JP2000049057A - 電気二重層コンデンサ集合体 - Google Patents
電気二重層コンデンサ集合体Info
- Publication number
- JP2000049057A JP2000049057A JP10227661A JP22766198A JP2000049057A JP 2000049057 A JP2000049057 A JP 2000049057A JP 10227661 A JP10227661 A JP 10227661A JP 22766198 A JP22766198 A JP 22766198A JP 2000049057 A JP2000049057 A JP 2000049057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric double
- double layer
- anode
- cathode
- layer capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】低ESR化が図れ、大電流に耐え、取り扱い性
に優れた高耐圧の電気二重層コンデンサ集合体を提供す
る。 【解決手段】陽極端子20が配置された陽極側の封口体
16と、陰極端子21が配置された陰極側の封口体17
とにより両端の開口部が密封されている筒状の金属ケー
ス14内にコンデンサ素子15が収納され、コンデンサ
素子の、陽極側の封口体16に近い端部から引き出され
た陽極引出しリード24が陽極端子20の内方端に接続
され、またコンデンサ素子の、陰極側の封口体17に近
い端部から引き出された陰極引出しリード25が陰極端
子21の内方端に接続され、両封口体16、17の陽極
端子20または陰極端子21の内方端同士がそれぞれ各
封口体の内側に配置された金属導通板26、27により
互いに接続されている複数個の電気二重層コンデンサ1
2,13が、直列に接続されている。
に優れた高耐圧の電気二重層コンデンサ集合体を提供す
る。 【解決手段】陽極端子20が配置された陽極側の封口体
16と、陰極端子21が配置された陰極側の封口体17
とにより両端の開口部が密封されている筒状の金属ケー
ス14内にコンデンサ素子15が収納され、コンデンサ
素子の、陽極側の封口体16に近い端部から引き出され
た陽極引出しリード24が陽極端子20の内方端に接続
され、またコンデンサ素子の、陰極側の封口体17に近
い端部から引き出された陰極引出しリード25が陰極端
子21の内方端に接続され、両封口体16、17の陽極
端子20または陰極端子21の内方端同士がそれぞれ各
封口体の内側に配置された金属導通板26、27により
互いに接続されている複数個の電気二重層コンデンサ1
2,13が、直列に接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気二重層コンデン
サ集合体に関する。
サ集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】巻回型の電気二重層コンデンサは、コン
デンサ素子、即ち活性炭、カーボンおよびバインダーを
混練してシート状とした分極性電極を、導電性接着剤を
用いて、予め引出しリ−ドを固着した金属板状もしくは
網目状の集電体に貼りつけて電極体となし、この電極体
の一対を陽極側電極体と陰極側電極体としてセパレータ
を介して巻回したコンデンサ素子に電解液を含浸させた
後、図8に示した電気二重層コンデンサAのように、コ
ンデンサ素子1を有底筒状の金属ケース2内に入れ、コ
ンデンサ素子1の陽極側電極体に接続された引出しリ−
ド3と陰極側電極体に接続された引出しリード4を、絶
縁性の封口体5を貫通するように取り付けられた陽極端
子6と陰極端子7の内方端にそれぞれ固着した後、金属
ケース2の上方開口部を封口体5で密封している。なお
図8中、8は巻回されているコンデンサ素子1が巻き戻
るのを防ぐためコンデンサ素子の外周に巻かれているテ
ープであり、9は防爆弁である。
デンサ素子、即ち活性炭、カーボンおよびバインダーを
混練してシート状とした分極性電極を、導電性接着剤を
用いて、予め引出しリ−ドを固着した金属板状もしくは
網目状の集電体に貼りつけて電極体となし、この電極体
の一対を陽極側電極体と陰極側電極体としてセパレータ
を介して巻回したコンデンサ素子に電解液を含浸させた
後、図8に示した電気二重層コンデンサAのように、コ
ンデンサ素子1を有底筒状の金属ケース2内に入れ、コ
ンデンサ素子1の陽極側電極体に接続された引出しリ−
ド3と陰極側電極体に接続された引出しリード4を、絶
縁性の封口体5を貫通するように取り付けられた陽極端
子6と陰極端子7の内方端にそれぞれ固着した後、金属
ケース2の上方開口部を封口体5で密封している。なお
図8中、8は巻回されているコンデンサ素子1が巻き戻
るのを防ぐためコンデンサ素子の外周に巻かれているテ
