ゴールド免許の判定は、「運転免許の有効期間が満了する年の誕生日の40日前の日前（41日前）を起算日として、起算日より過去5年間、無事故・無違反」です。 免許区分では、これに該当する人を優良運転者といいます。 同じ期間に3点以下の違反1回だけの人は一般運転者といい、69歳以下の運転者は5年のブルー免許になります。 同じ期間に違反が2回以上、または違反点数が4点以上になった人は、違反運転者といい、3年のブルー免許になります。 また、別の種類の免許を取得すると、その時点で免許証の色が判定されます。 質問者様は、駐車違反後に大型免許等を取得されていますから、その時点でゴールド免許の資格に該当しなくなっており、ブルーの免許が交付されたわけです。 違反をしたのは事実だから仕方ないとの意見もありますが、違反1回の一般運転者の方が、違反運転者より長い期間ブルー免許のままになるという、制度上の矛盾点もあります。 対処方法としては、(1)ゴールド免許の条件をクリアした後、新たな種類の免許（大特など）を取得する、(2)免許を更新しないままゴールド免許条件を満たすまでの期間海外滞在し、帰国後、「海外渡航によるやむを得ない事情」を理由として失効した免許の更新手続きを行う。 (2)の場合は、失効後6カ月以内に更新手続きを行わないとでないと、ゴールド免許条件は引き継ぎできないので、注意が必要ですが、質問者様の場合は適用できるケースです。 ちなみに、紛失・盗難による再発行の場合、今年の更新時の免許証の有効期間・色を引き継ぎますから、免許証の有効期間や色は変わりません。失効後、6カ月以内であれば、理由のいかんに関わらず講習を受けるだけで、免許証の再交付を受けられますが、やむを得ない事情がないとゴールド免許条件を引き継ぐことはできません。