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JP2000066890A - 起動制限プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

起動制限プログラムを記録した記録媒体

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Publication number
JP2000066890A
JP2000066890A JP10240787A JP24078798A JP2000066890A JP 2000066890 A JP2000066890 A JP 2000066890A JP 10240787 A JP10240787 A JP 10240787A JP 24078798 A JP24078798 A JP 24078798A JP 2000066890 A JP2000066890 A JP 2000066890A
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JP
Japan
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installation
application software
computer device
protect
computer
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Application number
JP10240787A
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Hitoshi Sakakibara
仁 榊原
Yoshihiko Tokunaga
吉彦 徳永
Hironori Matsushima
裕紀 松島
Tadashi Iwata
正 岩田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JP2000066890A publication Critical patent/JP2000066890A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正インストールされたアプリケーションソ
フトウェアの起動を防止し、正当なインストール先であ
るコンピュータ装置への再度のインストールにも対応可
能な起動制限プログラムを記録した記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 起動制限プログラムSW3は、コンピュ
ータ装置20に、ユーザーコードUCとインストール時
刻とからインストールIDを生成させ、さらにインスト
ールIDとボリュームシリアル番号BSとからプロテク
トIDを生成させ、インストールIDとプロテクトID
とを基にして不正インストールを判別させるように構成
し、1つのユーザーコードUCに対して1つのコンピュ
ータ装置20にしかも基本的に1回限りのインストール
のみを行えるようにし、さらに、既にインストールした
実績があるアプリケーションソフトウェアSW1なら
ば、復旧必要時には、回数上限付きで再インストールに
対処できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピーディス
クやCD−ROMなどに代表されるような記録媒体に記
録され、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置
にインストールされるソフトウェアの不正インストール
の有無を検出する起動制限プログラムに関するものであ
り、しかも、ソフトウェアの復旧作業に条件付きで対応
可能な機能を備えるような、起動制限プログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図9を用いて従来の起動制限プログラム
を使用した記録媒体を説明する。図9は記録媒体からコ
ンピュータ装置へのアプリケーションソフトウェアのイ
ンストールに関する説明図で、図9(a) は第1の従来例
の説明図、図9(b) は第2の従来例の説明図である。
【0003】図9(a) に示す第1の従来例において、ア
プリケーションソフトウェアSW1は、フロッピーディ
スクやCD−ROMなどの記録媒体10を介して、パー
ソナルコンピュータなどのコンピュータ装置20へイン
ストールされる。アプリケーションソフトウェアSW1
の使用許可をエンジニアリング会社から受けた者には、
ユーザーコードUCが予め割り当てられる。記録媒体1
0には、アプリケーションソフトウェアSW1の他に
も、ユーザーコードUCに対応した鍵暗号が、ユーザー
コード識別用コードID01として記録されている。イン
ストールを行う操作入力者は、記録媒体10をコンピュ
ータ装置20へ読み込ませ、ユーザーコードUCをコン
ピュータ装置20へ入力する。コンピュータ装置20
は、ユーザーコード識別用コードID01を基にしてユー
ザーコードUCの正否を確認することで、アプリケーシ
ョンソフトウェアSW1のインストールの可否を決定す
る。
【0004】図9(b) に示す第2の従来例において、ア
プリケーションソフトウェアSW1は、フロッピーディ
スクやCD−ROMなどの記録媒体10を介して、パー
ソナルコンピュータなどのコンピュータ装置20へイン
ストールされる。記録媒体10には、アプリケーション
ソフトウェアSW1の他にも、インストール制限プログ
ラムSW2が記録されている。インストール制限プログ
ラムSW2は、予め、エンジニアリング会社によって、
コンピュータ装置20のハードディスクに固有のボリュ
ームシリアル番号BS01を記憶していて該ボリュームシ
リアル番号を判別可能に作製されており、読み取ったボ
リュームシリアル番号がボリュームシリアル番号BS01
の値と一致する場合に限って、アプリケーションソフト
