JP4699514B2 - コンテンツ配布システム - Google Patents

Description

本発明は、コンテンツ配布システムおよびコンテンツ配布方法に関し、特に、システムに一体化されたライセンスカウンタ確認プロトコルを介してコンテンツアクセスおよびコンテンツ配布を制御することができるシステムに関する。

消耗品とその容器との区別は商業の分野で周知である。多くの場合、ベンダーは、製品が消費された後に消費者にとって空の容器それ自体にいくらかの価値がある包装された消耗品を提供する。このような製品のバンドリングは、金属缶に入ったクッキーまたは麦わらのバスケットに入った果物（望ましい相乗効果をバンドリングに提供する）のような物理的な製品に適するが、ソフトウェア製品等の著作権保護されるデジタルコンテンツの１回限りのプリペイドライセンスの販売には適さない。

本開示および特許請求の範囲では、用語「ソフトウェア」、「ソフトウェア製品」、および「ソフトウェア製品コード」は、実行可能ソフトウェアファイル、実行可能プログラムによる消費または再生を意図されるメディアファイル、またはこれら２つの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない任意の種類のデジタルコンテンツを含む。

多くの場合、プリペイドデジタルコンテンツは、１回のインストールまたは限られた使用回数に対するライセンス提供を意図される。プリペイドデジタルコンテンツをＣＤ−ＲＯＭまたはディスク等の取り外し可能な媒体に入れてしまうと、多くのコンピュータへの複数のインストールおよび無制限の使用が可能になってしまう。これは、通常、ライセンス提供側と通信することを含むインストール後登録プロセスを適用することにより阻止される。このような登録プロセスは、ライセンス契約前に届けられる包装されたコンテンツが、ユーザから見てそれ自体に殆ど価値がないことを意味するため、バンドルの価値に貢献せず、したがって、バンドリングされた２つの有価値製品間に望ましい相乗効果を提供しない。

イスラエル国クファルサバ（Ｋｆａｒ Ｓａｂａ，Ｉｓｒａｅｌ）に所在のＭシステムズインク（Ｍ−Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｉｎｃ．）から入手可能なディスクオンキー（ＤｉｓｋＯｎＫｅｙ）（商標）ポータブルメモリ等の耐久性があり、取り外し可能なメモリ装置とプリペイドデジタルコンテンツをバンドリングして、２つの構成要素のそれぞれが他方の販売を促進するジョイント製品にできれば、非常に有用である。

本発明の目的は、耐久性のある取り外し可能なメモリとデジタルコンテンツへのプリペイド式限定ライセンスをバンドリングできるようにすることである。本発明のシステムでは、ライセンスコンテンツを限定数、通常は１つのコピーをインストールすることができ、取り外し可能なメモリ装置からライセンス下のコンテンツをエクスポートした後にその装置を無制限に使用することができる。バンドリングされる製品は、通常、ハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素を合わせた価格よりも低い価格で販売され、市場で魅力的な製品になる。

イスラエル国クファルサバ（Ｋｆａｒ Ｓａｂａ，Ｉｓｒａｅｌ）に所在のＭシステムズ（Ｍ−Ｓｙｓｔｅｍｓ）から入手可能なディスクオンキー（ＤｉｓｋＯｎＫｅｙ）（商標）（本明細書では、以下「ＤＯＫ」と呼ぶ）等のＵＳＢフラッシュドライブ（ＵＦＤ）の比較的大部分が、コンピュータオペレーティングシステムを使用してユーザデータの読み書きに利用でき、比較的小部分が、情報の読み書きのための装置に常駐する内部コントローラに排他的に提供される。本明細書では、メモリのこれら２つの部分をユーザがアクセス可能な「オープンメモリ」およびＵＦＤの制御ソフトウェアのみがアクセス可能な「クローズドメモリ」と呼ぶ。

本発明によれば、ＵＦＤは、オープンメモリに保存された１つまたは複数のファイルと共にユーザに販売される。これらファイルは、パーソナルコンピュータで実行できる実行可能プログラムである。各プログラムは、実行されると、１つまたは複数の実行可能プログラムをコンピュータにインストールし、米国イリノイ州シカゴ（Ｃｈｉｃａｇｏ，Ｉｌｌｉｎｏｉｓ，ＵＳＡ）に所在のマクロビジョン（Ｍａｃｒｏ Ｖｉｓｉｏｎ）のインストールシールド（ＩｎｓｔａｌｌＳｈｉｅｌｄ）（商標）等の周知のインストールプログラムと同様に機能する。インストールされた実行可能ソフトウェアは、実行されると、内蔵された音楽を再生したり、または他の有用なソフトウェアアプリケーションを提供したりすることができる。インストールプロセスが、通常はユーザに未知の方法でオペレーティングシステムファイルを変更するため、インストールされたアプリケーションまたは音楽プレーヤを別のコンピュータに複製することはできない。上記インストールソフトウェアを使用してのみインストールすることができる。