ープであり、9は防爆弁である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電気二重層
コンデンサ、殊に大電流用の電気二重層コンデンサで
は、図8のように陽極側電極体および陰極電極体からそ
れぞれ複数本、ここでは2本づつ引出しリード3、4が
引き出され、金属ケース2の上方の封口体5に配置され
た陽極端子6と陰極端子7に接続されているが、等価直
列抵抗(ESR)が大きいという欠点がある。
コンデンサ、殊に大電流用の電気二重層コンデンサで
は、図8のように陽極側電極体および陰極電極体からそ
れぞれ複数本、ここでは2本づつ引出しリード3、4が
引き出され、金属ケース2の上方の封口体5に配置され
た陽極端子6と陰極端子7に接続されているが、等価直
列抵抗(ESR)が大きいという欠点がある。
【0004】等価直列抵抗を少なくするには、引出しリ
ードの本数をさらに増せばよいが、1つの端子に多くの
引出しリードを接続しようとした場合、接続の信頼性や
発熱などの点から大電流に耐えるように接続するのが難
しかった。また、端子の数を増やそうとしても封口体の
面積が限られているので増やすのが困難であり、仮に増
やしたとしても陽極端子と陰極端子とが互いに接近する
ことになるため非常に危険である。
ードの本数をさらに増せばよいが、1つの端子に多くの
引出しリードを接続しようとした場合、接続の信頼性や
発熱などの点から大電流に耐えるように接続するのが難
しかった。また、端子の数を増やそうとしても封口体の
面積が限られているので増やすのが困難であり、仮に増
やしたとしても陽極端子と陰極端子とが互いに接近する
ことになるため非常に危険である。
【0005】さらに電気二重層コンデンサは耐電圧が低
いため、高耐圧を必要とする場合には直列接続にして使
用する必要があるが、従来の電気二重層コンデンサでは
図9のように接続する必要があり配線が面倒であり、場
所も取るなど取り扱い性があまりよくなかった。
いため、高耐圧を必要とする場合には直列接続にして使
用する必要があるが、従来の電気二重層コンデンサでは
図9のように接続する必要があり配線が面倒であり、場
所も取るなど取り扱い性があまりよくなかった。
【0006】本発明は、低ESR化が図れ、大電流に耐
え、取り扱い性に優れた高耐圧の電気二重層コンデンサ
集合体を提供することを目的としている。
え、取り扱い性に優れた高耐圧の電気二重層コンデンサ
集合体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気二重層コン
デンサ集合体は、複数の陽極端子が配置された陽極側の
封口体と、複数の陰極端子が配置された陰極側の封口体
とにより両端の開口部がそれぞれ密封されている筒状の
金属ケース内にコンデンサ素子が収納され、コンデンサ
素子の上記陽極側の封口体に近い端部から引き出された
複数の陽極引出しリードが陽極側の封口体の陽極端子の
内方端に接続され、またコンデンサ素子の上記陰極側の
封口体に近い端部から引き出された複数の陰極引出しリ
ードが陰極側の封口体の陰極端子の内方端に接続され、
両封口体の陽極端子および陰極端子の内方端同士がそれ
ぞれ各封口体の内側に配置された金属導通板により互い
に接続されている電気二重層コンデンサが、複数個直列
に接続されていることを特徴とする。
デンサ集合体は、複数の陽極端子が配置された陽極側の
封口体と、複数の陰極端子が配置された陰極側の封口体
とにより両端の開口部がそれぞれ密封されている筒状の
金属ケース内にコンデンサ素子が収納され、コンデンサ
素子の上記陽極側の封口体に近い端部から引き出された
複数の陽極引出しリードが陽極側の封口体の陽極端子の
内方端に接続され、またコンデンサ素子の上記陰極側の
封口体に近い端部から引き出された複数の陰極引出しリ
ードが陰極側の封口体の陰極端子の内方端に接続され、
両封口体の陽極端子および陰極端子の内方端同士がそれ
ぞれ各封口体の内側に配置された金属導通板により互い
に接続されている電気二重層コンデンサが、複数個直列
に接続されていることを特徴とする。
【0008】直列に接続された複数個の電気二重層コン
デンサは、同一の容器内に収容されていてもよい。
デンサは、同一の容器内に収容されていてもよい。
【0009】複数個の電気二重層コンデンサを直列に接
続するには、接続部材を利用して接続するのが好まし
い。接続部材は、ソケット部材とジャック部材とで構成
するのが好ましい。例えば、直列に接続された複数の電
気二重層コンデンサの陽極端子と陰極端子が、穴を有し
その内周壁に環状に配置された弾性接触子を有するソケ
ット部材と、ソケット部材の上記穴内に挿入されるジャ
ック部材とを介して接続されているようにしてもよい。
続するには、接続部材を利用して接続するのが好まし
い。接続部材は、ソケット部材とジャック部材とで構成
するのが好ましい。例えば、直列に接続された複数の電
