JP2000269099A - 電気二重層コンデンサ - Google Patents
電気二重層コンデンサInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コンデンサ素子がしっかり固定され、等価直列
抵抗が小さく、複数個直列接続するのが簡単で確実にで
きる電気二重層コンデンサを提供する。 【解決手段】上下面がスエージ加工されてリード面とさ
れているコンデンサ素子12の上面12aが、外方端1
5aが封口体13を貫通して外に突出している上方リー
ド部材15に電気的に接続されている、封口体の内面側
に配置された上方導電板14の下面に接し、コンデンサ
素子の下面12bが、外方端18bがケースの底部を貫
通して外に突出している下方リード部材18に電気的に
接続されている、ケース内の底面に配置された下方端子
板17の上面に接し、上方および下方リード部材の外方
端に互いに螺合可能な寸法のねじが施されている
抵抗が小さく、複数個直列接続するのが簡単で確実にで
きる電気二重層コンデンサを提供する。 【解決手段】上下面がスエージ加工されてリード面とさ
れているコンデンサ素子12の上面12aが、外方端1
5aが封口体13を貫通して外に突出している上方リー
ド部材15に電気的に接続されている、封口体の内面側
に配置された上方導電板14の下面に接し、コンデンサ
素子の下面12bが、外方端18bがケースの底部を貫
通して外に突出している下方リード部材18に電気的に
接続されている、ケース内の底面に配置された下方端子
板17の上面に接し、上方および下方リード部材の外方
端に互いに螺合可能な寸法のねじが施されている
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気二重層コンデン
サに関する。
サに関する。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサとしては、例え
ば、図9および図10のような乾電池型の電気二重層コ
ンデンサが提案されている(特開平10−275751
号公報)。
ば、図9および図10のような乾電池型の電気二重層コ
ンデンサが提案されている(特開平10−275751
号公報)。
【0003】この電気二重層コンデンサ1は、コンデン
サ素子2を、有底の金属製のケ−ス7内に入れたもの
で、コンデンサ素子2は、例えば活性炭、カ−ボンおよ
びバインダ−としてのポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)を混練してシ−ト状とした分極性電極3b、4
bをあらかじめ引出リ−ドを固着した金属の箔状、板状
もしくは網目状の集電体3c、4cに導電性接着剤で貼
り合せて電極体3,4とし、同電極体の一対をセパレ−
タ5,6を介して巻回してなる。コンデンサ素子2は、
電解液を含浸させた後、有底の金属製のケ−ス7内に入
れ、ケ−スの開口部を封口体8で密封してなる。ケース
7の外側は合成樹脂製のスリーブ7aで被覆されてい
る。
サ素子2を、有底の金属製のケ−ス7内に入れたもの
で、コンデンサ素子2は、例えば活性炭、カ−ボンおよ
びバインダ−としてのポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)を混練してシ−ト状とした分極性電極3b、4
bをあらかじめ引出リ−ドを固着した金属の箔状、板状
もしくは網目状の集電体3c、4cに導電性接着剤で貼
り合せて電極体3,4とし、同電極体の一対をセパレ−
タ5,6を介して巻回してなる。コンデンサ素子2は、
電解液を含浸させた後、有底の金属製のケ−ス7内に入
れ、ケ−スの開口部を封口体8で密封してなる。ケース
7の外側は合成樹脂製のスリーブ7aで被覆されてい
る。
【0004】図9のようにコンデンサ素子2の集電体3
c、4cの幅は、シ−ト状の分極性電極3b、4bより
も広くしてはみだしリ−ド部3a、4aを設け、同はみ
だしリ−ド部を、巻回の際に、コンデンサ素子の中心方
向に倒し込んで(スエ−ジ加工)、リ−ド面として面接
触するようになされている。コンデンサ素子2の中央に
は縦方向に貫通孔2cが形成されている。
c、4cの幅は、シ−ト状の分極性電極3b、4bより
も広くしてはみだしリ−ド部3a、4aを設け、同はみ
だしリ−ド部を、巻回の際に、コンデンサ素子の中心方
向に倒し込んで(スエ−ジ加工)、リ−ド面として面接
触するようになされている。コンデンサ素子2の中央に