ＵＦＤ内に提供されるインストールプログラムは、ＵＦＤに関連する２つの条件が満たされた場合のみ実行されるようにプログラムされる：特定の読み取り専用シリアルナンバーを有するＵＦＤをコンピュータに接続する必要があり、かつＵＦＤのクローズドメモリに記憶されているライセンスカウンタが０よりも高い値を有さなければならない。

これら２つの条件のうちのいずれかの条件が満たされない場合、インストールソフトウェアは実行されず、デジタルコンテンツのそれ以上のインストールは許可されない。この場合、ＵＦＤの唯一の有用な用途はユーザファイルのポータブルメモリになることであり、これは実際にかかる製品の通常の目的である。

任意に、デジタルコンテンツのライセンスプロセスは、ユーザがライセンス提供側からパスワードを得るインストール後ライセンスプロセスを含む。このようなインストール後のライセンシングを使用して、オプションの構成要素またはアップグレードを販売したり、またはオリジナルライセンスが限定であった場合にオリジナルライセンスを延長期間分もしくは追加使用回数分、延長したりすることができる。

デジタルコンテンツは、ユーザが同時に、または順次消費することができる１つまたは複数の別個のアイテムで構成することができる。各コンテンツアイテムは、各コンテンツアイテムの消費がその他のコンテンツアイテムを使用する権利に影響を及ぼさないように、それ自体のカウンタを有することができる。

本発明は、ライセンス制限を無視しようとする少なくとも以下の考えられる企てを阻止することにより、ユーザがコンテンツライセンスの条件に従うことを保証する。
１．ＵＦＤからのコンテンツの限度を超えるインストールが、許可されたインストール回数に達したことをインストールプログラムに教える、ユーザアクセス不可能なライセンスカウンタにより阻止される。
２．インストール可能なコンテンツの別のメモリへのコピーおよびコンテンツをそこから別のコンピュータにインストールしようとする企ては、特定の読み取り専用シリアルナンバーがコンピュータに接続されたＵＦＤで見つからなければインストールプログラムが実行されないため、失敗する。
３．はるかに安価なコンテンツを有し得る別の「新しい」ＵＦＤへのインストール可能なコンテンツのコピーおよび他のＵＦＤの限度付きインストールライセンスを使用して、安価なコンテンツに代えて高価なコンテンツをインストールしようとする企ては、インストールプログラムが、コンテンツがユーザに配布された特定のＵＦＤの特定のシリアルナンバーを要求するため、失敗する。
４．コンテンツを別のコンピュータにインストールされた後のそのコンテンツの複製およびコンテンツのそこでの実行は、コピーできず、従来技術によるインストールシールド（ＩｎｓｔａｌｌＳｈｉｅｌｄ）（商標）のようにインストールプログラムにより適宜インストールされる必要があるインストール可能プログラムの通常の保護により阻止される。
５．ＵＦＤを使用して配布された音楽の、市販のＭＰ３プレーヤ等の汎用プレーヤでの再生は、音楽が実行可能コード内に内蔵され、独立して再生可能なフォーマットで存在しないため、阻止される。

したがって、本発明によれば、システムに一体化されるライセンスカウンタ確認プロトコルを介してコンテンツアクセスおよびコンテンツ配布を制御することができるコンテンツ配布システムが提供される。

システムは、ソフトウェア配布システムとして動作する第１の動作モードおよびポータブルメモリ装置として動作する第２の動作モードを有するメモリ記憶装置を含み、第１の動作モードから第２の動作モードへの移行は不可逆であり、所定の条件が満たされていない場合に行われる。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、メモリ記憶装置は、メモリに記憶されたソフトウェアコードを有する。ソフトウェアコードは、インストールソフトウェアおよびソフトウェア製品のアクセスおよび配布を制御するデジタル権利管理（ＤＲＭ）ソフトウェアを含む。