気二重層コンデンサの陽極端子と陰極端子が、穴を有し
その内周壁に環状に配置された弾性接触子を有するソケ
ット部材と、ソケット部材の上記穴内に挿入されるジャ
ック部材とを介して接続されているようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1において本発明の電気二重層
コンデンサ集合体10(例えば4.6V2000F)
は、好ましくは絶縁性のスリーブ(図示省略)などで表
面を被覆したアルミニウム製の容器11内に直列接続さ
れた状態で収納された電気二重層コンデンサ12(例え
ば2.3V4000F)と電気二重層コンデンサ13
(例えば2.3V4000F)の2個からなる。容器1
1の上下端の開口部周縁は内側に折り曲げられて電気二
重層コンデンサ12,13が容器11から抜け落ちない
ように保持している。なお、ここでは2個の電気二重層
コンデンサを1つの容器に収容してなるが、3個以上の
電気二重層コンデンサを同一の容器内に収納しさらに高
耐圧にしてもよい。
コンデンサ集合体10(例えば4.6V2000F)
は、好ましくは絶縁性のスリーブ(図示省略)などで表
面を被覆したアルミニウム製の容器11内に直列接続さ
れた状態で収納された電気二重層コンデンサ12(例え
ば2.3V4000F)と電気二重層コンデンサ13
(例えば2.3V4000F)の2個からなる。容器1
1の上下端の開口部周縁は内側に折り曲げられて電気二
重層コンデンサ12,13が容器11から抜け落ちない
ように保持している。なお、ここでは2個の電気二重層
コンデンサを1つの容器に収容してなるが、3個以上の
電気二重層コンデンサを同一の容器内に収納しさらに高
耐圧にしてもよい。
【0011】電気二重層コンデンサ12(電気二重層コ
ンデンサ13も構造は同じ)は両端、ここでは上下端が
開口したアルミニウム製の筒状の金属ケース14内にコ
ンデンサ素子15を収納してなり、金属ケース14の上
下端の開口部はフェノール樹脂製の絶縁性の封口体1
6、17により密封されている。
ンデンサ13も構造は同じ)は両端、ここでは上下端が
開口したアルミニウム製の筒状の金属ケース14内にコ
ンデンサ素子15を収納してなり、金属ケース14の上
下端の開口部はフェノール樹脂製の絶縁性の封口体1
6、17により密封されている。
【0012】金属ケース14の上下の開口部の縁部と封
口体16、17とが接する箇所には密封性を高めるため
にゴムパッキン18、19が配置されている。なお封口
体16,17としてフェノール樹脂を用いたが、これに
代えて他の素材、例えばポリフェニレンサルファイド樹
脂やゴム張積層板などであってもよい。
口体16、17とが接する箇所には密封性を高めるため
にゴムパッキン18、19が配置されている。なお封口
体16,17としてフェノール樹脂を用いたが、これに
代えて他の素材、例えばポリフェニレンサルファイド樹
脂やゴム張積層板などであってもよい。
【0013】上方の陽極側の封口体16には2つの陽極
端子20が配置され、下方の陰極側の封口体17には2
つの陰極端子21が配置されている。また封口体16に
は合成樹脂製の防爆弁22が設けられ、封口体17にも
同じような防爆弁22a(図2)が設けられている。
端子20が配置され、下方の陰極側の封口体17には2
つの陰極端子21が配置されている。また封口体16に
は合成樹脂製の防爆弁22が設けられ、封口体17にも
同じような防爆弁22a(図2)が設けられている。
【0014】コンデンサ素子15は、活性炭、カーボン
およびバインダーとしてのポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)を混練してシート状とした分極性電極(例
えば厚さ400〜800μm)を、導電性接着剤を用い
て、アルミニウム箔(例えば厚さ20〜100μm)か
らなる集電体の両面にそれぞれ貼りつけてなる一対の陽
極側電極体と陰極側電極を、紙やガラス混抄紙からなる
セパレータを介して巻回し電解液を含浸させたものから
なる。23は巻き戻り防止用に巻いてある巻き止めテー
プである。
およびバインダーとしてのポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)を混練してシート状とした分極性電極(例
えば厚さ400〜800μm)を、導電性接着剤を用い
て、アルミニウム箔(例えば厚さ20〜100μm)か
らなる集電体の両面にそれぞれ貼りつけてなる一対の陽
極側電極体と陰極側電極を、紙やガラス混抄紙からなる
セパレータを介して巻回し電解液を含浸させたものから
なる。23は巻き戻り防止用に巻いてある巻き止めテー
プである。
【0015】コンデンサ素子15の陽極側電極体と陰極
側電極体にはそれぞれ4本の陽極引出しリード24およ
び陰極引出しリード25が固着され、引き出された引出
しリード24、25が2本づつ陽極端子20、陰極端子
21の内方端にそれぞれカシメや超音波溶接などにより
固着されている。
側電極体にはそれぞれ4本の陽極引出しリード24およ
び陰極引出しリード25が固着され、引き出された引出
しリード24、25が2本づつ陽極端子20、陰極端子
21の内方端にそれぞれカシメや超音波溶接などにより
固着されている。
【0016】封口体16、17のコンデンサ素子15と
対向する内側にはそれぞれアルミニウム製の金属導通板
26、27が配置され、陰極側を例に挙げると図2のよ
うに金属導通板27(金属導通板26も同様な構造)を
貫通して陰極端子21の内方端が突出している。なお陰
極端子21と金属導通板27とは一体に形成されていて
もよい。また金属導通板27の中央にはコンデンサ素子
15を固定するための素子固定棒28が金属導通板27
と一体に設けられている。
対向する内側にはそれぞれアルミニウム製の金属導通板
26、27が配置され、陰極側を例に挙げると図2のよ
うに金属導通板27(金属導通板26も同様な構造)を
貫通して陰極端子21の内方端が突出している。なお陰
極端子21と金属導通板27とは一体に形成されていて
もよい。また金属導通板27の中央にはコンデンサ素子
15を固定するための素子固定棒28が金属導通板27
と一体に設けられている。
【0017】金属導通板26、27の形状は小判型に限
らず、円形など任意の形状であることができる。素子固
定棒28、29は、コンデンサ素子15の中心部にある
セパレ−タの巻回初めに一般に形成されるセパレ−タで
囲まれた空隙部分に挿入されているが、素子固定棒が挿
入しやすいようにコンデンサ素子15の中心に空洞部を
形成してもよい。
らず、円形など任意の形状であることができる。素子固
定棒28、29は、コンデンサ素子15の中心部にある
セパレ−タの巻回初めに一般に形成されるセパレ−タで
囲まれた空隙部分に挿入されているが、素子固定棒が挿
入しやすいようにコンデンサ素子15の中心に空洞部を
形成してもよい。
【0018】素子固定棒28、29の形状は、図2のよ
うな丸棒状の他、コンデンサ素子15を支持できる円錐
状でも、丸棒の途中から円錐状になっていてもよい。ま
た丸棒状で途中に支持用の横棒が設けられているような
形状であるなど種々の形状のものであることができる。
うな丸棒状の他、コンデンサ素子15を支持できる円錐
状でも、丸棒の途中から円錐状になっていてもよい。ま
た丸棒状で途中に支持用の横棒が設けられているような
形状であるなど種々の形状のものであることができる。
【0019】素子固定棒は、図1では下方および上方の
両方の封口板に設けられているが、下方または上方の一
方の封口体または金属導通板だけに設けてもよい。また
一方の封口体または金属導通板に、他方の金属導通板付
近まで伸びる長い素子固定棒を設けたり、さらに例えば
下方の封口板17に素子固定棒の下方を固定し、コンデ
ンサ素子15の中心部を通ってその上方端を封口体16
に連結するようにしてもよい。この場合、素子固定棒は
他方の金属導通板26と接触しないようになされる。
両方の封口板に設けられているが、下方または上方の一
方の封口体または金属導通板だけに設けてもよい。また
一方の封口体または金属導通板に、他方の金属導通板付
近まで伸びる長い素子固定棒を設けたり、さらに例えば
下方の封口板17に素子固定棒の下方を固定し、コンデ
ンサ素子15の中心部を通ってその上方端を封口体16
に連結するようにしてもよい。この場合、素子固定棒は
他方の金属導通板26と接触しないようになされる。
【0020】なお、陽極引出しリード24および陰極引
出しリ−ド25はそれぞれ3本または4本以上設けても
よく、また陽極端子20および陰極端子21の数も1つ
の封口体に3個以上設けてもよい。
出しリ−ド25はそれぞれ3本または4本以上設けても
よく、また陽極端子20および陰極端子21の数も1つ
の封口体に3個以上設けてもよい。
【0021】本発明の電気二重層コンデンサ集合体で
は、電気二重層コンデンサ12と13、およびこれらと
他の電気二重層コンデンサまたは電気二重層コンデンサ
集合体(図示せず)とを直列に接続するために接続部材
を用いて接続するのが好ましい。接続部材としては例え
ば図3および図4のような、ソケット部材30とジャッ
ク部材31からなる接続部材32が使用される。すなわ
ち上方の電気二重層コンデンサ12の下方の陰極端子2
1の外方端に金属製のソケット部材30の基部のねじ部
30aがねじ込まれ、一方下方の電気二重層コンデンサ
13の上方の陽極端子20の外方端にジャック部材31
の基部31aがねじ込まれている。
は、電気二重層コンデンサ12と13、およびこれらと
他の電気二重層コンデンサまたは電気二重層コンデンサ
集合体(図示せず)とを直列に接続するために接続部材
を用いて接続するのが好ましい。接続部材としては例え
ば図3および図4のような、ソケット部材30とジャッ
ク部材31からなる接続部材32が使用される。すなわ
ち上方の電気二重層コンデンサ12の下方の陰極端子2
1の外方端に金属製のソケット部材30の基部のねじ部
30aがねじ込まれ、一方下方の電気二重層コンデンサ
13の上方の陽極端子20の外方端にジャック部材31
の基部31aがねじ込まれている。
【0022】ソケット部材30は、ジャック部材31を
受容する穴33を有し、この穴33内の内周壁面の凹部
33aに金属製の弾性部材からなる環状の接触子34が
配置されている。接触子34は図5のように金属製の板
状体34aに複数の突出部34bが切り起こされて形成
され、図6のようにこの板状体34aを環状にしてソケ
ット部材30の穴33の凹部33aにはめ込まれてい
る。接触子34がはめ込まれた状態で、突出部34bは
内方に突出しているが、ジャック部材31がソケット部
材30の穴33内に挿入されてくると押されて引っ込
み、ジャック部材31を押圧して電気的接触状態を維持
するようになされている。このような接触子としては例
えばマルチリング社製のマルチリングコネクタを使用で
きる。
受容する穴33を有し、この穴33内の内周壁面の凹部
33aに金属製の弾性部材からなる環状の接触子34が
配置されている。接触子34は図5のように金属製の板
状体34aに複数の突出部34bが切り起こされて形成
され、図6のようにこの板状体34aを環状にしてソケ
ット部材30の穴33の凹部33aにはめ込まれてい
る。接触子34がはめ込まれた状態で、突出部34bは
内方に突出しているが、ジャック部材31がソケット部
材30の穴33内に挿入されてくると押されて引っ込
み、ジャック部材31を押圧して電気的接触状態を維持
するようになされている。このような接触子としては例
えばマルチリング社製のマルチリングコネクタを使用で
きる。
【0023】また電気二重層コンデンサ12と13を直
列に接続するために、例えば、図7のように、上方の電
気二重層コンデンサ12の下方の陰極端子21の外方端
にねじ部材40が設けられ、一方、下方の電気二重層コ
ンデンサ13の上方の陽極端子20の外方端にねじ部材
41が設けられて、両ねじ部材40、41を、内ねじを
有する筒状のねじ部材42により接続する方法をとって
もよい。この他、溶接や別のコネクタおよびクリップを
使用するなど種々の接続方法をとることができる。
列に接続するために、例えば、図7のように、上方の電
気二重層コンデンサ12の下方の陰極端子21の外方端
にねじ部材40が設けられ、一方、下方の電気二重層コ
ンデンサ13の上方の陽極端子20の外方端にねじ部材
41が設けられて、両ねじ部材40、41を、内ねじを
有する筒状のねじ部材42により接続する方法をとって
もよい。この他、溶接や別のコネクタおよびクリップを
使用するなど種々の接続方法をとることができる。
【0024】また電気二重層コンデンサ12および13
と他の電気二重層コンデンサまたは電気二重層コンデン
サ集合体(図示せず)とを接続する場合にも、ソケット
部材30とジャック部材31を使用する方法やそれ以外
の接続方法をとってもよい。
と他の電気二重層コンデンサまたは電気二重層コンデン
サ集合体(図示せず)とを接続する場合にも、ソケット
部材30とジャック部材31を使用する方法やそれ以外
の接続方法をとってもよい。
【0025】なお、電気二重層コンデンサには、上述の
巻回型のほか、短冊状の分極性電極とセパレ−タを多層
に積層した積層型も使用できる。
巻回型のほか、短冊状の分極性電極とセパレ−タを多層
に積層した積層型も使用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の電気二重層コンデンサ集合体で
は、同一容器内に複数個の電気二重層コンデンサが直列
に接続された状態で収納されているので、面倒な配線を
することなしに高耐圧の電気二重層コンデンサ集合体を
簡単に得ることができ、取り扱い性も優れている。
は、同一容器内に複数個の電気二重層コンデンサが直列
に接続された状態で収納されているので、面倒な配線を
することなしに高耐圧の電気二重層コンデンサ集合体を
簡単に得ることができ、取り扱い性も優れている。
【0027】また各電気二重層コンデンサはコンデンサ
素子の引出しリ−ドの本数が多く、分散して陽極端子ま
たは陰極端子に接続されしかも、各端子間が金属導電板
により接続されているので、低ESR(等価直列抵抗)
化が図れ、大電流に耐える電気二重層コンデンサ集合体
が得られる。
素子の引出しリ−ドの本数が多く、分散して陽極端子ま
たは陰極端子に接続されしかも、各端子間が金属導電板
により接続されているので、低ESR(等価直列抵抗)
化が図れ、大電流に耐える電気二重層コンデンサ集合体
が得られる。
【0028】また本発明の電気二重層コンデンサ集合体
では陽極端子および陰極端子が、上下に分かれて完全に
分離配置されているので、引出しリ−ドや外部の導線間
の接触の危険性がない。
では陽極端子および陰極端子が、上下に分かれて完全に
分離配置されているので、引出しリ−ドや外部の導線間
の接触の危険性がない。
【図1】本発明による電気二重層コンデンサ集合体を一
部断面にて示す図。
部断面にて示す図。
【図2】封口体の内側の金属導通板を示す図。
【図3】接続部材を示す断面図。
【図4】図3の接続部材を離した状態で示す図。
【図5】接続部材を構成する接触子の一部を示す図。
【図6】環状にされた接触子を示す図。
【図7】別の接続部材を示す図。
【図8】従来の電気二重層コンデンサの断面図。
【図9】従来の電気二重層コンデンサを直列に接続した
状態を示す図。
状態を示す図。
10 電気二重層コンデンサ集合体 11 容器 12 電気二重層コンデンサ 13 電気二重層コンデンサ 14 金属ケ−ス 15 コンデンサ素子 16 封口体 17 封口体 20 陽極端子 21 陰極端子 22 防爆弁 23 巻き止めテープ 24 陽極引出しリ−ド 25 陰極引出しリ−ド 26 金属導通板 27 金属導通板 28 素子固定棒 29 素子固定棒 30 ソケット部材 31 ジャック部材 32 接続部材 33 穴 34 接触子 42 ねじ部材
Claims (4)
- 【請求項1】複数の陽極端子が配置された陽極側の封口
体と、複数の陰極端子が配置された陰極側の封口体とに
より両端の開口部がそれぞれ密封されている筒状の金属
ケース内にコンデンサ素子が収納され、コンデンサ素子
の上記陽極側の封口体に近い端部から引き出された複数
の陽極引出しリードが陽極側の封口体の陽極端子の内方
端に接続され、またコンデンサ素子の上記陰極側の封口
体に近い端部から引き出された複数の陰極引出しリード
が陰極側の封口体の陰極端子の内方端に接続され、両封
口体の陽極端子および陰極端子の内方端同士がそれぞれ
各封口体の内側に配置された金属導通板により互いに接
続されている電気二重層コンデンサが、複数個直列に接
続されていることを特徴とする電気二重層コンデンサ集
合体。 - 【請求項2】直列に接続された複数個の電気二重層コン
デンサが、同一の容器内に収容されている請求項1に記
載の電気二重層コンデンサ集合体。 - 【請求項3】複数個の電気二重層コンデンサを接続部材
を用いて直列に接続したことを特徴とする請求項1また
は2に記載の電気二重層コンデンサ集合体。 - 【請求項4】直列に接続された複数の電気二重層コンデ
ンサの陽極端子と陰極端子が、穴を有しその内周壁に環
状に配置された弾性接触子を有するソケット部材と、ソ
ケット部材の上記穴内に挿入されるジャック部材とを介
して接続されている請求項1ないし3に記載の電気二重
層コンデンサ集合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10227661A JP2000049057A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 電気二重層コンデンサ集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10227661A JP2000049057A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 電気二重層コンデンサ集合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000049057A true JP2000049057A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16864364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10227661A Pending JP2000049057A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 電気二重層コンデンサ集合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000049057A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10342107B3 (de) * | 2003-09-11 | 2005-02-17 | Epcos Ag | Kondensatormodul |
DE102004039231A1 (de) * | 2004-08-12 | 2006-02-23 | Epcos Ag | Kondensatormodul |
JP2016533035A (ja) * | 2013-08-07 | 2016-10-20 | エル エス エムトロン リミテッドLS Mtron Ltd. | ウルトラキャパシタモジュール |
US9728345B1 (en) | 2016-02-04 | 2017-08-08 | Ls Mtron Ltd | Ultra capacitor module |
