visual c++/c# 2005 Express Editioenについて

各エディションで使える言語とライブラリを紹介します。 [2003] C++ MFC7.0 マネージ拡張C++ C# [2005 Express Edtion] C++ C++/CLI C# 2005 Express EditionではMFCが未搭載で、Standard以上を買わないと使えません。そのためＣ＋＋はWindowsAPIだけでプログラムする必要があります。 2005では、マネージ拡張C++からC++/CLIと名前が変わり構文もだいぶ変わりました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/C++/CLI C#とC++/CLIは、マシン語(ネイティブコード)で動作しない一種のインタープリタで.NET Frameworkの実行エンジンCLR（Common Language Runtime）上で動作します。このCLRで動くコードをマネージコードと呼びます。 C++はネイティブコードで動作する言語で、C#やC++/CLIより高速度が期待される分野で使われます。 今から勉強されるのであれば、Ｃ＃をお勧めします。2005 Express Editionでは、C++用のデザインをする機能(リソースエディタ)が削られていて大変不便ですが、Ｃ＃では問題なくデザインできる様です。 注意点として、C++、C++/CLI、C#はそれぞれ文法が違いますのでいっぺんに勉強すると混乱します。どれかひとつに絞って最初は勉強したほうがよいと思います。 情報の入手性から言うとＷＥＢサイトで現在情報が多いのはＭＦＣ系Ｃ＋＋ネイティブです。Ｃ＃は最近は増えてきましたが、Ｃ++／ＣＬＩの方は情報が少ないのが現状です。 2003と2005では、メニューの構造が大幅に変わっていますので、昔の本はあまり役に立ちません。自力でどうにも出来なかったら本を買うことをお勧めします。私も未だに操作に混乱するときがありますから。 そうそう、来年にはVisualStudio2008が出ますので、Standaedやアカデミックエディションを買うのは考えてからの方がよいかと思います。