は縦方向に貫通孔2cが形成されている。
【0005】図10のようにコンデンサ素子2のスエー
ジ加工された上下面のうち、下面2bはケース7の底面
7bの内面と接触保持され、上面2aは封口体8を貫通
して外に伸びている導電性の端子板9の内方面9aに接
触保持されている。
ジ加工された上下面のうち、下面2bはケース7の底面
7bの内面と接触保持され、上面2aは封口体8を貫通
して外に伸びている導電性の端子板9の内方面9aに接
触保持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンデ
ンサ素子2のスエージ加工された上面2aと端子板9の
内方面9aとの接触、および下面2bとケース7の底面
7bの内面との接触では、接触が充分でなく等価直列抵
抗が大きくなるという欠点がある。またこのような保持
固定の仕方では振動などによりコンデンサ素子が動いて
しまう可能性がある。
ンサ素子2のスエージ加工された上面2aと端子板9の
内方面9aとの接触、および下面2bとケース7の底面
7bの内面との接触では、接触が充分でなく等価直列抵
抗が大きくなるという欠点がある。またこのような保持
固定の仕方では振動などによりコンデンサ素子が動いて
しまう可能性がある。
【0007】さらに高耐圧を得るため複数個の電気二重
層コンデンサ1を直列に接続して使用する場合、各電気
二重層コンデンサ1は縦方向に連結されて配置される
が、その際、陽極側の端子板9の外方に突出した端部9
bが、隣接する上方の電気二重層コンデンサの底部(陰
極側)7bの凹部7cに嵌合して互いにずれないように
位置決めされるが、このような嵌合の仕方では複数個直
列に接続した状態を1ユニットとして配置したり移動し
たりする場合に、すぐに接続状態が崩れてしまい取り扱
いに不便である。またこのような嵌合では等価直列抵抗
が大きくなるという欠点がある。
層コンデンサ1を直列に接続して使用する場合、各電気
二重層コンデンサ1は縦方向に連結されて配置される
が、その際、陽極側の端子板9の外方に突出した端部9
bが、隣接する上方の電気二重層コンデンサの底部(陰
極側)7bの凹部7cに嵌合して互いにずれないように
位置決めされるが、このような嵌合の仕方では複数個直
列に接続した状態を1ユニットとして配置したり移動し
たりする場合に、すぐに接続状態が崩れてしまい取り扱
いに不便である。またこのような嵌合では等価直列抵抗
が大きくなるという欠点がある。
【0008】本発明は、コンデンサ素子が端子板または
ケース底部にしっかり固定され、等価直列抵抗が小さ
く、しかも複数個直列接続するのが簡単で確実にできる
電気二重層コンデンサを提供することを目的としてい
る。
ケース底部にしっかり固定され、等価直列抵抗が小さ
く、しかも複数個直列接続するのが簡単で確実にできる
電気二重層コンデンサを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電気二重層コン
デンサは、上方の開口部が絶縁性の封口体により封緘さ
れてなる金属製の有底筒状のケース内に、上下面がスエ
ージ加工されてリード面とされているコンデンサ素子が
収納され、コンデンサ素子の上面が、外方端が封口体を
貫通して外に突出している上方リード部材に電気的に接
続されている、封口体の内面側に配置された上方導電板
の下面に接し、コンデンサ素子の下面が、外方端がケー
スの底部を貫通して外に突出している下方リード部材に
電気的に接続されている、ケース内の底面に配置された
下方端子板の上面に接し、上方および下方リード部材の
外方端に互いに螺合可能な寸法のねじが施されている。
デンサは、上方の開口部が絶縁性の封口体により封緘さ
れてなる金属製の有底筒状のケース内に、上下面がスエ
ージ加工されてリード面とされているコンデンサ素子が
収納され、コンデンサ素子の上面が、外方端が封口体を
貫通して外に突出している上方リード部材に電気的に接
続されている、封口体の内面側に配置された上方導電板
の下面に接し、コンデンサ素子の下面が、外方端がケー
スの底部を貫通して外に突出している下方リード部材に
電気的に接続されている、ケース内の底面に配置された
下方端子板の上面に接し、上方および下方リード部材の
外方端に互いに螺合可能な寸法のねじが施されている。
【0010】上方および/または下方端子板はリード部
材と一体に形成されていてもよい。
材と一体に形成されていてもよい。