後述する本発明の好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、ソフトウェア製品は、アプリケーション、テキスト−音声変換器、映画プレーヤ、メディアプレーヤ、および／またはテキスト−音声変換器、映画プレーヤ、メディアプレーヤ内に内蔵されたデジタルメディア（テキストファイル、映画ファイル、および／または音楽ファイル）であることができる。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、ＤＲＭソフトウェアは、（ａ）メモリ記憶装置のソフトウェア製品の特定のコピーの配布履歴に関連するパラメータの値を判断するプログラムコード、（ｂ）パラメータの値に基づいて、所定の条件が満たされているか否かを判断するプログラムコード、および（ｃ）条件が満たされていない場合、ソフトウェア製品のいかなるコンピュータへのいかなるインストールもディセーブルするプログラムコードを含む。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、パラメータは読み取り専用シリアルナンバーにより決まる。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、所定の条件はカウンタの値により決まる。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、カウンタの値は、ソフトウェア製品の所定のインストール成功回数未満である。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、所定の条件は、パラメータとインストールソフトウェア内に埋め込まれたパラメータとのマッチを含む。本開示では、「マッチ」は、単に同一ではなく、インストールが許可されるか否かの判断を可能にする２つのパラメータの任意の対応（たとえば、パラメータの倍数）である。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、条件が破られた場合、ＤＲＭソフトウェアはインストールソフトウェアをメモリ記憶装置から消去し、それにより、記憶空間をユーザファイルに利用できるようにする。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、コンテンツ配布システムは、インストールおよびＤＲＭソフトウェアに関連する動作を実行するメモリコントローラを含む。

記載される好ましい実施形態でのさらなる特徴によれば、コンテンツ配布システムはフラッシュメモリを含む。

本発明の別の態様によれば、ソフトウェアを配布する方法であって、メモリ記憶装置を提供すること、およびソフトウェア配布システムとして動作する第１の動作モードおよびポータブルメモリ装置として動作する第２の動作モードをイネーブルにすることを含み、第１の動作モードから第２の動作モードへの移行は不可逆であり、所定の条件が満たされない場合に行われる、ソフトウェアを配布する方法が提供される。

本発明の別の態様によれば、インストールソフトウェアおよびＤＲＭソフトウェアをメモリ記憶装置に提供することであって、それにより、所定の条件が満たされている場合のみソフトウェア製品のインストールを許可することをさらに含むソフトウェアを配布する方法が提供される。所定の条件が満たされているか否かは、コンピュータにより、または別法としてメモリ記憶装置のコントローラにより判断することができる。

本発明の別の態様によれば、ソフトウェアを配布する方法であって、（ａ）インストールソフトウェアおよびＤＲＭソフトウェアを含み、メモリ記憶装置から読み出すことができる少なくとも１つのパラメータに依存し、インストールカウンタおよびシリアルナンバーのうちの一方である所定の条件が満たされている場合のみソフトウェア製品のインストールを許可するメモリ記憶装置を提供すること、（ｂ）許可されたインストールが消費された後、ソフトウェアプログラム、インストールソフトウェア、および／またはＤＲＭソフトウェアを消去すること、および（ｃ）ソフトウェアの消去後に、ユーザによるメモリ記憶装置へのアクセスを許可して、記憶装置のメモリをユーザファイルの記憶に利用できるようにすることを含むソフトウェアを配布する方法が提供される。

本発明について添付図面を参照して単なる例として本明細書において記載する。

本発明は、コンテンツ配布のシステムおよび方法である。特に、本発明を使用して、ソフトウェア等のコンテンツを、実行できるインストール数に対するライセンス制御付きで配布することができる。本発明によるコンテンツ配布システムの原理および動作は、図面およびそれに伴う説明を参照することでよりよく理解することができる。

ここで図面を参照すると、図１Ａは、オープンメモリ２１およびクローズドメモリ２３に論理的に分けられたメモリを有するＵＦＤ２０の概略ブロック図である。オープンメモリ２１はコンテンツ２２を含む。クローズドメモリ２３は、制御ソフトウェア（図示せず）、一意のＵＦＤシリアルナンバー２４、および許可されるインストール数（通常は１回のインストール）に予め設定されるライセンスカウンタ２６を含む。ＵＦＤ２０は、ＵＳＢポート等のポート２８を介してパーソナルコンピュータ等のコンピュータ３０に接続することができる。

図１Ｂは、インストールライセンスが切れた後の図１Ａと同じＵＦＤ２０である。カウンタ２６はゼロに設定され、これ以上のインストールは一切許可されない。ここで、ユーザは、オープンメモリ２１をユーザファイル３０、３２、および３４の記憶に利用することができる。

図２は、ＵＦＤ２０に関連するランダムアクセスメモリ２５およびＵＦＤ２０をコンピュータ３０に接続するメモリコントローラ２７をさらに含む図１ＡのＵＦＤ２０の概略ブロック図である。メモリコントローラ２７の機能がソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアで実行可能であり、必ずしも図が示唆するように物理的に別個のユニットに存在する必要がないことが理解されよう。図２は、米国特許第５，４０４，４８５号明細書の図１に基づき、これを本明細書に全文が載せられているかのように参照により本明細書に援用する。

図３は、システムがコンテンツへのアクセスおよびコンテンツの配布を制御するために使用するライセンスカウンタ確認プロトコルのフローチャートであり、以下のインストールプロセスでの一連のステップを説明するために図３を使用する。

図１Ａおよび図２はユーザに販売される形のＵＦＤ２０を示し、コンテンツ２２がオープンメモリ２１にロードされており、ライセンスカウンタ２６が１以上の正の数に設定されている。

図３のフローチャートに従って、ユーザがＵＦＤ２０をコンピュータ３０に接続し、コンピュータ３０のオペレーティングシステム（図示せず）のコマンドを通してインストールプログラム２２を起動すると、インストールプログラム２２が起動される（ブロック４０）。プログラム２２は、ライセンス制御カウンタ２６が正であることを確認し（ブロック４２）、正しいシリアルナンバー２４を有するＵＦＤ２０がコンピュータ３０に接続されていることを確認し（ブロック４４）、次に、コンテンツ２２をコンピュータ３０にインストールする（ブロック４６）。いずれかの条件が満たされていない場合、プログラム２２は適したエラーメッセージを発行し（ブロック５４）、終了する（ブロック５８）。

インストールが成功した場合（ブロック４８）、ライセンスカウンタ値２６が１だけ低減される（ブロック５０）。その後、ライセンスカウンタチェックが行われて、値がゼロであるか否かが判断される（ブロック５２）。次に、プログラム２２が終了する（値がゼロよりも大きい場合、さらなるインストールが可能である）（ブロック５８）か、またはＵＦＤ２０のオープンメモリ２１をクリアにして、ＵＦＤ２０を記憶に利用できることをユーザに通知する（ブロック５６）。

コンテンツ２２が１台のみのコンピュータ３０へのインストールを意図されたソフトウェアプログラムである場合、制御プログラムは、ライセンス制御カウンタ２６をゼロに設定し、ソフトウェアのそれ以上のいかなるインストールも阻止する。コンテンツ２２が２回以上のインストールを意図されている場合、ライセンスカウンタ２６は、各インストール後に、ゼロに達するまで１だけ低減され、ゼロに達したときにソフトウェアの配布を停止する。

本発明について、限られた数の実施形態に関連して説明したが、本発明の多くの変形、変更、および他の応用を行うことが可能なことが理解されよう。可能な変形の中には、メモリがフラッシュメモリである構成、ライセンスカウンタ確認プロトコルをコンピュータ内で実行することができる構成、またはソフトウェア製品がアプリケーション、テキスト−音声変換器、映画プレーヤ、メディアプレーヤ、またはテキスト−音声変換器、映画プレーヤ、および／もしくはメディアプレーヤに内蔵されるデジタルメディアである構成がある。さらに、さらなる構成では、許可されたインストールが消費された後、ＵＦＤメモリをユーザファイルの記憶に利用できるようにするために、ソフトウェアプログラム、インストールソフトウェア、および／またはＤＲＭソフトウェアの消去後にユーザがＵＦＤメモリにアクセスすることができる。

インストールライセンスが切れる前のシステムの関連メモリ領域を示す、コンピュータに接続された本発明のコンテンツ配布システムの簡略ブロック図である。 インストールライセンスが切れた後のシステムの関連メモリ領域を示す、コンピュータに接続された本発明のコンテンツ配布システムの簡略ブロック図である。 コンテンツ配布システムに関連するランダムアクセスメモリおよびコンテンツ配布システムをコンピュータに接続するメモリコントローラをさらに含み、インストールライセンスが切れる前のシステム関連メモリ領域を示す、本発明のコンテンツ配布システムの簡略ブロック図である。 本発明のインストールプロセスの簡略フローチャートである。

Claims (18)