ウェアSW1を基本的に1回に限ってコンピュータ装置
20にインストールする。つまり、操作者がコンピュー
タ装置20とは異なる例えばコンピュータ装置21のハ
ードディスクに記録媒体10を挿入してアプリケーショ
ンソフトウェアSW1をインストールしようとしても、
インストール制限プログラムSW2は、コンピュータ装
置21のハードディスクから読み取るボリュームシリア
ル番号がボリュームシリアル番号BS01とは異なるボリ
ュームシリアル番号BS02であるため、コンピュータ装
置21へのアプリケーションソフトウェアSW1のイン
ストールを行わない。このように、第2の従来例におい
ては、インストール制限プログラムSW2は、予め決め
られたコンピュータ装置20にしか、アプリケーション
ソフトウェアSW1のインストールを行わない。
【0005】上記第1の従来例または第2の従来例にお
いては、インストール制限プログラムSW2は、インス
トール回数を制限する機能が付加されたものもある。こ
の場合、インストール制限プログラムSW2は、アプリ
ケーションソフトウェアSW1のインストールを1回に
限らず、所定の回数まではインストールできるようにし
たものである。インストール制限プログラムSW2は、
第1の従来例に示したようなユーザーコードUCの正否
の確認をする機能と、インストール回数を制限する機能
とを併せた機能を有するように作製されたり、また、第
2の従来例に示したようなボリュームシリアル番号BS
01の正否を確認をする機能と、インストール回数を制限
する機能とを併せた機能を有するように作製されたりす
る。
【0006】また、上述した各従来例において、図示は
しないが、インストール制限プログラムSW2は、記録
媒体10の複製防止機能を付加されたものもある。この
場合、インストール制限プログラムSW2は、正規の記
録媒体10のシリアル番号など記録媒体10に固有の番
号SN01を記憶している。記録媒体10を複製して得ら
れる記録媒体11は、やはり固有の番号SN02を有して
おり、記録媒体11のインストール制限プログラムSW
02は、固有の番号SN02が固有の番号SN01と一致し
ない限りは、記録媒体11のアプリケーションソフトウ
ェアSW1を、コンピュータ装置20などにインストー
ルしない。このようにインストール制限プログラムSW
2は、固有の番号SN01、SN02の比較を行って、記録
媒体11が複製されてできたものであることを知り、不
正なインストールを防止するのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の起動制限プログラムを記録した記録媒体に
おいては、第1の従来例では、ユーザーコードUCを照
合するだけであるので、複数のコンピュータ装置20へ
のインストールが可能になってしまい、複数のコンピュ
ータ装置20で同一のアプリケーションソフトウェアS
W1が起動できるようになってしまい、不正インストー
ル防止の目的が果たせないおそれがあった。また、第2
の従来例では、アプリケーションソフトウェアSW1
は、インストール可能な回数が、インストール制限プロ
グラムSW2に因って1回や2回など所定回数に限られ
ているため、コンピュータ装置20が破損したり動作不
良になる等のトラブルが発生し、アプリケーションソフ
トウェアSW1をそれまでインストールしていたコンピ
ュータ装置20に、同じアプリケーションソフトウェア
SW1を、再度インストールしなければならなくなる
と、インストール制限プログラムSW2のプロテクト機
能が邪魔になって、復旧のための再インストール作業に
対応できないという問題点があった。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、不正インスト
ールされたアプリケーションソフトウェアの起動を防止
し、アプリケーションソフトウェアの正当なインストー
ル先であるコンピュータ装置への再度のインストールに
も対応可能な起動制限プログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、ボリュームシリアル番号と計時機能とを有する
コンピュータ装置にインストールされるアプリケーショ
ンソフトウェアの起動制限プログラムを記録した記録媒
体であって、記録媒体の起動制限プログラムは、記録媒
体のコンピュータ装置へのインストールの回数をあらわ
すインストール回数を記憶しており、アプリケーション
ソフトウェアの使用者に予め割り当てられるユーザーコ
ードと第1のコンピュータ装置にアプリケーションソフ
トウェアをインストールするインストール時刻とを基に
して算出される第1種の識別番号であるインストールI
Dと、ボリュームシリアル番号とインストールIDとを
基にして算出される第2種の識別番号であるプロテクト
IDとを、コンピュータ装置へのインストール回数が初
回目である場合に算出して記録媒体に記録保持するもの
であり、コンピュータ装置にアプリケーションソフトウ
ェアをインストールする際に、インストールIDを算出
し、インストール回数を読み出し、インストール回数が
初回目ならば、第1のコンピュータ装置のボリュームシ
リアル番号を読み取り、プロテクトIDを算出し、イン
ストールIDとプロテクトIDとをアプリケーションソ
フトウェアの記録媒体と第1のコンピュータ装置とに記
録し、インストール回数が2回目以上ならば、コンピュ
ータ装置が第1のコンピュータ装置と第1のコンピュー
タ装置以外の第2のコンピュータ装置とのどちらであっ
ても、インストールIDを更新して新たなインストール
IDとしてコンピュータ装置に記録し、コンピュータ装
置のプロテクトIDを、記録媒体に記録済みのプロテク
トIDの値に更新し、インストールを終了し、インスト
ール後にアプリケーションソフトウェアの起動命令が与
えられると、ボリュームシリアル番号とインストールI
Dとを基にして新たなプロテクトIDを算出し、コンピ
ュータ装置に既に記録済みのプロテクトIDと新たなプ
ロテクトIDとが一致すればアプリケーションソフトウ