【0011】また下方端子板がケースの底部と一体に形
成されていたり、下方端子板、下方リード部材およびケ
ースの底部が一体に形成され、ねじが施された外方端部
材が下方に突出して設けられていてもよい。
成されていたり、下方端子板、下方リード部材およびケ
ースの底部が一体に形成され、ねじが施された外方端部
材が下方に突出して設けられていてもよい。
【0012】さらに上方および/または下方端子板にコ
ンデンサ素子の貫通孔に入り込む挿入部が形成されてい
たり、上方および/または下方端子板のコンデンサ素子
の上面または下面と接する面に放射状に延びた凸部が設
けられていてもよい。
ンデンサ素子の貫通孔に入り込む挿入部が形成されてい
たり、上方および/または下方端子板のコンデンサ素子
の上面または下面と接する面に放射状に延びた凸部が設
けられていてもよい。
【0013】また上方および/または下方リード部材の
内方端がコンデンサ素子の貫通孔に入り込みコンデンサ
素子を固定するようにしてもよい。
内方端がコンデンサ素子の貫通孔に入り込みコンデンサ
素子を固定するようにしてもよい。
【0014】さらに本発明の電気二重層コンデンサは、
一つのケース内に複数個のコンデンサ素子が互いに上下
面が接する直列接続状態に収納され、最上部のコンデン
サ素子の上面が上方端子板と、最下部のコンデンサ素子
の下面がケースの底部または下方端子板に接触していて
もよい。
一つのケース内に複数個のコンデンサ素子が互いに上下
面が接する直列接続状態に収納され、最上部のコンデン
サ素子の上面が上方端子板と、最下部のコンデンサ素子
の下面がケースの底部または下方端子板に接触していて
もよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明による電気二重層コ
ンデンサの一例を示す断面図で、電気二重層コンデンサ
10はアルミニウム製のケース11内にコンデンサ素子
12を収納してなり、ケース11の上方の開口部は封口
体13により封緘されている。封口体13はゴム板13
aとベークライト板13bからなる。ケース11の上方
の開口部の周縁部11aはカールして封口体13を固定
している。
ンデンサの一例を示す断面図で、電気二重層コンデンサ
10はアルミニウム製のケース11内にコンデンサ素子
12を収納してなり、ケース11の上方の開口部は封口
体13により封緘されている。封口体13はゴム板13
aとベークライト板13bからなる。ケース11の上方
の開口部の周縁部11aはカールして封口体13を固定
している。
【0016】コンデンサ素子12は、従来の技術につい
て図9をもって説明したコンデンサ素子2と同じもの
で、上下面がスエージ加工された構造をしており、コン
デンサ素子12の上面12aが陽極リ−ド面となり、下
面12bが陰極リ−ド面となされている。なおコンデン
サ素子としては図9のような巻回型の他に、積層形で上
下面がスエージ加工されたコンデンサ素子などを用いて
もよい。
て図9をもって説明したコンデンサ素子2と同じもの
で、上下面がスエージ加工された構造をしており、コン
デンサ素子12の上面12aが陽極リ−ド面となり、下
面12bが陰極リ−ド面となされている。なおコンデン
サ素子としては図9のような巻回型の他に、積層形で上
下面がスエージ加工されたコンデンサ素子などを用いて
もよい。
【0017】ケース11内に収納されているコンデンサ
素子12の上面(陽極リ−ド面)12aは封口体13の
下方に配置されているアルミニウム製の上方端子板14
の下面に接触している。上方端子板14のコンデンサ素
子12の上面12aと接触する下面には放射状に複数の
凸部14a(図2)が設けられ、この凸部がスエージ加
工されているコンデンサ素子12の上面12aに食い込
んで、確実な接触状態を形成すると共にコンデンサ素子
12がケース11内で横方向やケースの縦軸線を中心に
回転方向に移動するのを阻止する。
素子12の上面(陽極リ−ド面)12aは封口体13の
下方に配置されているアルミニウム製の上方端子板14
の下面に接触している。上方端子板14のコンデンサ素
子12の上面12aと接触する下面には放射状に複数の
凸部14a(図2)が設けられ、この凸部がスエージ加
工されているコンデンサ素子12の上面12aに食い込
んで、確実な接触状態を形成すると共にコンデンサ素子
12がケース11内で横方向やケースの縦軸線を中心に
回転方向に移動するのを阻止する。
【0018】上方端子板14は、封口体13を貫通して
配置されている金属製の上方リード部材15に電気的に
接続され、また上方リード部材15により封口体13に
固定されている。上方リード部材15の外方端15aは
封口体13より外方に突出し、その外方端15aには内
ねじからなるねじが形成されている。一方、上方リード
部材15の下方の内方端15bはかしめられて拡大した
挿入部となされている。この挿入部は、コンデンサ素子
12の中心にある貫通孔12c(図9の2cと同じ)に
入り込みコンデンサ素子12がケース11内で移動しな
いように固定している。なお16は気密性を高める為に
配置されたワッシャーである。
配置されている金属製の上方リード部材15に電気的に
接続され、また上方リード部材15により封口体13に
固定されている。上方リード部材15の外方端15aは
封口体13より外方に突出し、その外方端15aには内
ねじからなるねじが形成されている。一方、上方リード
部材15の下方の内方端15bはかしめられて拡大した
挿入部となされている。この挿入部は、コンデンサ素子
12の中心にある貫通孔12c(図9の2cと同じ)に
入り込みコンデンサ素子12がケース11内で移動しな
いように固定している。なお16は気密性を高める為に
配置されたワッシャーである。
【0019】一方、コンデンサ素子12の下面(陰極リ
−ド面)12bはケース11内の下方に配置されている
アルミニウム製の下方端子板17の上面に接触してい
る。下方端子板17のコンデンサ素子12の下面12b
と接触する上面には放射状に複数の凸部17a(図3)
が設けられ、この凸部17aがスエージ加工されている
下面12bに食い込んで、上方端子板14と同様に、確
実な接触状態を形成すると共にコンデンサ素子12がケ
ース内で横方向やケースの縦軸線を中心に回転方向に移
動するのを阻止している。
−ド面)12bはケース11内の下方に配置されている
アルミニウム製の下方端子板17の上面に接触してい
る。下方端子板17のコンデンサ素子12の下面12b
と接触する上面には放射状に複数の凸部17a(図3)
が設けられ、この凸部17aがスエージ加工されている
下面12bに食い込んで、上方端子板14と同様に、確
実な接触状態を形成すると共にコンデンサ素子12がケ
ース内で横方向やケースの縦軸線を中心に回転方向に移
動するのを阻止している。
【0020】下方端子板17は、金属製の下方リード部
材18によりケース11の底部に固定されている。下方
端子板17、リード部材18およびケース11の底部は
電気的に接続されている。下方リード部材18はケース
11の底部11bを貫通して固定配置され、下方リード
部材18の内方端18aは、上述の上方リード部材15
の内方端15bと同様に、コンデンサ素子12の中心に
ある貫通孔12cに入り込みコンデンサ素子12がケー
ス11内で移動しないように固定している。
材18によりケース11の底部に固定されている。下方
端子板17、リード部材18およびケース11の底部は
電気的に接続されている。下方リード部材18はケース
11の底部11bを貫通して固定配置され、下方リード
部材18の内方端18aは、上述の上方リード部材15
の内方端15bと同様に、コンデンサ素子12の中心に
ある貫通孔12cに入り込みコンデンサ素子12がケー
ス11内で移動しないように固定している。
【0021】また下方リード部材18の外方端18bに
外ねじが形成されている。この外ねじは、上述した上方
リード部材15の外方端15aの内ねじと螺合するよう
な寸法になされている。なお下方リード部材18の外方
端18bに内ねじを形成し、上方リード部材15の外方
端15aに外ねじを形成してもよい。
外ねじが形成されている。この外ねじは、上述した上方
リード部材15の外方端15aの内ねじと螺合するよう
な寸法になされている。なお下方リード部材18の外方
端18bに内ねじを形成し、上方リード部材15の外方
端15aに外ねじを形成してもよい。
【0022】このような電気二重層コンデンサ10を複
数個、直列に接続するには第1の電気二重層コンデンサ
の陽極側の上方リード部材15の外方端15aの内ねじ
に第2の電気二重層コンデンサの陰極側の下方リード部
材18の外方端18bの外ねじとをねじ込んで固定し、
図4のように縦方向に所望の数だけ複数個連結する。こ
のように連結された複数個の電気二重層コンデンサ10
a〜10dは全体を一つのユニットとして取り扱うこと
ができ、ユニット単位で移動できる。なお、最下方にあ
る電気二重層コンデンサ10dの下端の下方リード部材
18のねじのある外方端18bは、他の電気二重層コン
デンサとさらに接続する必要がなければ、突出していな
いように省略してもよい。
数個、直列に接続するには第1の電気二重層コンデンサ
の陽極側の上方リード部材15の外方端15aの内ねじ
に第2の電気二重層コンデンサの陰極側の下方リード部
材18の外方端18bの外ねじとをねじ込んで固定し、
図4のように縦方向に所望の数だけ複数個連結する。こ
のように連結された複数個の電気二重層コンデンサ10
a〜10dは全体を一つのユニットとして取り扱うこと
ができ、ユニット単位で移動できる。なお、最下方にあ
る電気二重層コンデンサ10dの下端の下方リード部材
18のねじのある外方端18bは、他の電気二重層コン
デンサとさらに接続する必要がなければ、突出していな
いように省略してもよい。
【0023】図5のように上方端子板14とリード部材
15とは一体に形成してもよく、また図6のように下方
端子板17をケース11の底部と一体に形成してもよ
い。さら図7のように下方端子板17および下方リード
部材18をケース11と一体に形成し、外方端の18b
だけを外方端部材として別途取り付けてもよい。
15とは一体に形成してもよく、また図6のように下方
端子板17をケース11の底部と一体に形成してもよ
い。さら図7のように下方端子板17および下方リード
部材18をケース11と一体に形成し、外方端の18b
だけを外方端部材として別途取り付けてもよい。
【0024】なお上方リード部材15には、リベット状
の部材を使用したが、全体がねじであるなどリベット以
外の他の部材乃至部品を用いてもよい。
の部材を使用したが、全体がねじであるなどリベット以
外の他の部材乃至部品を用いてもよい。
【0025】なお図8の10Aのように、ケース11を
縦長にし複数個のコンデンサ素子12を一つのケースに
収納してもよい。この場合ケース11内では、コンデン
サ素子12の上下面同士が直接接触し、最上部のコンデ
ンサ素子の上面が上方端子板と、最下部のコンデンサ素
子の下面がケースの底部または下方端子板に接触してい
る。このような複数個のコンデンサ素子12が収納され
ている電気二重層コンデンサ10Aまたは一個のコンデ
ンサ素子を収納してなる電気二重層コンデンサ10を上
方および下方リード部材のねじを用いて互いに連結して
もよい。
縦長にし複数個のコンデンサ素子12を一つのケースに
収納してもよい。この場合ケース11内では、コンデン
サ素子12の上下面同士が直接接触し、最上部のコンデ
ンサ素子の上面が上方端子板と、最下部のコンデンサ素
子の下面がケースの底部または下方端子板に接触してい
る。このような複数個のコンデンサ素子12が収納され
ている電気二重層コンデンサ10Aまたは一個のコンデ
ンサ素子を収納してなる電気二重層コンデンサ10を上
方および下方リード部材のねじを用いて互いに連結して
もよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば上方および下方端子板と
それぞれ電気的に接続されている上方および下方リード
部材の外方端にねじが施され、別の電気二重層コンデン
サの上方および下方リード部材の外方端のねじと互いに
螺合できるようになされているので、接続が簡単かつ確
実で縦方向に所望の数だけ自由に連結できる。またこの
ように連結された複数個の電気二重層コンデンサを一つ
のユニットとして取り扱うことができ、ユニット単位で
移動でき、設置や保守の際の取り扱いに便利である。
それぞれ電気的に接続されている上方および下方リード
部材の外方端にねじが施され、別の電気二重層コンデン
サの上方および下方リード部材の外方端のねじと互いに
螺合できるようになされているので、接続が簡単かつ確
実で縦方向に所望の数だけ自由に連結できる。またこの
ように連結された複数個の電気二重層コンデンサを一つ
のユニットとして取り扱うことができ、ユニット単位で
移動でき、設置や保守の際の取り扱いに便利である。
【0027】また電気二重層コンデンサはねじにより互
いに確実に連結固定されているので、複数個を直列に接
続した場合の等価直列抵抗が小さくなる。
いに確実に連結固定されているので、複数個を直列に接
続した場合の等価直列抵抗が小さくなる。
【0028】さらにケース内に収納された、スエージ加
工された上下面を有するコンデンサ素子の上下面が、端
子板の放射状に複数の凸部が設けられ面に接し、凸部が
