5450332B2 (ja) | 電子写真用正帯電乾式トナー | |
JP2012063602A (ja) | 電子写真用正帯電乾式トナー | |
JPH04338971A (ja) | 磁性トナー | |
JPH10198077A (ja) | 静電潜像現像剤用キャリア、二成分現像剤及び画像形成方法 | |
JP2754600B2 (ja) | 電子写真カラートナー | |
JP2000199983A (ja) | 二成分系現像剤及び画像形成方法 | |
JP2021076820A (ja) | 電子写真画像形成用キャリア、電子写真画像形成用現像剤、電子写真画像形成方法、電子写真画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP2000321822A (ja) | 電子写真用現像剤 | |
JP4010215B2 (ja) | 静電荷像現像剤用キャリア、静電荷像現像剤 | |
JP2767840B2 (ja) | 静電荷現像用トナー | |
JP2001305803A (ja) | 静電潜像現像用キャリア | |
JP3598570B2 (ja) | 静電荷像現像剤 | |
JP3121429B2 (ja) | 二成分系乾式現像剤 | |
JPH08334932A (ja) | 二成分系現像剤 | |
JP3486712B2 (ja) | 乾式二成分現像剤 | |
JP2916839B2 (ja) | 磁性体分散型キャリア、静電荷像現像用二成分系現像剤、磁性体分散型キャリアの製造方法及び画像形成方法 | |
JP3558972B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法 | |
JP3024296B2 (ja) | 反転現像用現像剤及び反転現像方法 | |
JPH0683103A (ja) | 静電荷像用磁性トナー | |
JPH04347863A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JPH10307429A (ja) | 静電潜像現像用キャリア及びその製造方法、現像剤並びに画像形成方法 | |
JP4010214B2 (ja) | 静電荷像現像剤用キャリア、静電荷像現像剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041104 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20041104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20041105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050309 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050425 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050425 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050601 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050701 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140420 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |