ダックスフンドという犬は一部の国で「ダックスフンド」と分類がある位に非常に多様な性質を持つ犬ですので、飼育者に「飼育が容易な犬種だ」と言われたからといってそうとは限りません。
近頃の乱繁殖の事も考えれば更に性質の不安定な個体が増えているはずです、更に保健所での様子が本当の姿かは分かりません…要は飼育してみなければ分かりません。
ケージ飼育がどの程度のケージ飼育なのか分かりませんが、鳥や小動物の様にケージをメインとした飼育を希望しているのであれば犬自体の飼育は不可能です。
寝床や餌場、人間の目の届かない間の居場所として使う分には良いと思います。
吠えについてですがダックスフンドは本来の用途上、吠える犬種です。
鳴き声も大きく太く、あの身体から大型犬の様な鳴き声が出ます、「キャンキャン」「ヒンヒン」なんて可愛い物ではありません。
集合住宅にお住まいの様ですので一にも二にも鳴き声に気遣うべきだと思います。
毛についてですがダックスフンドの中で性質が最も安定しており慈愛に満ちた種はスタンダード・ダックスフンドです。
ミニチュア・ダックスフンドではワイヤーヘアーが最も安定しています、逆にロングヘアーは最も興奮し易く攻撃性を見せる場合もあります。
(上記の毛によって云々も一つの指標として捉えて下さい。)
ダックスフンドは椎間板ヘルニアを発症し易い犬種です、この病気は痛みが激しいので犬の為に予防を徹底すべきでしょう。
食欲旺盛な犬種ですので飼い主のカロリーコントロールは必須です、求めるだけ与えてしまうタイプの方は飼育すべきではないでしょう。
トレーニングは少々入り辛いですが出来ないという訳ではないので根気強く行えば大丈夫です。
ダックスフンドは長生きですし、小型犬ですので老犬になり寝たきりになった場合、介護をする人間の肉体的な苦労は少ないと思います。
外見も計算し尽くしたかの様に愛らしいですよね。
流行りの割にはダックスフンドの飼育易さは◎と言う訳ではないと思います、その所為か最近の保健所はダックスフンドが沢山収容されていますよね…。
お礼
ありがとうございます。 ケージに関しては留守の間、入れる程度で普段は部屋の中に自由に動かせるつもりです。長い間、ヨークシャは飼っていたので小型犬の飼育はなれているつもりですがなにせミニチュアダックスに関しては全然経験がなかったので質問させてもらいました。多様な性質を持った犬がいるのはダックスに限ったことではないので仕方がないですがペットとして飼いやすいものか、飼う上で注意する点をお聞きしたかったのですが簡単な問題ではないものだとわかりました。引き取ったからには責任があるので慎重に検討したいと思います。