JP2000135186A - 掃除玩具 - Google Patents
掃除玩具Info
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- JP2000135186A JP2000135186A JP10310608A JP31060898A JP2000135186A JP 2000135186 A JP2000135186 A JP 2000135186A JP 10310608 A JP10310608 A JP 10310608A JP 31060898 A JP31060898 A JP 31060898A JP 2000135186 A JP2000135186 A JP 2000135186A
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- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自走対話式掃除玩具を提供する。
【解決手段】 軽量な合成樹脂製のほぼ密閉筒状をした
胴体11の外部に、揺動若しくは回動可能な一対の手部
12を取り付け、下部に脚部13を設け、胴体11の外
部を、動物あるいは人形等の形状をした縫いぐるみ15
により覆うとともに、この胴体11の内部に掃除機を組
み込み、常時は可愛い置物や、手足を動かしつつ対話す
る玩具として使用できるようにすると共に、自走しなが
ら掃除を行なう実用性のある掃除用ロボットとしても使
用できるようにした。
胴体11の外部に、揺動若しくは回動可能な一対の手部
12を取り付け、下部に脚部13を設け、胴体11の外
部を、動物あるいは人形等の形状をした縫いぐるみ15
により覆うとともに、この胴体11の内部に掃除機を組
み込み、常時は可愛い置物や、手足を動かしつつ対話す
る玩具として使用できるようにすると共に、自走しなが
ら掃除を行なう実用性のある掃除用ロボットとしても使
用できるようにした。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走しつつ掃除を
行なうことができる対話式の掃除玩具に関する。
行なうことができる対話式の掃除玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、自走しつつ掃除を行なう掃除
ロボットがある。この掃除ロボットは、床に予め敷設さ
れた導体レールに沿って走行するものであり、人手によ
らず能率的に掃除を行なうことができる点では便利なも
のである(特公昭51−790号公報等)。また、玩具
にも掃除を行なうものもあるが、この玩具は、箒を持っ
た人形が掃く真似をする程度のものである(実公平7−
4854号公報等)。
ロボットがある。この掃除ロボットは、床に予め敷設さ
れた導体レールに沿って走行するものであり、人手によ
らず能率的に掃除を行なうことができる点では便利なも
のである(特公昭51−790号公報等)。また、玩具
にも掃除を行なうものもあるが、この玩具は、箒を持っ
た人形が掃く真似をする程度のものである(実公平7−
4854号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の掃除ロ
ボットは、相当大掛かりな構成であり、多大な費用が掛
かり、導体レールを敷設しなければならない点でも、一
般家庭で使用できるものではなく、特に、どのような場
所にでも自由に移動して掃除を行なうことができるもの
ではなく、掃除機を所定の場所に置き、スイッチを押す
と、自動的に掃除が完了するというものでもなく、汎用
性や実用性の極めて低いのものである。
ボットは、相当大掛かりな構成であり、多大な費用が掛
かり、導体レールを敷設しなければならない点でも、一
般家庭で使用できるものではなく、特に、どのような場
所にでも自由に移動して掃除を行なうことができるもの
ではなく、掃除機を所定の場所に置き、スイッチを押す
と、自動的に掃除が完了するというものでもなく、汎用
性や実用性の極めて低いのものである。
【0004】また、後者の掃除玩具も、極めて狭小な範
囲での掃除は可能であっても、所定の広さの部屋を掃除
することはできず、これも実用性の極めて低いのもので
ある。
囲での掃除は可能であっても、所定の広さの部屋を掃除
することはできず、これも実用性の極めて低いのもので
ある。
【0005】本発明は、上述した従来の技術の有する問
題点に鑑みてなされたもので、部屋の所定位置に置き、
スイッチを押すと、自動的に掃除を行なうという実用性
があり、また人との対話による制御も可能で、さらに人
と対話する置物としても利用できる掃除玩具を提供する
ことを目的とする。
題点に鑑みてなされたもので、部屋の所定位置に置き、
スイッチを押すと、自動的に掃除を行なうという実用性
があり、また人との対話による制御も可能で、さらに人
と対話する置物としても利用できる掃除玩具を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。 (1) 胴体の内部に掃除機が組み込まれ、当該胴体の
下部に設けられた脚部が走行輪により構成された電動走
行する自走式の掃除玩具において、走行障害物を感知す
る感知部材と、人の音声を感知する感知部材と、前記走
行輪の走行方向を制御する操舵部と、少なくとも前記感
知部材のいずれか一方からの信号が入力されると、前記
掃除機、操舵部及び走行輪に対する制御信号が出力され
るようにした制御部とを有することを特徴とする。
る手段により達成される。 (1) 胴体の内部に掃除機が組み込まれ、当該胴体の
下部に設けられた脚部が走行輪により構成された電動走
行する自走式の掃除玩具において、走行障害物を感知す
る感知部材と、人の音声を感知する感知部材と、前記走
行輪の走行方向を制御する操舵部と、少なくとも前記感
知部材のいずれか一方からの信号が入力されると、前記
掃除機、操舵部及び走行輪に対する制御信号が出力され
るようにした制御部とを有することを特徴とする。
【0007】(2) 前記胴体は、側部に手部が設けら
れ、当該手部と前記脚部の内の操舵輪又は走行輪とを、
回転運動を揺動運動に変換する駆動機構を介して連結し
たことを特徴とする。
れ、当該手部と前記脚部の内の操舵輪又は走行輪とを、
回転運動を揺動運動に変換する駆動機構を介して連結し
たことを特徴とする。
【0008】(3) 前記制御部は、前記人の音声を感
知する感知部材が感知した音声入力に対して所定の応答
メッセージをスピーカより出力するようにしたことを特
徴とする。
知する感知部材が感知した音声入力に対して所定の応答
メッセージをスピーカより出力するようにしたことを特
徴とする。
【0009】(4) 前記制御部は、リモートコントロ
ール受信部からの信号が入力されると、前記掃除機、操
舵部及び走行輪に対する制御信号が出力されるようにし
たことを特徴とする。
ール受信部からの信号が入力されると、前記掃除機、操
舵部及び走行輪に対する制御信号が出力されるようにし
たことを特徴とする。
【0010】(5) 前記障害物感知部材は、前記脚部
の内の前方走行輪を胴体より前方に突出し、当該前方走
行輪を覆うように設けられたカバー部材を少なくとも左
右独立に変位可能とし、前記障害物との衝突により変位
したカバー部材からの信号が前記制御部に入力される
と、当該制御部が逆方向に向かうように前記前方走行輪
を制御するようにしたことを特徴とする。
の内の前方走行輪を胴体より前方に突出し、当該前方走
行輪を覆うように設けられたカバー部材を少なくとも左
右独立に変位可能とし、前記障害物との衝突により変位
したカバー部材からの信号が前記制御部に入力される
と、当該制御部が逆方向に向かうように前記前方走行輪
を制御するようにしたことを特徴とする。
【0011】(6) 前記制御部は、脚部の走行輪のい
ずれかに当該走行輪とともに回転するマグネットを有
し、当該マグネットと対向して設けられた磁気感応セン
サーからの信号が入力され、このマグネットと磁気感応
センサーからの信号に基づいて操舵角、走行距離を決定
し、予め設定された掃除パターンに沿って走行するよう
にしたことを特徴とする。
ずれかに当該走行輪とともに回転するマグネットを有
し、当該マグネットと対向して設けられた磁気感応セン
サーからの信号が入力され、このマグネットと磁気感応
センサーからの信号に基づいて操舵角、走行距離を決定
し、予め設定された掃除パターンに沿って走行するよう
にしたことを特徴とする。
【0012】(7) 前記掃除機は、前記胴体の下面に
設けられた吹込口に回転ブラシを有し、当該回転ブラシ
が、床面に当接する位置と床面に当接しない後退位置と
を選択的に取ることができるようにしたことを特徴とす
る。
設けられた吹込口に回転ブラシを有し、当該回転ブラシ
が、床面に当接する位置と床面に当接しない後退位置と
を選択的に取ることができるようにしたことを特徴とす
る。
【0013】(8) 前記掃除機は、吹出口より外部に
吐出される風量が所定値以下となると、集塵袋の集塵容
量が規定容量に達したことを警告する警告音を発するよ
うにしたことを特徴とする。
吐出される風量が所定値以下となると、集塵袋の集塵容
量が規定容量に達したことを警告する警告音を発するよ
うにしたことを特徴とする。
【0014】(9) 前記胴体と手部は、所定形状の縫
いぐるみにより外部を覆ったことを特徴とする。
いぐるみにより外部を覆ったことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施形態の一例を説明する。図1は本実施形態に係る掃
除玩具の要部を示す正面概略図、図2は同要部の側面概
略図、図3は図1の3−3線に沿う断面概略図、図4は
図3の4−4線に沿う断面概略図、図5は同要部の底面
概略図、図6は図2の6−6線に沿う断面概略図、図7
は図6の要部の拡大図、図8,9,10は図3の8−8
線,9−9線,10−10線に沿う断面概略図、図11
は制御部のブロック図、図12は掃除の1つのパターン
を示す説明図、図13は後輪の概略図、図14は同後輪
により発生される信号を示す説明図、図15および図1
6はメインのフローチャート、図17は自動運転停止の
処理を示すフローチャート、図18および図19は自動
運転時のフローチャートである。
実施形態の一例を説明する。図1は本実施形態に係る掃
除玩具の要部を示す正面概略図、図2は同要部の側面概
略図、図3は図1の3−3線に沿う断面概略図、図4は
図3の4−4線に沿う断面概略図、図5は同要部の底面
概略図、図6は図2の6−6線に沿う断面概略図、図7
は図6の要部の拡大図、図8,9,10は図3の8−8
線,9−9線,10−10線に沿う断面概略図、図11
は制御部のブロック図、図12は掃除の1つのパターン
を示す説明図、図13は後輪の概略図、図14は同後輪
により発生される信号を示す説明図、図15および図1
6はメインのフローチャート、図17は自動運転停止の
処理を示すフローチャート、図18および図19は自動
運転時のフローチャートである。
【0016】本実施の形態に係る自走対話式の掃除玩具
10は、図1,2に示すように、軽量な合成樹脂製のほ
ぼ密閉筒状をした胴体11の外部に、揺動若しくは回動
可能な一対の手部12を取り付け、下部に脚部13(操
舵輪でありかつ駆動輪の前輪13aと、従動輪の後輪1
3bからなるが、前後両輪をまとめて走行輪と称するこ
ともある)を設け、胴体11の外部を、動物あるいは人
形等の形状をした縫いぐるみ15により覆うとともに、
この胴体11の内部に掃除機20(図3参照)を組み込
み、常時は可愛い置物や、手足を動かしつつ対話する玩
具として使用し、場合によっては自走しつつ掃除を行な
う実用性のある掃除用ロボットとして使用するものであ
る。
10は、図1,2に示すように、軽量な合成樹脂製のほ
ぼ密閉筒状をした胴体11の外部に、揺動若しくは回動
可能な一対の手部12を取り付け、下部に脚部13(操
舵輪でありかつ駆動輪の前輪13aと、従動輪の後輪1
3bからなるが、前後両輪をまとめて走行輪と称するこ
ともある)を設け、胴体11の外部を、動物あるいは人
形等の形状をした縫いぐるみ15により覆うとともに、
この胴体11の内部に掃除機20(図3参照)を組み込
み、常時は可愛い置物や、手足を動かしつつ対話する玩
具として使用し、場合によっては自走しつつ掃除を行な
う実用性のある掃除用ロボットとして使用するものであ
る。
【0017】さらに具体的に詳述する。この掃除玩具1
0は、図3に示すように、胴体11の内部が中央仕切壁
16により前後に仕切られ、この中央仕切壁16の後部
には、掃除機20と、手部12を駆動する駆動機構40
(図6,7参照)が組み込まれ、中央仕切壁16の前部
には、障害物を感知する部材50と、人の音声を感知す
る部材55と、前記脚部13の車輪の走行方向を制御す
る操舵部60と、これらの制御部Cと、動力源であるバ
ッテリBが設けられている。
0は、図3に示すように、胴体11の内部が中央仕切壁
16により前後に仕切られ、この中央仕切壁16の後部
には、掃除機20と、手部12を駆動する駆動機構40
(図6,7参照)が組み込まれ、中央仕切壁16の前部
には、障害物を感知する部材50と、人の音声を感知す
る部材55と、前記脚部13の車輪の走行方向を制御す
る操舵部60と、これらの制御部Cと、動力源であるバ
ッテリBが設けられている。
【0018】まず、中央仕切壁16の後部側について説
明する。掃除機20は、図5に示すように、胴体11の
下面に開設された吹込口21から臨むように、傾斜した
ブレード22aを有する回転ブラシ22が設けられてい
る。この回転ブラシ22は、図3,4に示すように、前
記中央仕切壁16に一端が回動可能に軸支された一対の
アーム23の先端に支持され、モータM1 により駆動さ
れる。モータM1 の回転は、回転軸M1aに取り付けられ
たギアG1 、アイドルギアG2 及び前記回転ブラシ22
の軸22aに設けられたギアG3 を介して伝達され、回
転ブラシ22が回転される。
明する。掃除機20は、図5に示すように、胴体11の
下面に開設された吹込口21から臨むように、傾斜した
ブレード22aを有する回転ブラシ22が設けられてい
る。この回転ブラシ22は、図3,4に示すように、前
記中央仕切壁16に一端が回動可能に軸支された一対の
アーム23の先端に支持され、モータM1 により駆動さ
れる。モータM1 の回転は、回転軸M1aに取り付けられ
たギアG1 、アイドルギアG2 及び前記回転ブラシ22
の軸22aに設けられたギアG3 を介して伝達され、回
転ブラシ22が回転される。
【0019】また、この回転ブラシ22は、床面に当接
する位置と当接しない後退位置とを選択的に取ることが
できるように構成され、掃除機として使用する場合に
は、床面を回転ブラシ22により叩きつつ掃除を行な
い、人形として使用する場合には静かで滑らかに走行す
るようにしている。
する位置と当接しない後退位置とを選択的に取ることが
できるように構成され、掃除機として使用する場合に
は、床面を回転ブラシ22により叩きつつ掃除を行な
い、人形として使用する場合には静かで滑らかに走行す
るようにしている。
【0020】回転ブラシ22を上下変位させる構成は、
どのような機構でも良いが、例えば、図4に示すよう
に、モータM1 の回転軸M1aを前記ギアG1 の反対側に
も突設し、この回転軸M1aと前記一対のアーム23の基
端の支持軸23aとをクラッチ24を介して連結する。
そして、このクラッチ24をオン−オフすることにより
前記モータM1 の回転力を利用して支持軸23aを中心
にアーム23を上下変位させる。
どのような機構でも良いが、例えば、図4に示すよう
に、モータM1 の回転軸M1aを前記ギアG1 の反対側に
も突設し、この回転軸M1aと前記一対のアーム23の基