スエージ加工されている面に食い込んで、確実な接触状
態を形成するので、等価直列抵抗が小さくなる。また凸
部がスエージ加工されている面に食い込んで、コンデン
サ素子がケース内で横方向やケースの縦軸線を中心に回
転方向に移動するのを阻止する。
工された上下面を有するコンデンサ素子の上下面が、端
子板の放射状に複数の凸部が設けられ面に接し、凸部が
スエージ加工されている面に食い込んで、確実な接触状
態を形成するので、等価直列抵抗が小さくなる。また凸
部がスエージ加工されている面に食い込んで、コンデン
サ素子がケース内で横方向やケースの縦軸線を中心に回
転方向に移動するのを阻止する。
【0029】また上方および/または下方端子板や上方
および/またはリード部材の内方端が、コンデンサ素子
の中心にある貫通孔に入り込んでコンデンサ素子を固定
しているのでコンデンサ素子がケース内で移動しない。
および/またはリード部材の内方端が、コンデンサ素子
の中心にある貫通孔に入り込んでコンデンサ素子を固定
しているのでコンデンサ素子がケース内で移動しない。
【図1】本発明の電気二重層コンデンサの断面図。
【図2】図1のA−A方向に見た断面図。
【図3】図1のB−B方向に見た断面図。
【図4】電気二重層コンデンサを連結した状態を示す
図。
図。
【図5】別の上方端子板を示す図。
【図6】別の下方端子板を示す図。
【図7】別の下方端子板を示す図。
【図8】一つのケースに複数個のコンデンサ素子を収納
してなる状態を示す図。
してなる状態を示す図。
【図9】スエージ加工されたコンデンサ素子を示す図。
【図10】従来の電気二重層コンデンサの断面図。
10 電気二重層コンデンサ 12 コンデンサ素子 12a 上面(陽極リード面) 12b 下面(陰極リード面) 13 封口体 14 上方端子板 15 上方リード部材 15a 外方端 15b 内方端(挿入部) 17 下方端子板 18 下方リード部材 18a 内方端 18b 外方端
Claims (8)
- 【請求項1】上方の開口部が絶縁性の封口体により封緘
されてなる金属製の有底筒状のケース内に、上下面がス
エージ加工されてリード面とされているコンデンサ素子
が収納され、コンデンサ素子の上面が、外方端が封口体
を貫通して外に突出している上方リード部材に電気的に
接続されている、封口体の内面側に配置された上方端子
板の下面に接し、コンデンサ素子の下面が、外方端がケ
ースの底部を貫通して外に突出している下方リード部材
に電気的に接続されている、ケース内の底面に配置され
た下方端子板の上面に接し、上方および下方リード部材
の外方端に互いに螺合可能な寸法のねじが施されている
電気二重層コンデンサ。 - 【請求項2】上方および/または下方端子板がリード部
材と一体に形成されている請求項1に記載の電気二重層
コンデンサ。 - 【請求項3】下方端子板がケースの底部と一体に形成さ
れている請求項1に記載の電気二重層コンデンサ。 - 【請求項4】下方端子板、下方リード部材がケースの底
部と一体に形成され、ねじが施された外方端部材がケー
スの底面に下方に突出して設けられている請求項1に記
載の電気二重層コンデンサ。 - 【請求項5】上方および/または下方端子板のコンデン
サ素子の上面または下面と接する面に放射状に延びた凸
部が設けられている請求項1〜4のいずれか一つに記載
の電気二重層コンデンサ。 - 【請求項6】上方および/または下方端子板にコンデン
サ素子の中心にある貫通孔に入り込む挿入部が形成され
ている請求項1〜5のいずれか一つに記載の電気二重層
コンデンサ。 - 【請求項7】上方および/またはリード部材の内方端
が、コンデンサ素子の中心にある貫通孔に入り込んでい
る請求項1に記載の電気二重層コンデンサ。 - 【請求項8】一つのケース内に複数個のコンデンサ素子
が互いに上下面が接する直列接続状態に収納され、最上
部のコンデンサ素子の上面が上方端子板と、最下部のコ
ンデンサ素子の下面がケースの底部または下方端子板に
接触している請求項1に記載の電気二重層コンデンサ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11067387A JP2000269099A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 電気二重層コンデンサ |
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