CN108417386A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-08-17 | 桂林电力电容器有限责任公司 | 一种高压电容器底座装置 |
-
1998
- 1998-07-28 JP JP10227661A patent/JP2000049057A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10342107B3 (de) * | 2003-09-11 | 2005-02-17 | Epcos Ag | Kondensatormodul |
DE102004039231A1 (de) * | 2004-08-12 | 2006-02-23 | Epcos Ag | Kondensatormodul |
JP2016533035A (ja) * | 2013-08-07 | 2016-10-20 | エル エス エムトロン リミテッドLS Mtron Ltd. | ウルトラキャパシタモジュール |
US9711298B2 (en) | 2013-08-07 | 2017-07-18 | Ls Mtron Ltd. | Ultra capacitor module |
US9728345B1 (en) | 2016-02-04 | 2017-08-08 | Ls Mtron Ltd | Ultra capacitor module |
CN108417386A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-08-17 | 桂林电力电容器有限责任公司 | 一种高压电容器底座装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS629210B2 (ja) | ||
JPH11219857A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JP2012064601A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ | |
JP6444975B2 (ja) | エネルギー蓄積装置用の集電グラファイト膜および電極仕切りリング | |
KR101118188B1 (ko) | 고전력 슈퍼 커패시터 | |
JPH10275751A (ja) | 電気二重層コンデンサおよびその製造方法 | |
US20120236470A1 (en) | Electrolytic capacitor | |
CN217062316U (zh) | 电池上盖密封结构及圆柱电池 | |
JP2000269099A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JP2000049057A (ja) | 電気二重層コンデンサ集合体 | |
US8956764B2 (en) | Electrode plate, secondary battery having the same, and manufacturing method for the electrode plate | |
JP2009135335A (ja) | コンデンサユニット | |
JP4706824B2 (ja) | 蓄電装置 | |
JP3578632B2 (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JP3797813B2 (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JPH1126322A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JPH1126321A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JPH11312629A (ja) | 分極性電極体およびその製造方法と同分極性電極体を備えた電気二重層コンデンサ | |
JP2803185B2 (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JP2010074089A (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
KR20210153949A (ko) | 에너지 저장장치 | |
JPH0963908A (ja) | 電気二重層コンデンサおよびその製造方法 | |
JP5560310B2 (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
KR101527126B1 (ko) | 전기 이중층 커패시터 | |
JP2009218387A (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 |