端の支持軸23aとをクラッチ24を介して連結する。
そして、このクラッチ24をオン−オフすることにより
前記モータM1 の回転力を利用して支持軸23aを中心
にアーム23を上下変位させる。
【0021】この回転ブラシ22の上部には、吸込通路
25が連通され、この吸込通路25の上部は、集塵室2
6と連通されている。この集塵室26は、図3に示すよ
うに、底部が前記中央仕切壁16の平坦部16aにより
形成され、胴体11の背面に着脱自在に設けられた蓋2
7を開放することにより内部に集塵袋28を収納するこ
とができるようになっている。集塵袋28は、フランジ
28aと通気性のある袋本体28bとから構成されてお
り、このフランジ28aを前記平坦部16aに当てた状
態で、回動可能な固定部材29を立ち上げて、固定保持
するようになっている。
25が連通され、この吸込通路25の上部は、集塵室2
6と連通されている。この集塵室26は、図3に示すよ
うに、底部が前記中央仕切壁16の平坦部16aにより
形成され、胴体11の背面に着脱自在に設けられた蓋2
7を開放することにより内部に集塵袋28を収納するこ
とができるようになっている。集塵袋28は、フランジ
28aと通気性のある袋本体28bとから構成されてお
り、このフランジ28aを前記平坦部16aに当てた状
態で、回動可能な固定部材29を立ち上げて、固定保持
するようになっている。
【0022】なお、前記吸込通路25内であって前記集
塵袋28の下位には、吸込通路25を流通する空気によ
り持ち上げられ、空気が停止すると元の位置に復位する
ダンパー30を設けることが好ましい。このダンパー3
0により集めた埃等が回転ブラシ22側に落下しないよ
うにするためである。
塵袋28の下位には、吸込通路25を流通する空気によ
り持ち上げられ、空気が停止すると元の位置に復位する
ダンパー30を設けることが好ましい。このダンパー3
0により集めた埃等が回転ブラシ22側に落下しないよ
うにするためである。
【0023】集塵室26の上位には、フィルタFの他
に、前記中央仕切壁16の突部16bにシール部材31
を介して支持されたファンスクロール32が設けられ、
このファンスクロール32内には多翼ファン等から構成
されたファン33が設けられ、このファン33は、モー
タM2 に連結されている。なお、このモータM2 と前記
中央仕切壁16の上部との間には防振材34が設けら
れ、外部に振動騒音が漏洩しないようにしている。
に、前記中央仕切壁16の突部16bにシール部材31
を介して支持されたファンスクロール32が設けられ、
このファンスクロール32内には多翼ファン等から構成
されたファン33が設けられ、このファン33は、モー
タM2 に連結されている。なお、このモータM2 と前記
中央仕切壁16の上部との間には防振材34が設けら
れ、外部に振動騒音が漏洩しないようにしている。
【0024】前記ファンスクロール32から吹き出され
た空気流は、前記胴体11の背面に開設された吹出口3
5より外部に吐出される。この場合、吹出口35の近傍
に、例えば、ここを流れる空気流に応じて電流値が変化
する電気抵抗部材等からなるセンサー(図示せず)を設
け、外部に吐出される風量が所定値以下となると、集塵
袋28の集塵容量が規定容量に達したことを警告する警
告音を発するようにすることが好ましい。なお、この吹
出口35近傍の、図3に示す「36」は、前記蓋27を
外す時に便利なように指が入り込むようにした孔であ
る。
た空気流は、前記胴体11の背面に開設された吹出口3
5より外部に吐出される。この場合、吹出口35の近傍
に、例えば、ここを流れる空気流に応じて電流値が変化
する電気抵抗部材等からなるセンサー(図示せず)を設
け、外部に吐出される風量が所定値以下となると、集塵
袋28の集塵容量が規定容量に達したことを警告する警
告音を発するようにすることが好ましい。なお、この吹
出口35近傍の、図3に示す「36」は、前記蓋27を
外す時に便利なように指が入り込むようにした孔であ
る。
【0025】また、前記手部12の駆動機構40は、図
6,7に示すように、脚部13を構成する後輪13bを
駆動源とするもので、この後輪13bの軸41に取り付
けられた小径d1 の回転板42と、手部12の軸42に
取り付けられた大径d2 の回転板43の外周縁部にそれ
ぞれピン42a,43aを取り付け、これらピン42
a,43aを連結ロッド44により連結したものであ
る。
6,7に示すように、脚部13を構成する後輪13bを
駆動源とするもので、この後輪13bの軸41に取り付
けられた小径d1 の回転板42と、手部12の軸42に
取り付けられた大径d2 の回転板43の外周縁部にそれ
ぞれピン42a,43aを取り付け、これらピン42
a,43aを連結ロッド44により連結したものであ
る。
【0026】この手部駆動機構40は、図7に示すよう
に、回転板42と43の直径を小径d1 と大径d2 に
し、小径d1 の回転板42が1回転しても、大径d2 の
回転板43が1回転しないようにすることにより手部1
2が揺動するようにしている。なお、この駆動機構40
の駆動源は、後輪13bのみに限定されるものではな
く、前輪13aであっても良い。
に、回転板42と43の直径を小径d1 と大径d2 に
し、小径d1 の回転板42が1回転しても、大径d2 の
回転板43が1回転しないようにすることにより手部1
2が揺動するようにしている。なお、この駆動機構40
の駆動源は、後輪13bのみに限定されるものではな
く、前輪13aであっても良い。
【0027】中央仕切壁16の前部側について説明す
る。前記障害物感知部材50は、図1,2,3に示すよ
うに、前記脚部13の内の前足に相当する前輪13aを
胴体11より前方に突出し、当該前輪13aを覆うよう
に設けられた左右一対のカバー部材51を独立に変位可
能となるように胴体11にピンとばね等により取り付け
たものである。
る。前記障害物感知部材50は、図1,2,3に示すよ
うに、前記脚部13の内の前足に相当する前輪13aを
胴体11より前方に突出し、当該前輪13aを覆うよう
に設けられた左右一対のカバー部材51を独立に変位可
能となるように胴体11にピンとばね等により取り付け
たものである。
【0028】そして、例えば、柱あるいは家具等のよう
な障害物と衝突すると、カバー部材51が変位し、この
変位により各カバー部材51の直近位置に設けられた各
センサー(図示せず)からの信号が、図11に示すよう
に制御部Cに入力されるようになっている。この制御部
Cは、例えば、左側のカバー部材51が障害物と衝突す
ると、右方向に向かうように操舵部60に信号を出力す
る。なお、このカバー部材51は、左右一対のみに限定
されるものではなく、前方部分と左右部分というように
さらに多数設けても良いのはもちろんである。
な障害物と衝突すると、カバー部材51が変位し、この
変位により各カバー部材51の直近位置に設けられた各
センサー(図示せず)からの信号が、図11に示すよう
に制御部Cに入力されるようになっている。この制御部
Cは、例えば、左側のカバー部材51が障害物と衝突す
ると、右方向に向かうように操舵部60に信号を出力す
る。なお、このカバー部材51は、左右一対のみに限定
されるものではなく、前方部分と左右部分というように
さらに多数設けても良いのはもちろんである。
【0029】音声感知部材55は、図1,3に示すよう
に、前記胴体11の前面に設けられたマイクであり、こ
れにより人の音声を感知し、図11に示すように、この
音声を音声認識部56で識別し、音声合成部57で合成
された応答メッセージの音声をアンプ58で増幅した後
にスピーカ59より出力するようにしている。
に、前記胴体11の前面に設けられたマイクであり、こ
れにより人の音声を感知し、図11に示すように、この
音声を音声認識部56で識別し、音声合成部57で合成
された応答メッセージの音声をアンプ58で増幅した後
にスピーカ59より出力するようにしている。