ェアを起動し、コンピュータ装置に既に記録済みのプロ
テクトIDと新たなプロテクトIDとが一致しない場合
には、新たなプロテクトIDの構成要素であるボリュー
ムシリアル番号と、コンピュータ装置に記録済みのプロ
テクトIDの構成要素であるボリュームシリアル番号と
が一致するか否かの比較を行って、両者が一致すれば、
同一のコンピュータ装置にアプリケーションソフトウェ
アを再度インストールしているものと判断してアプリケ
ーションソフトウェアを起動し、両者が一致しなけれ
ば、アプリケーションソフトウェアを所定外のコンピュ
ータ装置にインストールしているものと判断し、アプリ
ケーションソフトウェアを起動しないことを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る起動制限プロ
グラムと、該起動制限プログラムを記録した記録媒体お
よび起動制限プログラムをインストールされたコンピュ
ータ装置の一実施の形態を図1乃至図8に基づいて詳細
に説明する。
【0011】図1はインストールIDとプロテクトID
とを生成する作業の説明図で、(a)は記録媒体のフロッ
ピーディスクとコンピュータ装置のハードディスクとの
間でのインストール時における各データのやりとりを図
示する説明図、(b) はユーザーコードとインストール時
刻とからインストールIDを生成しインストールIDと
ボリュームシリアル番号とからプロテクトIDを生成す
ることをあらわす説明図である。図2は記録媒体を説明
するブロック図で、(a) は主にインストール時に動作す
る機能モジュールが記憶されたフロッピーディスク、
(b) は主にインストール後の起動時に動作する機能モジ
ュールが記憶されたCD−ROMをあらわす。図3はフ
ロッピーディスクに記憶されたインストール用プログラ
ムの動作をあらわすフローチャートである。図4はイン
ストールIDとプロテクトIDとを生成する考え方を一
覧例示した説明図で、記録媒体のフロッピーディスクに
とって最初のインストールである場合を前提にした説明
図である。図5は図4と同様にインストールIDとプロ
テクトIDとを生成する考え方を一覧例示した説明図
で、記録媒体のフロッピーディスクにとって2回目以降
のインストールである場合を前提にした説明図である。
図6乃至図8はCD−ROMからコンピュータ装置のハ
ードディスクにインストールされたアプリケーションソ
フトウェアの起動時の動作をあらわすフローチャートで
ある。
【0012】パーソナルコンピュータなどのコンピュー
タ装置20は、図1(a) に示すように、固有の識別番号
であるボリュームシリアル番号BSを記録するためのメ
モリMBSと、時刻を計るための計時機能を備えたタイマ
Tとを有する。
【0013】記録媒体10は、図2に示すように、フロ
ッピーディスクであるインストール媒体1と、CD−R
OMであるインストール媒体2からなる。
【0014】インストール媒体1は、図2(a) に示すよ
うに、インストール機能モジュールMD1と、インスト
ール回数カウント機能モジュールMD2と、インストー
ルID算出機能モジュールMD3と、ボリュームシリア
ル番号読み取り機能モジュールMD4と、プロテクトI
D算出機能モジュールMD5と、ID記録機能モジュー
ルMD6とを備えて構成されるインストーラソフトウェ
アが記録されている。
【0015】インストール機能モジュールMD1は、コ
ンピュータ装置20にアプリケーションソフトウェアS
W1をインストールするインストール機能モジュールで
ある。インストール機能モジュールMD1は、シリアル
番号など、インストール媒体1に固有の番号SN01を記
憶しており、コンピュータ装置20にアプリケーション
ソフトウェアSW1をインストールする場合に、インス
トール媒体1の固有の番号SN02を読み出す。インスト
ール機能モジュールMD1は、固有の番号SN 01と固有
の番号SN02とが一致するか判定し、固有の番号SN01
と固有の番号SN02とが一致すれば、インストールを開
始し、固有の番号SN01と固有の番号SN02とが一致し
なければ、固有の番号SN02を有するインストール媒体
1はマスターディスクではなく、複製された不正なもの
であるとみなして、従来例に示したように、固有の番号
SN02を有するインストール媒体1からのインストール
は実行しない。
【0016】インストール回数カウント機能モジュール
MD2は、コンピュータ装置20にアプリケーションソ
フトウェアSW1をインストールする回数をカウントす
る。インストールID算出機能モジュールMD3は、ア
プリケーションソフトウェアSW1の使用者に予め割り
当てられるユーザーコードUCとコンピュータ装置20
にアプリケーションソフトウェアSW1をインストール
するインストール時刻とを基にして第1種の識別番号で
あるインストールIDを算出する。
【0017】ボリュームシリアル番号読み取り機能モジ
ュールMD4は、コンピュータ装置20からボリューム
シリアル番号BSを読み取る。プロテクトID算出機能
モジュールMD5は、ボリュームシリアル番号読み取り
機能モジュールMD4で読み取るボリュームシリアル番
号BSとインストールID算出機能モジュールMD3で
算出するインストールIDとを基にして第2種の識別番
号であるプロテクトIDを算出する。
【0018】ID記録機能モジュールMD6は、インス
トール回数カウント機能モジュールMD2でカウントさ
れるインストールの回数が初回目ならば、インストール
IDとプロテクトIDとを記録媒体10とコンピュータ
装置20とに記録し、インストール回数カウント機能モ
ジュールMD2でカウントされるインストールの回数が
2回目以上ならば、インストールIDを更新して新たな
インストールIDとしてコンピュータ装置20に記録
し、コンピュータ装置20に記録済みのプロテクトID
を、記録媒体10に記録済みのプロテクトIDの値に更
新する。
【0019】インストール媒体2は、インストール対象
のアプリケーションソフトウェアSW1を記録されてい
る。アプリケーションソフトウェアSW1は、コンピュ
ータ装置20にインストールされた後にキーボードなど
の外部から起動命令が与えられると起動可否を決める起
動管理機能モジュールMD7を有する。
【0020】起動管理機能モジュールMD7は、起動管
理用ボリュームシリアル番号読み取り機能モジュールM
D8と、起動管理用プロテクトID算出機能モジュール
MD9と、プロテクトID比較機能モジュールMD10
と、正規インストールID催促機能モジュールMD11
と、アプリケーション起動機能モジュールMD12とを
備えて構成される。
【0021】起動管理用ボリュームシリアル番号読み取
り機能モジュールMD8は、コンピュータ装置20から
ボリュームシリアル番号BSを読み取る。起動管理用プ
ロテクトID算出機能モジュールMD9は、起動管理用
ボリュームシリアル番号読み取り機能モジュールMD8
で読み取るボリュームシリアル番号BSと、コンピュー
タ装置20から読み取るインストールIDとを基にして
新たなプロテクトIDを算出する。プロテクトID比較
機能モジュールMD10は、新たなプロテクトIDが初
回インストールの際のプロテクトIDと一致するか否か
の比較を行う。正規インストールID催促機能モジュー
ルMD11は、コンピュータ装置20に記録済みの最新
インストールIDを構成するユーザーコードUCとイン
ストール時刻とを入力するように操作者に促すための画
面表示を行う。
【0022】アプリケーション起動機能モジュールMD
12は、プロテクトID比較機能モジュールMD10の
比較結果に応じて、新たなプロテクトIDが初回インス
トールの際のプロテクトIDと一致する場合には、アプ
リケーションソフトウェアSW1を起動し、新たなプロ
テクトIDが初回インストールの際のプロテクトIDと
一致しない場合には、新たなプロテクトIDの構成要素
であるボリュームシリアル番号BSと、コンピュータ装
置20に記録済みのプロテクトIDの構成要素であるボ
リュームシリアル番号BSとが一致するか否かの比較を
行って、両者が一致すれば、同一のコンピュータ装置2
0にアプリケーションソフトウェアSW1を再度インス
トールしているものと判断し、インストールIDから読
み取る最新のインストール時刻から起動命令が与えられ
た時刻までの時間が所定時間以内ならば、正規インスト
ールID催促機能モジュールMD11に画面表示を行わ
せ、操作者から入力されるユーザーコードUCがコンピ
ュータ装置20に記録済みの最新インストールIDを構
成するユーザーコードUCと一致して操作者から入力さ
れるインストール時刻がコンピュータ装置20に記録済
みの最新インストールIDを構成するインストール時刻
と一致すれば、アプリケーションソフトウェアSW1を
起動し、インストールIDから読み取る最新のインスト
ール時刻から起動命令が与えられた時刻までの時間が所
定時間を過ぎていれば、アプリケーションソフトウェア
SW1を起動せず、両者が一致しなければ、同一のアプ
リケーションソフトウェアSW1を複数のコンピュータ
装置20にインストールしているものと判断し、アプリ
ケーションソフトウェアSW1を起動しない。
【0023】以上、MD1乃至MD12の各機能モジュ
ールを総合して、起動制限プログラムSW3と称するこ
とにし、記録媒体10は、起動制限プログラムSW3を
記録しており、起動制限プログラムSW3は、コンピュ
ータ装置20にアプリケーションソフトウェアSW1を
インストールする際にコンピュータ装置20が正当なイ
ンストールの対象であるか否かを選別する機能を有す
る。
【0024】以下に、主に図3乃至図8を用いて、起動
制限プログラムSW3の動作を説明する。インストール
媒体1には、インストールIDの初期値と、プロテクト
IDの初期値と、インストール回数カウント機能モジュ
ールMD2のインストール回数の初期値とが、全てゼロ
に設定されている。
【0025】まず、コンピュータ装置20の操作者は、
インストール媒体1と、インストール媒体2とを、コン
ピュータ装置20のドライブ装置に挿入し、コンピュー
タ装置20に読み取らせる。このとき、インストール機
能モジュールMD1は、予め記憶している固有の番号S
01と、現状のインストール媒体1の固有の番号SN 02
とが一致するか判定し、固有の番号SN01と固有の番号
SN02とが一致すれば、インストールを開始し、固有の
番号SN01と固有の番号SN02とが一致しなければ、固
有の番号SN02を有するインストール媒体1はマスター
ディスクではなく、複製された不正なものであるとみな
して、従来例に示したように、固有の番号SN02を有す
るインストール媒体1からのインストールは実行しな
い。本実施例では、固有の番号SN01ならびに固有の番
号SN02として、ユーザーコードUCを採用するものと
する(図3のステップ100)。
【0026】インストールID算出機能モジュールMD
3は、ユーザーコードUCとコンピュータ装置20の計
時機能により計測されたインストール時刻とを基にして
(図3のステップ110)文字列や数字列を所定の規則
に従って別の文字列や数字列に変換するための変換表を
用いて変換し、1つの、文字もしくは数字の組み合わせ
列に変換する。この1つの、文字もしくは数字の組み合
わせ列が、インストールIDである。このように、イン
ストールID算出機能モジュールMD3は、変換表を用
いて、インストールIDを算出する(図3のステップ1
20)。インストール回数カウント機能モジュールMD
2は、インストール回数をインクリメントして記録保持
する(図3のステップ130)。
【0027】ID記録機能モジュールMD6は、インス
トール回数カウント機能モジュールMD2でカウントさ
れるインストール回数を読み取り(図3のステップ14
0)、インストール回数が初回目ならば、ボリュームシ
リアル番号読み取り機能モジュールMD4にコンピュー
タ装置20のボリュームシリアル番号BSを読み取らせ
(図3のステップ150)、プロテクトID算出機能モ
ジュールMD5に、ボリュームシリアル番号BSと上記
ステップ120で算出されたインストールIDとを基に
して、プロテクトIDを算出させる(図3のステップ1
60)。ステップ160にて、プロテクトID算出機能
モジュールMD5は、インストールIDとボリュームシ
リアル番号BSの文字列または数字列を、例えばRSA
暗号化手法により、全く別の文字もしくは数字の列に変
換する。
【0028】ID記録機能モジュールMD6は、インス
トールIDとプロテクトIDとをインストール媒体1と
コンピュータ装置20のハードディスクとに記録する
(図3のステップ170乃至200)。インストール機
能モジュールMD1は、インストール媒体2に、コンピ
ュータ装置20へのアプリケーションソフトウェアSW
1のインストールを行わせる(図3のステップ21
0)。このようにして、ステップ140でのインストー
ル回数が初回目の場合のインストールが終了する。
【0029】上記ステップ140でのインストール回数
が2回目以上の場合には、ID記録機能モジュールMD
6は、コンピュータ装置20のハードディスクに記録済
みのインストールIDを、上記ステップ120で算出さ
れたインストールIDの値に書き換える。つまり、ID
記録機能モジュールMD6は、コンピュータ装置20の
ハードディスクに上記ステップ190にて記録済みのイ
ンストールIDを、新たなインストールIDとして更新
する(図3のステップ220)。ID記録機能モジュー
ルMD6は、さらに、コンピュータ装置20に上記ステ
ップ200にて記録済みのプロテクトIDを、インスト
ール媒体1に上記ステップ180にて記録済みのプロテ
クトIDの値に更新する(図3のステップ230)。イ
ンストール機能モジュールMD1は、インストール媒体
2に、コンピュータ装置20へのアプリケーションソフ
トウェアSW1のインストールを行わせる。このように
して、ステップ140でのインストール回数が2回目以
上の場合のインストールが終了する。
【0030】上記図2の説明中に生成したインストール
IDとプロテクトIDの関係は、図1(b) のようにあら
わされる。インストールIDは、ユーザーコードUCと
インストール時刻とを基にして、生成される。このと
き、インストール時刻は、年月日のみならず時分まであ
らわしており、このようなインストール時刻を、インス
トールID算出機能モジュールMD3は、例えば予め用
意された変換コード表により、全く別の文字もしくは数
字の列に変換する。インストールID算出機能モジュー
ルMD3は、ユーザーコードUCについても、インスト
ール時刻と同様に、予め用意された変換コード表によ
り、全く別の文字もしくは数字の列に変換する。
【0031】さらに、プロテクトIDは、インストール
IDとボリュームシリアル番号BSとを基にして、生成
される。このとき、プロテクトID算出機能モジュール
MD5は、インストールIDとボリュームシリアル番号
BSの文字列または数字列を、例えばRSA暗号化手法
により、全く別の文字もしくは数字の列に変換する。
【0032】図4と図5には、インストールIDとプロ
テクトIDとを生成し、アプリケーションソフトウェア
の記録媒体とコンピュータ装置とに記録する考え方を示
す。図4と図5に示すように、記録媒体(インストール
媒体1)は、コンピュータ装置へのインストール回数が
初回目である場合のインストールIDとプロテクトID
の2つの値を記録保持するものである。すなわち、記録
媒体(インストール媒体1)は、図3のステップ170
で記録するインストールIDと図3のステップ180で
記録するプロテクトIDとを、更新せず記憶しているの
である。記録媒体(インストール媒体1)は、図3のス
テップ220、230においても、自分に記憶済みのイ
ンストールIDとプロテクトIDとを更新することはな
く、算出したインストールIDとプロテクトIDとをコ
ンピュータ装置20のハードディスクのみに記録するの
である。
【0033】また、図3乃至図5に示したように、記録
媒体(インストール媒体1)は、インストールの際に
は、ボリュームシリアル番号BSを区別することがな
く、ユーザーコードUCさえ正しければ、コンピュータ
装置20に限らず他のコンピュータ装置へとりあえずイ
ンストールだけは行う。
【0034】このようにインストールされた後、アプリ
ケーションソフトウェアSW1は、コンピュータ装置2
0のキーボードなどの外部から起動命令が与えられる
と、起動管理機能モジュールMD7によって図6乃至図
8に説明するようにして起動可否を決める。
【0035】起動管理機能モジュールMD7は、コンピ
ュータ装置20のOS(オペレーティングシステム)か
ら起動指令を受けると(図6のステップ300)、モジ
ュール単独で起動する(図6のステップ310)。この
とき、アプリケーションソフトウェアSW1のアプリケ
ーション本体は、未だ起動しない。
【0036】起動管理用プロテクトID算出機能モジュ
ールMD9は、コンピュータ装置20からインストール
IDを読み取る(図6のステップ320)。
【0037】起動管理用ボリュームシリアル番号読み取
り機能モジュールMD8は、コンピュータ装置20から
ボリュームシリアル番号BSを読み取る(図6のステッ
プ330)。ステップ330で得られるボリュームシリ
アル番号BSを、ボリュームシリアル番号BS1とあら
わすことにする。
【0038】起動管理用プロテクトID算出機能モジュ
ールMD9は、上記ステップ330で得られるボリュー
ムシリアル番号BS1と、上記ステップ320で得られ
るインストールIDとを基にして、新たなプロテクトI
Dを算出する(図6のステップ340)。ステップ34
0で得られる新たなプロテクトIDを、プロテクトID
1とあらわすことにする。
【0039】プロテクトID比較機能モジュールMD1
0は、コンピュータ装置20のハードディスクに記録済
みのプロテクトID2を読み取り(図6のステップ35
0)、プロテクトID1とプロテクトID2とが一致す
るか否かの比較を行う(図6のステップ360)。
【0040】上記ステップ360にて、プロテクトID
1とプロテクトID2とが一致すれば、アプリケーショ
ン起動機能モジュールMD12は、アプリケーションソ
フトウェアSW1のアプリケーション本体を起動する
(図6のステップ370)。アプリケーションソフトウ
ェアSW1のアプリケーション本体が無条件に起動でき
るのは、このステップ370の場合だけである。すなわ
ち、本発明では、1つのユーザーコードUCに対して1
つのコンピュータ装置20にしかも基本的に1回限りの
インストールのみを行えることを狙いとし、さらに、1
つのユーザーコードUCに対して1つのコンピュータ装
置20に既にインストールされた実績があるアプリケー
ションソフトウェアSW1ならば、復旧必要時には、回
数上限付きで(しかも後述するように期限付きで)再イ
ンストールに対処できるようにしているのである。
【0041】上記ステップ360にて、プロテクトID
1とプロテクトID2とが一致しなければ、アプリケー
ション起動機能モジュールMD12は、ボリュームシリ
アル番号BS2を暗号解読して求める(図6のステップ
380)。アプリケーション起動機能モジュールMD1
2は、プロテクトID1の構成要素であるボリュームシ
リアル番号BS1と、コンピュータ装置20に記録済み
のプロテクトID2の構成要素であるボリュームシリア
ル番号BS2とが一致するか否かの比較を行う(図7の
ステップ390)。ステップ390にて、ボリュームシ
リアル番号BS1とボリュームシリアル番号BS2との
両者が一致しなければ、アプリケーション起動機能モジ
ュールMD12は、同一のアプリケーションソフトウェ
アSW1を複数のコンピュータ装置20にインストール
しているものと判断し、アプリケーションソフトウェア
SW1を起動せずに動作を終了する(図7のステップ4
00)。
【0042】上記ステップ390にて、ボリュームシリ
アル番号BS1とボリュームシリアル番号BS2との両
者が一致すれば、アプリケーション起動機能モジュール
MD12は、同一のコンピュータ装置20にアプリケー
ションソフトウェアSW1を再度インストールしている
ものと判断し、プロテクトID1を構成するインストー
ルID1から最新のインストール時刻Rを読み取る(図
7のステップ410)。さらに、アプリケーション起動
機能モジュールMD12は、上記ステップ310の起動
命令が与えられた起動時刻Nを、コンピュータ装置20
のヒストリーファイルから読み取り(図7のステップ4
20)、最新のインストール時刻Rから起動時刻Nまで
の時間を計算する(図7のステップ430)。
【0043】最新のインストール時刻Rから起動時刻N
までの時間が、エンジニアリング会社によるメンテナン
スが終了するまでにかかる例えば2週間などに設定され
た所定時間D以内ならば、アプリケーション起動機能モ
ジュールMD12は、期限付きでアプリケーションソフ
トウェアSW1のアプリケーション本体を起動させる
(図7のステップ440)。
【0044】上記ステップ440でアプリケーションソ
フトウェアSW1のアプリケーション本体を起動させた
後、アプリケーション起動機能モジュールMD12は、
正規インストールID催促機能モジュールMD11に、
コンピュータ装置20に記録済みのインストールID2
を構成するユーザーコードUC2と、最新のインストー
ル時刻Rとを入力するように、操作者に促すための、画
面の表示を行わせる(図7のステップ450)。すなわ
ち、上記ステップ360におけるプロテクトID1とプ
ロテクトID2との不一致の原因は、上記ステップ39
0によって、2つのインストールIDの不一致に因って
生じたものであることがわかっている。したがって、考
え方としては、コンピュータ装置20に記録済みのイン
ストールID2を、エンジニアリング会社から提供され
る正規の値に変更してやればよいことになる。ここでイ
ンストールID2を正規のインストールIDとして採用
することにする。こうすれば、アプリケーション起動機
能モジュールMD12は、当初不正規な値として記録さ
れていたインストールID2を、正規のインストールI
Dとして採用することができる。ただし、ユーザーコー
ドUCとインストール時刻Rとを基にしてインストール
IDを算出するための変換演算方法は、該変換演算方法
の機密保持のため、ユーザー側には当然知らされておら
ず、エンジニアリング会社側で機密管理している。この
ため、ユーザーは、コンピュータ装置20から表示通知
にて知らされるユーザーコードUCとインストール時刻
とを、エンジニアリング会社に連絡する。エンジニアリ
ング会社では、ユーザー側から知らされたユーザーコー
ドUCとインストール時刻とを基にして、インストール
ID3を算出し、インストールID3をユーザー側へ連
絡通知する(図7のステップ460)。
【0045】アプリケーション起動機能モジュールMD
12は、インストールID3をユーザーから入力される
と(図7のステップ470)、インストールID3がイ
ンストールID2と一致するか否かの比較を行い(図7
のステップ480)、もし一致しなければ上記ステップ
420の直前に動作段階を戻す。上記ステップ480に
て、インストールID3がインストールID2と一致す
れば、アプリケーション起動機能モジュールMD12
は、プロテクトID2を、正規のプロテクトIDとして
プロテクトID1に上書きし(図8のステップ49
0)、上記ステップ370と同様、アプリケーションソ
フトウェアSW1のアプリケーション本体を起動する
(図8のステップ500)。
【0046】なお、上記ステップ430にて最新のイン
ストール時刻Rから起動時刻Nまでの時間が所定時間D
を既に超えてしまっているならば、アプリケーション起
動機能モジュールMD12は、上記ステップ400と同
様、アプリケーションソフトウェアSW1を起動せずに
動作を終了する(図8のステップ510)。
【0047】上記ステップ410からステップ510ま
での処理ステップには、同一のアプリケーションソフト
ウェアSW1を同一のコンピュータ装置20に2回以上
インストールしたことを、ステップ460を経ることに
因って、ユーザーからエンジニアリング会社へ通知させ
るようにする狙いがある。このようにわざわざステップ
460を経ることに因って、ユーザーはどうしてもエン
ジニアリング会社への通知を行わなければならないよう
になり、エンジニアリング会社では、通知を受けると、
同一のアプリケーションソフトウェアSW1を同一のコ
ンピュータ装置20に2回以上インストールしたこと
を、知ることができ、該発生事項を今後のトラブル対応
の為の参考として役立てることもできる。
【0048】従って、起動制限プログラムSW3は、コ
ンピュータ装置20に、ユーザーコードUCとインスト
ール時刻とからインストールIDを生成させ、さらにイ
ンストールIDとボリュームシリアル番号BSとからプ
ロテクトIDを生成させ、インストールIDとプロテク
トIDとを基にして不正インストールを判別させる動作
を行うものであるため、1つのアプリケーションソフト
ウェアSW1を複数のコンピュータ装置20へインスト
ールしても、上記ステップ390の2つのボリュームシ
リアル番号BSの判別段階を経て、不正インストールさ
れたアプリケーションソフトウェアSW1の起動を阻止
でき、さらに、インストールID1、ID2の値が異な
る場合にも対処してアプリケーションソフトウェアSW
1の起動可否を判定できるので、不正インストール防止
機能をもちつつ、同一コンピュータ装置20への同一ア
プリケーションソフトウェアSW1の再インストールに
も、所定時間D内という期限付きながら対応できる。す
なわち、本発明においては、1つのユーザーコードUC
に対して1つのコンピュータ装置20にしかも基本的に
1回限りのインストールのみを行えることを狙いとし、
さらに、1つのユーザーコードUCに対して1つのコン
ピュータ装置20に既にインストールされた実績がある
アプリケーションソフトウェアSW1ならば、復旧必要
時には、回数上限付きで再インストールに対処できるよ
うにしているのである。
【0049】また、このような起動制限プログラムSW
3を記録したフロッピーディスクであるインストール媒
体1や、CD−ROMであるインストール媒体2などの
記録媒体10を提供できる。
【0050】なお、上記実施の形態においては、ステッ
プ410からステップ510までの処理ステップを採用
して、同一のアプリケーションソフトウェアSW1を同
一のコンピュータ装置20に2回以上インストールした
ことを、エンジニアリング会社へ通知できるようにした
ものを例示したが、本発明はこれに限らず、ステップ4
10からステップ490までの処理ステップをなくし
て、ステップ390でイコール判定が出たら、アプリケ
ーションソフトウェアSW1を起動させるようにしても
当然構わない。また、上記実施の形態においては、記録
媒体10を、インストール媒体1、2というように複数
に分けて例示したが、本発明はこれに限らず、記録媒体
は、CD−ROMであるインストール媒体のみか、フロ
ッピーディスクであるインストール媒体のみであっても
よく、インストール媒体の記録方式は、電気的、磁気
的、光磁気的の各方式に限らず、コンピュータ装置を動
作できるデータ記録方式ならば、どのような記録方式で
あってもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、ボリュ
ームシリアル番号と計時機能とを有するコンピュータ装
置にインストールされるアプリケーションソフトウェア
の起動制限プログラムを記録した記録媒体であって、記
録媒体の起動制限プログラムは、記録媒体のコンピュー
タ装置へのインストールの回数をあらわすインストール
回数を記憶しており、アプリケーションソフトウェアの
使用者に予め割り当てられるユーザーコードと第1のコ
ンピュータ装置にアプリケーションソフトウェアをイン
ストールするインストール時刻とを基にして算出される
第1種の識別番号であるインストールIDと、ボリュー
ムシリアル番号とインストールIDとを基にして算出さ
れる第2種の識別番号であるプロテクトIDとを、コン
ピュータ装置へのインストール回数が初回目である場合
に算出して記録媒体に記録保持するものであり、コンピ
ュータ装置にアプリケーションソフトウェアをインスト
ールする際に、インストールIDを算出し、インストー
ル回数を読み出し、インストール回数が初回目ならば、
第1のコンピュータ装置のボリュームシリアル番号を読
み取り、プロテクトIDを算出し、インストールIDと
プロテクトIDとをアプリケーションソフトウェアの記
録媒体と第1のコンピュータ装置とに記録し、インスト
ール回数が2回目以上ならば、コンピュータ装置が第1
のコンピュータ装置と第1のコンピュータ装置以外の第
2のコンピュータ装置とのどちらであっても、インスト
ールIDを更新して新たなインストールIDとしてコン
ピュータ装置に記録し、コンピュータ装置のプロテクト
IDを、記録媒体に記録済みのプロテクトIDの値に更
新し、インストールを終了し、インストール後にアプリ
ケーションソフトウェアの起動命令が与えられると、ボ
リュームシリアル番号とインストールIDとを基にして
新たなプロテクトIDを算出し、コンピュータ装置に既
に記録済みのプロテクトIDと新たなプロテクトIDと
が一致すればアプリケーションソフトウェアを起動し、
コンピュータ装置に既に記録済みのプロテクトIDと新
たなプロテクトIDとが一致しない場合には、新たなプ
ロテクトIDの構成要素であるボリュームシリアル番号
と、コンピュータ装置に記録済みのプロテクトIDの構
成要素であるボリュームシリアル番号とが一致するか否
かの比較を行って、両者が一致すれば、同一のコンピュ
ータ装置にアプリケーションソフトウェアを再度インス
トールしているものと判断してアプリケーションソフト
ウェアを起動し、両者が一致しなければ、アプリケーシ
ョンソフトウェアを所定外のコンピュータ装置にインス
トールしているものと判断し、アプリケーションソフト
ウェアを起動しないようにしたため、1つのアプリケー
ションソフトウェアを複数のコンピュータ装置へインス
トールしても、新旧のボリュームシリアル番号を判別す
れば、不正インストールされたアプリケーションソフト
ウェアの起動を阻止でき、さらに、新旧のインストール
IDの値が異なる場合にも対処してアプリケーションソ
フトウェアの起動可否を判定できるので、同一コンピュ
ータ装置への同一アプリケーションソフトウェアの再イ
ンストールを許可することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の起動制限プログラ
ムに関してインストールIDとプロテクトIDとを生成
する作業の説明図である。
【図2】同上の記録媒体を説明するブロック図である。
【図3】同上のインストール媒体(フロッピーディス
ク)に記憶されたインストール用プログラムの動作をあ
らわすフローチャートである。
【図4】同上のインストールIDとプロテクトIDとを
生成する考え方を一覧例示した説明図で、記録媒体のフ
ロッピーディスクにとって最初のインストールである場
合を前提にした説明図である。
【図5】同上のインストールIDとプロテクトIDとを
生成する考え方を一覧例示した説明図で、記録媒体のフ
ロッピーディスクにとって2回目以降のインストールで
ある場合を前提にした説明図である。
【図6】同上のコンピュータ装置にインストールされた
アプリケーションソフトウェアの起動時の動作をあらわ
すフローチャートである。
【図7】同上のコンピュータ装置にインストールされた
アプリケーションソフトウェアの起動時の動作をあらわ
すフローチャートである。
【図8】同上のコンピュータ装置にインストールされた
アプリケーションソフトウェアの起動時の動作をあらわ
すフローチャートである。
【図9】従来の記録媒体からコンピュータ装置へのアプ
リケーションソフトウェアのインストールに関する説明
図である。
【符号の説明】
10 記録媒体 20 コンピュータ装置 BS ボリュームシリアル番号 SW1 アプリケーションソフトウェア SW3 起動制限プログラム T インストール時刻 UC ユーザーコード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月12日(1998.10.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松島 裕紀 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岩田 正 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA09 CA15 5B076 FB16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボリュームシリアル番号と計時機能とを
    有するコンピュータ装置にインストールされるアプリケ
    ーションソフトウェアの起動制限プログラムを記録した
    記録媒体であって、前記記録媒体の起動制限プログラム
    は、前記記録媒体のコンピュータ装置へのインストール
    の回数をあらわすインストール回数を記憶しており、ア
    プリケーションソフトウェアの使用者に予め割り当てら
    れるユーザーコードと第1のコンピュータ装置にアプリ
    ケーションソフトウェアをインストールするインストー
    ル時刻とを基にして算出される第1種の識別番号である
    インストールIDと、ボリュームシリアル番号とインス
    トールIDとを基にして算出される第2種の識別番号で
    あるプロテクトIDとを、コンピュータ装置へのインス
    トール回数が初回目である場合に算出して前記記録媒体
    に記録保持するものであり、コンピュータ装置にアプリ
    ケーションソフトウェアをインストールする際に、イン
    ストールIDを算出し、前記インストール回数を読み出
    し、インストール回数が初回目ならば、第1のコンピュ
    ータ装置のボリュームシリアル番号を読み取り、プロテ
    クトIDを算出し、インストールIDとプロテクトID
    とをアプリケーションソフトウェアの記録媒体と第1の
    コンピュータ装置とに記録し、インストール回数が2回
    目以上ならば、コンピュータ装置が第1のコンピュータ
    装置と第1のコンピュータ装置以外の第2のコンピュー
    タ装置とのどちらであっても、インストールIDを更新
    して新たなインストールIDとしてコンピュータ装置に
    記録し、コンピュータ装置のプロテクトIDを、記録媒
    体に記録済みのプロテクトIDの値に更新し、インスト
    ールを終了し、インストール後にアプリケーションソフ
    トウェアの起動命令が与えられると、ボリュームシリア
    ル番号とインストールIDとを基にして新たなプロテク
    トIDを算出し、コンピュータ装置に既に記録済みのプ
    ロテクトIDと新たなプロテクトIDとが一致すればア
    プリケーションソフトウェアを起動し、コンピュータ装
    置に既に記録済みのプロテクトIDと新たなプロテクト
    IDとが一致しない場合には、新たなプロテクトIDの
    構成要素であるボリュームシリアル番号と、コンピュー
    タ装置に記録済みのプロテクトIDの構成要素であるボ
    リュームシリアル番号とが一致するか否かの比較を行っ
    て、両者が一致すれば、同一のコンピュータ装置にアプ
    リケーションソフトウェアを再度インストールしている
    ものと判断してアプリケーションソフトウェアを起動
    し、前記両者が一致しなければ、アプリケーションソフ
    トウェアを所定外のコンピュータ装置にインストールし
    ているものと判断し、アプリケーションソフトウェアを
    起動しないことを特徴とする起動制限プログラムを記録
    した記録媒体。
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