1. メモリと、
   コンテンツ配布機能とポータブルメモリ機能とを備えて前記メモリと通信をする制御モジュールと、
   前記メモリから外部デバイスへのデータの転送を制御する前記コンテンツ配布機能と、を備える記憶デバイスであって、
   前記外部メモリは前記記憶デバイスにとっての外部デバイスであり、
   前記制御モジュールはコンテンツ配布機能を有する第１モードとポータブルメモリ機能を有する第２モードで動作するよう構成され、
   前記第１モードは、前記データを前記外部デバイスに送信する前に、コンテンツ配信システムとして動作するために、前記外部デバイスへの前記データの転送の可否を示す所定の条件を、前記コンテンツ配布機能を用いてチェックし、
   前記第２モードは、前記外部デバイスへの転送を許可する前記所定の条件をチェックする必要のないポータブルメモリとして前記記憶デバイスを動作させるよう、前記制御モジュールの前記コンテンツ配布機能を永久に不活性化し、
   前記操作の第１モードから前記第２モードへの遷移は不可逆的であり、前記所定の条件がもはや満足されない場合に生じることを特徴とする記憶デバイス。
2. 前記データはソフトウェア製品コードであり、
   前記外部メモリはコンピュータであり、
   前記制御モジュールはコンピュータへ前記ソフトウェア製品コードをインストールするためのインストール用コードと、
   前記所定の条件が満足される場合にのみ前記ソフトウェア製品コードのインストールを許可するためのデジタル著作権管理プログラムコードと、を備えていることを特徴とする請求項１に記載の記憶デバイス。
3. 前記ソフトウェア製品コードはアプリケーションを含むことを特徴とする請求項２に記載の記憶デバイス。
4. 前記ソフトウェア製品コードはテキスト音声変換機能を含むことを特徴とする請求項２〜３のいずれかに記載の記憶デバイス。
5. デジタルメディアが前記テキスト音声変換機能に組み込まれていることを特徴とする請求項４に記載の記憶デバイス。
6. 前記ソフトウェア製品コードは映画プレーヤーを含むことを特徴とする請求項２〜５のいずれかに記載の記憶デバイス。
7. デジタルメディアが前記映画プレーヤーに組み込まれていることを特徴とする請求項６に記載の記憶デバイス。
8. 前記ソフトウェア製品コードはメディアプレーヤーを含むことを特徴とする請求項２〜６のいずれかに記載の記憶デバイス。
9. デジタルメディアが前記メディアプレーヤーに組み込まれていることを特徴とする請求項８に記載の記憶デバイス。
10. 前記所定の条件は、インストール回数が許可されたインストール回数を超過するか否かチェックすることであることを特徴とする請求項１〜９に記載の記憶デバイス。
11. 前記所定の条件は、予め定めた数値より少ない回数で問題なくソフトウェア製品コードをインストールしたことを示す数値を含むことを特徴とする請求項２〜１０のいずれかに記載の記憶デバイス。
12. 前記所定の条件は、シリアルナンバーが前記制御モジュール用メモリ領域に存在しているか否かをチェックすることであることを特徴とする請求項２〜１１のいずれかに記載の記憶デバイス。
13. 前記デジタル著作権管理プログラムコードは、予め決められたインストール回数を超過した場合に前記インストールプログラムコードを消去することを特徴とする請求項２〜１２のいずれかに記載の記憶デバイス。
14. コンテンツ配布機能とポータブルメモリ機能とを有する制御モジュールを有する記憶デバイスの管理方法であって、
    外部デバイスにデータを転送するに先立って、前記データを前記外部デバイスに転送することを許可するか否かを示す所定の条件を制御モジュールの前記コンテンツ配布機能がチェックすることで、コンテンツ配布システムとしての第１のモードで、前記制御モジュールの前記コンテンツ配布機能を動作させるステップと、
    所定の条件はもはや満足されることがない場合に、前記制御モジュールの前記コンテンツ配布機能を永久に不活性化するステップと、このステップにより第１のモードから第２のモードへ不可逆的な遷移をするステップと、
    前記記憶デバイスが、前記外部デバイスへの転送を許可する前記所定の条件をチェックする必要のないポータブルメモリとして動作するように、前記制御モジュールの前記ポータブルメモリ機能を動作させるステップと、
    を備えることを特徴とする記憶デバイスの管理方法。
15. 前記データはソフトウェア製品コードを含み、前記外部デバイスはコンピュータであり、前記外部デバイスへのデータ転送は前記ソフトウェア製品コードをインストールのために前記コンピュータに送信することであることを特徴とする請求項１４に記載の記憶デバイスの管理方法。
16. 前記所定の条件はインストール回数が許可されたインストール回数を超過するか否かチェックすることと、シリアルナンバーが前記制御モジュール用メモリ領域に存在しているか否かをチェックすることであることを特徴とする請求項１５に記載の記憶デバイスの管理方法。
17. 前記記憶デバイスは前記ソフトウェア製品コードを前記コンピュータにインストールするためのインストール用プログラムコードを含み、
    前記許可されたインストール回数を超過した場合に前記インストールプログラムコードを消去することを特徴とする請求項１５、または１６に記載の記憶デバイスの管理方法。
18. 前記第２のモードに入った場合は、ユーザに対して前記記憶デバイスは記憶媒体として使用可能であることを注意することを特徴とする請求項１４〜１７のいずれかに記載の記憶デバイスの管理方法。

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