【0030】なお、この音声認識部56で識別すると
き、限定された音声に対してのみ、命令を制御部Cに入
力するようにしてもよい。これにより当該玩具10は、
特定人の命令により所定の作動をしたり、特定人との対
話に使用することができる。
き、限定された音声に対してのみ、命令を制御部Cに入
力するようにしてもよい。これにより当該玩具10は、
特定人の命令により所定の作動をしたり、特定人との対
話に使用することができる。
【0031】このため、本実施の形態では、図12に示
すように、玩具10の制御部Cにメモリ70を接続し、
当該メモリ70に予め所定の応答メッセージを何種類か
記憶させ、この応答メッセージにより当該玩具10が音
声を発するようにしている。
すように、玩具10の制御部Cにメモリ70を接続し、
当該メモリ70に予め所定の応答メッセージを何種類か
記憶させ、この応答メッセージにより当該玩具10が音
声を発するようにしている。
【0032】前記操舵部60は、前輪13aに所定の舵
角を付与するものであり、図3,8に示すように、前輪
13aの駆動部61全体を操舵軸62により操舵するよ
うになっているが、この操舵軸60の回転位置は、位置
検知手段63により検知され、その信号が前記制御部C
に入力されるようになっている。
角を付与するものであり、図3,8に示すように、前輪
13aの駆動部61全体を操舵軸62により操舵するよ
うになっているが、この操舵軸60の回転位置は、位置
検知手段63により検知され、その信号が前記制御部C
に入力されるようになっている。
【0033】前記駆動部60は、前記操舵軸62の下端
に取り付けられた断面コ字状をした操舵ブラケット64
を有し、この操舵ブラケット64の間にモータM3 によ
り駆動される複数のギアG3 〜G8 を介して支持軸65
に支持された一対の前輪13aを駆動するようになって
いる。
に取り付けられた断面コ字状をした操舵ブラケット64
を有し、この操舵ブラケット64の間にモータM3 によ
り駆動される複数のギアG3 〜G8 を介して支持軸65
に支持された一対の前輪13aを駆動するようになって
いる。
【0034】また、前記操舵軸62の下端部位には、図
9に示すような部分ギアG9 が取り付けられ、この部分
ギアG9 は、ギアG10が噛合され、このギアG10を駆動
する方向制御用のモータM4 が回転するとギアG10を介
して部分ギアG9 が回転するようになっている。このモ
ータM4 及び前記操舵軸62は、前記中央仕切壁16よ
り突出された支持板16cに支持されている。
9に示すような部分ギアG9 が取り付けられ、この部分
ギアG9 は、ギアG10が噛合され、このギアG10を駆動
する方向制御用のモータM4 が回転するとギアG10を介
して部分ギアG9 が回転するようになっている。このモ
ータM4 及び前記操舵軸62は、前記中央仕切壁16よ
り突出された支持板16cに支持されている。
【0035】一方、操舵軸62の上端には、操舵軸62
の回転位置を検知する位置検知手段63が設けられてい
る。この位置検知手段63は、前記バッテリBが載置さ
れている支持プレート16dの下面に基板66が取り付
けられ、この基板66に対向して回転アーム67が設け
られ、この回転アーム67側の接点が前記基板66の表
面に形成された角度確認パターンに接触している。
の回転位置を検知する位置検知手段63が設けられてい
る。この位置検知手段63は、前記バッテリBが載置さ
れている支持プレート16dの下面に基板66が取り付
けられ、この基板66に対向して回転アーム67が設け
られ、この回転アーム67側の接点が前記基板66の表
面に形成された角度確認パターンに接触している。
【0036】角度確認パターンは、図10に示すよう
に、中心角がほぼ60〜70度の範囲に形成されてお
り、最内周には、前輪13aが左側を向いているか、右
側を向いているかあるいは直進状態にあるかを検知する
ための3つの導体部(I,H,J)を有する第1パター
ンP1 があり、中間には、当該回転アーム67が大体ど
の位置にいるかを検知する7つに分割された比較的幅広
の導体部(a〜g)を有する第2パターンP2 があり、
最外周には、15度間隔に設けられた狭い幅の7つの導
体部(A〜G)を有する第3パターンP3 がある。この
ように3つのパターンを同心的に形成すれば、現時点の
当該玩具が向かう方向が確実に判断できることになる。
に、中心角がほぼ60〜70度の範囲に形成されてお
り、最内周には、前輪13aが左側を向いているか、右
側を向いているかあるいは直進状態にあるかを検知する
ための3つの導体部(I,H,J)を有する第1パター
ンP1 があり、中間には、当該回転アーム67が大体ど
の位置にいるかを検知する7つに分割された比較的幅広
の導体部(a〜g)を有する第2パターンP2 があり、
最外周には、15度間隔に設けられた狭い幅の7つの導
体部(A〜G)を有する第3パターンP3 がある。この
ように3つのパターンを同心的に形成すれば、現時点の
当該玩具が向かう方向が確実に判断できることになる。
【0037】例えば、回転アーム67が、導体部(A,
a,H)と接触している場合には、前輪13aは直進可
能な状態にあり、導体部(E,e,J)と接触している
場合には、右15度回転している状態にあり、導体部
(C,c,I)と接触している場合には、左30度回転
している状態にある。
a,H)と接触している場合には、前輪13aは直進可
能な状態にあり、導体部(E,e,J)と接触している
場合には、右15度回転している状態にあり、導体部
(C,c,I)と接触している場合には、左30度回転
している状態にある。
【0038】なお、本発明は、このような同心的な3つ
のパターンに限定されるものではなく、さらに多数の同
心的なパターンとすれば、一層精度の高い位置情報を得
ることができる。この位置検知手段63からの信号も、
図11に示すように、当該玩具の位置情報として制御部
Cに入力される。
のパターンに限定されるものではなく、さらに多数の同
心的なパターンとすれば、一層精度の高い位置情報を得
ることができる。この位置検知手段63からの信号も、
図11に示すように、当該玩具の位置情報として制御部
Cに入力される。
【0039】このようにすれば、当該玩具10は、障害
物を避けつつ自動的に掃除をすることになるが、単に障
害物を避けて移動するのみであれば、掃除された領域
は、障害物が位置する状態により異なり、いわば行き当
たりばったり的な掃除となるので好ましくない。自動的
に掃除を行なうには、同じ場所を何回も掃除しないよう
にすることが好ましい。
物を避けつつ自動的に掃除をすることになるが、単に障
害物を避けて移動するのみであれば、掃除された領域
は、障害物が位置する状態により異なり、いわば行き当
たりばったり的な掃除となるので好ましくない。自動的
に掃除を行なうには、同じ場所を何回も掃除しないよう
にすることが好ましい。
【0040】このため、本実施の形態では、メモリ70
に予め所定の掃除パターンを何種類か記憶させ、この掃
除パターンにより当該玩具10が行動するようにしてい
る。
に予め所定の掃除パターンを何種類か記憶させ、この掃
除パターンにより当該玩具10が行動するようにしてい
る。
【0041】この掃除パターンの一例が図12に示され
ている。図12に示す掃除パターンでは、掃除玩具は、
最初、部屋の真ん中に設置される。次に、回転半径を次
第に大きくしつつ旋回する。数回旋回した後に、例え
ば、「北」という基準の方向に対して45度の方向、つ
まり部屋の隅に向かうようにする。そして、到達すると
後退し、方向転換して「南」の方向に進み、到達すると
後退し、方向転換して「西」の方向に進み、到達すると
後退し、方向転換して「北」の方向に進み、到達すると
後退し、方向転換して「東」の方向に進むことにより掃
除を完了する。
ている。図12に示す掃除パターンでは、掃除玩具は、
最初、部屋の真ん中に設置される。次に、回転半径を次
第に大きくしつつ旋回する。数回旋回した後に、例え
ば、「北」という基準の方向に対して45度の方向、つ
まり部屋の隅に向かうようにする。そして、到達すると
後退し、方向転換して「南」の方向に進み、到達すると
後退し、方向転換して「西」の方向に進み、到達すると
後退し、方向転換して「北」の方向に進み、到達すると
後退し、方向転換して「東」の方向に進むことにより掃
除を完了する。
【0042】なお、基準の方向に関しては、「北」等と
いう方位でなく、部屋の柱等のようにセンサーで特定で
きるものであればどのようなものであっても良い。な
お、前記「北」という方位の特定に当たっては、磁気セ
ンサーを使用すれば良い。
いう方位でなく、部屋の柱等のようにセンサーで特定で
きるものであればどのようなものであっても良い。な
お、前記「北」という方位の特定に当たっては、磁気セ
ンサーを使用すれば良い。
【0043】このように効率良く掃除を行なおうとすれ
ば、前輪13aのみの角度検知のみでは不十分なことか
ら、本実施の形態では、さらに、後輪13bからの走行
信号も制御部Cに入力することとしている。また、この
後輪13bからの走行信号を利用すると、走行速度、走
行距離、走行方向等も検知できることから、前記基準の
方向の特定が前記磁気センサーを使用する場合に比し、
極めて安価なものとなり、好ましい。
ば、前輪13aのみの角度検知のみでは不十分なことか
ら、本実施の形態では、さらに、後輪13bからの走行
信号も制御部Cに入力することとしている。また、この
後輪13bからの走行信号を利用すると、走行速度、走
行距離、走行方向等も検知できることから、前記基準の
方向の特定が前記磁気センサーを使用する場合に比し、
極めて安価なものとなり、好ましい。
【0044】この後輪13bからの走行信号は、図13
に示すように、左右の後輪13bに設けられたNS極が
順次着磁されたマグネットMg と、このマグネットMg
と対向する位置にそれぞれ取り付けられた磁気感応の走
行センサー68とにより取り出す。つまり、後輪13b
が回転すると、マグネットMg も同時回転することにな
るが、マグネットMg は走行センサー68をオン−オフ
させつつ回転するので、このオン−オフを走行信号とし
て利用する。
に示すように、左右の後輪13bに設けられたNS極が
順次着磁されたマグネットMg と、このマグネットMg
と対向する位置にそれぞれ取り付けられた磁気感応の走
行センサー68とにより取り出す。つまり、後輪13b
が回転すると、マグネットMg も同時回転することにな
るが、マグネットMg は走行センサー68をオン−オフ
させつつ回転するので、このオン−オフを走行信号とし
て利用する。
【0045】例えば、図14に示すように、直進してい
る場合(図14A参照)には、後輪は、左右とも同じ回
転となるため、走行センサー68からの信号は、同期し
た信号を出力することになり、これが制御部Cに入力さ
れると、両後輪13bの回転差がないことが判断され、
直進走行していると判断される。
る場合(図14A参照)には、後輪は、左右とも同じ回
転となるため、走行センサー68からの信号は、同期し
た信号を出力することになり、これが制御部Cに入力さ
れると、両後輪13bの回転差がないことが判断され、
直進走行していると判断される。
【0046】また、右旋回あるいは左旋回している場合
(図14B,C参照)には、両後輪13bの回転差から
信号の発生数が左右相違することから旋回走行している
と判断される。
(図14B,C参照)には、両後輪13bの回転差から
信号の発生数が左右相違することから旋回走行している
と判断される。
【0047】また、この両後輪13bの回転により発生
する信号数と走行速度とから走行距離も算出することが
でき、この走行距離から前記掃除パターンを確実に実行
することもできる。
する信号数と走行速度とから走行距離も算出することが
でき、この走行距離から前記掃除パターンを確実に実行
することもできる。
【0048】なお、制御部Cから出力される信号によ
り、ファンモータM2 はオン−オフを、回転ブラシ用モ
ータM1 もオン−オフを、方向制御用のモータM4 は正
転−逆転を、走行用のモータM3 は正転−逆転を、それ
ぞれ制御されるが、この動力は、メインスイッチSW1
を介してDC12Vのバッテリから供給され、制御部C
の動力は、前記メインスイッチSW1 と連動するスイッ
チSW2 を介してDC6Vのバッテリから供給される。
また、リモートコントロールし得るように、この制御部
Cにリモコン受信部71を接続しても良い。
り、ファンモータM2 はオン−オフを、回転ブラシ用モ
ータM1 もオン−オフを、方向制御用のモータM4 は正
転−逆転を、走行用のモータM3 は正転−逆転を、それ
ぞれ制御されるが、この動力は、メインスイッチSW1
を介してDC12Vのバッテリから供給され、制御部C
の動力は、前記メインスイッチSW1 と連動するスイッ
チSW2 を介してDC6Vのバッテリから供給される。
また、リモートコントロールし得るように、この制御部
Cにリモコン受信部71を接続しても良い。
【0049】次に、本実施の形態の作用を、図15から
図19のフローチャートに基づいて説明する。以下に説
明する“ゴー”と“ストップ”の音声認識のルーチン
は、自動運転に関するルーチンであり、それ以外の“ア
ドバンス”、“バック”、“ライト”、“レフト”の音
声認識のルーチンは、おもちゃとしての運転に関するル
ーチンである。
図19のフローチャートに基づいて説明する。以下に説
明する“ゴー”と“ストップ”の音声認識のルーチン
は、自動運転に関するルーチンであり、それ以外の“ア
ドバンス”、“バック”、“ライト”、“レフト”の音
声認識のルーチンは、おもちゃとしての運転に関するル
ーチンである。
【0050】まず、音声により玩具を作動させるには、
例えば、特定人が、「ゴー」という音声を出す。この音
声は、マイク55を介して音声認識部56に入力され、
「ゴー」という音声であることが認識される。この認識
結果は、音声指令の割り込み待ち状態にある制御部Cに
入力される(S1,S2)。
例えば、特定人が、「ゴー」という音声を出す。この音
声は、マイク55を介して音声認識部56に入力され、
「ゴー」という音声であることが認識される。この認識
結果は、音声指令の割り込み待ち状態にある制御部Cに
入力される(S1,S2)。
【0051】制御部Cは、音声認識結果を受けて、“ア
イム スイーピング”という音声をスピーカ59から出
力させる。この音声は、メモリ70に記憶されている応
答メッセージ(ディジタル)を取り出し、この応答メッ
セージを音声合成部57に出力して音声(アナログ)に
変換し、これをアンプ58で増幅することによって得て
いる(S3)。
イム スイーピング”という音声をスピーカ59から出
力させる。この音声は、メモリ70に記憶されている応
答メッセージ(ディジタル)を取り出し、この応答メッ
セージを音声合成部57に出力して音声(アナログ)に
変換し、これをアンプ58で増幅することによって得て
いる(S3)。
【0052】音声を出力した後、制御部Cは自動運転を
開始する。自動運転が開始されると、掃除機20が始動
すると共に所定のパターンにしたがって車輪13a,1
3bが走行を開始し、おもちゃとしてのみでなく掃除機
としても機能する。この自動運転は、メモリ70に予め
記憶させてある掃除パターン(たとえば図12のような
行動をするもの)にしたがって行なわれる。
開始する。自動運転が開始されると、掃除機20が始動
すると共に所定のパターンにしたがって車輪13a,1
3bが走行を開始し、おもちゃとしてのみでなく掃除機
としても機能する。この自動運転は、メモリ70に予め
記憶させてある掃除パターン(たとえば図12のような
行動をするもの)にしたがって行なわれる。
【0053】なお、この自動運転については、図18お
よび図19のフローチャートの説明の際に詳細に説明す
る(S4)。
よび図19のフローチャートの説明の際に詳細に説明す
る(S4)。
【0054】次に、「ストップ」という音声を感知する
と(S5)、“アイム ストッピング”という音声をス
ピーカ29から出力した後(S6)、自動運転が停止
し、掃除機20の運転も走行も共に停止する(S7)。
この自動運転の停止は、図17に示すフローチャートに
よって行なわれる。すなわち、「ストップ」という音声
の感知によって、制御部Cにタイマー割込自動運転停止
指令が発生し(S30)、走行用のモータM3 を停止し
(S31)、方向制御用のモータM4 を停止し(S3
2)、ファンモータM2 を停止し(S33)、回転ブラ
シ用のモータM1 を停止させる(S34)。
と(S5)、“アイム ストッピング”という音声をス
ピーカ29から出力した後(S6)、自動運転が停止
し、掃除機20の運転も走行も共に停止する(S7)。
この自動運転の停止は、図17に示すフローチャートに
よって行なわれる。すなわち、「ストップ」という音声
の感知によって、制御部Cにタイマー割込自動運転停止
指令が発生し(S30)、走行用のモータM3 を停止し
(S31)、方向制御用のモータM4 を停止し(S3
2)、ファンモータM2 を停止し(S33)、回転ブラ
シ用のモータM1 を停止させる(S34)。
【0055】一方、「アドバンス」という音声を感知す
ると(S8)、制御部Cは、“アイム ゴーアヘッド”
という音声をスピーカ29から出力させた後(S9)、
走行用のモータM3 により前輪13aを正転させ、玩具
10を前進させる(S10)。
ると(S8)、制御部Cは、“アイム ゴーアヘッド”
という音声をスピーカ29から出力させた後(S9)、
走行用のモータM3 により前輪13aを正転させ、玩具
10を前進させる(S10)。
【0056】また、「バック」という音声を感知すると
(S11)、“アイル ゴーバック”という音声を発し
た後(S12)、前輪13aを逆転し、玩具10を後退
させる(S13)。
(S11)、“アイル ゴーバック”という音声を発し
た後(S12)、前輪13aを逆転し、玩具10を後退
させる(S13)。
【0057】「ライト」という音声を感知すると(図1
6のS14)、制御部Cは、“アイル ターンライト”
という音声をスピーカ29から出力させた後(S1
5)、方向制御用のモータM4 を駆動して前輪13aを
右に操舵し、玩具10を右に旋回させる(S16)。ま
た、「レフト」という音声を感知すると(S17)、
“アイル ターンレフト”という音声を発した後(S1
8)、前輪13aを左に操舵し、玩具10を左に旋回さ
せる(S19)。
6のS14)、制御部Cは、“アイル ターンライト”
という音声をスピーカ29から出力させた後(S1
5)、方向制御用のモータM4 を駆動して前輪13aを
右に操舵し、玩具10を右に旋回させる(S16)。ま
た、「レフト」という音声を感知すると(S17)、
“アイル ターンレフト”という音声を発した後(S1
8)、前輪13aを左に操舵し、玩具10を左に旋回さ
せる(S19)。
【0058】以上のS8からS19のステップの処理が
行なわれるときには、掃除機20として機能する部分は
停止し、玩具10は、単に部屋を走り回るおもちゃとし
てのみ機能することになる。なお、以上の動作は音声の
指令に基づくものであるが、リモコンを用いても同様に
動作させることができる。
行なわれるときには、掃除機20として機能する部分は
停止し、玩具10は、単に部屋を走り回るおもちゃとし
てのみ機能することになる。なお、以上の動作は音声の
指令に基づくものであるが、リモコンを用いても同様に
動作させることができる。
【0059】さらに、フローチャートでは示していない
が、「おはよう」という音声を感知したときには、「お
はようございます」という音声を出力し、「ただいま」
という音声を感知したときには、「お帰りなさい」とい
う音声を出力できるようにもしている。この場合、玩具
10は、単に音声を発する縫いぐるみと同様に機能する
ことになる。なお、音声出力は、「おはようございま
す」や「お帰りなさい」という音声のみに限定されるも
のではなく、英語による音声や他の言葉等種々の音声を
出力することができることはいうまでもない。
が、「おはよう」という音声を感知したときには、「お
はようございます」という音声を出力し、「ただいま」
という音声を感知したときには、「お帰りなさい」とい
う音声を出力できるようにもしている。この場合、玩具
10は、単に音声を発する縫いぐるみと同様に機能する
ことになる。なお、音声出力は、「おはようございま
す」や「お帰りなさい」という音声のみに限定されるも
のではなく、英語による音声や他の言葉等種々の音声を
出力することができることはいうまでもない。
【0060】次に、メインフローチャートのS4のステ
ップの「自動運転」を図18および図19に基づいて説
明する。
ップの「自動運転」を図18および図19に基づいて説
明する。
【0061】自動運転する場合には、例えば、図12に
示すような所定のパターンが選択された状態の玩具10
を部屋の真ん中に置いた状態で掃除を開始する。
示すような所定のパターンが選択された状態の玩具10
を部屋の真ん中に置いた状態で掃除を開始する。
【0062】掃除開始の指令が発せられると(S4
0)、回転ブラシ用モータM1 及びファンモータM2 が
始動する(S41)が、タイマーが作動し、掃除機20
の吸引力が高まるまで待機状態となる(S42)。
0)、回転ブラシ用モータM1 及びファンモータM2 が
始動する(S41)が、タイマーが作動し、掃除機20
の吸引力が高まるまで待機状態となる(S42)。
【0063】掃除可能状態となると、走行用のモータM
3 が正転し、玩具10が前進を開始すると共に方向制御
用のモータM4 が正転し、右方向に向かうようにする
(S43)。この結果、当該玩具10は、掃除をしつつ
旋回を開始する。
3 が正転し、玩具10が前進を開始すると共に方向制御
用のモータM4 が正転し、右方向に向かうようにする
(S43)。この結果、当該玩具10は、掃除をしつつ
旋回を開始する。
【0064】つまり、当該玩具10は、図3において、
走行用のモータM3 が正転すると、複数のギアG3 〜G
8 を介して支持軸65に支持された一対の前輪13aが
駆動され、前進する。また、方向制御用のモータM4 が
正転すると、ギアG10を介して部分ギアG9 が回転し、
この部分ギアG9 が操舵軸62を回転し、この操舵軸6
2が駆動部60全体を保持している操舵ブラケット64
を回転し、玩具10を旋回させる。
走行用のモータM3 が正転すると、複数のギアG3 〜G
8 を介して支持軸65に支持された一対の前輪13aが
駆動され、前進する。また、方向制御用のモータM4 が
正転すると、ギアG10を介して部分ギアG9 が回転し、
この部分ギアG9 が操舵軸62を回転し、この操舵軸6
2が駆動部60全体を保持している操舵ブラケット64
を回転し、玩具10を旋回させる。
【0065】この旋回状態は、両後輪13bの磁気感応
の走行センサー68により検知され、設定方向と一致し
ているか否かが判断される(S44)。一致していると
方向制御用のモータM4 の回転は停止する(S45)。
+側であれば、旋回し過ぎの状態であるために、方向制
御用のモータM4 の回転の正転をオフし、逆転させる
(S46)。−側であれば、旋回不足の状態であるため
に、方向制御用のモータM4 の回転の正転を続ける(S
47)。
の走行センサー68により検知され、設定方向と一致し
ているか否かが判断される(S44)。一致していると
方向制御用のモータM4 の回転は停止する(S45)。
+側であれば、旋回し過ぎの状態であるために、方向制
御用のモータM4 の回転の正転をオフし、逆転させる
(S46)。−側であれば、旋回不足の状態であるため
に、方向制御用のモータM4 の回転の正転を続ける(S
47)。
【0066】このようにして当該玩具10の走行方向
が、設定方向と一致すると、左右の障害物感知部材50
がオフするまで(S48)、当該玩具10は前記パター
ンに基づき掃除をしつつ旋回状態を継続する。
が、設定方向と一致すると、左右の障害物感知部材50
がオフするまで(S48)、当該玩具10は前記パター
ンに基づき掃除をしつつ旋回状態を継続する。
【0067】つまり、当該玩具10は、図3において、
回転ブラシ22が下降し、ブレード22aが吹込口21
から突出し、床面を叩きゴミを浮き上がらせつつファン
33の吸引力でゴミを吸い上げる。このゴミは、吸込通
路25を通り、集塵室26の集塵袋28内に導かれる
が、空気は、この集塵袋28を通過し、フィルタFで漉
されて吹出口35より外部に吐出される。
回転ブラシ22が下降し、ブレード22aが吹込口21
から突出し、床面を叩きゴミを浮き上がらせつつファン
33の吸引力でゴミを吸い上げる。このゴミは、吸込通
路25を通り、集塵室26の集塵袋28内に導かれる
が、空気は、この集塵袋28を通過し、フィルタFで漉
されて吹出口35より外部に吐出される。
【0068】旋回中に、左側の障害物感知部材50がオ
ン状態となると(S49)、走行用のモータM3 がオフ
され(S50)、方向制御用のモータM4 が前輪13a
を左に向けるように回転し(S51)、走行用のモータ
M3 が逆転し(S52)、玩具10を後退させる。そし
て、走行用のモータM3 がオフされ、方向制御用のモー
タM4 が前輪13aを逆の方向、つまり右に向けるよう
に回転し(S53)、走行用のモータM3 が正転する
(S54)。このようにして障害物を回避して、再度走
行を開始する。
ン状態となると(S49)、走行用のモータM3 がオフ
され(S50)、方向制御用のモータM4 が前輪13a
を左に向けるように回転し(S51)、走行用のモータ
M3 が逆転し(S52)、玩具10を後退させる。そし
て、走行用のモータM3 がオフされ、方向制御用のモー
タM4 が前輪13aを逆の方向、つまり右に向けるよう
に回転し(S53)、走行用のモータM3 が正転する
(S54)。このようにして障害物を回避して、再度走
行を開始する。
【0069】一方、右側の障害物感知部材50がオン状
態となると(S55)、走行用のモータM3 がオフされ
(S56)、方向制御用のモータM4 が前輪13aを右
に向けるように回転し(S57)、走行用のモータM3
が逆転し(S58)、玩具10を後退させる。そして、
走行用のモータM3 がオフされ、方向制御用のモータM
4 が前輪13aを逆の方向、つまり左に向けるように回
転し(S59)、走行用のモータM3 が正転する(S6
0)。なお、障害物を回避した後には、前記玩具10は
再度前記パターンに基づき掃除をしつつ旋回状態を継続
することになる。
態となると(S55)、走行用のモータM3 がオフされ
(S56)、方向制御用のモータM4 が前輪13aを右
に向けるように回転し(S57)、走行用のモータM3
が逆転し(S58)、玩具10を後退させる。そして、
走行用のモータM3 がオフされ、方向制御用のモータM
4 が前輪13aを逆の方向、つまり左に向けるように回
転し(S59)、走行用のモータM3 が正転する(S6
0)。なお、障害物を回避した後には、前記玩具10は
再度前記パターンに基づき掃除をしつつ旋回状態を継続
することになる。
【0070】以上のように、本発明の掃除玩具は、常時
は対話ができる可愛い縫いぐるみとして、また、部屋を
走り回ったり手足を動かしつつ対話するおもちゃとし
て、さらには、自走しながら掃除を行なう実用性のある
掃除用ロボットとして使用できる。
は対話ができる可愛い縫いぐるみとして、また、部屋を
走り回ったり手足を動かしつつ対話するおもちゃとし
て、さらには、自走しながら掃除を行なう実用性のある
掃除用ロボットとして使用できる。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
は、走行障害物を感知する感知部材と、人の音声を感知
する感知部材とを設け、少なくとも前記感知部材のいず
れかからの信号によって、掃除機、操舵部及び走行輪に
対する制御が行なわれるようにしたので、部屋を走り回
ったり対話する玩具として使用できると共に、自走しな
がら掃除する実用性のある掃除用ロボットとしても使用
できる。
は、走行障害物を感知する感知部材と、人の音声を感知
する感知部材とを設け、少なくとも前記感知部材のいず
れかからの信号によって、掃除機、操舵部及び走行輪に
対する制御が行なわれるようにしたので、部屋を走り回
ったり対話する玩具として使用できると共に、自走しな
がら掃除する実用性のある掃除用ロボットとしても使用
できる。
【0072】請求項2に記載の発明は、側部に手部を設
け、当該手部と前記脚部の内の操舵輪又は走行輪とを、
回転運動を揺動運動に変換する駆動機構を介して連結し
たので、部屋を走り回ったり手足を動かしつつ対話でき
るようになり、手足の動きの可愛らしい掃除玩具が提供
できる。
け、当該手部と前記脚部の内の操舵輪又は走行輪とを、
回転運動を揺動運動に変換する駆動機構を介して連結し
たので、部屋を走り回ったり手足を動かしつつ対話でき
るようになり、手足の動きの可愛らしい掃除玩具が提供
できる。
【0073】請求項3に記載の発明は、人の音声入力に
対して所定の応答メッセージを出力するようにしたの
で、指令に対して応答する楽しい掃除玩具が構成でき、
また、特定の者による指令にしか応答しない掃除玩具と
することもできるが、このようにすれば、所有者の独占
欲が満たされ、掃除玩具のおもちゃとしての可愛らしさ
を助長することができる。
対して所定の応答メッセージを出力するようにしたの
で、指令に対して応答する楽しい掃除玩具が構成でき、
また、特定の者による指令にしか応答しない掃除玩具と
することもできるが、このようにすれば、所有者の独占
欲が満たされ、掃除玩具のおもちゃとしての可愛らしさ
を助長することができる。
【0074】請求項4に記載の発明は、リモートコント
ロール受信部からの信号が入力されると、前記掃除機、
操舵部及び走行輪に対する制御信号が出力されるように
したので、リモコンによっても請求項1と同一の効果を
奏する掃除玩具が提供できる。
ロール受信部からの信号が入力されると、前記掃除機、
操舵部及び走行輪に対する制御信号が出力されるように
したので、リモコンによっても請求項1と同一の効果を
奏する掃除玩具が提供できる。
【0075】請求項5に記載の発明は、障害物との衝突
により変位したカバー部材からの信号により逆方向に向
かうように前方走行輪を制御するようにしたので、障害
物を避けながら掃除ができる実用性のある掃除玩具が提
供できる。
により変位したカバー部材からの信号により逆方向に向
かうように前方走行輪を制御するようにしたので、障害
物を避けながら掃除ができる実用性のある掃除玩具が提
供できる。
【0076】請求項6に記載の発明は、マグネットと磁
気感応センサーからの信号に基づいて操舵角、走行距離
を決定し、予め設定された掃除パターンに沿って走行す
るようにしたので、完全自動で部屋を掃除する実用性の
ある掃除玩具が提供できる。
気感応センサーからの信号に基づいて操舵角、走行距離
を決定し、予め設定された掃除パターンに沿って走行す
るようにしたので、完全自動で部屋を掃除する実用性の
ある掃除玩具が提供できる。
【0077】請求項7に記載の発明は、回転ブラシが、
床面に当接する位置と床面に当接しない後退位置とを選
択的に取ることができるようにしたので、部屋を走り回
ったり対話する玩具として使用する場合には回転ブラシ
が走行の邪魔にならないようにし、自走しながら掃除を
行なう実用性のある掃除用ロボットとして使用する場合
には回転ブラシを用いて効率的な掃除をさせることがで
きる。
床面に当接する位置と床面に当接しない後退位置とを選
択的に取ることができるようにしたので、部屋を走り回
ったり対話する玩具として使用する場合には回転ブラシ
が走行の邪魔にならないようにし、自走しながら掃除を
行なう実用性のある掃除用ロボットとして使用する場合
には回転ブラシを用いて効率的な掃除をさせることがで
きる。
【0078】請求項8に記載の発明は、吹出口より外部
に吐出される風量が所定値以下となると、集塵袋の集塵
容量が規定容量に達したことを警告する警告音を発する
ようにしたので、集塵袋の交換時期を容易に知ることが
できる。
に吐出される風量が所定値以下となると、集塵袋の集塵
容量が規定容量に達したことを警告する警告音を発する
ようにしたので、集塵袋の交換時期を容易に知ることが
できる。
【0079】請求項9に記載の発明は、胴体と手部は、
所定形状の縫いぐるみにより外部を覆ったので、単なる
掃除玩具には止まらず、常時は部屋の置物や飾りのよう
な感覚で楽しむことができる。
所定形状の縫いぐるみにより外部を覆ったので、単なる
掃除玩具には止まらず、常時は部屋の置物や飾りのよう
な感覚で楽しむことができる。
【図1】 本実施形態の要部を示す正面概略図である。
【図2】 同要部の側面概略図である。
【図3】 図1の3−3線に沿う断面概略図である。
【図4】 図3の4−4線に沿う断面概略図である。
【図5】 同要部の底面概略図である。
【図6】 図2の6−6線に沿う断面概略図である。
【図7】 図6の要部の拡大図である。
【図8】 図3の8−8線に沿う断面概略図である。
【図9】 図3の9−9線に沿う断面概略図である。
【図10】 図3の10−10線に沿う断面概略図であ
る。
る。
【図11】 制御部のブロック図である。
【図12】 掃除の1つのパターンを示す説明図であ
る。
る。
【図13】 後輪の概略図である。
【図14】 同後輪により発生される信号を示す説明図
である。
である。
【図15】 メインのフローチャートである。
【図16】 メインのフローチャートである。
【図17】 自動運転停止の処理を示すフローチャート
である。
である。
【図18】 自動運転時のフローチャートである。
【図19】 自動運転時のフローチャートである。
11…胴体、 12…手部、 13…脚部、 15…縫いぐるみ、 20…掃除機、 21…吹込口、 22…回転ブラシ、 35…吹出口、 40…駆動機構 51…障害物感知部材(カバー部材)、 55…音声感知部材、 59…スピーカ、 60…操舵部、 68…磁気感応センサー、 71…リモートコントロール受信部、 C…制御部、 Mg …マグネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63H 3/00 A63H 3/00 L 3/33 3/33 A Fターム(参考) 2C150 CA01 DA06 DA27 DA28 DF01 DF02 DF03 DF31 DJ08 EB01 EB44 EC03 ED42 ED49 EF01 EF13 EF15 EF16 EH08 FA01 FA02 3B006 JA03 KA01 3B057 DA06 DA07 3B061 AA32 AA35 AD04 3B062 AK05 AK16
Claims (9)
- 【請求項1】 胴体の内部に掃除機が組み込まれ、当該
胴体の下部に設けられた脚部が走行輪により構成された
電動走行する自走式の掃除玩具において、 走行障害物を感知する感知部材と、人の音声を感知する
感知部材と、前記走行輪の走行方向を制御する操舵部
と、少なくとも前記感知部材のいずれか一方からの信号
が入力されると、前記掃除機、操舵部及び走行輪に対す
る制御信号が出力されるようにした制御部とを有する掃
除玩具。 - 【請求項2】 前記胴体は、側部に手部が設けられ、当
該手部と前記脚部の走行輪とを、回転運動を揺動運動に
変換する駆動機構を介して連結したことを特徴とする請
求項1に記載の掃除玩具。 - 【請求項3】 前記制御部は、前記人の音声を感知する
感知部材が感知した音声入力に対して所定の応答メッセ
ージをスピーカより出力するようにしたことを特徴とす
る請求項1又は2に記載の掃除玩具。 - 【請求項4】 前記制御部は、リモートコントロール受
信部からの信号が入力されると、前記掃除機、操舵部及
び走行輪に対する制御信号が出力されるようにしたこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の掃除玩具。 - 【請求項5】 前記障害物感知部材は、前記脚部の内の
前方走行輪を胴体より前方に突出し、当該前方走行輪を
覆うように設けられたカバー部材を少なくとも左右独立
に変位可能とし、前記障害物との衝突により変位したカ
バー部材からの信号が前記制御部に入力されると、当該
制御部が逆方向に向かうように前記前方走行輪を制御す
るようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
掃除玩具。 - 【請求項6】 前記制御部は、脚部の走行輪のいずれか
に当該走行輪とともに回転するマグネットを有し、当該
マグネットと対向して設けられた磁気感応センサーから
の信号が入力され、このマグネットと磁気感応センサー
からの信号に基づいて操舵角、走行距離を決定し、予め
設定された掃除パターンに沿って走行するようにしたこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の掃除玩具。 - 【請求項7】 前記掃除機は、前記胴体の下面に設けら
れた吹込口に回転ブラシを有し、当該回転ブラシが、床
面に当接する位置と床面に当接しない後退位置とを選択
的に取ることができるようにしたことを特徴とする請求
項1又は2に記載の掃除玩具。 - 【請求項8】 前記掃除機は、吹出口より外部に吐出さ
れる風量が所定値以下となると、集塵袋の集塵容量が規
定容量に達したことを警告する警告音を発するようにし
たことを特徴とする請求項1又は2に記載の掃除玩具。 - 【請求項9】 前記胴体と手部は、所定形状の縫いぐる
みにより外部を覆ったことを特徴とする請求項1又は2
に記載の掃除玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10310608A JP2000135186A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 掃除玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10310608A JP2000135186A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 掃除玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000135186A true JP2000135186A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18007315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10310608A Withdrawn JP2000135186A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 掃除玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000135186A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-10-30 JP JP10310608A patent/JP2000135186A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |